JP6708926B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置に関する。
電話機のような通信装置は、一般に入力操作を行う操作ボタンの数が限られているため、特に通信装置の各種設定を行う場合、入力モードを切り替えることによって、操作ボタンの機能を変更し、操作ボタンの数の不足を補うことが多い。しかし、入力モードの切り替えによって切り替わった操作ボタンの機能を、操作ボタン自体にLEDなどを用いて切り替えて表示させるにはコストがかかってしまう。そのため、操作ボタンの凹凸形状に嵌合するような孔を有し、各操作ボタンの機能が表示されたシートを用いることが行われている。
電話機のような通信装置の設定は、呼び出し音、留守番電話、カレンダー機能、時計機能などの設定の他に、電話帳の入力などが行われるため、複数のシートが必要になる。複数のシートを用いる場合、シートごとに入力モードを切り替える必要があるため、シートの端部に切欠きを形成し、光電センサやリミットスイッチで切欠きを読み取り、そのシートの入力モードを判別し、入力モードを自動設定する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−78595号公報
しかしながら、上述の背景技術では、シートに切欠きを設けるため、切欠き部が壊れやすいという欠点があった。また光電センサの場合は、シートの汚れに弱いという欠点もあった。また複数のシートを識別するには複数の切欠きが必要であり、複数の光電センサやリミットスイッチが必要であり、電話機の操作面に光電センサやリミットスイッチのための面積を確保せざるを得ず、デザイン上の制約となっていた。また頻繁には使用しない電話機設定用の機能は、できるだけ邪魔にならない位置に配置したいが、光電センサやリミットスイッチの性質上、電話機の操作面に配置する必要があり、デザイン性を損ねていた。
また、光電センサは通常の電話操作や、電話機近くでの人やペットなどの動きなどにより誤検出の恐れがあった。同様にリミットスイッチも、通常の電話操作などで触れてしまうことによる誤検出の恐れがあった。そのため、コストアップとなる電話機設定モードに切り替えるための操作ボタンを専用に設けるか、使用者、特に高齢者などにとって操作が難しい複数の入力操作ボタンを同時に押すなどによって、電話機を設定モードにする必要があった。
さらに、使用者が複数のシートがそれぞれどのような機能を持っているかを知るには、シートに書いてある文字を読む必要があった。シートは操作ボタンに嵌合させるための孔を有することが多く、そのため文字は一般に小さく、読み取りにくいという欠点があった。さらにシートが透明の場合は、特に読みにくいという欠点があった。また使用者、特に高齢者などにとって、シートを操作部に合わせて配置する作業は、しばしば難しい場合があるという欠点もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、背景技術の切欠きを有するシートの欠点である壊れやすさ、デザイン性の制約、誤検出、などを解消し、コストアップを抑え、また使用者、特に高齢者などにとって電話機の設定モードの切り替え作業が容易になる通信装置を提供するものである。
第1の発明の通信装置は、入力モードに基づいて、操作部の機能を変更する通信装置であって、前記入力モードに関する情報を記憶した近接通信部を有するシートと、前記近接通信部から前記入力モードに関する情報を近接無線通信により取得する近接通信情報取得部と、を有することを特徴とする。
これによって、切欠きを有するシートを用いることによるシートの壊れやすさや、デザイン性の制約、誤検出、などを解消できる。
第2の発明の通信装置は、第1の発明において、前記操作部は発光部を有し、前記近接通信情報取得部が前記近接通信部から前記入力モードに関する情報を取得した場合、前記発光部が発光することを特徴とする。
第3の発明の通信装置は、第2の発明において、前記発光部は、前記操作部の操作ボタンを発光させることを特徴とする。
第4の発明の通信装置は、第2の発明において、前記発光部は、前記シートを前記通信装置に載置する際の位置合わせのための目印の形状を有することを特徴とする。
これらによって、シートを通信装置に載置する作業が容易になる。
第5の発明の通信装置は、第1から第4の発明において、表示部を有し、前記近接通信情報取得部が前記近接通信部から前記入力モードに関する情報を取得した場合、取得した前記入力モードに関する情報を前記表示部に表示することを特徴とする。
第6の発明の通信装置は、第1から第5の発明において、音声出力部を有し、前記近接通信情報取得部が前記近接通信部から前記入力モードに関する情報を取得した場合、取得した前記入力モードに関する情報を前記音声出力部から音声によって出力することを特徴とする。
これらによって、シートの入力モードを容易に知ることができる。
第7の発明の通信装置は、第1から第6の発明において、前記シートは、前記近接通信部に記憶された入力モードに関する情報に対応した、前記操作部の機能に関する情報が表示されていることを特徴とする。
第8の発明の通信装置は、第1から第7の発明において、前記シートは、前記操作部表面の凹凸形状に嵌合する形状であることを特徴とする。
これらのシートは、本発明に好適に用いることができる。
第9の発明の通信装置は、第1から第8の発明において、前記近接通信部は、情報の書き込み又は書き換えが可能であることを特徴とする。
これによって、ユーザーはオリジナルのシートを作ることができ、通信装置の設定等が容易になる。
第10の発明の通信装置は、第1から第9の発明において、前記近接通信情報取得部が取得した前記入力モードに関する情報に基づき、前記入力モードを変更する機能変更部を有することを特徴とする。これによって、シートを通信装置に近接させることによって、自動的に入力モードの変更ができる。
第11の発明の通信装置は、第1から第9の発明において、前記近接通信部はICタグであり、前記近接通信情報取得部はICタグリーダーであることを特徴とする
本発明によれば、切欠きを有するシートの欠点である壊れやすさ、デザイン性の制約、誤検出、などを解消し、コストアップを抑え、また使用者にとって電話機の設定モードの切り替え作業が容易になる通信装置を提供することができる。なお、本発明の効果はあらゆる使用者にとって享受しうるものであるが、特に高齢者や、他者からの介護を要する人や、保護が必要な子供等の場合、よりその効果は顕著である。
本発明の実施形態に係る通信装置の外観を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信装置の外観を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電通信装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の通信装置に係る第1の実施形態について説明する。なお、通信装置は固定型の電話機を例にとって説明するが、後述の様に、操作部の入力モード切り替えを行う携帯型の電話機やファクシミリ装置等にも、同様に適用可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る電話機1の外観を示す図である。図1に示している電話機1は、電話機の本体部である。この他に図示していないが、送受話器がある。送受話器は、待機時は電話機1のクレイドル3に載置され、送受話時にはクレイドル3から取り外し使用される。電話機1の本体と送受話器は無線、もしくは有線で接続されている(以下、無線の場合、すなわちコードレスホンを例にとって説明する)。
電話機1には、例えば現在時刻、通話時間、カレンダー、時計、電話番号等の各種情報を表示可能な表示部2、各種操作ボタンを含む操作部5が設けられている。図示していない送受話器には、受話口、送話口が設けられている。スピーカー4は、電話機1の呼び出し音、留守番電話のメッセージ、などを発音する。近接通信情報取得部6は、電話機1に近接するシートに配置された近接通信部8との間で情報の送信や、受信を行う(後述する)。
図2は、図1の電話機1に、シート7を載置した状態の外観を示す図である。図1と同様に送受話器は図示していない。シート7は操作部5の各種操作ボタンの凹凸形状に、概ね嵌合する形状をしている。シート7は例えば各種操作ボタンの部分に対応する孔が形成されていても良いし、対応するシート7の操作ボタンに対応する部分が操作ボタン形状に合わせて膨らんでいても良い。また、シートを弾性変形可能な合成樹脂を用いて、操作ボタンの形状に合わせて変形できるようにしても良い。また、操作ボタンの凹凸が大きくない場合などは、シートは平面であることも可能である。
シート7は、入力モードごとに用意される。シート7の表面には、入力モードに応じた、操作部5の各種操作ボタンのそれぞれの機能が、文字もしくは図形、あるいは色彩などにより表示されている。この表示によって各種操作ボタンが、入力モードの切り替えによって機能が変更された場合、どのような機能となっているかを知ることができる。入力モードは、例えば、電話帳登録モード、時計カレンダー設定モード、留守番電話設定モードなどである。入力モードの変更によって、各種操作ボタンの機能が変わり、例えばダイヤル入力時の「1」の操作ボタンが、入力モードを変更して文字入力の「ア」に変更される、などである。
シート7には、近接通信部8が搭載されている。近接通信部8は電波を用いて非接触で情報のやり取りが可能なチップ、いわゆるICタグ(電子タグ、RFIDタグ等とも呼ぶ)である。電話機1の近接通信情報取得部6(いわゆるICタグリーダー)が送信する電波を受けた近接通信部8は、電波によって生み出される微弱な電力によって、情報処理を行い、近接通信部8に内蔵される情報を含む電波を送信する。近接通信部8から送信された電波は、近接通信情報取得部6によって受信される。近接通信が可能な距離は、用いる電波の強度や周波数によって適宜設定することができる。この近接通信は公知の技術であり、例えばISO/IEC14443やISO/IEC15693といった国際標準規格が知られている。なお、アンチコリジョン型ではないICタグリーダーを用いた場合は、複数のシート7が近接した場合、エラーとなる。アンチコリジョン型のICタグリーダーを用いた場合は、複数の近接通信部8から情報を取得できるが、入力モードの設定等ができないので、複数の情報を取得した場合はエラーになる様に設定される。エラーの情報は表示部19に表示しても良いし、スピーカー18からアラームを報知しても良い。
図2では、シート7は電話機1に載置されているが、近接通信情報取得部6と近接通信部8との間の通信は電波によって行われるため、必ずしも載置の必要はなく、シート7が電話機1の近傍にかざされるだけでも通信可能である。例えば、20cmから30cm程度の距離で通信が行われる。また、電波による通信のため、近接通信情報取得部6は、電話機1の外部から見える構造になっている必要はない。図1及び図2では、近接通信情報取得部6は外部から見えるようになっているが、電話機1の筐体内部に配置しても良い。またシート7が電話機1の近傍にあればよいので、必ずしも近接通信情報取得部6は、シート7を載置した際の近接通信部8と対応する位置に配置される必要はない。そのため、デザイン上の制約が少なく、シンプルな外観の電話機を実現することが可能となる。
近接通信情報取得部6が取得する情報は、近接通信部8が内蔵する情報を含む。すなわち、近接通信部8が搭載されているシート7の情報を含むことになる。この情報には、シート7がどのような入力モードに対応しているか、を含んでいる。
近接通信部8は、シート7に接着され、表面を封止されている。またシート7が2層構造になっていて、その間に挟まれる構造でも良い。シート7には切欠きのような構造がなく、切欠きを起点として割れるなどの問題が生じにくい。また光電センサとは異なり、シート7の汚れによる誤検出の可能性もなくなる。
図3は、本発明の実施形態に係る電話機1の本体の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、電話機1の本体は主制御部11と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発性メモリ14と、公衆回線制御部15と、近接通信情報取得部16と、音声出力部17と、スピーカー18と、表示部19と、操作部20と、無線部12と、を備える。
主制御部11は、不揮発性メモリ14に記憶されている制御プログラムに従って、本体と、図示していない送受話器によって構成される電話機1の、各部を制御する。不揮発性メモリ14は、制御プログラム等を記憶している。RAM13は、主制御部11の主メモリとして機能する。本発明で変更される入力モードの情報や、各種設定に関する情報なども、ここで保持する。公衆回線制御部15は、公衆回線に接続される。主制御部11は、公衆回線制御部15を制御して、他の電話機と通話を行うことができる。
表示部19は、例えば現在時刻、通話時間、電話番号、カレンダー、時計等の各種情報を表示可能な表示装置からなる。また、RAM13に記憶されている登録された電話番号である電話帳に関する情報を表示可能である。また主制御部11は、公知の留守番電話機能等を含んでいても良い。
電話機1の本体には、図示していない送受話器と無線接続するための無線部12を有している。無線部12は、主制御部によって制御される。主制御部11の制御は、不揮発メモリ14に記憶されている制御プログラムに従う。図示していない送受話器も同様に無線部、制御部、不揮発性メモリを有し、送話と受話の制御を行っている。
なお、本発明は、上述のコードレス電話を例にとって説明するが、親機と子機とを有する、いわゆる親子電話機や、携帯型の電話機でもであっても、同様に適用することが可能である。また操作部の入力モード切り替えを行うファクシミリ装置や、ファクシミリ機能を備えた電話機にも、同様に適用可能である。
次に、図4を参照し、本発明の電話機1の動作フローを説明する。図4の動作フローは、通常スタートからエンドの間の動作が、常時繰り返される。動作フローは不揮発メモリ14にプログラムとして格納されている。最初に電話機1の近接通信情報取得部16が電波を発信し、近接する近接通信部8(ICタグ)の情報取得を行う(S1)。このICタグ情報取得ステップは、常時行われているため、シート7を電話機1の近傍にかざしたとき、またはシート7を電話機1の操作部5に載置したとき、いつでもシート7の情報を取得できる。ICタグ情報を取得できなかった場合は(S2:No)、ICタグ情報が取得できるまで、情報取得動作を繰り返す。なお、シート7の情報を読み込むときのみ、情報取得動作を起動させるスイッチを、電話機1に設けても良い。
ICタグ情報を取得できた場合(S2:Yes)、電話機1は取得したICタグ情報に従って、操作部5の入力モードの切り替えを行う(S3)。具体的には、主制御部11は不揮発性メモリ14に記憶されている制御プログラムに従って、近接通信情報取得部16を制御し、入力モードの切り替え、即ち操作部20の各種操作ボタンの機能の変更を行う。
入力モードが変更されたことがユーザーに分かる様に、入力モードを表示部2に表示しても良い。電話機1のユーザーは、表示部2を見て、入力モードが変更されたことを確認し、入力を行う。入力モードは、例えば電話機の設定としては、呼び出し音、留守番電話、カレンダー、時計などがあり、また電話帳の入力などである。
ユーザーが各種操作ボタンを操作することによって行われる設定は、S4の入力検出で検出される。入力検出(S4)は、ユーザーによって入力終了の操作を検出するまで継続される。S5のYesは入力操作の終了の操作が検出されたことを示す。入力操作が終了すると(S5:Yes)、入力された情報に従って、電話機1が設定され、動作フローが完了する。
以上の様に、本発明ではシートに切欠きがないためシートが壊れやすいという欠点が解消され、また光電センサを用いた場合、シートの汚れに弱いという欠点も解消する。また電話機1のデザイン性の制約、光電センサによる誤検出の問題を解消し、コストアップも低減することができる。
以下、図5を参照して本発明の通信装置に係る第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態(図4)と共通部分の説明は、省略する。ICタグ情報を取得できた場合(S2:Yes)、操作部5の発光部を点灯させる(S7)。この発光部は、操作部5の各種操作ボタン内部もしくは近傍に配置されている。発光部はLEDなどで、各種操作ボタンやその周辺(操作部5の全体等)を発光させることができる。この発光は電話機の設定(S6)が終了したのち、消灯する(S8)。
シート7を電話機1の近傍、例えば20cm位の距離にかざすと、電話機1の近接通信情報取得部16はシート7の近接通信部から、シート7の入力モードに関する情報を取得する。この時シート7は、電話機1の操作部5には、まだ載置されていない。シート7を操作部5に載置する前に発光部が発光するので、各種操作ボタンの発光が、シート7を載置する際の目印となり、シート7の載置を容易にすることが可能となる。使用者、特に高齢者などにとってシート7を正確に操作部5に載置することは、しばしば困難が伴うが、本発明に係る第2の実施形態により、これを容易にすることが可能となる。
なお、シート7は電話機1にかざすだけでも情報取得が可能なので、シート7の形状は必ずしも操作部5の各種操作ボタンに対応している必要はない。例えば操作マニュアルが書いてあるだけでもよく、各種操作ボタンの形状と無関係な自由な形状でもよい。
(変形例1)
第2の実施形態で説明した発光部は、各種操作ボタンやその周辺(操作部5の全体等)の発光に限らない。例えばシート7を載置する操作部5の周囲を、シート7の外周に一致するように、例えば枠のような形状で発光してもよい。この形状はシート7の載置の目印となりうる形状であれば、枠のような形状に限らない。この発光により、シート7を載置する際の目印となり、特に使用者、特に高齢者などにとってシートの載置が容易になる。
(変形例2)
図5の動作フローで、S7のステップを、操作部発光部点灯に変えて、入力モードの表示としても良い。変形例2では、取得したICタグの情報を、表示部2に表示する。電話機1で用いられるシート7は、電話機の機能設定や電話帳の登録などに合わせて通常複数あり、使用する際はシート7を選択する必要がある。しかし、シート7の大きさは電話機1の外形や、各種操作ボタンの大きさの制約の中で決定されるので、操作ボタンに対応する部分の余白は狭いことが多い。そのためシート7に書かれている文字は小さいことが多く、使用者、特に高齢者などにとっては読み取ることが困難であった。この読み取り難さは特に透明のシート7を用いた場合、顕著であった。
表示部2に、シート7に搭載された近接通信部8(ICタグ)の情報を表示する機能により、例えば複数のシート7を電話機1に順次かざし、表示部2に表示されるICタグの情報、即ちシート7がどの入力モードに対応するかの表示を見て、シート7を選択することができる。これによって、使用者、特に高齢者などにとって容易にシート7の入力モードを知ることができ、各種設定や電話帳の登録作業が容易になる。
(変形例3)
上述の変形例2では、シート7の入力モードを表示部2に表示させたが、音声によってシート7の入力モードを報知しても良い。近接通信情報取得部16によって取得したシート7の情報は、主制御部11に制御される音声出力部17によって音声に変換され、スピーカー18から発音される。これによって、耳からも容易にシート7の入力モードを知ることができる。
なお、上述の操作部5の発光、表示部2による表示、スピーカー4による発音は、個別に行っても良く、また組み合わせて行っても良い。また、上述の変形例2、もしくは変形例3において、シート7を電話機1にかざした場合、入力モードを表示部2により表示、もしくはスピーカー4から発音すればシート7の選択ができるので、表示もしくは発音と同時に入力モードの切り替えを行わなくても良い。シート7を電話機1にかざす作業によって選択したシート7による入力モードの切り替えは、シート7からの情報を所定時間以上取得した場合に、即ち所定時間以上電話機1に載置した場合、入力モードの切り替えを行うとしてもよい。
(変形例4)
本発明は、シート7の識別に近接通信を用いているので、単にシート7から情報を読み取るだけでなく、シート7に配置された近接通信部8に情報を書き込んでもよい。または、近接通信部8に既に記憶されている情報の書き換えを行っても良い。情報の書き込みまたは書き換えは、公知の近接通信技術を用い、電話機1の近接通信情報取得部6より発信された電波によって、近接通信部8に書き込みを行う。また近接通信が利用可能な携帯電話やスマートフォンから書き込みを行っても良い。近接通信部8に既に記憶されている情報を書き換える場合は、予め近接通信で情報を取得してから、各操作ボタン毎に機能の割り当てを、適宜書き換えればよい。これによってオリジナルのシート7を作成することができ、ユーザーが頻繁に行う設定等が簡単でできるようになる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う通信装置もまた本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、電話機やファクシミリ装置等の通信装置に好適に採用され得る。
1…電話機、2、19…表示部、3…クレイドル、4、18…スピーカー、5、20…操作部、6、16…近接通信情報取得部、7…シート、8…近接通信部、11…主制御部、12…無線部、13…RAM、14…不揮発性メモリ、15…公衆回線制御部、17…音声出力部

Claims (10)

  1. 入力モードに基づいて、操作部の機能を変更する通信装置であって、
    前記入力モードに関する情報を記憶した近接通信部を有するシートと、
    前記近接通信部から前記入力モードに関する情報を近接無線通信により取得する近接通信情報取得部と、
    前記近接通信情報取得部が取得した前記入力モードに関する情報に基づき、前記操作部のダイヤル入力のための操作ボタンを、文字入力機能に、前記入力モードを変更する機能変更部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記操作部は発光部を有し、前記近接通信情報取得部が前記近接通信部から前記入力モードに関する情報を取得した場合、前記発光部が発光することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記発光部は、前記操作部の操作ボタンを発光させることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 前記発光部は、前記シートを前記通信装置に載置する際の位置合わせのための目印の形状を有することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  5. 表示部を有し、前記近接通信情報取得部が前記近接通信部から前記入力モードに関する情報を取得した場合、取得した前記入力モードに関する情報を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1から4いずれかに記載の通信装置。
  6. 音声出力部を有し、前記近接通信情報取得部が前記近接通信部から前記入力モードに関する情報を取得した場合、取得した前記入力モードに関する情報を前記音声出力部から音声によって出力することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の通信装置。
  7. 前記シートは、前記近接通信部に記憶された入力モードに関する情報に対応した、前記操作部の機能に関する情報が表示されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の通信装置。
  8. 前記シートは、前記操作部表面の凹凸形状に嵌合する形状であることを特徴とする請求項1から7いずれかに記載の通信装置。
  9. 前記近接通信部は、情報の書き込み又は書き換えが可能であることを特徴とする請求項
    1から8いずれかに記載の通信装置。
  10. 前記近接通信部はICタグであり、前記近接通信情報取得部はICタグリーダーであることを特徴とする請求項1からいずれかに記載の通信装置。
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