JP6707878B2 - クリニングローラおよびユニット - Google Patents

クリニングローラおよびユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6707878B2
JP6707878B2 JP2016018290A JP2016018290A JP6707878B2 JP 6707878 B2 JP6707878 B2 JP 6707878B2 JP 2016018290 A JP2016018290 A JP 2016018290A JP 2016018290 A JP2016018290 A JP 2016018290A JP 6707878 B2 JP6707878 B2 JP 6707878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
cleaning roller
spiral
base
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016018290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017138407A (ja
Inventor
賢吾 矢田
賢吾 矢田
雄一 松下
雄一 松下
敬悟 中島
敬悟 中島
穂高 角谷
穂高 角谷
翔太 入山
翔太 入山
敦 小澤
敦 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2016018290A priority Critical patent/JP6707878B2/ja
Priority to US15/420,358 priority patent/US9989914B2/en
Publication of JP2017138407A publication Critical patent/JP2017138407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6707878B2 publication Critical patent/JP6707878B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
    • G03G21/0058Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a roller or a polygonal rotating cleaning member; Details thereof, e.g. surface structure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
    • G03G15/0225Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers provided with means for cleaning the charging member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に用いられるクリーニングローラ、および、クリーニングローラを備えるユニットに関する。
従来、画像形成装置は、感光ドラムの表面や、中間転写ベルトの表面など、廃トナー等の付着物をクリーニングするためのクリーニングローラが設けられている。
例えば、像保持体を帯電する帯電部材をクリーニングするための清掃部材として、円柱状の芯材と、芯材に螺旋状に配置された発泡体とを備える清掃部材が提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2011−145411号公報
本発明の目的は、特許文献1に記載のローラに対して、新規なクリーニングローラ、および、そのクリーニングローラを備えるユニットを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明のクリーニングローラは、シャフトと、シャフトを被覆する弾性層とを備える。弾性層は、シャフトを被覆する基部と、基部から突出する螺旋状の第1螺旋突起とを備える。第1螺旋突起は、基端から先端に向けて徐々に幅が狭くなるように構成され、その先端が尖っている。
(2)第1螺旋突起の高さは、0.2mm以上5mm以下であってもよい。
(3)第1螺旋突起の高さは、0.5mm以上2.5mm以下であってもよい。
(4)第1螺旋突起は、先端を通る仮想面に対して非対称の形状を有してもよい。
(5)第1螺旋突起は、第1突起部と、第1突起部と形状が異なる第2突起部とを備えてもよい。
(6)第2突起部の断面積は、第1突起部の断面積よりも大きくてもよい。
(7)第2突起部の幅は、第1突起部の幅よりも大きくてもよい。
(8)第2突起部の高さは、第1突起部の高さよりも高くてもよい。
(9)基部は、第1部と、第1部より厚さが小さい第2部とを備えてもよい。
(10)シャフトは、軸線方向に延びてもよい。軸線方向において、弾性層の中央部における第1螺旋突起のピッチは、弾性層の端部における第1螺旋突起のピッチよりも大きくてもよい。
(11)第1螺旋突起のピッチは、一定であってもよい。
(12)本発明のクリーニングローラは、さらに、基部から突出し、ピッチが一定である第2螺旋突起を備えてもよい。第1螺旋突起は、第2螺旋突起と、2重螺旋を構成してもよい。第1螺旋突起のピッチと第2螺旋突起のピッチとは、等間隔であってもよい。
(13)第2突起部は、第1突起部を挟んで両側に位置してもよい。
(14)基部は、第1螺旋突起の表面に連続し、シャフトに向かって湾曲する湾曲面を備えてもよい。
(15)基部の表面と、第1螺旋突起の基部に連続する表面とのなす角度は鈍角であってもよい。
(16)弾性層は、発泡ゴムからなってもよい。
(17)発泡ゴムは、ウレタンであってもよい。
(18)本発明のユニットは、クリーニング対象と、上記したクリーニングローラであって、クリーニング対象に接触するクリーニングローラと、を備える。
(19)基部は、クリーニング対象に対して間隔を隔ててもよい。第1螺旋突起は、クリーニング対象に接触してもよい。
(20)クリーニング対象は、帯電ローラの表面であってもよい。
本発明によれば、シャフトを被覆する基部から突出し、先端が尖った第1螺旋突起を有する、新規なクリーニングローラを提供することができる。
図1は、第1実施形態のクリーニングローラを示す斜視図である。 図2は、図1に示すクリーニングローラを示す断面図である。 図3は、図1に示すクリーニングローラの使用態様を説明するための説明図である。 図4は、図3に示す帯電ローラとクリーニングローラとの接触を説明するための説明図である。 図5は、図3に示す帯電ローラと第1螺旋突起の先端との接触を示す拡大図である。 図6Aは、第2実施形態のクリーニングローラの第1螺旋突起を示す拡大図である。図6Bは、図6Aに示す帯電ローラと第1螺旋突起の先端との接触を示す拡大図である。 図7は、第2実施形態の変形例を説明する説明図である。 図8は、第3実施形態のクリーニングローラを示す断面図である。 図9は、第3実施形態の第1の変形例を示す断面図である。 図10は、第3実施形態の第2の変形例を示す断面図である。 図11は、第4実施形態のクリーニングローラを示す断面図である。 図12は、第5実施形態のクリーニングローラを示す斜視図である。 図13は、第5実施形態の変形例を示す斜視図である。 図14は、第6実施形態のクリーニングローラの要部拡大図である。 図15は、第7実施形態のクリーニングローラの要部拡大図である。 図16Aは、第8実施形態のクリーニングローラの第1螺旋突起を説明するための説明図である。図16Bは、第8実施形態の変形例を説明するための説明図である。
1.第1実施形態のクリーニングローラ1の概略
図1を参照して、第1実施形態のクリーニングローラ1の概略について説明する。
クリーニングローラ1は、シャフト2と、弾性層3とを備える。なお、以下の説明において、シャフト2の中心軸線Aが延びる方向が、軸線方向である。
シャフト2は、軸線方向に延びる。シャフト2は、円柱形状を有する。シャフト2の材質は、特に限定されず、クリーニングローラ1の剛性を確保できればよい。シャフト2は、例えば、ステンレスや鉄などの金属や、硬質の樹脂などから作られる。シャフト2は、第1端部2Aと、第2端部2Bとを有する。第1端部2Aは、軸線方向において、シャフト2の一方の端部である。第2端部2Bは、軸線方向において、第1端部2Aとは反対側のシャフト2の端部である。第2端部2Bは、軸線方向において、第1端部2Aに対して間隔を隔てる。
弾性層3は、軸線方向において、第1端部2Aと第2端部2Bとの間に位置する。弾性層3は、シャフト2の周面に位置する。
2.弾性層3の詳細
図1および図2を参照して、弾性層3の詳細について説明する。
(1)弾性層3の材質
弾性層3の材質は、特に限定されず、後述するクリーニング対象に接触したときに弾性変形可能であればよい。弾性層3の材質としては、例えば、ウレタン、シリコーン、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴムなどのゴムあるいは発泡ゴムや、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリブタジエン系などの熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。弾性層3は、好ましくは、発泡ゴムからなる。弾性層3は、より好ましくは、ウレタンの発泡ゴムからなる。
(2)弾性層3の形状
弾性層3は、軸線方向に延びる。弾性層3は、基部4と、第1螺旋突起5とを有する。
(2−1)基部4
基部4は、弾性層3において、シャフト2の表面に接触する部分であって、第1螺旋突起5の後述する基端E1と、シャフト2の表面との間に位置する部分である。基部4は、シャフト2の径方向において、第1螺旋突起5よりもシャフト2の近くに位置する。基部4は、シャフト2の周方向および軸線方向において、途切れることなく、連続的に延びている。基部4は、シャフト2の周方向および軸線方向において、シャフト2を連続的に被覆する。基部4の表面は、シャフト2の表面に対して、ほぼ平行に延びる。基部4は、シャフト2の周方向および軸線方向において、均一な厚みを有する。
基部4の厚みL1は、シャフト2の径方向において、シャフト2の表面と、第1螺旋突起5の基端E1との間の距離として定義される。基部4の厚みL1は、例えば、0.2mm以上、好ましくは、0.5mm以上であり、例えば、5mm以下、好ましくは、2.5mm以下である。
(2−2)第1螺旋突起5
(2−2−1)第1螺旋突起5の形状
第1螺旋突起5は、シャフト2の径方向において、基部4から突出する。第1螺旋突起5は、シャフト2の径方向において、基部4よりもシャフト2から離れて位置する。第1螺旋突起5は、軸線方向に延びる螺旋状の突起である。軸線方向において、第1螺旋突起5の断面は、三角形状である。第1螺旋突起5は、軸線方向において、仮想面Iに対して、対称の形状を有する。仮想面Iは、先端E2を通りシャフト2の径方向に延びる。第1螺旋突起5は、基端E1と、先端E2と、表面の一例としての第1面S1と、表面の一例としての第2面S2とを有する。
基端E1は、基部4の表面に連続する端部である。先端E2は、シャフト2の径方向において、基端E1から最も離れて位置する端部である。
第1面S1および第2面S2は、シャフト2の径方向において、基端E1と先端E2との間に位置する。第1面S1と第2面S2とは、軸線方向において、先端E2を挟んで互いに反対側に位置する。第1面S1は、軸線方向における基端E1の一端部と、先端E2とに連続する。第2面S2は、軸線方向における基端E1の他端部と、先端E2とに連続する。第1面S1は、径方向において、基端E1から先端E2へ向かうにつれて、第2面S2へ向かって傾斜する。第2面S2は、径方向において、基端E1から先端E2へ向かうにつれて、第1面S1へ向かって傾斜する。第1螺旋突起5は、基端E1から先端E2へ向けて徐々に幅が狭くなっている。第1面S1と第2面S2とは、先端E2において連続する。これにより、先端E2は、尖っている。なお、先端E2が尖っているとは、先端E2が丸みを有する場合を含む。すなわち、先端E2が面取りされている場合も、先端E2は、尖っている。先端E2が丸みを有する場合、先端E2の曲率半径が2.0mm以下であれば、先端E2は、尖っている。また、第1面S1を延長した仮想面と、第2面S2を延長した仮想面と、それらの仮想面に接する仮想の円であって、半径が2.0mmの円とによって囲まれる領域内に先端E2が位置すれば、先端E2は、尖っている。また、第1面S1を延長した仮想面と第2面S2を延長した仮想面とが交差する線と、先端E2との高さ方向における距離が、第1螺旋突起5の高さL2の20%以下であれば、先端E2は、尖っている。また、第1面S1を延長した仮想面と第2面S2を延長した仮想面とが交差する線と、先端E2との高さ方向における距離が、0.5mm以下であれば、先端E2は、尖っている。
(2−2−2)第1螺旋突起5の寸法
第1螺旋突起5の高さL2は、シャフト2の径方向において、基端E1と先端E2との間の距離として定義される。第1螺旋突起5の高さL2は、例えば、0.2mm以上、好ましくは、0.5mm以上である。第1螺旋突起5の高さL2は、例えば、5mm以下、好ましくは、2.5mm以下である。
第1螺旋突起5の幅L3は、軸線方向における基端E1の長さとして定義される。第1螺旋突起5の幅L3は、例えば、2.5mm以上、好ましくは、5mm以上である。第1螺旋突起5の幅L3は、例えば、17.5mm以下、好ましくは、15mm以下である。
第1螺旋突起5の先端E2のピッチL4は、軸線方向において、互いに隣り合う2つの先端E2の間の距離として定義される。第1螺旋突起5の先端E2のピッチL4は、一定である。第1螺旋突起5の先端E2のピッチL4は、例えば、5mm以上、好ましくは、10mm以上である。第1螺旋突起5の先端E2のピッチL4は、例えば、35mm以下、好ましくは、20mm以下である。
また、第1螺旋突起5のピッチL5は、軸線方向において、互いに隣り合う2つの基端E1の間の距離として定義される。第1螺旋突起5のピッチL5は、一定である。第1螺旋突起5のピッチL5は、例えば、2.5mm以上、好ましくは、5mm以上である。第1螺旋突起5のピッチL5は、例えば、17.5mm以下、好ましくは、4.5mm以下である。
第1面S1と第2面S2とのなす角度θ1は、例えば、60°以上、好ましくは、80°以上である。第1面S1と第2面S2とのなす角度θ1は、120°以下、好ましくは、100°以下である。
基部4の表面と第1面S1とのなす角度θ2は、鈍角である。基部4の表面と第1面S1とのなす角度θ2は、例えば、120°以上、好ましくは、130°以上である。基部4の表面と第1面S1とのなす角度θ2は、150°以下、好ましくは、140°以下である。
基部4の表面と第2面S2とのなす角度θ3は、鈍角である。基部4の表面と第2面S2とのなす角度θ3は、例えば、120°以上、好ましくは、130°以上である。基部4の表面と第2面S2とのなす角度θ3は、150°以下、好ましくは、140°以下である。
3.クリーニングローラ1の使用態様
図3〜図5を参照して、クリーニングローラ1の使用態様について説明する。
図3に示すように、クリーニングローラ1は、例えば、ユニットの一例としての帯電ユニット10に用いることができる。
(1)帯電ユニット10の構成
帯電ユニット10は、画像形成装置に搭載される装置であって、感光ドラムDの表面を帯電するための装置である。帯電ユニット10は、帯電ローラ11と、クリーニングローラ1とを備える。
図3および図4に示すように、帯電ローラ11は、感光ドラムDの表面に接触する。帯電ローラ11は、ローラ11Aと、シャフト11Bとを備える。ローラ11Aは、軸線方向に延びる。ローラ11Aは、円筒形状を有する。ローラ11Aは、例えば、導電性樹脂からなる。シャフト11Bは、軸線方向に延びる。シャフト11Bは、円柱形状を有する。シャフト11Bは、軸線方向において、ローラ11Aを貫通する。シャフト11Bは、例えば、ステンレスや鉄などの金属からなる。帯電ローラ11は、シャフト11Bに所定の帯電バイアスが印加されることにより、感光ドラムDの表面を帯電するように構成される。
図4および図5に示すように、クリーニングローラ1は、帯電ローラ11の表面に接触する。帯電ローラ11の表面は、クリーニング対象の一例である。
この状態において、第1螺旋突起5の先端E2は、シャフト2の径方向において、帯電ローラ11の表面に接触する。第1螺旋突起5の先端E2は、帯電ローラ11の表面によって、シャフト2の径方向に圧縮される。第1螺旋突起5の圧縮量は、例えば、0.1mm以上、好ましくは、0.2mm以上である。第1螺旋突起5の圧縮量は、例えば、2.5mm以下、好ましくは、1.0mm以下である。軸線方向において、弾性層3の長さは、帯電ローラ11のローラ11Aの長さよりも長い。基部4は、シャフト2の径方向において、帯電ローラ11の表面に対して間隔を隔てている。クリーニングローラ1は、画像形成装置からの駆動力を受けて回転可能である。なお、第1螺旋突起5の先端E2は、クリーニングローラ1の回転に伴って帯電ローラ11の表面から離れたときに、弾性的に復元する。
(2)クリーニングローラ1の作用
図3に示すように、画像形成動作が実施されると、帯電ローラ11は、感光ドラムDの表面を一様に帯電する。次いで、図示しない露光装置は、光Lによって、感光ドラムDの表面を露光する。これにより、静電潜像が、感光ドラムDの表面に形成される。その後、現像ローラRは、静電潜像にトナーを供給する。これにより、トナー像が、感光ドラムDの表面に形成される。トナー像は、用紙Pに転写される。
その後、ドラムクリーナCは、用紙Pに転写されずに感光ドラムDの表面に残存した転写残トナーを、感光ドラムDの表面から除去する。
このとき、ドラムクリーナCによって除去されなかった転写残トナーが、帯電ローラ11の表面に付着するおそれがある。
クリーニングローラ1は、帯電ローラ11の表面に付着した転写残トナーを、帯電ローラ11の表面から除去する。すなわち、クリーニングローラ1は、帯電ローラ11の表面をクリーニングする。
このとき、図1および図4に示すように、第1螺旋突起5が螺旋状であることにより、帯電ローラ11の表面に対する先端E2の接触部分は、クリーニングローラ1の回転に伴って、軸線方向に移動する。
これにより、帯電ローラ11の表面に付着した転写残トナーは、先端E2によって掻き取られる。詳しくは、シャフト2の第1端部2Aから第2端部2Bに向かう方向に見たときに、時計周りでクリーニングローラ1が回転する場合、転写残トナーは、シャフト2の第1端部2Aから第2端部2Bに向かう方向へ搬送される。なお、以下の説明において、シャフト2の第1端部2Aから第2端部2Bに向かう方向が、搬送方向である。
3.作用効果
このクリーニングローラ1は、図2に示すように、シャフト2と、シャフト2を被覆する弾性層3とを備える。弾性層3は、シャフト2を被覆する基部4と、基部4から突出する螺旋状の第1螺旋突起5とを備える。第1螺旋突起5は、基端E1から先端E2に向けて徐々に幅が狭くなるように構成され、その先端E2が尖っている。
そのため、図4に示すように、帯電ローラ11に付着した付着物を、尖った先端E2によって、軸線方向に掻き取ることができる。
4.第1実施形態の変形例
(1)上記した第1実施形態において、弾性層3は、軸線方向において、シャフト2の第1端部2Aから第2端部2Bまでの間をすべて覆ってもよい。
(2)上記した第1実施形態において、第1螺旋突起5は、軸線方向において、隙間なく、すなわち、所定のピッチL5を隔てずに、弾性層3に設けられてもよい。
(3)上記した第1実施形態では、クリーニングローラ1は、帯電ローラのクリーニングに用いられているが、クリーニングローラ1は、例えば、感光ドラムや中間転写ベルトのクリーニングに用いられてもよい。感光ドラムのクリーニングに用いられる場合、ユニットの一例としては、例えば、ドラムカートリッジや、ドラムユニットである。また、中間転写ベルトのクリーニングに用いられる場合、ユニットの一例としては、例えば、中間転写ユニットである。
3.第2実施形態のクリーニングローラ20
図6Aおよび図6Bを参照して、第2実施形態のクリーニングローラ20について説明する。なお、第2実施形態のクリーニングローラ20において、第1実施形態のクリーニングローラ1と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態のクリーニングローラ20は、第1螺旋突起21の形状が異なる以外は、第1実施形態のクリーニングローラ1と同じ構造である。
(1)第1螺旋突起21の形状
図6Aに示すように、軸線方向において、第1螺旋突起21の断面は、直角三角形状である。
第1螺旋突起21の先端E12は、軸線方向において、基端E11の一端部と同じ位置に位置している。第1螺旋突起21は、軸線方向において、仮想面Iに対して、非対称の形状を有する。なお、仮想面Iは、先端E12を通り、シャフト2の径方向に延びる。
第1螺旋突起21の第1面S11は、軸線方向において、先端E12に対して第1螺旋突起21の第2面S12の反対側に位置する。第1螺旋突起21の第1面S11は、シャフト2の第1端部2Aから第2端部2Bに向かう方向において、第2面S12よりも第2端部2Bの近くに位置する。第1螺旋突起21の第1面S11は、シャフト2の径方向に沿って延びている。第1螺旋突起21の第2面S12は、シャフト2の径方向において、基端E11から先端E12へ向かうにつれて、第1面S11へ向かって傾斜する。すなわち、第1螺旋突起21は、基端E11から先端E12へ向けて徐々に幅が狭くなっている。第1面S11と第2面S12とは、先端E12において連続する。これにより、先端E12は、尖っている。
第1面S11と第2面S12とのなす角度θ11は、例えば、45°以上であり、好ましくは、55°以上である。第1面S11と第2面S12とのなす角度θ11は、例えば、75°以下、好ましくは、65°以下である。
基部4の表面と第1面S11とのなす角度θ12は、ほぼ直角である。
基部4の表面と第2面S12とのなす角度θ13は、鈍角である。基部4の表面と第2面S12とのなす角度θ13は、例えば、135°以上、好ましくは、145°以上である。基部4の表面と第2面S12とのなす角度θ13は、例えば、165°以下、好ましくは、155°以下である。
(2)第2実施形態の作用効果
第2実施形態では、図6Bに示すように、第1螺旋突起21は、クリーニング対象に接触したときに、軸線方向において、シャフト2の第2端部2Bから第1端部2Aに向かう方向、すなわち、搬送方向とは反対の方向へ先端E12が湾曲するように、変形する。湾曲した第1螺旋突起21は、軸線方向において、シャフト2の第1端部2Aから第2端部2Bに向かう方向、すなわち、搬送方向に、反発力を有する。
この反発力により、第1螺旋突起21は、クリーニング対象に付着した付着物を、軸線方向において、搬送方向へ、確実に搬送できる。
また、第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(3)第2実施形態の変形例
上記した第2実施形態において、第1螺旋突起21の形状は、先端が尖っていれば、特に限定されない。
例えば、図7に示すように、クリーニングローラ30は、上記した第2実施形態の第1螺旋突起21とは異なる形状の第1螺旋突起31を備えてもよい。
軸線方向において、第1螺旋突起31の断面は、略矩形状を有する。第1螺旋突起31は、基端E21と先端E22との間において、第1面S21、第2面S22および第3面S23を有する。
第1面S21と第2面S22とは、幅方向において、先端E22を挟んで互いに反対側に位置する。第1面S21は、シャフト2の第1端部2Aから第2端部2Bに向かう方向において、第2面S22よりも第2端部2Bの近くに位置する。第1面S21は、幅方向における基端E21の一端部と、先端E22とに連続する。第2面S22は、軸線方向における基端E21の他端部に連続する。第2面S22は、軸線方向および径方向において、先端E22に対して間隔を隔てている。第1面S21は、径方向において、基端E21から先端E22へ向かうにつれて、第2面S22へ向かって傾斜する。第2面S22は、径方向において、基端E21から先端E22へ向かうにつれて、第1面S21へ向かって傾斜する。すなわち、第1螺旋突起31は、基端E21から先端E22へ向けて徐々に幅が狭くなっている。
第3面S23は、軸線方向および径方向において、第1面S21と先端E22との間に位置する。第3面S23は、径方向において、基端E21から先端E22へ向かうにつれて、第2面S22へ向かって傾斜する。第3面S23は、先端E22において、第2面S22と連続する。これにより、先端E22は、尖っている。
第1面S21と第3面S23とのなす角度θ21は、例えば、60°以上、好ましくは、80°以上である。第1面S21と第3面S23とのなす角度θ21は、例えば、120°以下、好ましくは、100°以下である。
基部4の表面と第1面S21とのなす角度θ22は、鈍角である。基部4の表面と第1面S21とのなす角度θ22は、例えば、120°以上、好ましくは、130°以上である。基部4の表面と第1面S21とのなす角度θ22は、例えば、150°以下、好ましくは、140°以下である。
基部4の表面と第2面S22とのなす角度θ23は、鈍角である。基部4の表面と第2面S22とのなす角度θ23は、例えば、120°以上、好ましくは、130°以上である。基部4の表面と第2面S22とのなす角度θ23は、例えば、150°以下、好ましくは、140°以下である。
この変形例においても、上記した第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
4.第3実施形態のクリーニングローラ40
図8を参照して、第3実施形態のクリーニングローラ40を説明する。なお、第3実施形態のクリーニングローラ40において、第1実施形態のクリーニングローラ1と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態のクリーニングローラ40は、第1螺旋突起41の形状が、軸線方向の中央と端部とで異なる以外は、第1実施形態のクリーニングローラ1と同じ構造である。
(1)第1螺旋突起41の形状
第1螺旋突起41は、第1突起部41Aと、第2突起部41Bとを備える。なお、第4実施形態のクリーニングローラ40において、第1突起部41Aおよび第2突起部41Bの先端のピッチは、第1実施形態のクリーニングローラ1と同様である。
第1突起部41Aは、軸線方向において第1螺旋突起41の中央部に位置する。第1突起部41Aは、第1実施形態の第1螺旋突起5よりも幅が狭い以外は、第1実施形態の第1螺旋突起5と同様である。
すなわち、第1突起部41Aの幅L41は、第1螺旋突起5の幅L3よりも小さい。また第1突起部41Aの第1面S41と第2面S42とがなす角度θ41は、第2突起部41Bの第1面S1と第2面S2とがなす角度θ1よりも小さい。
また、基部4の表面と第1面S41とのなす角度θ42は、鈍角である。基部4の表面と第1面S41とのなす角度θ42は、基部4の表面と第1面S1とのなす角度θ2よりも小さい。
また、基部4の表面と第2面S42とのなす角度θ43は、鈍角である。基部4の表面と第2面S42とのなす角度θ43は、基部4の表面と第2面S2とのなす角度θ3よりも小さい。
第2突起部41Bは、軸線方向において、第1突起部41Aを挟んで両側に位置する。第2突起部41Bは、第1実施形態の第1螺旋突起5と同じ形状を有する。すなわち、第2突起部41Bの幅は、第1突起部41Aの幅よりも大きい。また、第2突起部41Bは、第1突起部41Aよりも幅が広く、第1突起部41Aと異なる形状を有する。また、第2突起部41Bの断面積は、第1突起部41Aの断面積よりも大きい。
(2)第3実施形態の作用効果
第3実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(3)第3実施形態の変形例
(3−1)第1の変形例
第1の変形例では、クリーニングローラ60は、図9に示すように、第1突起部61が、第1実施形態の第1螺旋突起5と同じ形状を有し、第2突起部62が、第1実施形態の第1螺旋突起5よりも高くてもよい。
第2突起部62は、軸線方向において、第1突起部61を挟んで両側に位置する。第2突起部62の高さL61は、第1突起部61の高さL2よりも大きい。すなわち、第2突起部62は、第1突起部61と形状が異なる。また、第2突起部62の断面積は、第1突起部61の断面積よりも大きい。
第1面S61と第2面S62とのなす角度θ61は、例えば、60°以上、好ましくは、80°以上である。第1面S61と第2面S62とのなす角度θ61は、例えば、120°以下、好ましくは、100°以下である。
基部4の表面と第1面S61とのなす角度θ62は、鈍角である。基部4の表面と第1面S61とのなす角度θ62は、例えば、120°以上であり、好ましくは、130°以上である。基部4の表面と第1面S61とのなす角度θ62は、例えば、150°以下、好ましくは、140°以下である。
基部4の表面と第2面S62とのなす角度θ63は、鈍角である。基部4の表面と第2面S62とのなす角度θ63は、例えば、120°以上、好ましくは、130°以上である。基部4の表面と第2面S62とのなす角度θ63は、例えば、150°以下、好ましくは、140°以下である。
なお、この変形例では、第2突起部62の圧縮量は、第1突起部61の圧縮量よりも大きい。言い換えると、第2突起部62は、シャフト2の径方向において、第1突起部61よりも圧縮される。
(3−2)第2の変形例
第2の変形例では、図10に示すように、クリーニングローラ50は、軸線方向において、両端の基部51の厚みL51が中央の基部52の厚みL1よりも厚く形成されている。中央の基部52は、第1実施形態の基部4と同じ形状を有する。
第2の変形例では、両端の基部51の厚みL51と中央の基部52の厚みL1とが異なることにより、第1螺旋突起53は、中央の基部52に設けられる部分と、両端の基部51に設けられる部分とで、突出長さが異なる。すなわち、第1螺旋突起53は、中央の基部52に設けられる第1突起部53Aと、両端の基部51に設けられる第2突起部53Bとを備える。
(3−3)これらの変形例においても、第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
5.第4実施形態のクリーニングローラ
図11を参照して、第4実施形態のクリーニングローラ70を説明する。なお、第4実施形態のクリーニングローラ70において、第1実施形態のクリーニングローラ1と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態のクリーニングローラ70は、弾性層3の中央部における第1螺旋突起5のピッチL70が、弾性層3の端部における第1螺旋突起5のピッチL71よりも大きい以外は、第1実施形態のクリーニングローラ1と同じ構造である。
6.第5実施形態のクリーニングローラ80
図12を参照して、第5実施形態のクリーニングローラ80を説明する。なお、第5実施形態のクリーニングローラ80において、第1実施形態のクリーニングローラ1と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第1螺旋突起81および第2螺旋突起82
第5実施形態のクリーニングローラ80は、第1螺旋突起81と、第1螺旋突起81とともに二重螺旋を構成する第2螺旋突起82を備える以外は、第1実施形態のクリーニングローラ1と同じ構造である。
第1螺旋突起81は、第1実施形態の第1螺旋突起5よりも径方向に小さい形状を有する以外は、第1実施形態の第1螺旋突起5と同じ構造を有する。
第2螺旋突起82は、軸線方向において、第1螺旋突起81の間に位置する。第2螺旋突起82は、第1実施形態の第1螺旋突起5と同じ構造を有する。すなわち、第2螺旋突起82の先端のピッチは、一定である。また、第2螺旋突起82の先端のピッチと、第1螺旋突起81の先端のピッチとは、等間隔である。
(2)第5実施形態の作用効果
第6実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(3)第5実施形態の変形例
第5実施形態の変形例としてのクリーニングローラ90では、図13に示すように、上記した第4実施形態の第2の変形例と同様に、互いに厚みが異なる2種類の基部91、92が、軸線方向において、交互に配置されてもよい。これにより、クリーニングローラ90は、互いに形状が異なる第1螺旋突起93と第2螺旋突起94とを備える。
7.第6実施形態の変形例
図14を参照して、第6実施形態のクリーニングローラ100を説明する。なお、第6実施形態のクリーニングローラ100において、第1実施形態のクリーニングローラ1と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第6実施形態のクリーニングローラ100は、2つの先端E102を有する第1螺旋突起101を備えてもよい。2つの先端E102は、軸線方向に互いに間隔を隔てて位置する。
(1)第1螺旋突起101
第1螺旋突起101は、基端E101と、2つの先端E102との間において、第1面S101、第2面S102、第3面S103および第4面S104を有する。
第1面S101と第2面S102とは、軸線方向において、2つの先端E102を挟んで互いに反対側に位置する。第1面S101と第2面S102とは、軸線方向において、互いに間隔を隔てて位置する。第1面S101は、軸線方向における基端E101の一端部と、軸線方向における一方側の先端E102とに連続する。第2面S102は、軸線方向における基端E101の他端部と、軸線方向における他方側の先端E102とに連続する。第1面S101は、径方向において、基端E101から先端E102へ向かうにつれて、第2面S102へ向かって傾斜する。第2面S102は、径方向において、基端E101から先端E102へ向かうにつれて、第1面S101へ向かって傾斜する。すなわち、第1螺旋突起101は、基端E101から先端E102へ向けて徐々に幅が狭くなっている。
第3面S103は、軸線方向において、第1面S101と第2面S102との間に位置する。第3面S103は、径方向において、基端E101から先端E102へ向かうにつれて、第1面S101へ向かって傾斜する。第3面S103は、軸線方向における一方側の先端E102において、第1面S101と連続する。これにより、幅方向における一方側の先端E102は、尖っている。なお、第3面S103は、幅方向において、第2面S102に対して間隔を隔てて位置する。
第4面S104は、軸線方向において、第3面S103と第2面S102との間に位置する。第4面S104は、径方向において、基端E101から先端E102へ向かうにつれて、第2面S102へ向かって傾斜する。第4面S104は、幅方向における他方側の先端E102において、第2面S102と連続する。これにより、幅方向における他方側の先端E102は、尖っている。
(2)第6実施形態の作用効果
第6実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
8.第7実施形態のクリーニングローラ110
図15を参照して、第7実施形態のクリーニングローラ110を説明する。なお、第7実施形態のクリーニングローラ110において、第1実施形態のクリーニングローラ1と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第7実施形態のクリーニングローラ110では、第1螺旋突起5の第1面S1、第2面S2と基部4とは、湾曲面S110を形成するように、連続していてもよい。湾曲面S110は、第1螺旋突起5の第1面S1、第2面S2に連続し、シャフト2に向かって湾曲する。
9.第8実施形態のクリーニングローラ120
図16Aを参照して、第8実施形態のクリーニングローラ120を説明する。なお、第8実施形態のクリーニングローラ120において、第1実施形態のクリーニングローラ1と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第8実施形態のクリーニングローラ120は、第1螺旋突起121が、第1部分122と、第1部分122とは異なる材料からなる第2部分123とを備える以外は、第1実施形態のクリーニングローラ1と同じ構造である。
(1)第1螺旋突起121
第1螺旋突起121の第1部分122は、径方向において、第2部分123よりも第1螺旋突起121の先端E122の近くに位置している。第1部分122は、先端E122を含んでいる。第2部分123は、径方向において、第1部分122よりも第1螺旋突起121の先端E122から遠くに位置している。第1部分122と第2部分123との境界面124は、軸線方向に延びている。
第1部分122は、幅方向において、仮想面Iに対して、対称の形状を有する。なお、第8実施形態では、仮想面Iは、先端E122を通り、径方向に延びる。第1部分122は、第2部分123よりも体積摩耗率が小さい材料からなる。第1部分122の材質としては、例えば、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂などからなる。
第2部分123は、軸線方向において、仮想面Iに対して、対称の形状を有する。第2部分123は、第1部分122よりも反発係数が高い材料からなる。第2部分123の材質としては、例えば、ウレタン樹脂の発泡体などからなる。
(2)第8実施形態の作用効果
第8実施形態のクリーニングローラ120によれば、第1部分122は、第2部分123よりも体積摩耗率が小さい材料からなり、第2部分123は、第1部分122よりも反発係数が高い材料からなる。
そのため、第2部分123の反発力によって、先端E122をクリーニング対象に接触させることができる。また、先端E122の摩耗を抑制することができる。
その結果、先端E122により、クリーニング対象に付着した付着物を、安定して掻き取ることができる。
第8実施形態でも、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(3)第8実施形態の変形例
上記した第8実施形態において、図16Bに示すように、第1螺旋突起131において、第1部分132で、第2部分133をコーティングすることもできる。
詳しくは、第1部分132は、基端E131と先端E132との間において、第2部分133の表面134を被覆する。また、第1部分132は、先端E132において第2部分133を被覆する。これにより、第1部分132は、先端E132を含む。
なお、第1部分132および第2部分133は、幅方向において、仮想面Iに対して、対称の形状を有する。
この変形例でも、上記した第8実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 クリーニングローラ
2 シャフト
3 弾性層
4 基部
5 第1螺旋突起
10 帯電ユニット
11 帯電ローラ
20 クリーニングローラ
21 第1螺旋突起
30 クリーニングローラ
31 第1螺旋突起
40 クリーニングローラ
41 第1螺旋突起
41A 第1突起部
41B 第2突起部
50 クリーニングローラ
51 基部
52 基部
53 第1螺旋突起
53A 第1突起部
53B 第2突起部
60 クリーニングローラ
61 第1突起部
62 第2突起部
70 クリーニングローラ
80 クリーニングローラ
81 第1螺旋突起
82 第2螺旋突起
90 クリーニングローラ
91 基部
92 基部
93 第1螺旋突起
94 第2螺旋突起
100 クリーニングローラ
101 第1螺旋突起
110 クリーニングローラ
120 クリーニングローラ
121 第1螺旋突起
131 第1螺旋突起
E1 基端
E2 先端
E11 基端
E12 先端
E21 基端
E22 先端
E101 基端
E102 先端
E122 先端
E131 基端
E132 先端
I 仮想面

Claims (19)

  1. 軸線方向に延びるシャフトと、
    前記シャフトを被覆する弾性層であって、前記シャフトを被覆する基部と、前記基部から突出する螺旋状の第1螺旋突起と、を備える弾性層と、
    を備え、
    前記第1螺旋突起は、基端から先端に向けて徐々に幅が狭くなるように構成され、その先端が尖っており、第1突起部と、前記第1突起部と形状が異なる第2突起部とを備え、
    前記第2突起部は、前記軸線方向において、前記第1突起部を挟んで両側に位置することを特徴とする、クリーニングローラ。
  2. 前記第1螺旋突起の高さは、0.2mm以上5mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載のクリーニングローラ。
  3. 前記第1螺旋突起の高さは、0.5mm以上2.5mm以下であることを特徴とする、請求項2に記載のクリーニングローラ。
  4. 前記第1螺旋突起は、前記先端を通り前記シャフトの径方向に延びる仮想面に対して非対称の形状を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  5. 前記第2突起部の断面積は、前記第1突起部の断面積よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  6. 前記第2突起部の幅は、前記第1突起部の幅よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  7. 前記第2突起部の高さは、前記第1突起部の高さよりも高いことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  8. 前記基部は、第1部と、前記第1部より厚さが小さい第2部とを備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  9. 前記シャフトは、軸線方向に延び、
    前記軸線方向において、前記弾性層の中央部における前記第1螺旋突起のピッチは、前記弾性層の端部における前記第1螺旋突起のピッチよりも大きいことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  10. 前記第1螺旋突起のピッチは一定であることを特徴とする、請求項1に記載のクリーニングローラ。
  11. さらに、前記基部から突出し、ピッチが一定である第2螺旋突起を備え、
    前記第1螺旋突起は、前記第2螺旋突起と、2重螺旋を構成しており、
    前記第1螺旋突起のピッチと前記第2螺旋突起のピッチとは、等間隔であることを特徴とする、請求項10に記載のクリーニングローラ。
  12. 前記第2突起部は、前記第1突起部を挟んで両側に位置することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  13. 前記基部は、前記第1螺旋突起の表面に連続し、前記シャフトに向かって湾曲する湾曲面を備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  14. 前記基部の表面と、前記第1螺旋突起の前記基部に連続する表面とのなす角度は鈍角であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  15. 前記弾性層は、発泡ゴムからなることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のクリーニングローラ。
  16. 前記発泡ゴムは、ウレタンであることを特徴とする、請求項15に記載のクリーニングローラ。
  17. クリーニング対象と、請求項1〜16のいずれか一項に記載のクリーニングローラであって、前記クリーニング対象に接触するクリーニングローラと、を備えることを特徴とする、ユニット。
  18. 前記基部は、前記クリーニング対象に対して間隔を隔てており、
    前記第1螺旋突起は、前記クリーニング対象に接触することを特徴とする、請求項17に記載のユニット。
  19. 前記クリーニング対象は、帯電ローラの表面であることを特徴とする、請求項17または18に記載のユニット。
JP2016018290A 2016-02-02 2016-02-02 クリニングローラおよびユニット Active JP6707878B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016018290A JP6707878B2 (ja) 2016-02-02 2016-02-02 クリニングローラおよびユニット
US15/420,358 US9989914B2 (en) 2016-02-02 2017-01-31 Cleaning roller and cleaning device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016018290A JP6707878B2 (ja) 2016-02-02 2016-02-02 クリニングローラおよびユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017138407A JP2017138407A (ja) 2017-08-10
JP6707878B2 true JP6707878B2 (ja) 2020-06-10

Family

ID=59386640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016018290A Active JP6707878B2 (ja) 2016-02-02 2016-02-02 クリニングローラおよびユニット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9989914B2 (ja)
JP (1) JP6707878B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6746931B2 (ja) * 2016-02-02 2020-08-26 ブラザー工業株式会社 クリーニングローラ
JP7059549B2 (ja) * 2017-09-27 2022-04-26 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 帯電装置および画像形成装置
JP7106951B2 (ja) * 2018-04-05 2022-07-27 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 清掃部材、画像形成装置用ユニットおよび画像形成装置
US10824086B1 (en) * 2019-09-24 2020-11-03 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a cleaning member that has a spiral portion of different edge surface widths among different regions

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146154U (ja) * 1981-03-06 1982-09-14
JPS5879764U (ja) * 1981-11-25 1983-05-30 オリンパス光学工業株式会社 電子写真複写機のクリ−ニング装置
JPS58100371U (ja) * 1981-12-28 1983-07-08 コニカ株式会社 回転式クリ−ニング装置
JPH02259794A (ja) * 1989-03-31 1990-10-22 Mutoh Ind Ltd 電子転写プリンタにおけるクリーニング装置
JPH0556053U (ja) * 1991-10-28 1993-07-27 株式会社コジット 掃除具
JPH0883030A (ja) 1994-09-09 1996-03-26 Canon Inc クリーニング装置
JP2834716B2 (ja) * 1996-11-20 1998-12-14 ミツマ技研株式会社 クリーニングローラ及びトナー供給ローラの製造方法
JP3893225B2 (ja) 1998-10-08 2007-03-14 キヤノン株式会社 現像装置および画像形成装置
JP2005073878A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Tsuchiya Tsco Co Ltd クリーニングブラシ
JP2008064955A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Canon Inc 帯電装置及び画像形成装置
JP2008096822A (ja) 2006-10-13 2008-04-24 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置、帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置
JP5827786B2 (ja) 2010-01-13 2015-12-02 富士ゼロックス株式会社 清掃部材、帯電装置、転写装置、組立体、画像形成装置
JP5577710B2 (ja) * 2010-01-13 2014-08-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP5540714B2 (ja) * 2010-01-13 2014-07-02 富士ゼロックス株式会社 清掃体、清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置
JP5240250B2 (ja) * 2010-01-13 2013-07-17 富士ゼロックス株式会社 清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP5668300B2 (ja) * 2010-03-15 2015-02-12 富士ゼロックス株式会社 清掃装置、組立体及び画像形成装置
JP5504997B2 (ja) * 2010-03-16 2014-05-28 富士ゼロックス株式会社 清掃部材、帯電装置、転写装置、組立体、及び画像形成装置
JP5447224B2 (ja) * 2010-06-28 2014-03-19 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP5742149B2 (ja) * 2010-09-27 2015-07-01 富士ゼロックス株式会社 清掃部材及び清掃装置、並びにそれを用いた画像形成装置
US20140037320A1 (en) * 2012-08-03 2014-02-06 Jenny Marie Berens Roller having multiple wrapped strips
JP5915491B2 (ja) * 2012-10-05 2016-05-11 富士ゼロックス株式会社 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20170219988A1 (en) 2017-08-03
JP2017138407A (ja) 2017-08-10
US9989914B2 (en) 2018-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6707878B2 (ja) クリニングローラおよびユニット
JP5402275B2 (ja) 帯電装置および画像形成装置
JP3844658B2 (ja) 荷電ローラ、帯電装置、像担持体ユニット、画像形成装置及び荷電ローラへのフィルム材巻付方法
JP5273466B2 (ja) 潤滑剤塗布装置および画像形成装置
JP6028680B2 (ja) 帯電装置及び画像形成装置
US10248072B2 (en) Cleaning roller provided with shaft and elastic body wound thereabout
JP2007140080A (ja) 現像剤担持体の製造方法、現像剤担持体、現像装置、および画像形成装置
JP2008076858A (ja) クリーニング装置、及び画像形成装置
JP2011191548A (ja) 清掃装置、組立体及び画像形成装置
JP2012027135A (ja) 潤滑剤塗布装置、プロセスユニット、転写装置及び画像形成装置
JP2015161941A (ja) ベルト装置、及び、これを備えた画像形成装置
JP2010286712A (ja) 帯電装置および画像形成装置
JP2012215701A (ja) 画像形成装置用の中間転写ユニット及び該中間転写ユニットを備えた画像形成装置
CN108693747B (zh) 成像设备
JP6292162B2 (ja) 画像形成装置
JP5510640B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007279251A (ja) 現像剤担持体、現像剤担持体の製造方法、現像装置、および画像形成装置
JP6287909B2 (ja) 画像形成装置
JP5304847B2 (ja) 画像形成装置及びベルトユニット
JP2008096551A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6201295B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP6635053B2 (ja) 画像形成装置
JP5775704B2 (ja) 画像形成装置用ブレード
JP2005107554A (ja) 画像形成装置
JP2018060073A (ja) 清掃部材、帯電装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200504

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6707878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150