JP6703230B2 - 物品供給装置 - Google Patents

物品供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6703230B2
JP6703230B2 JP2015232104A JP2015232104A JP6703230B2 JP 6703230 B2 JP6703230 B2 JP 6703230B2 JP 2015232104 A JP2015232104 A JP 2015232104A JP 2015232104 A JP2015232104 A JP 2015232104A JP 6703230 B2 JP6703230 B2 JP 6703230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
conveyor
upstream
downstream
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015232104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017095276A (ja
Inventor
橋本 英樹
英樹 橋本
駿典 平松
駿典 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichirin Co Ltd
Original Assignee
Nichirin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichirin Co Ltd filed Critical Nichirin Co Ltd
Priority to JP2015232104A priority Critical patent/JP6703230B2/ja
Publication of JP2017095276A publication Critical patent/JP2017095276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6703230B2 publication Critical patent/JP6703230B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

本発明は、物品供給装置に関する。
例えば特許文献1などに、従来の物品供給装置が記載されている。従来の物品供給装置は、次のように作動する。コンベア上の物品を視覚センサ(同文献におけるCCDカメラ)が検出する。視覚センサの検出結果に基づいて、取出手段(同文献におけるロボット)がコンベア上から物品を取り出す。そして、取出手段により取り出された物品は、物品供給装置から次工程に供給される。
特開2002−114368号公報
従来、視覚センサにより物品の状態を検出し、所定状態の物品は物品供給装置から次工程に供給され、所定状態でない物品は物品供給装置から次工程に供給されない、という作動をする物品供給装置がある。このような物品供給装置では、所定状態でないと検出された物品が多いほど、物品供給装置から次工程への物品の供給効率が悪くなる、という問題がある。
そこで、本発明は、次工程への物品の供給効率を向上できる物品供給装置を提供することを目的とする。
本発明の物品供給装置は、上流側コンベアと、下流側コンベアと、上流側視覚センサと、下流側視覚センサと、取出手段と、を備える。前記上流側コンベアは、物品を搬送する。前記下流側コンベアは、前記上流側コンベアよりも下流側に配置され、前記物品を搬送する。前記上流側視覚センサは、前記上流側コンベア上の前記物品の状態を検出する。前記下流側視覚センサは、前記下流側コンベア上の前記物品の状態を検出する。前記取出手段は、前記上流側コンベアおよび前記下流側コンベアから前記物品を取り出す。前記上流側コンベアと前記下流側コンベアとの間には、前記上流側コンベアから前記下流側コンベアに前記物品が落下するように段差が設けられる。前記上流側視覚センサにより検出された前記物品の状態が、予め定められた所定状態の場合、前記取出手段は、前記所定状態の前記物品を前記上流側コンベアから取り出す。前記上流側視覚センサにより検出された前記物品の状態が前記所定状態でない場合、前記上流側コンベアは、前記所定状態でない前記物品を前記下流側コンベアに供給する。前記下流側視覚センサにより検出された前記物品の状態が前記所定状態の場合、前記取出手段は、前記所定状態の前記物品を前記下流側コンベアから取り出す。
上記構成により、次工程への物品の供給効率を向上できる。
物品供給装置1を上から見た図である。 図1に示す物品供給装置1の一部を矢印F2の向きから見た図である。 図1に示す物品60を示す図である。 図3のF4矢視図である。
以下、図1〜図4を参照しつつ、本発明を実施するための形態について説明する。
物品供給装置1は、図1に示す物品供給装置1内に供給された物品60(下記)を、物品供給装置1から次工程に供給する装置である。物品供給装置1は、例えば金具供給装置であり、例えば視覚センサ付き金具供給装置である。物品供給装置1は、コンベア10と、光照射部20と、視覚センサ30と、ロボットハンド40(取出手段)と、コントローラ50と、を備える。なお、図1では、複数の物品60のうち、一部の物品60に符号を付した。
コンベア10は、上流側から下流側に物品60を搬送する装置(搬送装置)である。コンベア10は、帯状の搬送帯であり、ベルトコンベアである。コンベア10は、ローラコンベア、チェーンコンベア、または振動コンベアなどを有してもよい。コンベア10は、上流側から下流側の順に、第1コンベア11と、第2コンベア12と、第3コンベア13(上流側コンベア)と、第4コンベア14(下流側コンベア)と、リターンコンベア15と、を備える。第1コンベア11による物品60の搬送の向きを搬送方向D11とする。第2コンベア12による物品60の搬送の向きを搬送方向D12とする。第3コンベア13による物品60の搬送の向きを搬送方向D13とする。第4コンベア14による物品60の搬送の向きを搬送方向D14とする。
第1コンベア11には、物品60が供給され、例えば多数の物品60が供給される。
第2コンベア12は、第1コンベア11よりも下流側に配置され、第1コンベア11から物品60が供給される。第2コンベア12の搬送方向D12と、第1コンベア11の搬送方向D11とは、異なる向きであり、上から見て直角をなす。第2コンベア12と、第1コンベア11の最下流側部分と、の間には、段差(上下方向の間隔)が設けられる。第2コンベア12による物品60の搬送の速さ(物品60の移動の速さ)は、第1コンベア11による物品60の搬送の速さよりも速い。
第3コンベア13(上流側コンベア)は、第2コンベア12よりも下流側に配置され、第2コンベア12から物品60が供給される。第3コンベア13の搬送方向D13は、第2コンベア12の搬送方向D12と同じ向きである(異なる向きでもよい)。第3コンベア13と、第2コンベア12の最下流側部分と、の間には、段差E12(図2参照)が設けられる。第3コンベア13による物品60の搬送の速さは、第2コンベア12による物品60の搬送の速さよりも速い。第3コンベア13は、ベルト部13bと、壁部13wと、を備える。
ベルト部13bは、物品60を搬送する帯状の部分である。ベルト部13bは、光透過性を有する。ベルト部13bは、光が透過可能な(光透過性の)樹脂製ベルトであり、例えば白色である。
壁部13wは、ベルト部13bの幅方向(搬送方向D13に直交する水平方向)の端部から物品60が落下することを防ぐ部分であり、ベルト部13bの幅方向両端部から上に突出する。
第4コンベア14(下流側コンベア)は、第3コンベア13よりも下流側に配置され、第3コンベア13から物品60が供給される。第4コンベア14の搬送方向D14と、第3コンベア13の搬送方向D13とは、異なる向きであり、上から見て直角をなす。第4コンベア14と、第3コンベア13の最下流側部分と、の間には、段差E13(図2参照)が設けられる。第4コンベア14は、ベルト部14bと、壁部14wと、を備える。ベルト部14bは、第3コンベア13のベルト部13bと同様に、光透過性を有する。ベルト部14bに対する壁部14wの配置(相対的配置)は、ベルト部13bに対する壁部13wの配置と同様である。
リターンコンベア15は、第4コンベア14よりも下流側に配置される。リターンコンベア15には、第4コンベア14から物品60が供給される場合がある。リターンコンベア15は、物品60を第1コンベア11に戻す(供給する)。なお、第3コンベア13のベルト部13bおよび壁部13wと同様に、ベルト部および壁部は、第1コンベア11、第2コンベア12、およびリターンコンベア15にも設けられる。これらのベルト部は、光透過性を有する必要はない。
光照射部20は、コンベア10上の物品60に光を照射する。光照射部20には、上流側光照射部23と、下流側光照射部24と、がある。
上流側光照射部23は、第3コンベア13上の物品60に光を照射する。上流側光照射部23は、第3コンベア13上の物品60であって、上流側視覚センサ33(下記)の検出範囲内の物品60に光を照射する。図2に示すように、上流側光照射部23は、物品60よりも下から、物品60に光を照射する(下流側光照射部24も同様)。上流側光照射部23は、ベルト部13bの上部(搬送方向D13に移動する部分)よりも下に配置される。上流側光照射部23は、ベルト部13bの下部(搬送方向D13とは逆向きに移動する部分)よりも上に配置される。上流側光照射部23は、板状であり、例えばパネル型LEDである(下流側光照射部24も同様)。上流側光照射部23は、板状でなくてもよく、蛍光灯や白熱灯などを用いたものでもよい(下流側光照射部24も同様)。
下流側光照射部24は、第4コンベア14上の物品60に光を照射する。下流側光照射部24は、第4コンベア14上の物品60であって、下流側視覚センサ34(下記)の検出範囲内の物品60に光を照射する。第4コンベア14に対する下流側光照射部24の配置(相対的配置)は、第3コンベア13に対する上流側光照射部23の配置と同様である。
視覚センサ30は、コンベア10上の物品60の状態などを検出する。視覚センサ30には、上流側視覚センサ33と、下流側視覚センサ34と、がある。
上流側視覚センサ33は、第3コンベア13上の物品60の状態を検出する。上流側視覚センサ33は、物品60のシルエット画像を検出することにより、物品60の状態を検出する(下流側視覚センサ34も同様)(詳細は下記)。上流側視覚センサ33は、第3コンベア13の真上に配置され、上流側光照射部23の真上に配置される。上流側視覚センサ33は、画像を取得するセンサ(カメラ)であり、例えばCCDカメラなどである(下流側視覚センサ34も同様)。
下流側視覚センサ34は、第4コンベア14上の物品60の状態を検出する。第4コンベア14および下流側光照射部24に対する下流側視覚センサ34の配置(相対的配置)は、第3コンベア13および上流側光照射部23に対する上流側視覚センサ33の配置と同様である。
ロボットハンド40(取出手段)は、図1に示すように、第3コンベア13(第3コンベア13上)および第4コンベア14(第4コンベア14上)から物品60を取り出す装置(手段)である。ロボットハンド40は、物品60を把持する。
コントローラ50は、信号の入出力、および演算などを行う。コントローラ50には、視覚センサ30の検出結果が入力される。コントローラ50は、ロボットハンド40の作動を制御する。
物品60は、物品供給装置1内から次工程に供給される物である。物品60は、金具(金属製の部品)である。例えば、物品60は、ホースに取り付けられる金具であり、ホースの継手であり、メガネ金具(アイジョイント)である。上記ホースは、例えば、ブレーキホースであり、自動車用である。なお、物品60は、金具でなくてもよく、金属製でなくてもよく、部品でなくてもよい。物品60の表面は、例えばメッキ加工が施されたものである。物品60の形状は、視覚センサ30により物品60の状態(下記)を検出できるような形状である。物品60の形状は、物品60の状態に応じてシルエット画像が変わるような形状である。物品60の一例は次の通りである。図3に示すように、物品60は、ソケット部61と、首部63と、メガネ部65と、ピン部67と、を備える。
ソケット部61は、ホースに取り付けられる部分であり、略円筒状の部分である。
首部63は、ソケット部61から突出する部分であり、管であり、円筒管である。図4に示すように、首部63は、ストレート部63aと、曲げ部63bと、を備える。ストレート部63aは、円筒管の中心軸が直線状の部分である。曲げ部63bは、円筒管の中心軸が曲線状の部分である。曲げ部63bは、曲げ角度θの曲げ形状(例えば曲げ加工された形状)を有する。曲げ角度θは、曲げ部63bの一端(円筒管の長さ方向の一端)における円筒管の中心軸の方向と、曲げ部63bの他端における円筒管の中心軸の方向と、がなす角度である。曲げ角度θは、例えば10°、20°、または30°などである。
メガネ部65は、図3に示すように、首部63の先端に固定される、円環状の部分である。なお、首部63の軸方向両端のうち、ソケット部61に固定される側の端が「基端」であり、その逆側の端が「先端」である。
ピン部67は、メガネ部65から径方向外側(メガネ部65の円環の径方向外側)に突出する突起部分である。
(作動)
図1に示す物品供給装置1の作動は次の通りである。
第1コンベア11には、多数の物品60が供給される(入れられる)。第1コンベア11は、物品60を搬送方向D11に搬送し、物品60を第2コンベア12に供給する(移す、移動させる)。第2コンベア12は、物品60を搬送方向D12に搬送し、物品60を第3コンベア13に供給する。
第3コンベア13は、物品60を搬送方向D13に搬送する。第3コンベア13は、上流側視覚センサ33の検出範囲内まで物品60を搬送したとき(検出範囲内に物品60の輪郭全体が入っているとき)、物品60の搬送を停止させる(第3コンベア13が一旦停止する)。
上流側視覚センサ33は、第3コンベア13上の物品60が停止した状態で、第3コンベア13上の物品60の状態を検出する。上流側視覚センサ33は、物品60のシルエット画像を、次のように検出する。図2に示すように、上流側視覚センサ33は、上流側光照射部23が照射した光(第3コンベア13を透過した光)を検出する。上流側光照射部23から上流側視覚センサ33への光路の途中に、第3コンベア13上の物品60が配置される。この配置により、上流側視覚センサ33は、物品60のシルエット画像を検出する。さらに詳しくは、上流側視覚センサ33は、物品60の輪郭内と、物品60の輪郭外と、を明確に区別可能な画像を取得する。
ここで、上流側視覚センサ33が、物品60のシルエット画像でなく、物品60の反射画像を検出する場合には、物品60の状態を適切に検出できない場合がある。例えば、物品60への光の当て具合(光の角度、強さなど)によって、物品60の表面での色調や光沢が変わり、適切な検出(コントローラ50での適切な判定)ができない場合がある。例えば、物品60の表面にメッキ処理が施されている場合には、物品60の表面に物品60以外の物が映り込むこと、または、メッキ自体に色調のムラやバラツキがあることなどにより、適切な検出ができないおそれがある。また例えば、図1に示すベルト部13bの一部が変色している場合などには、ベルト部13bと物品60との判別ができないなどにより、適切な検出ができないおそれがある。よって、このような事象を防止するため、物品60の状態の検出は、物品60の反射画像でなく、物品60のシルエット画像により行われることが好ましい。
コントローラ50には、上流側視覚センサ33で検出された物品60の状態(具体的にはシルエット画像)が入力される。コントローラ50は、上流側視覚センサ33で検出された物品60の状態が、所定状態か否かを判定する。所定状態は、コントローラ50に予め設定(記憶、登録)される。コントローラ50は、上流側視覚センサ33で検出された物品60のシルエット画像と、予め設定された画像と、を比較する。例えば、これらの画像の相違が許容範囲内の場合(例えば一致する場合)は、所定状態である、と判定する(OK判定)。これらの画像の相違が許容範囲外の場合は、所定状態でない(非所定状態である)、と判定する(NG判定)。
所定状態は次のように設定される。視覚センサ30で物品60の状態を適切に検出でき、かつ、ロボットハンド40でコンベア10から物品60を適切に取り出せるような物品60の状態は、所定状態と設定される。視覚センサ30で物品60の状態を適切に検出できないような物品60の状態は、非所定状態となる。ロボットハンド40でコンベア10から物品60を適切に取り出せないような物品60の状態は、非所定状態となる。所定状態などの具体例は次の通りである。
(1個の物品60の配置の向き)
1個の物品60の配置の向き(コンベア10上での載置の向き)には、表向き配置(図2の物品60Aa参照)と、裏向き配置(図2の物品60Ab参照)と、横向き配置(図1の物品60Ba参照)と、がある。表向き配置および裏向き配置は、メガネ部65(図3参照)の円環の中心軸が略上下方向となる配置である。表向き配置および裏向き配置は、所定状態と設定される。横向き配置は、メガネ部65の円環の中心軸が水平方向(または略水平方向)となる配置である。横向き配置は、非所定状態となる。
(コンベア10における1個の物品60の位置)
物品60(図2の物品60Bb参照)が壁部13wに近接していることにより、上流側視覚センサ33が物品60のシルエット画像を適切に検出できない場合は、非所定状態となる。例えば、物品60が壁部13wに近接している結果、物品60が上流側視覚センサ33の検出範囲の端に配置されていることにより、上流側視覚センサ33が物品60のシルエット画像を適切に検出できない場合は、非所定状態となる。
(複数の物品60の配置)
複数の物品60どうしが上下方向に接する(重なる)場合(図2の物品60Bc参照)は、上流側視覚センサ33が物品60のシルエット画像を適切に検出できないので、非所定状態となる。また、複数の物品60どうしが水平方向に接する場合(図2の物品60Bd参照)も、上流側視覚センサ33が物品60のシルエット画像を適切に検出できないので、非所定状態となる。
コントローラ50は、上流側視覚センサ33の検出結果に基づいて、「所定状態か否か」以外の情報を判定してもよい。コントローラ50は、物品60が表向き配置(図2の物品60Aa参照)であるか、裏向き配置(図2の物品60Ab参照)であるか、を判定してもよい。この判定は、表向き配置と裏向き配置とで物品60のシルエット画像が異なる場合に可能である。この判定は、例えば物品60におけるピン部67(図3参照)の位置によっては可能である。また、図1に示すコントローラ50は、物品60の形状(各部の寸法、角度など)を判定してもよい。
物品60の状態が所定状態の場合、ロボットハンド40は、所定状態の物品60(所定状態と判定された物品60)を第3コンベア13から取り出す。ロボットハンド40は、上流側視覚センサ33に検出された物品60の状態(位置、向き)に基づいて、物品60を取り出す。物品60が取り出されるとき、第3コンベア13は物品60の搬送を停止させた状態である。
物品60の状態が所定状態でない場合、ロボットハンド40は、非所定状態の物品60(非所定状態と判定された物品60)を第3コンベア13から取り出さない。この場合、第3コンベア13は、非所定状態の物品60を搬送方向D13に搬送し(搬送を再開し)、非所定状態の物品60を第4コンベア14に供給する(移す)。
第3コンベア13から第4コンベア14に物品60が移るとき、非所定状態の物品60は、所定状態になりやすい。物品60を非所定状態から所定状態にさせやすくするための手段には、段差E13(図2参照)と、搬送方向D13と搬送方向D14との相違と、搬送の速さの相違と、がある。
(段差)
図2に示す段差E13は、第3コンベア13と第4コンベア14との間に設けられ、第3コンベア13から第4コンベア14に物品60が落下するように設けられる。段差E13で物品60が落下することにより、物品60の配置の向きが変わりやすい。具体的には、物品60が、横向き配置(図1の物品60Ba参照)から、表向き配置(図2の物品60Aa参照)または裏向き配置(図2の物品60Ab参照)になりやすい。ここで、表向き配置および裏向き配置は、横向き配置よりも安定した配置である。また、段差E13で物品60が落下することにより、複数の物品60どうし(図1の物品60Bcおよび物品60Bd参照)が分散されやすい(離れやすい)。
(搬送方向の相違)
図1に示すように、第3コンベア13の搬送方向D13と、第4コンベア14の搬送方向D14とが相違する。よって、第3コンベア13から第4コンベア14に物品60が移るときに、物品60の移動方向が変わり、物品60が揺れやすい。よって、物品60の配置の向きが変わりやすく、また、複数の物品60どうしが分散されやすい。
(搬送の速さの相違)
第3コンベア13による物品60の搬送の速さよりも、第4コンベア14による物品60の搬送の速さの方が速い。よって、第3コンベア13から第4コンベア14に物品60が移るときに、複数の物品60どうしが分散されやすく、特に複数の物品60どうしの水平方向の距離が広がりやすい。また、第3コンベア13から第4コンベア14に物品60が移るときに、物品60が揺れやすいので、物品60の配置の向きが変わりやすい。
段差E13(図2参照)と同様に、第1コンベア11と第2コンベア12との間の段差、および、第2コンベア12と第3コンベア13との間の段差E12(図2参照)でも、物品60が非所定状態から所定状態になる場合がある(例えば所定状態になりやすい)。搬送方向D13と搬送方向D14との相違と同様に、搬送方向D11と搬送方向D12との相違によっても、物品60が非所定状態から所定状態になる場合がある(例えば所定状態になりやすい)。第3コンベア13と第4コンベア14との搬送の速さの相違と同様に、第2コンベア12と第3コンベア13との搬送の速さの相違によっても、物品60が非所定状態から所定状態になる場合がある(例えば所定状態になりやすい)。この場合、搬送の速さは、第2コンベア12(低速)、第3コンベア13(中速)、第4コンベア14(高速)の順に、速い。
第4コンベア14、下流側光照射部24、および下流側視覚センサ34は、第3コンベア13、上流側光照射部23、および上流側視覚センサ33と、ほぼ同様に作動する。第4コンベア14は、物品60を搬送方向D14に搬送する。第4コンベア14は、下流側視覚センサ34の検出範囲内まで物品60を搬送したとき(検出範囲内に物品60の輪郭全体が入っているとき)、物品60の搬送を停止させる(第4コンベア14が一旦停止する)。下流側視覚センサ34は、第4コンベア14上の物品60が停止した状態で、第4コンベア14上の物品60の状態を検出する。コントローラ50は、下流側視覚センサ34で検出された物品60の状態が、所定状態か否かを判定する。物品60の状態が所定状態の場合、ロボットハンド40は、所定状態の物品60(所定状態と判定された物品60)を第4コンベア14から取り出す。物品60が取り出されるとき、第4コンベア14は物品60の搬送を停止させた状態である。物品60の状態が所定状態でない場合、ロボットハンド40は、第4コンベア14から物品60(非所定状態と判定された物品60)を取り出さない。この場合、第4コンベア14は、非所定状態の物品60を搬送方向D14に搬送し(搬送を再開し)、非所定状態の物品60をリターンコンベア15に供給する(移す)。
リターンコンベア15は、上流側視覚センサ33および下流側視覚センサ34の両方で非所定状態であることが検出された物品60を、第1コンベア11に戻す。
(曲げ角度θの検出など)
上記のように、ロボットハンド40は、所定状態の物品60をコンベア10から取り出す。次に、取り出された物品60の、図4に示す曲げ部63bの曲げ角度θが検出される。曲げ角度θの検出は、図1に示す視覚センサ30(上流側視覚センサ33または下流側視覚センサ34)により行われる。曲げ角度θ(図4参照、以下の曲げ角度θについて同様)の検出は、ロボットハンド40に物品60が把持されている状態で行われる。ここで、コンベア10上の物品60の配置方向は、視覚センサ30による曲げ角度θの検出を適切に行える方向であるとは限らない。そのため、コンベア10上の物品60の曲げ角度θを視覚センサ30で検出することは困難、または不可能な場合がある。一方、ロボットハンド40は、物品60の方向を任意に変えることができ、視覚センサ30による曲げ角度θの検出を適切に行えるように物品60の方向を変えることができる。よって、視覚センサ30で曲げ角度θを適切に検出できる。なお、物品60の形状によっては、コンベア10上にある状態で、物品60の曲げ角度θが、視覚センサ30により検出されてもよい。
コントローラ50は、視覚センサ30に検出された曲げ角度θが、許容範囲内か否か(曲げ角度θが正しい角度か否か、物品60が正規のものか否か)を判定する。上記の許容範囲は、コントローラ50に予め設定される。
ロボットハンド40は、視覚センサ30に検出された曲げ角度θに基づいて、物品60の方向決め(詳細は下記)を行う。ロボットハンド40は、物品60の方向決めがされた状態で、物品60を締結工程(次工程)に供給する。
(締結工程)
締結工程は、締結装置(図示なし)が、物品60(金具)をホースに締結する工程である。この工程では、例えばホースの両端に1個ずつ物品60が締結される。このとき、ホース一端に締結される物品60の曲げ部63b(図4参照)に対する、ホース他端に締結される物品60の曲げ部63bの角度(相対角度、相対的配置)が、定められた角度になるように締結を行う必要がある。そのため、ホースへの締結時の物品60の方向を所定方向とする(方向決めをする)必要がある。この方向決めは、上記のように、締結工程の前に、視覚センサ30の検出結果に基づいてロボットハンド40により行われている。そのため、締結工程では、物品60の方向決めが行われる必要がない。
なお、次工程(物品供給装置1から物品60が供給される工程)は、締結工程でなくてもよい。さらに詳しくは、ロボットハンド40は、コンベア10から取り出した物品60を、締結工程以外の工程に供給してもよい。例えば、次工程は、レーザー刻印工程などでもよい。さらに詳しくは、ロボットハンド40は、レーザー刻印機などに物品60を供給してもよい。次工程は、例えば物品60を搬送する工程(搬送工程)などでもよい。
物品供給装置1内に(第1コンベア11に)多数の物品60が供給されるとき、個々の物品60の配置方向(表向き配置、裏向き配置、横向き配置など)は任意でよい。このとき、複数の物品60どうしが上下方向や水平方向に接していてもよい。このとき、例えば、複数の物品60の方向が揃えられる必要はない。そのため、物品供給装置1内に多数の物品60を供給する際に、物品60を所定方向(例えば一定方向)で搬送する装置は不要であり、具体的には例えば、パーツフィーダは不要である。通常、パーツフィーダなどの装置では、パーツフィーダ内部のレールなどにより、取り扱える物品60の形状が限定される。一方、物品供給装置1では、パーツフィーダなどの装置を用いる必要がないので、パーツフィーダなどの装置による物品60の形状の限定が生じない。よって、物品供給装置1で取り扱える物品60の形状を多様化できる。
(効果1)
図1に示す物品供給装置1による効果は、次の通りである。物品供給装置1は、第3コンベア13と、第4コンベア14と、上流側視覚センサ33と、下流側視覚センサ34と、ロボットハンド40と、を備える。第3コンベア13は、物品60を搬送する。第4コンベア14は、第3コンベア13よりも下流側に配置され、物品60を搬送する。上流側視覚センサ33は、第3コンベア13上の物品60の状態を検出する。下流側視覚センサ34は、第4コンベア14上の物品60の状態を検出する。ロボットハンド40は、第3コンベア13および第4コンベア14から物品60を取り出す。
[構成1−1]第3コンベア13と第4コンベア14との間には、第3コンベア13から第4コンベア14に物品60が落下するように段差E13(図2参照)が設けられる。
[構成1−2]上流側視覚センサ33により検出された物品60の状態が所定状態(予め定められた所定状態)の場合、ロボットハンド40は、所定状態の物品60を第3コンベア13から取り出す。
[構成1−3]上流側視覚センサ33により検出された物品60の状態が所定状態でない場合(非所定状態の場合)、第3コンベア13は、所定状態でない物品60を第4コンベア14に供給する。
[構成1−4]下流側視覚センサ34により検出された物品60の状態が所定状態の場合、ロボットハンド40は、所定状態の物品60を第4コンベア14から取り出す。
物品供給装置1は、上記[構成1−2]、[構成1−3]、および[構成1−4]を備える。よって、第3コンベア13から物品60が取り出されなかった場合でも、第4コンベア14上で物品60の状態が所定状態になっていれば、第4コンベア14から物品60が取り出される。よって、第4コンベア14から物品60が取り出されることがない場合に比べ、物品供給装置1は、次工程に物品60を多く供給できる。その結果、物品供給装置1による次工程への物品60の供給効率を向上させることができる。
さらに、物品供給装置1は、上記[構成1−1]の段差E13(図2参照)を備える。よって、第3コンベア13上で物品60が非所定状態であっても、段差E13で物品60が落下することで、物品60の状態が変わり、物品60が所定状態になりやすい(物品60の状態が非所定状態から変わり得ない場合と比べた場合)。よって、段差E13が設けられない場合に比べ、第4コンベア14から物品60が取り出されやすい。よって、物品供給装置1による次工程への物品60の供給効率を向上させることができる。
(効果2)
[構成2]第3コンベア13による物品60の搬送の向き(搬送方向D13)と、第4コンベア14による物品60の搬送の向き(搬送方向D14)と、が相違する。
物品供給装置1は、上記[構成2]を備える。よって、第3コンベア13上で物品60が非所定状態であっても、第3コンベア13から第4コンベア14に物品60が移るときに、物品60の搬送の向きが変わることで、物品60の状態が変わり、物品60が所定状態になりやすい。よって、搬送方向D13と搬送方向D14とが等しい場合に比べ、第4コンベア14から物品60が取り出されやすい。よって、物品供給装置1による次工程への物品60の供給効率をより向上させることができる。
また、上記[構成2]により、第3コンベア13の搬送方向D13における、物品供給装置1の長さを短くできる。よって、物品供給装置1をコンパクトに構成できる。
(効果3)
[構成3]第3コンベア13による物品60の搬送の速さよりも、第4コンベア14による物品60の搬送の速さの方が速い。
物品供給装置1は、上記[構成3]を備える。よって、第3コンベア13上で物品60が非所定状態であっても、第3コンベア13から第4コンベア14に物品60が移るときに、物品60の搬送の速さが変わることで、物品60の状態が変わり、物品60が所定状態になりやすい。具体的には例えば、複数の物品60どうしが分散することにより、物品60が所定状態になりやすい。よって、第3コンベア13と第4コンベア14とで物品60の搬送の速さが等しい場合に比べ、第4コンベア14から物品60が取り出されやすい。よって、物品供給装置1による次工程への物品60の供給効率をさらに向上させることができる。
(効果4)
[構成4]上流側視覚センサ33および下流側視覚センサ34は、物品60のシルエット画像を検出することにより物品60の状態を検出する。
物品供給装置1は、上記[構成4]を備える。よって、上流側視覚センサ33および下流側視覚センサ34は、物品60の表面およびコンベア10の表面での、色調や反射の影響を受けることなく、物品60の状態を検出できる。よって、物品60の状態を適切に検出できるので、コンベア10からの物品60の取り出しを適切に行える。
(効果5)
図4に示すように、物品60は、曲げ形状を有する曲げ部63bを備える。
[構成5−1]図1に示す上流側視覚センサ33または下流側視覚センサ34は、曲げ部63b(図4参照)の曲げ角度θを検出する。
[構成5−2]上流側視覚センサ33または下流側視覚センサ34は、ロボットハンド40に把持されている物品60を検出することにより、曲げ部63bの曲げ角度θを検出する。
上記[構成5−1]により、物品供給装置1を利用して、曲げ角度θの検出を行える。よって、曲げ角度θを検出するための装置を、物品供給装置1とは別に設ける必要がない。
上記[構成5−2]により、物品60がコンベア10上にある状態で、物品60の曲げ角度θを視覚センサ30が検出することは困難または不可能な場合でも、ロボットハンド40を用いて、視覚センサ30により曲げ角度θを検出できる。
(効果6)
[構成6−1]第3コンベア13は、上流側視覚センサ33により物品60の状態が検出されるとき、および、ロボットハンド40により第3コンベア13から物品60が取り出されるとき、物品60の搬送を停止させる。
[構成6−2]第4コンベア14は、下流側視覚センサ34により物品60の状態が検出されるとき、および、ロボットハンド40により第4コンベア14から物品60が取り出されるとき、物品60の搬送を停止させる。
上記[構成6−1]および[構成6−2]により、物品60の状態の検出、および、物品60の取り出しを適切に行える。
(変形例)
物品供給装置1の構成(例えば配置など)は変更されてもよい。例えば、コンベア10の搬送方向は変更されてもよい。例えば、第2コンベア12の搬送方向D12と、第3コンベア13の搬送方向D13とは、異なってもよい。
物品供給装置1の構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、リターンコンベア15は設けられなくてもよい。
物品供給装置1の構成要素の数が変更されてもよい。例えば、コンベア10を構成するコンベア(第1コンベア11や第2コンベア12など)の台数は、上記実施形態では5台であったが、2台以上4台以下でもよく、6台以上でもよい。
コンベア10から物品60を取り出す手段(取出手段)は、ロボットハンド40でなくてもよく、物品60を把持するものでなくてもよい。
第3コンベア13から物品60を取り出すロボットハンド40と、第4コンベア14から物品60を取り出すロボットハンド40と、が別に設けられてもよい。
上流側視覚センサ33により物品60の状態が検出されるとき(検出時)、および、ロボットハンド40により物品60が取り出されるとき(取出時)、第3コンベア13による物品60の搬送は、上記実施形態では停止したが、停止しなくてもよい。例えば、第3コンベア13の搬送の速さは、通常の搬送時(検出時以外および取出時以外)よりも、検出時の方が遅くてもよい。また、第3コンベア13の搬送の速さは、通常の搬送時よりも、取出時の方が遅くてもよい。また、第3コンベア13の搬送の速さは、通常の搬送時と検出時とで同じでも良く、通常の搬送時と取出時とで同じでもよい。同様に、第4コンベア14による物品60の搬送も、検出時や取出時に停止しなくてもよい。
図3に示す物品60の構成(形状など)は、変更されてもよい。例えば、図4に示す曲げ部63bは、上記実施形態では円筒管であったが、円筒管でなくてもよい。
物品60の状態の検出は、物品60のシルエット画像の検出により行われることが好ましいが、物品60の反射画像の検出により行われてもよい。物品60の反射画像の検出により物品60の状態の検出が行われる場合は、例えば、上流側視覚センサ33および下流側視覚センサ34にフィルタなどを設けたり、カラー画像をモノクロ画像に変換したりするなどにより、色調や反射の影響を受けないようにすることが好ましい。
上記「所定状態」は様々に設定可能である。例えば、図1に示す横向き配置の物品60Baは、上記実施形態では非所定状態であったが、所定状態に含まれてもよい。
1 物品供給装置
13 第3コンベア(上流側コンベア)
13b ベルト部(上流側ベルト部)
14 第4コンベア(下流側コンベア)
14b ベルト部(下流側ベルト部)
23 上流側光照射部
24 下流側光照射部
33 上流側視覚センサ
34 下流側視覚センサ
40 ロボットハンド(取出手段)
60 物品
63b 曲げ部
D13、D14 搬送方向(搬送の向き)
E13 段差
θ 曲げ角度

Claims (4)

  1. 物品を搬送するとともに光透過性を有する上流側ベルト部を有する上流側コンベアと、
    前記上流側コンベアよりも下流側に配置され、前記物品を搬送するとともに光透過性を有する下流側ベルト部を有する下流側コンベアと、
    前記上流側コンベア上の前記物品に光を照射する上流側光照射部と、
    前記下流側コンベア上の前記物品に光を照射する下流側光照射部と、
    前記上流側コンベア上の前記物品の状態を検出する上流側視覚センサと、
    前記下流側コンベア上の前記物品の状態を検出する下流側視覚センサと、
    前記上流側コンベアおよび前記下流側コンベアから前記物品を取り出す取出手段と、
    を備え、
    前記上流側コンベアと前記下流側コンベアとの間には、前記上流側コンベアから前記下流側コンベアに前記物品が落下するように段差が設けられ、
    前記上流側コンベアによる前記物品の搬送の向きと、前記下流側コンベアによる前記物品の搬送の向きと、が相違し、
    前記上流側視覚センサにより検出された前記物品の状態が、予め定められた所定状態の場合、前記取出手段は、前記所定状態の前記物品を前記上流側コンベアから取り出し、
    前記上流側視覚センサにより検出された前記物品の状態が前記所定状態でない場合、前記上流側コンベアは、前記所定状態でない前記物品を前記下流側コンベアに供給し、
    前記下流側視覚センサにより検出された前記物品の状態が前記所定状態の場合、前記取出手段は、前記所定状態の前記物品を前記下流側コンベアから取り出し、
    前記上流側コンベア上の前記物品に関する前記所定状態は、前記物品の配置の向き、前記上流側コンベアにおける前記物品の位置、および複数の前記物品同士の配置、の少なくともいずれかを含む状態であって、前記上流側視覚センサが前記物品の状態を検出可能、かつ、前記取出手段が前記上流側コンベアから前記物品を取り出し可能となるような状態であり、
    前記下流側コンベア上の前記物品に関する前記所定状態は、前記物品の配置の向き、前記下流側コンベアにおける前記物品の位置、および複数の前記物品同士の配置、の少なくともいずれかを含む状態であって、前記下流側視覚センサが前記物品の状態を検出可能、かつ、前記取出手段が前記下流側コンベアから前記物品を取り出し可能となるような状態であり、
    前記上流側視覚センサは、前記上流側光照射部が照射して前記上流側ベルト部を透過した光を検出することで、前記上流側光照射部から前記上流側視覚センサへの光路の途中に配置された前記上流側コンベア上の前記物品のシルエットを検出することにより、前記物品の状態を検出し、
    前記下流側視覚センサは、前記下流側光照射部が照射して前記下流側ベルト部を透過した光を検出することで、前記下流側光照射部から前記下流側視覚センサへの光路の途中に配置された前記下流側コンベア上の前記物品のシルエットを検出することにより、前記物品の状態を検出することを特徴とする、
    物品供給装置。
  2. 請求項1に記載の物品供給装置であって、
    前記上流側コンベアによる前記物品の搬送の速さよりも、前記下流側コンベアによる前記物品の搬送の速さの方が速いことを特徴とする、
    物品供給装置。
  3. 請求項1または2に記載の物品供給装置であって、
    前記物品は、曲げ形状を有する曲げ部を備え、
    前記上流側視覚センサまたは前記下流側視覚センサは、前記取出手段に把持されている前記物品を検出することにより前記曲げ部の曲げ角度を検出することを特徴とする、
    物品供給装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の物品供給装置であって、
    前記上流側コンベアは、前記上流側視覚センサにより前記物品の状態が検出されるとき、および、前記取出手段により前記上流側コンベアから前記物品が取り出されるとき、前記物品の搬送を停止させ、
    前記下流側コンベアは、前記下流側視覚センサにより前記物品の状態が検出されるとき、および、前記取出手段により前記下流側コンベアから前記物品が取り出されるとき、前記物品の搬送を停止させることを特徴とする、
    物品供給装置。
JP2015232104A 2015-11-27 2015-11-27 物品供給装置 Active JP6703230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015232104A JP6703230B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 物品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015232104A JP6703230B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 物品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017095276A JP2017095276A (ja) 2017-06-01
JP6703230B2 true JP6703230B2 (ja) 2020-06-03

Family

ID=58816565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015232104A Active JP6703230B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 物品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6703230B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4716909Y1 (ja) * 1968-09-21 1972-06-13
JPH0626770B2 (ja) * 1989-11-17 1994-04-13 川崎重工業株式会社 ワークのはめ合い方法
JPH06115670A (ja) * 1992-08-18 1994-04-26 Daikin Ind Ltd 部品供給装置
JPH06160066A (ja) * 1992-11-24 1994-06-07 Sekisui Chem Co Ltd 外観検査装置
JPH07277477A (ja) * 1994-04-04 1995-10-24 Waieru Kogyo Kk パーツピックアップ装置に於ける照明装置
EP1189052B1 (de) * 2000-06-28 2007-10-17 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zum bildlichen Erfassen von Stückgütern
JP5733522B2 (ja) * 2011-08-30 2015-06-10 澁谷工業株式会社 物品処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017095276A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9108431B2 (en) Printer and tablet
ATE489312T1 (de) Vorrichtung zum transportieren von gegenständen
CN109844505B (zh) 玻璃容器的烧伤检查装置
CN109108959A (zh) 机器人***
MY183831A (en) Asperity detection device for can
JP6011278B2 (ja) 物品処理システム
JP2006226724A (ja) ラベル検査方法およびその装置
KR101533976B1 (ko) 방향성 부품의 공급을 위한 피더 및 그의 공급 방법
JP2016199400A (ja) 物品供給装置
JP2011032020A (ja) 搬送装置
JP2014106192A (ja) 外観検査装置
DE60115446D1 (de) Vorrichtung zum vorübergehend Zwischenspeichern von Gegenständen in einer Verarbeitungslinie
JP6703230B2 (ja) 物品供給装置
JP2019030853A (ja) 軸体の検査分別装置
JP2011168395A (ja) 物品整列方法
JP2014510287A (ja) 容器の光学的検査方法及び装置
JP2019111781A (ja) 搬送物排斥装置、搬送物排斥方法、および搬送物排斥装置システム
JP6002007B2 (ja) 搬送装置
KR200469221Y1 (ko) 리니어 슈트
JP6782883B2 (ja) 搬送装置および検査装置
TWI664129B (zh) 零件供給系統和零件供給方法
KR100997135B1 (ko) 부품공급기의 이송트랙 구조
JP2011027487A (ja) 容器のラベル検査装置
JP2005324101A (ja) 異色パスタ分別装置
JP6168298B2 (ja) 物品受け渡し装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190716

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6703230

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150