JP6701795B2 - 液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び画像形成装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び画像形成装置に関する。
液体吐出ヘッドを用いる記録装置は、低価格化、高画質化、汎用化などにより、一般家庭へのパソコンの普及などとともに、近年様々な用途で数多く使用されているが、大きな技術的課題として、高速化と高画質化がある。
この解決方法としては、圧電素子等の圧力発生手段の駆動周波数を上げる方法と、1ヘッドごとのノズル数を増やす方法が挙げられる。しかしながら、圧力発生手段の駆動周波数を上げると、加圧液室から共通液室へと伝播した圧力の反射によって加圧液室における圧力の挙動が複雑になり、正確にインク滴を吐出することが難しくなる。このため、共通液室における圧力変化を抑え、共通液室から加圧液室への圧力の伝播を抑える必要がある。
しかし、以前から共通液室を区画する壁に圧力伝播を防止する構造を配置する方法が提示されているが、小型高密度化を求められるヘッドに対して、構造を付加するために大型化してしまい、適用できないという問題があった。
特許文献1には、共通液室の圧力反射による加圧液室への影響を少なくする目的で、共通液室を区画する壁に、圧力波伝播防止部材を配している構成が開示されている。しかし、上述したようにヘッド構成の大型化や構成変更なしで実施できる形態(より平易に構造を作製、効果を得ることができる)という問題は解消できていない。また、柱状波拡散部材の表面に凹凸形状を形成しているため、共通液室側に伝播した圧力波が再度加圧液室側に戻りやすくなってしまう。
特許文献2には、共通液室から加圧液室への圧力波の戻りを低減する目的で、共通液室のノズル配列方向と直交する方向の壁面に、加圧液室から伝搬された圧力を分散させる複数の圧力分散手段がノズル配列方向に沿って配置されている。前記圧力分散手段は、共通液室から個別流路への液体の流れの方向において、液体の流れの方向と直交する方向の断面積が、液体の流れの方向と逆方向に増加する形状を有している。しかし、上述したようにヘッド構成の大型化や構成変更なしで実施できる形態(より平易に構造を作製、効果を得ることができる)という問題は解消できていない。
そこで、本発明は、加圧液室で発生した圧力が加圧液室に戻り、加圧液室に影響することを安価かつ容易に抑制することができる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する複数のノズルが列設されたノズル基板と、前記複数のノズルに連通する複数の加圧液室及び該複数の加圧液室に連通する共通液室を有し、かつ、前記ノズル基板に接合された流路基板と、前記加圧液室に圧力を発生させる圧力発生手段と、を有する液体吐出ヘッドであって、前記加圧液室と前記共通液室は流体抵抗部を介して連通し、該流体抵抗部は前記液体が流れる連通部を有し、前記流路基板の面方向における断面において、前記共通液室は前記加圧液室及び前記連通部と対向する面に、1つの前記連通部に対応して1つの凸形状を有し、前記加圧液室、前記凸形状及び前記連通部は前記ノズルの列設方向と同じ方向に列設され、前記連通部及び前記凸形状は、前記凸形状の頂点と、前記連通部の列設方向における前記連通部の中心とを結ぶ線分が、前記連通部における前記液体の流れる方向に重なるように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、加圧液室で発生した圧力が加圧液室に戻り、加圧液室に影響することを安価かつ容易に抑制することができる液体吐出ヘッドを提供することができる。
本発明に係る液体吐出ヘッドの一例における側面模式図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドの一例における平面模式図である。 図2のA−A線に沿うノズル列設方向と垂直な断面模式図である。 図3のC−C線に沿う流路基板の面方向における断面模式図である。 従来例に係る液体吐出ヘッドにおける圧力の反射を説明するための流路基板の面方向における断面模式図(a)〜(c)である。 本発明に係る液体吐出ヘッドの一例における圧力の反射を説明するための流路基板の面方向における断面模式図(a)〜(c)である。 本発明に係る液体吐出ヘッドの他の例における流路基板の面方向の断面模式図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドの他の例における流路基板の面方向の断面模式図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドの他の例における圧力の反射を説明するための流路基板の面方向における断面模式図(a)〜(c)である。 本発明に係る液体吐出ヘッドの他の例における流路基板の面方向の断面模式図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドの他の例におけるノズル列設方向と垂直な断面模式図である。 本発明に係る液体吐出ヘッドを含む液体吐出装置を備えた本発明に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本発明に係る液体吐出装置を含む画像形成装置の他の例を示す概略構成図である。 本発明に係る液体吐出装置を含む画像形成装置の他の例を示す要部平面模式図である。
以下、本発明に係る液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び画像形成装置について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る液体吐出ヘッドの一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。なお、図1は同液体吐出ヘッドの側面模式図、図2は同じく平面模式図、図3は図2のA−A線に沿うノズル列設方向と垂直な断面模式図である。
本実施形態の液体吐出ヘッドHは、例えばSUS基板で形成した流路基板1と、流路基板1の下面に接合した振動板2と、流路基板1の上面に接合したノズル板3とを有している。これらによって液体を吐出するノズル4が連通する個別流路としての加圧液室(圧力室、加圧室、流路などとも称される。)6、加圧液室6に液体であるインク(記録液)を供給する供給路を兼ね、液体が流れる連通部5を有する流体抵抗部7、複数の加圧液室6に記録液を供給する共通液室8を形成している。なお、共通液室8には図示しない記録液タンクから供給路を介して記録液が供給される。
ここで、流路基板1は、リストリクタプレート1Aとチャンバーブレート1Bとを接着して構成されている。流路基板1は、SUS基板を、酸性エッチング液を用いてエッチング、あるいは打ち抜きなどの機械加工することで、各加圧液室6、流体抵抗部7、共通液室8などの開口をそれぞれ形成している。なお、流体抵抗部7はリストリクタプレート1Aの部分を開口し、チャンバーブレート1Bの部分を開口しないことで形成してもよい。
振動板2は、流路基板1を構成するチャンバーブレート1Bに接着接合している。振動板2は、例えば、ポリイミドなどの樹脂部材11AにSUS基板から形成した凸部11Bを接合して形成している。この他、例えば、ニッケルの金属プレートから形成したものなどを用いることもできる。なお、上述したように流体抵抗部7の振動板2側のチャンバーブレート1Bを振動板2と接合することで、振動板2の薄いポリイミドなどの樹脂部材11Aを介して加圧液室6内の圧力が外部に逃げることを防ぎ、効率的に液滴を吐出することが可能になる。
ノズル板3は、各加圧液室6に対応して直径10〜30μmの多数のノズル4を形成し、流路基板1のリストリクタプレート1Aに接着剤で接合されている。このノズル板3としては、ステンレス、ニッケルなどの金属、ポリイミド樹脂フィルムなどの樹脂、シリコン、及びそれらの組み合わせからなるものを用いることができる。また、ノズル面(吐出方向の表面:吐出面)には、インクとの撥水性を確保するため、メッキ被膜、あるいは撥水剤コーティングなどの周知の方法で撥水膜を形成している。
そして、振動板2の面外側(加圧液室6と反対面側)に凸部11Bを介して各加圧液室6に対応して圧力発生手段(アクチュエータ手段)を構成する積層型圧電素子12(圧電素子と称することもある)をそれぞれ接合し、これらの積層型圧電素子12をベース部材13に接合している。複数の圧電素子12は1つの圧電素子部材に溝加工(スリット加工)によって分断することなく形成したものであり、圧電素子部材は複数個圧電素子12の並び方向に沿ってベース部材13上に固定配置している。また、圧電素子12の一端面には駆動波形を与えるためのFPC(Flexible printed circuits)ケーブル14を接続している。
なお、圧電素子12の圧電方向としてd33方向の変位を用いて加圧液室6内インクを加圧する構成とすることも、圧電素子12の圧電方向としてd31方向の変位を用いて加圧液室6内インクを加圧する構成とすることもできる。本実施形態ではd33方向の変位を用いた構成をとっている。
ベース部材13は金属材料で形成することが好ましい。ベース部材13の材質(材料)が金属であれば、圧電素子12の自己発熱による蓄熱を防止することができる。圧電素子12とベース部材13は接着剤により接着接合しているが、チャンネル数が増えると、圧電素子12の自己発熱により100℃近くまで温度が上昇し、接合強度が著しく低下することになる。また、自己発熱によりヘッド内部の温度上昇が発生し、インク温度が上昇するが、インクの温度が上昇すると、インク粘度が低下し、噴射特性に大きな影響を与える。したがって、ベース部材13を金属材料で形成して圧電素子12の自己発熱による蓄熱を防止することで、これらの接合強度の低下、インク粘度の低下による噴射特性の劣化を防止することができる。
さらに、振動板2の周囲にはフレーム部材17を接着剤で接合している。そして、このフレーム部材17には、振動板2の樹脂部材11Aで構成した変形可能な部分としての振動板フィルタ部(供給開口部)19を介して共通液室8に隣接する供給液室16が形成されている。振動板フィルタ部19は共通液室8及び供給液室16の壁面を形成する。なお、供給液室16と共通液室8との間の壁部を形成する変形可能な部分としての振動板フィルタ部19を、振動板2を構成する部材で形成しているが、振動板2と兼用せずに別部材とすることもできる。
また、フレーム部材17には供給液室16と外部(大気)とを連通する連通路20を形成している。この場合、連通路20はノズル4が形成された面と反対側(フレーム部材17の面)に開口することで大気と連通する。つまり、ノズル面側に開口させると、ノズル面をワイピングしたときなどに記録液が連通路20を通じて供給液室16内に侵入するおそれがあるが(そのため、いわゆるノズルカバーなどで覆われた空間に開口させる必要がある。)、ノズル面とは反対側に開口することで供給液室16内への記録液の侵入を防止することができる。
また、連通路20は振動板フィルタ部19に対向しない位置に形成している。これにより、連通路20内に異物が挿入されて振動板フィルタ部19が損傷されることを防止できる。
また、本実施形態の液体吐出ヘッドでは、圧電素子12は300dpiの間隔で形成し、それが対向して2列に並んでいる構成としている。また、加圧液室6及びノズル4は例えば1列150dpiの間隔で2列を千鳥状に並べて配置しており、300dpiの解像度を1スキャンで得ることができる。この場合、1列に並ぶ複数の圧電素子12は、交互に駆動する圧電素子12と単なる支柱部となる駆動されない圧電素子12となる。
また、上述したように本実施形態の液体吐出ヘッドは、ほとんどの部材をSUSから形成し、その熱膨張係数を揃えているので、ヘッドの組立中、あるいは、使用中における熱膨張による種々の不具合を避けることができる。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば圧電素子12に印加する電圧を基準電位から下げることによって圧電素子12が収縮し、振動板2が下降して加圧液室6の容積が膨張する。これにより、加圧液室6内にインクが流入し、その後圧電素子12に印加する電圧を上げて圧電素子12を積層方向に伸長させ、振動板2をノズル4方向に変形させて加圧液室6の容積/体積を収縮させる。加圧液室6の容積/体積を収縮させことにより、加圧液室6内の記録液が加圧され、ノズル4から記録液の滴が吐出(噴射)される。
そして、圧電素子12に印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板2が初期位置に復元し、加圧液室6が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室8から加圧液室6内に記録液が充填される。そこで、ノズル4のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
なお、このヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与え方によって引き打ちや押し打ちなどを行うこともできる。
このような液体吐出ヘッドでは、ノズル4から液体を吐出するために、加圧液室6で圧力を発生させると、圧力は流体抵抗部7を介して共通液室8や供給部側(供給液室16側)へも伝播していく。この圧力が壁面に反射されることで加圧液室6に戻ってきてしまい、ノズルのメニスカス状態を変化させることで吐出の状態が変わってしまう。このため、液体の吐出に対して影響が生じてしまう。
次に、本実施形態の液体吐出ヘッドの詳細について説明する。
本実施形態の液体吐出ヘッドでは、加圧液室6と共通液室8は流体抵抗部7を介して連通し、流体抵抗部7は液体が流れる連通部5を有している。そして、流路基板1の面方向における断面において、共通液室8は加圧液室6と対向する面に凹凸形状を有し、連通部5と対向する領域に凸形状を有している。
本実施形態の液体吐出ヘッドについて、流路基板1の面方向における断面の模式図を図4に示す。なお、図4は図3におけるC−C線に沿う断面模式図である。
図4に示されるように、共通液室8は加圧液室6と対向する面に凹凸形状を有し、連通部5と対向する領域に凸形状を有している。このような構成にすることにより、反射する壁面で圧力が反射される方向を変え(周囲に拡散され)、加圧液室6に圧力が反射されないようにすることができ、メニスカスへの影響を抑制することができる。
なお、図4において、共通液室8は、加圧液室6と対向する壁面のうち、連通部5と対向する領域の少なくとも一部において、加圧液室6の壁面端部から、共通液室8における対向する壁面までの距離が短くなっている形状を有する、と表現してもよい。本実施形態では共通液室8の液室幅が連通部5と対向する領域の少なくとも一部で短くなっている(図4における矢印)。
ここで、従来例と本実施形態の比較について説明する。図5に従来例に係る液体吐出ヘッドについて、流路基板1の面方向における断面模式図を示す。また同様に、図6に本実施形態に係る液体吐出ヘッドについて、流路基板1の面方向における断面模式図を示す。なお、図5、図6の矢印は圧力の伝播方向を示す。
図5(a)に示すように、ノズル4から液体を吐出すると、圧力が流体抵抗部7の連通部5を通り、共通液室8に伝播する。図5(b)に示すように、共通液室8に伝播した圧力は、共通液室8における加圧液室6と対向する面で反射し、図5(c)に示すように、圧力が加圧液室6へと戻ってしまう。このため、従来例の液体吐出ヘッドでは、加圧液室6へと圧力が戻ってしまうことによるメニスカスへの影響を防ぐことができていない。
これに対し、本実施形態の液体吐出ヘッドについて図6を用いて説明する。図5(a)と同様に図6(a)で発生した圧力は流体抵抗部7の連通部5を通り、共通液室8に伝播する。本実施形態では、図6(b)に示すように共通液室8の壁面は凹凸形状を有しており、流体抵抗部7の連通部5と対向する領域に凸形状を有している。そのため、共通液室8の壁面で反射する圧力の伝播方向を変え、図6(c)に示すように、加圧液室6へと戻る圧力を従来に比べて非常に減少させることができる。
なお、流体抵抗部7の連通部と対向する領域が凹形状の場合、収束して圧力波を戻す構造となってしまう。
本発明によれば、共通液室8の壁面に凹凸形状を設けることで、共通液室8における圧力の反射による加圧液室6への影響を少なくすることができるため、大型化したり、例えば部品点数が増えて構成が複雑化し、また設計が困難となってコスト高となったりすることない。そのため、加圧液室で発生した圧力が加圧液室に戻り、加圧液室に影響することを安価かつ容易に抑制することができる。
本実施形態では凹凸形状を波型(ラウンド形状、連続的な変化などとも称する)としているため、加圧液室6の配列方向からの圧力が戻りにくくなる。なお、本実施形態における凹凸形状は適宜変更することが可能である。
次に、本発明に係るその他の実施形態を図7に示す。図7は図4と同様に流路基板1の面方向における断面の模式図である。上記実施形態では凹凸形状を波型としていたが、本実施形態では凹凸形状を三角形状(不連続的な変化などとも称する)としている。このような構成であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、三角形状である場合、ラウンド形状にする場合に比べて、圧力の反射経路が想定しやすく、適切な凹凸形状を決定しやすい。なお、本実施形態における凹凸形状は適宜変更することが可能である。
また、上記実施形態においては、共通液室8の奥行き方向に特異な構成を要しないため、平易なプロセスにより上記凹凸形状を形成することが可能である。図4に係る実施形態の形状(波型)はプレスやエッチングにより作製しやすく、図7に係る実施形態の形状(三角形状)はエッチングにより作製することが可能である。
図7のように三角形状にし、凸形状を角のようにする場合、圧力の反射経路が想定しやすく好ましいという点があるが、角の形成は難度が高く、MEMSプロセス等での異方性エッチング等が適した工法と考えられる。一方、図6の形状は従来工法により作製しやすい。これらを考慮し、凹凸形状を適宜選択すればよい。
なお、特許文献1ではサンドブラストやメッシュ素材の貼り付けを実施例として説明しているが、小型高密度な構成への対応や多様化するインクへの対応に関して、上述の加工や素材の貼り付けをするのは非常に困難である。さらに、貼り付け接着剤の接液問題や、表面積の極端な増大による浸漬ダメージの増加が懸念され、ヘッドの寿命低下を招いてしまう。
次に、本発明に係る他の実施形態について説明する。本実施形態に係る液体吐出ヘッドを図8に示す。図8は図4と同様に流路基板1の面方向における断面の模式図である。図8に示されるように、加圧液室6は隔壁部により区画され、共通液室8の凹凸形状は、前記隔壁部と対向する領域に凸形状を有している。本実施形態においては、凹凸形状を波型(ラウンド形状)としている。
隔壁部と対向する面においても凸形状を有することにより、加圧液室6から発生した圧力の伝播が流体抵抗部7の連通部5と対向する面の凸形状に反射し、他列の加圧液室6に戻らないようにすることができる。
本実施形態の詳細について、図9を用いて説明する。図5(a)と同様に図9(a)で発生した圧力は流体抵抗部7の連通部5を通り、共通液室8に伝播する。本実施形態では、図9(b)に示すように共通液室8の壁面は凹凸形状を有しており、流体抵抗部7の連通部5と対向する領域で凸形状を有している。さらに、流体抵抗部7の連通部5と対向する面にも凸形状を有している。
そのため、流体抵抗部7の連通部5と対向する領域における凸形状により反射した圧力が、隔壁部と対向する領域における凸形状にさらに反射し、共通液室8の壁面における圧力の反射方向をさらに拡散させやすくすることができる。また、反射した圧力どうしの打ち消しあいによる効果も期待できる。これにより、共通液室8の壁面で反射した圧力の伝播方向が加圧液室6の隔壁部に向かうようにすることができ、他列の加圧液室6に圧力が回り込むことを抑制することができ、加圧液室6へと戻る圧力をより減少させることができる。
また、図8に係る実施形態について、凹凸形状を三角形状とした他の実施形態を図10に示す。本実施形態においても、隔壁部と対向する領域に凸形状を有している。そのため、共通液室8の壁面で反射した圧力の伝播方向が加圧液室6の隔壁部に向かうようにすることができ、他列の加圧液室6に圧力が戻ることを抑制することができ、加圧液室6へと戻る圧力をより減少させることができる。上述した通り、三角形状の場合は、反射経路を想定しやすいという利点があるが、部材の作製方法により適宜変更すればよい。
次に、本発明における他の実施形態について説明する。本実施形態に係る液体吐出ヘッドを図11に示す。図11は図3と同様の断面模式図であり、ノズル列設方向と垂直な断面模式図である。図11に示すように、本実施形態では共通液室8における流体抵抗部7と対向する壁面を傾斜させている。加圧液室6で発生した圧力が流体抵抗部7を介して共通液室8に伝播していく際に、反射する壁面に角度(傾斜)をつけることで圧力が反射される方向を変え、加圧液室6に圧力が反射されることをさらに抑制することができる。この場合、供給部側(供給液室16側)へも圧力を逃がすことができ、圧力の戻りをさらに抑制することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを備える本発明に係る液体吐出装置を含む画像形成装置の一例について図12を参照して説明する。なお、図12は同装置の機構部の全体構成を説明する概略構成図である。
この画像形成装置は、媒体の印字領域幅以上の長さのノズル列(ノズル4を並べたもの)を有するフルライン型ヘッドからなる記録ヘッドを搭載したライン型画像形成装置である。
この画像形成装置は、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色の液滴を吐出する、フルライン型の4個の本発明に係る液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッド101b、101c、101m、101y(色を区別しないときには「記録ヘッド101)という。)を備え、各記録ヘッド101はノズル4を形成した面を下方に向けて図示しないヘッドホルダに装着している。また、各記録ヘッド101に対応してヘッドの性能を維持回復するための維持回復機構102を備え、パージ処理、ワイピング処理などのヘッドの性能維持動作時には、記録ヘッド101と維持回復機構102とを相対的に移動させて、記録ヘッド101のノズル面に維持回復機構102を構成するキャッピング部材などを対向させる。
なお、ここでは、記録ヘッド101は、用紙搬送方向上流側から、ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの順に各色の液滴を吐出する配置としているが、配置及び色数はこれに限るものではない。また、ライン型ヘッドとしては、各色の液滴を吐出する複数のノズル列を所定間隔で設けた1又は複数のヘッドを用いることもできるし、ヘッドとこのヘッドに記録液を供給する記録液カートリッジを一体とすることも別体とすることもできる。
給紙トレイ103は、用紙104を載置する底板105と、用紙104を給送するための給紙コロ(半月コロ)106を備えている。底板105はベース108に取り付けられた回転軸109を中心に回転可能であって、加圧ばね107によって給紙コロ106側に付勢されている。なお、給紙コロ106に対向して、用紙104の重送を防止するため、人工皮、コルク材等の摩擦係数の大きい材質からなる図示しない分離パッドが設けられている。また、底板105と給紙コロ106の当接を解除する図示しないリリースカムが設けられている。
そして、この給紙トレイ103から給紙された用紙104を搬送ローラ112とピンチローラ113との間に送り込むために用紙104を案内するガイド部材110、111を設けている。
搬送ローラ112は、図示しない駆動源によって回転されて、送り込まれる用紙104を記録ヘッド101に対向して配置したプラテン115に向けて搬送する。プラテン115は、記録ヘッド101と用紙104とのギャップを維持することができるものであれば、剛体構造体でもよいし、搬送ベルトなどを用いることもできる。
プラテン115の下流側には、画像が形成された用紙104を排紙するための排紙ローラ116及びこれに対向する拍車117を配置し、排紙ローラ116によって画像が形成された用紙104を排紙トレイ118に排紙する。
また、排紙トレイ118と反対側には、用紙104を手差し給紙するための手差しトレイ121と、手差しトレイ121に載置された用紙104を給紙する給紙コロ122を配置している。この手差しトレイ121から給紙される用紙104はガイド部材111に案内されて搬送ローラ112とピンチローラ113との間に送り込まれる。
この画像形成装置においては、待機状態では、リリースカムが給紙トレイ103底板105を所定位置まで押し下げ、底板105と給紙コロ106との当接を解除している。そして、この状態で、搬送ローラ112が回転されることによって、この回転駆動力が図示しないギア等により給紙コロ106及び図示しないリリースカムに伝達されて、リリースカムが底板105から離れて底板105が上昇し、給紙コロ106と用紙104が当接し、給紙コロ106の回転に伴って用紙104がピックアップされて給紙が開始され、図示しない分離爪によって一枚ずつ分離される。
そして、給送コロ106の回転によって用紙104がガイド部材110、111に案内されて搬送ローラ112とピンチローラ113との間に送り込まれ、搬送ローラ112によって用紙104がプラテン115上に送り出される。その後、用紙104の後端は給紙コロ106のDカット部に対向して当接が解除され、搬送ローラ112によってプラテン115上に搬送される。なお。給紙コロ106と搬送ローラ112との間に、補助的に、搬送回転対を設けることもできる。
このようにしてプラテン115上を搬送される用紙104に対して、記録ヘッド1から液滴を吐出して画像を形成し、画像が形成された用紙104は排紙ローラ116によって排紙トレイ118に排紙される。なお、画像形成時における紙搬送の速度と液滴吐出のタイミングは図示しない制御部によって制御される。
また、プラテン115は、記録ヘッド101と用紙104とのギャップを維持することができるものであれば、剛体構造体でもよいし、搬送ベルトなどを用いることもできる。
このように、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えることによって、高速で高画質画像を形成することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを備える本発明に係る液体吐出装置を含む画像形成装置の他の例について図13及び図14を参照して説明する。なお、図13は同装置の機構部の全体構成を説明する概略構成図、図14は同機構部の要部平面説明図である。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、左右の側板221A、221Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド231、232でキャリッジ233を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図14で矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ233には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための本発明に係る液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド234a、234b(区別しないときは「記録ヘッド234」という。)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド234は、それぞれ2つのノズル列を有し、記録ヘッド234aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド234bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
また、キャリッジ233には、記録ヘッド234のノズル列に対応して各色のインクを供給するためのヘッドタンク235a、235b(区別しないときは「ヘッドタンク235」という。)を搭載している。このヘッドタンク235には各色の供給チューブ236を介して、各色のインクカートリッジ210から各色のインクが補充供給される。
一方、給紙トレイ202の用紙積載部(圧板)241上に積載した用紙242を給紙するための給紙部として、用紙積載部241から用紙242を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)243及び給紙コロ243に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド244を備え、この分離パッド244は給紙コロ243側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙242を記録ヘッド234の下方側に送り込むために、用紙242を案内するガイド部材245と、カウンタローラ246と、搬送ガイド部材247と、先端加圧コロ249を有する押さえ部材248とを備えるとともに、給送された用紙242を静電吸着して記録ヘッド234に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト251を備えている。
この搬送ベルト251は、無端状ベルトであり、搬送ローラ252とテンションローラ253との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト251の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ256を備えている。この帯電ローラ256は、搬送ベルト251の表層に接触し、搬送ベルト251の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト251は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ252が回転駆動されることによって図14のベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド234で記録された用紙242を排紙するための排紙部として、搬送ベルト251から用紙242を分離するための分離爪261と、排紙ローラ262及び排紙コロ263とを備え、排紙ローラ262の下方に排紙トレイ203を備えている。
また、装置本体の背面部には両面ユニット271が着脱自在に装着されている。この両面ユニット271は搬送ベルト251の逆方向回転で戻される用紙242を取り込んで反転させて再度カウンタローラ246と搬送ベルト251との間に給紙する。また、この両面ユニット271の上面は手差しトレイ272としている。
さらに、図14に示すように、キャリッジ233の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド234のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む本発明に係るヘッドの維持回復装置である維持回復機構281を配置している。
この維持回復機構281には、記録ヘッド234の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)282a、282b(区別しないときは「キャップ282」という。)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード283と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け284などを備えている。
また、図14に示すように、キャリッジ233の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける液体回収容器であるインク回収ユニット(空吐出受け)288を配置し、このインク回収ユニット288には記録ヘッド234のノズル列方向に沿った開口部289などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ202から用紙242が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙242はガイド245で案内され、搬送ベルト251とカウンタローラ246との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド237で案内されて先端加圧コロ249で搬送ベルト251に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ256に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト251が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト251上に用紙242が給送されると、用紙242が搬送ベルト251に吸着され、搬送ベルト251の周回移動によって用紙242が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ233を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド234を駆動することにより、停止している用紙242にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙242を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙242の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙242を排紙トレイ203に排紙する。
このようなシリアル型画像形成装置であっても、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えることによって、安定した滴吐出特性が得られるので、高速で高画質画像を記録できるようになる。
なお、上記実施形態では本発明に係る液体吐出装置をプリンタ構成の画像形成装置に適用した例で説明したが、これに限るものではなく、例えば、プリンタ/ファックス/コピア複合機などの画像形成装置にも適用することができる。また、記録液以外の液体を用いる液体吐出装置や画像形成装置にも適用することができる。
1 流路基板
1A リストリクタプレート
1B チャンバープレート
2 振動板
3 ノズル板
4 ノズル
5 連通部
6 加圧液室
7 流体抵抗部
8 共通液室
11 振動板アイランド部
11A 樹脂部材
11B 凸部
12 圧電素子
13 ベース部材
14 FPCケーブル
16 供給液室
17 フレーム部材
19 振動板フィルタ部(供給開口部)
20 連通路
40 ドライバIC
101、101b、101c、101m、101y 記録ヘッド
102 維持回復機構
103 給紙トレイ
104 用紙
105 底板
106 半月コロ(給紙コロ)
107 加圧ばね
108 ベース
109 回転軸
110、111 ガイド部材
112 搬送ローラ
113 ピンチローラ
115 プラテン
116 排紙ローラ
117 拍車
118 排紙トレイ
121 手差しトレイ
122 給紙コロ
202 給紙トレイ
203 排紙トレイ
210 インクカートリッジ
221A、221B 側板
231、232 ガイドロッド
233 キャリッジ
234、234a、234b 記録ヘッド
235、235a、235b ヘッドタンク
236 供給チューブ
237 搬送ガイド
241 用紙積載部(圧板)
242 用紙
243 給紙コロ
244 分離パッド
245 ガイド部材
246 カウンタローラ
247 搬送ガイド部材
248 押さえ部材
249 先端加圧コロ
251 搬送ベルト
252 搬送ローラ
256 帯電ローラ
261 分離爪
262 排紙ローラ
263 排紙コロ
271 両面ユニット
272 手差しトレイ
281 維持回復機構
282、282a、282b キャップ
283 ワイパーブレード
284 空吐出受け
288 インク回収ユニット(空吐出受け)
289 開口部
特許第2771670号公報 特開2015−174419号公報

Claims (7)

  1. 液体を吐出する複数のノズルが列設されたノズル基板と、
    前記複数のノズルに連通する複数の加圧液室及び該複数の加圧液室に連通する共通液室を有し、かつ、前記ノズル基板に接合された流路基板と、
    前記加圧液室に圧力を発生させる圧力発生手段と、を有する液体吐出ヘッドであって、
    前記加圧液室と前記共通液室は流体抵抗部を介して連通し、該流体抵抗部は前記液体が流れる連通部を有し、
    前記流路基板の面方向における断面において、前記共通液室は前記加圧液室及び前記連通部と対向する面に、1つの前記連通部に対応して1つの凸形状を有し、
    前記加圧液室、前記凸形状及び前記連通部は前記ノズルの列設方向と同じ方向に列設され、
    前記連通部及び前記凸形状は、前記凸形状の頂点と、前記連通部の列設方向における前記連通部の中心とを結ぶ線分が、前記連通部における前記液体の流れる方向に重なるように配置されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記凸形状は波型であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記凸形状は三角形状であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記複数の加圧液室は隔壁部により区画され、
    前記共通液室、前記隔壁部と対向する領域に凸形状を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記複数のノズルの列設方向と垂直な断面において、前記共通液室の前記加圧液室と対向する面は傾斜していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  6. 液体吐出ヘッドから液滴を吐出する液体吐出装置において、前記液体吐出ヘッドが請求項1〜5のいずれかに記載の液体吐出ヘッドであることを特徴とする液体吐出装置。
  7. 液体吐出ヘッドから液滴を吐出させて画像を形成する画像形成装置において、前記液体吐出ヘッドが請求項1〜5のいずれかに記載の液体吐出ヘッドであることを特徴とする画像形成装置。
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