JP6701106B2 - 制御装置および工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置、工作機械、および制御方法に関する。
従来、工作機械においては、コンタクタ(電磁接触器)とサーマルリレー(熱動形保護継電器)とから構成されるマグネットスイッチ(電磁開閉器)が利用されている。このマグネットスイッチにより、モータの電源のオンおよびオフがなされる。
マグネットスイッチの接点寿命は、オンおよびオフ時に接点にて発生する火花によって大きく影響を受ける。特に、短時間にオンとオフとが繰り返されると、接点寿命は短くなる。
特許文献1には、短時間におけるリレーの切替指示をキャンセルする技術が開示されている。特許文献1では、このような方法によって、リレーの長寿命化を図っている。
特開2011−215954号公報
しかしながら、特許文献1のようにリレーの切替指示をキャンセルしてしまうと、ユーザが作成した加工プログラムどおりの加工が行われなくなる。また、このような事態の発生を防ぐために、加工プログラムに別途指令(コード)を予め追加しておく必要が生じる。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、リレーの切替指示をキャンセルすることなく、リレーの接点の損傷を低減することが可能な制御装置、当該制御装置を備えた工作機械、およびリレーの動作を制御する制御方法を提供することにある。
本発明のある局面に従うと、制御装置は、第1の指令の入力を受け付けた場合にリレーをオンさせる第1の信号をリレーに出力し、第2の指令を受け付けた場合にリレーをオフさせる第2の信号をリレーに出力する信号出力部と、信号出力部による第1の信号および第2の信号の出力を遅延させる遅延処理部とを備える。遅延処理部は、第1の指令および第2の指令のうちの一方の指令を信号出力部が受け付けた後、予め定められた時間が経過する前に他方の指令を信号出力部が受け付けた場合、第1の信号および第2の信号のうち、信号出力部が他方の指令の入力を受け付けたことによって信号出力部からリレーに出力される一方の信号の出力を遅延させる。
好ましくは、信号出力部は、遅延処理部による遅延処理によって、予め定められた時間が経過した後に一方の信号をリレーに出力する。
好ましくは、制御装置は、加工プログラムを実行する実行部をさらに備える。実行部は、予め定められた時間が経過するまで、加工プログラムの進行を中断する。
好ましくは、加工プログラムは、第1の機器を動作させるための第1のプログラムと、第1の機器に比べて加工への影響が少ない第2の機器を動作させるための第2のプログラムとを含む。実行部は、第1のプログラムを実行しているときには、予め定められた時間が経過するまで、第1のプログラムの進行を中断し、第2のプログラムを実行しているときには、第2のプログラムの進行を中断しない。
好ましくは、制御装置は、一方の信号の出力を遅延させる制御が行なわれた場合、外部の表示装置に予め定められた表示を実行させる表示制御部をさらに備える。
好ましくは、制御装置は、一方の信号の出力を遅延させる制御が行なわれた場合、予め定められたサーバ装置に予め定められた情報を送信する通信制御部をさらに備える。
好ましくは、リレーは、コンタクタまたはマグネットスイッチである。
好ましくは、制御装置は、プログラマブル・ロジック・コントローラである。
好ましくは、制御装置は、プログラマブル・ロジック・コントローラを備えた数値制御装置である。
本発明の他の局面に従うと、工作機械は、プログラマブル・ロジック・コントローラと、プログラマブル・ロジック・コントローラからの指令に基づき動作するリレーと、リレーがオンすることによって駆動する駆動装置とを備える。プログラマブル・ロジック・コントローラは、第1の指令の入力を受け付けた場合にリレーをオンさせる第1の信号をリレーに出力し、第2の指令を受け付けた場合にリレーをオフさせる第2の信号をリレーに出力する信号出力部と、信号出力部による第1の信号および第2の信号の出力を遅延させる遅延処理部とを含む。遅延処理部は、第1の指令および第2の指令のうちの一方の指令を信号出力部が受け付けた後、予め定められた時間が経過する前に他方の指令を信号出力部が受け付けた場合、第1の信号および第2の信号のうち、信号出力部が他方の指令の入力を受け付けたことによって信号出力部からリレーに出力される一方の信号の出力を遅延させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は、リレーの動作を制御する。制御方法は、信号出力部が、第1の指令の入力を受け付けた場合にリレーをオンさせる第1の信号をリレーに出力し、かつ第2の指令を受け付けた場合にリレーをオフさせる第2の信号をリレーに出力するステップと、第1の指令および第2の指令のうちの一方の指令を信号出力部が受け付けた後、予め定められた時間が経過する前に他方の指令を信号出力部が受け付けた場合、第1の信号および第2の信号のうち、信号出力部が他方の指令の入力を受け付けたことによって信号出力部からリレーに出力される一方の信号の出力を遅延させるステップとを備える。
上記の発明によれば、リレーの切替指示をキャンセルすることなく、リレーの接点の損傷を低減することが可能となる。
工作機械の外観および内部構造を説明するための概要図である。 工作機械を備えたネットワークシステムおよび工作機械のハードウェア構成の一部を表した図である。 数値制御装置の機能的構成を説明するための機能ブロック図である。 コードM08,M09に関する第1の例と第2の例とにおける処理を説明するためのタイミングチャートである。 コードM382,M383に関する第1の例と第2の例とにおける処理を説明するためのタイミングチャートである。 第1の局面における処理の流れを表した図である。 第2の局面における処理の流れを表した図である。 第3の局面における処理の流れを表した図である。 第4局面における処理の流れを表した図である。 図4に基づいて説明した処理の変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る工作機械について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
また、以下では、リレーの一例として、マグネットスイッチを例に挙げて説明する。ただし、これに限定されず、リレーは、接点を有し、かつ接点によってオン状態(導通状態)とオフ状態(非導通状態)とを切り替えるものであればよい。リレーは、たとえば、コンタクタであってもよい。
また、以下では、制御装置の一例として、工作機械で用いられる数値制御装置を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。制御装置は、たとえば、プログラマブル・ロジック・コントローラであってもよい。なお、プログラマブル・ロジック・コントローラは、数値制御装置に内蔵されていてもよい。
制御装置は、上記リレーのオンおよびオフを制御する装置であればよい。さらに、制御装置は、工作機械に備えられるものに限定されず、リレーが備えられている機械に内蔵または通信可能に接続されている構成であればよい。
[実施の形態1]
<A.工作機械の外観及び内部構造>
図1は、工作機械1の外観および内部構造を説明するための概要図である。図1を参照して、工作機械1は、オペレーティングシステム11と、スプラッシュガード12と、主軸頭13と、主軸14と、回転装置18と、扉19と、テーブル装置20と、図示しない数値制御装置(図2参照)とを備える。
テーブル装置20は、回転テーブル16と、回転テーブル16を回転可能に支持する台座17とを有する。テーブル装置20は、回転装置18に取り付けられている。詳しくは、台座17が回転装置18の中央部に固定されている。
数値制御装置は、工作機械1の全体の動作を制御する。数値制御装置は、ユーザが設計した加工プログラム等を実行する。たとえば、数値制御装置は、主軸頭13、主軸14、回転装置18、扉19、テーブル装置20の動作を制御する。数値制御装置は、Gコードと呼ばれる準備機能と、Mコードと呼ばれる補助機能とをさらに実行する。
「Gコード」は、指令されたブロックがどのような加工方法であるのか、また、軸がどのような動きをするのかを数値制御装置に準備させる機能である。「Mコード」は、Gコードの補助的役割を果たすとともに、プログラムの停止、クーラントの吐出および吐出の停止等の制御を行う機能である。
オペレーティングシステム11は、オペレータの各種の操作を受け付ける。オペレーティングシステム11は、マルチタッチ式のディスプレイ31を有する。オペレーティングシステム11によれば、加工プログラム(数値制御プログラム)の管理および作成、運転時の設定ができる。また、オペレーティングシステム11は、加工情報を管理する機能、加工プログラムを管理する機能、マニュアル等を管理する機能を有する。なお、オペレーティングシステム11は、周知のシステムであるので、ここでは詳しくは説明しない。
主軸頭13は、図示しないクロスレールに取り付けられている。主軸頭13は、矢印91に示す軸方向(X軸方向)および矢印92に示す軸方向(Y軸方向)にスライド移動可能に設けられている。主軸頭13には、主軸14が取り付けられている。
主軸14は、矢印93に示す軸方向(Z軸方向)にスライド移動可能に設けられている。主軸14は、先端に、工具が取り付けられた工具ホルダを装着するための機構を有する。
主軸頭13および主軸14の各々には、スライド移動を可能とするための送り機構や案内機構、サーボモータなどが適宜、設けられている。工作機械1においては、主軸頭13および主軸14の各々のスライド移動が組み合わさることにより、工具ホルダに取り付けられた工具の位置をXYZ空間において自在に変化させることができる。
回転装置18は、X軸方向に延びる中心軸を中心に、モータ駆動により回転可能に設けられている。回転装置18の回転とともに、テーブル装置20が当該中心軸を中心にして、時計および半時計方向(矢印94の方向)に回転する。
テーブル装置20の回転テーブル16は、デフォルト状態である図1の状態においては、鉛直(Z軸)方向に延びる中心軸を中心に、モータ駆動により回転可能に設けられている。なお、回転テーブル16は、回転装置18によって矢印94の方向に回転するため、回転テーブル16の回転の中心軸はYZ平面に平行な状態を保ちながら変化する。
回転テーブル16上には、チャックや各種の治具を用いて、ワークが保持される。固定工具を用いた切削加工時、回転テーブル16の回転とともにワークが当該中心軸を中心にして時計および半時計方向(矢印95の方向)に回転する。
以上のような構成により、工作機械1は、加工領域内に設置されたワーク等の部材の姿勢を変更することが可能となる。
なお、工作機械1は、オペレーティングシステム11の代わりに、工作機械の筐体に内蔵されたパネルコンピュータを備える構成であってもよい。なお、パネルコンピュータは、タッチパネルとディスプレイとからなるタッチスクリーンを備える。なお、パネルコンピュータは周知であるため、ここでは説明を行わない。
<B.ハードウェア構成>
図2は、工作機械1を備えたネットワークシステム1000および工作機械1のハードウェア構成の一部を表した図である。
ネットワークシステム1000は、工作機械1とサーバ2とを備える。工作機械1とサーバ2とは、ネットワーク3を介して、互いに通信可能に接続されている。
サーバ2は、典型的には、工作機械1のメーカによって、あるいは当該メーカから受託を受けた会社によって管理および運営がなされる。工作機械1は、各種の情報をサーバ2に送信するように構成されている。サーバ2のオペレータは、これらの情報を確認することができる。
工作機械1は、数値制御装置100と、マグネットスイッチ200,200Aと、モータ300,300Aと、機器500,500Aと、3相の配線601〜603と、配線609と、オペレーティングシステム11とを備える。
モータ300は、3相の交流モータである。モータ300は、3相の各配線601〜603が印加されることにより駆動する。モータ300は、負荷である機器500を駆動する。モータ300Aも、3相の交流モータである。モータ300Aは、負荷である機器500Aを駆動する。
以下では、説明の便宜上、機器500を、主軸クーラント用の機器(たとえば、バルブ)とし、機器500Aを、シャワークーラント用の機器とする。
(b1.値制御装置)
数値制御装置100は、プロセッサ110と、メモリ120と、通信IF(Inter Face)130と、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)150とを備える。PLC150は、少なくとも、CPUユニット151と、I/Oユニット152とを備える。
プロセッサ110は、メモリ120に記憶された加工プログラムを実行する。プロセッサ110は、PLC150(詳しくは、CPUユニット151)と通信する。たとえば、プロセッサ110は、MコードをPLC150に通知する。なお、Gコードについては、プロセッサ110からPLC150には通知されない。
プロセッサ110は、通信IF130を介して、オペレーティングシステム11のディスプレイ31に情報を表示させる。プロセッサ110とPLC150との通信の内容およびディスプレイ31に表示される内容については後述する。
CPUユニット151は、CPUユニット151内に予め格納されたシーケンスプログラムを実行する。なお、シーケンスプログラムは、ラダーダイアグラム、ファンクションブロックダイアグラム、シーケンシャルファンクションチャート、インストラクションリスト、ストラクチャードテキスト等によって記述される。
I/Oユニット152は、CPUユニット151からの指令によって、マグネットスイッチ200,200Aに対して電流を出力したり、当該出力を停止したりする。詳細については後述するが、I/Oユニット152からの電流の出力によって、マグネットスイッチ200,200Aのオンおよびオフが実行される。
以下では、説明の便宜上、I/Oユニット152が、電圧V2をマグネットスイッチ200,200Aにおける後述する端子230と端子240との間に印加することによってマグネットスイッチ200,200Aがオンし、電圧V1をマグネットスイッチ200,200Aの端子230と端子240との間に印加することによってマグネットスイッチ200,200Aをオフするものとして説明する。電圧V2は、たとえば、24Vである。電圧V1は、V2より低く、たとえば0Vであってもよい。
なお、図2においては、数値制御装置100がPLC150を内蔵した構成を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。数値制御装置が、数値制御装置に外部接続されたPLCと通信する構成であってもよい。
(b2.マグネットスイッチ)
マグネットスイッチ200は、コンタクタ210と、サーマルリレー220とを備える。コンタクタ210は、電磁コイル211と、接点212〜214とを備える。サーマルリレー220は、抵抗221〜223と、バイメタル224〜226と、接点227〜229と、端子230,240と、配線250とを備える。
I/Oユニット152によって電圧V2が印加されると、配線250には所定の電流値の電流が流れる。この場合、電磁コイル211にも当該電流が流れ、その結果、誘導起電力によって接点212〜214がオフ状態からオン状態となる。その後、I/Oユニット152によって電圧V1が印加されると、電磁コイル211に流れる電流が減少もしくはゼロとなり、接点212〜214がオン状態からオフ状態となる。
接点212〜214がオン状態となると、U相の配線601とV相の配線602とW相の配線601とから、モータ300へ三相の交流が流れる。これにより、機器500が駆動する。
抵抗221〜223およびバイメタル224〜226は、モータ300の損傷を防止するために設けられている。過電流等による抵抗221〜223が発熱すると、バイメタル224〜226が変形する。これにより、配線250に設けられた接点227〜229をオン状態からオフ状態となる。その結果、電磁コイル211に電流が流れることがなくなる。これにより、接点212〜214はオン状態からオフ状態へと切り替わり、モータ300への給電が停止する。
マグネットスイッチ200Aもマグネットスイッチ200と同様な構成を有するため、ここではマグネットスイッチ200Aの詳細な構成については説明を繰り返さない。
また、図2では、3相のモータ300,300Aを例に挙げているが、これに限定されるものではなく、単相のモータであってもよい。
<C.機能的構成>
図3は、数値制御装置100の機能的構成を説明するための機能ブロック図である。図3を参照して、数値制御装置100は、PLC150と、制御部170とを備える。なお、制御部170は、図2に示したプロセッサ110がメモリ120内の加工プログラムを実行することにより実現される。
PLC150は、記憶部156と、シーケンス制御実行部157とを備える。シーケンス制御実行部157は、信号出力部1571と、遅延処理部1572とを備える。なお、信号出力部1571および遅延処理部1572は、CPUユニット151がシーケンスプログラムを実行することによって実現される。特に、信号出力部1571は、CPUユニット151とI/Oユニット152とに対応する。
記憶部156には、シーケンスプログラムが記憶されている。このシーケンスプログラムは、工作機械1のメーカによって予め記憶部156に格納されている。記憶部156は、一例として、フラッシュメモリである。シーケンス制御実行部157は、記憶部156に記憶されたシーケンスプログラムを実行する。
制御部170は、記憶部171と、加工プログラム実行部172と、表示制御部173と、通信制御部174とを備えている。
記憶部171には、工作機械1のユーザによって作成された加工プログラム(数値制御プログラム)が記憶されている。記憶部171は、一例として、フラッシュメモリである。加工プログラム実行部172は、記憶部171に記憶された加工プログラムを実行する。
以下、加工プログラム実行部172とシーケンス制御実行部157との間のデータの遣り取りと、シーケンス制御実行部157による信号出力とを関連付けて説明する。また、説明の便宜、複数のMコードのうち、コードM08,M09,M382、M383を例に挙げて説明する。
コードM08は、クーラントをオンする機能である。具体的には、コードM08は、主軸用のクーラント液(油)を吐出する機能である。コードM09は、クーラントをオフする機能である。具体的には、コードM09は、主軸用のクーラント液の吐出を停止する機能である。
コードM382は、シャワークーラントをオンする機能である。具体的には、コードM382は、工作機内の内部において、上部からシャワークーラント液(油)を吐出する機能である。コードM383は、シャワークーラントをオフする機能である。具体的には、コードM383は、シャワークーラント液の吐出を停止する機能である。
加工プログラム実行部172は、Mコードを実行するタイミングとなると、このMコードをシーケンス制御実行部157に通知する。なお、加工プログラム実行部172は、Mコードを、記号Mを除く数値の部分をバイナリ型式として、シーケンス制御実行部157に通知する。以下では、シーケンス制御実行部157が、コードM08,M09の入力を受け付けた場合と、コードM382,M383の入力を受け付けた場合とに分けて説明する。
(c1.コードM08,M09)
シーケンス制御実行部157の信号出力部1571は、コードM08の入力を受け付けた場合、マグネットスイッチ200(詳しくは、接点212〜214)をオンさせるオン信号をマグネットスイッチ200に出力する。信号出力部1571は、コードM09を受け付けた場合、マグネットスイッチ200(詳しくは、接点212〜214)をオフさせるオフ信号をマグネットスイッチ200に出力する。
遅延処理部1572は、信号出力部1571によるオン信号およびオフ信号の出力の遅延を遅らせる機能を有する。
(1)第1の例
遅延処理部1572は、コードM08を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前にコードM09を信号出力部1571が受け付けた場合、信号出力部1571からマグネットスイッチ200に出力されるオフ信号の出力を遅延させる。なお、予め定められた時間Thとしては、たとえば、1秒が挙げられる。
また、信号出力部1571は、上記のようにコードM08を受け付けると、受け付けた直後に応答信号を加工プログラム実行部172に返す。その一方で、上記のようにオフ信号の出力を遅延させた場合には、コードM09を受け付けても直後に応答信号は返さずに、オフ信号を出力した直後に応答信号を返す。つまり、信号出力部1571は、オフ信号のみならず、応答信号の返信も遅延させる。
加工プログラム実行部172は、応答信号を受信すると、加工プログラムを次に進める。加工プログラム実行部172は、応答信号の受信が遅延すると、その間、加工プログラムを次に進めることなく、プログラムの進行を中断する。この点は、後述する第2の例においても同様である。
(2)第2の例
遅延処理部1572は、コードM09を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前にコードM08を信号出力部1571が受け付けた場合、信号出力部1571からマグネットスイッチ200に出力されるオフ信号の出力を遅延させる。
信号出力部1571は、上記のようにコードM09を受け付けると、受け付けた直後に応答信号を加工プログラム実行部172に返す。その一方で、上記のようにオン信号の出力を遅延させた場合には、コードM08を受け付けても直後に応答信号は返さずに、オン信号を出力した直後に応答信号を返す。つまり、信号出力部1571は、オン信号のみならず、応答信号の返信も遅延させる。
(3)オン信号およびオフ信号の出力を遅延させる理由
第1の例および第2の例に示したように、オン信号が出力されてからオフ信号が出力されるまでの時間が短い場合(時間Th以下の場合)、およびオフ信号が出力されてからオン信号が出力されるまでの時間が短い場合には、接点212〜214において火花が連続して発生するため、当該時間が長い場合に比べてマグネットスイッチ200における接点212〜214が損傷しやすい。これは、火花が完全に収まる前に、次の動作で新たな火花が発生するためである。
そこで、信号出力部1571からオン信号が出力された後、信号出力部1571からオフ信号が出力されるまでの時間を意図的に遅延させる。また、信号出力部1571からオフ信号が出力された後、信号出力部1571からオン信号が出力されるまでの時間を意図的に遅延させる。
このような遅延処理により、接点212〜214において、連続した火花の発生を抑えることができる。これにより、接点212〜214の損傷を少なくすることが可能となる。
(4)応答信号の出力を遅延させる理由
コードM08およびコードM09は、主軸用のクーラント液の吐出および吐出停止(特に、吐出)に関する機能である。この機能は、加工対象物(ワーク)に対する加工の精度に対して大きな影響を及ぼす。したがって、主軸用のクーラント液の吐出が開始される前に、加工が次のステップに進むことは好ましくない。そこで、主軸用のクーラントに関しては、信号出力部1571から加工プログラム実行部172への応答信号の送信を遅延させることにより、加工プログラム実行部172における加工が次のステップに進んでしまうことを防止している。
なお、信号出力部1571は、Mコードの番号に応じて、応答信号の送信を遅延させるか否かを判断する。信号出力部1571は、少なくとも、コードM08およびコードM09の場合には、上記のように応答信号の送信を遅延させる。
(5)タイミングチャート
図4は、コードM08,M09に関する上記第1の例と第2の例とにおける処理を説明するためのタイミングチャートである。
図4を参照して、時刻t1において、制御部170からPLC150にコードM08が送られてくると、PLC150はマグネットスイッチ200に対して電圧V2の信号を出力する。これにより、マグネットスイッチ200の接点212〜214がオン状態となる。さらに、時刻t1において、PLC150から制御部170へ応答信号が返される。
なお、説明の便宜上、制御部170からPLC150への指令のタイミングと、マグネットスイッチ200に対する信号出力の変化のタイミングと、PLC150から制御部170への応答信号のタイミングとが同じタイミング(たとえば、時刻t1)となっているが、正確には、上記指令のタイミングの後に、マグネットスイッチ200に対する信号出力と、制御部170に対する応答信号の送信とが行われる。
PLC150は、コードM08を受け付けると、コードM09を受け付けるまでの間、マグネットスイッチ200に対して電圧V2の電流を出力する。時刻t1から予め定められた時間Th以上経過した後の時刻t2において、制御部170からPLC150にコードM09が送られてくると、PLC150はマグネットスイッチ200に対して電圧V1の信号を出力する。これにより、マグネットスイッチ200の接点212〜214がオフ状態となる。さらに、時刻t2において、PLC150から制御部170へ応答信号が返される。
次に、時刻t2から予め定められた時間Th以上経過する前の時刻t3において、制御部170からPLC150にコードM08が送られてくると、PLC150はマグネットスイッチ200に対して電圧V2の信号を出力を遅延させる。具体的には、PLC150は、マグネットスイッチ200に対する信号の出力を、時刻t2から予め定められた時間Th以上経過した後の時刻t4まで遅延させる。さらに、PLC150は、制御部170に対する応答信号の返信も、時刻t4まで遅延させる。
時刻t3から予め定められた時間Th以上経過した後の時刻t5において、制御部170からPLC150にコードM09が送られてくると、PLC150はマグネットスイッチ200に対して電圧V1の信号を出力する。さらに、時刻t5において、PLC150から制御部170へ応答信号が返される。時刻t5から予め定められた時間Th以上経過した後の時刻t6において、制御部170からPLC150にコードM08が送られてくると、PLC150はマグネットスイッチ200に対して電圧V2の信号を出力する。さらに、時刻t6において、PLC150から制御部170へ応答信号が返される。
次に、時刻t6から予め定められた時間Th以上経過する前の時刻t7において、制御部170からPLC150にコードM09が送られてくると、PLC150はマグネットスイッチ200に対して電圧V1の信号を出力を遅延させる。具体的には、PLC150は、マグネットスイッチ200に対する信号の出力を、時刻t6から予め定められた時間Th以上経過した後の時刻t8まで遅延させる。さらに、PLC150は、制御部170に対する応答信号の返信も、時刻t8まで遅延させる。
このように、信号出力部1571は、時刻t3においてマグネットスイッチ200をオンさせるオン信号をマグネットスイッチ200に送信しない。また、信号出力部1571は、時刻t7においてマグネットスイッチ200をオフさせるオフ信号をマグネットスイッチ200に送信しない。さらに、信号出力部1571は、時刻t3,t7において、制御部170に対しても応答信号を送信しない。
(c2.コードM382,M383)
図3に戻って、信号出力部1571は、コードM382の入力を受け付けた場合、マグネットスイッチ200Aをオンさせるオン信号をマグネットスイッチ200Aに出力する。信号出力部1571は、コードM383を受け付けた場合にマグネットスイッチ200Aをオフさせるオフ信号をマグネットスイッチ200Aに出力する。なお、上述したように、遅延処理部1572は、信号出力部1571によるオン信号およびオフ信号の出力の遅延を遅らせる機能を有する。
(1)第1の例
遅延処理部1572は、コードM382を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前にコードM383を信号出力部1571が受け付けた場合、信号出力部1571からマグネットスイッチ200Aに出力されるオフ信号の出力を遅延させる。
また、信号出力部1571は、上記のようにコードM382を受け付けると、受け付けた直後に応答信号を加工プログラム実行部172に返す。また、上記のようにオフ信号の出力を遅延させた場合であっても、信号出力部1571は、コードM383を受け付けた直後に応答信号を返す。つまり、信号出力部1571は、オフ信号の出力を待たずに応答信号を返す。このように、信号出力部1571は、オフ信号の出力を遅延させても、応答信号の返信は遅延させない。
なお、加工プログラム実行部172は、応答信号を受信すると、加工プログラムを次に進める。この点は、後述する第2の例においても同様である。
(2)第2の例
遅延処理部1572は、コードM383を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前にコードM382を信号出力部1571が受け付けた場合、信号出力部1571からマグネットスイッチ200Aに出力されるオフ信号の出力を遅延させる。
また、信号出力部1571は、上記のようにコードM383を受け付けると、受け付けた直後に応答信号を加工プログラム実行部172に返す。また、上記のようにオン信号の出力を遅延させた場合であっても、信号出力部1571は、コードM382を受け付けた直後に応答信号を返す。つまり、信号出力部1571は、オン信号の出力を待たずに応答信号を返す。このように、信号出力部1571は、オン信号の出力を遅延させても、応答信号の返信は遅延させない。
(3)応答信号の出力を遅延させない理由
コードM382およびコードM383は、シャワークーラント液の吐出および吐出停止に関する機能である。シャワークーラント液は、切粉の清掃に用いられる。このため、この機能は、加工対象物に対する加工の精度に対して、直ぐに影響を及ぼすものではない。したがって、シャワークーラント液の吐出が開始される前あるいは吐出が停止する前に、加工が次のステップに進んでも特に問題はない。そこで、シャワークーラントに関しては、信号出力部1571は、加工プログラム実行部172への応答信号の送信を遅延させない。
これにより、応答信号の送信を遅延させる構成に比べて、加工プログラムを早く終了させることができる。
なお、上述したように、信号出力部1571は、Mコードの番号に応じて、応答信号の送信を遅延させるか否かを判断する。信号出力部1571は、少なくとも、コードM382およびコードM383の場合には、上記のように応答信号の送信を遅延させない。
(4)タイミングチャート
図5は、コードM382,M383に関する上記の第1の例と第2の例とにおける処理を説明するためのタイミングチャートである。以下では、図4との相違点のみを説明する。
図4においては、PLC150は、時刻t3において制御部170からPLC150にコードM08が送られてくると、制御部170に対する応答信号の返信を時刻t4まで遅延させた。同様に、PLC150は、時刻t7において制御部170からPLC150にコードM09が送られてくると、制御部170に対する応答信号の返信を時刻t8まで遅延させた。
図5においては、このような遅延処理を行なわない。具体的には、PLC150は、時刻t3において制御部170からPLC150にコードM382が送られてくると、制御部170に対する応答信号の返信を時刻t3に行う。また、PLC150は、時刻t7において制御部170からPLC150にコードM383が送られてくると、制御部170に対する応答信号の返信を時刻t7に行う。なお、上述したように、説明の便宜上、応答信号の返信を時刻t3,t7に行うと記載しているが、正確には、応答信号の送信は、コードM382,M383の受信に対してタイムラグがある。
(c3.遅延処理の履歴)
シーケンス制御実行部157は、遅延処理部1572がオン信号およびオフ信号の遅延処理を実行した場合、当該遅延処理に関する履歴を履歴情報として記憶部156に格納する。当該履歴情報には、たとえば、加工プログラムの識別情報に関連付けて、遅延処理を開始した時刻(図4のt3,t7に対応)と遅延処理を終了した時刻(図4のt4,t8に対応)とが、遅延処理毎に時系列で記憶されている。
PLC150は、このような履歴情報を用いて、遅延させた時間の累積時間を計算する。また、PLC150は、この履歴情報を用いて、後述するユーザへの報知およびサーバ2への通知を実行する。具体的には、これらの報知および通知は、PLC150のシーケンス制御実行部157がシーケンスプログラムを実行することに基づき行われる。すなわち、シーケンスプログラムに報知および通知を実行する命令が予め記述されている。
(c4.工作機械のユーザへの報知)
表示制御部173は、マグネットスイッチ200,200Aに対する信号出力のタイミングンを遅延させたことに基づき、予め定められたタイミングで、オペレーティングシステム11のディスプレイ31に所定の表示をさせる。
表示制御部173は、一例としてマグネットスイッチ200,200Aに対する信号出力のタイミングンを遅延させた時間の累積が基準の時間を超えたことを条件に、加工が終了したタイミングで、ディスプレイ31に遅延させたことと、遅延処理の累積時間とを表示する。
このような表示がディスプレイ31で行われることにより、オペレータは、加工プログラムに改良の余地があることに気付くことができる。具体的には、オペレータは、マグネットスイッチ200,200Aのオンとオフとの間隔を現在よりも長くする必要があることに気付くことができる。
以上のように、工作機械1は、オペレータに対して、加工プログラムを修正させる契機付けを与えることができる。
なお、累積時間に関係なく、遅延処理が行われるとディスプレイ31に所定の表示を行うように表示制御部173を構成してもよい。また、報知の一例として、表示を例に挙げているが、音声出力であってもよい。さらに、表示制御部173は、加工プログラムを修正すべきことを提案するための表示を行ってもよい。
(c5.サーバ2への通知)
通信制御部174は、マグネットスイッチ200,200Aに対する信号出力のタイミングンを遅延させたことに基づき、予め定められたタイミングで、オペレーティングシステム11の通信機能を用いて、所定の情報をサーバ2に送信する。
通信制御部174は、一例として、マグネットスイッチ200,200Aに対する信号出力のタイミングを遅延させた時間の累積が基準の時間を超えたことを条件に、加工が終了したタイミングで、サーバ2に対して上述した履歴情報を送信する。
工作機械1は、履歴情報をサーバ2に対して送信することより、サーバ2のユーザ(典型的には、工作機械1の製造メーカ)は、マグネットスイッチ200,200Aの動作情報を知ることが可能となる。
このため、想定される寿命よりも短い期間でマグネットスイッチ200,200Aの交換された場合には、サーバ2のユーザは、このような交換の原因がマグネットスイッチ200,200A等のハードウェアに起因するものではなく、加工プログラムに起因しているとの推測を行うことができる。
なお、累積時間に関係なく、遅延処理が行われるとサーバ2に対して所定の通知を行うように通信制御部174を構成してもよい。
(c6.小括)
(1)以上のように、数値制御装置100は、図3に示したように、PLC150を備えている。PLC150は、信号出力部1571と遅延処理部1572とを備えている。
PLC150の信号出力部1571は、コードM08の入力を受け付けた場合にマグネットスイッチ200をオンさせるオン信号をマグネットスイッチ200に出力し、コードM09を受け付けた場合にマグネットスイッチ200をオフさせるオフ信号をマグネットスイッチ200に出力する。遅延処理部1572は、信号出力部1571によるオン信号およびオフ信号の出力を遅延させる。
遅延処理部1572は、コードM08およびコードM09のうちの一方の指令(以下、「指令X1」と称する)を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前に他方の指令(以下、「指令X2」とも称する)を信号出力部1571が受け付けた場合、オン信号およびオフ信号のうち、信号出力部1571が指令X2の入力を受け付けたことによって信号出力部1571からマグネットスイッチ200に出力される一方の信号(以下、「信号X3」とも称する)の出力を遅延させる。
また、PLC150の信号出力部1571は、コードM382の入力を受け付けた場合にマグネットスイッチ200Aをオンさせるオン信号をマグネットスイッチ200Aに出力し、コードM383を受け付けた場合にマグネットスイッチ200Aをオフさせるオフ信号をマグネットスイッチ200Aに出力する。
遅延処理部1572は、コードM382およびコードM383のうちの一方の指令(以下、「指令Y1」とも称する)を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前に他方の指令(以下、「指令Y2」とも称する)を信号出力部1571が受け付けた場合、オン信号およびオフ信号のうち、信号出力部1571が指令Y2の入力を受け付けたことによって信号出力部1571からマグネットスイッチ200Aに出力される一方の信号(以下、「信号Y3」とも称する)の出力を遅延させる。
このような構成によれば、マグネットスイッチ200,200Aの切替指示をキャンセルすることなく、マグネットスイッチ200,200Aの接点の損傷を低減することが可能となる。
(2)信号出力部1571は、遅延処理部1572による遅延処理によって、上記予め定められた時間Thが経過した後(たとえば、図4のt4,t8)に、上記信号X3,Y3をマグネットスイッチ200,200Aに出力する。
このような構成によれば、時間Thの経過とともに信号X3,Y3が出力されるため、時間Thの経過後速やかに、マグネットスイッチ200,200Aにおいてオンまたはオフが実行される。
(3)数値制御装置100は、図3に示したように、加工プログラムを実行する加工プログラム実行部172を備えている。加工プログラム実行部172は、予め定められた時間Thが経過するまで、加工プログラムの進行を中断する。
このような構成によれば、遅延処理のときには加工プログラムの進行を中断できるため、遅延処理によって加工の精度が低下することを防ぐことができる。
(4)詳しくは、加工プログラムは、主軸クーラント用の機器500(第1の機器)を動作させるためのコードM08を含むプログラム(以下、「第1のプログラム」と称する)と、主軸用クーラントに比べて加工への影響が少ないシャワークーラント用の機器500A(第2の機器)を動作させるためのコードM382を含むプログラム(以下、「第2のプログラム」と称する)とを含んでいる。
加工プログラム実行部172は、第1のプログラムを実行しているときには、前記予め定められた時間Thが経過するまで、第1のプログラムの進行を中断する。たとえば、加工プログラム実行部172は、主軸クーラント液の吐出が開始されるまで、切削を開始しない。
一方、加工プログラム実行部172は、第2のプログラムを実行しているときには、第2のプログラムの進行を中断しない。たとえば、加工プログラム実行部172は、シャワー用クーラント液の吐出が開始されていなくても、コードM382の次に記述された指令を実行する。
このような構成によれば、プログラムの種別によって、加工プログラムの進行を停止させる場合と、進行を停止させない場合とに分かれる。それゆえ、プログラムの種別に関わらず、加工プログラムの進行を停止させる構成に比べて、加工対象物に対する加工時間を短くすることができる。
(5)表示制御部173は、上記信号X3,Y3の出力を遅延させる制御が行なわれた場合、数値制御装置100の外部の表示装置であるディプレイ1031に予め定められた表示を実行させる。
(6)通信制御部174は、上記信号X3,Y3の出力を遅延させる制御が行なわれた場合、予め定められたサーバ2に予め定められた情報を送信する。
<D.制御構造>
工作機械1における遅延処理の流れについて説明する。
図6は、第1の局面における処理の流れを表した図である。図6を参照して、ステップS1において、PLC150は、制御部170からコードM08を受け付ける。ステップS2において、PLC150は、コードM08を受け付けた後、コードM09を受け付けたか否かを判断する。
PLC150は、コードM09を受け付けた場合(ステップS2においてYES)、ステップS3において、コードM09の受け付けがコードM08の受け付けから予め定められた時間Th以内であるか否かを判断する。PLC150は、コードM09を受け付けていない場合(ステップS2においてNO)、処理をステップS2に戻す。
予め定められた時間Th以内にコードM09を受け付けたと判断された場合(ステップS3においてYES)、PLC150は、ステップS4において、予め定められた時間Thが経過した後に、マグネットスイッチ200の接点212〜214をオフ状態とするオフ信号を出力するとともに、制御部170に対して応答通知を送信する。
予め定められた時間Th経過後にコードM09を受け付けたと判断された場合(ステップS3においてNO)、PLC150は、ステップS5において、遅延処理を行なうことなく、マグネットスイッチ200の接点212〜214をオフ状態とするオフ信号を出力するとともに、制御部170に対して応答通知を送信する。
図7は、第2の局面における処理の流れを表した図である。図7を参照して、ステップS11において、PLC150は、制御部170からコードM09を受け付ける。ステップS12において、PLC150は、コードM09を受け付けた後、コードM08を受け付けたか否かを判断する。
PLC150は、コードM08を受け付けた場合(ステップS12においてYES)、ステップS13において、コードM08の受け付けがコードM09の受け付けから予め定められた時間Th以内であるか否かを判断する。PLC150は、コードM08を受け付けていない場合(ステップS12においてNO)、処理をステップS12に戻す。
予め定められた時間Th以内にコードM08を受け付けたと判断された場合(ステップS13においてYES)、PLC150は、ステップS14において、予め定められた時間Thが経過した後に、マグネットスイッチ200の接点212〜214をオン状態とするオン信号を出力するとともに、制御部170に対して応答通知を送信する。
予め定められた時間Th経過後にコードM08を受け付けたと判断された場合(ステップS13においてNO)、PLC150は、ステップS15において、遅延処理を行なうことなく、マグネットスイッチ200の接点212〜214をオン状態とするオン信号を出力するとともに、制御部170に対して応答通知を送信する。
図8は、第3の局面における処理の流れを表した図である。図8を参照して、ステップS21において、PLC150は、制御部170からコードM382を受け付ける。ステップS22において、PLC150は、コードM382を受け付けた後、コードM383を受け付けたか否かを判断する。
PLC150は、コードM383を受け付けた場合(ステップS22においてYES)、ステップS23において、コードM383の受け付けがコードM382の受け付けから予め定められた時間Th以内であるか否かを判断する。PLC150は、コードM383を受け付けていない場合(ステップS22においてNO)、処理をステップS22に戻す。
予め定められた時間Th以内にコードM383を受け付けたと判断された場合(ステップS23においてYES)、PLC150は、ステップS24において、制御部170に対して応答通知を送信する。ステップS25において、PLC150は、予め定められた時間Thが経過した後に、マグネットスイッチ200Aの接点をオフ状態とするオフ信号を出力する。
予め定められた時間Th経過後にコードM383を受け付けたと判断された場合(ステップS23においてNO)、PLC150は、ステップS26において、遅延処理を行なうことなく、マグネットスイッチ200Aの接点をオフ状態とするオフ信号を出力するとともに、制御部170に対して応答通知を送信する。
図9は、第4局面における処理の流れを表した図である。図9を参照して、ステップS31において、PLC150は、制御部170からコードM383を受け付ける。ステップS32において、PLC150は、コードM383を受け付けた後、コードM382を受け付けたか否かを判断する。
PLC150は、コードM382を受け付けた場合(ステップS32においてYES)、ステップS33において、コードM382の受け付けがコードM383の受け付けから予め定められた時間Th以内であるか否かを判断する。PLC150は、コードM382を受け付けていない場合(ステップS32においてNO)、処理をステップS32に戻す。
予め定められた時間Th以内にコードM382を受け付けたと判断された場合(ステップS33においてYES)、PLC150は、ステップS34において、制御部170に対して応答通知を送信する。ステップS35において、PLC150は、予め定められた時間Thが経過した後に、マグネットスイッチ200Aの接点をオン状態とするオン信号を出力する。
予め定められた時間Th経過後にコードM382を受け付けたと判断された場合(ステップS33においてNO)、PLC150は、ステップS36において、遅延処理を行なうことなく、マグネットスイッチ200Aの接点をオン状態とするオン信号を出力するとともに、制御部170に対して応答通知を送信する。
<E.変形例>
(e1.第1の変形例)
上記の実施の形態においては、コードM08およびコードM09のうちの一方の指令X1を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前に他方の指令X2を信号出力部1571が受け付けた場合、信号出力部1571は、予め定められた時間Thが経過した後(たとえば、図4のt4,t8)に、上記信号X3をマグネットスイッチ200に出力する。しかしながら、これに限定されるものではない。
信号出力部1571は、予め定められた時間Thが経過した後ではなく、予め定められた時間Thが経過した後にさらに所定時間Tdが経過した後に、上記信号X3を出力してもよい。あるいは、信号出力部1571は、上記指令X2を受け付けた後、所定の時間が経過したこと条件に、上記信号X3を出力してもよい。
なお、この点は、コードM382およびコードM383についても同様であるため、ここでは、説明を繰り返さない。
(e2.第2の変形例)
図10は、図4に基づいて説明した処理の変形例を説明するための図である。図10を参照して、時刻t1から時刻t4までの処理は、図4と同じであるため、ここでは、説明を繰り返さない。
時刻t3から予め定められた時間Th以上経過した後の時刻t6において、制御部170からPLC150にコードM09が送られてきたとする。しかしながら、時刻t6の時点ではマグネットスイッチ200をオン状態とした時刻t4から時間Thが経過していないため、PLC150はマグネットスイッチ200に対して電圧V1の信号を出力を遅延させる。具体的には、PLC150は、マグネットスイッチ200に対する信号の出力を、時刻t4から予め定められた時間Th以上経過した後の時刻t7まで遅延させる。さらに、PLC150は、制御部170に対する応答信号の返信も、時刻t7まで遅延させる。
このような構成によれば、オンとオフとの切替が予め定められた時間Th未満で行われることがなくなる。
(e3.第3の変形例)
予め定められた時間Thおよび所定時間Tdを工作機械1のユーザが設定できるように、工作機械1を構成してもよい。
[実施の形態2]
実施の形態1においては、PLC150は、信号出力部1571によるオン信号およびオフ信号の出力の遅延を遅らせる機能を有する遅延処理部1572を備えている。
本実施の形態に係るPLC(以下、便宜上「PLC150A」と称する)は、実施の形態1とは異なり遅延処理部1572を備えていない。すなわち、本実施の形態では、PLC150Aは、上述した遅延処理を実行しない。
PLC150Aは、コードM08を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前にコードM09を信号出力部1571が受け付けた場合、この事象を履歴情報として記憶する。また、PLC150Aは、コードM09を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前にコードM08を信号出力部1571が受け付けた場合、この事象を履歴情報として記憶する。
同様に、PLC150Aは、コードM382を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前にコードM383を信号出力部1571が受け付けた場合、この事象を履歴情報として記憶する。また、PLC150Aは、コードM383を信号出力部1571が受け付けた後、予め定められた時間Thが経過する前にコードM382を信号出力部1571が受け付けた場合、この事象を履歴情報として記憶する。
PLC150Aは、これらの履歴情報に基づいて、オペレーティングシステム11に対して、予め定められたタイミングで加工プログラムの修正を促す報知を行うように指示する。具体的には、PLC150Aは、短時間でオンとオフとの切替が行われていることを表す報知(たとえば、ディスプレイ31での表示)を、オペレーティングシステム11に対して実行させる。
このような構成によれば、工作機械1のオペレータに対して、少なくとも、加工プログラムを修正させる契機付けを与えることができる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 工作機械、2 サーバ、3 ネットワーク、11 オペレーティングシステム、12 スプラッシュガード、13 主軸頭、14 主軸、16 回転テーブル、17 台座、18 回転装置、19 扉、20 テーブル装置、31 ディスプレイ、100 数値制御装置、110 プロセッサ、120 メモリ、130 通信IF、151,152 ユニット、156,171 記憶部、157 シーケンス制御実行部、170 制御部、172 加工プログラム実行部、173 表示制御部、174 通信制御部、200,200A マグネットスイッチ、210 コンタクタ、211 電磁コイル、212,214,227,229 接点、220 サーマルリレー、221,223 抵抗、224,226 バイメタル、230,240 端子、250,601,602,603,609 配線、300,300A モータ、500,500A 機器、1000 ネットワークシステム、1031 ディプレイ、1571 信号出力部、1572 遅延処理部。

Claims (8)

  1. 第1の指令の入力を受け付けた場合にリレーをオンさせる第1の信号を前記リレーに出力し、第2の指令を受け付けた場合に前記リレーをオフさせる第2の信号を前記リレーに出力する信号出力部と、
    前記信号出力部による前記第1の信号および前記第2の信号の出力を遅延させる遅延処理部と
    加工プログラムを実行する実行部とを備え、
    前記遅延処理部は、前記第1の指令および前記第2の指令のうちの一方の指令を前記信号出力部が受け付けた後、予め定められた時間が経過する前に他方の指令を前記信号出力部が受け付けた場合、前記第1の信号および前記第2の信号のうち、前記信号出力部が前記他方の指令の入力を受け付けたことによって前記信号出力部から前記リレーに出力される一方の信号の出力を遅延させ、
    前記信号出力部は、前記遅延処理部による遅延処理によって、前記予め定められた時間が経過した後に前記一方の信号を前記リレーに出力し、
    前記実行部は、前記予め定められた時間が経過するまで、前記加工プログラムの進行を中断する、制御装置。
  2. 前記加工プログラムは、第1の機器を動作させるための第1のプログラムと、前記第1の機器に比べて加工への影響が少ない第2の機器を動作させるための第2のプログラムとを含み、
    前記実行部は、
    前記第1のプログラムを実行しているときには、前記予め定められた時間が経過するまで、前記第1のプログラムの進行を中断し、
    前記第2のプログラムを実行しているときには、前記第2のプログラムの進行を中断しない、請求項に記載の制御装置。
  3. 前記一方の信号の出力を遅延させる制御が行なわれた場合、外部の表示装置に前記出力を遅延させたことを表示させる表示制御部をさらに備える、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記一方の信号の出力を遅延させる制御が行なわれた場合、前記制御装置に通信可能に接続されたサーバ装置に前記制御の履歴を表した情報を送信する通信制御部をさらに備える、請求項1または2に記載の制御装置。
  5. 前記リレーは、コンタクタまたはマグネットスイッチである、請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記制御装置は、プログラマブル・ロジック・コントローラである、請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記制御装置は、プログラマブル・ロジック・コントローラを備えた数値制御装置である、請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  8. プログラマブル・ロジック・コントローラと、
    前記プログラマブル・ロジック・コントローラからの指令に基づき動作するリレーと、
    前記リレーがオンすることによって駆動する駆動装置とを備え、
    前記プログラマブル・ロジック・コントローラは、
    第1の指令の入力を受け付けた場合にリレーをオンさせる第1の信号を前記リレーに出力し、第2の指令を受け付けた場合に前記リレーをオフさせる第2の信号を前記リレーに出力する信号出力部と、
    前記信号出力部による前記第1の信号および前記第2の信号の出力を遅延させる遅延処理部とを含み、
    前記遅延処理部は、前記第1の指令および前記第2の指令のうちの一方の指令を前記信号出力部が受け付けた後、予め定められた時間が経過する前に他方の指令を前記信号出力部が受け付けた場合、前記第1の信号および前記第2の信号のうち、前記信号出力部が前記他方の指令の入力を受け付けたことによって前記信号出力部から前記リレーに出力される一方の信号の出力を遅延させる、工作機械。
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