JP6700508B2 - コネクタの締結構造 - Google Patents

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    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap

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Description

本発明は、レセプタクルとプラグとでなるコネクタの締結構造に関するものである。
従来、レセプタクルとプラグとにおけるコネクタ締結構造は、例えば、特許文献1に記載されているように、図7に示すコネクタ15のレセプタクル16側に遊動する係止部材としてのボール17を設け、プラグ18側に前記ボールの半径方向の遊動範囲を制限するスリーブ部材19を設けた、ボールロック構造が知られている。
前記ボールロック構造におけるプラグの嵌合・抜去(嵌合解除)操作は、例えば、プラグの嵌合操作では、プラグ18の本体(ボディ部)18aを持ってレセプタクル16に差込み、プラグ18を抜去する操作では、スリーブ19を手に持って操作するものである。
特開2007−258058号公報
しかし、従来のコネクタの締結構造においては、嵌合操作と抜去操作では、プラグ18の本体18a、スリーブ19の異なる部材を、毎回区別して操作する必要がある。よって、従来のコネクタの締結構造では、操作者が操作部材が異なるという操作上の注意を喚起しなければならず、誤操作を招来しやすく操作性が良くないという課題がある。本発明に係るコネクタの締結構造は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係るコネクタの締結構造の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、
レセプタクルにプラグを嵌合させるコネクタの締結構造において、前記レセプタクルに嵌合・抜去されるプラグ側における筒状の本体部の係合端部には、前記レセプタクル側の抜止め防止用の係止部材を係止するように前記本体部に対して嵌合方向に付勢力で付勢されるとともに前記本体部の係合端部の外周にプラグの中心軸と平行で移動自在にして被嵌される内側スリーブと、前記内側スリーブが前記付勢力によって嵌合方向に脱落するのを防止するように当該内側スリーブに被嵌されて係合するとともに、前記内側スリーブの前記係止部材に対する係止作用を解除させるように抜去方向に前記内側スリーブを移動させるべく前記本体部の係合端部の外周にプラグの中心軸と平行で移動自在にして被嵌される外側スリーブとが設けられ、前記内側スリーブと外側スリーブとの二重係止構造にして、前記外側スリーブの嵌合方向と抜去方向との移動操作だけで前記レセプタクルに対するプラグの嵌合・抜去作用が可能となったことである。
前記外側スリーブは、本体部の係合端部の外周面から外に向けて突設され当該外側スリーブが前記本体部の係合端部に対して抜去方向に移動すべく設けられた抜去用溝に係合される移動阻止部材により、前記本体部の係合端部に対して嵌合方向へ移動できずに当該本体部の係合端部と一体となって嵌合方向へ移動するようにされていることである。
また、前記外側スリーブの外周部には、抜去方向に略直交する周方向に沿って、外側スリーブが本体部の係合端部に対して嵌合方向及び抜去方向に移動できないようにするロック溝が設けられていることである。
更に、前記ロック溝は、付勢力で内側スリーブを介して外側スリーブが嵌合方向に付勢されることで、外側スリーブが周方向に回転してロック位置に納まるように、ロック溝が、抜去用溝との交差部を基点にしてその基点からロック位置の端部へと、外観視して、プラグの中心軸に直交する方向から抜去方向へと、θ分だけ傾斜させて設けられていることを含むものである。
本発明のコネクタの締結構造によれば、プラグのレセプタクルへの嵌合操作、抜去操作(解除操作)は、外側スリーブだけで可能となる。また、嵌合操作においては、プラグ側の外側スリーブ若しくはフレームストッパ等を介した本体部で操作できるので、プラグ側のどこを保持しても嵌合可能となり、操作性が一層向上する。これにより、プラグの異なる部分で嵌合・抜去の操作をしなければならないという、従来の煩わしい操作性が改善される。
外側スリーブの外周部にロック溝を設けたので、嵌合完了時に、外側スリーブをロック方向に回転させることで誤脱防止となる。また、外側スリーブがこの誤脱防止位置にあっても、プラグをレセプタクルに挿入させることが可能なので、操作性は悪化しない。
前記ロック溝が、抜去用溝との交差部を基点にして抜去方向へ傾斜して形成されているので、外側スリーブに振動・衝撃などが加えられても、誤脱防止位置から自由位置(抜去方向に移動できる位置)に戻ることがないのである。このように数々の優れた効果を奏するものである。
本発明に係るコネクタの締結構造1におけるプラグ2の分解斜視図(A)、全体の斜視図(B)である。 本発明に係るコネクタの締結構造1におけるプラグ2のA−A線に沿った断面図(A)、正面図(B)である。 同本発明に係るコネクタの締結構造1におけるレセプタクル3の分解斜視図(A)、全体の斜視図(B)である。 同本発明のコネクタの締結構造1におけるレセプタクル3の縦断面図(A)、左側面図(B)、A−A線に沿った断面図(C)である。 プラグ2における外側スリーブが抜去溝にある状態を示す一部平面図(A)、ロック溝にある状態を示す一部平面図(B)である。 ロック溝が、抜去溝に直交する方向に対して、抜去方向に傾斜して設定されていることを示す説明状の一部平面図である。 本発明に係るコネクタの締結構造1における、プラグ2とレセプタクル3との嵌合工程の開始前の様子を示す説明用断面図(A)、嵌合工程の開始の状態を示す断面図(B)である。 本発明に係るコネクタの締結構造1における、プラグ2とレセプタクル3との嵌合工程においてボールが係合凹部に落ちる直前の断面図(A)、ボールが係合凹部に落ちて嵌合完了の状態を示す断面図(B)である。 本発明に係るコネクタの締結構造1における、プラグ2とレセプタクル3との抜去工程における、ボールが動いて抜去し始めの状態を示す断面図(A)、嵌合解除された直後の状態を示す断面図(B)である。 従来例に係るコネクタ15のレセプタクル16とプラグ18とにおける、ボールロック機構を示す縦断面図である。
本発明に係るコネクタの締結構造1は、図1−A、図1−Bに示すように、レセプタクル側の係止部材(ボール)を係止作用する内側スリーブと、その内側スリーブをロック解除させ、且つ、プラグの本体部とともに係止作用させる外側スリーブとの二重スリーブ構造をプラグ側に設けている。こうして、前記外側スリーブだけで係止(ロック)操作、ロック解除操作の両操作ができるようにしたものである。
本発明に係るコネクタの締結構造1について説明する。図1−A乃至図2−Bに示すように、レセプタクル3にプラグ2を、ボールロック機構にて嵌合させるコネクタの締結構造1である。尚、図1−A、図1−Bに示すように、プラグ2の長手方向に沿った軸を中心軸cとし、その長手方向のうち、前方向を嵌合方向aと、後方向を抜去方向bとして説明する。また、図において、長手方向(中心軸c)に直交する方向を上下方向とする場合もある。更に、プラグ2の嵌合口側を前側とする。
図1−A(A)、図1−Bに示すように、前記レセプタクル3に嵌合・抜去されるプラグ2側における円筒状の本体部(バレル)2aにおいて、その中心部に例えば光通信用のフェルール、光ケーブルなどが保持されている。なお、符号2fはブレームストッパ、2gはブッシュ、2hはケーブルクランプを示している。
前記本体部2aの前方にある円筒状の係合端部2aaには、前記レセプタクル3側の抜止め防止用の係止部材(ボール)3cで係止されるように、係止用の係止凹部2abと、前記本体部2aに対して嵌合方向aに、弾性部材であるコイルスプリング2bの付勢力で付勢されるとともに、前記本体部2aの係合端部2aaの外周にプラグ2の長手方向における中心軸cと平行で移動自在に摺接して被嵌される円筒状の内側スリーブ(スライダーともいう)2cとがある。
前記係止凹部2abと、内側スリーブ2cの内周壁面とで協働して、レセプタクル3側の係止部材3cを、嵌合時に半径方向への移動を阻止することで、プラグ2とレセプタクル3との嵌合状態を維持して、互いに嵌合相手から外れて抜け出さないようにするものである。
前記内側スリーブ2cが前記付勢力によって嵌合方向aに押し出されて、本体部2aから抜け出るのを、内側の段差部2da(図1−B(A)参照)で防止するように、当該内側スリーブ2cに被嵌されて互いに摺接移動自在に係合するとともに、前記内側スリーブ2cの前記係止部材3cに対する係止作用を解除させるように抜去方向bに前記内側スリーブ2cを移動させるべく、前記本体部2aの係合端部2aaの外周にプラグ2の中心軸cと平行で移動自在に摺接して被嵌される円筒状の外側スリーブ2dが設けられている。
前記内側スリーブ2cと外側スリーブ2dとの二重係止構造にして、前記外側スリーブ2dの嵌合方向と抜去方向との移動操作だけで、前記レセプタクル3に対するプラグ2の嵌合・抜去作用が可能となっている。
図1−B(A)に示すように、前記外側スリーブ2dは、本体部2aの係合端部2aaの外周面から外に向けて突設され当該外側スリーブ2dが前記本体部2aの係合端部2aaに対して抜去方向bに移動すべく設けられた抜去用溝2iに係合される移動阻止部材2eにより、前記本体部2aの係合端部2aaに対して嵌合方向aへ移動できずに当該本体部2aの係合端部2aaと一体となって嵌合方向aへ移動するようにされている。
前記移動阻止部材2eは、例えば、図1−A(A)、図1−B(A)に示すように、本体部2aにおけるバレル部分の外周部に上下2箇所に設けられたピン孔に圧入される金属製のピンである。外側スリーブ2dの抜去用溝2iにピン頭部が進入するので、組立上の都合により、前記本体部2aのバレル部分に外側スリーブ2dが長手方向(中心軸c)に沿って嵌装されてから、前記ピンの圧入作業が行われるものである。
また、図1−A(A),(B)、図3に示すように、前記外側スリーブ2dの外周部には、中心軸c(嵌合方向aまたは抜去方向b)に略直交する方向dに沿って、外側スリーブ2dが本体部2aの係合端部2aaに対して嵌合方向a及び抜去方向bに移動できないようにするロック溝2jが設けられている。
前記ロック溝2jは、弾性部材であるコイルスプリング2bの付勢力で内側スリーブ2cを介して外側スリーブ2dが嵌合方向aに付勢されることで、図3(A),(B)に示すように、外側スリーブ2dが周方向に回転してロック位置2kに納まるようにしている。即ち、図4に示すように、抜去用溝2iとの交差部を基点にして、その基点からロック位置2kの端部に向けて、上から外観視(平面視)して、前記中心軸cに直交する方向dから抜去方向bへと、θ分だけ傾斜させて設けられている。
前記ロック溝2jが上述のようにθ分だけ抜去方向bへと傾斜していることで、図3(A),(B)に示すように、外側スリーブ2dがコイルスプリング2bによって常に嵌合方向aに付勢されているので、次第に図3(B)に示すロック位置2kに当該外側スリーブ2dが回転しながら自然と収まるのである。その後は、ロック溝2jが傾斜しているので、振動などの外力が外側スリーブ2dに加えられても、該外側スリーブ2dがコイルスプリング2bを圧縮する作用となる抜去方向bに移動することはできない。
前記本体部2aと、弾性部材2b、内側スリーブ2c、外側スリーブ2dとの組立方法は、本体部2aの係合端部2aaに最初に、弾性部材2bを挿着し、次に内側スリーブ2cを挿着し、更に前記内側スリーブ2cに被せて外側スリーブ2dを挿着し、前記移動阻止部材2eであるピンを抜去用溝2iから内側へと差し込んで、ピンを本体部2aの圧入用孔に圧入することで、組み立てられるものである。
なお、嵌合相手側のレセプタクル3は、図2−A、図2−Bに示すように、
レセプタクルハウジング3a、フェルール接続用の割スリーブを内蔵するレセプタクルコア3b等で構成されている。前記レセプタクルハウジング3aにおける円筒状の外周部には、3箇所で均等配置でボール孔3dが設けられ、そこに、係止部材3cであるボールが収納されている。
前記係止部材3cは、その一部が内側の壁面から突出し、半径方向の外側に抜け出せるようになっている。そして、図2−B(A),(C)に示すように、前記係止部材3cが半径方向外側へ抜け出ないように、円形帯状で金属製の蓋部材3eが外周部に取り付け固定されている。
この蓋部材3eには、前記係止部材3cに対応する部分に、ボール孔3dの直径よりも小径で、係止部材3cが外側に突出できるとともに、前記内側の壁面とボールの内側端部面が面一になるように許容する、孔径の孔が設けられている。これが、従来と同様の、レセプタクル3側におけるボールロック構造である。
本発明に係るコネクタの締結構造1を、図5−A乃至図6を参照して説明する。先ず、図5−A(A)に示すように、プラグ2の外側スリーブ2dを手に持って、例えば、機器側に固定されたレセプタクル3に嵌合方向aへ移動させる。
図5−A(B)に示すように、レセプタクルハウジング3aがプラグ2の係合端部2aaと外側スリーブ2dとの間の空間に入り込む。レセプタクルハウジング3aの係止部材3cであるボールが、係合端部2aaの外周部の膨出部によって、半径方向の外側に押し出される。
更に、図5−A(B)に示すように、前記ボールがレセプタクルハウジング3aの外周面から突出したことで、そのボールの突出部分がプラグ2側の内側スリーブ2cの前端部に当接する。そのため、嵌合方向aとは反対に、弾性部材2bの付勢力に抗して、内側スリーブ2cが抜去方向へと移動する。なお、ボールの外側への最大の突出位置は、外側スリーブ2dの内周壁面よりも内側の位置になるので、外側スリーブ2dを抜去方向bに押し込むことはない。
図5−B(A)に示すように、嵌合操作の進行とともに前記ボールが抜去方向bへ相対的に移動して、本体部2aの係合凹部2abに接近する。そして、図5−B(B)に示すように、前記ボールが係合凹部2abに落ち込む。同時に、抜去方向bへ押し込まれていた内側スリーブ2cが、前記ボールによる押し込みが解消されたので、弾性部材2bの付勢力によって嵌合方向aに移動して、外側スリーブ2dの段差部2daに当接して、移動停止する。
前記内側スリーブ2cの内側の周壁面によって、前記ボールが半径方向の外側に移動できなくなる。こうして、レセプタクルハウジング3aのボール孔3dに収納された係止部材3cが、プラグ2側の係合凹部2abと内側スリーブ2cの内周壁面とで拘束され、半径方向への移動が阻止されて、プラグ2とレセプタクル3とが嵌合されてロックされる。必要に応じ、図3(B)に示すように、外側スリーブ2dを周方向に回転させて、ロック溝2jの端部をロック位置2kに移動させる。
次に、コネクタの締結構造1において、プラグ2とレセプタクル3との嵌合を解除する方法は、図6(A)に示すように、嵌合時に外側スリーブ2dを図3(B)に示す状態にしてある場合は、外側スリーブ2dを手で掴んで、ロック位置2kから抜去位置である抜去用溝2iの位置に回転させて戻す(図3(B)→図3(A)の状態)。
そして、前記外側スリーブ2dを抜去方向bに向けて手で引っ張る。この場合、フレームストッパ2fを介して本体部2aを抜去方向に向けて引っ張っても、内側スリーブ2cを本体部2aに対して相対的に抜去方向bへ移動させることができないので、嵌合を解除させることはできない。
図6(A)に示すように、外側スリーブ2dの抜去方向への移動により、外側スリーブ2dの段差部2daに前端部が当接している内側スリーブ2cが、弾性部材2bの付勢力に抗して抜去方向bへ移動させられる。
図6(A),(B)に示すように、前記内側スリーブ2cの後端部が抜去方向bへ移動して、本体部2aの段部2acに当接する。その結果、前記内側スリーブ2cの抜去方向bへの移動によって、ボール孔3dに収納されている係止部材(ボール)3cが半径方向の外側に移動できるようになるとともに、本体部2aが抜去方向bへ移動する。
前記本体部2aの抜去方向bへの移動により、前記係止部材3cが係合凹部2abから抜け出し、レセプタクルハウジング3aの外周面から突出する。外側スリーブ2dの前端部側の内周壁面は、前記係止部材3cの先端位置の径よりも大径にしてあるので、本体部2aと外側スリーブ2dとの抜去方向bへの移動に障害とならない。
図6(B)に示すように、前記係止部材3cが半径方向の外側に持ち上がり、係止解除されるので、前記本体部2a及び外側スリーブ2dがレセプタクル3から離間される。最初の図5−A(A)に示す嵌合前の状態に戻る。
以上の様にして、コネクタの締結構造1の嵌合・解除の操作がなされるが、レセプタクル3側を従来のままにして、プラグ2側のスリーブを二重構造にすることで、外側スリーブ2dを手で掴んで、嵌合及びロック解除の両方の操作が可能となった。
なお、嵌合操作の時には、図5−A(A)において、フレームストッパ2fまたはケーブルクランプ2hを手で掴んで、本体部2aを嵌合方向aに沿って移動させレセプタクル3に嵌合させても可能である。また、嵌合時の外側スリーブ2dの位置は、図3(A),(B)のどちらでもよい。特に、図3(B)の状態で嵌合させる場合は、嵌合操作が完了すると同時に誤脱防止機能が有効となるので、非常に安全性が高い。
また、抜去時において、図6(A)に示すように、外側スリーブ2dを抜去方向bに移動させた際に、内側スリーブ2cの後端部が段差2acに当接する時と、外側スリーブ2cの抜去溝2iの前側端部が移動阻止部材2eに当接する時とのタイミングは、同時では無くいずれかが先に当接するように設定すれば良く、特に限定するものではない。
本発明に係るコネクタの締結構造1は、上記実施例に限定されること無く、ボールロック構造を用いた各種の締結構造に広く適用できるものである。
1 コネクタの締結構造、
2 プラグ、 2a 本体部、
2aa 係合端部、 2ab 係合凹部、
2ac 段部、
2b 弾性部材(コイルスプリング)、
2c 内側スリーブ(スライダー)、
2d 外側スリーブ(カップリング)、
2da 段差部、
2e 移動阻止部材(ピン)、 2f フレームストッパ、
2g ブッシュ、 2h ケーブルクランプ、
2i 抜去用溝、 2j ロック溝、
2k ロック位置、
3 レセプタクル、 3a レセプタクルハウジング、
3b レセプタクルコア、 3c 係止部材(ボール)、
3d ボール孔、 3e 蓋部材、
15 コネクタ、
16 レセプタクル、
17 ボール、
18 プラグ、 18a 本体、
19 スリーブ。

Claims (3)

  1. レセプタクルにプラグを嵌合させるコネクタの締結構造において、
    前記レセプタクルに嵌合・抜去されるプラグ側における筒状の本体部の係合端部には、
    前記レセプタクル側の抜止め防止用の係止部材を係止するように前記本体部に対して嵌合方向に付勢力で付勢されるとともに前記本体部の係合端部の外周にプラグの中心軸と平行で移動自在にして被嵌される内側スリーブと、
    前記内側スリーブが前記付勢力によって嵌合方向に脱落するのを防止するように当該内側スリーブに被嵌されて係合するとともに、前記内側スリーブの前記係止部材に対する係止作用を解除させるように抜去方向に前記内側スリーブを移動させるべく前記本体部の係合端部の外周にプラグの中心軸と平行で移動自在にして被嵌される外側スリーブとが設けられ、
    前記内側スリーブと外側スリーブとの二重係止構造にして、前記外側スリーブの嵌合方向と抜去方向との移動操作だけで前記レセプタクルに対するプラグの嵌合・抜去作用が可能となり、
    外側スリーブは、本体部の係合端部の外周面から外に向けて突設され当該外側スリーブが前記本体部の係合端部に対して抜去方向に移動すべく設けられた抜去用溝に係合される移動阻止部材により、前記本体部の係合端部に対して嵌合方向へ移動できずに当該本体部の係合端部と一体となって嵌合方向へ移動するようにされていること、
    を特徴とするコネクタの締結構造。
  2. 外側スリーブの外周部には、抜去方向に略直交する周方向に沿って、外側スリーブが本体部の係合端部に対して嵌合方向及び抜去方向に移動できないようにするロック溝が設けられていること、
    を特徴とする請求項に記載のコネクタの締結構造。
  3. ロック溝は、付勢力で内側スリーブを介して外側スリーブが嵌合方向に付勢されることで、外側スリーブが周方向に回転してロック位置に納まるように、ロック溝が、抜去用溝との交差部を基点にしてその基点からロック位置の端部へと、外観視して、プラグの中心軸に直交する方向から抜去方向へと、θ分だけ傾斜させて設けられていること、
    を特徴とする請求項に記載のコネクタの締結構造。
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