JP6698412B2 - タイミングコントローラ、それを用いた電子機器、車載用または医療用ディスプレイ装置 - Google Patents

タイミングコントローラ、それを用いた電子機器、車載用または医療用ディスプレイ装置 Download PDF

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Description

本発明は、グラフィックコントローラや他の機器からの画像データを受け、ゲートドライバやソースドライバに情報を伝送するタイミングコントローラに関する。
図1は、画像表示システムのブロック図である。画像表示システム100Rは、液晶パネルや有機ELパネルなどのディスプレイパネル102と、ゲートドライバ104、ソースドライバ106、グラフィックコントローラ110およびタイミングコントローラ200Rを備える。グラフィックコントローラ110は、ディスプレイパネル102に表示すべき画像データを生成する。この画像データに含まれるピクセル(RGB)データは、シリアル形式で、タイミングコントローラ200Rに伝送される。
タイミングコントローラ200Rは、画像データを受け、各種の制御信号/タイミング信号(同期信号)を生成する。ゲートドライバ104は、タイミングコントローラ200Rからの信号と同期してディスプレイパネル102の走査線Lを順に選択する。またRGBデータは、ソースドライバ106に供給される。
通常、タイミングコントローラ200Rとグラフィックコントローラ110の間は、差動シリアルインタフェースで接続される。画像表示システム100Rの起動開始から、タイミングコントローラ200Rとグラフィックコントローラ110の間のシリアルインタフェースのリンクが確立するまでの間、画像データの伝送ができず、したがってディスプレイパネル102に画像を表示できない。あるいは、一旦リンクが確立した後に、ノイズなどの影響でリンクが切断されると、再びリンクが確立するまでの間、ディスプレイパネル102に画像を表示できない。そのほか、ケーブルの抜け、断線が生じた場合、シリアルインタフェースやグラフィックコントローラ110の一部が故障した場合も同様である。本明細書において、これらのように、画像が表示できない状態を、「表示不能状態」と称する。
従来のタイミングコントローラ200Rには、表示不能状態において何らかの情報をディスプレイパネル102に表示するための機能が実装される場合があった。たとえばタイミングコントローラ200Rは、あらかじめ決められたフェイルセーフ用の表示パターン201を保持している。表示パターン201としては、カラーバーや単色のスクリーンなどが例示される。そしてタイミングコントローラ200Rは、表示不能状態において、グラフィックコントローラ110からの画像データの代替として、フェイルセーフ用の表示パターン201をソースドライバ106に送信する。
特開平6−317782号公報 特開2002−169524号公報
本発明者は、図1の画像表示システム100Rについて検討した結果、以下の課題を認識するに至った。図1の画像表示システム100Rでは、表示不能状態において、ディスプレイパネル102が完全にブラックアウトするのを防止できる。しかしながら表示可能なパターン201は、画像表示システム100Rの設計段階で決める必要があり、リアルタイムかつ有用な情報を表示することができない。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、表示不能状態において、あるいは通常状態において、ディスプレイパネルにリアルタイムかつ有用な情報を表示可能なタイミングコントローラの提供にある。
本発明のある態様はタイミングコントローラに関する。タイミングコントローラは、入力画像データを受信するメイン入力インタフェースと、セグメント型キャラクタを構成する複数のセグメントに対応する複数のセグメントデータを保持するメモリであって、各セグメントデータは、対応するセグメントの画像フレーム上の画素のオン、オフを記述するものである、メモリと、表示すべきセグメント型キャラクタを指定するサブデータを受信するサブ入力インタフェースと、複数のセグメントそれぞれのサブデータおよび複数のセグメントデータにもとづいて、セグメント型キャラクタをラスターイメージ化するセグメントデコーダと、入力画像データおよびセグメントデコーダの出力データの少なくとも一方にもとづいて、ディスプレイパネルに表示すべき出力画像データを生成する画像処理回路と、出力画像データをデータドライバに出力する出力インタフェースと、を備える。
この態様によると、あらかじめ決められた表示パターンではなく、サブデータによってリアルタイムに指定した任意のセグメント型キャラクタを用いた情報を、ディスプレイパネルに表示することができる。セグメント型キャラクタを利用することにより、複数のアルファベットや数字のキャラクタそれぞれのビットマップ情報を保持する必要がなくなるため、タイミングコントローラ側のメモリも小規模で足りる。
本明細書において「セグメント型キャラクタ」には、16セグメント、14セグメントや7セグメントなどのキャラクタのほか、複数のドットで構成されるドットマトリクス型キャラクタも含まれる。
セグメントデコーダは、セグメント型キャラクタの色を指定する第1輝度値と背景の色を指定する第2輝度値を受け、一方を選択するマルチプレクサと、サブデータおよびセグメントデータにもとづいて、マルチプレクサを制御するタイミング発生器と、を含んでもよい。
これにより簡易な構成で、セグメント型キャラクタをラスターイメージ化できる。
画像処理回路は、入力画像データおよびセグメントデコーダの出力データの一方を選択し、出力画像データを生成してもよい。
これにより表示不能状態において、セグメント型キャラクタを用いた情報表示が可能となる。
画像処理回路は、入力画像データおよびセグメントデコーダの出力データを重ね合わせて、出力画像データを生成してもよい。
これにより表示不能状態のみで無く、通常状態においても、セグメント型キャラクタを用いた情報表示が可能となる。
画像処理回路は、(i)入力画像データおよびセグメントデコーダの出力データの一方を選択し、出力画像データを生成するモードと、(ii)入力画像データおよびセグメントデコーダの出力データを重ね合わせて、出力画像データを生成するモードと、が切りかえ可能であってもよい。
セグメント型キャラクタは、2つ以上のセグメントが同一形状を有するようにデザインされてもよい。同一形状を有する2つ以上のセグメントのセグメントデータは、セグメントの形状を示す形状データと、移動量を示すデータと、を含んでもよい。
これにより、セグメントデータのデータ量を大幅に減らすことができ、タイミングコントローラの回路面積を削減できる。
サブデータは、複数のセグメントのオン、オフを指示する複数のビットを含んでもよい。
これにより、セグメント型キャラクタを自由に設計でき、ユーザが独自のキャラクタを使用することも可能となる。
サブデータは、セグメント型キャラクタを指定する文字コードを含んでもよい。タイミングコントローラは、文字コードを複数のセグメントのオン、オフを示す複数のビットに変換するキャラクタデコーダを含んでもよい。
この場合、ユーザは、セグメントの形状等を意識せずに、表示したい文字のコードを指定すればよい。
サブデータは、セグメント型キャラクタのサイズを指定する第1データをさらに含んでもよい。メモリには、サイズごとに、セグメントデータが格納されてもよい。これにより、視認性を高め、あるいは情報量を増やすことができる。たとえば情報の重要度に応じてフォントサイズを代えるなどの利用方法が提供される。
サブデータは、セグメント型キャラクタの間隔を指定する第2データをさらに含んでもよい。これにより、視認性を高めることができる。
サブデータは、セグメント型キャラクタの透過の有無を指定する第3データをさらに含んでもよい。
サブ入力インタフェースは、SPI(Serial Peripheral Interface)またはIC(Inter-Integrated Circuit)インタフェースであってもよい。これらは広く一般に利用されるインタフェースであるため、実装が容易である。
ある態様においてタイミングコントローラはひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
本発明の別の態様は、電子機器に関する。電子機器は上述のいずれかのタイミングコントローラを備えてもよい。
本発明の別の態様は、車載用ディスプレイ装置あるいは医療用ディスプレイ装置に関する。これらのディスプレイ装置は、上述のいずれかのタイミングコントローラを備えてもよい。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、表示不能状態あるいは通常状態において、ディスプレイパネルにリアルタイムかつ有用な情報を表示できる。
画像表示システムのブロック図である。 実施の形態に係るタイミングコントローラのブロック図である。 図3(a)〜(c)は、セグメント型キャラクタを説明する図である。 図4(a)は、サブ画像の一例を示す図であり、図4(b)は、レジスタのアドレスマップの一例を示す図である。 図5(a)は、画像処理回路の一構成例を示すブロック図であり、図5(b)は、画像処理回路の一構成例を示すブロック図である。 セグメントデコーダの構成例を示すブロック図である。 図7(a)、(b)は、図6のセグメントデコーダの動作波形図である。 図8(a)〜(c)は、セグメントデータの圧縮を説明する図である。 図9(a)、(b)は、タイミングコントローラを用いた車載用ディスプレイ装置を示す図である。 電子機器を示す斜視図である。 第1変形例に係るタイミングコントローラの一部のブロック図である。 第2変形例に係るタイミングコントローラの一部のブロック図である。 図13(a)、(b)は、第7変形例に係るセグメント型キャラクタを示す図である。 図14(a)、(b)は、第8変形例に係るセグメント型キャラクタを示す図である。 図15(a)は、図14(a)のセグメント型キャラクタを表す記述データを示す図であり、図15(b)は、図14(b)のセグメント型キャラクタを表す記述データを示す図である。 第8変形例に係るタイミングコントローラの一部を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図2は、実施の形態に係るタイミングコントローラ200のブロック図である。タイミングコントローラ200は、図1の画像表示システム100Rと同様に、グラフィックコントローラ110からの入力画像データを受け、ソースドライバ106に出力画像データを供給し、ゲートドライバ104およびソースドライバ106に制御信号/同期信号を出力する。タイミングコントローラ200は、ひとつの半導体基板に集積化された機能ICであってもよい。
タイミングコントローラ200は、メイン入力インタフェース202、画像処理回路204、出力インタフェース回路208、サブ入力インタフェース210、メモリ212、セグメントデコーダ220を備える。
メイン入力インタフェース202、画像処理回路204、出力インタフェース回路208は、グラフィックコントローラ110からの画像データの表示に関する回路ブロックであり、従来のタイミングコントローラ200Rに備わるものと同じでよい。メイン入力インタフェース202は、グラフィックコントローラ110と第1ライン112を介して接続され、入力画像データS1を受信する。メイン入力インタフェース202とグラフィックコントローラ110とのインタフェースには、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)などの差動高速シリアルインタフェースを採用することができる。
画像処理回路204は、メイン入力インタフェース202が受信した入力画像データS1に、さまざまな信号処理を施す。画像処理回路204の信号処理は特に限定されず、公知技術を用いればよいが、たとえば、γ補正、FRC(Frame Rate Control)処理、RGBマッピングなどが例示される。出力インタフェース回路208は、画像処理回路204の処理後の出力画像データS2を、ソースドライバ106に出力する。
以上がタイミングコントローラ200の基本構成である。タイミングコントローラ200は、入力画像データS1にもとづく画像(以下、メイン画像)に代えて、あるいはそれに加えて、サブデータS3にもとづく画像(以下、サブ画像)を表示可能となっている。サブ画像の表示に関連して、タイミングコントローラ200には、サブ入力インタフェース210、メモリ212、セグメントデコーダ220が設けられる。
サブ画像は、セグメント型キャラクタを利用して生成される。図3(a)〜(c)は、セグメント型キャラクタを説明する図である。セグメント型キャラクタ800は、複数のセグメント802のオン、オフの組み合わせで表される。図3(a)には、16セグメント型のキャラクタが示されており、16個のセグメント802には便宜的な識別子A〜Pが付されている。図3(b)には、16セグメント型キャラクタを表すコードの一例が示される。16セグメント型キャラクタは、16ビット、すなわち2バイトのデータで表すことができ、したがって1キャラクタあたり、2バイトのレジスタ(図2の214)を用意すれば、表示すべき文字や記号を一意に指定することができる。
図3(c)には、16セグメント型キャラクタの一例が示されている。図3(c)には、大文字のアルファベット、アラビア数字、その他の記号+、−、#、*が示されるが、そのほかにも、小文字のアルファベットやギリシャ数字、その他の記号、日本語のひらがな、カタカナ、漢字、その他の言語のキャラクタを表現することも可能である。
図2に戻る。サブ入力インタフェース210は、グラフィックコントローラ110と、第1ライン112と独立した第2ライン114を介して接続される。サブ入力インタフェース210は、たとえばSPI(Serial Peripheral Interface)やICインタフェースなどのレジスタアクセス型のインタフェースを採用することができる。
グラフィックコントローラ110は、入力画像データS1に代えて、あるいはそれに加えて、ディスプレイに表示すべきセグメント型キャラクタを指定するサブデータS3を生成する。サブ入力インタフェース210は、第2ライン114を介してサブデータS3を受信する。第1ライン112と第2ライン114の独立性から、第1ライン112が故障した状態や、システムの起動時に、メイン入力インタフェース202とグラフィックコントローラ110のリンクが確立する前の状態においても、サブ入力インタフェース210は、グラフィックコントローラ110からサブデータS3を受信可能となっている点に留意されたい。
図4(a)は、サブ画像900の一例を示す図である。ディスプレイパネル102に表示されるサブ画像900は、複数のセグメント型キャラクタ800を含むことができる。本実施の形態では、説明の簡潔化と理解の容易化のため、セグメント型キャラクタ800を表示可能な領域R1〜RNが固定されており、したがって、サブデータS3には、位置を指定する情報は含まれないものとする。サブデータS3は、領域Rごとに表示すべきキャラクタを指定する。
本実施の形態では、サブデータS3は、図3(b)に示したように、キャラクタごとに複数のセグメント802(A〜P)のオン、オフを指示する複数のビット(ここでは16ビット=2バイト)を含むものとする。これにより、タイミングコントローラ200のユーザに、任意の文字を使用する自由度を提供できる。
図4(b)は、レジスタ214のアドレスマップの一例を示す図である。たとえばサブ入力インタフェース210のレジスタには、領域Rごとに2バイト分のアドレスが割り当てられている。たとえばアドレス0〜1は、領域R1に対応し、2〜3は領域R2に対応する。グラフィックコントローラ110は、各領域Rに対応するアドレスに、表示すべきキャラクタを表す値、すなわちサブデータS3を書き込む。
メモリ212は、複数のセグメント(図3(a)のA〜P)について、画像フレーム上の画素のオン、オフを記述する複数のセグメントデータS4〜S4を保持している。メモリ212は、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性メモリであってもよい。たとえばセグメントデータS4は、セグメントAを表し、セグメントデータS4は、セグメントBを表す。セグメントデータS4の詳細については後述する。
セグメントデコーダ220は、サブデータS3および複数のセグメントデータS4にもとづいて、表示すべきセグメント型キャラクタ800をラスターイメージ化する(ビットマップ形式への変換)。セグメントデコーダ220の出力データS5は、サブデータS3が指定したセグメント型キャラクタ800の画像データ(サブ画像データ)である。
画像処理回路204には、入力画像データS1と、セグメントデコーダ220が生成したサブ画像データS5が入力される。画像処理回路204は、入力画像データS1およびサブ画像データS5にもとづいて、ディスプレイパネルに表示すべき出力画像データS2を生成する。
画像処理回路204による処理およびその構成にはいくつかのバリエーションが考えられる。
たとえば画像処理回路204は、(i)入力画像データS1およびサブ画像データS5の一方を選択し、出力画像データS2を生成してもよい。図5(a)は、画像処理回路204の一構成例を示すブロック図であり、画像処理回路204は、その入力段に、入力画像データS1とサブ画像データS5を受け、制御信号SEL1に応じた一方を選択するマルチプレクサ205を備えてもよい。後段のプロセッサ206は、マルチプレクサ205が選択した画像データに対して、所定の信号処理を施す。画像処理回路204は、メイン入力インタフェース202とグラフィックコントローラ110の間のリンクが確立する前において、サブ画像データS5を選択してもよい。またメイン入力インタフェース202とグラフィックコントローラ110の間のインタフェースが故障している場合に、サブ画像データS5を選択してもよい。入力画像データS1が正常に入力されるときには、画像処理回路204は入力画像データS1を選択する。あるいは画像処理回路204は、グラフィックコントローラ110からの制御データにもとづいて入力画像データS1とサブ画像データS5の一方を選択してもよい。
あるいは画像処理回路204は、(ii)入力画像データS1およびサブ画像データS5を重ね合わせて、出力画像データS2を生成してもよい。図5(b)は、画像処理回路204の一構成例を示すブロック図であり、入力画像データS1およびサブ画像データS5を重ね合わせる合成回路207を備えてもよい。画像の重ね合わせにはαブレンディングなどの処理を用いることができる。あるいは、図4(a)のサブ画像900が表示される領域R1〜RNにサブ画像データS5を描画し、それ以外の領域に入力画像データS1を描画してもよい。プロセッサ206は、合成回路207によって合成された画像に対して所定の信号処理を施す。
あるいはメイン入力インタフェース202は、入力画像データS1およびサブ画像データS5の一方を選択するモードと、それらを重ね合わせるモードが切り替え可能であってもよい。つまり図5(a)と図5(b)の両方の機能を備えてもよい。
実施の形態に係るタイミングコントローラ200によれば、図1のようにあらかじめ決められた表示パターンではなく、サブデータS3によってリアルタイムに指定した任意のセグメント型キャラクタを用いた情報を、ディスプレイパネル102に表示することができる。
またタイミングコントローラ200は、セグメント型キャラクタを利用することとした。もし、複数のアルファベットや数字のキャラクタそれぞれのビットマップ情報を保持することした場合、1文字がX×Yピクセルである場合に、1文字ごとにX×Yビットのビットマップデータを用意する必要があり、巨大なメモリが必要とされる。これに対して、本実施の形態では、タイミングコントローラのメモリが小型化できる。
本発明は、図2のブロック図や回路図として把握され、あるいは上述の説明から導かれるさまざまな装置、回路に及ぶものであり、特定の構成に限定されるものではない。以下、本発明の範囲を狭めるためではなく、発明の本質や回路動作の理解を助け、またそれらを明確化するために、より具体的な構成例を説明する。
図6は、セグメントデコーダ220の構成例を示すブロック図である。セグメントデコーダ220は、フォントカラー生成部222、背景カラー生成部224、マルチプレクサ226、タイミング発生器228を含む。フォントカラー生成部222は、セグメント型キャラクタ800の色(フォント色)を指定する第1輝度値L1を生成する。背景カラー生成部224は、背景の色を指定する第2輝度値L2を生成する。マルチプレクサ226は、第1輝度値L1および第2輝度値L2を受け、選択信号SEL2に応じた一方を選択する。タイミング発生器228は、サブデータS3およびセグメントデータS4にもとづいて、マルチプレクサ226を制御する。たとえばタイミング発生器228は、ピクセルクロックCLKPIXと同期して、サブデータS3で指定されるサブ画像をラスターイメージ化する。これにより簡易な構成で、セグメント型キャラクタをラスターイメージ化できる。なおセグメントデコーダ220の構成はこれには限定されない。
図7(a)、(b)は、図6のセグメントデコーダ220の動作波形図である。図7(a)には、ディスプレイパネル102の3ライン分(L,Li+1,Li+2)のピクセルPIXが示される。オンとなるセグメントに含まれるピクセルは黒で示される。タイミングコントローラ200は、上のラインから下のラインに向かって、各ライン内の左のピクセルから右のピクセルに向かって、ピクセルクロックCLKPIXと同期して、RGBデータを生成する。図7(b)に示すように、タイミング発生器228は、ピクセルクロックCLKPIXと同期しながら、サブデータS3にもとづくサブ画像が得られるように、選択信号SEL2を生成する。
続いて、セグメントデータS4について説明する。セグメント型キャラクタ800が、縦Yピクセル、横Xピクセルであったとすると、1文字は、X×Yピクセルを含む。したがって各セグメントデータS4は、Y×Xビットで表すことができる(後述する圧縮をしない場合)。ところがピクセル数が多くなると、セグメントデータS4を格納するメモリの容量が大きくなってしまう。一例として、Y=521、X=380とすると、セグメントデータ当たり521×380ビット、全セグメントA〜Pで、16×521×380ビットものROMが必要となる。
この問題を解決するために、図3(a)のセグメント型キャラクタ800は、複数のセグメントが同一形状となるようにデザインされている。たとえば、セグメントA,B,P,L,E,Fを含む第1グループについては同一形状であり、位置をシフトした関係にある。複数のセグメントH,J,C,G,N,Dを含む第2グループについても形状が同一であり、複数のセグメントI,Mを含む第3グループについても形状が同一であり、複数のセグメントO,Kを含む第4グループについても形状が同一である。
そこで同一形状を有する2つ以上のセグメントを含むグループについて、セグメントデータS4は、セグメントの形状を示す形状データS7と、移動量を示すデータS6と、で構成することができる。これにより、セグメントデータのデータ量を大幅に圧縮でき、タイミングコントローラの回路面積を削減できる。
図8(a)〜(c)は、セグメントデータの圧縮を説明する図である。ここでは第1グループに着目する。図8(a)には、一例としてフォントサイズ521(高さY=521ピクセル、幅X=380ピクセル)のセグメント型キャラクタ800が示される。図8(b)は、第1グループのセグメントA,B,P,L,E,Fに共通する形状804が示される。この形状は、高さyピクセル(y<Y)、幅xピクセル(x<X)であり、この形状804は、x×yビットで表すことができる。たとえばx=130ピクセル、y=45ピクセルとすると、形状データS7は、130×45ビットとなる。
セグメントA,B,P,L,F,Eはそれぞれ、共通の形状データS7を、とある基準位置(x,y)から水平方向にΔx、垂直方向にΔy、移動させたものとして表すことができる。図8(c)には、セグメントPの移動が示される。水平方向の移動量は最大でX=380ピクセル、垂直方向の移動量は最大でY=521ピクセルである。したがって各セグメントの移動量を示すデータS6は、多くても(X+Y)ビットである。
つまりセグメントA,B,P,L,F,Eを含む第1グループについては、セグメントデータのデータ量は、
(i)複数のセグメントで共通の形状データS7(x×yビット)
(ii)セグメントごとの移動データS6(X+Y)×セグメント数(6個)
の合計である。つまり、圧縮した場合の第1グループのセグメントデータのデータ量Zは、
Z=x×y+6×(X+Y)ビット
となる。
一方、非圧縮の場合、第1グループのセグメントデータのデータ量Z’は、
Z’=(X×Y)×6
となる。
X=380,Y=521,x=130,y=45とすると、圧縮時のデータ量はZ=11256ビット、非圧縮時のデータ量はZ’=1187880ビットであり、1%以下に圧縮することができる。
第2グループから第4グループについても同様にしてセグメントデータを圧縮することができる。なお、セグメントデータのデータ形式はここで説明したものには限定されない。
最後に、タイミングコントローラ200の用途を説明する。図9(a)、(b)は、タイミングコントローラ200を用いた車載用ディスプレイ装置600を示す図である。車載用ディスプレイ装置600は、コクピット正面のコンソール602に埋め込まれており、車両側のプロセッサから、スピードメータ604、エンジンの回転数を示すタコメータ606、燃料の残量608、ハイブリッド自動車や電気自動車にあってはバッテリの残量などを含む入力画像データS1を受け、それを表示する(図9(a))。
このような車載用ディスプレイ装置600において、入力画像データS1が表示できない状況が生ずると、ディスプレイパネル102がブラックアウトし、運転に支障をきたす。車載用ディスプレイ600にタイミングコントローラ200を搭載した場合、入力画像データS1が表示できない状況においても、それに代替する情報(たとえば車速610、エンジンの回転数612、燃料の残量、バッテリの残量など)を表すサブデータS3を生成し、車載用ディスプレイ装置600に入力することで、セグメント型キャラクタを用いて有意な情報をリアルタイムで表示することができる。これにより安全性を高めることができる。
あるいは、自動車のイグニションオンに際して、車載用ディスプレイ装置600が起動する際に、入力画像データS1が表示できるようになるまでの間、”PLEASE WAIT...”や、現在の時刻などの文字列を、サブ画像データS5として表示することが可能となる。
タイミングコントローラ200は、医療用ディスプレイ装置に用いることもできる。医療用ディスプレイ装置は、診察、治療あるいは手術中に、医師や看護師が必要な情報を表示する。医療用ディスプレイ装置においては、入力画像データS1が表示できない状況においても、サブ画像データS5として、重要な情報(たとえば患者の心拍数、血圧など)を表示することが可能となる。
図10は、電子機器500を示す斜視図である。図10の電子機器500は、ノートPCやタブレット端末、スマートホン、ポータブルゲーム機、オーディオプレイヤなどであり得る。電子機器500は、筐体502に内蔵されたグラフィックコントローラ110、ディスプレイパネル102、ゲートドライバ104、ソースドライバ106を備える。タイミングコントローラ200とグラフィックコントローラ110の間には、差動トランスミッタ、伝送路および差動レシーバを含む伝送装置120が設けられてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
サブデータS3のデータ形式は、実施の形態のそれには限定されない。図11は、第1変形例に係るタイミングコントローラ200aの一部のブロック図である。この変形例において、グラフィックコントローラ110からのサブデータS3’は、セグメント型キャラクタを指定する文字コードを含む。文字コードは、ASCII(American Standard Code for Information Interchange)コードであってもよい。タイミングコントローラ200aのセグメントデコーダ220は、文字コードを、複数のセグメントのオン、オフを示す複数のビットに変換するキャラクタデコーダ230をさらに含む。
この変形例では、使用できる文字や記号が、標準的な数字やアルファベットに制限されることとなる。ユーザは、セグメントの形状等を意識せずに、表示したい文字のコードを指定すればよい。
(第2変形例)
図12は、第2変形例に係るタイミングコントローラ200bの一部のブロック図である。タイミングコントローラ200bは、ローカルのサブデータS3bを生成する画像生成部232をさらに備える。画像生成部232は、サブデータS3bをレジスタ214に書き込む。セグメントデコーダ220bは、サブ入力インタフェース210に外部から入力されるサブデータS3aとタイミングコントローラ200bの内部で生成したサブデータS3bのうち、レジスタ214に書き込まれた一方にもとづいて、セグメント型キャラクタをラスターイメージ化する。これにより、タイミングコントローラ200bのデバッグ情報や、エラー情報などを表示することが可能となる。
(第3変形例)
サブ入力インタフェース210の形式は、レジスタアクセス型には限定されない。たとえば第1ライン112と同様に、差動シリアル伝送を用いても良いし、任意のインタフェースで設計することができる。
(第4変形例)
実施の形態では、サブ画像900を構成する複数のセグメント型キャラクタ800のフォントサイズや位置が固定されるものとしたが、本発明はそれに限定されない。たとえばセグメント型キャラクタ800のフォントサイズは、複数から選択可能であってもよい。この場合、フォントサイズごとに、セグメントデータS4を用意しておき、サブデータS3に、フォントサイズを指定するデータを追加すればよい。
また、複数のセグメント型キャラクタ800それぞれの描画位置を、指定できるようにしてもよい。つまり複数の領域R1〜RNの座標は可変であってもよい。この場合、サブデータS3は、文字の間隔を指示するデータを含んでもよい。また、図4(a)には、サブ画像900が1行である場合を説明したが、複数行の文字列を含んでもよい。
そのほか、サブデータS3は、同一行に描画される複数のセグメント型キャラクタ800に対して、ボトムアライン、トップアライン、センターアラインなどの高さ方向の描画位置を指定するパラメータを含んでもよい。
またサブデータS3は、セグメント型キャラクタの透過の有無を指定する第3データをさらに含んでもよい。
(第5変形例)
メイン画像を背景として、サブ画像を重ねて描画する場合に、図6の第2輝度値L2として、メイン画像に対応するピクセルシーケンスを入力してもよい。
(第6変形例)
実施の形態では16セグメント型キャラクタについて説明したが本発明はそれに限定されず、14セグメント型(図3(a)のA,Bがひとつのセグメント、E,Fがひとつのセグメント)、あるいは7セグメント型(図3(a)のA,H,J,P,G,N,F)などを用いてもよい。
(第7変形例)
図13(a)、(b)は、第7変形例に係るセグメント型キャラクタを示す図である。このセグメント型キャラクタ800aは、複数のドット806で構成されるドットマトリクス型キャラクタである。図13には、4×7のドットマトリクスが示されるが、縦横のドット数は特に限定されない。複数のドット806は、複数のセグメント802と把握することができる。なおドット806は、ディスプレイパネル102の1ピクセルではなく、複数のピクセルを含むことに留意されたい。またドットの形状806は矩形には限定されず、円形や菱形、八角形、その他の形状であってもよい。
メモリ212には、複数のドット806それぞれについて、画像フレーム上の画素のオン、オフを記述する複数のセグメントデータが保持される。ドットマトリクス型キャラクタでは、複数のドット806を同一形状とすることができ、図8(a)〜(c)を参照して説明した手法により、セグメントデータを圧縮できる。
4×7のドットマトリクスキャラクタは、28ビットのデータで表すことができ、したがって1キャラクタあたり、4バイト(32ビット)のレジスタ(図2の214)を用意すれば、表示すべき文字や記号を一意に指定することができる。
(第8変形例)
図14(a)、(b)は、第8変形例に係るセグメント型キャラクタを示す図である。図14(a)はアルファベット大文字のAを、図14(b)はアルファベット大文字のCを示している。この変形例では、各セグメント型キャラクタは、複数のタイプ(この例ではA〜Dの4つのタイプ)のセグメントの組み合わせで構成される。各セグメントの形状は、矩形には限定されない。
この変形例において、上述の複数のセグメントデータS4は、複数のタイプのセグメントに対応しており、各セグメントデータS4は、対応するタイプのセグメントの形状(たとえば画像フレーム上の画素のオン、オフ)を記述する。
この変形例において各セグメント型キャラクタは、(i)それに使用される複数のセグメントそれぞれのタイプを指定するタイプデータと、(ii)それに使用される複数のセグメントそれぞれの位置を指定する位置データと、を含む。
ある文字「#」を示す記述データを、S30[#]と表すこととする。図15(a)は、図14(a)のセグメント型キャラクタ「A」を表す記述データS30[A]を示す図であり、図15(b)は、図14(b)のセグメント型キャラクタ「C」を表す記述データS30[C]を示す図である。
図14(a)のセグメント型キャラクタ300は、8個のセグメント301〜308からなる。したがって、その記述データS30[A]は、8個のセグメント301〜308それぞれのタイプを指定するタイプデータS31と、8個のセグメント301〜308それぞれの位置を指定する位置データS32を含む。位置は、たとえば各セグメントの左上の頂点の座標であってもよいし、別の頂点であってもよい。
図15(a)のセグメント型キャラクタ400は、8個のセグメント401〜408からなる。したがってその記述データS30[C]は、8個のセグメント401〜408それぞれのタイプを指定するタイプデータS31と、8個のセグメント401〜408それぞれの位置を指定する位置データS32を含む。
記述データS30は、使用したい文字ごとに定義すればよい。たとえば大文字アルファベットA〜Zに関して、26個の記述データS30[A]〜S30[Z]を定義することができ、小文字アルファベットa〜zに関して、26個の記述データS30[a]〜S30[a]を定義することができ、数字0〜9に関して、10個の記述データS30[0]〜S30[9]を定義することができる。そのほか、ギリシャ文字や平仮名、カタカナ、漢字を定義してもよい。
図16は、第8変形例に係るタイミングコントローラ200cの一部を示す図である。メモリ212には、タイプごとのセグメントデータS4に加えて、セグメント型キャラクタごとのタイプデータS30が格納されている。セグメントデコーダ220は、表示すべきセグメント型キャラクタを指定するサブデータS3を受け、そのセグメント型キャラクタに対応する記述データS30を読み出す。
たとえばサブデータS3が、アルファベットの「A」の表示を指示する場合、図15(a)のタイプデータS30[A]にもとづいて、セグメント301について、タイプAのセグメントを(x,y)に配置する。同様に、セグメント302について、タイプAのセグメントを、(x,y)に配置する。これにより、任意の文字、記号を表示できる。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…画像表示システム、102…ディスプレイパネル、104…ゲートドライバ、106…ソースドライバ、110…グラフィックコントローラ、112…第1ライン、114…第2ライン、200…タイミングコントローラ、201…表示パターン、202…メイン入力インタフェース、204…画像処理回路、205…マルチプレクサ、206…プロセッサ、207…合成回路、208…出力インタフェース回路、210…サブ入力インタフェース、212…メモリ、214…レジスタ、220…セグメントデコーダ、222…フォントカラー生成部、224…背景カラー生成部、226…マルチプレクサ、228…タイミング発生器、230…キャラクタデコーダ、232…画像生成部、S1…入力画像データ、S2…出力画像データ、S3…サブデータ、S4…セグメントデータ、S5…サブ画像データ、L1…第1輝度値、L2…第2輝度値、500…電子機器、600…車載用ディスプレイ、800…セグメント型キャラクタ、900…サブ画像。

Claims (19)

  1. 入力画像データを受信するメイン入力インタフェースと、
    セグメント型キャラクタを構成する複数のセグメントに対応する複数のセグメントデータを保持するメモリであって、各セグメントデータは、対応するセグメントの画像フレーム上の画素のオン、オフを記述するものである、メモリと、
    表示すべきセグメント型キャラクタを指定するサブデータを受信するサブ入力インタフェースと、
    前記サブデータおよび前記複数のセグメントデータにもとづいて、前記セグメント型キャラクタをラスターイメージ化するセグメントデコーダと、
    前記入力画像データおよび前記セグメントデコーダの出力データ少なくとも一方にもとづいて、ディスプレイパネルに表示すべき出力画像データを生成する画像処理回路と、
    前記出力画像データをデータドライバに出力する出力インタフェースと、
    を備え、
    前記セグメント型キャラクタは、2つ以上のセグメントが同一形状を有するようにデザインされており、
    同一形状を有する前記2つ以上のセグメントの前記セグメントデータは、セグメントの形状を示す形状データと、垂直方向および水平方向への移動量を示すデータと、を含むことを特徴とするタイミングコントローラ。
  2. 前記セグメントデコーダは、
    オンに対応するセグメント輝度値とオフに対応する背景輝度値を受け、一方を選択するマルチプレクサと、
    前記サブデータおよび前記セグメントデータにもとづいて、前記マルチプレクサを制御するタイミング発生器と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のタイミングコントローラ。
  3. 前記画像処理回路は、前記入力画像データおよび前記セグメントデコーダの出力データの一方を選択し、前記出力画像データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のタイミングコントローラ。
  4. 前記画像処理回路は、前記入力画像データおよび前記セグメントデコーダの出力データを重ね合わせて、前記出力画像データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のタイミングコントローラ。
  5. 前記画像処理回路は、
    (i)前記入力画像データおよび前記セグメントデコーダの出力データの一方を選択し、前記出力画像データを生成するモードと、
    (ii)前記入力画像データおよび前記セグメントデコーダの出力データを重ね合わせて、前記出力画像データを生成するモードと、
    が切りかえ可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のタイミングコントローラ。
  6. 前記サブデータは、前記複数のセグメントのオン、オフを指示する複数のビットを含み、
    前記サブ入力インタフェースは、前記複数のビットを格納するレジスタを含むことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  7. 入力画像データを受信するメイン入力インタフェースと、
    セグメント型キャラクタを構成する複数のセグメントに対応する複数のセグメントデータを保持するメモリであって、各セグメントデータは、対応するセグメントの画像フレーム上の画素のオン、オフを記述するものである、メモリと、
    表示すべきセグメント型キャラクタを指定するサブデータを受信するサブ入力インタフェースと、
    前記サブデータおよび前記複数のセグメントデータにもとづいて、前記セグメント型キャラクタをラスターイメージ化するセグメントデコーダと、
    前記入力画像データおよび前記セグメントデコーダの出力データ少なくとも一方にもとづいて、ディスプレイパネルに表示すべき出力画像データを生成する画像処理回路と、
    前記出力画像データをデータドライバに出力する出力インタフェースと、
    を備え、
    前記サブデータは、前記複数のセグメントのオン、オフを指示する複数のビットを含み、
    前記サブ入力インタフェースは、前記複数のビットを格納するレジスタを含むことを特徴とするタイミングコントローラ。
  8. 前記サブデータは、前記セグメント型キャラクタを指定する文字コードを含み、
    前記タイミングコントローラは、前記文字コードを前記複数のセグメントのオン、オフを示す複数のビットに変換するキャラクタデコーダをさらに含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  9. 前記セグメント型キャラクタは、形状の異なる複数のタイプのセグメントの組み合わせで構成され、
    前記複数のセグメントデータは、複数のタイプのセグメントに対応しており、
    前記メモリは、前記セグメント型キャラクタごとに記述データを保持しており、
    前記記述データは、対応するセグメント型キャラクタに使用される複数のセグメントそれぞれのタイプを指定するタイプデータと、(ii)それに使用される複数のセグメントそれぞれの位置を示す位置データと、を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  10. 入力画像データを受信するメイン入力インタフェースと、
    セグメント型キャラクタを構成する複数のセグメントに対応する複数のセグメントデータを保持するメモリであって、各セグメントデータは、対応するセグメントの画像フレーム上の画素のオン、オフを記述するものである、メモリと、
    表示すべきセグメント型キャラクタを指定するサブデータを受信するサブ入力インタフェースと、
    前記サブデータおよび前記複数のセグメントデータにもとづいて、前記セグメント型キャラクタをラスターイメージ化するセグメントデコーダと、
    前記入力画像データおよび前記セグメントデコーダの出力データ少なくとも一方にもとづいて、ディスプレイパネルに表示すべき出力画像データを生成する画像処理回路と、
    前記出力画像データをデータドライバに出力する出力インタフェースと、
    を備え、
    前記セグメント型キャラクタは、形状の異なる複数のタイプのセグメントの組み合わせで構成され、
    前記複数のセグメントデータは、複数のタイプのセグメントに対応しており、
    前記メモリは、前記セグメント型キャラクタごとに記述データを保持しており、
    前記記述データは、対応するセグメント型キャラクタに使用される複数のセグメントそれぞれのタイプを指定するタイプデータと、(ii)それに使用される複数のセグメントそれぞれの位置を示す位置データと、を含むことを特徴とするタイミングコントローラ。
  11. 入力画像データを受信するメイン入力インタフェースと、
    表示すべきセグメント型キャラクタを指定するサブデータを受信するサブ入力インタフェースであり、前記セグメント型キャラクタは、形状の異なる複数のタイプのセグメントの組み合わせで構成されるものである、サブ入力インタフェースと、
    (i)前記セグメントのタイプごとに、その形状を記述するセグメントデータを保持するとともに、(ii)前記セグメント型キャラクタごとに、それに使用される複数のセグメントそれぞれのタイプを指定するタイプデータと、それに使用される複数のセグメントそれぞれの位置を示す位置データと、を保持するメモリと、
    前記サブデータ、前記セグメントデータ、前記タイプデータおよび前記位置データにもとづいて、前記サブデータが指定する前記セグメント型キャラクタをラスターイメージ化するセグメントデコーダと、
    前記入力画像データおよび前記セグメントデコーダの出力データ少なくとも一方にもとづいて、ディスプレイパネルに表示すべき出力画像データを生成する画像処理回路と、
    前記出力画像データをデータドライバに出力する出力インタフェースと、
    を備えることを特徴とするタイミングコントローラ。
  12. 前記サブ入力インタフェースは、SPI(Serial Peripheral Interface)またはIC(Inter-Integrated Circuit)インタフェースであることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  13. 前記サブデータは、前記セグメント型キャラクタのサイズを指定する第1データをさらに含むことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  14. 前記サブデータは、前記セグメント型キャラクタの間隔を指定する第2データをさらに含むことを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  15. 前記サブデータは、前記セグメント型キャラクタの透過の有無を指定する第3データをさらに含むことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  16. 前記セグメントデコーダは、前記サブ入力インタフェースに外部から入力される前記サブデータと前記タイミングコントローラの内部で生成した前記サブデータの一方を選択し、選択された前記サブデータにもとづいて、前記セグメント型キャラクタをラスターイメージ化可能であることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  17. ひとつの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載のタイミングコントローラ。
  18. 請求項1から17のいずれかに記載のタイミングコントローラを備えることを特徴とする車載用または医療用のディスプレイ装置。
  19. 請求項1から17のいずれかに記載のタイミングコントローラを備えることを特徴とする電子機器。
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