JP6696804B2 - 光ファイババンドル構造およびその製造方法、光コネクタ、光ファイバ接続構造 - Google Patents
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Description
以下、光ファイババンドル構造1について説明する。図1(a)は光ファイババンドル構造1の側面図、図1(b)は、図1のA矢視図であって、光ファイババンドル構造1の正面図である。
1本の光ファイバの外径は、たとえば30μm〜80μmであり、コア径は6μm〜12μmである。
次に、光ファイババンドル構造1の製造方法について説明する。まず、図2(a)に示す様に、3本以上の複数の光ファイバ心線5を束ねて、キャピラリ3へ挿入する(図中矢印E)。キャピラリ3の内部には、予め接着剤11(図示省略)が充填される。なお、キャピラリ3の内部に接着剤11を充填するのではなく、光ファイバ心線5の先端近傍に接着剤11を塗布しておいてもよい。
なお、前述した様に、光ファイバ心線5の捻じり量としては、キャピラリ3の長さ10mm当たり、90°〜360°とすることが望ましい。
また、このとき長手方向に垂直な断面におけるコア間距離(光ファイバ心線5のコア中心間距離)が接続相手のマルチコアファイバや受発光素子等のコアピッチ(コア中心間距離)と等しくなるように光ファイバ心線5の外径が設定される。
本発明は、六方最密配置とはならないような、例えば4本、5本の光ファイバ心線5に対しても、容易に光ファイバ心線5を配置することができる。この際、例えば、配置が崩れないように、中心にダミーファイバなどを配置する必要がないため、構造が簡易で製造性にも優れる。
また、中心に配置された光ファイバ心線が3本以上の複数である場合は、中心に配置された光ファイバ心線を捻じることで、中心に配置された光ファイバ心線のコア7が、正多角形の各頂点上に位置するように配置した光ファイババンドル構造を容易に得ることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図5(a)は光ファイババンドル構造1aの側面図、図5(b)は、図5のH矢視図であって、光ファイババンドル構造1aの正面図である。なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、図1等と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
次に、光ファイババンドル構造1aの製造方法について説明する。まず、図6(a)に示すように、第1の実施形態と同様の手順により、3本以上の複数の光ファイバ心線5を束ねてキャピラリ3に挿入し、キャピラリ3と複数の光ファイバ心線5とをキャピラリ3の軸方向を中心軸として相対的に捻じる(図中矢印I)。
次に、光ファイババンドル構造1(1a)を用いた光コネクタ10について説明する。図8は光コネクタ10の断面図である。光コネクタ10は、内部に光ファイババンドル構造1または光ファイババンドル構造1aが収容される。
次に、光ファイバ接続構造について説明する。図9(a)は、光ファイバ接続構造20を示す図であり、図9(b)は、図9(a)のK−K線断面図である。光ファイバ接続構造20は、光ファイババンドル構造1または光ファイババンドル構造1aとマルチコアファイバ15との接続構造である。
次に、他の光ファイバ接続構造について説明する。図10(a)は、光ファイバ接続構造20aを示す図であり、図10(b)は、図10(a)のL−L線断面図(受発光素子23の正面図)である。光ファイバ接続構造20aは、光ファイババンドル構造1または光ファイババンドル構造1aと受発光素子23との接続構造である。
3………キャピラリ
5………光ファイバ心線
7………コア
9………クラッド
11………接着剤
12………固定部
13………フェルール
15………マルチコアファイバ
17………キャピラリ
19………コア
20、20a………光ファイバ接続構造
21………クラッド
23………受発光素子
25………受発光部
Claims (10)
- 3本以上の複数の光ファイバ心線と、
複数の前記光ファイバ心線を保持するキャピラリと、
を具備し、
複数の前記光ファイバ心線は、前記キャピラリの内部において、前記キャピラリの軸方向を中心軸として互いに捻じられており、
複数の前記光ファイバ心線のコアが、正多角形の各頂点上に位置するように、複数の前記光ファイバ心線が、前記キャピラリに固定されていて、
前記キャピラリの端面において、隣り合う前記光ファイバ心線は、互いに接触していることを特徴とする光ファイババンドル構造。 - 3本以上の複数の光ファイバ心線と、
複数の前記光ファイバ心線を保持するキャピラリと、
を具備し、
複数の前記光ファイバ心線は、前記キャピラリの内部において、前記キャピラリの軸方向を中心軸として互いに捻じられており、
複数の前記光ファイバ心線のコアが、正多角形の各頂点上に位置するように、複数の前記光ファイバ心線が、前記キャピラリに固定されていて、
前記キャピラリの端面において、それぞれの前記光ファイバ心線は互いに離間していることを特徴とする光ファイババンドル構造。 - 3本以上の複数の光ファイバ心線と、
複数の前記光ファイバ心線を保持するキャピラリと、
を具備し、
複数の前記光ファイバ心線は、前記キャピラリの内部において、前記キャピラリの軸方向を中心軸として互いに捻じられており、
複数の前記光ファイバ心線のコアが、正多角形の各頂点上に位置するように、複数の前記光ファイバ心線が、前記キャピラリに固定されていて、
前記光ファイバ心線の本数が4本または5本であることを特徴とする光ファイババンドル構造。 - 前記キャピラリの内部での前記光ファイバ心線の捻じりピッチが、90°〜360°/10mmであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ファイババンドル構造。
- 前記キャピラリの内径は、
複数の前記光ファイバ心線のコアが、正多角形の各頂点上に位置するように、隣り合う前記光ファイバ心線同士を互いに接触させて配置した際の外接円の径よりも0.5μm以上大きいことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光ファイババンドル構造。 - 3本以上の複数の光ファイバ心線と、
複数の前記光ファイバ心線を保持するキャピラリと、
を具備し、
複数の前記光ファイバ心線は、前記キャピラリの内部において、前記キャピラリの軸方向を中心軸として互いに捻じられており、
複数の前記光ファイバ心線のコアが、正多角形の各頂点上に位置するように、複数の前記光ファイバ心線が、前記キャピラリに固定されている光ファイババンドル構造が収容されることを特徴とする光コネクタ。 - 3本以上の複数の光ファイバ心線と、
複数の前記光ファイバ心線を保持するキャピラリと、
を具備し、
複数の前記光ファイバ心線は、前記キャピラリの内部において、前記キャピラリの軸方向を中心軸として互いに捻じられており、
複数の前記光ファイバ心線のコアが、正多角形の各頂点上に位置するように、複数の前記光ファイバ心線が、前記キャピラリに固定されている光ファイババンドル構造とマルチコアファイバとの接続構造であって、
前記マルチコアファイバは、
複数のコアと、前記コアを取り囲むクラッドと、を具備し、
前記マルチコアファイバのそれぞれの前記コアと、前記光ファイババンドル構造のそれぞれの前記光ファイバ心線のコアとが光接続されることを特徴とする光ファイバ接続構造。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光ファイババンドル構造と受発光素子との接続構造であって、
前記受発光素子は、
複数の受発光部を有し、
前記受発光素子の前記受発光部と、前記光ファイババンドル構造のそれぞれの前記光ファイバ心線のコアとが光接続されることを特徴とする光ファイバ接続構造。 - 3本以上の複数の光ファイバ心線をキャピラリに挿入する工程と、
前記キャピラリと、複数の前記光ファイバ心線を、前記キャピラリの軸方向を中心軸として、相対的に捻じる工程と、
前記キャピラリの先端部において、隣り合う前記光ファイバ心線同士が接触し、かつ、前記光ファイバ心線のコアが、正多角形の各頂点上に位置するように配置された状態で、複数の前記光ファイバ心線を前記キャピラリに接着する工程と、
を具備することを特徴とする光ファイババンドル構造の製造方法。 - 3本以上の複数の光ファイバ心線をキャピラリに挿入する工程と、
前記キャピラリと、複数の前記光ファイバ心線を、前記キャピラリの軸方向を中心軸として、相対的に捻じる工程と、
前記光ファイバ心線の先端部の一括把持を開放する工程と、
前記キャピラリの先端部において、隣り合う前記光ファイバ心線同士は互いに離間しており、かつ、前記光ファイバ心線のコアが、正多角形の各頂点上に位置するように配置された状態で、複数の前記光ファイバ心線を前記キャピラリに接着する工程と、
を具備することを特徴とする光ファイババンドル構造の製造方法。
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