JP6695174B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、窓障子に装着される断熱性を有する換気装置に関する。
窓障子の上縁に装着される換気装置は、一般に複数のアルミ型材を組み付けることにより構成されており、その内部に形成された換気通路における空気の流通を、流通制御機構で制御している。しかし、このような換気装置では、特に寒冷時に外気により換気装置全体が冷やされ、室内の暖気を奪うばかりか室内側の面に結露を生じさせてしまう。
そこで、断熱性を有する換気装置が開発されている。特許文献1に開示されている換気装置では、室外側に配置される外側本体が耐候性、機械的強度を有するアルミ型材で構成され、室内側に配置される内側本体が断熱性に優れた樹脂製型材で構成されている。内側本体は、上下に離間するとともに室外側に向かって張り出す第1、第2の張り出し部を一体に有しており、これら第1、第2の張り出し部の室外側縁部が外側本体に連結されている。
特許文献2に開示されている換気装置は、外側本体と内側本体がともにアルミ型材で構成されている。これら外側本体と内側本体との間には、上下に離れた樹脂製型材からなる第1,第2のブリッジが配置されている。第1、第2のブリッジの室外側縁部と室内側縁部が外側本体と内側本体に連結されている。
特開平10−227181号公報 特開平10−115156号公報
特許文献1の換気装置では、内側本体が樹脂で構成されているので、主として外側本体が機械的強度を担わざるを得ない。内側本体の張り出し部の奥行寸法を大きくすると、断熱性を高めることができるが、換気装置全体の機械的強度が減じられてしまう。これとは逆に、内側本体の張り出し部の奥行寸法を小さくし外側本体の奥行寸法を大きくすると、機械的強度を確保できるが、断熱性が減じられてしまう。
同様に特許文献2では、第1、第2の樹脂製ブリッジの奥行寸法を大きくすると、断熱性を高めることができるが、換気装置全体の機械的強度が減じられてしまう。これとは逆に樹脂製ブリッジの奥行寸法を小さくし、金属製の外側本体と内側本体の合計奥行寸法を増大させると、機械的強度を確保できるが、断熱性が減じられてしまう。
上記のように、断熱性と機械的強度の両方を十分なレベルで確保することが課題として残されている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、窓障子に組み込まれる細長い換気装置であって、換気装置の長手方向に延びるとともに室外側に配置された、換気口を有する金属製の外側本体と、換気装置の長手方向に延びるとともに室内側に配置された、換気口を有する樹脂製の内側本体と、換気装置の長手方向に延びるとともに上記外側型材と上記内側型材との間に配置された、換気口を有する金属製の中間補強部材と、換気装置の長手方向に延びるとともに上記外側本体と上記中間補強部材との間に配置された、樹脂製の第1,第2のブリッジと、上記外側本体と上記中間補強部材と上記内側本体の換気口を通る換気通路と、上記換気通路での空気の流通を制御する流通制御機構と、を備え、
上記内側本体が、上記内側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間した連結箇所で、上記中間補強部材に連結され、上記第1,第2のブリッジが、上記外側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間して配置され、その室外側の縁部と室内側の縁部が上記外側本体と上記中間補強部材に連結されていることを特徴とする。
上記構成によれば、樹脂製の内側本体と樹脂製の第1,第2ブリッジを組み込んだことにより、樹脂材の合計奥行寸法を大きくでき、十分な断熱性を確保することができる。しかも、外側本体を金属製にするとともに、樹脂製の内側本体と樹脂製の第1,第2ブリッジの間に、金属製の中間補強部材を介在させたことにより、十分な機械的強度を確保でき、換気装置のねじれや曲げを抑制できる。
好ましくは、上記外側本体と上記内側本体と上記中間補強部材が、それぞれ1つの押出型材からなり、上記内側本体は、室外に向かって突出する第1張り出し部と第2張り出し部を一体に有し、これら第1張り出し部と第2張り出し部は、上記内側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間しており、これら第1張り出し部と第2張り出し部の室外側の縁部が上記中間補強部材に連結されている。
上記構成によれば、外側本体と内側本体と中間補強部材が、それぞれ1つの押出型材からなるので部品点数を最小限にできる。また、樹脂製の内側本体の第1,第2張り出し部により、断熱性をさらに高めることができる。
好ましくは、上記内側本体における上記換気口を有する正面壁と上記第1、第2の張り出し部と、上記中間補強部材における上記換気口を有する中間壁により、上記換気通路の一部となる小空間が画成されており、上記小空間には、換気装置の長手方向に延びる板形状の樹脂製スペーサが垂直をなして収容されており、このスペーサは、換気口を有するとともに、その両側縁部に、室外側および室内側に突出するリブを有している。
上記構成によれば、リブ付きスペーサにより、換気装置の強度を高めることができ、例えば風圧により換気装置が膨らむ(その長手方向中央が室内側に突出するように膨らむ)のを、抑制することできる。このスペーサは樹脂製であるので、換気装置の断熱性を減じることはない。
好ましくは、上記外側本体と内側本体は下方に突出するガラス板押さえ部を一体に有し、これら外側本体と内側本体のガラス板押さえ部が室内外方向に対峙して配置されて、ガラス板収容空間が形成されている。
好ましくは、上記第2ブリッジは、上記ガラス板収容空間に臨み、長手方向に分離されて複数設けられ、上記第2ブリッジ間には、金属製のブリッジピースが配置され、このブリッジピースの室外側縁部と室内側縁部が上記外側本体と上記中間補強部材に連結され、さらに、換気装置の長手方向に延びるとともに上記ガラス板収容空間に配置された金属製の補強板を備え、この補強板は上記第2ブリッジと上記ブリッジピースの下方に配置された水平板部と、上記内側本体の上記ガラス板押さえ部の室外側の面に沿う垂直板部を有し、上記水平板部と上記ブリッジピースがネジで連結されている。
上記構成によれば、火災の際に樹脂からなる内側本体、第1、第2ブリッジが溶融しても、金属製の外側本体、中間補強部材、補強板、ブリッジピースが互いに連結された状態で残るので、分解して脱落せずにガラス板に装着された状態で残る。そのため、火炎の室内への侵入を防ぐことができる。
好ましくは、上記流通制御機構は、上記外側本体または上記中間補強部材にスライド可能に支持された金属製の作動板を有し、この作動板により上記外側本体または上記中間補強部材の上記換気口が開閉される。
上記構成によれば、作動板を金属製の外側本体または中間補強部材に対してスライドさせるので、安定した開閉動作を行なうことができる。
本発明によれば、断熱性と機械的強度の両方を十分なレベルで確保することができる。
本発明の第1実施形態に係る上框一体型換気装置の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る上框一体型換気装置の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る上框一体型換気装置の断面図である。 上記第3実施形態の下側ブリッジ構造を示す斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態の換気装置を、図1を参照しながら説明する。この換気装置は、いわゆる上框一体型と称されるものであり、左右方向(図1の紙面と直交する方向)に延び、窓障子に上框として組み込まれる。
換気装置は、室外に臨んで配置される外側本体10と、室内に臨んで配置される内側本体20と、外側本体10と内側本体20との間に配置された中間補強部材30と、外側本体10と中間補強部材30との間に介在された上下のブリッジ40,50(第1、第2のブリッジ)と、を備えている。
上記外側本体10は、換気装置の長手方向に延びる1つのアルミ製(金属製)の型材(押出型材。以下同じ)からなり、肉厚の基部11と、この基部11より薄肉をなして基部11から垂直に起立する背面壁12を有している。背面壁12には、上下に延びる多数の換気口12aが長手方向に間隔をおいて形成されている。
背面壁12の上端部の室内側の面と基部11の室内側の面には、後述するブリッジ係合部13,14が形成されている。これらブリッジ係合部13,14は、上記換気口12aを挟んで上下に離れている。
基部11の下縁には、下方に垂直に延びるガラス押さえ部15が連なっている。背面壁12の上縁には、シール材61を係合するための係合部16が連なっている。
上記中間補強部材30も、換気装置の長手方向に延びる1つのアルミ製(金属製)の型材からなり、肉厚の基部31と、この基部31より薄肉をなして室内寄りに配置された垂直に起立する中間壁32とを有している。中間壁32には、上下に延びる多数の換気口32aが長手方向に間隔をおいて形成されている。
中間壁32の上部の室外側の面と基部31の室外側の面には、後述するブリッジ係合部33,34が形成されている。これらブリッジ係合部33,34は、換気口32aを挟んで上下に離れている。
中間壁32の上縁部の室外側の面には、シール材62を係合するための係合部35が形成されている。
中間壁32の上縁部の室内側の面と基部31の室内側の面にも、後述する係合部36,37が形成されている。これら係合部36,37も、換気口32aを挟んで上下に離れている。
上下のブリッジ40,50の各々は、換気装置の長手方向に延びる樹脂製の型材からなる。
上側のブリッジ40は断面略U字形をなし、その室外側、室内側の縁部に形成された係合部41,42を、外側本体10のブリッジ係合部13と中間補強部材30のブリッジ係合部33にそれぞれ係合することにより、外側本体10と中間補強部材30に連結されている。
下側のブリッジ50は中空の断面形状を有し、その室外側、室内側の縁部に形成された係合部51,52を、外側本体10のブリッジ係合部14と中間補強部材30のブリッジ係合部34に係合することにより、外側本体10と中間補強部材30に連結されている。
上記ブリッジ40,50は、換気装置12a,32aを挟んで上下に離れて配置されている。外側本体10と中間補強部材30とブリッジ40,50に囲われた空間70aが、換気通路70の主要部として提供される。
外側本体10と中間補強部材30の上縁部とブリッジ40で囲われた空間75は、上方が開放されており、窓枠の上レールを受け入れるようになっている。
下側のブリッジ50は上側のブリッジ40に比べて厚肉で大きな断面積を有しており、しかも上側ブリッジ40の係合部41,42に比べて断面積の大きな楔形状の係合部51,52が、外側本体10のブリッジ係合部14と中間補強部材30のブリッジ係合部34にかしめ固定されている。そのため、外側本体10と中間補強部材30は特に下部において強固に連結されている。
上記内側本体20は、換気装置の長手方向に延びる1つの樹脂製の型材からなり、基部21と、この基部から垂直に起立する正面壁22を有している。正面壁22には、上下に延びる多数の換気口22aが長手方向に間隔をおいて形成されている。
正面壁22の上縁部および下縁部には、フィルタ65を嵌め込むための凹溝23,24が形成されている。基部21の室内側の下縁には、下方に垂直に延びるガラス押さえ部25が連なっている。
上記内側本体20は、正面壁22の上縁に連なる上側張り出し部26(第1張り出し部)と、基部21の室内側の下縁に連なる下側張り出し部27(第2張り出し部)とを一体に有している。これら張り出し部26,27は室外に向かって水平に突出し、その先端縁部に係合部26a,27aを有している。これら張り出し部26,27の係合部26a,27aを、中間補強部材30の係合部36,37に係合することにより、内側本体20が上記中間補強部材30に連結されている。
上記内側本体20の正面壁22と中間補強部材30の中間壁32との間には、換気通路70の一部となる奥行寸法の小さな小空間70bが形成されている。この小空間70bには、スペーサ66が収容されている。内側本体20には、基部21と正面壁22の境から室外に向かって水平に突出する支持棚28が一体に形成されており、この支持棚28に上記スペーサ66が載せられている。
上記スペーサ66は、板形状の樹脂製の型材からなり、垂直をなして小空間70bに収容されている。スペーサ66には、上下方向に延びる細長い換気口66aが長手方向に間隔をおいて形成されている。
上記スペーサ66の上縁部と下縁部には、室外側と室内側に突出するリブ66bが形成されている。
換気装置は、上記換気口12a,22a,32a,66aを通る換気通路70を有している。換気通路70における空気の流通は、流通制御機構80により調節されるようになっている。この流通制御機構80は、外側本体10の室内側の面に長手方向にスライド可能に接する作動板81と、内側本体20の長手方向の一端部に長手方向にスライド可能に取り付けられた操作つまみ82と、これら作動板81と操作つまみ82を連結する連結部材83とを有している。
上記作動板81は、換気装置の長手方向に延びるアルミ型材からなり、外側本体10の換気口12aと同形状、同ピッチで制御口81aを有している。制御口81aが換気口12aと一致した時に換気口12aが開き、不一致の時に閉じて換気通路70を遮断するようになっている。
上記外側本体10のガラス板押さえ部15と内側本体20のガラス板押さえ部25は、室内外方向に対峙して配置されている。
上記外側本体10のブリッジ係合部14の下面と、下側ブリッジ50の下面と、中間補強部材30のブリッジ係合部34の下面と、内側本体20の基部21の下面は略面一をなしており、上記ガラス板押さえ部15,25と協働して、ガラス板収容空間76を画成している。
上記ガラス板収容空間76に、窓障子のガラス板(図示しない)の上縁部が嵌め込まれている。
上記構成において、樹脂製の内側本体20と樹脂製のブリッジ40,50を組み込んだことにより、樹脂材の合計奥行寸法を大きくでき、十分な断熱性を確保することができる。しかも、外側本体10を金属製にするとともに、内側本体20とブリッジ40,50の間に金属製の中間補強部材30を介在させたことにより、十分な機械的強度を確保でき、換気装置のねじれや曲げを抑制できる。
本実施形態では、さらに内側本体20の張り出し部26,27により、断熱性をさらに高めることができる。この張り出し部26,27により形成された小空間70bには、リブ66b付きのスペーサ66を収容したので、換気装置の強度を損なわずに済み、例えば風圧により換気装置が膨らむ(その長手方向中央が室内側に突出するように膨らむ)のを、抑制することできる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、これら実施形態において、上記第1実施形態に対応する構成部には同番号を付してその詳細な説明を省略する。
図2に示す第2実施形態では、換気装置の長手方向に延びるアルミ型材からなる作動板85が、中間補強部材30にスライド可能かつ回動可能に支持されている。より詳しくは、作動板85の上縁には軸部85aが形成されており、この軸部85aが、中間補強部材30の上部に形成された軸支部39にスライド可能かつ回動可能に収容されている。
作動板85の端部には接続穴(図示しない)が形成されており、この接続穴に操作つまみ82の室外側端部が挿入されている。操作つまみ82をスライドすることにより、作動板85も同方向にスライドするようになっている。
中間補強部材30の基部31にはカム部材(図示しない)が設置されており、作動板85はスライドする過程でカム部材により回動され、これにより中間補強部材30の室内側の面に対して離間または接近し、換気口32aを開閉するようになっている。
作動板として、第1実施形態と同様に中間補強部材30に沿ってスライドする作動板を用いてもよい。
本実施形態では、内側本体20の正面壁22と中間補強部材30の中間壁32が接近しており、第1実施形態のスペーサ66は省かれている。
図3、図4に示す第3実施形態では、外側本体10と中間補強部材30との間に配置される下側のブリッジ構造Bが、第1実施形態と異なる。このブリッジ構造Bは、換気装置より短い複数(本実施形態では2つ)の樹脂製ブリッジ50A(第2ブリッジ)と、これらブリッジ50A間、およびブリッジ構造Bの長手方向両端に配置されるアルミ型材(金属製)からなるブリッジピース55とを長手方向に隙間なく並べることにより構成されている。
ブリッジ50Aは第1実施形態のブリッジ50と同一断面形状を有し、室外側縁部と室内側縁部に形成された係合部51,52が、外側本体10のブリッジ係合部14と中間補強部材30のブリッジ係合部34に係合されるようになっている。
ブリッジピース55は、その室外側縁部と室内側縁部に、ブリッジ50Aの係合部51,52と同一断面形状の係合部56,57を有しており、これら係合部56,57を外側本体10のブリッジ係合部14と中間補強部材30のブリッジ係合部34に係合することにより、これら外側本体10と中間補強部材30に連結されている。
図3に示すように、ガラス板収容空間76には、換気装置の長手方向に連続して延びる補強板90が収容されている。この補強板90は金属製であり、たとえばステンレス鋼板を折り曲げることにより断面L字形に形成され、水平板部91と垂直板部92を有している。
上記水平板部91は、互いにほぼ面一をなす外側本体10のブリッジ係合部14の下面と中間補強部材30のブリッジ係合部34の下面と内側本体20の基部21の下面に沿って配置されている。垂直板部92は内側本体20のガラス板押さえ部25の室外側の面に沿って配置されている。
ネジ95を、補強板90の水平板部91を貫通させて上記ブリッジピース55にねじ込むことにより、補強板90とブリッジピース55が連結されている。
火事の際に、樹脂製のブリッジ40,50、内側本体20が熱により溶けた場合でも、金属製の外側本体10、中間補強部材30、ブリッジピース55、補強板90が互いに連結された状態を維持されているので、ガラス板の上縁から脱落せず残る。その結果、火炎の侵入を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種の変形例を採用することができる。例えば、本発明は窓障子の上框の下部に配置される、いわゆる上框別体型の換気装置にも適用できる。
本発明は、窓障子に組み込まれる換気装置に適用することができる。
10 外側本体
12 背面壁
12a 換気口
15 ガラス押さえ部
20 内側本体
22 正面壁
22a 換気口
25 ガラス押さえ部
26 上側張り出し部(第1張り出し部)
27 下側張り出し部(第2張り出し部)
30 中間補強部材
32 中間壁
32a 換気口
40 上側ブリッジ(第1ブリッジ)
50,50A 下側ブリッジ(第2ブリッジ)
66 スペーサ
66a 換気口
66b リブ
70 換気通路
70b 小空間
76 ガラス板収容空間
80 流通制御機構
81、85 作動板
90 補強板
91 水平板部
92 垂直板部
95 ネジ

Claims (5)

  1. 窓障子に組み込まれる細長い換気装置であって、
    換気装置の長手方向に延びるとともに室外側に配置された、換気口を有する金属製の外側本体と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに室内側に配置された、換気口を有する樹脂製の内側本体と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに上記外側本体と上記内側本体との間に配置された、換気口を有する金属製の中間補強部材と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに上記外側本体と上記中間補強部材との間に配置された、樹脂製の第1,第2のブリッジと、
    上記外側本体と上記中間補強部材と上記内側本体の換気口を通る換気通路と、
    上記換気通路での空気の流通を制御する流通制御機構と、
    を備え、
    上記内側本体が、上記内側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間した連結箇所で、上記中間補強部材に連結され、
    上記第1,第2のブリッジが、上記外側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間して配置され、その室外側の縁部と室内側の縁部が上記外側本体と上記中間補強部材に連結され、
    上記外側本体と上記内側本体と上記中間補強部材が、それぞれ1つの押出型材からなり、上記内側本体は、室外に向かって突出する第1張り出し部と第2張り出し部を一体に有し、これら第1張り出し部と第2張り出し部は、上記内側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間しており、これら第1張り出し部と第2張り出し部の室外側の縁部が上記中間補強部材に連結され、
    上記内側本体における上記換気口を有する正面壁と上記第1、第2の張り出し部と、上記中間補強部材における上記換気口を有する中間壁により、上記換気通路の一部となる小空間が画成されており、
    上記小空間には、換気装置の長手方向に延びる板形状の樹脂製スペーサが垂直をなして収容されており、このスペーサは、換気口を有するとともに、その両側縁部に、室外側および室内側に突出するリブを有していることを特徴とする換気装置。
  2. 窓障子に組み込まれる細長い換気装置であって、
    換気装置の長手方向に延びるとともに室外側に配置された、換気口を有する金属製の外側本体と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに室内側に配置された、換気口を有する樹脂製の内側本体と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに上記外側本体と上記内側本体との間に配置された、換気口を有する金属製の中間補強部材と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに上記外側本体と上記中間補強部材との間に配置された、樹脂製の第1,第2のブリッジと、
    上記外側本体と上記中間補強部材と上記内側本体の換気口を通る換気通路と、
    上記換気通路での空気の流通を制御する流通制御機構と、
    を備え、
    上記内側本体が、上記内側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間した連結箇所で、上記中間補強部材に連結され、
    上記第1,第2のブリッジが、上記外側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間して配置され、その室外側の縁部と室内側の縁部が上記外側本体と上記中間補強部材に連結され、
    上記第2ブリッジは、長手方向に分離されて複数設けられ、上記第2ブリッジ間には、金属製のブリッジピースが配置され、このブリッジピースの室外側縁部と室内側縁部が上記外側本体と上記中間補強部材に連結されていることを特徴とする換気装置。
  3. 上記外側本体と内側本体は下方に突出するガラス板押さえ部を一体に有し、これら外側本体と内側本体のガラス板押さえ部が室内外方向に対峙して配置されて、ガラス板収容空間が形成され、
    上記第2ブリッジは、上記ガラス板収容空間に臨み、
    さらに、換気装置の長手方向に延びるとともに上記ガラス板収容空間に配置された金属製の補強板を備え、この補強板は上記第2ブリッジと上記ブリッジピースの下方に配置された水平板部と、上記内側本体の上記ガラス板押さえ部の室外側の面に沿う垂直板部を有し、上記水平板部と上記ブリッジピースがネジで連結されていることを特徴とする請求項2に記載の換気装置。
  4. 窓障子に組み込まれて左右方向に延びる細長い換気装置であって、
    換気装置の長手方向に延びるとともに室外側に配置された、換気口を有する金属製の外側本体と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに室内側に配置された、換気口を有する樹脂製の内側本体と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに上記外側本体と上記内側本体との間に配置された、換気口を有する金属製の中間補強部材と、
    換気装置の長手方向に延びるとともに上記外側本体と上記中間補強部材との間に配置された、樹脂製の第1,第2のブリッジと、
    上記外側本体と上記中間補強部材と上記内側本体の換気口を通る換気通路と、
    上記換気通路での空気の流通を制御する流通制御機構と、
    を備え、
    上記内側本体が、上記内側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間した連結箇所で、上記中間補強部材に連結され、
    上記第1,第2のブリッジが、上記外側本体の換気口と上記中間補強部材の換気口を挟んで離間して配置され、その室外側の縁部と室内側の縁部が上記外側本体と上記中間補強部材に連結され、
    上記第1ブリッジが上記第2ブリッジの上方に配置され、上記第1ブリッジと上記第2ブリッジとの間に上記換気通路の一部が形成され、
    上記第1ブリッジが断面略U字形をなし、この第1ブリッジ内に窓枠の上レールが受け入れられることを特徴とする換気装置。
  5. 上記流通制御機構は、上記外側本体または上記中間補強部材にスライド可能に支持された金属製の作動板を有し、この作動板により上記外側本体または上記中間補強部材の上記換気口が開閉されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の換気装置。
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