JP6694100B1 - チケット管理装置 - Google Patents

チケット管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6694100B1
JP6694100B1 JP2019131998A JP2019131998A JP6694100B1 JP 6694100 B1 JP6694100 B1 JP 6694100B1 JP 2019131998 A JP2019131998 A JP 2019131998A JP 2019131998 A JP2019131998 A JP 2019131998A JP 6694100 B1 JP6694100 B1 JP 6694100B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
identification information
store
user
stores
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019131998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021018469A (ja
Inventor
康豪 成
康豪 成
Original Assignee
康豪 成
康豪 成
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 康豪 成, 康豪 成 filed Critical 康豪 成
Priority to JP2019131998A priority Critical patent/JP6694100B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6694100B1 publication Critical patent/JP6694100B1/ja
Publication of JP2021018469A publication Critical patent/JP2021018469A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】自社の商品・サービスに対し興味を抱く者に試してもらう機会を事業者に提供し、興味はあるが購入を躊躇する消費者には正規より安価に商品・サービスを試す機会を提供するチケット管理装置を提供する。【解決手段】チケット管理装置100は、所定金額による1回の購入によって複数の店舗それぞれを最大利用回数の範囲内で利用することが可能となり、複数の店舗それぞれを最大利用回数利用したときの代金・料金の合計が所定金額以上となるチケットのチケット識別情報と、店舗識別情報と、各店舗の利用回数と最大利用回数とに基づき利用可否を判定するための利用可否判定情報と、を関連付けて記憶する手段と、チケット識別情報と店舗識別情報とを含むチケット利用申込を受け付ける手段と、受け付けたチケット識別情報のチケットに関し、利用可否判定情報に基づいて、受け付けた店舗識別情報の店舗を利用することができるか否かを判定する手段とを有する。【選択図】図2

Description

消費者・事業者双方にメリットが有るチケットの利用管理を行う装置の技術に関する。
事業者が行う商品の販売・サービスの提供において、消費者に商品・サービスの良し悪しを判断してもらうために、まずは商品・サービスを試してもらう機会を得ることが非常に重要である。
一方、消費者も、日頃、興味は持っているものの、正規の代金・料金を支払ってまでも試すことを躊躇する商品・サービスが有るケースは多い。
ところで近年、買い物をする際、レシートやクーポンを電子化して顧客に提供する技術が開発されている。そういった背景下、特許文献1では、「レシートを電子レシート情報で受け取る買物客に対して、個人での使用回数に制限のあるクーポンを電子化した電子クーポン情報をその制限範囲内で適切に配信できる」システムを提案している。
特開2018−152131号公報
しかしながら、上記の従来技術においては、事業者には自社の商品・サービスを試してもらう機会を提供し、かつ、消費者にも日頃興味は持っているものの購入を躊躇している商品・サービスを試す機会を提供するような仕組みを実現できないという問題点があった。
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、自社の商品・サービスに対し興味を抱く者に試してもらう機会を事業者に提供し、興味はあるが購入を躊躇する消費者には正規より安価に商品・サービスを試す機会を提供するチケット管理装置を提供することを目的とする。
開示するチケット管理装置の一形態は、所定金額による1回の購入によって複数の店舗それぞれを前記店舗毎に定められる最大利用回数の範囲内で利用することが可能となり、前記複数の店舗それぞれを前記最大利用回数利用したときの代金・料金の合計が前記所定金額以上となるチケットのユーザーによる購入申込に対し、前記所定金額の決済を行うユーザー決済手段と、前記チケットを識別するチケット識別情報と、前記ユーザーが利用可能な前記複数の店舗それぞれを識別する店舗識別情報と、各前記店舗の利用回数と前記最大利用回数とに基づき前記ユーザーによる利用可否を判定するための利用可否判定情報と、を関連付けて記憶するチケット情報記憶手段と、前記チケット識別情報と前記店舗識別情報とを含む前記チケットの利用申込を受け付ける利用申込受付手段と、前記利用申込受付手段によって受け付けた前記チケット識別情報で識別される前記チケットに関し、前記利用可否判定情報に基づいて、前記利用申込受付手段によって受け付けた前記店舗識別情報で識別される前記店舗を利用することができるか否かを判定するチケット確認手段と、前記チケット確認手段による判定結果をユーザー端末又は店舗端末へ通知する確認結果通知手段と、前記複数の店舗に対する決済金額の合計が前記所定金額より少なくなるような決済を行う店舗決済手段と、を有することを特徴とする。
開示するチケット管理装置は、自社の商品・サービスに対し興味を抱く者に試してもらう機会を事業者に提供し、興味はあるが購入を躊躇する消費者には正規より安価に商品・サービスを試す機会を提供する。
本実施の形態に係るチケット管理装置の概要について説明する図である。 本実施の形態に係るチケット管理装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に係るチケット情報記憶手段の一例を示す図である。 本実施の形態に係るチケット情報記憶手段の一例を示す図である。 本実施の形態に係るチケット情報記憶手段の一例を示す図である。 本実施の形態に係るチケット管理装置のハードウエア構成例を示す図である。 本実施の形態に係るチケット管理装置によるチケット情報登録処理の一例の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るチケット管理装置によるチケット確認処理の一例の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るチケット管理装置による業者決済処理の一例の流れを示すフローチャートである。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係るチケット管理装置の動作原理)
図1乃至5を用いて、本実施の形態に係るチケット管理装置(以下、単に「本装置」という。)100の動作原理について説明する。図1は、本装置100の概要について説明する図であり、図2は、本装置100の機能ブロック図であり、図3乃至5は、チケット情報記憶手段110の一例を示す図である。
図1で示すように、本装置100は、通信ネットワーク300を介して、ユーザー230が操作するユーザー端末310、店舗250の従業員が操作する店舗端末320と接続される。通信ネットワーク300は、有線でも無線でも良い。ユーザー230は、店舗250が販売する商品や提供するサービスに日頃興味は抱いていながらも、正規料金・代金での利用に二の足を踏んでいるような消費者である。店舗250は、商品を販売したり、サービスを提供したりするお店であり、WEBサイト上に存在するものであっても良く、実店舗であっても良い。ユーザー端末310、店舗端末320は、スマートフォンのような携帯情報端末であっても良く、ノートブック型・デスクトップ型のパーソナルコンピューターであっても良い。
本装置100は、複数の店舗250において利用可能なチケット210を販売し、チケット210の利用可否を管理する。チケット210は、所定の金額で購入することができ、利用可能な複数の店舗250の利用代金・料金の合計金額は、チケット210の購入金額よりも大きくなる。
そうすることによって、顧客230は、割安な代金・料金によって、正規の代金・料金では二の足を踏んでいた少しだけ興味を有する商品・サービスを体験することができるというメリットが得られる。一方で事業者250は、自らが販促活動を行わずとも、ニーズが適合する潜在的な顧客230に商品を販売(サービスを提供)し、ファンになってもらう機会を得ることができる。
このようにして、本装置100は、自社の商品・サービスに対し興味を抱く者に試してもらう機会を事業者に提供し、興味はあるが購入を躊躇する消費者には正規より安価に商品・サービスを試す機会を提供する。
図2で示すように、本装置100は、チケット情報記憶手段110、ユーザー決済手段120、利用申込受付手段130、チケット確認手段140、チケット情報更新手段150、確認結果通知手段160、店舗決済手段170を有する。
チケット情報記憶手段110は、チケット210を識別するチケット識別情報220と、ユーザー230が利用可能な複数の店舗250それぞれを識別する店舗識別情報260と、各店舗250の利用可否を判定するための利用可否判定情報290と、を関連付けて記憶する。
チケット210は、所定金額による1回の購入によって複数の店舗250それぞれを店舗250毎に定められる最大利用回数280の範囲内で利用することが可能となるものである。また、複数の店舗250それぞれを最大利用回数280だけ利用したときの代金・料金の合計は、先の所定金額以上となる。
店舗250は、その内容を限定するものではないが、ユーザー230が利用可能な複数の店舗250が同業種の店舗であったり、所定地域に存する店舗であったりすることが好適である。前者は、同業種の各店舗において様々な特徴を備えている中、ユーザー230の好みに合う店舗250を探すことができるというメリットが有る。後者は、特定地域における地域振興等に活用することができる。また、店舗250には、店舗250で購入できる商品や店舗250で受けることができるサービスを含むものとする。
利用可否判定情報290は、ユーザー230が各店舗250を利用した回数270と、店舗250毎に定められるチケット210によって利用できる回数270の最大値280と、に基づいて、ユーザー230による各店舗250の利用可否を判定するための情報である。
チケット情報記憶手段110において、チケット識別情報220と、ユーザー230を識別するユーザー識別情報240と、が関連付けて記憶され、さらに、一のユーザー識別情報240について複数のチケット識別情報220が関連付けて記憶される場合を想定する。このとき、チケット情報記憶手段110において、複数のチケット識別情報220が関連付けて記憶されていない場合に比べ最大利用回数280が少なく設定される形態であっても良い。このように設定することで、同一ユーザー230に対し、経済的価値のあるチケット210の過度な発行(過度な経済的価値の提供)を制限することができる。
図3は、チケット情報記憶手段110の一例を示す図である。図3の2行目で示すように、チケット情報記憶手段110では、「チケットID:a10001」のチケット210について、「ユーザーID:100,001」のユーザー230は、店舗250:店舗A、B、Cそれぞれにおいて1回ずつの利用が可能であることを示している。
図3の4行目で示すように、チケット情報記憶手段110では、「チケットID:b10001」のチケット210について、「ユーザーID:200,001」のユーザー230は、店舗250:店舗B、Cそれぞれにおいて1回ずつの利用が可能であることを示している。ここで、店舗Aは、既に利用済みであるため、再度の利用は出来ない。
図3の5行目で示すように、チケット情報記憶手段110では、「チケットID:b10002」のチケット210について、「ユーザーID:200,001」のユーザー230は、店舗250:店舗Aについて、「チケットID:b10001」に比べ最大利用回数280が少なく設定される。このように設定することで、同一ユーザー230に対し、経済的価値のあるチケット210の過度な発行(過度な経済的価値の提供)を制限することができる。
図3の7行目で示すように、チケット情報記憶手段110では、「チケットID:c10001」のチケット210について、「ユーザーID:300,001」のユーザー230は、店舗250:店舗A、Bそれぞれにおいて2回ずつの利用が可能であることを示している。ただし、店舗Aについては、既に1回だけ利用済みであるため、残る利用可能回数は1回となっている。なお、店舗Cは、1回だけ利用可能である。
図3では、チケット情報記憶手段110を一つのデーターベースによって実現する形態を示したが、図4及び5で示すように、チケット情報記憶手段110を複数のデーターベースによって実現する形態としても良い。
チケット情報記憶手段110においては、上記の他、ユーザー230の年齢等の属性条件によって、利用可能な店舗250を制限する形態としても良い。その他、チケット情報記憶手段110においては、チケット210の利用に関し、種々の制限(利用できる時間帯・曜日を限定する時間条件を含む)を設ける形態としても良い。
ユーザー決済手段120は、ユーザー230によるチケット210の購入申込に対し、チケット230の代金の決済を行う。決済方法は、一般的に普及している技術を利用すれば良い。
利用申込受付手段130は、ユーザー端末310又は店舗端末320等から、チケット210の利用申込を受け付ける。チケット210の利用申込は、少なくともチケット識別情報220、店舗識別情報260を含むが、その他の情報を含む形態としても良い。
利用申込は、ユーザー端末310が提示した電子チケット210を店舗端末320が読み取る形態でも良いし、提示された実物チケット210を店舗端末320が読み取る形態でも良い。また、利用申込は、ユーザー端末310から本装置100へ直接アクセスして行う形態でも良いし、ユーザー230によるチケットID220、ユーザーID240の手渡し・手入力でも良い。また、利用申込は、電子チケット210の提示を受けた店舗従業員がチケットID220を店舗端末320から本装置100へ手入力する形態でも良い。
チケット確認手段140は、利用申込受付手段130によって受け付けたチケット識別情報260で識別されるチケット210に関し、利用可否判定情報290に基づいて、利用申込受付手段130によって受け付けた店舗識別情報260で識別される店舗250を利用することができるか否かを判定する。チケット確認手段140は、利用申込受付手段130が受け付けたチケット識別情報260及び店舗識別情報260で特定される利用回数270が最大利用回数280より小さい場合、店舗識別情報260で識別される店舗250を利用可と判定する。
図3の2行目で示すように、チケット確認手段140は、店舗250:店舗A、B、Cに関する利用申込について、利用可能との判定を行う。図3の4行目・5行目で示すように、チケット確認手段140は、店舗250:店舗B、Cに関する利用申込について、利用可能との判定を行い、店舗250:店舗Aに関する利用申込について、利用不可との判定を行う。図3の7行目で示すように、チケット確認手段140は、店舗250:店舗A、B、Cに関する利用申込について、利用可能との判定を行う。
チケット情報更新手段150は、チケット確認手段140によって利用することができると判定された場合、利用可否判定情報290において、利用申込受付手段130によって受け付けた店舗識別情報260で識別される店舗250の利用状況を更新する。チケット情報更新手段150は、該当店舗250の利用回数270を1回だけ増やしたり、利用済を示すフラグを立てたりして、該当店舗250に関する最大利用回数280に対し、どれだけ利用したかを記録する。
確認結果通知手段160は、チケット確認手段140による判定結果を、ユーザー端末310又は店舗端末320等へ通知する。チケット210の有効性を確認したい者へ、その有効性の有無を回答するための手段である。チケット210の有効性が確認できたとき、ユーザー230は、店舗250の利用が可能となる。店舗250の利用後、チケット210の有効性を確認する形態としても良い。
店舗決済手段170は、ユーザー230が利用可能な複数の店舗250に対し、ユーザー230の利用に対する代金・料金について、該代金・料金の合計がチケット210購入代金以下となるような決済を行う。店舗1への支払額+店舗2への支払額+…+店舗Nへの支払額(=店舗決済手段170による決済金額の合計)≦チケット210の購入代金(=ユーザー決済手段120による決済金額)となる。本装置100の管理者による取り分を考慮すると、先の式は、左辺<右辺となる。
上記のような動作原理に基づき、本装置100は、自社の商品・サービスに対し興味を抱く者230に試してもらう機会を事業者250に提供し、興味はあるが購入を躊躇する消費者230には正規より安価に商品・サービスを試す機会を提供する。
(本実施の形態に係るチケット管理装置のハードウエア構成)
図6を用いて、本装置100のハードウエア構成例について説明する。図6は、本装置100のハードウエア構成の一例を示す図である。図6で示すように、本装置100は、CPU(Central Processing Unit)410、ROM(Read-Only Memory)420、RAM(Random Access Memory)430、補助記憶装置440、通信I/F450、入力装置460、表示装置470、記憶媒体I/F480を有する。
CPU410は、ROM420に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM430に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、本装置100全体を制御する。ROM420は、CPU410が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM430は、CPU410でROM420に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
補助記憶装置440は、基本ソフトウエアであるOS(Operating System)や本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。補助記憶装置440は、記憶手段110を含み、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどである。
通信I/F450は、有線・無線LAN(Local Area Network)、インターネットなどの通信ネットワーク300に接続し、通信機能を提供する他装置310、320とデータの授受を行うためのインターフェースである。
入力装置460は、キーボードなど本装置100にデータ入力を行うための装置である。表示装置(出力装置)470は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される装置であり、本装置100が有する機能をユーザーが利用する際や各種設定を行う際のユーザーインターフェースとして機能する装置である。記憶媒体I/F480は、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリなどの記憶媒体490とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
本装置100が有する各手段は、CPU410が、ROM420又は補助記憶装置440に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良い。また、本装置100が有する各手段は、当該各手段に関する処理をハードウエアとして実現される形態としても良い。また、通信I/F450を介して外部サーバー装置から本発明に係るプログラムを読み込ませたり、記憶媒体I/F480を介して記憶媒体490から本発明に係るプログラムを読み込ませたりして、本装置100に当該プログラムを実行させる形態としても良い。
(本実施の形態に係るチケット管理装置による処理例)
(1)本装置100によるチケット情報登録処理の一例
図7を用いて、本装置100によるチケット情報登録処理の一例について説明する。図7は、本装置100によるチケット情報登録処理例の流れを示すフローチャートである。
S10で本装置100が、ユーザー230(ユーザー端末310)からチケット210の購入申込を受け付ける。
S20でユーザー決済手段120が、S10において受け付けた購入申込に対し、チケット230の代金の決済を行う。決済方法は、一般的に普及している技術を利用すれば良い。
チケット210は、所定金額による1回の購入によって複数の店舗250それぞれを店舗250毎に定められる最大利用回数280の範囲内で利用することを可能とするものである。複数の店舗250それぞれを最大利用回数280だけ利用したときの代金・料金の合計は、先の所定金額以上となる。
S30で本装置100が、チケット情報記憶手段110に少なくとも、チケット識別情報220と、ユーザー230が利用可能な複数の店舗250それぞれを識別する店舗識別情報260と、各店舗250の利用可否を判定するための利用可否判定情報290と、を関連付けて記憶させる。
店舗250は、その内容を限定するものではないが、ユーザー230が利用可能な複数の店舗250が同業種の店舗であったり、所定地域に存する店舗であったりすることが好適である。前者は、同業種の各店舗において様々な特徴を備えている中、ユーザー230の好みに合う店舗250を探すことができるというメリットが有り、後者は、特定地域における地域振興等に活用することができる。
利用可否判定情報290は、ユーザー230が各店舗250を利用した回数270と、店舗250毎に定められるチケット210によって利用できる回数270の最大値280と、に基づいて、ユーザー230による各店舗250の利用可否を判定するための情報である。
チケット情報記憶手段110において、チケット識別情報220と、ユーザー230を識別するユーザー識別情報240と、が関連付けて記憶され、さらに、一のユーザー識別情報240について複数のチケット識別情報220が関連付けて記憶される場合を想定する。このとき、チケット情報記憶手段110において、複数のチケット識別情報220が関連付けて記憶されない場合に比し最大利用回数280が少なく設定される形態であっても良い。このように設定することで、同一ユーザー230に対し、経済的価値のあるチケット210の過度な発行(過度な経済的価値の提供)を制限することができる。
図3の2行目で示すように、例えば、チケット情報記憶手段110では、「チケットID:a10001」のチケット210について、「ユーザーID:100,001」のユーザー230は、店舗250:店舗A、B、Cそれぞれにおいて1回ずつの利用が可能であることを示している。
図3の4行目で示すように、例えば、チケット情報記憶手段110では、「チケットID:b10001」のチケット210について、「ユーザーID:200,001」のユーザー230は、店舗250:店舗B、Cそれぞれにおいて1回ずつの利用が可能であることを示している。ここで、店舗Aは、既に利用済みであるため、再度の利用は出来ない。
図3の5行目で示すように、例えば、チケット情報記憶手段110では、「チケットID:b10002」のチケット210について、「ユーザーID:200,001」のユーザー230は、店舗250:店舗Aについて、「チケットID:b10001」に比べ最大利用回数280が少なく設定される。このように設定することで、同一ユーザー230に対し、経済的価値のあるチケット210の過度な発行(過度な経済的価値の提供)を制限することができる。
図3の7行目で示すように、例えば、チケット情報記憶手段110では、「チケットID:c10001」のチケット210について、「ユーザーID:300,001」のユーザー230は、店舗250:店舗A、Bそれぞれにおいて2回ずつの利用が可能であることを示している。ただし、店舗Aについては、既に1回だけ利用済みであるため、残る利用可能回数は1回となっている。なお、店舗Cは、1回だけ利用可能である。
S40で本装置100が、チケット情報記憶手段110に登録したチケット210に関する情報をユーザー230(ユーザー端末310等)へ通知する。チケット210に関する情報とは、少なくともチケット識別情報220を含み、ユーザー230が利用可能な店舗250等その他どの様な情報を含んでいても良い。
上記のような処理を行うことによって、本装置100は、ユーザー230がチケット210を利用できる環境を整えることができる。
(2)本装置100によるチケット情報登録処理の一例
図8を用いて、本装置100によるチケット確認処理の一例について説明する。図8は、本装置100によるチケット確認処理例の流れを示すフローチャートである。
S110で利用申込受付手段130が、ユーザー端末310又は店舗端末320等から、チケット210の利用申込を受け付ける。チケット210の利用申込は、少なくともチケット識別情報220、店舗識別情報260を含むが、その他の情報を含む形態としても良い。
S120でチケット確認手段140が、S110において受け付けたチケット識別情報260で識別されるチケット210に関し、利用可否判定情報290に基づいて、S110において受け付けた店舗識別情報260で識別される店舗250を利用することができるか否かを判定する。
チケット確認手段140は、S110において受け付けたチケット識別情報260及び店舗識別情報260で特定される利用回数270が最大利用回数280より小さい場合、店舗識別情報260で識別される店舗250を利用可と判定する。
図3の2行目で示すように、チケット確認手段140は、店舗250:店舗A、B、Cに関する利用申込について、利用可能との判定を行う。図3の4行目・5行目で示すように、チケット確認手段140は、店舗250:店舗B、Cに関する利用申込について、利用可能との判定を行い、店舗250:店舗Aに関する利用申込について、利用不可との判定を行う。図3の7行目で示すように、チケット確認手段140は、店舗250:店舗A、B、Cに関する利用申込について、利用可能との判定を行う。
S120においてチケット確認手段140が利用可能と判定した場合(S130でYes)、処理はS140へ移行する。一方、チケット確認手段140が利用可能と判定しない場合(S130でNo)、処理はS150へ移行する。
S140でチケット情報更新手段150が、利用可否判定情報290において、S110において受け付けた店舗識別情報260で識別される店舗250の利用状況を更新する。チケット情報更新手段150は、該当店舗250の利用回数270を1回だけ増やしたり、利用済を示すフラグを立てたりして、該当店舗250に関する最大利用回数280に対し、どれだけ利用したかを記録する。
S150で確認結果通知手段160が、S120における判定結果を、ユーザー端末310又は店舗端末320等へ通知する。チケット210の有効性を確認したい者へ、その有効性の有無を回答するための手段である。チケット210の有効性が確認できたとき、ユーザー230は、店舗250の利用が可能となる。店舗250の利用後、チケット210の有効性を確認する形態としても良い。
上記のような処理を行うことによって、本装置100は、ユーザー230に、割安な代金・料金によって、正規の代金・料金では二の足を踏んでいた少しだけ興味を有する商品・サービスを体験することができるというメリットを提供する。
(3)本装置100によるチケット情報登録処理の一例
図9を用いて、本装置100による業者決済処理の一例について説明する。図9は、本装置100による業者決済処理例の流れを示すフローチャートである。
S210で店舗決済手段170が、ユーザー230が利用可能な複数の店舗250に対し、ユーザー230の利用に対する代金・料金について、該代金・料金の合計がチケット210購入代金以下となるような決済を行う。店舗1への支払額+店舗2への支払額+…+店舗Nへの支払額(=店舗決済手段170による決済金額の合計)≦チケット210の購入代金(=ユーザー決済手段120による決済金額)となる。本装置100の管理者による取り分を考慮すると、先の式は、左辺<右辺となる。
上記のような処理を行うことによって、本装置100は、事業者250に、自らが販促活動を行わずとも、ニーズが適合する潜在的な顧客230に商品を販売(サービスを提供)し、ファンになってもらう機会を提供する。
上記(1)(2)(3)のような処理に基づいて、本装置100は、自社の商品・サービスに対し興味を抱く者230に試してもらう機会を事業者250に提供し、興味はあるが購入を躊躇する消費者230には正規より安価に商品・サービスを試す機会を提供する。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 チケット管理装置
110 チケット情報記憶手段
120 ユーザー決済手段
130 利用申込受付手段
140 チケット確認手段
150 チケット情報更新手段
160 確認結果通知手段
170 店舗決済手段
210 チケット
220 チケット識別情報
230 ユーザー
240 ユーザー識別情報
250 店舗
260 店舗識別情報
270 店舗の利用回数
280 最大利用回数
290 利用可否判定情報
300 通信ネットワーク
310 ユーザー端末
320 店舗端末
410 CPU
420 ROM
430 RAM
440 補助記憶装置
450 通信インターフェース
460 入力装置
470 出力装置
480 記憶媒体インターフェース
490 記憶媒体

Claims (11)

  1. 所定金額による1回の購入によって複数の店舗それぞれを前記店舗毎に定められる最大利用回数の範囲内で利用することが可能となり、前記複数の店舗それぞれを前記最大利用回数利用したときの代金・料金の合計が前記所定金額以上となるチケットのユーザーによる購入申込に対し、前記所定金額の決済を行うユーザー決済手段と、
    前記チケットを識別するチケット識別情報と、前記ユーザーが利用可能な前記複数の店舗それぞれを識別する店舗識別情報と、各前記店舗の利用回数と前記最大利用回数とに基づき前記ユーザーによる利用可否を判定するための利用可否判定情報と、を関連付けて記憶するチケット情報記憶手段と、
    前記チケット識別情報と前記店舗識別情報とを含む前記チケットの利用申込を受け付ける利用申込受付手段と、
    前記利用申込受付手段によって受け付けた前記チケット識別情報で識別される前記チケットに関し、前記利用可否判定情報に基づいて、前記利用申込受付手段によって受け付けた前記店舗識別情報で識別される前記店舗を利用することができるか否かを判定するチケット確認手段と、
    前記チケット確認手段による判定結果をユーザー端末又は店舗端末へ通知する確認結果通知手段と、
    前記複数の店舗に対する決済金額の合計が前記所定金額より少なくなるような決済を行う店舗決済手段と、を有することを特徴とするチケット管理装置。
  2. 前記チケット確認手段によって利用することができると判定された場合、前記利用可否判定情報において、前記利用申込受付手段によって受け付けた前記店舗識別情報で識別される前記店舗の利用状況を更新するチケット情報更新手段を有することを特徴とする請求項1に記載のチケット管理装置。
  3. 前記複数の店舗が、同業種の店舗であることを特徴とする請求項1又は2に記載のチケット管理装置。
  4. 前記チケット情報記憶手段において、前記チケット識別情報と、前記ユーザーを識別するユーザー識別情報と、が関連付けて記憶され、前記一のユーザー識別情報に関し、複数の前記チケット識別情報が関連付けて記憶される場合、前記複数のチケット識別情報が関連付けて記憶されない場合に比し前記最大利用回数が少ないことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のチケット管理装置。
  5. 前記複数の店舗が、所定地域に存する店舗であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載のチケット管理装置。
  6. 所定金額による1回の購入によって複数の店舗それぞれを前記店舗毎に定められる最大利用回数の範囲内で利用することが可能となり、前記複数の店舗それぞれを前記最大利用回数利用したときの代金・料金の合計が前記所定金額以上となるチケットを識別するチケット識別情報と、ユーザーが利用可能な前記複数の店舗それぞれを識別する店舗識別情報と、各前記店舗の利用回数と前記最大利用回数とに基づき前記ユーザーによる利用可否を判定するための利用可否判定情報と、を関連付けて記憶するチケット情報記憶手段を備えるコンピューターにおいて、
    ユーザー決済手段が、前記チケットの前記ユーザーによる購入申込に対し、前記所定金額の決済を行うステップと、
    利用申込受付手段が、前記チケット識別情報と前記店舗識別情報とを含む前記チケットの利用申込を受け付けるステップと、
    チケット確認手段が、前記利用申込受付手段によって受け付けた前記チケット識別情報で識別される前記チケットに関し、前記利用可否判定情報に基づいて、前記利用申込受付手段によって受け付けた前記店舗識別情報で識別される前記店舗を利用することができるか否かを判定するステップと、
    確認結果通知手段が、前記チケット確認手段による判定結果をユーザー端末又は店舗端末へ通知するステップと、
    店舗決済手段が、前記複数の店舗に対する決済金額の合計が前記所定金額より少なくなるような決済を行うステップと、を含むチケット管理方法。
  7. チケット情報更新手段が、前記チケット確認手段によって利用することができると判定された場合、前記利用可否判定情報において、前記利用申込受付手段によって受け付けた前記店舗識別情報で識別される前記店舗の利用状況を更新するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載のチケット管理方法。
  8. 前記複数の店舗が、同業種の店舗であることを特徴とする請求項6又は7に記載のチケット管理方法。
  9. 前記チケット情報記憶手段において、前記チケット識別情報と、前記ユーザーを識別するユーザー識別情報と、が関連付けて記憶され、前記一のユーザー識別情報に関し、複数の前記チケット識別情報が関連付けて記憶される場合、前記複数のチケット識別情報が関連付けて記憶されない場合に比し前記最大利用回数が少ないことを特徴とする請求項6乃至8の何れか一に記載のチケット管理方法。
  10. 前記複数の店舗が、所定地域に存する店舗であることを特徴とする請求項6乃至9の何れか一に記載のチケット管理方法。
  11. コンピューターに、請求項6乃至10に記載の方法を実行させるためのチケット管理プログラム。
JP2019131998A 2019-07-17 2019-07-17 チケット管理装置 Active JP6694100B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019131998A JP6694100B1 (ja) 2019-07-17 2019-07-17 チケット管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019131998A JP6694100B1 (ja) 2019-07-17 2019-07-17 チケット管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6694100B1 true JP6694100B1 (ja) 2020-05-13
JP2021018469A JP2021018469A (ja) 2021-02-15

Family

ID=70549806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019131998A Active JP6694100B1 (ja) 2019-07-17 2019-07-17 チケット管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6694100B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021018469A (ja) 2021-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2003065259A1 (ja) ポイント・システム
KR20000058287A (ko) 인터넷을 이용한 쇼핑몰 프렌차이즈 방법 및 그 광고 수단
JP6542932B1 (ja) 取引制御装置、取引制御方法および取引制御プログラム
JP2021018523A (ja) サービス管理装置及びサービス管理方法
JP5357092B2 (ja) 販売促進システムおよび企業ポイント管理サーバならびに企業ポイント管理プログラム
JP2022077199A (ja) 販売支援システム、販売支援装置および販売支援方法並びに販売支援プログラム
JP7178756B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP6694100B1 (ja) チケット管理装置
JP2005108078A (ja) クーポン管理装置およびクーポン管理方法
JP5401370B2 (ja) 企業ポイント管理システムおよび企業ポイント管理プログラム
KR20190086118A (ko) Sns를 기반으로 판로 개척을 지원하는 전자상거래 시스템
JP6071025B1 (ja) 商品代理購入装置
JP2021163180A (ja) ポイント管理装置、ポイント管理方法、ポイント管理プログラム、及びポイントカード
JP2007140812A (ja) 商品宣伝システム、商品販売促進システム
JP2002099768A (ja) 商品販売センター装置および商品販売システム並びにそれらのプログラム記録媒体
JP2004302535A (ja) 販売価格決定支援システム及び販売価格決定支援方法
JP2006260436A (ja) 個人情報保護システム
KR100422157B1 (ko) 컴퓨터 통신망을 이용한 공동 구매 시스템 및 그 운영 방법
JP2015075922A (ja) 広告管理装置、広告管理方法及び広告管理プログラム
JP5033539B2 (ja) 職域販売処理システム、装置、方法、プログラム、および該プログラムを格納したコンピュータ可読媒体
JP2005196347A (ja) 電子店舗取引システム
JP7502098B2 (ja) 販売支援装置
JP6631983B1 (ja) 店舗での販売システム
US20230325869A1 (en) Automated Product/Service Vending System and Method
JP2011003091A (ja) ポイント管理装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190717

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190717

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6694100

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250