JP6693253B2 - 電池パック及び産業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、電池パック及び産業車両に関する。
従来の電池パックとしては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の電池パックは、複数の角型電池が並設された複数の電池モジュールと、熱容量を持ち自発熱しないダミーモジュールとを有し、これらの電池モジュール及びダミーモジュールは、筐体内の収容部に収容されている。
特開2014−135236号公報
ところで、電池モジュールが筐体の対向する2つの側壁に複数段ずつ固定された電池パックが存在する。このような電池パックでは、電池モジュールが筐体の上下方向に対して垂直な方向に並設されることになる。ここで、ユーザが小容量の電池パックを要求する場合には、電池パックの重量調整のために、一部の電池モジュールが同じ重量のダミーモジュール(重量調整部材)に置き換えられる。しかし、電池モジュールがダミーモジュールに置き換えられると、電池パックの重心位置が電池モジュールの並設方向にずれることがある。例えば電池パックが産業車両の一つであるフォークリフトに搭載されている場合には、電池モジュールがダミーモジュールに置き換えられることで、電池パックの重心位置がフォークリフトの前後方向にずれると、フォークリフトが不安定になってしまう。
本発明の目的は、一部の電池モジュールに代えて重量調整部材を使用する際に、電池パックの重心位置が電池モジュールの並設方向にずれることを防止できる電池パック及び産業車両を提供することである。
本発明の一態様の電池パックは、筐体と、筐体内に収容された複数の電池モジュールと、筐体内に収容され、電池モジュールと同じ重量を有する重量調整部材とを備え、電池モジュールは、筐体の上下方向に対して垂直な方向に複数列に並設されるように筐体の側壁に固定されており、複数列の何れかの列における電池モジュールの段数は、複数列の他の列における電池モジュールの段数と異なっており、複数列における電池モジュールの段数が等しく且つ筐体内に重量調整部材が収容されていない場合と重心位置が電池モジュールの並設方向に対して同じになるように、重量調整部材が電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に配置されていることを特徴とする。
このように本発明に係る電池パックにおいては、複数列における電池モジュールの段数が等しく且つ筐体内に重量調整部材が収容されていない場合と電池パックの重心位置が電池モジュールの並設方向に対して同じになるように、電池モジュールと同じ重量を有する重量調整部材が電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に配置されている。これにより、一部の電池モジュールに代えて重量調整部材を使用する際に、電池パックの重心位置が電池モジュールの並設方向にずれることが防止される。
重量調整部材は、筐体の底壁の内壁面における電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に載置されていてもよい。この場合には、電池パックの重心が低くなるため、電池パックの安定性が良くなる。
筐体の底壁の内壁面には、重量調整部材を収容する複数の部材収容領域を画成する隔壁が立設されており、重量調整部材は、電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置の部材収容領域に収容されていてもよい。この場合には、重量調整部材を筐体の底壁にボルト等で固定しなくて済む。従って、電池パックの組み付け工数を低減することができる。
重量調整部材は、電池モジュールと同じ重量及び比重を有すると共に、電池モジュールの段数が少ない列に対応する側壁における電池モジュールが配置されていない領域に固定されていてもよい。この場合には、一部の電池モジュールが当該電池モジュールと同じ重量及び比重を有する重量調整部材に置き換えられることになるため、電池パックの重心位置を変えないようにすることができる。
本発明の他の態様は、車体と、車体に搭載された電池パックとを備えた産業車両において、電池パックは、筐体と、筐体内に収容された複数の電池モジュールと、筐体内に収容され、電池モジュールと同じ重量を有する重量調整部材とを備え、筐体の上下方向は、車体の上下方向と一致しており、電池モジュールは、筐体の上下方向に対して垂直な方向に複数列に並設されるように筐体の側壁に固定されており、複数列の何れかの列における電池モジュールの段数は、複数列の他の列における電池モジュールの段数と異なっており、複数列における電池モジュールの段数が等しく且つ筐体内に重量調整部材が収容されていない場合と電池パックの重心位置が電池モジュールの並設方向に対して同じになるように、重量調整部材が電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に配置されていることを特徴とする。
このように本発明に係る産業車両においては、複数列における電池モジュールの段数が等しく且つ筐体内に重量調整部材が収容されていない場合と電池パックの重心位置が電池モジュールの並設方向に対して同じになるように、電池モジュールと同じ重量を有する重量調整部材が電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に配置されている。これにより、一部の電池モジュールに代えて重量調整部材を使用する際に、電池パックの重心位置が電池モジュールの並設方向にずれることが防止される。
本発明によれば、一部の電池モジュールに代えて重量調整部材を使用する際に、電池パックの重心位置が電池モジュールの並設方向にずれることを防止できる電池パック及び産業車両が提供される。
本発明の実施形態に係る電池パックを備えたフォークリフトを示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る電池パックを示す側断面図である。 図2に示された電池パックの底部を示す拡大断面図である。 比較例として、筐体の側壁に重量調整部材が固定された状態を示す側断面図である。 図3に示された電池パックの変形例を示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電池パックを示す側断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る電池パックを備えたフォークリフトを示す側面図である。図1において、本実施形態に係るフォークリフト1(産業車両)は、カウンタバランス式のフォークリフトである。
フォークリフト1は、車体2と、この車体2の前部に配置された1対の駆動輪3と、車体2の後部に配置された1対の操舵輪4と、車体2の前側に配置された荷役装置5とを備えている。車体2の後部には、車体2の前後方向の釣り合いを取るためのカウンタウェイト6が搭載されている。荷役装置5は、車体2の前端部に立設されたマスト7と、このマスト7にリフトブラケット8を介して取り付けられ、積荷Wが積載される1対のフォーク9と、このフォーク9を昇降させるリフトシリンダ10と、フォーク9を傾動させるティルトシリンダ11とを有している。
また、フォークリフト1は、駆動輪3を回転駆動させる走行モータ12と、リフトシリンダ10及びティルトシリンダ11に作動油を供給する油圧ポンプ(図示せず)を回転駆動させる荷役モータ13とを備えている。車体2の中央部には、走行モータ12及び荷役モータ13への電力供給源である電池パック14が搭載されている。
図2は、本発明の第1実施形態に係る電池パックを示す側断面図である。図2において、本実施形態の電池パック14は、直方体形状の筐体15と、この筐体15内に収容された複数(ここでは3つ)の電池モジュール16と、筐体15内に収容された重量調整部材17とを備えている。なお、電池パック14の上下方向(Z軸方向)は、車体2の上下方向と一致している。
筐体15は、互いに対向する2つの側壁18,19と、各側壁18,19の下端同士をつなぐ底壁20と、各側壁18,19の上端同士をつなぐ天壁21とを有している。筐体15は、金属(例えば鉄)で形成されている。
電池モジュール16は、特に詳述はしないが、一方向(Y軸方向)に配列された複数のリチウムイオン二次電池等の電池を有している。電池モジュール16は、筐体15の上下方向(Z軸方向)に対して垂直な側壁18,19の対向方向(X軸方向)に複数列(ここでは2列)に並設されるように、側壁18,19にそれぞれボルト(図示せず)で固定されている。電池モジュール16の並設方向(X軸方向)は、車体2の前後方向と一致している。
複数列の何れかの列における電池モジュール16の段数は、複数列の他の列における電池モジュール16の段数と異なっている。具体的には、側壁18には、電池モジュール16が上下2段に固定されている。側壁19には、電池モジュール16が1つ固定されている。このとき、側壁19に固定された電池モジュール16は、側壁18の下段に固定された電池モジュール16と同じ高さ位置に配置されている。側壁18,19に固定された電池モジュール16の正面同士は、対面している。
重量調整部材17は、電池パック14の重量バランスを調整するための部材である。重量調整部材17は、金属(例えば鉄)で形成されている。重量調整部材17は、平板状を呈している。重量調整部材17の形状を平板状とすることにより、重量調整部材17の構造が簡単になり、重量調整部材17の製作コストが抑えられる。
重量調整部材17は、電池モジュール16と同じ重量を有している。なお、ここでいう同じ重量とは、完全に同じ重量だけでなく、重量の違いが僅か(例えば電池モジュール16の重量の数%程度)というほぼ同じ重量も含んでいる。重量調整部材17の体積は、電池モジュール16の体積よりも小さい。従って、重量調整部材17の密度及び比重は、電池モジュール16の密度及び比重よりも大きい。
重量調整部材17は、筐体15内における電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置(側壁19側の位置)の底部に配置されている。具体的には、重量調整部材17は、図3に示されるように、筐体15の底壁20の内壁面20aにおける電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置に載置された状態で、複数のボルト22により底壁20に固定されている。重量調整部材17には、重量調整部材17の厚さ方向に貫通した複数の貫通孔23が設けられている。底壁20には、ボルト22がねじ込まれる複数のボルト穴24が設けられている。複数のボルト22が貫通孔23を通ってボルト穴24にねじ込まれることで、重量調整部材17が底壁20に固定される。
この時の電池パック14の重心位置P(図2参照)は、側壁18,19に固定された複数列における電池モジュール16の段数が2段と等しく且つ筐体15内に重量調整部材17が収容されていない場合の電池パック14の重心位置Q(図2参照)よりも低い。このとき、電池パック14の重心位置Pは、電池モジュール16の並設方向(車体2の前後方向)に対しては電池パック14の重心位置Qと同じである。なお、ここでいう同じ重心位置とは、完全に同じ重心位置だけでなく、ほぼ同じ重心位置も含んでいる。
図4は、比較例として、筐体の側壁に重量調整部材が固定された状態を示す側断面図である。図4に示される電池パック50では、重量調整部材17は、側壁18,19のうち電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置に存在する側壁19における電池モジュール16が配置されていない上側領域にボルト(図示せず)で固定されている。従って、側壁19には、一つの電池モジュール16の代わりに重量調整部材17が固定されることとなる。
この時の電池パック50の重心位置Rは、側壁18,19に固定された複数列における電池モジュール16の段数が2段と等しく且つ筐体15内に重量調整部材17が収容されていない場合の電池パック50の重心位置Qよりも重量調整部材17側となる。重量調整部材17の重量が電池モジュール16の重量と同じであるにも関わらず、電池パック50の重心位置が重量調整部材17側にずれる理由は、重量調整部材17と電池モジュール16とで形状及び比重が異なっているためである。フォークリフト1に電池パック50が搭載されている場合、電池パック50の重心位置が電池モジュール16の並設方向(車体2の前後方向)にずれると、フォークリフト1が不安定になってしまう。
これに対し本実施形態では、筐体15の側壁18,19に固定された複数列における電池モジュール16の段数が等しく且つ筐体15内に重量調整部材17が収容されていない場合と電池パック14の重心位置が電池モジュール16の並設方向に対して同じになるように、電池モジュール16と同じ重量を有する重量調整部材17が電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置に配置されている。これにより、一部の電池モジュール16に代えて重量調整部材17を使用する際に、電池パック14の重心位置が電池モジュール16の並設方向にずれることが防止される。その結果、フォークリフト1を安定化させることができる。
また、本実施形態では、重量調整部材17は、筐体15の底壁20の内壁面20aにおける電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置に載置されている。従って、電池パック14の重心が低くなるため、電池パック14の安定性が良くなる。
図5は、図3に示された電池パックの変形例を示す拡大断面図である。図5において、筐体15の底壁20の内壁面20aにおける電池モジュール16の並設方向の中央部には、重量調整部材17を収容する複数(ここでは2つ)の部材収容領域31を画成する隔壁32が立設されている。隔壁32は、例えば2つの重量調整部材17を重ねて部材収容領域31に収容することが可能な高さ寸法を有している。このとき、隔壁32の高さ寸法は、重量調整部材17の厚さの2倍程度である。なお、隔壁32の高さ寸法としては、特にそれには限られない。
重量調整部材17は、電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置の部材収容領域31に収容されている。重量調整部材17は、底壁20の内壁面20aに載置されている。このとき、重量調整部材17は、側壁19及び隔壁32により位置決めされ、底壁20には固定されない。このため、重量調整部材17には、上記の貫通孔23は設けられていない。
このように本変形例においては、隔壁32により画成された部材収容領域31に重量調整部材17を収容することにより、重量調整部材17を筐体15の底壁20にボルト等で固定しなくて済む。従って、重量調整部材17の穴開け加工及び底壁20のネジ加工が不要となるため、電池パック14の製造コストを削減することができる。また、電池パック14の組み付け工数を低減することができる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る電池パックを示す側断面図である。図6において、本実施形態の電池パック14は、上記の重量調整部材17に代えて、重量調整部材40を備えている。重量調整部材40は、上記の重量調整部材17と同様の金属で形成されている。重量調整部材40は、角筒状を呈している。重量調整部材40は、電池モジュール16と同じ重量及び比重を有している。なお、ここでいう同じ比重とは、完全に同じ比重だけでなく、ほぼ同じ比重も含んでいる。
重量調整部材40は、側壁18,19のうち電池モジュール16の段数が少ない列に対応する側壁19における電池モジュール16が配置されていない上側領域にボルト(図示せず)で固定されている。従って、側壁19には、一つの電池モジュール16の代わりに重量調整部材40が固定されることとなる。
この時の電池パック14の重心位置Pは、側壁18,19に固定された複数列における電池モジュール16の段数が2段と等しく且つ筐体15内に重量調整部材40が収容されていない場合の電池パック14の重心位置と同じである。
本実施形態においても、筐体15の側壁18,19に固定された複数列における電池モジュール16の段数が等しく且つ筐体15内に重量調整部材40が収容されていない場合と電池パック14の重心位置が電池モジュール16の並設方向に対して同じになるように、電池モジュール16と同じ重量を有する重量調整部材40が電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置に配置されている。これにより、一部の電池モジュール16に代えて重量調整部材40を使用する際に、電池パック14の重心位置が電池モジュール16の並設方向にずれることが防止される。
また、本実施形態では、重量調整部材40は、電池モジュール16と同じ重量及び比重を有すると共に、筐体15の側壁18,19のうち電池モジュール16の段数が少ない列に対応する側壁19における電池モジュール16が配置されていない領域に固定されている。従って、一部の電池モジュール16が当該電池モジュール16と同じ重量及び比重を有する重量調整部材40に置き換えられることになるため、電池パック14の重心位置を変えないようにすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記第1実施形態では、平板状の重量調整部材17が使用されているが、特にその形態には限られず、電池モジュール16と同じ重量を有するのであれば、重量調整部材17の形状としてはブロック状等であってもよい。また、上記第2実施形態では、角筒状の重量調整部材40が使用されているが、特にその形態には限られず、電池モジュール16と同じ重量及び比重を有するのであれば、重量調整部材40の形状としてはブロック状等であってもよい。
また、上記実施形態では、筐体15の一方の側壁18に電池モジュール16が上下2段に固定され、筐体15の他方の側壁19に電池モジュール16が1つ固定されているが、側壁18,19に固定される電池モジュール16の段数としては、特にそれに限られず、側壁18に固定された電池モジュール16の段数と側壁19に固定された電池モジュール16の段数とが異なっていればよい。このとき、例えば側壁18に固定された電池モジュール16の段数と側壁19に固定された電池モジュール16の段数との差が2段である場合には、重量調整部材17または重量調整部材40が電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置に存在する側壁に上下2段で配置されることになる。
また、上記実施形態では、電池モジュール16が側壁18,19の対向方向(X軸方向)に複数列に並設されているが、特にその形態には限られず、電池モジュール16が電池の配列方向(Y軸方向)に複数列に並設されていてもよい。この場合でも、重量調整部材17は、筐体15内における電池モジュール16の段数が少ない列に対応する位置に配置される。これにより、電池パック14の重心位置が電池モジュール16の並設方向にずれることが防止される。
さらに、上記実施形態では、電池パック14がフォークリフト1に搭載されているが、特にその形態には限られず、フォークリフト以外の産業車両に電池パック14を搭載してもよい。また、本発明は、そのような産業車両以外にも、電池パック14の重心位置が電池モジュール16の並設方向に対してずれると不都合が生じるような車両及び設備等であれば、適用可能である。
1…フォークリフト(産業車両)、2…車体、14…電池パック、15…筐体、16…電池モジュール、17…重量調整部材、18,19…側壁、20…底壁、20a…内壁面、31…部材収容領域、32…隔壁、40…重量調整部材、P…重心位置。

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に収容された複数の電池モジュールと、
    前記筐体内に収容され、前記電池モジュールと同じ重量を有する重量調整部材とを備え、
    前記電池モジュールは、前記筐体の上下方向に対して垂直な方向に複数列に並設されるように前記筐体の側壁に固定されており、
    前記複数列の何れかの列における前記電池モジュールの段数は、前記複数列の他の列における前記電池モジュールの段数と異なっており、
    前記複数列における前記電池モジュールの段数が等しく且つ前記筐体内に前記重量調整部材が収容されていない場合と重心位置が前記電池モジュールの並設方向に対して同じになるように、前記重量調整部材が前記電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に配置されており、
    前記重量調整部材は、前記筐体の底壁の内壁面における前記電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に載置されていることを特徴とする電池パック。
  2. 前記筐体の底壁の内壁面には、前記重量調整部材を収容する複数の部材収容領域を画成する隔壁が立設されており、
    前記重量調整部材は、前記電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置の前記部材収容領域に収容されていることを特徴とする請求項記載の電池パック。
  3. 車体と、前記車体に搭載された電池パックとを備えた産業車両において、
    前記電池パックは、筐体と、前記筐体内に収容された複数の電池モジュールと、前記筐体内に収容され、前記電池モジュールと同じ重量を有する重量調整部材とを備え、
    前記筐体の上下方向は、前記車体の上下方向と一致しており、
    前記電池モジュールは、前記筐体の上下方向に対して垂直な方向に複数列に並設されるように前記筐体の側壁に固定されており、
    前記複数列の何れかの列における前記電池モジュールの段数は、前記複数列の他の列における前記電池モジュールの段数と異なっており、
    前記複数列における前記電池モジュールの段数が等しく且つ前記筐体内に前記重量調整部材が収容されていない場合と前記電池パックの重心位置が前記電池モジュールの並設方向に対して同じになるように、前記重量調整部材が前記電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に配置されており、
    前記重量調整部材は、前記筐体の底壁の内壁面における前記電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置に載置されていることを特徴とする産業車両。
  4. 前記筐体の底壁の内壁面には、前記重量調整部材を収容する複数の部材収容領域を画成する隔壁が立設されており、
    前記重量調整部材は、前記電池モジュールの段数が少ない列に対応する位置の前記部材収容領域に収容されていることを特徴とする請求項3記載の産業車両。
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