JP6691840B2 - キャップ付き容器 - Google Patents

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本発明は、容器本体とキャップとを備えるキャップ付き容器に関するものであり、特に容器本体が、口部に通気口を有する外層体と、外層体の内側に配置される内層体とを備えるキャップ付き容器に関する。
従来、外層体と外層体の内側に配置される内層体とを備えた二重構造になる容器が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の容器は、外層体をスクイズしたり外層体の口部に取り付けたポンプを駆動させたりして内容物を抽出させても内層体の内部には空気が入らないため、使用開始後における内容物の品質劣化が生じにくいという利点がある。また、内容物を抽出させると、外層体に設けた通気口から外層体と内層体との間に空気を導入して内層体だけが減容変形するため、内容物が少なくなっても容器の自立性が維持されるという利点もある。更に、容器の姿勢を問わずに内容物を抽出させることができる(容器を正立姿勢にした状態でも倒立姿勢にした状態でも内容物の抽出が可能)という利点もある。このためこの種の容器は、化粧料や医薬品、各種の食品や調味料等を収容する容器として幅広い分野で使われている。
ところでこのような容器は、外層体の口部に装着したキャップによって開封前の密閉性が維持されているものの、内容物の種類や内層体の材質によっては、内容物の水分や揮散成分が内層体を透過してしまうおそれがある。このため、透過した水分や揮散成分が通気口から外界へと放出されて、内容物の濃度変化や内容物の減量につながる懸念があった。
特開2001−106263号公報
このような不具合を解決できる方法としては、例えば内層体の厚みを厚くすることが考えられる。しかし、内層体の厚みが厚くなり過ぎると剛性が高まるために減容変形に支障を来すおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、開封前の内容物の濃度変化や内容物の減量が有効に防止できる、新規のキャップ付き容器を提案することを目的とする。
本発明は、筒状の口部及び該口部に一体につながる胴部を有するとともに該口部を貫く通気口及び該口部の外周面に雄ねじ部を有する外層体と、内容物を収容可能な充填空間を有し該内容物を抽出させるに伴って該通気口から該外層体との相互間に空気を導入して減容変形する内層体とを備える容器本体と、
前記口部を囲繞する外周壁に前記雄ねじ部に適合する雌ねじ部を有し該口部にねじ込まれて前記充填空間を閉鎖するキャップと、を備えるキャップ付き容器であって、
前記キャップは、硬質材と該硬質材よりも硬度が低い軟質材とを含むものであり、
前記外周壁は、前記キャップのねじ込み終了域において前記口部或いは前記胴部に当接して径方向外側へ撓みつつ前記通気口と外界との空気の流れを遮断する弾性片を有し、該弾性片は、前記軟質材で構成されており、
前記キャップは、前記雌ねじ部を有するとともに前記硬質材で構成される内側部と、前記弾性片を有するとともに前記軟質材で構成される外側部とを有し、該弾性片は、前記キャップのねじ込み終了域において前記胴部に当接するキャップ付き容器である。
本発明は、筒状の口部及び該口部に一体につながる胴部を有するとともに該口部を貫く通気口及び該口部の外周面に雄ねじ部を有する外層体と、内容物を収容可能な充填空間を有し該内容物を抽出させるに伴って該通気口から該外層体との相互間に空気を導入して減容変形する内層体とを備える容器本体と、
前記口部を囲繞する外周壁に前記雄ねじ部に適合する雌ねじ部を有し該口部にねじ込まれて前記充填空間を閉鎖するキャップと、を備えるキャップ付き容器であって、
前記キャップは、硬質材と該硬質材よりも硬度が低い軟質材とを含むものであり、
前記外周壁は前記硬質材により構成されると共に、前記キャップのねじ込み終了域において前記口部或いは前記胴部に当接して径方向外側へ撓みつつ前記通気口と外界との空気の流れを遮断する弾性片を有し、該弾性片は、前記軟質材により構成されて、前記外周壁に抜け止め保持されており
前記弾性片は、前記外周壁の径方向内側において該外周壁から間隔をあけて設けられ前記キャップのねじ込み終了域において前記口部に当接するものであり、
前記弾性片が前記口部に当接して径方向外側へ撓んだときに、前記弾性片の下端と前記外周壁の下端とは当接せず、互いに離間しているキャップ付き容器である。
本発明に従うキャップ付き容器において、キャップの外周壁は、キャップのねじ込み終了域において口部或いは胴部に当接して径方向外側へ撓みつつ、通気口と外界との空気の流れを遮断する弾性片を有している。このため、内層体から内容物の水分や揮散成分が透過することがあっても、これらは外層体と内層体との間の空間に滞留してこれらの濃度が高まるため、新たな水分や揮散成分の透過を抑制することができる。また、これらの効果を発揮させるにあたって、内層体が減容変形しにくくなるという問題が生じることもない。しかもキャップをねじ込む際、弾性片が口部或いは胴部に当接するのはねじ込み終了域であり、また弾性片は径方向外側へ撓むうえに軟質材で構成されているので、両者が当接する際のトルクの上昇を極力抑えることができ、キャップの開閉作業に影響を及ぼすことがない。
本発明に従うキャップ付き容器の第一実施形態を示す、側面視での部分断面図である。 図1に示すキャップを取り外した後、外層体の口部に櫛付きノズルを装着した状態を示す側面図である。 本発明に従うキャップ付き容器の第二実施形態を示す、側面視での部分断面図である。
以下、図1を参照して、本発明に従うキャップ付き容器の第一実施形態について説明する。なお、本明細書において、「上」方向、「下」方向とは、図1に示すように容器本体(符号1)が下方に位置し、キャップ(符号4A)が上方に位置する状態での向きをいう。
本実施形態のキャップ付き容器は、容器本体1(外層体2と内層体3で構成される)、キャップ4A、パッキン5を備えている。
外層体2は、筒状の口部2aと、口部2aに一体につながる胴部2bと、胴部2bの下端を閉鎖する底部2c(図2参照)を備えている。本実施形態の外層体2は合成樹脂製であって、胴部2bは可撓性を有している。
口部2aは、上方に位置する上部筒状壁2a1を備えている。上部筒状壁2a1の下端には、下方に向かうにつれて径方向外側へ延在する連結部(上部連結部)2a2が一体につながっており、上部連結部2a2の外縁には、上部筒状壁2a1よりも大径になる下部筒状壁2a3が一体につながっている。更に下部筒状壁2a3の下端には、下方に向かうにつれて径方向外側へ延在する連結部(下部連結部)2a4が設けられている。
また口部2aは、上部筒状壁2a1を貫く貫通孔(通気口)2a5と、上部筒状壁2a1の外周面に設けられる雄ねじ部2a6を備えている。また通気口2a5を設けた部位には、上下方向に延在して雄ねじ部2a6を分断する切欠き2a7が設けられている。
胴部2bは、下部連結部2a4の外縁に一体につながって下方に向けて拡径しながら延在する肩部2b1を備えている。肩部2b1の下端には、図2に示すように下方に向けて略同一の外径で延在する胴部本体2b2が一体につながっていて、胴部本体2b2の下端には、底部2cが一体につながっている。
内層体3は、その内側に内容物を収容可能な充填空間Sを備えている。本実施形態の内層体3は、薄肉の合成樹脂製であって、減容変形可能に設けられている。
本実施形態における外層体2と内層体3は、相互に相溶性が低い合成樹脂を剥離可能に積層させたものである。外層体2Aを構成する合成樹脂としては、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)や高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)をはじめとするポリエチレン樹脂(PE)を採用することができる。また内層体3を構成する合成樹脂としては、ナイロン樹脂(PA)、エチレンビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)、変性ポリオレフィン樹脂(例えば三井化学株式会社製「アドマー」(登録商標)等)を採用することができる。なお内層体3は、これらの樹脂が単体で構成されるものの他、複数層で構成されるものも採用することができる。複数層になる内層体3として、例えば2層の場合を例示すると、内側層(内容物に接する側の層)を変性ポリオレフィン樹脂で構成し、外側層(外層体2Aに面する側の層)をナイロン樹脂(PA)やエチレンビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)で構成したものを採用することができる。このような外層体2と内層体3は、外層体2を形成する合成樹脂素材と内層体3を形成する合成樹脂素材とが積層されたパリソンを、ブロー成形することによって得ることができるが、他にも、外層体2の合成樹脂素材と内層体3の合成樹脂素材とを積層させた試験管状のプリフォームを準備し、このプリフォームを2軸延伸ブロー成形して形成することや、外層体及び内層体を個別に形成し、その後、内層体を外層体の内側に配置したものも用いることができる。また、図示は省略するが、外層体2と内層体3との間に、縦方向に延在して外層体2と内層体3とを部分的に接合する、1本或いは複数本の接着帯を設けてもよい。
キャップ4Aは、例えばポリプロピレン等の合成樹脂(以下、硬質材と称することもある)で形成されていて、上部筒状壁2a1の上方に位置する平板状の天壁4aと、天壁4aの外縁から下方へ向けて延在して口部2aを囲繞し、全体として筒状になる外周壁4bとを備えている。
外周壁4bは、天壁4aの外縁に連結する上部外周壁4b1と、上部外周壁4b1の下端から径方向外側に向けて延在する連結部4b2と、連結部4b2の外縁に一体につながるとともに下方に向けて延在する下部外周壁4b3とを備えている。また、上部外周壁4b1の内周面には、雄ねじ部2a6に適合する雌ねじ部4b4が設けられている。また、図1の拡大図に示すように下部外周壁4b3の内周面には、径方向内側に向けて突出する突起4b5が設けられている。
更にキャップ4Aは、下部外周壁4b3の径方向内側において、下部外周壁4b3から間隔をあけて配置される弾性片4cを備えている。本実施形態の弾性片4cは、天壁4a及び外周壁4bとは別異の部材であって、前述のポリプロピレン等よりも硬度が低い軟質材(例えばゴムやエラストマー等)で形成されている。また弾性片4cは、その上端に一体につながるとともに径方向外側に向けて延在し、突起4b5に係合するフランジ部4dを備えていて、下部外周壁4b3に対して抜け止め保持されている。更に弾性片4cの内周面には、図1の拡大図に示すように、径方向内側に向けて突出する凸部4eが設けられている。
パッキン5は、平板状に形成されていて、キャップ4Aの内側に取り付けられている。そして、外層体2にキャップ4Aをねじ込むことで、上部筒状壁2a1の上面と天壁4aの下面との間で挟持されて充填空間Sを密閉することができる。
このように構成されるキャップ付き容器は、外層体2にキャップ4Aを装着するべく口部2aに対してキャップ4Aを回転させると、締め付けが終了するねじ込み終了域において、弾性片4cの凸部4eが下部筒状壁2a3の外周面に気密に当接し、更に弾性片4cが径方向外側に撓むようにしている。これにより、通気口2a5と外界との空気の流れを遮断することができるため、内容物の水分や揮散成分が内層体3を透過することがあっても、これらが外界に放出されることがない。このため、透過した水分や揮散成分は外層体と内層体との間に滞留することになり、ここでの濃度が高まるため、新たな水分や揮散成分の透過を抑制することができる。ここで、凸部4eと下部筒状壁2a3との当接はねじ込み終了域で生じるようにしており、また弾性片4cは径方向外側へ撓むうえに軟質材で構成されているので、両者が当接する際のトルクの上昇を極力抑えることができる。すなわち、キャップ4Aを回転させる際に力が過度に必要になることがない。なお、外層体2とキャップ4Aによって水分や揮散成分の透過を抑えているため、内層体3としては比較的ガスバリア性の低い安価な材料を用いてコストを抑えることも可能であるが、減容変形に影響を与えない程度に内層体3の厚みを厚くしたり、内層体3に高いバリア性をもつ材料(例えば耐水分透過性を持つ変性ポリオレフィン樹脂や耐酸素透過性を持つEVOH等)を採用したりすることによって、内容物の濃度変化や内容物の減量を抑える効果を更に高めることが可能である。
なお、本実施形態のキャップ付き容器は、キャップ4Aを取り外した後、例えば図2に示すような櫛付きノズル6を口部2aに装着して使用されるが、用途に応じて種々のノズルを装着して使用することができる。
次に、本発明に従うキャップ付き容器の第二実施形態について図3を参照しながら説明する。なお以下の説明において、上述した第一実施形態と共通する機能を有する部分については、図面に同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のキャップ付き容器は、第一実施形態のキャップ4Aに換えてキャップ4Bを備えている。キャップ4Bは、硬質材で形成されるとともに内周面側に位置する内側部分4fと、軟質材で形成されるとともに外周面側に位置する外側部分4gとで構成される2層構造になっている。また本実施形態のキャップ4Bは、インサート成形や2色成形によって、内側部分4fと外側部分4gを一体的に設けている。
内側部分4fは、上部筒状壁2a1の上方に位置する内側天壁4f1と、内側天壁4f1の外縁に一体につながるとともに下方に向けて延在する上部内側外周壁4f2と、上部内側外周壁4f2よりも薄肉であって、且つ上部内側外周壁4f2の下端に一体につながるとともに下方に向けて延在する下部内側外周壁4f3とを備えている。また内側天壁4f1の内周面には、雄ねじ部2a6に適合する雌ねじ部4f4が設けられている。
外側部分4gは、内側天壁4f1を覆う外側天壁4g1と、外側天壁4g1の外縁に一体につながるとともに上部内側外周壁4f2及び下部内側外周壁4f3を取り囲む外側外周壁4g2を備えている。また外側外周壁4g2の下端には、下方に向けて延在する弾性片4g3が一体につながっている。また弾性片4g3の内周面には、図3の拡大図に示すように、径方向内側に向かって突出する凸部4g4が設けられている。
本実施形態のキャップ付き容器は、口部2aに対してキャップ4Bを回転させると、図3の拡大図に示すように弾性片4g3の凸部4g4が肩部2b1の外周面に気密に当接する。すなわち、本実施形態のキャップ付き容器でも、先に述べたものと同様に内容物の濃度変化や内容物の減量を抑制することができる。また弾性片4g3は径方向外側へ撓むうえに軟質材で構成されているので、本実施形態においてもキャップ4Bを回転させる際に力が過度に必要になることがない。
本発明に従うキャップ付き容器は、これまでに述べた実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更がなされたものも含まれる。例えば図1に示すキャップ4Aにおいては、インサート成形や2色成形の技術を適用して天壁4a及び外周壁4bと弾性片4cとを一体的に形成してもよいし、図3に示すキャップ4Bにおいては、別々に形成した内側部分4fと外側部分4gを準備し、これらを嵌め合わせて構成するようにしてもよい。
1:容器本体
2:外層体
2a:口部
2a1:上部筒状壁
2a2:上部連結部
2a3:下部筒状壁
2a4:下部連結部
2a5:通気口
2a6:雄ねじ部
2a7:切欠き
2b:胴部
2b1:肩部
2b2:胴部本体
2c:底部
3:内層体
4A、4B:キャップ
4a:天壁
4b:外周壁
4b1:上部外周壁
4b2:連結部
4b3:下部外周壁
4b4:雌ねじ部
4b5:突起
4c:弾性片
4d:フランジ部
4e:凸部
4f:内側部分
4f1:内側天壁
4f2:上部内側外周壁
4f3:下部内側外周壁
4f4:雌ねじ部
4g:外側部分
4g1:外側天壁
4g2:外側外周壁
4g3:弾性片
4g4:凸部
5:パッキン
6:櫛付きノズル
S:充填空間

Claims (2)

  1. 筒状の口部及び該口部に一体につながる胴部を有するとともに該口部を貫く通気口及び該口部の外周面に雄ねじ部を有する外層体と、内容物を収容可能な充填空間を有し該内容物を抽出させるに伴って該通気口から該外層体との相互間に空気を導入して減容変形する内層体とを備える容器本体と、
    前記口部を囲繞する外周壁に前記雄ねじ部に適合する雌ねじ部を有し該口部にねじ込まれて前記充填空間を閉鎖するキャップと、を備えるキャップ付き容器であって、
    前記キャップは、硬質材と該硬質材よりも硬度が低い軟質材とを含むものであり、
    前記外周壁は、前記キャップのねじ込み終了域において前記口部或いは前記胴部に当接して径方向外側へ撓みつつ前記通気口と外界との空気の流れを遮断する弾性片を有し、該弾性片は、前記軟質材で構成されており、
    前記キャップは、前記雌ねじ部を有するとともに前記硬質材で構成される内側部と、前記弾性片を有するとともに前記軟質材で構成される外側部とを有し、該弾性片は、前記キャップのねじ込み終了域において前記胴部に当接するキャップ付き容器。
  2. 筒状の口部及び該口部に一体につながる胴部を有するとともに該口部を貫く通気口及び該口部の外周面に雄ねじ部を有する外層体と、内容物を収容可能な充填空間を有し該内容物を抽出させるに伴って該通気口から該外層体との相互間に空気を導入して減容変形する内層体とを備える容器本体と、
    前記口部を囲繞する外周壁に前記雄ねじ部に適合する雌ねじ部を有し該口部にねじ込まれて前記充填空間を閉鎖するキャップと、を備えるキャップ付き容器であって、
    前記キャップは、硬質材と該硬質材よりも硬度が低い軟質材とを含むものであり、
    前記外周壁は前記硬質材により構成されると共に、前記キャップのねじ込み終了域において前記口部或いは前記胴部に当接して径方向外側へ撓みつつ前記通気口と外界との空気の流れを遮断する弾性片を有し、該弾性片は、前記軟質材により構成されて、前記外周壁に抜け止め保持されており
    前記弾性片は、前記外周壁の径方向内側において該外周壁から間隔をあけて設けられ前記キャップのねじ込み終了域において前記口部に当接するものであり、
    前記弾性片が前記口部に当接して径方向外側へ撓んだときに、前記弾性片の下端と前記外周壁の下端とは当接せず、互いに離間しているキャップ付き容器。
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