JP6691156B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び物品提供システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び物品提供システム Download PDF

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Description

本発明は、店舗に関する処理を実行可能な情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び物品提供システムに関する。
従来、商品を積載して街中を巡回する移動店舗に関する技術が開発されていた。特許文献1には、電気を駆動源とした自動運転可能な移動体を、商品を積載して街中を巡回する移動店舗として運行させる交通システムに関する技術が開示されている。特許文献1に記載の交通システムは、移動体を自動運転させるものであって、当該移動体は移動店舗として利用され、各種情報(ユーザ需要情報やイベント情報、道路情報)から予め作成された巡回スケジュールに基づいて、当該移動体の配車を決定するものである。そして、特許文献1には、移動体が決済情報送信手段を備え、決済情報、商品積載情報の送受信が自動化することにより、販売員が同乗しない自動販売機型の無人移動店舗を構築することも開示されている。
また、特許文献1に記載の交通システムでは、移動体を移動店舗として利用する際に、オーナが当該移動体に対して商品を積み込むことや、顧客が移動体である店舗前に長蛇の列をなし商品の不足が懸念される場合には、別の移動体を配車してもらい、自己の倉庫等から商品を補充するようにしてもよいことも開示されている。
特開2015―069594号公報
ここで、無人店舗においては、ユーザに商品を提供するために、無人店舗内の商品補充を柔軟かつ適切に行うことが重要となる。しかしながら、特許文献1に記載の交通システムでは、予め作成された巡回スケジュールに基づいて移動体が配車されるため、ある商品の在庫が切れたとしても、当該巡回スケジュールに従って移動することを強いられ、商品補充を柔軟に行うことはできない。また、顧客が店舗前に長蛇の列をなした後で、他の移動体を用いて商品補充を行ったのでは、商品補充の前に在庫が切れてしまうおそれがあり、適切な商品補充を行うことはできない。
そこで、本発明は、上述のような問題に鑑み、店舗において、柔軟かつ適切な商品補充を可能とする情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び物品提供システムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態における情報処理装置は、店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付部と、在庫状況に基づいて、店舗の在庫状態を決定する決定部と、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、商品の補充のタイミングを設定する設定部と、商品に関する情報と、補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知部と、を備える。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、決定部は、在庫状況に基づいて、第1の在庫状態、又は、商品の在庫が十分であることを示す第2の在庫状態のいずれかに決定することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、決定部は、店舗の複数の商品の総在庫量が、第1所定量以下である場合に、第1の在庫状態と決定することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、決定部は、店舗に配列された複数の商品のうちの所定の商品の在庫量が、第2所定量以下である場合に、所定の商品に対して第1の在庫状態と決定することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、決定部は、店舗に配列された複数の商品のうちの所定の商品の賞味期限が、所定日数以下である場合に、所定の商品に対して第1の在庫状態と決定することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、設定部は、設置場所の周辺における、人の流れを示す人流データ、所定のイベントの開催データ、及び、天候データの少なくとも1つを含む所定の情報に基づいて、タイミングを設定することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、店舗内の商品が陳列された陳列場所において、陳列場所に対する商品の圧力を計測可能な圧力シート、及び、陳列場所における商品の重量を計測可能な重力センサの少なくとも一方を用いて、商品の在庫状況を判定する物品判定部をさらに備え、受付部は、物品判定部によって判定された在庫状況を受け付けることを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、店舗内における商品の決済に関する決済情報を記憶する記憶部をさらに備え、受付部は、決済情報に基づいて判定された在庫状況を受け付けることを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、店舗は、移動手段を備えた移動可能な移動店舗であって、通知部は、移動店舗を商品の補充が可能な補充場所まで、補充のタイミングに移動させるための制御信号を、移動手段に対して通知することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理方法は、店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付ステップと、在庫状況に基づいて、店舗の在庫状態を決定する決定ステップと、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、商品の補充のタイミングを設定する設定ステップと、商品に関する情報と、補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知ステップと、を含む。
本発明の一実施形態におけるプログラムは、コンピュータに、店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付機能と、在庫状況に基づいて、店舗の在庫状態を決定する決定機能と、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、商品の補充のタイミングを設定する設定機能と、商品に関する情報と、補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知機能と、を実行させることを特徴とする。
本発明の一実施形態における物品提供システムは、商品を販売する複数の店舗と、複数の店舗を管理する情報処理装置と、を含み、情報処理装置は、店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付部と、在庫状況に基づいて、店舗の在庫状態を決定する決定部と、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、商品の補充のタイミングを設定する設定部と、商品に関する情報と、補充のタイミングとを対応付けた補充情報を、店舗又は商品の補充を行う補充者が保持する端末の少なくとも一方に通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、店舗において、柔軟かつ適切な商品補充を可能とする情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び物品提供システムを提供できる。
本発明の第1の実施形態における物品提供システム構成の概略図である。 本発明の第1の実施形態によるサーバ(情報処理装置)のブロック図である。 本発明の第1の実施形態における端末装置のブロック図である。 本発明の第1の実施形態における店舗内の構成例を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態における店舗内を上部からみた概略平面図である。 本発明の第1の実施形態における商品の購入処理を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における商品の決済処理を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態におけるサーバの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるサーバ(情報処理装置)のブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるサーバの動作例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、諸図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態において、サーバ(情報処理装置)は、店舗から所定の周期で商品の在庫状況を受け付け、当該在庫状況に基づき店舗の在庫状態を決定する。例えば、サーバは、店舗の在庫状態を、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態、又は、商品の在庫が十分であることを示す第2の在庫状態のいずれかに決定する。
そして、サーバは、第1の在庫状態であると決定された場合、店舗の設置場所に関する所定の情報に基づき、商品の補充のタイミングを設定する。店舗の設置場所に関する所定の情報は、例えば、設置場所の周辺における、人の流れを示す人流データや、所定のイベントの開催データ、天候データなどである。サーバは、これら所定の情報に基づいて、店舗に対する商品の補充を、適切なタイミングで実行させることができる。そのため、本発明の第1の実施形態では、無人店舗を含む店舗において、柔軟かつ適切な商品補充が可能となる。
(物品提供システムの構成)
図1は、本発明の第1の実施形態による物品提供システム構成の概略図である。物品提供システム500は、物品を提供する管理人がその場に存在しなくても、ユーザ400による物品の取得・購入が可能なサービスのシステムである。これ以降、一例として、物品の提供が、図1に示すような、商品を販売する販売員や店員が存在しない無人店舗である態様について説明する。物品提供システム500は、図1に示すように、サーバ(情報処理装置)100、店舗200、端末装置300、ネットワークNETを少なくとも含む。
サーバ100は、ネットワークNETを介して店舗200、端末装置300と接続される。サーバ100は、図1では2つ示してあるが、より多くの複数のサーバ群として実現されてもよいし、単独で実現されてもよい。また、図1では、サーバ100は、店舗200とは異なる装置として記載されているが、サーバ100は、店舗200内に店舗装置(図示しない)として設けられてもよい。この場合、サーバ100は、設けられた店舗200を管理する装置として機能してもよいし、一の店舗200に設けられたサーバ100が、当該一の店舗200に加えて、他の店舗200を管理する装置として機能してもよい。
店舗200には、複数の商品(物品)が商品棚(陳列場所)に陳列されている。詳細は後述するが、店舗200でユーザ400が購入する商品の決済は、ネットワークNETを介して、サーバ100又は所定の決済サービスによって行われる。
なお、店舗200は、店舗200に例えば車輪等の移動手段が設けられ、店舗200が移動可能であってもよい。この場合、店舗200は、自動運転により移動可能であってもよい。また、店舗200は、店舗用に特化した自動車や、店舗として利用可能な自動車であってもよい。また、店舗200は、大型の自動車の荷台に載置されてもよい。また、店舗200は、牽引車などの自動車に連結されてもよい。この場合、店舗200部分を連結可能な自動車は、複数の店舗200を連結するように構成されてもよい。店舗200としての自動車や、店舗200を載置又は連結した自動車は、自動運転により移動可能であってもよい。
端末装置300は、ユーザ400に関連付けられており、図1ではスマートフォンを示してあるが、タブレット、ウェアラブル端末(眼鏡型、腕時計型、ヘッドセット型等)といった、ネットワークへ接続可能な端末装置であればどのようなものでもよい。また、図1において、説明を簡単にするために端末装置300は1台のみ示してあるが、これ以上存在してもよいことは言うまでもない。すなわち、店舗200に入場するユーザが複数いてもよい。これ以降、ユーザが複数存在して区別する必要がある場合、ユーザ400A,400Bとし、各ユーザに関連付けられた端末装置を300A,300B等と表記する。なお、端末装置300には、サービス側が提供し、店舗200を利用するためのアプリケーションソフト(以降、「アプリ」とも称する)がダウンロードされていることが好ましい。また、端末装置300と、店舗200に備えられた所定の通信装置との間では、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy)を用いたビーコン信号、RFID(Radio Frequency IDentifier)規格や超音波、赤外線通信等の、近距離無線通信が行われてもよい。
ネットワークNETは、サーバ100や店舗200、端末装置300を相互に接続させるためのネットワークであり、例えば、無線ネットワークや有線ネットワークである。具体的には、ネットワークNETは、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMA(code division multiple access)、WCDMA(登録商標)などである。
なお、ネットワークNETは、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、光回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線、衛星通信網などであってもよく、どのようなネットワークであってもよい。また、ネットワークNETは、これらの組み合わせであってもよい。また、ネットワークNETは、これらの例を組み合わせた複数の異なるネットワークを含むものであってもよい。例えば、ネットワークNETは、LTEによる無線ネットワークと、閉域網であるイントラネットなどの有線ネットワークとを含むものであってもよい。
また、ネットワークNET、例えば、NB−IoT(Narrow Band IoT)や、eMTC(enhanced Machine Type Communication)であってもよい。なお、NB−IoTやeMTCは、IoT向けの無線通信方式であり、低コスト、低消費電力で長距離通信が可能なネットワークである。
また、ネットワークNETと、店舗200との間のネットワークは、V2X(Vehicle to Everything:車車間通信又は路車間通信)に用いられる通信ネットワークであってもよい。V2Xは、例えば、自動車と自動車(車車間)、又は、自動車と信号機や道路標識などのインフラ(路車間)が、直接相互に通信する通信方式である。また、複数の店舗200がV2Xにより相互に接続され、当該複数の店舗200のうちの少なくとも1つが、インターネットなどのネットワークNETとの通信を実行し、他の店舗200は当該少なくとも1つの店舗200を介して、当該ネットワークNETと通信してもよい。
(サーバ(情報処理装置)の構成)
図2は、本発明の第1の実施形態におけるサーバ(情報処理装置)100のブロック図である。図2に示すように、サーバ100は、制御部110、通信部120及び記憶部130を備える。
制御部110は、サーバ100の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部110は、店舗内の商品の購入に関する処理を実行する購入処理部140と、商品の在庫に関する処理を実行する補充処理部150を備える。
購入処理部140は、取得部141、検出部142、物品判定部143、ユーザ判定部144、決済部145、制限部146、設定部147及び表示出力部148を備える。取得部141は、所定の空間に入場したユーザに関連付けられた識別情報を取得する。なお、取得部141は、所定の空間に入場したユーザに関連付けられた識別情報を、記憶部130に記憶された識別情報から取得してもよい。または、設定部147によって、所定の空間に入場するユーザに対し、一時的な識別情報が設定され、取得部141は、当該一時的な識別情報を取得してもよい。
検出部142は、所定の空間に入場したユーザの、当該所定の空間における少なくとも歩行軌跡を検出する。物品判定部143は、所定の空間の商品が陳列された陳列場所において、所定の変化が発生したか否かを判定する。なお、物品判定部143は、商品が陳列された陳列場所において、変化後の重量が、変化前と比較して小さくなった場合に、所定の変化が発生したと判定する。または、物品判定部143は、商品が陳列された陳列場所において、陳列された商品群の変化後の形状が、変化前と比較して小さくなった場合に、所定の変化が発生したと判定する。ユーザ判定部144は、物品判定部によって所定の変化が発生したと判定された陳列場所と、歩行軌跡とに基づいて、所定の変化が発生したと判定された陳列場所に陳列された商品の決済に関する決済情報に対応付ける識別情報を判定する。なお、ユーザ判定部144は、歩行軌跡のうち、所定の変化が発生した際の位置が、所定の変化が発生したと判定された陳列場所から所定範囲内にあるユーザに対応付けられた識別情報を、所定の変化が発生したと判定された陳列場所に陳列された商品の決済に関する決済情報に対応付ける識別情報として判定する。決済部145は、識別情報に対応付けられた決済情報に基づく決済を実行する。
制限部146は、所定の空間への入退場を制限する制限手段を制御する。また、制限部146は、決済部145によって決済が実行された識別情報に関連付けられたユーザの、所定の空間からの退場の制限を解除するように、制限手段を制御する。表示出力部148は、識別情報に対応付けられた決済情報を、当該決済情報が関連付けられた識別情報に対応する端末装置の表示部へ表示させるための表示情報を出力する。
補充処理部150は、受付部151、決定部152、設定部153、通知部154を備える。受付部151は、店舗200の商品の在庫状況を受け付ける。商品の在庫状況は、例えば、購入処理部140の物品判定部143によって判定される。物品判定部143は、店舗内の商品が陳列された陳列場所において、陳列場所に対する商品の圧力を計測可能な圧力シート、及び、陳列場所における商品の重量を計測可能な重力センサの少なくとも一方を用いて、商品の在庫状況を判定する。商品の在庫状況は、例えば、店舗200内の商品の総在庫量(商品の総量や総個数)である。また、商品の在庫状況は、店舗200内の複数の商品のうちの所定の商品の在庫量(商品の重さや個数)であってもよい。また、商品の在庫状況は、店舗200内の複数の商品のうちの、所定の商品の賞味期限であってもよい。なお、商品の在庫状況は、店舗200内の商品に関する情報であれば、どのような情報であってもよい。
また、受付部151は、決済情報に基づいて判定された在庫状況を受け付けてもよい。決済情報は、店舗200において購入された商品に関する情報を含む。商品が購入されれば、店舗200内の商品の在庫は減少するから、決済情報を用いることによって、店舗200内の商品の在庫状況を算出することができる。
決定部152は、受付部151が受け付けた在庫状況に基づいて、店舗200の在庫状態(フェーズ)を決定する。決定部152は、店舗200の在庫状態として、当該店舗200の在庫状況に基づいて、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態、又は、前記商品の在庫が十分であることを示す第2の在庫状態のいずれかに決定する。なお、決定部152が決定する店舗200の在庫状態は、2つに限られず、3以上の在庫状態のいずれかに決定してもよい。
決定部152は、店舗の商品に関する情報をAとし、予め定められた閾値をBとした場合に、「AがBである場合に、所定の在庫状態にする」というロジックに基づいて、店舗の在庫状態を決定する。例えば、決定部152は、店舗200の商品の総在庫量(A)が、第1所定量以下(B)である場合に、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態と決定する。第1所定量は、例えば、店舗200内に配列(配架)可能な商品の最大量に対する割合で示され、具体的には、当該最大量の30%などで示される。なお、第1所定量は、店舗200内に配列(配架)可能な商品の最大量の30%に限られず、当該最大量の50%や20%など、どのような割合であってもよい。また、第1所定量は、商品の個数で示されてもよく、例えば100個や50個などであってもよい。また、第1所定量は、商品の重さで示されてもよく、例えば500[kg]や1[t]などであってもよい。なお、第1所定量は、これらの例に限られず、どのような単位で示されてもよい。
また、第1所定量は、店舗200に設置される商品棚ごとに、設定されてもよい。第1所定量は、例えば、商品棚に配列(配架)可能な商品の最大量に対する割合で示され、具体的には、当該最大量の30%などで示される。この場合、決定部152は、商品棚ごとに、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態、又は、商品の在庫が十分であることを示す第2の在庫状態のいずれかに決定してもよい。なお、第1所定量は、商品棚ごとに、商品の個数や重さなどで示されてもよい。
決定部152は、店舗200に配列(配架)された複数の商品ごとに、在庫不足を示す第1の在庫状態、又は、在庫が十分であることを示す第2の在庫状態のいずれかに決定してもよい。具体的には、決定部152は、店舗200に配列(配架)された複数の商品のうちの所定の商品の在庫量(A)が第2所定量以下(B)である場合に、当該所定の商品に対して、在庫不足を示す第1の在庫状態と決定する。一方、決定部152は、所定の商品の在庫量が第2所定量より大きい場合、当該所定の商品に対して、在庫が十分であることを示す第2の在庫状態と決定する。なお、第2所定量は、例えば、店舗200内に配列(配架)可能な所定の商品の最大量に対する割合で示され、具体的には、当該最大量の30%などで示される。なお、第2所定量は、商品の個数や商品の重さで示されてもよい。
また、決定部152は、所定の商品の賞味期限に基づいて、当該所定の商品について、在庫不足を示す第1の在庫状態、又は、在庫が十分であることを示す第2の在庫状態のいずれかに決定してもよい。具体的には、決定部152は、所定の商品の賞味期限(A)が所定日数以下(B)である場合に、当該所定の商品に対して、在庫不足を示す第1の在庫状態と決定する。一方、決定部152は、所定の商品の賞味期限が所定日数以下である場合、当該所定の商品に対して、在庫が十分であることを示す第2の在庫状態と決定する。所定日数は、商品ごとに設定され、例えば、3日や1週間などである。
なお、決定部152は、上記で例示した複数の判断基準を組み合わせて、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態、又は、商品の在庫が十分であることを示す第2の在庫状態のいずれかに決定してもよい。例えば、決定部152は、所定の商品の在庫量が第2所定量以下、又は、賞味期限が所定日数以下である場合に、当該所定の商品に対して、在庫不足を示す第1の在庫状態と決定してもよい。
設定部153は、決定部152によって商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、店舗200の設置場所に関する所定の情報に基づいて、商品の補充のタイミングを設定する。設定部153は、例えば、人の流れを示す人流データ、所定のイベントの開催データ、及び、天候データの少なくとも1つを含む所定の情報に基づいて、商品の補充のタイミングを設定する。店舗200の設置場所に関する所定の情報は、例えば、受付部151により受け付ける。
所定の情報に含まれる人流データは、店舗200の設置場所周辺の人の移動の動き(人の行動)を示すデータである。また、人流データは、店舗200の設置場所周辺のある地点における、単位時間当たりの通過人数や、時間帯ごとの通過人数を含んでいてもよい。なお、人流データは、店舗200の設置場所周辺における人口密度や、時間帯ごとの人口密度の変化、住民の属性(年齢や性別、家族構成など)などに関する情報を含んでいてもよい。
設定部153は、人流データに基づいて、店舗200に対するユーザの入店が少ない時間帯を特定し、特定した時間帯を商品の補充のタイミングとして設定することで、ユーザが店舗200を利用できない状況を低減することが可能となる。また、設定部153は、人流データに基づいて、店舗200に対するユーザの入店が多い時間帯を特定し、特定した時間帯より前に商品補充のタイミングを設定することで、ユーザが多く利用する時間帯の前に商品を補充し、商品の在庫切れを低減することが可能となる。
また、所定の情報に含まれる所定のイベントの開催データは、例えば、店舗200の設置場所周辺における、所定のイベントに関する情報であり、例えば、コンサートや花火大会、祭り、スポーツの試合、フリーマーケット、各種資格試験や教育機関の入学試験など、多数の人が集まるイベントに関し、その開催場所や開催日時、開催期間などの情報である。
設定部153は、所定のイベントの開催データに基づいて、イベントの開催の前後の時間帯を特定し、特定した時間帯以外の時間帯を商品の補充のタイミングとして設定することで、イベントに参加するユーザが店舗200を利用できない状況を低減することが可能となる。また、設定部153は、人流データに基づいて、イベントが開催される時間帯より前に商品補充のタイミングを設定することで、イベントに参加するユーザが利用する前に商品を補充し、商品の在庫切れを低減することが可能となる。
また、設定部153は、天候データに基づいて、例えば、降雨が予想される時間帯を特定し、特定した時間帯以外の時間帯を商品の補充のタイミングとして設定することができる。例えば、昼食の時間帯に降雨が予想されている場合には、外出するよりも、店舗で昼食を購入するユーザが増えるため、そのような時間帯以外を商品の補充のタイミングとすることによって、ユーザが店舗200を利用できない状況を低減することが可能となる。
上記の通り、商品の在庫切れを低減することや、ユーザが店舗200を利用できない状況を低減することが可能であるため、店舗200における商品販売の機会喪失を抑制でき、当該店舗200の売り上げを向上させることが可能となる。
通知部154は、商品に関する情報と、補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する。通知部154は、例えば、店舗200の商品を補充する補充担当者が保持する端末装置(図示していない)に対して、補充情報を通知する。また、通知部154は、例えば、補充するための商品を格納している倉庫や建物などに備わる所定の装置(図示していない)に対して、補充情報を通知してもよい。また、通知部154は、例えば、サーバ100が店舗200外にある場合、店舗200に対して、補充情報を通知してもよい。
ここで、上述したように、店舗200に例えば車輪等の移動手段が設けられ、店舗200が移動可能であってもよい。この場合、店舗200は、自動運転により移動可能であってもよい。店舗200は、自動運転により移動可能な場合、設定部153によって設定されたタイミングで、補充するための商品が保管されている場所(倉庫や建物など)まで自動的に移動し、商品の補充が可能であってもよい。
設定部153は、例えば、店舗200の現在位置から、補充するための商品が保管されている場所(倉庫や建物など)までの経路を、地図情報を用いて探索してもよい。また、設定部153は、探索した経路を移動するために要する時間を計算し、店舗200が、設定したタイミングに、補充するための商品が保管されている場所(倉庫や建物など)に到着するように、当該店舗200を経路に沿って自動運転させてもよい。なお、設定部153が経路を探索する必要はなく、店舗200に備わるカーナビゲーションシステム(図示しない)によって、当該経路を探索してもよい。
また、店舗200が大型の自動車の荷台に載置されている場合や、牽引車などの自動車に連結されている場合には、設定部153は、当該自動車に対して、探索した経路を通知してもよい。この場合、自動車は、通知された経路に沿って、自動運転してもよい。
通信部120は、受信部121及び送信部122を備え、制御部110からの指示に従って、ネットワークNETを介して、店舗200又は端末装置300との通信(各種データの送受信)を実行する機能を有する。これらの通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。
記憶部130は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなど各種の記録媒体により実現され、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラム及びデータを記憶する機能を有する。記憶部130は、ユーザ判定部144によって判定された識別情報毎に、当該識別情報に対応付けられた少なくとも1の決済情報を記憶(格納)する。また、記憶部130は、ユーザに関連付けられた識別情報を予め記憶してもよいし、識別情報毎に、決済方式や決済に利用する決済サービスを示す情報を関連付けて記憶してもよい。また、記憶部130には、どの商品が商品棚のどの位置に陳列されているかを示す情報が記憶されている。
(端末装置の構成)
次に、端末装置300について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態における端末装置300のブロック図である。図3に示すように、端末装置300は、制御部310、通信部320、記憶部330、入力受付部340、表示部350、音声インタフェース(I/F)360及びスピーカ370を備える。
通信部320は、受信部321及び送信部322を備え、ネットワークNETを介して、サーバ100との、又は、店舗200に設置された通信手段との通信を実行する機能を有する。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。また、通信部320は、店舗200に設置された認証機器95とのデータのやり取りに用いられてもよい。
記憶部330は、端末装置300が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。例えば、記憶部330には、本実施形態に係るサービスを享受するのに必要なアプリのプログラム等の情報が含まれる。なお、記憶部330は、例えば、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記録媒体により実現される。
入力受付部340は、ユーザ400からの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を、
制御部310に伝達する。端末装置300において、入力受付部340は、タッチパネルなどにより実現され、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出し、接触位置の座標を情報処理部311に伝達する。本実施形態において、入力受付部340は、ユーザによる購入商品の選択や、決済の要求を受け付ける。
制御部310は、端末装置300の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部310は、情報処理部311、表示処理部312及び判定部313を含む。情報処理部311は、入力受付部340から入力された情報にしたがって、通信部320からサーバ100に情報を送信するように制御する機能を有する。また、情報処理部311は、通信部320でサーバ100から受信した情報を、表示処理部312に伝達する機能も有する。表示処理部312は、情報処理部311から伝達された表示用のデータを画素情報に変換し、表示部350のフレームバッファに書き込む機能を有する。
表示部350は、表示処理部312によりフレームバッファに書き込まれた表示データに従って、画像を表示する機能を有するモニタであり、典型的には液晶ディスプレイで実現される。表示部350は、ネットワークNETを介してサーバ100から受信する、決済情報を表示する。音声I/F360は、スピーカ370や図示しないイヤホンのインタフェースである。なお、音声I/F360を介して、決済情報が音声出力されてもよいし、所定の警告音が出力されてもよい。また、ユーザからの決済要求が、音声によって指示(入力)されてもよい。
(店舗の構成)
図4は、本発明の第1の実施形態における店舗200内の構成例を説明する概略図である。なお、これ以降、特に区別する必要がない場合、図において複数存在することを示す、符号のアルファベットA,B等は、省略することもある。図4に示すように、店舗200内には、商品50の陳列場所としての商品棚80が設置されている。商品棚80には、複数の種類の商品が陳列される。
また、商品棚80の各段には、重量の変化を検出する重量センサとして機能する棚圧センサ10が設けられ、商品棚80に陳列されている商品の重量が検出される。また、棚圧センサ10も、床センサ60と同様、シート状でもよいし、複数のセンサモジュールによって実現されてもよい。棚圧センサ10は、棚圧センサ10自体に積載された商品の重量を逐次計測し、計測されたデータは、所定の周期で、ネットワークNETを介してサーバ100に送信される。所定の周期は、例えば、1分や10分、1時間などどのような周期であってもよい。サーバ100の物品判定部143は、受信したデータ(すなわち、棚圧センサ10にかかる重量)に基づいて、商品の在庫状況を判定する。
また、商品棚80には、複数のTOF(Time of Flight)センサ20を設けて、商品棚の奥行き方向を測距してもよい。このTOFセンサ20により、商品群の形状の変化を検出することができる。すなわち、TOFセンサ20は、商品棚の奥行き方向に並べられた商品群を測距し、測距したデータは、物品判定部143に送信される。物品判定部143は、TOFセンサ20による測距データに基づいて、商品の個数を判定し、商品の在庫状況としてもよい。
なお、本発明の第1の実施形態において、各センサを用いて商品棚80における商品の変化を検出してもよい。商品の変化は、ユーザが商品を購入する際において、店舗200に入場したユーザがどの商品を商品棚80から取得して持っているかを判定する際に用いられる。
また、図4に示すように、店舗200の床には、ユーザ400の歩行軌跡を検出可能な床センサ60が設けられていてもよい。床センサ60は、例えば静電容量式のシート状のセンサで実現されてもよいし、床下又は床上に埋め込まれて用いられる複数のセンサモジュールで実現されてもよい。ここで、床センサ60は、店舗200に入場したユーザ400の歩行軌跡に関するデータが入力される入力手段として機能する。床センサ60に入力された歩行軌跡に関するデータは、店舗200に設けられた通信手段220から、ネットワークNETを介してサーバ100へ送信される。サーバ100の検出部142は、床センサ60から得られたデータを解析して、ユーザ400の歩行軌跡を検出することができる。
図5は、本発明の第1の実施形態における店舗200内を上部からみた概略平面図である。検出部142は、ユーザ400の店舗200内の歩行軌跡R1を、床センサ60によって取得されたデータを用いて検出する。また、物品判定部143は、商品棚80Aにおける所定の変化が発生したポイントC1を、棚圧センサ10、又は、TOFセンサ20によって取得されたデータを用いて判定する。棚圧センサ10によって取得されたデータにより、所定の変化として、商品が陳列された陳列場所において、変化後の重量が、変化前と比較して小さくなった場合が検出される。また、TOFセンサ20によって取得されたデータにより、所定の変化として、商品が陳列された陳列場所において、陳列された商品群の変化後の形状が、変化前と比較して小さくなった場合が検出される。すなわち、TOFセンサ20によって検出された距離が長くなったことを受けて、陳列場所の商品群の形状が小さくなったことを検出する。ユーザ判定部144は、ポイントC1において所定の変化が発生した際に、当該ポイントC1から所定範囲内に歩行位置P1があるユーザによって、ポイントC1に陳列されていた商品が取得されたと判定する。
なお、ユーザ判定部144による判定の精度を向上させるために、商品棚80には、視線センサ30、人感センサ40を設けてもよい。視線センサ30は、商品棚80の前方に位置するユーザ400の視線に関するデータを取得する。さらに、商品棚80と店舗200の床との間には、棚床センサ70が設けられ、商品棚80全体の重量の変化に関するデータを取得する。これら各センサによって取得されたデータも、ネットワークNETを介してサーバ100の検出部142へ送信されて、上記の判定に補助的に用いられてもよい。例えば、視線センサ30から得られるユーザの視線データに基づき、商品棚80から商品が取り除かれた際に、当該商品に着目していたユーザを抽出して、歩行軌跡と合わせて判定してもよい。また、人感センサ40から得られるデータを用いて、商品棚80の内部にユーザの手が入ったか否かを判定してもよい。
次に、店舗200における商品の購入処理について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の第1の実施形態における商品の購入処理を説明するための図である。図6の例では、端末装置300に店舗200を利用するためのアプリがインストールされている態様について説明する。なお、ユーザ400が店舗200を利用する前に、ユーザ400はサービスの利用登録を行う必要がある。ユーザが利用登録を行った場合、サーバ100の記憶部130、又は、サーバ100とは別に設けられた外部メモリ等に、サービスの利用登録を行ったユーザの識別情報が、ユーザ情報テーブルとして予め記憶されている。ユーザ情報テーブルには、識別情報(顧客ID)毎に、氏名、決済方法等が関連付けられて記憶されている。ここで、決済方法とは、ユーザによって予め指定された決済に用いる方式であって、例えば、電子マネー、クレジットカード、ネットバンキング、携帯キャリア決済等である。
図6(a)に示すように、店舗200の入口ENTには、認証機器95が設けられており、本実施形態では、ユーザ認証に成功したユーザのみが、店舗200へ入場可能である。図6(a)に示すように、ユーザ400が店舗200内に入場すると、図4を用いて説明したように、床センサ60によって、ユーザ400の歩行軌跡に関する情報が、店舗200の通信手段220から、検出部142へ送信される。なお、入口ENTの近傍、または、認証機器95の近傍に床センサを設けておき、ユーザの識別情報と、ユーザの足跡とが、店舗200への入場時に、予め対応付けて記憶部130に記憶される。また、上述のように、商品棚80に設けられた棚圧センサ10、TOFセンサ20、視線センサ30、人感センサ40から取得されるデータを用いて、物品判定部143が、商品棚80から商品が取り除かれたか否かを判定する。さらに、物品判定部143は、記憶部130に記憶された、商品棚と商品との対応に関する情報に基づき、取り除かれた商品を特定する。ユーザ判定部144は、各センサから取得されたデータに基づき、取り除かれた商品の決済に関する決済情報を対応づけるユーザ(取り除かれた商品を持っているユーザ)を判定する。そして、図6(c)に示すように、識別情報(顧客ID)に、決済情報として、取得した商品と、その金額と、合計金額とが対応付けられた決済情報テーブル131Tが、決済記憶部131に記憶される。また、図6(b)に示すように、端末装置300の表示部350には、ユーザが取得している商品の決済情報が表示される。
次に、商品の決済処理について説明する。図7は、本発明の第1の実施形態における商品の決済処理を説明するための図である。図7(a)に示すように、ユーザ400が、店舗200の決済エリア90に入ると、図7(b)に示すように、商品の決済の実行を選択させる画面DIS3が、端末装置300の表示部に表示される。これは例えば、決済記憶部131に記憶された決済情報に基づき、端末装置300に決済情報を表示させるための表示情報が、表示出力部148によって出力されることで実現される。その後、ユーザ400によって決済を実行するボタン(購入ボタン)DIS4が選択された場合、決済部145は、決済を実行させるように制御する。例えば、決済方式がクレジットカードであった場合、決済部145は、クレジット会社のサーバ(図示しない)へ、決済の要求を送信するよう送信部122を制御する。決済が完了すると(決済完了の応答を受信すると)、制限部146は、店舗200の退場を制限する制限手段(例えば、ドアの鍵)の制限を解除させる指示を送信し、店舗200の出口OUTが解錠される。また、記憶部130には、ユーザの決済履歴を記憶する決済履歴テーブル134が記憶される。
(サーバの動作例)
図8は、本発明の第1の実施形態におけるサーバ100の動作例を示すフローチャートである。なお、図8に例示するサーバ100の動作例は、サーバ100が、店舗200の商品補充のタイミングを設定する場合の動作例である。
図8に例示するように、サーバ100の受付部151が、店舗200の商品の在庫状況を受け付ける(S101)。なお、店舗200の商品の在庫状況は、物品判定部143によって判定され、受付部151に通知されたものである。
決定部152は、受付部151が受け付けた在庫状況に基づいて、店舗200の在庫状態(フェーズ)を決定する。具体的には、決定部152は、店舗の商品に関する情報が、予め定められた閾値以下か否かを判定する(S102)。そして、決定部152は、閾値以下である場合(S102のYES)、店舗200の在庫状態を、商品の在庫不足を示す第1の在庫状態と決定する(S103)。一方、決定部152は、閾値以下でない場合(S102のNO)、店舗200の在庫状態を、商品の在庫が十分であることを示す第2の在庫状態に決定する(S104)。
その後、設定部153は、第1の在庫状態であると決定された場合、店舗200の設置場所に関する所定の情報に基づいて、商品の補充のタイミングを設定する(S105)。その後、通知部154は、商品に関する情報と、補充のタイミングとを対応付けた補充情報を、店舗200や補充担当者の端末装置に通知する(S106)。一方、第2の在庫状態であると決定された場合(S104)、S101に戻る。
上記のように、本発明の第1の実施形態において、サーバ(情報処理装置)は、店舗から所定の周期で商品の在庫状況を受け付け、当該在庫状況に基づき店舗の在庫状態を決定する。そして、サーバは、第1の在庫状態であると決定された場合、店舗の設置場所に関する所定の情報に基づき、商品の補充のタイミングを設定する。店舗の設置場所に関する所定の情報は、例えば、設置場所の周辺における、人の流れを示す人流データや、所定のイベントの開催データ、天候データなどである。サーバは、これら所定の情報に基づいて、店舗に対する商品の補充を、適切なタイミングで実行させることができる。そのため、本発明の第1の実施形態では、無人店舗において、柔軟かつ適切な商品補充が可能となる。その結果、無人店舗における商品販売の機会喪失を抑制でき、当該店舗の売り上げを向上させることが可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態は、店舗の出店場所(店舗の設置場所)や出店日時が、所定の情報に基づいて決定される形態である。その結果、例えばユーザの多い場所などに、店舗を設置することによって、当該店舗を利用するユーザを増加させることができ、店舗の売り上げを向上させることが可能となる。
本発明の第2の実施形態において、店舗200は、例えば車輪等の移動手段が設けられ、移動可能である。この場合、店舗200は、自動運転により移動可能であってもよい。また、店舗200は、店舗用に特化した自動車や、店舗として利用可能な自動車であってもよい。また、店舗200は、大型の自動車の荷台に載置されてもよいし、牽引車などの自動車に連結されてもよい。なお、店舗200は、移動可能であれば、どのような形態であってもよい。
図9は、本発明の第2の実施形態によるサーバ(情報処理装置)のブロック図である。図9に例示するように、図9に示すように、サーバ100は、制御部110、通信部120及び記憶部130を備える。なお、通信部120及び記憶部130の構成例は、図2に例示する本発明の第1の実施形態における通信部120及び記憶部130と同様であるため、詳細な説明は省略する。
制御部110は、制御部110は、購入処理部140、補充処理部150、場所制御部160を備える。なお、購入処理部140、補充処理部150の構成例は、図2に例示する本発明の第1の実施形態における購入処理部140、補充処理部150と同様であるため、詳細な説明は省略する。
場所制御部160は、情報受付部161、出店決定部162、出店設定部163を備える。情報受付部161は、所定の地域における、人の流れを示す人流データや、所定のイベントの開催データなどを受け付ける。所定の地域は、例えば、行政区域や、所定の施設の周辺、所定のイベントが開催される場所の周辺などである。
人流データは、所定の地域における人の移動の動き(人の行動)を示すデータである。なお、人流データは、所定の地域の人口密度や、時間帯ごとの人口密度の変化、住民の属性(年齢や性別、家族構成など)などに関する情報を含んでいてもよい。また、人流データは、所定のイベントが開催された場合における、当該開催場所周辺の人の移動の動きを示すデータであってもよい。また、人流データは、所定のイベントが開催された際の過去数年間分の人の動きに関するデータを、統計的に処理したデータ(例えば、平均化したデータ)であってもよい。
また、情報受付部161は、ユーザの端末装置300や所定のイベントの開催者が保持する端末装置(図示しない)から、店舗200の設置場所に関する要望を受け付けてもよい。また、店舗200の設置場所に関する要望は、新規にマンションなどの建造物を建設する際のディベロッパーなどから、受け付けてもよい。店舗200の設置場所に関する要望は、例えば、店舗200を出店して欲しい場所や日時に関する情報を含む。出店して欲しい場所は、正確な場所である必要はなく、例えば「○○施設の周辺」や「△△交差点の近く」など、おおよその場所であってもよい。また、出店して欲しい場所は、地図上から選択するものであってもよい。また、出店して欲しい日時は、時刻や期間によって指定するのではなく、例えば「所定のイベント開催の前後」などと、おおよその期間であってもよい。
ユーザは、例えば、端末装置300にインストールされたアプリを用いて、店舗200の設置場所に関する要望を入力してもよい。アプリは、本実施形態に係るサービスを享受するのに必要なアプリであってもよいし、他のアプリであってもよい。また、ユーザや所定のイベントの開催者は、店舗200の設置場所に関する要望を受け付けるWEBページなどから、当該要望を入力してもよい。また、所定のイベント終了後に、ユーザやイベント開催者からアンケートの形式で収集した、店舗200があった方が良かった場所に関する情報などであってもよい。また、店舗200の設置場所に関する要望は、大雨や大雪、台風、地震などの自然災害発生時において、設置場所に加えて、必要な物資に関する情報を受け付けてもよい。
また、情報受付部161は、店舗200が移動する際に、カメラなどでセンシングした情報であってもよい。情報受付部161は、例えば、商品補充や店内清掃のために店舗200が移動する際にセンシングした、空きスペースや人口密度の高そうな場所に関する情報であってもよい。なお、情報受付部161は、複数の店舗200の各々から、カメラなどでセンシングした情報を受け付けてもよい。
出店決定部162は、所定の地域における、人の流れを示す人流データや、所定のイベントの開催データに基づいて、店舗200を出店する場所や日時を決定する。出店決定部162は、所定の地域において、単位時間当たりの通過人数が多い場所や時間帯を、店舗200を出店する場所及び日時として決定してもよい。また、出店決定部162は、所定のイベントの開催場所周辺の人流データや、所定のイベントが開催された際の過去数年間分の人の動きに関するデータに基づいて、店舗200を利用するユーザが多いと予測される地点や時間帯を特定し、店舗200を出店する場所や日時を決定してもよい。
また、出店決定部162は、ユーザやイベント開催者などから受け付けた設置場所や出店日時に関する要望に基づいて、店舗200を出店する場所や日時を決定してもよい。出店決定部162は、設置場所として要望の多かった場所や日時を特定し、店舗200を出店する場所や日時を決定してもよい。
また、出店決定部162は、店舗200が移動する際にセンシングした空きスペースや人口密度の高そうな場所に関する情報に基づいて、店舗200を出店する場所や日時を決定してもよい。また、出店決定部162は、複数の店舗200の各々から受け付けた、センシングされた情報に基づいて、空きスペースや人口密度の高そうな場所や時間帯を特定し、店舗200を出店する場所や日時を決定してもよい。
出店設定部163は、決定された店舗200を出店する場所及び日時に基づいて、店舗200の出店に関する各種設定を行う。例えば、出店設定部163は、店舗200の現在位置から、決定された出店する場所までの経路を、地図情報を用いて探索してもよい。出店設定部163は、探索した経路を移動するために要する時間を計算し、店舗200が、決定された日時に、出店する場所に到着するように、当該店舗200を経路に沿って自動運転させてもよい。
また、出店設定部163は、国や地方公共団体などの行政に対して、店舗200を出店するために提出が必要なる書類を自動的に作成してもよい。また、出店設定部163は、行政に対して、店舗200を出店するために必要となる申請を自動的に行ってもよい。また、出店設定部163は、店舗200を出店するために必要な、行政に対する用途変更に関する申請や、当該用途変更に関する書類の作成を自動的に行ってもよい。
(サーバの動作例)
図10は、本発明の第2の実施形態におけるサーバ100の動作例を示すフローチャートである。なお、図10に例示するサーバ100の動作例は、サーバ100が、店舗200の出店場所(店舗の設置場所)や出店日時を決定する場合の動作例である。
図10に例示するように、サーバ100の情報受付部161は、所定の地域における人流データや所定のイベントの開催データ、出店に関する要望、センシングされた情報など、各種情報を受け付ける(S201)。
出店決定部162は、情報受付部161が受け付けた各種情報に基づいて、店舗200を出店する場所や日時を決定する(S202)。
その後、出店設定部163は、決定された店舗200を出店する場所及び日時に基づいて、店舗200の出店に関する各種設定を行う(S203)。出店設定部163は、店舗200の現在位置から、決定された出店する場所までの経路を探索し、当該経路に沿って店舗200を移動させる。また、出店設定部163は、国や地方公共団体などの行政に対して、各種申請等を実行してもよい。
上記のように、本発明の第2の実施形態において、サーバ(情報処理装置)が、所定の地域における人流データや所定のイベントの開催データ、出店に関する要望、センシングされた情報に基づいて、出店場所や出店日時を決定する。その結果、例えばユーザの多い場所などに、店舗を設置することが可能となり、当該店舗を利用するユーザを増加させることができ、店舗の売り上げを向上させることが可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
100 サーバ(情報処理装置)
110 制御部
120 通信部
121 受信部、122 送信部
130 記憶部
131 決済記憶部、131T 決済情報テーブル、134 決済履歴テーブル
140 購入処理部、141 取得部、142 検出部、143 物品判定部、144 ユーザ判定部、145 決済部、146 制限部、147 設定部、148 表示出力部
150 補充処理部、151 受付部、152 決定部、153 設定部、154 通知部、
160 場所制御部、161 情報受付部、162 出店決定部、163 出店設定部
200 店舗
220 通信手段
300 端末装置
310 制御部、311 情報処理部、312 表示処理部、313 判定部、320 通信部、330 記憶部、340 入力受付部、350 表示部、370 スピーカ、321 受信部、322 送信部
500 物品提供システム
400 ユーザ
95 認証機器、50 商品、80 商品棚、60 床センサ、10 棚圧センサ、20 TOFセンサ、R1 歩行軌跡、C1 ポイント、P1 歩行位置、30 視線センサ、40 人感センサ、70 棚床センサ、90 決済エリア

Claims (15)

  1. 移動手段を備えた移動可能な移動店舗である店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付部と、
    前記在庫状況に基づいて、前記店舗の在庫状態を決定する決定部と、
    前記商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、前記店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、前記商品の補充のタイミングを設定する設定部と、
    前記商品に関する情報と、前記補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知部と、を備え、
    前記通知部は、前記移動店舗を前記商品の補充が可能な補充場所まで、前記補充のタイミングに移動させるための制御信号を、前記移動手段に対してさらに通知し、
    前記店舗は、当該店舗内のユーザの歩行軌跡を検出する検出部と、前記店舗内の商品が陳列された陳列場所における所定の変化を判定する物品判定部とを備え、前記歩行軌跡と前記所定の変化とに基づいて、前記店舗内における前記ユーザの決済を実行する情報処理装置。
  2. 店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付部と、
    前記在庫状況に基づいて、前記店舗の在庫状態を決定する決定部と、
    前記商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、前記店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、前記商品の補充のタイミングを設定する設定部と、
    前記商品に関する情報と、前記補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知部と、を備え、
    前記店舗は、移動手段を備えた移動可能な移動店舗であって、
    前記通知部は、前記移動店舗を前記商品の補充が可能な補充場所まで、前記補充のタイミングに移動させるための制御信号を、前記移動手段に対して通知する情報処理装置。
  3. 前記決定部は、前記在庫状況に基づいて、前記第1の在庫状態、又は、前記商品の在庫が十分であることを示す第2の在庫状態のいずれかに決定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、前記店舗の商品の総在庫量が、第1所定量以下である場合に、前記第1の在庫状態と決定することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定部は、前記店舗に配列された複数の商品のうちの所定の商品の在庫量が、第2所定量以下である場合に、前記所定の商品に対して前記第1の在庫状態と決定することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定部は、前記店舗に配列された複数の商品のうちの所定の商品の賞味期限が、所定日数以下である場合に、前記所定の商品に対して前記第1の在庫状態と決定することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記設定部は、前記設置場所の周辺における、人の流れを示す人流データ、所定のイベントの開催データ、及び、天候データの少なくとも1つを含む所定の情報に基づいて、前記タイミングを設定することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記店舗内の商品が陳列された陳列場所において、前記陳列場所に対する前記商品の圧力を計測可能な圧力シート、及び、前記陳列場所における前記商品の重量を計測可能な重力センサの少なくとも一方を用いて、前記商品の在庫状況を判定する物品判定部をさらに備え、
    前記受付部は、前記物品判定部によって判定された前記在庫状況を受け付けることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記店舗内における商品の決済に関する決済情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記受付部は、前記決済情報に基づいて判定された前記在庫状況を受け付けることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    移動手段を備えた移動可能な移動店舗である店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付ステップと、
    前記在庫状況に基づいて、前記店舗の在庫状態を決定する決定ステップと、
    前記商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、前記店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、前記商品の補充のタイミングを設定する設定ステップと、
    前記商品に関する情報と、前記補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知ステップと、を含み、
    前記通知ステップは、前記移動店舗を前記商品の補充が可能な補充場所まで、前記補充のタイミングに移動させるための制御信号を、前記移動手段に対してさらに通知し、
    前記店舗は、当該店舗内のユーザの歩行軌跡を検出する検出部と、前記店舗内の商品が陳列された陳列場所における所定の変化を判定する物品判定部とを備え、前記歩行軌跡と前記所定の変化とに基づいて、前記店舗内における前記ユーザの決済を実行する情報処理方法。
  11. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付ステップと、
    前記在庫状況に基づいて、前記店舗の在庫状態を決定する決定ステップと、
    前記商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、前記店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、前記商品の補充のタイミングを設定する設定ステップと、
    前記商品に関する情報と、前記補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知ステップと、を含み、
    前記店舗は、移動手段を備えた移動可能な移動店舗であって、
    前記通知ステップでは、前記移動店舗を前記商品の補充が可能な補充場所まで、前記補充のタイミングに移動させるための制御信号を、前記移動手段に対して通知する情報処理方法。
  12. コンピュータに、
    移動手段を備えた移動可能な移動店舗である店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付機能と、
    前記在庫状況に基づいて、前記店舗の在庫状態を決定する決定機能と、
    前記商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、前記店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、前記商品の補充のタイミングを設定する設定機能と、
    前記商品に関する情報と、前記補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知機能と、を実現させ、
    前記通知機能は、前記移動店舗を前記商品の補充が可能な補充場所まで、前記補充のタイミングに移動させるための制御信号を、前記移動手段に対してさらに通知し、
    前記店舗は、当該店舗内のユーザの歩行軌跡を検出する検出部と、前記店舗内の商品が陳列された陳列場所における所定の変化を判定する物品判定部とを備え、前記歩行軌跡と前記所定の変化とに基づいて、前記店舗内における前記ユーザの決済を実行するプログラム。
  13. コンピュータに、
    店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付機能と、
    前記在庫状況に基づいて、前記店舗の在庫状態を決定する決定機能と、
    前記商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、前記店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、前記商品の補充のタイミングを設定する設定機能と、
    前記商品に関する情報と、前記補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知機能と、を実現させ、
    前記店舗は、移動手段を備えた移動可能な移動店舗であって、
    前記通知機能は、前記移動店舗を前記商品の補充が可能な補充場所まで、前記補充のタイミングに移動させるための制御信号を、前記移動手段に対して通知するプログラム。
  14. 商品を販売する複数の店舗と、
    前記複数の店舗を管理する情報処理装置と、を含み、
    前記情報処理装置は、
    移動手段を備えた移動可能な移動店舗である店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付部と、
    前記在庫状況に基づいて、前記店舗の在庫状態を決定する決定部と、
    前記商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、前記店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、前記商品の補充のタイミングを設定する設定部と、
    前記商品に関する情報と、前記補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知部と、を備える物品提供システムであって、
    前記通知部は、前記移動店舗を前記商品の補充が可能な補充場所まで、前記補充のタイミングに移動させるための制御信号を、前記移動手段に対してさらに通知し、
    前記店舗は、当該店舗内のユーザの歩行軌跡を検出する検出部と、前記店舗内の商品が陳列された陳列場所における所定の変化を判定する物品判定部とを備え、前記歩行軌跡と前記所定の変化とに基づいて、前記店舗内における前記ユーザの決済を実行する、物品提供システム。
  15. 商品を販売する複数の店舗と、
    前記複数の店舗を管理する情報処理装置と、を含み、
    前記情報処理装置は、
    店舗の商品の在庫状況を受け付ける受付部と、
    前記在庫状況に基づいて、前記店舗の在庫状態を決定する決定部と、
    前記商品の在庫不足を示す第1の在庫状態であると決定された場合、前記店舗の設置場所に関する所定の情報に基づいて、前記商品の補充のタイミングを設定する設定部と、
    前記商品に関する情報と、前記補充のタイミングとを対応付けた補充情報を通知する通知部と、を備える物品提供システムであって、
    前記店舗は、移動手段を備えた移動可能な移動店舗であって、
    前記通知部は、前記移動店舗を前記商品の補充が可能な補充場所まで、前記補充のタイミングに移動させるための制御信号を、前記移動手段に対して通知する物品提供システム。
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