JP6689771B2 - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特にデジタルカメラやレンズ交換式デジタルカメラ、映画撮影用カメラ等に好適な撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
デジタルカメラやレンズ交換式デジタルカメラ、映画撮影用カメラ等に用いられる撮像レンズとして、特許文献1〜3に記載のものが知られている。
特許第5788257号明細書 特許第5716569号明細書 特許第3541983号明細書
上記のような撮像レンズにおいて、小型な単焦点レンズが求められている。特に、近年いわゆるミラーレスカメラと呼ばれるミラーボックスが存在しないカメラにおいて、バックフォーカスが短く、全長の短いレンズが望まれている。また、カメラの撮像画素数が増加してきており、より高度な収差補正が求められている。
このような課題に対して、特許文献1の撮像レンズは、バックフォーカスが長く、またレンズ全長も長いため、小型化が難しいという問題がある。また、特許文献2および3の撮像レンズは、非点収差や色収差が大きく、高い解像性能を得るのが難しいという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、バックフォーカスおよびレンズ全長が短く、諸収差が良好に補正された撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、合焦時に、第1レンズ群および第3レンズ群は像面に対して固定され、第2レンズ群は光軸方向に移動し、第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、第2レンズ群は、合焦時に第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、第2レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をR2g1、第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
−1.2<R2g1/f1<−0.1 …(3)
で表される条件式(3)を満足するすることを特徴とする。
本発明の第2の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、合焦時に、第1レンズ群および第3レンズ群は像面に対して固定され、第2レンズ群は光軸方向に移動し、第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、第2レンズ群は、合焦時に第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、第2レンズ群における絞りより物体側の構成は、物体側から順に、正レンズと、正レンズと、負レンズとからなることを特徴とする。
本発明の第3の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、合焦時に、第1レンズ群および第3レンズ群は像面に対して固定され、第2レンズ群は光軸方向に移動し、第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、第2レンズ群は、合焦時に第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、第2レンズ群における絞りより像側の構成は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、正レンズとからなることを特徴とする。
本発明の第4の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、合焦時に、第1レンズ群および第3レンズ群は像面に対して固定され、第2レンズ群は光軸方向に移動し、第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、第2レンズ群は、合焦時に第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、第1b負レンズのd線におけるアッベ数をνd1b、第1a負レンズのd線におけるアッベ数をνd1aとしたとき、
24<νd1b−νd1a<53 …(1−1)
で表される条件式(1−1)を満足することを特徴とする。
本発明の第5の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、合焦時に、第1レンズ群および第3レンズ群は像面に対して固定され、第2レンズ群は光軸方向に移動し、第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、第2レンズ群は、合焦時に第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、第2レンズ群における絞りより物体側のレンズの合成焦点距離をf2gf、第2レンズ群における絞りより像側のレンズの合成焦点距離をf2grとしたとき、
0.5<f2gf/f2gr<1.3 …(4−1)
で表される条件式(4−1)を満足することを特徴とする。
本発明の第6の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、合焦時に、第1レンズ群および第3レンズ群は像面に対して固定され、第2レンズ群は光軸方向に移動し、第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、第2レンズ群は、合焦時に第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、第1b負レンズの焦点距離をf1b、第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
0.9<f1b/f1<1.9 …(6−1)
で表される条件式(6−1)を満足することを特徴とする。
本発明の撮像レンズにおいては、第2レンズ群は、最も物体側の面が物体側に凸面を向けた形状であることが好ましい。
また、第1b負レンズのd線におけるアッベ数をνd1b、第1a負レンズのd線におけるアッベ数をνd1aとしたとき、条件式(1)を満足することが好ましく、条件式(1−1)を満足することがより好ましい。
20<νd1b−νd1a<56 …(1)
24<νd1b−νd1a<53 …(1−1)
また、第1レンズ群は、最も像側に正レンズを有することが好ましい。
また、第1b負レンズのd線におけるアッベ数をνd1b、第1レンズ群の最も像側の正レンズのd線におけるアッベ数をνd1gpとしたとき、条件式(2)を満足することが好ましく、条件式(2−1)を満足することがより好ましい。
20<νd1b−νd1gp<58 …(2)
24<νd1b−νd1gp<55 …(2−1)
また、第2レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をR2g1、第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、条件式(3)を満足することが好ましく、条件式(3−1)を満足することがより好ましい。
−1.2<R2g1/f1<−0.1 …(3)
−0.9<R2g1/f1<−0.2 …(3−1)
また、第2レンズ群における絞りより物体側のレンズの合成焦点距離をf2gf、第2レンズ群における絞りより像側のレンズの合成焦点距離をf2grとしたとき、条件式(4)を満足することが好ましく、条件式(4−1)を満足することがより好ましい。
0.4<f2gf/f2gr<1.5 …(4)
0.5<f2gf/f2gr<1.3 …(4−1)
また、第2レンズ群は、最も物体側に正レンズを有することが好ましい。
また、第2レンズ群における絞りより物体側の構成は、物体側から順に、正レンズと、正レンズと、負レンズとからなることが好ましい。
また、第2レンズ群における絞りより像側の構成は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、正レンズとからなることが好ましい。
また、第1a負レンズの焦点距離をf1a、第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、条件式(5)を満足することが好ましく、条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
0.3<f1a/f1<1.1 …(5)
0.4<f1a/f1<0.9 …(5−1)
また、第1b負レンズの焦点距離をf1b、第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、条件式(6)を満足することが好ましく、条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
0.6<f1b/f1<2.2 …(6)
0.9<f1b/f1<1.9 …(6−1)
また、第3レンズ群は、物体側から順に、正レンズと、負レンズとからなることが好ましい。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の撮像レンズを備えたものである。
なお、上記「〜から実質的になる」とは、構成要素として挙げたもの以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやマスクやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、手ぶれ補正機構等の機構部分、等を含んでもよいことを意図するものである。
また、上記のレンズの面形状や屈折力の符号は、非球面が含まれている場合は近軸領域で考えるものとする。
本発明によれば、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、合焦時に、第1レンズ群および第3レンズ群は像面に対して固定され、第2レンズ群は光軸方向に移動し、第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、第2レンズ群は、合焦時に第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有するものとしたので、バックフォーカスおよびレンズ全長が短く、諸収差が良好に補正された撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる撮像レンズ(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例2の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例3の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例4の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例5の撮像レンズの各収差図 本発明の実施例6の撮像レンズの各収差図 本発明の一実施形態による撮像装置の前面側を示す斜視図 図13の撮像装置の背面側を示す斜視図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図である。図1に示す構成例は、後述の実施例1の撮像レンズの構成と共通である。図1においては、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また、図1では軸上光束aおよび最大画角の光束bも合わせて示している。
図1に示すように、本実施形態の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなり、合焦時に、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は像面Simに対して固定され、第2レンズ群G2は光軸Z方向に移動するように構成されている。
この撮像レンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と像面Simの間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましいため、図1では、これらを想定した平行平面板状の光学部材PPをレンズ系と像面Simとの間に配置した例を示している。
このような構成とすることにより、ミラーレスカメラに適した、バックフォーカスが短くレンズ全長も短い光学系を達成できる。また、特に広角よりのレンズでの小型化に効果的である。さらに、合焦時の収差変動が少なく、インナーフォーカスにもできるため、全長を不変にでき、さらに防塵防滴などにも有利となる。
第1レンズ群G1は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズL1aと、第1b負レンズL1bとを有する。このように、第1レンズ群G1の最も物体側に負レンズを配置することにより、広角化に有利となる。また、最も物体側に負レンズに隣接してさらに負レンズを配置することにより、広角化したときの非点収差の補正に有利となる。
第2レンズ群G2は、合焦時に第2レンズ群G2と一体的に移動する開口絞りStを有する。このような構成とすることによって、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3の厚みと径を小さくでき、ひいてはレンズ全長を短縮できる。また、合焦時の球面収差の変動を抑えるにも有利となる。なお、第1レンズ群G1内に開口絞りStを配置すると、第3レンズ群G3の径が大きくなるため、好ましくない。
本実施形態の撮像レンズにおいては、第2レンズ群G2は、最も物体側の面が物体側に凸面を向けた形状であることが好ましい。このような構成とすることによって、第2レンズ群G2以降のレンズ系を複雑にしなくても、球面収差および非点収差をバランス良く補正でき、また全長の短縮に有利となる。
また、第1b負レンズL1bのd線におけるアッベ数をνd1b、第1a負レンズL1aのd線におけるアッベ数をνd1aとしたとき、条件式(1)を満足することが好ましい。条件式(1)の下限以下とならないようにすることによって、軸上色収差の補正に有利となる。条件式(1)の上限以上とならないようにすることによって、第1a負レンズL1aと第1b負レンズL1bの負のパワー差が大きくなりすぎるのを防ぐことができるため、収差発生を抑えたり、組み立て時の製造バラツキの発生を少なくするのに有利となる。なお、下記条件式(1−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
20<νd1b−νd1a<56 …(1)
24<νd1b−νd1a<53 …(1−1)
また、第1レンズ群G1は、最も像側に正レンズを有することが好ましい。このような構成とすることによって、軸上色収差の補正に有利となる。
また、第1b負レンズL1bのd線におけるアッベ数をνd1b、第1レンズ群G1の最も像側の正レンズのd線におけるアッベ数をνd1gpとしたとき、条件式(2)を満足することが好ましい。条件式(2)の下限以下とならないようにすることによって、軸上色収差の補正に有利となる。条件式(2)の上限以上とならないようにすることによって、倍率色収差の補正に有利となる。なお、下記条件式(2−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
20<νd1b−νd1gp<58 …(2)
24<νd1b−νd1gp<55 …(2−1)
また、第2レンズ群G2の最も物体側の面の曲率半径をR2g1、第1レンズ群G1の焦点距離をf1としたとき、条件式(3)を満足することが好ましい。条件式(3)の下限以下とならないようにすることによって、球面収差の発生を抑制できる。また、合焦による球面収差の変動を小さくできる。条件式(3)の上限以上とならないようにすることによって、非点収差の発生を抑制できる。また、合焦による非点収差の変動を小さくできる。なお、下記条件式(3−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
−1.2<R2g1/f1<−0.1 …(3)
−0.9<R2g1/f1<−0.2 …(3−1)
また、第2レンズ群G2における開口絞りStより物体側のレンズの合成焦点距離をf2gf、第2レンズ群G2における開口絞りStより像側のレンズの合成焦点距離をf2grとしたとき、条件式(4)を満足することが好ましい。条件式(4)の下限以下とならないようにすることによって、開口絞りStの前後のパワー差がつくのを防ぐことができるため、球面収差の発生を抑制できる。条件式(4)の上限以上とならないようにすることによって、バックフォーカスおよびレンズ全長の短縮ができ、小型化に有利となる。なお、下記条件式(4−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.4<f2gf/f2gr<1.5 …(4)
0.5<f2gf/f2gr<1.3 …(4−1)
また、第2レンズ群G2は、最も物体側に正レンズを有することが好ましい。このような構成とすることによって、開口絞りStの絞り径を小さくすることができ、第2レンズ群G2の小径化に効果的となる。また球面収差の補正に有利となる。
また、第2レンズ群G2における開口絞りStより物体側の構成は、物体側から順に、正レンズと、正レンズと、負レンズとからなることが好ましい。このような構成とすることによって、合焦により第2レンズ群G2の位置が変動しても、球面収差および非点収差を良好に補正できる。
また、第2レンズ群G2における開口絞りStより像側の構成は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、正レンズとからなることが好ましい。このような構成とすることによって、合焦により第2レンズ群G2の位置が変動しても、球面収差および非点収差を良好に補正できる。
また、第1a負レンズL1aの焦点距離をf1a、第1レンズ群G1の焦点距離をf1としたとき、条件式(5)を満足することが好ましい。条件式(5)の下限以下とならないようにすることによって、第1レンズ群G1内の第1a負レンズL1aの負のパワーが強くなりすぎるのを防ぐことができるため、球面収差および非点収差の発生を抑制できる。条件式(5)の上限以上とならないようにすることによって、広角化および第1レンズ群G1の厚みと径方向の小型化に有利となる。なお、下記条件式(5−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.3<f1a/f1<1.1 …(5)
0.4<f1a/f1<0.9 …(5−1)
また、第1b負レンズL1bの焦点距離をf1b、第1レンズ群G1の焦点距離をf1としたとき、条件式(6)を満足することが好ましい。条件式(6)の下限以下とならないようにすることによって、第1レンズ群G1内の第1b負レンズL1bの負のパワーが強くなりすぎるのを防ぐことができるため、球面収差および非点収差の発生を抑制できる。条件式(6)の上限以上とならないようにすることによって、広角化および第1レンズ群G1の厚みと径方向の小型化に有利となる。なお、下記条件式(6−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.6<f1b/f1<2.2 …(6)
0.9<f1b/f1<1.9 …(6−1)
また、第3レンズ群G3は、物体側から順に、正レンズと、負レンズとからなることが好ましい。このような構成とすることによって、倍率色収差および非点収差の発生を抑制できる。
また、第1レンズ群G1は、物体側から順に、第1a負レンズL1aと、第1b負レンズL1bと、正レンズとからなることが好ましい。このような構成とすることによって、小型化、広角化、および非点収差の補正に有利となる。また、物体側から1、2枚目が負レンズであるため、3枚目に正レンズを置くことで倍率色収差の補正に有利となる。
上記の撮像レンズが厳しい環境において使用される場合には、保護用の多層膜コートが施されることが好ましい。さらに、保護用コート以外にも、使用時のゴースト光低減等のための反射防止コートを施すようにしてもよい。
また、図1に示す例では、レンズ系と像面Simとの間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等をレンズ系と像面Simとの間に配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、もしくは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明の撮像レンズの数値実施例について説明する。
まず、実施例1の撮像レンズについて説明する。実施例1の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図1に示す。なお、図1および後述の実施例2〜6に対応した図2〜6においては、左側が物体側、右側が像側であり、図示されている開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
実施例1の撮像レンズは、第1レンズ群G1がレンズL1a〜L1cの3枚のレンズから構成され、第2レンズ群G2がレンズL2a〜L2fの6枚のレンズから構成され、第3レンズ群G3がレンズL3a〜L3bの2枚のレンズから構成されている。
実施例1の撮像レンズのレンズデータを表1に、諸元に関するデータを表2に、非球面係数に関するデータを表3に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとり説明するが、実施例2〜6についても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、面番号の欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像面側に向かうに従い順次増加する面番号を示し、曲率半径の欄には各面の曲率半径を示し、面間隔の欄には各面とその次の面との光軸Z上の間隔を示す。また、nの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm(ナノメートル))における屈折率を示し、νの欄には各光学要素のd線(波長587.6nm(ナノメートル))におけるアッベ数を示し、θgFの欄には各光学要素の部分分散比を示す。
なお、部分分散比θgFは下記式で表される。
θgF=(ng−nF)/(nF−nC)
ただし、
ng:g線における屈折率
nF:F線における屈折率
nC:C線における屈折率
とする。
ここで、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。基本レンズデータには、開口絞りSt、光学部材PPも含めて示している。開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号とともに(絞り)という語句を記載している。
表2の諸元に関するデータに、焦点距離f´、FナンバーFNo、全画角2ωの値を示す。
表1のレンズデータでは、非球面の面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表3の非球面係数に関するデータには、非球面の面番号と、これら非球面に関する非球面係数を示す。表3の非球面係数の数値の「E±n」(n:整数)は「×10±n」を意味する。非球面係数は、下記式で表される非球面式における各係数KA、Am(m=3〜12)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−KA・C・h1/2}+ΣAm・h
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
KA、Am:非球面係数(m=3〜12)
とする。
基本レンズデータ、諸元に関するデータ、および非球面係数に関するデータにおいて、角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。
実施例1の撮像レンズの各収差図を図7に示す。なお、図7の左側から順に無限遠物体に合焦した状態での球面収差、非点収差、歪曲収差、および倍率色収差を示す。球面収差、非点収差、および歪曲収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm(ナノメートル))を基準波長とした収差を示す。球面収差図にはd線(波長587.6nm(ナノメートル))、C線(波長656.3nm(ナノメートル))、F線(波長486.1nm(ナノメートル))、およびg線(波長435.8nm(ナノメートル))についての収差をそれぞれ実線、長破線、短破線、および灰色の実線で示す。非点収差図にはサジタル方向およびタンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線および短破線で示す。倍率色収差図にはC線(波長656.3nm(ナノメートル))、F線(波長486.1nm(ナノメートル))、およびg線(波長435.8nm(ナノメートル))についての収差をそれぞれ長破線、短破線、および灰色の実線で示す。球面収差図のFNo.はFナンバー、その他の収差図のωは半画角を意味する。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるので、以下では重複説明を省略する。
次に、実施例2の撮像レンズについて説明する。実施例2の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図2に示す。実施例2の撮像レンズの各群のレンズ枚数は、実施例1と同様である。また、実施例2の撮像レンズの基本レンズデータを表4に、諸元に関するデータを表5に、非球面係数に関するデータを表6に、各収差図を図8に示す。
次に、実施例3の撮像レンズについて説明する。実施例3の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図3に示す。実施例3の撮像レンズの各群のレンズ枚数は、実施例1と同様である。また、実施例3の撮像レンズの基本レンズデータを表7に、諸元に関するデータを表8に、非球面係数に関するデータを表9に、各収差図を図9に示す。
次に、実施例4の撮像レンズについて説明する。実施例4の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図4に示す。実施例4の撮像レンズの各群のレンズ枚数は、実施例1と同様である。また、実施例4の撮像レンズの基本レンズデータを表10に、諸元に関するデータを表11に、非球面係数に関するデータを表12に、各収差図を図10に示す。
次に、実施例5の撮像レンズについて説明する。実施例5の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図5に示す。実施例5の撮像レンズの各群のレンズ枚数は、実施例1と同様である。また、実施例5の撮像レンズの基本レンズデータを表13に、諸元に関するデータを表14に、非球面係数に関するデータを表15に、各収差図を図11に示す。
次に、実施例6の撮像レンズについて説明する。実施例6の撮像レンズのレンズ構成を示す断面図を図6に示す。実施例6の撮像レンズの各群のレンズ枚数は、実施例1と同様である。また、実施例6の撮像レンズの基本レンズデータを表16に、諸元に関するデータを表17に、非球面係数に関するデータを表18に、各収差図を図12に示す。
実施例1〜6の撮像レンズの条件式(1)〜(6)に対応する値を表19に示す。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、下記の表19に示す値はこの基準波長におけるものである。
以上のデータから、実施例1〜6の撮像レンズは全て、条件式(1)〜(6)を満たしており、バックフォーカスおよびレンズ全長が短く、諸収差が良好に補正された撮像レンズであることが分かる。ここで、バックフォーカスが短いとは、像面Simに配置される撮像素子の対角長の0.7倍以下のバックフォーカス(空気換算長)であることを意味する。
次に、図13および図14を参照して本発明に係る撮像装置の一実施形態について説明する。図13、図14にそれぞれ前面側、背面側の斜視形状を示すカメラ30は、本発明の実施形態による撮像レンズ1を鏡筒内に収納した交換レンズ20が取り外し自在に装着される、ノンレフレックス(いわゆるミラーレス)方式のデジタルカメラである。
このカメラ30はカメラボディ31を備え、その上面にはシャッターボタン32と電源ボタン33とが設けられている。またカメラボディ31の背面には、操作部34、35と表示部36とが設けられている。表示部36は、撮像された画像や、撮像される前の画角内にある画像を表示するためのものである。
カメラボディ31の前面中央部には、撮影対象からの光が入射する撮影開口が設けられ、その撮影開口に対応する位置にマウント37が設けられ、このマウント37を介して交換レンズ20がカメラボディ31に装着されるようになっている。
そしてカメラボディ31内には、交換レンズ20によって形成された被写体像を受け、それに応じた撮像信号を出力するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子(不図示)、その撮像素子から出力された撮像信号を処理して画像を生成する信号処理回路、およびその生成された画像を記録するための記録媒体等が設けられている。このカメラ30では、シャッターボタン32を押すことにより静止画または動画の撮影が可能であり、この撮影で得られた画像データが上記記録媒体に記録される。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等の値は、上記各実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、撮像装置の実施形態では、ノンレフレックス方式のデジタルカメラを例に挙げ図を示して説明したが、本発明の撮像装置はこれに限定されるものではなく、例えば、ビデオカメラ、ノンレフレックス方式以外のデジタルカメラ、映画撮影用カメラ、放送用カメラ等の撮像装置に本発明を適用することも可能である。
1 撮像レンズ
20 交換レンズ
30 カメラ
31 カメラボディ
32 シャッターボタン
33 電源ボタン
34、35 操作部
36 表示部
37 マウント
a 軸上光束
b 最大画角の光束
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
PP 光学部材
L1a〜L3b レンズ
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (19)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
    合焦時に、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は像面に対して固定され、前記第2レンズ群は光軸方向に移動し、
    前記第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、
    前記第2レンズ群は、合焦時に前記第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、
    前記第2レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をR2g1、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
    −1.2<R2g1/f1<−0.1 …(3)
    で表される条件式(3)を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  2. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
    合焦時に、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は像面に対して固定され、前記第2レンズ群は光軸方向に移動し、
    前記第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、
    前記第2レンズ群は、合焦時に前記第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、
    前記第2レンズ群における前記絞りより物体側の構成は、物体側から順に、正レンズと、正レンズと、負レンズとからなる
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  3. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
    合焦時に、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は像面に対して固定され、前記第2レンズ群は光軸方向に移動し、
    前記第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、
    前記第2レンズ群は、合焦時に前記第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、
    前記第2レンズ群における前記絞りより像側の構成は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、正レンズとからなる
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  4. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
    合焦時に、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は像面に対して固定され、前記第2レンズ群は光軸方向に移動し、
    前記第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、
    前記第2レンズ群は、合焦時に前記第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、
    前記第1b負レンズのd線におけるアッベ数をνd1b、
    前記第1a負レンズのd線におけるアッベ数をνd1aとしたとき、
    24<νd1b−νd1a<53 …(1−1)
    で表される条件式(1−1)を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  5. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
    合焦時に、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は像面に対して固定され、前記第2レンズ群は光軸方向に移動し、
    前記第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、
    前記第2レンズ群は、合焦時に前記第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、
    前記第2レンズ群における前記絞りより物体側のレンズの合成焦点距離をf2gf、
    前記第2レンズ群における前記絞りより像側のレンズの合成焦点距離をf2grとしたとき、
    0.5<f2gf/f2gr<1.3 …(4−1)
    で表される条件式(4−1)を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  6. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
    合焦時に、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は像面に対して固定され、前記第2レンズ群は光軸方向に移動し、
    前記第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、第1a負レンズと、第1b負レンズとを有し、
    前記第2レンズ群は、合焦時に前記第2レンズ群と一体的に移動する絞りを有し、
    前記第1b負レンズの焦点距離をf1b、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
    0.9<f1b/f1<1.9 …(6−1)
    で表される条件式(6−1)を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  7. 前記第2レンズ群は、最も物体側の面が物体側に凸面を向けた形状である
    請求項1から6のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  8. 前記第1b負レンズのd線におけるアッベ数をνd1b、
    前記第1a負レンズのd線におけるアッベ数をνd1aとしたとき、
    20<νd1b−νd1a<56 …(1)
    で表される条件式(1)を満足する
    請求項1から3および5から6のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  9. 前記第1レンズ群は、最も像側に正レンズを有する
    請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
  10. 前記第1b負レンズのd線におけるアッベ数をνd1b、
    前記第1レンズ群の最も像側の前記正レンズのd線におけるアッベ数をνd1gpとしたとき、
    20<νd1b−νd1gp<58 …(2)
    で表される条件式(2)を満足する
    請求項記載の撮像レンズ。
  11. 前記第2レンズ群における前記絞りより物体側のレンズの合成焦点距離をf2gf、
    前記第2レンズ群における前記絞りより像側のレンズの合成焦点距離をf2grとしたとき、
    0.4<f2gf/f2gr<1.5 …(4)
    で表される条件式(4)を満足する
    請求項1から4および6のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  12. 前記第2レンズ群は、最も物体側に正レンズを有する
    請求項1から11のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  13. 前記第1a負レンズの焦点距離をf1a、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
    0.3<f1a/f1<1.1 …(5)
    で表される条件式(5)を満足する
    請求項1から12のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  14. 前記第1b負レンズの焦点距離をf1b、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
    0.6<f1b/f1<2.2 …(6)
    で表される条件式(6)を満足する
    請求項1からのいずれか1項記載の撮像レンズ。
  15. 前記第3レンズ群は、物体側から順に、正レンズと、負レンズとからなる
    請求項1から14のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  16. 24<νd1b−νd1gp<55 …(2−1)
    で表される条件式(2−1)を満足する
    請求項10記載の撮像レンズ。
  17. −0.9<R2g1/f1<−0.2 …(3−1)
    で表される条件式(3−1)を満足する
    請求項記載の撮像レンズ。
  18. 0.4<f1a/f1<0.9 …(5−1)
    で表される条件式(5−1)を満足する
    請求項13記載の撮像レンズ。
  19. 請求項1から18のいずれか1項記載の撮像レンズを備えた撮像装置。
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