JP6688824B2 - パイプの誤組防止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機を冷却する冷却パイプなどに適用可能なパイプ誤組防止構造に関する。
回転電機を冷却する冷却パイプでは、冷却パイプに設けられた吐出孔から吐出する冷却液を所望の位置に供給するため、冷却パイプを回転電機のケースに正しく固定する必要がある。また、ケース内に2本以上の冷却パイプが固定される場合もあり、この場合であっても、2本以上の冷却パイプを取り違えずに、所定のパイプを所定の位置に組み付ける必要があった。
例えば、特許文献1では、互いに接続されるパイプの端部同士の抜けを防止するためのストッパに誤組防止構造を設けている。
特開平8−200578号公報
しかし、特許文献1の誤組防止構造は、ストッパが用いられるパイプ同士の接続部にしか適用できず、パイプをケースに固定する際の誤組防止構造としては採用することができない。
本発明は、ケースとパイプとの誤組を防止することができるパイプ誤組防止構造を提供する。
本発明は、
パイプと、
ケース壁面に前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔が設けられたケースと、を備えるパイプ誤組防止構造であって、
前記パイプには、該パイプの軸心に対して直交する方向に延びるステイ側当接部と該ステイ側当接部から挿入方向に沿って延びるステイ爪部とがL字状に交差するステイが一体的に設けられ、
該ケースには、
前記ケース壁面から突出し、前記パイプ挿入孔の周囲を囲むボス部と、
ボス部に設けられる第1突起部と、
該第1突起部に凹設され、前記ステイの前記ステイ側当接部が当接するケース側当接部と、
前記ケース壁面から突出し、前記ボス部の外側であって前記ケース側当接部と周方向で異なる位置に設けられた第2突起部と、が設けられ、
前記ステイ爪部の前記挿入方向における長さをLs、前記ケース壁面から前記ケース側当接部までの距離をLg、前記ケース壁面から前記第2突起部までの距離をLp、とすると、Lg−Lp<Ls≦Lgを満たす。
本発明によれば、Ls≦Lgであることにより、ケースのパイプ挿入孔にパイプが正しく挿入された時には、ステイ爪部の先端がケース壁面に干渉することなく、ステイ側当接部がケース側当接部に当接する。一方、ステイ側当接部とケース側当接部との位相がずれている場合、ステイ側当接部がケースの第1突起部に干渉するので、誤挿入であることを検出できる。また、ステイ側当接部が第1突起部に干渉しないほどステイ側当接部とケース側当接部との位相が大きくずれた場合には、ボス部の外側にLg−Lp<Lsを満たすように設けられた第2突起部に、ステイ爪部の先端が干渉するので、誤挿入であることを検出でき、ケースとパイプとの誤組を適切に防止することができる。
第1実施形態のパイプ誤組防止構造におけるパイプの斜視図である。 図1に示すパイプの要部斜視図である。 第1実施形態のパイプ誤組防止構造におけるケースの要部斜視図である。 第1実施形態のパイプ誤組防止構造においてパイプが正しく挿入された状態の要部斜視図である。 図4AのA−A線断面図である。 第1実施形態のパイプ誤組防止構造において別のパイプが誤組された状態の要部斜視図である。 第1実施形態のパイプ誤組防止構造においてパイプが誤った角度で誤組された状態の要部斜視図である。 図6AのB−B線断面図である。 第2実施形態のパイプ誤組防止構造におけるパイプの斜視図である。 図7に示すパイプの要部斜視図である。 第2実施形態のパイプ誤組防止構造におけるケースの要部斜視図である。 第2実施形態のパイプ誤組防止構造においてパイプが正しく挿入された状態の要部斜視図である。 図10AのC−C線断面図である。 第2実施形態のパイプ誤組防止構造において別のパイプが誤組された状態の要部斜視図である。 第2実施形態のパイプ誤組防止構造においてパイプが誤った角度で誤組された状態の要部斜視図である。 図12AのD−D線断面図である。 第1実施形態及び第2実施形態のパイプ誤組防止構造を採用可能な回転電機の断面図である。
以下、本発明のパイプ誤組防止構造の各実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態のパイプ誤組防止構造1は、パイプ10と、ケース20と、を備える。
図1及び図2に示すように、パイプ10には、先端部に互いに同じ形状且つ同じ寸法の第1ステイ11及び第2ステイ12が設けられている。第1ステイ11と第2ステイ12との間の角度はα°(例えば90°)である。
第1ステイ11及び第2ステイ12は、それぞれ、基部13と、ステイ側当接部14と、ステイ爪部15と、を有する。基部13は、パイプ10の外周面10aに溶接などの方法により固定されている。ステイ側当接部14は、基部13からパイプ10の軸心に対して直交する方向に延びている。ステイ爪部15は、ステイ側当接部14からパイプ10の延伸方向である挿入方向(矢印Aの方向)に沿って延びている。ステイ側当接部14及びステイ爪部15はL字状に交差している。
図3に示すように、ケース20には、パイプ10が挿入されるパイプ挿入孔21と、パイプ挿入孔21の周囲を囲むボス部22と、が設けられている。換言すると、ケース20には、ボス部22にパイプ挿入孔21が設けられている。
ボス部22はケース壁面20aから突出した円環形状の突起部であり、ボス部22には、略半円状の第1突起部23と、この第1突起部23に凹設された第1ケース側当接部24及び第2ケース側当接部25と、が設けられている。第1突起部23は、ボス部22からさらに突出し、第1ケース側当接部24及び第2ケース側当接部25は、第1突起部23に凹設されている。第1ケース側当接部24と第2ケース側当接部25との間の角度は90°である。第1ケース側当接部24及び第2ケース側当接部25が設けられたことにより、第1突起部23は3つの突起部23a〜23cに分割されている。
より具体的に説明すると、ボス部22には、突起部23aと突起部23bとの間に第1ケース側当接部24が設けられ、突起部23aと突起部23cとの間に第2ケース側当接部25が設けられている。第1ケース側当接部24は、第1ステイ11のステイ側当接部14が当接する部分であり、第2ケース側当接部25は、第2ステイ12のステイ側当接部14が当接する部分である。
ボス部22の外側近傍には、第2突起部26が設けられている。第2突起部26は、ケース壁面20aから突出している。第2突起部26は、パイプ挿入孔21の周方向において第1ケース側当接部24及び第2ケース側当接部25と異なる位置に設けられている。本実施形態では、パイプ挿入孔21を挟んで第1突起部23とは反対側に、ボス部22を囲むように第2突起部26が設けられている。
第1実施形態では、上記のように構成されたパイプ10及びケース20において、ステイ爪部15の挿入方向(矢印Aの方向)における長さをLs、ケース壁面20aから第1ケース側当接部24及び第2ケース側当接部25までの距離をLg、ケース壁面20aから第2突起部26までの距離をLp、とすると、Lg−Lp<Ls≦Lgを満たすように、各部の寸法が選定されている。なお、Lg−Lpは零又は負の値(0以下)であってもよい。
第1実施形態によれば、図4A及び図4Bに示すように、ケース20のパイプ挿入孔21にパイプ10が正しく挿入された時には、Ls≦Lgであることにより、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ爪部15の先端15aがケース壁面20aに干渉しないため、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ側当接部14が第1ケース側当接部24及び第2ケース側当接部25にそれぞれ当接する。これにより、ケース20にパイプ10が正しく組み付けられる。
一方、図5に示すように、第1ステイ11及び第2ステイ12間の角度が第1実施形態のパイプ10とは異なるパイプ(例えば、第2実施形態のパイプ30)がパイプ挿入孔21に挿入された場合には、すなわち、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ側当接部14と第1ケース側当接部24及び第2ケース側当接部25との位相がずれている場合、ステイ側当接部14がケース20の突起部23b又は突起部23cに干渉するので、正しい位置までパイプ30を挿入することができず誤挿入であることを検出できる。
また、図6A及び図6Bに示すように、第1ステイ11及び第2ステイ12が逆向きの状態(第1突起部23とは反対側に配置された状態)すなわち、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ側当接部14が突起部23b又は突起部23cに干渉しないほどステイ側当接部14と第1ケース側当接部24及び第2ケース側当接部25との位相が大きくずれた状態で、パイプ挿入孔21にパイプ10が挿入された場合には、Lg−Lp<Lsであることにより、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ爪部15の先端15aが第2突起部26に干渉するので、正しい位置までパイプ10を挿入することができず誤挿入であることを検出できる。
[第2実施形態]
以下、第1実施形態と共通の構成要素については、第1実施形態と同じ符号を付してその説明を適宜省略する。
第2実施形態のパイプ誤組防止構造2は、パイプ30と、ケース20と、を備える。
図7及び図8に示すように、パイプ30には、先端部に互いに同じ形状且つ同じ寸法の第1ステイ11及び第2ステイ12が設けられている。第1ステイ11と第2ステイ12との間の角度はβ(例えば120°)である。パイプ30のその他の構成は、第1実施形態のパイプ10と同様である。
図9に示すように、ケース20には、パイプ30が挿入されるパイプ挿入孔21と、パイプ挿入孔21の周囲を囲むボス部42と、が設けられている。換言すると、ケース20には、ボス部42にパイプ挿入孔21が設けられている。
ボス部22はケース壁面20aから突出した円環形状の突起部であり、ボス部42には、ケース側当接部43と、ボス部22からさらに突出した略扇状の第3突起部44と、が設けられている。ケース側当接部43は、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ側当接部14が当接する部分である。第3突起部44は、第1ステイ11と第2ステイ12とに挟まれる部分である。
ボス部42の外側近傍には、第4突起部45が設けられている。第4突起部45は、ケース壁面20aから突出している。第4突起部45は、パイプ挿入孔21の周方向においてケース側当接部43と異なる位置に設けられている。本実施形態では、パイプ挿入孔21を挟んで第4突起部45とは反対側に、ボス部42を囲むように第4突起部45が設けられている。
第2実施形態では、上記のように構成されたパイプ30及びケース20において、ステイ爪部15の挿入方向における長さをLs、ケース壁面20aからケース側当接部43までの距離をLg、ケース壁面20aから第4突起部45までの距離をLp、とすると、Lg−Lp<Ls≦Lgを満たすように、各部の寸法が選定されている。なお、Lg−Lpは零又は負の値(0以下)であってもよい。
第2実施形態によれば、図10A及び図10Bに示すように、ケース20のパイプ挿入孔21にパイプ30が正しく挿入された時には、Ls≦Lgであることにより、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ爪部15の先端15aがケース壁面20aに干渉しないため、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ側当接部14がケース側当接部43に当接するとともに、第3突起部44が、第1ステイ11と第2ステイ12との間に挟まれた状態になる。これにより、ケース20にパイプ30が正しく組み付けられる。
一方、図11に示すように、第2実施形態のパイプ30よりも第1ステイ11と第2ステイ12との間の角度が小さいパイプ(例えば、第1実施形態のパイプ10)がパイプ挿入孔21に挿入された場合には、第1ステイ11及び第2ステイ12の少なくとも一方(図示の例では、第2ステイ12)のステイ側当接部14がケース20の第3突起部44に干渉するので、正しい位置までパイプ10を挿入することができず誤挿入であることを検出できる。
また、図12A及び図12Bに示すように、第1ステイ11及び第2ステイ12が逆向きの状態(第3突起部44とは反対側に配置された状態)で、パイプ挿入孔21にパイプ30が挿入された場合には、Lg−Lp<Lsであることにより、第1ステイ11及び第2ステイ12のステイ爪部15の先端15aが第4突起部45に干渉するので、正しい位置までパイプ30を挿入することができず誤挿入であることを検出できる。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、上記実施形態では、パイプ10(30)に2つのステイ(第1ステイ11及び第2ステイ12)が設けられているが、一本のパイプのみのパイプ誤組防止構造においては、パイプにステイが少なくとも1つ設けられていればよい。また、2本以上のパイプのパイプ誤組防止構造においては、パイプにステイが少なくとも2つ設けられていればよい。
上記実施形態のパイプ誤組防止構造1(2)は、例えば図13に記載の回転電機100において、電動機MOTに冷媒を滴下するパイプ10(30)とケース20との誤組防止構造に適用することができる。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) パイプ(パイプ10)と、
ケース壁面(ケース壁面20a)に前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔(パイプ挿入孔21)が設けられたケース(ケース20)と、を備えるパイプ誤組防止構造(パイプ誤組防止構造1)であって、
前記パイプには、該パイプの軸心に対して直交する方向に延びるステイ側当接部(ステイ側当接部14)と該ステイ側当接部から挿入方向に沿って延びるステイ爪部(ステイ爪部15)とがL字状に交差するステイ(第1ステイ11、第2ステイ12)が設けられ、
該ケースには、
前記パイプ挿入孔の周囲を囲む孔形成部(ボス部22)と、
該孔形成部に設けられる第1突起部(第1突起部23)と、
該第1突起部に凹設され、前記ステイの前記ステイ側当接部が当接するケース側当接部(第1ケース側当接部24、第2ケース側当接部25)と、
前記ケース壁面から突出し、前記孔形成部の外側であって前記ケース側当接部と周方向で異なる位置に設けられた第2突起部(第2突起部26)と、が設けられ、
前記ステイ爪部の前記挿入方向における長さをLs、前記ケース壁面から前記ケース側当接部までの距離をLg、前記ケース壁面から前記第2突起部までの距離をLp、とすると、Lg−Lp<Ls≦Lgを満たす、パイプ誤組防止構造。
(1)によれば、Ls≦Lgであることにより、ケースのパイプ挿入孔にパイプが正しく挿入された時には、ステイ爪部の先端がケース壁面に干渉することなく、ステイ側当接部がケース側当接部に当接する。これにより、ケースにパイプが正しく組み付けられる。一方、ステイ側当接部とケース側当接部との位相がずれている場合、ステイ側当接部がケースの第1突起部に干渉するので、誤挿入であることを検出できる。また、ステイ側当接部が第1突起部に干渉しないほどステイ側当接部とケース側当接部との位相が大きくずれた場合には、Lg−Lp<Lsであることにより、ステイ爪部の先端が第2突起部に干渉するので、誤挿入であることを検出でき、ケースとパイプとの誤組を適切に防止することができる。
(2) (1)に記載のパイプ誤組防止構造であって、
前記パイプは、前記ステイを少なくとも2つ備え、
前記第1突起部には、前記ケース側当接部が少なくとも2つ凹設されている、パイプ誤組防止構造。
(2)によれば、パイプのステイ間の角度を変えることで、ケースと複数本のパイプ間の誤組も防止できる。
(3) パイプ(パイプ30)と、
ケース壁面に前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔が設けられたケース(ケース20)と、を備えるパイプ誤組防止構造(パイプ誤組防止構造2)であって、
前記パイプには、該パイプの軸心に対して直交する方向に延びるステイ側当接部(ステイ側当接部14)と該ステイ側当接部から挿入方向に沿って延びるステイ爪部(ステイ爪部15)とがL字状に交差するステイ(第1ステイ11、第2ステイ12)が少なくとも2つ設けられ、
該ケースには、
前記ケース壁面から突出し、前記パイプ挿入孔の周囲を囲む孔形成部(ボス部42)と、
該孔形成部に設けられ、前記少なくとも2つのステイの前記ステイ側当接部が当接するケース側当接部(ケース側当接部43)と、
前記孔形成部に設けられ、前記少なくとも2つのステイに挟まれる第3突起部(第3突起部44)と、
前記ケース壁面から突出し、前記孔形成部の外側であって前記ケース側当接部と周方向で異なる位置に設けられた第4突起部(第4突起部45)と、が設けられ、
前記ステイ爪部の前記挿入方向における長さをLs、前記ケース壁面から前記ケース側当接部までの距離をLg、前記ケース壁面から前記第4突起部までの距離をLp、とすると、Lg−Lp<Ls≦Lgを満たす、パイプ誤組防止構造。
(3)によれば、Ls≦Lgであることにより、ケースのパイプ挿入孔にパイプが正しく挿入された時には、ステイのステイ爪部の先端がケース壁面に干渉しないため、ステイ側当接部がケース側当接部に当接する。これにより、ケースにパイプが正しく組み付けられる。一方、ステイ間の角度が小さいパイプがパイプ挿入孔に挿入された場合には、ステイ側当接部がケースの第3突起部に干渉するので、誤挿入であることを検出できる。また、ステイが逆向きの状態で、パイプ挿入孔にパイプが挿入された場合には、Lg−Lp<Lsであることにより、ステイ爪部の先端が第4突起部に干渉するので、誤挿入であることを検出でき、ケースとパイプとの誤組を適切に防止することができる。
1 パイプ誤組防止構造
2 パイプ誤組防止構造
10 パイプ
11 第1ステイ
12 第2ステイ
14 ステイ側当接部
15 ステイ爪部
20 ケース
20a ケース壁面
21 パイプ挿入孔
22 ボス部(孔形成部)
23 第1突起部
24 第1ケース側当接部(ケース側当接部)
25 第2ケース側当接部(ケース側当接部)
26 第2突起部
30 パイプ
40 ケース
42 ボス部(孔形成部)
43 ケース側当接部
44 第3突起部
45 第4突起部

Claims (3)

  1. パイプと、
    ケース壁面に前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔が設けられたケースと、を備えるパイプ誤組防止構造であって、
    前記パイプには、該パイプの軸心に対して直交する方向に延びるステイ側当接部と該ステイ側当接部から挿入方向に沿って延びるステイ爪部とがL字状に交差するステイが前記パイプに一体的に設けられ、
    該ケースには、
    前記ケース壁面から突出し、前記パイプ挿入孔の周囲を囲むボス部と、
    ボス部に設けられる第1突起部と、
    該第1突起部に凹設され、前記ステイの前記ステイ側当接部が当接するケース側当接部と、
    前記ケース壁面から突出し、前記ボス部の外側であって前記ケース側当接部と周方向で異なる位置に設けられた第2突起部と、が設けられ、
    前記ステイ爪部の前記挿入方向における長さをLs、前記ケース壁面から前記ケース側当接部までの距離をLg、前記ケース壁面から前記第2突起部までの距離をLp、とすると、Lg−Lp<Ls≦Lgを満たす、パイプ誤組防止構造。
  2. 請求項1に記載のパイプ誤組防止構造であって、
    前記パイプは、前記ステイを少なくとも2つ備え、
    前記第1突起部には、前記ケース側当接部が少なくとも2つ凹設されている、パイプ誤組防止構造。
  3. パイプと、
    ケース壁面に前記パイプが挿入されるパイプ挿入孔が設けられたケースと、を備えるパイプ誤組防止構造であって、
    前記パイプには、該パイプの軸心に対して直交する方向に延びるステイ側当接部と該ステイ側当接部から挿入方向に沿って延びるステイ爪部とがL字状に交差する少なくとも2つのステイが前記パイプに一体的に設けられ、
    該ケースには、
    前記ケース壁面から突出し、前記パイプ挿入孔の周囲を囲むボス部と、
    ボス部に設けられ、前記少なくとも2つのステイの前記ステイ側当接部が当接するケース側当接部と、
    前記ボス部に設けられ、前記少なくとも2つのステイに挟まれる第3突起部と、
    前記ケース壁面から突出し、前記ボス部の外側であって前記ケース側当接部と周方向で異なる位置に設けられた第4突起部と、が設けられ、
    前記ステイ爪部の前記挿入方向における長さをLs、前記ケース壁面から前記ケース側当接部までの距離をLg、前記ケース壁面から前記第4突起部までの距離をLp、とすると、Lg−Lp<Ls≦Lgを満たす、パイプ誤組防止構造。
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