JP6685743B2 - アクセサリーシュー装置、撮像装置及びアクセサリ - Google Patents

アクセサリーシュー装置、撮像装置及びアクセサリ Download PDF

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Description

本発明は、アクセサリを装着するアクセサリーシュー装置、該アクセサリーシュー装置を備えた撮像装置、及びアクセサリに関する。
撮像装置として、撮影用アクセサリ(以下、単に「アクセサリ」という。)が装着可能なアクセサリーシュー装置を備えた撮像装置が知られている。そして、撮像装置のアクセサリーシュー装置には、アクセサリを装着するための係合部が設けられている。
アクセサリーシュー装置に装着されるアクセサリとして、外部ストロボ装置だけでなく、小型液晶画面を備えた電子ビューファインダ(外部表示装置)が挙げられる。電子ビューファインダが装着可能なアクセサリーシュー装置は、係合部の領域内に、外部ストロボ装置を接続するための接続端子に加えて、電子ビューファインダを装着するための複数の接続端子からなる接続用コネクタを備えている。これによって、アクセサリが装着可能なアクセサリーシュー装置は、一の係合部に外部ストロボ装置と電子ビューファインダの2種類のアクセサリを選択的に取り付け可能な構成となっている。2種類のアクセサリが選択的に取り付け可能なアクセサリーシュー装置に関する先行技術文献として、特許文献1が挙げられる。
特許第4042717号明細書
しかしながら、外部ストロボ装置を装着するためのアクセサリーシュー装置にはJIS規格による形状の規格が設けられている。JIS規格による規格ではアクセサリのコネクタ部が係合する係合部の形状と、外部ストロボ装置とシンクロナイザ接点との位置関係が定められている。
一方、近年、電子ビューファインダは、高画素化、高フレームレート化の要請に伴い、撮像装置との接続信号端子数が増加する多極化の傾向がある。そこで、接続信号端子数の増加に対応できる接続用コネクタ及びアクセサリーシュー装置の開発が望まれているが、形状の規格があるアクセサリーシュー装置において接続信号端子数の多極化を図ることは、スペース上の制約もあって困難になっている。
本発明は、汎用性を損なわずに、係合部の形状内で外部表示装置を接続するための接続端子数を多極化することができるアクセサリーシュー装置、該アクセサリーシュー装置を備えた撮像装置、及びアクセサリを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のアクセサリーシュー装置は、アクセサリが装着される係合部材と、前記アクセサリの装着方向に交叉する幅方向に複数の接点を備えた信号端子コネクタと、前記係合部材における前記幅方向に第1の幅だけ離間して設けられた一対の第1の係合部、及び前記第1の幅よりも広い第2の幅だけ離間して設けられた一対の第2の係合部と、を有し、前記信号端子コネクタは、前記アクセサリの装着方向において、前記第1の係合部よりも前方の位置に配置されていて、前記信号端子コネクタの前記幅方向に沿った長さは、前記第1の幅よりも大きく、前記第2の幅よりも小さく、前記第2の係合部は、前記アクセサリの装着方向において、前記第1の係合部よりも後方に設けられていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項14記載の撮像装置は、アクセサリを装着するためのアクセサリーシュー装置を備えた撮像装置であって、前記アクセサリーシュー装置は、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のアクセサリーシュー装置であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項15記載のアクセサリは、請求項乃至13のいずれか1項に記載されたアクセサリーシュー装置の前記係合部材に装着されるアクセサリであって、前記信号端子コネクタの端子と接触する複数の接続端子を有し、前記接続端子は、前記アクセサリの装着方向に伸延して設けられ、先端部が前記信号端子コネクタの端子と接触する伸延部と、前記伸延部に接続された延直部とを備え、前記複数の接続端子は、非導電性材料で形成された保持部材によって保持されており、前記保持部材は、前記係合部材の前記第1の係合部の間に挿入可能な第1の嵌合部と前記係合部材の前記第2の係合部の間に挿入可能な第2の嵌合部とを有し、前記第2の嵌合部は、前記延直部を覆っていて、前記複数の接続端子の並ぶ方向における幅が前記第1の嵌合部よりも広いことを特徴とする。
本発明によれば、汎用性を損なわずに、アクセサリーシュー装置の係合部の形状内で外部表示装置を接続するための接続端子数を多極化することができる。また、接続端子数を多極化したアクセサリーシュー装置に装着するためのアクセサリを提供することができる。
実施の形態に係る撮像装置を示す図であり、図1(a)は背面方向から見た斜視図、図1(b)は、アクセサリーシュー装置に外部ストロボ装置を装着した状態を示す背面方向からの斜視図である。また、図1(c)は、アクセサリーシュー装置に外部表示装置を装着した状態を示す背面方向からの斜視図、図1(d)は、アクセサリーシュー装置への外部表示装置の装着方法を示す図である。 図1の撮像装置におけるアクセサリーシュー装置の構成を示す図であって、図2(a)は、分解斜視図、図2(b)は、組立斜視図である。 アクセサリーシュー装置の主構成部材を説明するための図であり、図3(a)は、係合部材の上面の斜視図、図3(b)は、係合部材の下面の斜視図である。また、図3(c)は、信号端子コネクタの斜視図、図3(d)は、係合部材に対する信号端子ステージと信号端子コネクタの位置決め機構を説明する分解斜視図である。 外部ストロボの構成を説明するための図であり、図4(a)は、外部ストロボのシューを示す斜視図、図4(b)は、外部ストロボのシューの内部を説明する拡大断面図である。 外部ストロボのシューの詳細構成を示す斜視図である。 電子ビューファインダを説明するための図であり、図6(a)は、電子ビューファインダの接続プラグを示す斜視図、図6(b)は、電子ビューファインダの内部構造を示す断面図、図6(c)は、接続端子の側面図である。 電子ビューファインダの接続プラグを示す斜視図である。 アクセサリーシューに電子ビューファインダの接続プラグを装着した状態を示す図であって、図8(a)は、底面図、図8(b)は、断面図である。 図8(b)の状態を上方から見た平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る撮像装置を示す図であり、図1(a)は背面方向から見た斜視図、図1(b)は、外部ストロボ装置を装着した状態を示す背面方向からの斜視図である。また、図1(c)は、外部表示装置を装着した状態を示す背面方向からの斜視図、図1(d)は、アクセサリーシュー装置への外部表示装置の装着方法を示す図である。
図1(a)において、撮像装置10は、図示省略した撮像素子に被写体像を取り込むためのレンズ鏡筒11、液晶モニター12、アクセサリーシュー装置(以下、単に、「アクセサリーシュー」という。)13、及びトップカバー14を備えている。撮像装置10の使用者は、液晶モニター12によって被写体像を確認することができる。撮影用のアクセサリの取り付け部としてのアクセサリーシュー13はトップカバー14の一部を形成している。
図1(b)において、撮像装置10のアクセサリーシュー13にアクセサリとしての外部ストロボ装置(以下、単に、「外部ストロボ」という。)15が装着されている。外部ストロボ15は、撮影時に発光させて被写体に光を照射するために用いる。また、図1(c)において、撮像装置10のアクセサリーシュー13に小型液晶装置を備えた外部表示装置としての電子ビューファインダ16が装着されている。撮像装置10の使用者は、電子ビューファインダ16によって、液晶モニター12と同様に、撮像素子に取り込まれる被写体像を確認することができる。
また、図1(d)において、電子ビューファインダ16は、撮像装置本体のアクセサリーシュー13に接続するための接続プラグ16aを備えている。電子ビューファインダ16は、図1(d)中、矢印Z方向に平行にスライドさせて接続プラグ16aとアクセサリーシュー13を係合させることによって撮像装置10に装着される。スライド方向は、撮像装置10の背面側、つまり液晶モニター12側からレンズ鏡筒11へ向かう方向である。
次に、撮像装置10のアクセサリーシュー13の構成について説明する。
図2は、図1の撮像装置10におけるアクセサリーシュー13の構成を示す図であって、図2(a)は、分解斜視図、図2(b)は、組立斜視図である。
図2(a)中、矢印Z方向は、アクセサリーシュー13に対するアクセサリの装着方向を示している。また、矢印X方向は、アクセサリの装着方向と直角に交叉しトップカバー14の長手方向に平行な方向を示している。矢印Y方向は、アクセサリの装着方向とトップカバー14の長手方向とに直角に交叉する方向で、トップカバー14に対するアクセサリーシュー13の組立方向を示している。なお、トップカバー14は、撮像装置10の上面の外観を形成する外装部材である。
図2において、アクセサリーシュー13は、係合部材20、外部ストロボ用の信号端子ステージ21、電子ビューファインダ16用の信号端子コネクタ22、及びアクセサリシュースプリング27から主として構成されている。
係合部材20は、アクセサリとしての外部ストロボ15及び電子ビューファインダ16を係合保持するための部材である。外部ストロボ用の信号端子ステージ21(以下、単に、「信号端子ステージ」という。)は、合成樹脂材料で形成されたステージベース部材21aと、該ステージベース部材21aに保持されたシンクロナイザ接点21bと、複数の接点21cを備えている。信号端子ステージ21は、係合部材20の位置決め部(後述する図3参照)によって配置位置が決定される。信号端子ステージ21は、外部ストロボ装置との間で信号を通信するための端子である。
電子ビューファインダ16用の信号端子コネクタ22(以下、単に「信号端子コネクタ」という。)は、合成樹脂材料で形成されたコネクタベース部材にX方向に等ピッチで並設された複数の端子(後述する図3(c)参照)を備えている。
信号端子ステージ21のシンクロナイザ接点21b、複数の接点21c、及び信号端子コネクタ22の複数の端子は、それぞれトップカバー14の下方に配置されたフレキシブル基板23と電気的に接合されている。フレキシブル基板23は、撮像装置10の主基板(図示省略)に接続され、外部ストロボ15や電子ビューファインダ16と電気的に接続可能に構成されている。これによって、係合部材20に装着された外部ストロボ15又は電子ビューファインダ16は、撮像装置10と通信可能となる。
信号端子コネクタ22の全周を囲うような形状のパッキン部材24は、ゴム部材など小さな力で大きく変形し、かつ大きな弾性歪領域を持った材料で構成されている。
アクセサリーシュー保持部材25は、係合部材20を保持する構造躯体であり、トップカバー14に対して締結部によって位置決め(図示省略)されている。締結部は、例えば、4本のビス26を備えており、ビス26は、図2(a)中、係合部材20、トップカバー14、及びフレキシブル基板23を貫通してアクセサリーシュー保持部材25まで到達し、アクセサリーシュー保持部材25に締結される。
信号端子ステージ21は、その外周部が係合部材20とトップカバー14によって挟持されることによって固定されている。信号端子コネクタ22は、トップカバー14とアクセサリーシュー保持部材25によって挟持され、パッキン部材24が押し潰されることによって、トップカバー14と信号端子コネクタ22の隙間が埋められている。
アクセサリーシュースプリング27は、導電性を有する金属材料で構成されている。アクセサリーシュースプリング27は、係合部材20に装着されたアクセサリをY方向に付勢するための弾性変形部27aと、アクセサリのZ方向の突き当てを行う突当面27bを備えている。トップカバー14には、摺動孔14cが形成されており、この孔を貫通してアクセサリーシュースプリング27に当接するように検出ピン28が設けられている。
接片部材29は、検出ピン28を挟んでアクセサリーシュースプリング27に対向する位置に配置されている。接片部材29は、アクセサリがアクセサリーシュー13に装着されていないとフレキシブル基板23に設けられたパターン(図示省略)に当接している。アクセサリがアクセサリーシュー13に装着されると、検出ピン28はアクセサリーシュースプリング27でY方向に押し下げられる。その結果、接片部材29はフレキシブル基板23のパターンから離れることによってアクセサリが装着されたことを検出する。このようにして、撮像装置10にアクセサリが装着されたことが検知され、その後、装着されたアクセサリが撮像装置10と同期する。
図2(b)において、係合部材20は、アクセサリとしての外部ストロボ15又は電子ビューファインダ16を係合保持するための部材である。係合部材20の内側には外部ストロボ15との接続端子である信号端子ステージ21が設けられている。信号端子ステージ21の中央部にはシンクロナイザ接点21bが設けられている。シンクロナイザ接点21bの近傍にある複数の接点21cは、係合部材20に係合された外部ストロボ15を制御するための通信用端子である。
信号端子コネクタ22は、電子ビューファインダ16の装着方向、すなわち、図2中、矢印Z方向においてシンクロナイザ接点21bよりもZ方向前方に配置されている。シンクロナイザ接点21bと信号端子コネクタ22の間には外部ストロボ15のロックピン155(後述する図4参照)が係合する第1の係合孔201が設けられている。接点21cの近傍には電子ビューファインダ16の係合爪165(後述する図6参照)が係合する一対の第2の係合孔202が設けられている。
次に、アクセサリーシュー13の主構成部材について詳細に説明する。
図3は、アクセサリーシュー装置13の主構成部材を説明するための図であり、図3(a)は、係合部材20の上面の斜視図、図3(b)は、係合部材20の下面の斜視図である。また、図3(c)は、信号端子コネクタ22の斜視図、図3(d)は、係合部材20に対する信号端子ステージ21と信号端子コネクタ22の位置決め機構を説明する分解斜視図である。
図3において、係合部材20は、概略、板状の金属材料をループ状に折り曲げて形成されている。すなわち、板状の金属材料をループ状に折り曲げた両端部の端面が、対向して当接するように折り曲げられている。対向する両端面が当接する部分は、継ぎ目20aとなる。
係合部材20は、一対の係合部20b、該一対の係合部20bを相互に連結する連結部20cを有している。係合部材20における継ぎ目20aを有する面には、信号端子ステージ21を位置決めするための第1の位置決め部20d、及び、信号端子コネクタ22を位置決めするための一対の第2の位置決め部20eが形成されている。また、係合部材20には、係合部材20自身をトップカバー14に位置決めするための一対の第1のビス孔20f、及び、一対の第2のビス孔20gが形成されている。また、係合部材20には、外部ストロボ15のロックピン155と係合する第1の係合孔201、及び電子ビューファインダ16の2つの係合爪165とそれぞれ係合する一対の第2の係合孔202、並びに検出ピン用の貫通孔20hが形成されている。
図3(a)において、第1の係合部である一対の係合部20b相互は、第1の幅だけ離間している。第1の幅を、第1の係合部間隔20baという。この第1の係合部間隔20baは、規格によって決まっている。第1の係合部間隔内に、外部ストロボ15のシュー取付脚154(図4参照)が挿入される。一対の係合部20bを形成する構成部材の一部を切り欠いて第2の係合部20jが形成されている。第2の係合部20j相互は、第2の幅だけ離れている。第2の幅を、第2の係合部間隔20bbという。第2の係合部20j相互間内に、電子ビューファインダ16の接続プラグ16aが挿入される。
第2の係合部間隔20bbは、第1の係合部間隔20baよりも大きい。また、第1の係合部20bと第2の係合部20jは、それぞれ傾斜面によって滑らかに繋がっている。また、係合部材20は、第1の係合部20bの下方位置に、外部ストロボ15のシュー150又は電子ビューファインダ16の接続プラグ16aのX方向の位置決めを行うシュー嵌合間隔20bcを備えている。
上述のように、第1の位置決め部20dは、後述する外部ストロボ用の信号端子ステージ21を位置決めするための位置決め部であり、係合部材20の略中央に形成されている。また、一対の第2の位置決め部20eは、後述する電子ビューファインダ用の信号端子コネクタ22を位置決めするための一対の孔である。一対の第2の位置決め部20eは、シンクロナイザ接点21b(図2参照)よりもZ方向前方にて、X方向に離間して形成されている。
継ぎ目20aは、第1の係合孔201と一対の第1のビス孔20fの一方との間に位置している。一対の第1のビス孔20fは、X方向に間隔を置いて並んで形成されている。すなわち、一対の第1のビス孔20fは、シンクロナイザ接点21bよりZ方向前方にて、X方向に離間して設けられた一対の第1の締結孔として機能する。
一対の第2のビス孔20gは、X方向に離間して形成されている。すなわち、一対の第2のビス孔20gは、シンクロナイザ接点21bよりZ方向後方にて、X方向に離間して設けられた一対の第1の締結孔として機能する。第1の係合孔201は、外部ストロボが有するロックピンと係合可能な孔であり、一対の第1のビス孔20fの間に形成されている。
一対の第2の係合孔202は、電子ビューファインダ16が有する一対の係合突起165とそれぞれ係合可能な孔である。一対の第2の係合孔202と一対の第2のビス孔20gとがZ方向にそれぞれ並ぶように形成されている。また、一対の第2の係合孔202は、それぞれ一対の第2のビス孔20gのZ方向後方に配置されている。
図3(c)において、信号端子コネクタ22は、後述する電子ビューファインダの装着方向であるZ方向に鉛直な第1の接点面22aを備えている。第1の接点面22aから複数の接続端子からなる第1の端子列22bが露出している。電子ビューファインダの装着方向の手前側には第1の接点面22aに対し傾斜した第2の接点面22cが設けられている。第2の接点面22cから複数の接続端子からなる第2の端子列22dが露出している。
端子列の幅22baをなるべく狭くするために、第1の端子列22bと第2の端子列22dは、個々の端子が千鳥状に配列されている。しかし、電子ビューファインダの高画素化、高フレームレート化に伴い接続信号端子数が増加し、第1端子列22b及び第2端子列22dの幅は、係合部材20の第1の係合部相互間の間隔20baよりも広くなっている。
第1の接点面22aと第2の接点面22cの間には第3の面が設けられている。第3の面には電子ビューファインダの接続プラグ16aとの嵌合関係を規制する嵌合キー22eが設けられている。嵌合キー22eの前後に位置する第1列側の端子22fと第2列側の端子22gの少なくともいずれかは、電子ビューファインダの接続プラグ16a(図6参照)が接続されたことを検出する検出信号端子である。これにより類似形状のアクセサリが装着されようとしても嵌合キー22eによる形状規制により検出信号端子が接続されない。その結果、撮像装置10に対して異なるアクセサリが誤装着されても検出信号端子が接続されず、撮像装置10とは通信できない。このような構成によって、特定のアクセサリを装着する機能が保たれている。
信号端子コネクタ22には、トップカバー14の下方に配置されたフレキシブル基板23と電気的に接合されるリード部よりも上側に、全周のフランジ部22hが形成されている。フランジ部22hには、Y方向に伸延する一対の位置決め凸部22iが形成されている。位置決め凸部22iは、端子列のピッチ方向であるX方向に対して、プリント配線板と接合される端子列のリード部よりも外側に設けられている。また、位置決め凸部22iは、トップカバー14に対するアクセサリーシュー13の組立方向であるY方向に対して、係合部材20の投影面内に設けられている。位置決め凸部22iは、係合部材20の一対の第2の位置決め部20eと嵌合することで、信号端子コネクタ22と係合部材20の位置を決める。
図3(d)において、係合部材20には、信号端子ステージ21を位置決めするための第1の位置決め部20dが形成されている。信号端子ステージ21のステージベース部材21aには、第1の位置決め部20dと嵌合する外形嵌合部21aaが形成されている。外形嵌合部21aaの周囲には、フランジ部21abが形成されている。信号端子ステージ21は、係合部材20の第1の位置決め部20dと外形嵌合部21aaとの嵌合により位置が決まり、フランジ部21abが係合部材20とトップカバー14(図2参照)に挟持されることによって固定される。つまり、信号端子ステージ21は、直接係合部材20と位置決めされる構成になっている。
また、係合部材20には、信号端子コネクタ22を位置決めするための一対の第2の位置決め部20eが形成されている。そして、信号端子コネクタ22には、係合部材20の一対の位置決め部20eと嵌合し、Y方向に延伸する一対の位置決め凸部22iが形成されている。信号端子コネクタ22は、係合部材20に形成された一対の位置決め部20eと一対の位置決め凸部22iが嵌合することによって位置決めされる。
信号端子コネクタ22の端子が並ぶピッチ方向(X方向)において、電子ビューファインダの接続プラグ16a(図6参照)は、係合部材20のシュー嵌合間隔20bcによって位置が規制される。つまり、信号端子コネクタ22と接続プラグ16aは、係合部材20に対して直接位置決めされるので、信号端子コネクタ22と電子ビューファインダの接続プラグ16aは正確に位置が決まる。
また、信号端子コネクタ22は、フランジ部22h上に配置されたパッキン部材24を介して、トップカバー14とアクセサリーシュー保持部材25に挟持されることで固定されている(図2参照)。パッキン部材24は、信号端子コネクタ22とトップカバー14との隙間を埋めることができる構成となっている。
次に、アクセサリーシュー13に装着される外部ストロボについて説明する。
図4は、外部ストロボの構成を説明するための図であり、図4(a)は、外部ストロボ15のシュー150を示す斜視図、図4(b)は、外部ストロボ15のシュー150の内部を説明する拡大断面図である。
図4(a)において、シュー150は、撮像装置10のアクセサリーシュー13への通常の装着状態において、外部ストロボ15の基台部151の下側となる位置に設けられている。シュー150内部には、撮像装置10側の信号端子ステージ21のシンクロナイザ接点21b、及び接点21cに当接して通信を行うためのストロボ用接続端子152が設けられている。ストロボ用接続端子152は、撮像装置10のシンクロナイザ接点21bに対応する接続端子152aと、シンクロナイザ接点21b以外の接点21cに対応する接続端子152bに分かれている。
シュー150内部には、ストロボ用接続端子152を収納する保持部材153と、該保持部材153の図4(b)中、下部に設けられたシュー取付脚154とを備えている。シュー取付脚154は、外部ストロボ15を撮像装置10に係合するためのものである。保持部材153には、シュー取付脚154が撮像装置10のアクセサリーシュー13に装着された後に、外部ストロボ15の脱落を防止するためのロックピン155が取り付けられている。ロックピン155は、Y方向に移動可能である。保持部材153には、ロックピン155を可動させるためのロックレバー156が設けられている。
外部ストロボ15が撮像装置10に装着されて、ロックレバー156が回転させられると、カム部によってロックピン155が付勢され、該ロックピン155が撮像装置10側のアクセサリーシュー13に設けられた第1の係合孔201に係合する。ロックピン155と第1の係合孔201は、外部ストロボ15と撮像装置10の電気的接続を保証するためのZ方向の位置規制部材として機能する。
ストロボ用接続端子152は、基台部151側の端部に備えられた端子バネ157によって付勢されて、撮像装置10側となる先端部が保持部材153から突出するように構成されている。また、ストロボ用接続端子152は、基台部151側の端部が図示省略したリード線に半田付けされて、外部ストロボ15の本体部内の回路部に接続されている。
図5は、外部ストロボ15のシュー150の詳細構成を示す斜視図である。図5は、外部ストロボ15の基台部151(図4参照)を取り除いた状態を示している。
シュー150は、シュー取付脚154と保持部材153が締結されることによって構成されている。外部ストロボ15は、シュー取付脚154に形成されたシュー嵌合部154aが、アクセサリーシュー13の係合部材20のシュー嵌合間隔20bc(図3(a)参照)に嵌合することよってX方向の位置が決まる。外部ストロボ15は、シュー取付脚154が、アクセサリーシュースプリング27(図2参照)によってY方向上側に付勢され、シュー嵌合部154aが係合部材20と当接することによってY方向の位置が決まる。外部ストロボ15は、シュー取付脚154に形成された突当面154bがアクセサリーシュースプリング27に設けられた一対の突当面27bに当接することによってZ方向の位置が決まる。
保持部材153は、シュー取付脚154と基台部151を連結するための構造体でもあり、係合部材20の第1の係合部間隔20ba(図3(a)参照)に挿入可能な幅に形成された連結部153aを有している。保持部材153の連結部153aの内部には、ストロボ用接続端子152(図4参照)、ストロボ用接続端子152を付勢する付勢バネ157とロックピン155が配置されている。
図4で説明した通り、ストロボ用接続端子152には、撮像装置10のシンクロナイザ接点21bに対応した接続端子152aと、シンクロナイザ接点21b以外の接点21cに対応した接続端子152bとがある。シンクロナイザ接点21bに対応する接続端子152aの位置は、X方向においてシュー嵌合部154aの中心位置にあり、突当面154bからの距離L1は、規格によって決まっている。一方、シンクロナイザ接点21b以外の接点21cに対応する接続端子152bの位置や形状は、製造業者によって異なることが多い。
ロックピン155は、シュー取付脚154のシュー嵌合部154aの中央で、且つシンクロナイザ接点21bに対応する接続端子152a(図4参照)よりZ方向前方に配置されている。前述したように係合部材20には、ロックピン155が挿入される第1の係合孔201(図2参照)が形成されている。ここで、第1の係合孔201がシンクロナイザ接点21bよりZ方向後方に配置されると、外部ストロボ15をアクセサリーシュー13に挿入する途中で、接続端子152aが第1の係合孔201に入り込んでしまう。そのため、ロックピン155は、シンクロナイザ接点21bに対応する接続端子152aのZ方向前方に構成する必要がある。つまり、シンクロナイザ接点21b以外の接点21cに対応する接続端子152bの位置や形状は製造業者によって異なるが、ロックピン155は、シンクロナイザ接点21bに対応する接続端子152aのZ方向前方に配置されている。
ロックピン155は、ロックレバー156(図4参照)の内壁に形成されたカム形状に当接する当接部155aを備えている。ロックレバー156を回転させると、当接部155aがカム形状に沿って移動することで、ロックピン155も当接部155aと一体的にY方向に移動する。
ストロボ用接続端子152(図4参照)は、内部に備えられた付勢バネ157によって付勢されている。付勢バネ157の先端部157aは、図示省略した外部ストロボ基板とリード線で半田付けされることで、ストロボ用接続端子152から付勢バネ157を介して外部ストロボ基板に電気信号が伝達される。
次に、アクセサリーシューに装着される電子ビューファインダについて説明する。
図6は、電子ビューファインダを説明するための図であり、図6(a)は、電子ビューファインダの接続プラグ16aを示す斜視図、図6(b)は、電子ビューファインダの内部構造を示す断面図、図6(c)は、接続端子の側面図である。
図6において、接続プラグ16aは、電子ビューファインダ16の基台部161側に設けられている。電子ビューファインダ16の接続プラグ16aには、撮像装置10側の信号端子コネクタ22の第1の接点面22aと第2の接点面22c(図3(c)参照)の各接点に当接して通信を行うための接続端子162、163が設けられている。接続端子162、163は、端子保持部材164に収納、保持されている。端子保持部材164は、電子ビューファインダ16を撮像装置10に装着するためのシュー取付脚として機能する。
端子保持部材164には、接続プラグ16aが撮像装置10のアクセサリーシュー装置13に装着された後に、電子ビューファインダ16の脱落を防止するための一対の係合爪165を可動させるためのロック解除ボタン166が設けられている。係合爪165は、該係合爪165が接続プラグ16aの底面から突出する方向(Y方向)に進退可能であり、図示省略したバネ等の付勢部材によって接続プラグ16aの底面から突出するように付勢されている。接続プラグ16aが撮像装置10のアクセサリーシュー13に取り付けられる際に接続プラグ16aがスライド移動されるにつれて、係合爪165は、アクセサリーシューの係合部20の底面部に押されて+Y方向に退避する。その後、係合爪165は、係合部材20の一対の第2の係合孔202の形成位置で、係合孔202に嵌合する。係合爪165と一対の第2の係合孔202は、電子ビューファインダ16と撮像装置10の電気的接続を保証するためのZ方向の位置規制部材としても機能する。
接続端子162、163は、信号端子コネクタ22の第1の接点面22aと第2の接点面22cと一対一で対応している(図3(c)参照)。接続端子162、163には、それぞれ信号端子コネクタ22の第1の接点面22aと第2の接点面22cと接触する先端部162a、163aが形成されている。先端部162a、163aには、信号端子コネクタの接点面22aと22cに当接すると、先端部162a、163aがY方向に弾性変形可能に形成された伸延部162b、163bが形成されている。伸延部162b、163bは、先端部162a、163aからZ方向後方へ伸延する形状になっている。伸延部162b、163bのZ方向後方部には、伸延部と略直交した延直部162c、163cが形成されている。延直部162c、163cの先端は、略Uの字形状を成して、電子ビューファインダ16の主基板16eと接続するフレキシブル基板16fが挿入される接続部162d、163dが形成されている。
図7は、電子ビューファインダ16の接続プラグ16aを示す斜視図であって、電子ビューファインダ16の基台部161(図6参照)を取り除いた状態を示す図である。
図7において、接続プラグ16aは、例えば、非導電性材料である合成樹脂材料で形成された端子保持部材164と、該端子保持部材164に保持された接続端子162、163を備えている。電子ビューファインダ16は、端子保持部材164に形成されたシュー嵌合部164aが、係合部材20のシュー嵌合間隔20bc(図3参照)に嵌合することによってX方向の位置が決まる。電子ビューファインダ16は、端子保持部材164が、アクセサリーシュースプリング27(図2参照)によってY方向上側に付勢され、係合部材20と当接面164bが当接することによってY方向の位置が決まる。電子ビューファインダ16は、また、端子保持部材164に形成された突当面164cがアクセサリーシュースプリングに設けられた一対の突当面27bに当接することによってZ方向の位置が決まる。
端子保持部材164は、基台部161と連結するための構造体でもあり、係合部材20の第1の係合部間隔20baに挿通可能な幅に形成された連結部164dを有している。また、端子保持部材164には、接続端子162、163の先端を保持する先端保持部164eと接続端子162、163の接続部を保持する接続保持部164fが形成されている。先端保持部164eと接続保持部164fは、X方向において、端子列の幅(シュー嵌合間隔)22ba(図3参照)から両側に樹脂成形可能な樹脂肉厚を確保した幅が必要になる。
接続保持部164fは、係合部材20の第2の係合部間隔20bbに挿入可能な幅に形成されている。Z方向において接続保持部164fから突当面164cまでの距離L2が長いほど、係合部材20は第2の係合部間隔20bb(図3参照)の領域を少なくすることが可能となる。
端子保持部材164のZ方向後方には、係合爪165を収容するための係合爪収容空間164gが設けられている。Z方向において接続保持部164fの前方は、図6(b)で説明した通り、接続端子の伸延部162b、163bが配置されているため、係合爪収容空間164gは、接続保持部164fの後方に配置する必要がある。
図8は、アクセサリーシュー13に電子ビューファインダ16の接続プラグ16aを装着した状態を示す図であって、図8(a)は、底面図、図8(b)は、断面図である。
上述したように、電子ビューファインダ16の高画素化、高フレームレート化に伴い接続信号端子数が増加し、接続端子162、163の幅、及びこれと接続される接続端子列の幅22baは、係合部材20の第1の係合部間隔20baより広くなる(図3参照)。すなわち、接続プラグ16aのX方向の端部に配置された接続端子163は、係合部材20における一対の係合部20bの下側を経て、第2の係合部20jの領域から電子ビューファインダ16の内部へ電気的に接続される。換言すれば、信号端子コネクタ22のX(幅)方向に沿った両端部の接続端子は、係合部材20の幅方向において、それぞれ第1の幅(20ba)の外側であって、第2の幅(20bb)の内側で、電子ビューファインダ16の接続端子に接続される。
ここで、突当面164cから接続保持部164fまでの距離L2を長くすることで、係合部材20と当接面164bの当接面積を多くとれる。
当接する面を多く取れることで、電子ビューファインダ16をアクセサリーシュー13に取り付けた際にガタつきや傾きなどが発生しづらくなる。また、撮影用アクセサリの先端に+Z方向の力が加わり係合部材20に相当な力が加わった場合、係合部材20が多少変形しても係合部材20から撮影用アクセサリが抜けることはない。
係合爪165は、Z方向において接続保持部164fの後方に配置されている。突当面164cから接続保持部164fまでの距離L2を長くするためには、係合爪165を可能な限りZ方向後方に配置する必要がある。係合爪165は係合部材20の第2の係合孔202に嵌合するものであり、第2の係合孔202は、係合部材20のZ方向後方端から、一対の第2の係合孔202が加工可能でかつ強度を確保可能な距離L3を確保して配置される。
係合部材20は、板状の金属材料で、プレス加工で成形されることが一般的であるために、プレス加工の観点において、距離L3の目安は、係合部材の板の厚みT1以上に確保することが望ましい。強度の観点において、距離L3は材質によってプレス加工の限界より小さくすることができるが、その時は、切削加工など他の加工を採用することもできる。
図9は、図8(b)の状態を上方から見た平面図である。
図9において、係合部材20は、X方向において、シュー嵌合間隔20bc、第1の係合部間隔20ba、第2の係合部間隔20bbを有している。信号端子コネクタ22の端子列の幅22baは、第1の係合部間隔20baより広く、第2の係合部間隔20bbより狭くなっている。つまり、少なくとも接続プラグ16aのX方向の端に配置された接続端子163は、一対の係合部20bの下側を経て、第2の係合部20j相互の間隔20bb内の領域から電子ビューファインダ内部へ電気的に接続される。
X方向におけるシュー嵌合間隔20bcの一端から、同じ側の第二の係合部の一端までの距離L4は、加工可能で強度を確保できる肉厚を確保する必要がある。係合部材20は板状の金属材料で、プレス加工で成形されることが一般的なため、プレス加工の観点において、距離L4の目安は、係合部材の板の厚みT1の1.5倍(1.5×T1)以上であることが望ましい。強度の観点において、距離L4は、構成する材質によってはプレス加工の限界より小さくすることができる。但し、その場合は、切削加工など他の加工方法を採用することが好ましい。
係合部材20の内部には、突当面27bからの距離L1が規定によって決まっているシンクロナイザ接点21bが配置されている。係合部材20の第2の係合部間隔20bbの領域には、突当面27bからの距離L2の接続保持部164fが配置されている。
係合部材20は、Z方向後方の端から加工可能で、かつ強度を確保可能な距離L3を確保した位置に一対の第2の係合孔202が配置される。一対の第2の係合孔202を可能な限り、Z方向後方に配置することで、突当面27bから接続保持部164fの距離L2を長くすることが可能となる。つまり、第2の係合部間隔20bbの領域を少なくすることが可能となる。当接する面を多く取れることで、電子ビューファインダ16をアクセサリーシュー13に取り付けた際にガタつきや傾きなどが発生しづらくなる。また、アクセサリの先端に+Z方向の力が加わり係合部材20に相当な力が加わった場合に、係合部材20が多少変形しても係合部材20からのアクセサリの脱落を回避することができる。
図2で説明した通り、係合部材20は、突当面27bとシンクロナイザ接点21bとの間に、外部ストロボのロックピン155(図3参照)が挿入される第1の係合孔201が配置されている。
係合部材20を締結するための4本のビス26は、アクセサリーシュースプリング27(図2参照)のY方向下側に配置され、隠蔽されている。4本のビス26は、電子ビューファインダ16の接続プラグ16aの接続端子161、163(図8参照)を気にせずに配置することができる。4本のビス26においては、シンクロナイザ接点21bを中心にX軸とZ軸によって分割された4つの領域に1本ずつ均等に配置することによって、バランス良く係合部材20を保持できる。
以上、説明したように、電子ビューファインダ16用の接続信号端子数が増加するにあたって、係合部材20における第1の係合部20bの下側を配線する必要がある。電子ビューファインダ16の接続プラグ16aの接続保持部164fは、Z方向において係合部材20の係合部20b後方に配置すると、電子ビューファインダのロック機構(165、202)が構成することができなくなる。
そこで、本実施の形態では、電子ビューファインダ16のロック機構(165、202)は、Z方向において構成可能な位置まで後方に下げて、且つ係合部材20bの一部に第2の係合部間隔20bbの領域を設ける。これによって、最も外側の接続端子162、163は、第1の係合部20bの外側で、第2の係合部20jの第2の幅の内側を経て水平方向に延び、第1の係合部20bのZ方向の後側の第2の係合部20j内で立上り、電子ビューファインダ内部へ接続される。また、接続保持部164はY方向から見た係合部材20の投影面内に配置することが可能となり、係合部材20を大型化する必要がなくなる。また、外部ストロボ15と電子ビューファインダ16のロック機構をY方向から見た係合部材20の投影面内に配置しても係合部間隔20bbの領域を少なくすることが可能となる。
このように、本実施の形態によれば、汎用性を損なわずに、接続コネクタの係合部の形状内で電子ビューファインダを接続するための接続端子数を多極化することができる。
なお、本実施の形態では多極化したアクセサリとして電子ビューファインダを例にしているが、多極化したアクセサリは大型モニタやマイクなどであってもよい。
13 アクセサリーシュー装置
15 外部ストロボ装置
16 電子ビューファインダ
20 係合部材
20b 第1の係合部
20ba 第1の係合部間隔
20bb 第2の係合部間隔
20bc シュー嵌合間隔
21 信号端子ステージ
22 信号端子コネクタ
22ba 端子列の幅

Claims (17)

  1. アクセサリが装着される係合部材と、
    前記アクセサリの装着方向に交叉する幅方向に複数の接点を備えた信号端子コネクタと、
    前記係合部材における前記幅方向に第1の幅だけ離間して設けられた一対の第1の係合部、及び前記第1の幅よりも広い第2の幅だけ離間して設けられた一対の第2の係合部と、を有し、
    前記信号端子コネクタは、前記アクセサリの装着方向において、前記第1の係合部よりも前方の位置に配置されていて、
    前記信号端子コネクタの前記幅方向に沿った長さは、前記第1の幅よりも大きく、前記第2の幅よりも小さく、
    前記第2の係合部は、前記アクセサリの装着方向において、前記第1の係合部よりも後方に設けられていることを特徴とするアクセサリーシュー装置。
  2. 前記第2の係合部は、前記第1の係合部を形成する構成部材の一部を切り欠いて形成されていることを特徴とする請求項1記載のアクセサリーシュー装置。
  3. 前記信号端子コネクタの前記幅方向に沿った両端部の信号端子は、前記係合部材の幅方向において、前記第1の幅の外側であって、前記第2の幅の内側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のアクセサリーシュー装置。
  4. 前記係合部材は、該係合部材に装着されたアクセサリを前記装着方向と交叉する方向に付勢する付勢部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクセサリーシュー装置。
  5. 前記係合部材は、複数のビスを備えた締結部によって撮像装置本体と締結されており、前記複数のビスは、前記付勢部材によって隠蔽されていることを特徴とする請求項4記載のアクセサリーシュー装置。
  6. 前記アクセサリは、外部ストロボ装置であり、
    前記一対の第1の係合部相互間に、前記外部ストロボ装置を発光させるための信号端子ステージが配置されており、
    前記一対の第2の係合部は、前記アクセサリの装着方向において、前記信号端子ステージの中央のシンクロナイザ接点よりも後方に位置していることを特徴とする請求項1乃至5のずれか1項に記載のアクセサリーシュー装置。
  7. 前記係合部材は、前記外部ストロボ装置のロックピンに対応する第1の係合孔を有し、前記第1の係合孔は、前記外部ストロボ装置の装着方向において前記シンクロナイザ接点よりも前方で、且つ前記信号端子コネクタよりも後方に位置していることを特徴とする請求項6記載のアクセサリーシュー装置。
  8. 前記ロックピンは、前記係合部材に対する前記外部ストロボ装置の前記装着方向の位置を規制するピンであることを特徴とする請求項7記載のアクセサリーシュー装置。
  9. 前記複数のビスは、前記シンクロナイザ接点を中心として前記係合部材における前記外部ストロボ装置の装着方向と、該装着方向に直交する幅方向に分割される4つの領域にそれぞれ均等に配置されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のアクセサリーシュー装置。
  10. 前記アクセサリは、外部表示装置であり、
    前記係合部材は、前記外部表示装置の係合爪に対応する第2の係合孔を有し、前記第2の係合孔は、前記外部表示装置の装着方向において別のアクセサリを機能させるための信号端子の中央の接点よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアクセサリーシュー装置。
  11. 前記係合爪は、前記係合部材に対する前記外部表示装置の前記装着方向の位置を規制することを特徴とする請求項10記載のアクセサリーシュー装置。
  12. 前記信号端子コネクタは、前記外部表示装置の接続端子と接続される端子であり、
    前記信号端子コネクタの前記係合部材の幅方向に沿った両端部の信号端子は、前記係合部材の幅方向において、それぞれ前記第1の幅の外側であって、前記第2の幅の内側で、前記外部表示装置の前記接続端子に接続される端子であることを特徴とする請求項10又は11記載のアクセサリーシュー装置。
  13. 前記複数のビスのうち、前記外部表示装置の装着方向における前記別のアクセサリを機能させるための信号端子の中央の接点よりも後方に配置されたビスは、前記第2の係合孔よりも前記外部表示装置の装着方向の前方に配置されていることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載のアクセサリーシュー装置。
  14. アクセサリを装着するためのアクセサリーシュー装置を備えた撮像装置であって、前記アクセサリーシュー装置は、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のアクセサリーシュー装置であることを特徴とする撮像装置。
  15. 請求項乃至13のいずれか1項に記載されたアクセサリーシュー装置の前記係合部材に装着されるアクセサリであって、
    前記信号端子コネクタの端子と接触する複数の接続端子を有し、
    前記接続端子は、前記アクセサリの装着方向に伸延して設けられ、先端部が前記信号端子コネクタの端子と接触する伸延部と、前記伸延部に接続された延直部とを備え、
    前記複数の接続端子は、非導電性材料で形成された保持部材によって保持されており、
    前記保持部材は、前記係合部材の前記第1の係合部の間に挿入可能な第1の嵌合部と前記係合部材の前記第2の係合部の間に挿入可能な第2の嵌合部とを有し、
    前記第2の嵌合部は、前記延直部を覆っていて、前記複数の接続端子の並ぶ方向における幅が前記第1の嵌合部よりも広いことを特徴とするアクセサリ。
  16. 前記接続端子のうち、前記係合部材へのアクセサリの装着方向に直交する幅方向の両端部の接続端子は、前記アクセサリの装着方向において、前記係合部材における第1の幅の外側であって、前記第2の幅の内側で、前記信号端子コネクタの端子と接続される接続端子であることを特徴とする請求項15記載のアクセサリ。
  17. 部表示装置であることを特徴とする請求項15又は16記載のアクセサリ。
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