JP6685527B1 - 高さ調節式のアームレスト - Google Patents
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Abstract
Description
シートフレームに対して動かない状態で取り付けられる取付部材と、取付部材に一体的に固定されたロックドラムとで構成された固定側部材と、
腕を支えるためのアーム部材を有し、当該アーム部材に、ロックドラムと同一軸上に配される筒状壁部が設けられ、ロックドラムを軸として回動する回動側部材と、
ロックドラム及びアーム部材の筒状壁部に外嵌されたコイルばねからなるロックばねと、ロックばねの自由端を操作するカム機構とで構成され、アーム部材が使用時最下方位置と使用時最上方位置との間の高さ調節範囲にあるときには、アーム部材の上方回動を許容しながらも下方回動を規制するロック状態を発現させ、アーム部材が使用時最上方位置を越えると、アーム部材の下方回動を許容するロック解除状態を発現させるロックばね機構と
を備えた高さ調節式のアームレストであって、
固定側部材における、回動側部材の回転中心を挟んで対向する一対2箇所以上に、下側ストッパー用当接部が設けられる一方、
回動側部材に、アーム部材が使用時最下方位置となったときに一対2箇所以上の下側ストッパー用当接部にそれぞれ当接する一対2箇所以上の下側ストッパー用被当接部が設けられ、
それぞれの下側ストッパー用被当接部が、回動側部材に形成された窪み部の段差部壁面とされるとともに、
下側ストッパー用被当接部が、断面補強された段付成形部とされた
ことを特徴とする高さ調節式のアームレスト
を提供することによって解決される。
まず、第一実施態様のアームレストについて説明する。図1は、第一実施態様のアームレスト1を、(a)座席外側から見た状態と、(b)座席中心側から見た状態と、(c)アーム部材31の中心線L1(図1(a)を参照。)に沿って長手方向に切断した状態と、をそれぞれ示した図である。図2は、第一実施態様のアームレスト1の動作を説明する図であって、(a)アーム部材31が使用時最下方位置にある状態と、(b)アーム部材31が使用時最上方位置にある状態と、(c)アーム部材31が格納位置にある状態と、をそれぞれ示した図である。図3は、第一実施態様のアームレスト1におけるロックドラム22の周辺(図1(c)におけるα部)を拡大して示した断面図であって、(a)アーム部材31の回転中心線L2に沿って長手方向に切断した状態と、(b)アーム部材31の回転中心線L2に沿って巾方向に切断した状態と、をそれぞれ示した図である。
続いて、第二実施態様のアームレストについて説明する。第二実施態様のアームレストについては、第一実施態様のアームレストとは異なる構成に絞って説明する。第二実施態様のアームレストで特に言及しない構成については、上述した第一実施態様のアームレストと略同様の構成を採用することができる。図5は、第二実施態様のアームレスト1を、アーム部材31の中心線(図1の中心線L1に相当する直線)に沿って長手方向に切断した状態を示した断面図である。
続いて、第三実施態様のアームレストについて説明する。第三実施態様のアームレストについても、第一実施態様のアームレストとは異なる構成に絞って説明する。第三実施態様のアームレストで特に言及しない構成については、上述した第一実施態様や第二実施態様のアームレストと略同様の構成を採用することができる。図6は、第三実施態様のアームレスト1を、座席中心側から見た状態を示した図である。
続いて、第四実施態様のアームレストについて説明する。第四実施態様のアームレストについても、第一実施態様のアームレストとは異なる構成に絞って説明する。第四実施態様のアームレストで特に言及しない構成については、上述した第一実施態様から第三実施態様までのアームレストと略同様の構成を採用することができる。図7は、第四実施態様のアームレスト1におけるロックドラム22を示した斜視図である。
続いて、第五実施態様のアームレストについて説明する。第五実施態様のアームレストについても、第一実施態様のアームレストとは異なる構成に絞って説明する。第五実施態様のアームレストで特に言及しない構成については、上述した第一実施態様から第四実施態様までのアームレストと略同様の構成を採用することができる。図8は、第五実施態様のアームレスト1を、アーム部材31の中心線(図1の中心線L1に相当する直線)に沿って長手方向に切断した状態を示した断面図である。
最後に、第六実施態様のアームレストについて説明する。第六実施態様のアームレストについても、第一実施態様のアームレストとは異なる構成に絞って説明する。第六実施態様のアームレストで特に言及しない構成については、上述した第一実施態様から第五実施態様までのアームレストと略同様の構成を採用することができる。図9は、第六実施態様のアームレスト1を、(a)座席中心側から見た状態と、(b)アーム部材31の中心線L1(図9(a)を参照。)に沿って長手方向に切断した状態と、をそれぞれ示した図である。
上述した本発明のアームレスト1は、下側ストッパー用当接部51及び下側ストッパー用被当接部52を2箇所に設けたことによって、下側ストッパー51,52に掛かる負荷を軽減し、アームレスト1の構成部材の板厚を小さくすることで、軽量化を図ることができるものとなっているが、以下の工夫を施すことによって、さらなる軽量化を図っている。
以上で述べた本発明のアームレストは、各種の座席に設けることができ、その用途を特に限定されるものではないが、自動車等の移動体に据え付けられる座席に備えるものとして好適である。
2 固定側部材
3 回動側部材
4 ロックばね機構
21 取付部材
21a 突片部
22 ロックドラム
22a フランジ部
22b 平面部
22c 円筒面部
22d 切断部
31 アーム部材
31a 筒状壁部
31b 残存平面部
31c 窪み部
31d 注入口
31e アーム部材本体部
31f アーム部材キャップ部
32 カバープレート
33 基端側プレート
33a 起立壁部
41 ロックばね
41a ロックばねの一端部(自由端)
41b ロックばねの他端部(固定端)
42 ロック解除カム(カム機構)
43 ロック復帰カム(カム機構)
44 係止部
51 下側ストッパー用当接部
52 下側ストッパー用被当接部
61 上側ストッパー用当接部
62 上側ストッパー用被当接部
Claims (7)
- シートフレームに対して動かない状態で取り付けられる取付部材と、取付部材に一体的に固定されたロックドラムとで構成された固定側部材と、
腕を支えるためのアーム部材を有し、当該アーム部材に、ロックドラムと同一軸上に配される筒状壁部が設けられ、ロックドラムを軸として回動する回動側部材と、
ロックドラム及びアーム部材の筒状壁部に外嵌されたコイルばねからなるロックばねと、ロックばねの自由端を操作するカム機構とで構成され、アーム部材が使用時最下方位置と使用時最上方位置との間の高さ調節範囲にあるときには、アーム部材の上方回動を許容しながらも下方回動を規制するロック状態を発現させ、アーム部材が使用時最上方位置を越えると、アーム部材の下方回動を許容するロック解除状態を発現させるロックばね機構と
を備えた高さ調節式のアームレストであって、
固定側部材における、回動側部材の回転中心を挟んで対向する一対2箇所以上に、下側ストッパー用当接部が設けられる一方、
回動側部材に、アーム部材が使用時最下方位置となったときに一対2箇所以上の下側ストッパー用当接部にそれぞれ当接する一対2箇所以上の下側ストッパー用被当接部が設けられ、
それぞれの下側ストッパー用被当接部が、回動側部材に形成された窪み部の段差部壁面とされるとともに、
下側ストッパー用被当接部が、断面補強された段付成形部とされた
ことを特徴とする高さ調節式のアームレスト。
- 固定側部材と回動側部材のうち一方が、他方を回動側部材の回転軸の長手方向で挟み込む構造とされた請求項1記載の高さ調節式のアームレスト。
- 一対2箇所以上の下側ストッパー用被当接部を有する残存平面部が、アーム部材の長手方向の中心線に対して対称配置された請求項1又は2記載の高さ調節式のアームレスト。
- 一対2箇所以上の下側ストッパー用被当接部を有する残存平面部が、アーム部材の長手方向の中心線に対して20〜40°傾斜した線上に配された請求項1又は2記載の高さ調節式のアームレスト。
- ロックドラムの周壁部が、円筒面状を為す円筒面部と、平面状を為す平面部とで構成され、
前記平面部に、ロックばね機構におけるカム機構の少なくとも一部が設けられた
請求項1〜4いずれか記載の高さ調節式のアームレスト。
- アーム部材が、
鋼製のアーム部材本体部と、
アーム部材本体部の先端に取り付けられた樹脂製のアーム部材キャップ部と
で構成され、
アーム部材の筒状壁部が、2枚板構造により補強された
請求項1〜5いずれか記載の高さ調節式のアームレスト。
- アーム部材が、鋼製線材の折り曲げ加工品とされた請求項1〜6いずれか記載の高さ調節式のアームレスト。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019201093A Active JP6685527B1 (ja) | 2019-11-05 | 2019-11-05 | 高さ調節式のアームレスト |
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