JP6685255B2 - 表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents

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Description

本開示は、表示装置及びテレビジョン受信機に関する。
正面に画像を表示する表示部を備える表示装置は、テレビジョン受信機及びパーソナルコンピュータ等の機器に用いられている。表示部は、例えば液晶パネル及び該液晶パネルに背面から光を照射するバックライト装置を有している。表示装置は、更に、正面の周縁部と側面とを覆うように配される被覆部材(フロントキャビネット)、表示部の背面に配され、被覆部材が固定される固定部材(中間シャーシ)等を備える(例えば、特許文献1参照)。
表示装置の組み立ては、表示部の組み立て後に、表示部に被覆部材及び固定部材等を取り付けることにより行う。表示部の組み立ては、例えば、液晶パネルを、表示面を下向きにして作業台に載置し、上側からバックライト装置を取り付けることにより行われる。
表示部の組み立て後に被覆部材を表示部に取り付ける。被覆部材の取り付けは、被覆部材を表示部の正面側から被せて固定することにより行われ、この場合、表示部を表示面が上向きとなるように180度回転させる工程を経て取り付けを行う。
180度回転させる工程が煩雑であることから、被覆部材を表示部の組み立て後に、表示面を作業台に向けた状態で、表示部の側面側から、表示部に対して被覆部材を所定の位置に保持して被覆部材の固定作業を行う場合がある。
特開2015−090420号公報
しかしながら、表示部の側面から被覆部材の固定を行う場合、落下又は位置ずれ等が生じないように表示部に対して被覆部材を所定の位置に保持することは容易でなく、被覆部材の取り付けが容易でないという問題がある。
本開示は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示部に被覆部材を容易に取り付けることができる表示装置及びテレビジョン受信機を提供することにある。
本開示の一実施形態に係る表示装置は、正面に画像を表示する表示部と、該表示部の周縁部の正面側を覆う第1面、及び該第1面から前記表示部の背面側に張り出す第2面を有する被覆部材と、前記表示部の背面側に位置し、前記被覆部材が固定される固定部材と、前記第2面から突出する係合体と、前記固定部材に設けられ、前記係合体に係合する係合孔とを備え、前記係合体及び係合孔は、前記周縁部に沿って複数設けられており、前記係合体の前記第1面に対向する部位には、前記第1面側に突出する爪部が設けられており、一の前記係合体と、該一の係合体に係合する一の前記係合孔とは、前記被覆部材及び固定部材の前記周縁部に沿った方向への相対移動を規制し、一の前記爪部と、該一の爪部が設けられた係合体に係合する一の前記係合孔とは、前記第1面に沿う、前記係合体が前記第2面から突出する方向への相対移動を規制することを特徴とする。
また、前記被覆部材及び固定部材は、前記周縁部に沿って延びており、前記第2面の両端部には、突起が設けられており、前記固定部材には、前記突起が挿入される挿入孔が設けられていることを特徴とする。
また、前記被覆部材及び係合体は、前記表示部を挟持していることを特徴とする。
また、前記被覆部材と固定部材とは、螺子止めにより固定されていることを特徴とする。
また、前記螺子止めの位置は、前記係合孔に隣接していることを特徴とする。
本開示の一実施形態に係るテレビジョン受信機は、上述に記載の表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部で受信したテレビジョン放送に基づいて前記表示部に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本開示によれば、表示部に被覆部材を容易に取り付けることができる。
実施の形態に係る表示装置の斜視図である。 表示装置の分解斜視図である。 図1のIII−III線による断面図である。 被覆部材の斜視図である。 被覆部材の部分拡大図である。 ミドルキャビネットの斜視図である。 ミドルキャビネットの部分拡大図である。 ミドルキャビネットの部分拡大図である。 被覆部材の組み付け状態の説明図である。 被覆部材の組み付け状態の説明図である。 被覆部材の組み付け状態の説明図である。
以下、本開示の実施形態について説明する。
図1は、実施の形態に係る表示装置の斜視図である。図2は、表示装置の分解斜視図である。図1において1は、表示装置であり、図示の如く表示装置1は、矩形状の表示面10aを有する表示部10を備える。表示装置1の内部には、アンテナから放送波を受信するチューナ11及び符号化された放送波を復号するデコーダ12が設けてあり、表示装置1はテレビジョン受信機として構成されている。
表示装置1は、表示面10aの長手方向において、表示面10aを挟むように配置された二つのスピーカ部2,2と、表示面10aの一の長辺側に配される天板3と、他の長辺側において、表示面10aの周縁部を被覆する被覆部材4とを備える。
表示装置1は、表示面10aを前側に向けて正面とし、天板3を上側、被覆部材4を下側にし、二つのスピーカ部2,2が左右に位置するようにして使用する。以下の説明においては、表示装置1の使用状態における上下、前後、左右方向を使用する。
図3は、図1のIII−III線による断面図である。表示部10は、公知の構成であり、前面が表示面10aをなす液晶パネル13、該液晶パネル13の後面に光を照射するバックライト装置14を備える。
バックライト装置14は、矩形状の底板と、該底板の四辺の夫々から立ち上がる側板とを有し、底板との対向部の全面が開放された箱状をなすシャーシ140を備える。シャーシ140の底板上には複数のLED141が並設されており、これらのLED141は、シャーシ140の内面全体を覆う反射シート142から前側に露出させてある。
液晶パネル13は、シャーシ140の開口側にパネルシャーシ144を介して支持されている。液晶パネル13の後面は、シャーシ140の底板に対向している。液晶パネル13とシャーシ140との間には矩形状の拡散板145及び光学シート146が配されている。パネルシャーシ144は、シャーシ140の開口縁との間に拡散板145を挟持し、液晶パネル13の後面に近接して光学シート146を支持している。
液晶パネル13の表示面10aの周縁部はベゼル15に覆われている。ベゼル15は、液晶パネル13の周縁部をパネルシャーシ144との間に挟持する矩形枠形の前板と、該前板の外周縁から垂直に立ち上がり、シャーシ140及びパネルシャーシ144に固定されている側板とを有する。
各スピーカ部2は、矩形箱状をなし、長辺を表示面10aの短辺に沿わせて配されている。各スピーカ部2は、図2に示すように、前後方向に重ねられるスピーカ本体20、ボックス21及びカバー22を有する。ボックス21は、前側が開口しており、表示部10の長手方向一端部に配されている。スピーカ本体20は、ボックス21内に収容されている。ボックス21は、開口側に配される後述するミドルキャビネット5の第1短辺部又は第2短辺部とによりスピーカ本体20を収容する部屋を形成する。該第1短辺部又は第2短辺部の前側からカバー22が被せられている。
天板3は、左右方向に長く、表示部10の上側面と、スピーカ部2,2の上側面とを覆っている。天板3により、表示装置1の上方向からの美観が向上する。
図4は、被覆部材4の背面斜視図である。被覆部材4は、前板40と、該前板40の一面40aにおける一の長辺から立ち上がる下板41とを有する断面L字状の部材である。前板40の両端部は、他部よりも厚肉としてあり、厚肉部分は、斜め後ろに折り曲げられている。また、前板40の中央部は、下板41の反対側に張り出すように湾曲している。
下板41は、中央において、前板40の反対側に凹むように湾曲している。前板40及び下板41の中央部の湾曲により、被覆部材4の中央には、湾曲部4aが形成されている。
図5は、被覆部材4の部分拡大図である。図5は、被覆部材4の長手方向の一端部を示している。下板41の一面41aにおいて、長手方向の一端部には、単一のピン42が突設されている。ピン42は、一面41aから前板40と同じ方向に突出しており、断面が十字状である。ピン42の先端部分は、先端に向けて細くなっている。
下板41の長手方向の一端部には、厚さ方向に貫通する単一の第1貫通孔43がピン42に隣接して設けられている。第1貫通孔43は、ピン42よりも長手方向一端部側に位置している。
下板41の長手方向他端部には、一端部と同様に、ピン42及び第1貫通孔43が設けられている。
また、下板41において、ピン42,42間には、一面41aから突出する複数の係合体44と、厚さ方向に貫通する複数の第2貫通孔45(図4においては、夫々8個)が設けられている。
各係合体44及び各第2貫通孔45は一つずつ隣接してペアをなしており、ペアは、湾曲部4aを挟んで4対ずつ設けられている。各ペアは所定距離離隔している。隣接する係合体44及び第2貫通孔45において、係合体44は、第2貫通孔45よりも長手方向端部側に位置しており、各ペアにおける並び順は、湾曲部4aの両側において逆となっている。
各係合体44は、略同寸であり、一面41aから前板40と同じ方向に突出しており、断面が一面41aに沿って長い矩形をなしている。係合体44の先端部分には、前板40の一面40a側に突出する爪部440が設けられている。第2貫通孔45は、下板41の厚さ方向に貫通している。
下板41は、いわゆる抜き勾配をもたせて形成されており、前板40に対して鈍角をなしている。ここで、第1貫通孔43の周縁部及び第2貫通孔45の周縁部は、平坦な座部をなし、いわゆる無理抜き成形により形成されている。抜き勾配により、後述する表示装置1の組み立て後に、被覆部材4とミドルキャビネット6との間に隙間が形成されることとなり、各部材の反り等を吸収することができる。
被覆部材4は、表示部10の下側に取り付けられ、前板40の一面40aは、表示面10aの周縁部を覆い、下板41の一面41aは、表示部10の背面側に張り出し、表示部10の下側端面を覆っている。湾曲部4aは、ベゼル15との間に空間を形成する。該空間には、発光部4bが収容されている(図2参照)。発光部4bは、LEDを光源として上側に発光する。
表示装置1は、図2に示すよう、更に、表示部10の後側に配されているミドルキャビネット5を備える。ミドルキャビネット5は、互いに平行をなす第1長辺部50a及び第2長辺部50d、これらの両端部を連結する第1短辺部50b及び第2短辺部50cを有し、矩形枠状をなす。ミドルキャビネット5は、第2長辺部50dを上とし、第1長辺部50aを下として表示部10の後側に配されている。
また、表示装置1は、ミドルキャビネット5の後側に配されているリアキャビネット6を備える。リアキャビネット6は、矩形板状の底板6aと、該底板6aの四辺夫々から立ち上がる側板6bを有し、一面が開口している矩形箱状をなす。リアキャビネット2は、開口を前側に向けて配され、底板6aがバックライト装置14にシャーシ140に対向する。
図6は、ミドルキャビネット5の斜視図である。図7及び図8は、ミドルキャビネット5の部分拡大図である。図7は、ミドルキャビネット5の長手方向一端部側を示し、図8は、長手方向中央部を示す。第1長辺部50aの一端部側には、挿入孔52と、第1螺子穴53とが長手方向に隣接して並設されている。第1長辺部50aの端部形状は、図5に示す被覆部材4の端部形状に対応しており、挿入孔52及び第1螺子穴53の位置は、被覆部材4の端部に設けられたピン42及び第1貫通孔43に対応させてある。
挿入孔52は、第1長辺部50aを厚さ方向に貫通し、第1長辺部50aの長手方向に延びる長孔である。挿入孔52の幅は、ピン42が挿入された場合に隙間がほとんどなく嵌め込まれる寸法である。
挿入孔52及び第1螺子穴53において、第1螺子穴53は、挿入孔52よりも長手方向端部側に位置している。第1螺子穴53は、挿入孔52にピン42が嵌め込まれたとき、第1貫通孔43に整合する。挿入孔52及び第1螺子穴53は、第1長辺部50aの他端部にも同様に設けられている(図6参照)。
また、第1長辺部50aには、複数の矩形状の係合孔54と、第2螺子穴55(図6においては、夫々8個)とが長手方向に並設されている。係合孔54及び第2螺子穴55の位置は、被覆部材4に設けられた係合体44及び第2貫通孔45の位置に対応し、各係合孔54及び各第2螺子穴55は、一つずつ隣接してペアをなしている。隣接している各係合孔54及び第2螺子穴55において、係合孔54は、第2螺子穴55よりも長手方向端部側に位置している。したがって、係合孔54及び各第2螺子穴55のペアの並び順は、湾曲部4aの両側において逆となっている。
係合孔54は、第1長辺部50aを厚さ方向に貫通し、第1長辺部50aの長手方向に延びる長孔であり、係合体44の挿入が可能な幅及び長さを有している。第2貫通孔55は、係合穴54に係合体44が挿入されたとき、第2貫通孔45に整合する。
ここで、図8に示すように、複数の係合孔54の内、中央部に位置する係合孔54の長さL1は、残りの係合孔54の長さL2よりも小さい。挿入孔54の幅L1は、係合体44が挿入された場合に、長手方向において隙間がほとんどなく嵌め込まれる寸法である。一方幅L2は、挿入される係合体44に対して誤差吸収分の余裕をもたせた寸法である。幅L1の挿入孔54に係合体44が挿入されることにより、第1長辺部60aの長手方向における被覆部材4及びミドルキャビネット5の相対移動が規制される。
図9〜図11は、被覆部材4の組み付け状態の説明図である。被覆部材4は、前板40が表示部10の前面に沿わせ、下板41の後部をミドルキャビネット5の第1長辺部50aの下縁部に重ねて配されている。被覆部材4の組み付けにおいて、まず、下板41の両端部に突設されている各ピン42を第1長辺部50aの両端部に設けている各挿入孔52に挿入する。これにより、被覆板4を容易に位置決めすることができる。図9に示すように、挿入孔52には、ピン42がほとんど隙間なく嵌め込まれるので、被覆部材4は、前後方向に仮止めされる。
各係合体44は、係合孔54に挿入された後、弾性復帰して、図3に示すように、爪部440により前面が係合孔54に係合するので、被覆部材4は、上下方向の位置ずれなく仮止めされる。係合体44の前面が係合孔54の縁部分に接することにより、被覆部材4は、前板40及び係合体44により表示部10を挟持している。したがって、被覆部材4及び表示面10aの隙間を低減することができ、表示装置1の美観が向上する。
ここで、長さL1の係合体44が係合孔54に挿入されることにより、第1長辺部50aの長手方向における被覆部材4及びミドルキャビネット5の相対移動が規制されるので、被覆部材4は、左右方向における位置ずれを防止することができ、容易に位置決めを行うことができる。
次に、被覆部材4の下板41の両端部に設けた各第1貫通孔43を、第1長辺部50aに設けた、挿入孔52に隣接する各第1螺子穴53に整合させ、図10に示すように螺子70により固定する。また、被覆部材4の下板41に設けた各第2貫通孔45を、第1長辺部50aに設けた、係合孔54に隣接する各第螺子穴55に整合させ、図11に示すように螺子71により固定する。これにより、被覆部材4及びミドルキャビネット5は、螺子止めにより固定される。ここで、第1貫通孔43及び第2貫通孔45は、いわゆるバカ穴であり、位置合わせのために余裕をもたせた寸法とされている。
係合体44及び第2貫通孔45が隣接し、係合孔54及び第2螺子穴55が隣接している。したがって、螺子止めの位置が、係合体44及び係合孔54に隣接している。これにより、各係合体44を各係合孔54に挿入することにより、被覆部材4の撓み等に影響を低減して、第2貫通孔45及び第2螺子穴55における螺子71による固定を容易に行うことができる。また、同様に、ピン42及び第1貫通孔43が隣接し、挿入孔52及び第1螺子穴53が隣接しているので、ピン42を挿入孔52に挿入することにより、被覆部材4の撓み等影響を低減して、第1貫通孔43及び第1螺子穴53における螺子70による固定を容易に行うことができる。
第1貫通孔43及び第2貫通孔45の周縁部には、平坦な座部が設けられているので、螺子止め後に第1長辺部50aに密着するので、被覆部材4及びミドルキャビネット5を位置ずれなく強固に固定することができる。これにより、被覆部材4及び表示面10aの隙間を低減することができ、表示装置1の美観が向上する。
ここで、被覆部材4の表示部10への取り付けについて説明する。まず、平坦な作業台(不図示)に、表示部10を、表示面10aを下向きにして、被覆部材4が取り付けられる長辺部が前記作業台からはみ出すように載置し、上側からミドルキャビネット5を被せて取り付ける。ミドルキャビネット5の取り付け後、上述の如く被覆板を組み付ける。
このとき、各係合体44が係合孔54に挿入されて係合し、作業者が被覆部材4から手を放したとしても落下等しないので、被覆部材4が表示部10に仮止めされる。
以上の如く構成された表示装置1においては、図示しない制御部により動作の制御が行われる。表示装置1の使用者は、例えば、赤外線により表示装置1と通信するリモートコントローラ(以下、「リモコン」という)等の操作部を操作することにより、制御部に指示を送信することができる。
制御部の動作により、シャーシ140内の各LED141から出射した光が、拡散板145により拡散し、光学シート146により集束され、液晶パネル13の後面に照射される。液晶パネル13は、入射光を変調して透過し、前面である表示面10aに画像を表示する。表示装置1は、チューナ11により受信し、デコーダ12が復号したテレビジョン放送の放送波に基づいて、液晶パネル13の表示面10aに画像を表示し、テレビジョン受信機として機能する。また、表示面10aに表示される画像に伴って、発光部4bの点消灯等が行われる。
以上の構成によれば、表示装置1において、表示面10aを下向きとした状態、即ち、液晶パネル13にバックライト装置14を取り付ける際の姿勢のままで、被覆部材4を表示部10に仮止めすることができる。
これにより、被覆部材4をミドルキャビネット5に螺子70,71により固定する間に、被覆部材4が落下又は位置ずれ等することを防止できる。したがって、作業者は、表示部10に被覆部材4を容易に取り付けることができる。また、表示装置1の組み立て工数を低減することができ、表示装置1の製造が容易となる。また、係合体44及び係合孔54が複数あるので、被覆部材4の表示部10に対する位置ずれ及び落下等を良好に防止することができる。
また、被覆部材4は、表示装置1の使用時に下側に位置することとなる下板41だけで、螺子70,71を用いて表示部10に固定されるので、表示装置1の美観が向上する。また、図10及び図11に示すように、螺子70,71の螺子の頭部を座部に対応して設けられた凹部に収めることにより、正面から、螺子70,71が視認できなくなるので、より表示装置1の美観が向上する。被覆部材4は、前板40及び係合体44により表示部10を挟持しているので、被覆部材4及び表示面10aの隙間を低減することができ、表示装置1の美観が向上する。
なお、実施の形態に係る表示装置1は、テレビジョン受信機に用いられる構成でなく、インフォメーションディスプレイ、カーナビゲーションの表示画面又はパーソナルコンピュータに用いられる構成であってもよい。また、被覆部材4は、周縁部の正面10a側を覆う面と、背面側に張り出しており、ピン42、第1貫通孔43、係合体44及び第2貫通孔45を有する第2面とを有していれば、板状部材でなくともよく、例えば、ブロック状部材であってもよい。
本開示の一実施形態に係る表示装置(1)は、正面(10a)に画像を表示する表示部(10)と、該表示部(10)の周縁部の正面(10a)側を覆う第1面(40a)、及び該第1面(40a)から前記表示部(10)の背面側に張り出す第2面(41a)を有する被覆部材(4)と、前記表示部(10)の背面側に位置し、前記被覆部材(4)が固定される固定部材(5)と、前記第2面(41a)から突出する係合体(44)と、前記固定部材(5)に設けられ、前記係合体(44)に係合する係合孔(54)とを備えることを特徴とする。
本実施形態によれば、表示部(10)の正面(10a)を下向きとした場合であっても、係合体(44)が係合孔(54)に挿入されることにより、被覆部材(4)を表示部(10)に取り付けた状態を保持することができる。したがって、表示部(10)の正面(10a)が下向きである場合に、被覆部材(4)を表示部(10)に仮止めすることができる。これにより、被覆部材(4)を固定部材(5)に螺子等により固定する間に、被覆部材(4)が脱離又は落下等することを防止できる。以上より、表示部(10)に被覆部材(4)を容易に取り付けることができる。
本開示の一実施形態に係る表示装置(1)は、前記被覆部材(4)及び固定部材(5)は、前記周縁部に沿って延びており、前記第2面(41a)の両端部には、突起(42)が設けられており、前記固定部材(5)には、前記突起(42)が挿入される挿入孔(52)が設けられていることを特徴とする。
本実施形態によれば、挿入孔(52)に挿入される突起(42)が被覆部材(4)の端部に位置しているので、突起(42)を挿入孔(52)に挿入することにより、被覆部材(4)の表示部(10)に対する位置決めが容易となる。
本開示の一実施形態に係る表示装置(1)は、前記係合体(44)及び係合孔(54)は、前記周縁部に沿って複数設けられていることを特徴とする。
本実施形態によれば、被覆部材(4)の表示部(10)に対する位置ずれ及び落下等を良好に防止することができる。
本開示の一実施形態に係る表示装置(1)は、一の前記係合体(44)と、該一の係合体(44)に係合する一の前記係合孔(54)とは、前記被覆部材(4)及び固定部材(5)の前記周縁部に沿った方向への相対移動を規制することを特徴とする。
本実施形態によれば、一の係合体(44)を一の係合孔(54)に挿入することにより、被覆部材(4)の表示部(10)に対する位置ずれを良好に防止できる。
本開示の一実施形態に係る表示装置(1)は、前記係合体(44)には、前記第1面(40a)側に突設されている爪部(440)が設けられていることを特徴とする。
本実施形態によれば、爪部(440)により、係合体(44)及び係合孔(54)が係合し、被覆部材(4)の表示部(10)からの落下等を良好に防止することができる。
本開示の一実施形態に係る表示装置(1)は、前記被覆部材(4)及び係合体(44)は、前記表示部(10)を挟持していることを特徴とする。
本実施形態によれば、被覆部材(4)及び正面(10a)の隙間を低減することができ、美観が向上する。
本開示の一実施形態に係る表示装置(1)は、前記被覆部材(4)と固定部材(5)とは、螺子止めにより固定されていることを特徴とする
本実施形態によれば、被覆部材(4)を固定部材(5)に容易に固定することができる。
本開示の一実施形態に係る表示装置(1)は、前記螺子止めの位置は、前記係合孔(54)に隣接していることを特徴とする。
本実施形態によれば、螺子止めの位置は夫々、係合体(44)又は係合孔(54)に隣接しているので、係合体(44)を係合孔(54)に挿入することにより、被覆部材(4)の撓み等の影響を低減して、螺子止めを容易に行うことができる。
本開示の一実施形態に係るに係るテレビジョン受信機は、上述の表示装置(1)と、テレビジョン放送を受信する受信部(11)とを備え、前記受信部(11)で受信したテレビジョン放送に基づいて前記表示部(10)に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本実施形態によれば、上述の表示装置(1)を用いることにより、テレビジョン受信機において、被覆部材(4)を容易に表示部(10)に取り付けることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。即ち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
1 表示装置
11 チューナ(受信部)
10 表示部
10a 表示面(正面)
4 被覆部材
40a 一面(第1面)
41a 一面(第2面)
42 ピン(突起)
43 第1貫通孔
44 係合体
440 爪部
45 第2貫通孔
5 ミドルキャビネット(固定部材)
52 挿入孔
53 第1螺子穴
54 係合孔
55 第2螺子穴
70,71 螺子

Claims (6)

  1. 正面に画像を表示する表示部と、
    該表示部の周縁部の正面側を覆う第1面、及び該第1面から前記表示部の背面側に張り出す第2面を有する被覆部材と、
    前記表示部の背面側に位置し、前記被覆部材が固定される固定部材と、
    前記第2面から突出する係合体と、
    前記固定部材に設けられ、前記係合体に係合する係合孔と
    を備え、
    前記係合体及び係合孔は、前記周縁部に沿って複数設けられており、
    前記係合体の前記第1面に対向する部位には、前記第1面側に突出する爪部が設けられており、
    一の前記係合体と、該一の係合体に係合する一の前記係合孔とは、前記被覆部材及び固定部材の前記周縁部に沿った方向への相対移動を規制し、
    一の前記爪部と、該一の爪部が設けられた係合体に係合する一の前記係合孔とは、前記第1面に沿う、前記係合体が前記第2面から突出する方向への相対移動を規制する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記被覆部材及び固定部材は、前記周縁部に沿って延びており、
    前記第2面の両端部には、突起が設けられており、
    前記固定部材には、前記突起が挿入される挿入孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記被覆部材及び係合体は、前記表示部を挟持していることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記被覆部材と固定部材とは、螺子止めにより固定されていることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一つに記載の表示装置。
  5. 前記螺子止めの位置は、前記係合孔に隣接していることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか1つに記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部と
    を備え、
    前記受信部で受信したテレビジョン放送に基づいて前記表示部に映像を表示するようにしてあることを特徴とするテレビジョン受信機。
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