JP6684787B2 - Pet検出器のタイミング較正 - Google Patents

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Description

本願は、一般に医用撮像に関する。本願は、陽電子放射断層撮影(PET)検出器の較正に特に応用され、とりわけそれに関して説明される。しかし、本願は他の使用シナリオにも応用され、必ずしも上記の応用に限定されないことが理解されるべきである。
飛行時間(TOF)機能を有するPETでは、再構築アルゴリズムが同時計数線(LOR:line-of-response)ごとの緻密なタイミング較正に依存する。現在の較正方法は、シンチレータ結晶のタイミングを確かめるために陽電子放射点線源、円筒線源、又は患者データを使用する。しかし、これらの線源はPETシステムのタイミングを較正するには不利である。点線源は小さく、多くの有効なLORについて直接的な同時事象計数(direct coincident event counts)が得られない。円筒線源は余りにも大きく、各LORに沿って線源が広い範囲内に分散される。
円筒較正線源はスキャナの中央に配置される。ファントムと交わらず、従って直接較正することができないLORが幾つかある。その場合、非交差LORを定めるシンチレーション結晶間の実際のタイミング差は間接的にしか導出され得ない。間接的に導出することの背後にある暗黙の了解は、結晶における遅延がガンマ入射角に依存しないこと又は各結晶における遅延が常に同じであることである。しかし、より大きい、即ちより浅い入射角は追加の遅延を引き起こす場合があり、それはシンチレーション結晶内のガンマ光子の平均相互作用深度(DOI:depth of interaction)が減るからである。可視シンチレーション光子はシンチレーション結晶内でガンマ光子よりも遅く移動し、このことはガンマ光子によって横切られる結晶長の割合に起因するタイミング差を引き起こす。リング型のスキャナを較正するために、較正線源からの各LORが両端において同じ入射角で結晶に当たる。従って、入射角が増えることによって引き起こされる追加の遅延は同じだと仮定される。
円筒線源内の活動はLORに沿う範囲内に分散され、そのため点線源と同じ精度でLORに関する結晶のタイミングを決定することは、LORに沿う単一箇所に活動が集中するときよりも多数の計数を必要とする。加えて、同時光子のコンプトン散乱に遭遇する可能性は線源のボリュームと共に高まる。散乱光子を測定に含めることは結晶のタイミングの精度を更に下げる。
一態様によれば、画像診断システムが、撮像領域から出る放射事象を検出するように構成される複数の放射線検出器と、ほぼ全視野に及ぶ撮像領域内に配置され、同時計数線を定める放射事象の対を生成するように構成される較正ファントムであって、各LORはその長さに沿って較正ファントムと一意的に交差するように較正ファントムは薄く、較正ファントムの厚さはLORの長さよりも薄い、較正ファントムとを含む。
別の態様によれば、画像診断システムを較正するための方法が、ほぼ全視野に及ぶ撮像領域内に較正ファントムを配置し、同時計数線を定める放射事象の対を生成するステップであって、各LORはその長さに沿って較正ファントムと一意的に交差するように較正ファントムは薄く、較正ファントムの厚さはLORの長さよりも薄い、生成するステップと、撮像領域から出る複数の放射事象を検出するステップとを含む。
別の態様によれば、画像診断機器が、撮像領域から出る放射事象を検出するように構成され、撮像領域の周りに配置される複数の放射線検出器を含み、検出器は異なるタイミング遅延を有する。このシステムは、撮像領域内に配置されるように構成される平面の較正ファントムを更に含み、そのファントムは放射線検出器と相互作用してLORを定める、逆方向に移動する放射事象の対を放つ放射線源を含み、各LORに沿う既知の位置を定める。このシステムは、検出器から出力を受信し、既知の位置及び検出器出力の相対的なタイミングから、検出器間の異なるタイミング遅延を補正する検出器用の時間補正係数を決定するように構成される1個又は複数個のプロセッサを更に含む。
1つの利点は、タイミング較正がより正確になることにある。
別の利点は、較正がより速くなることにある。
別の利点は、較正のための計数が減ることにある。
別の利点は、各結晶内の入射角を補正することにある。
以下の詳細な説明を読んで理解することにより、本発明のまた更なる利点が当業者に理解される。
本発明は、様々なコンポーネント及びコンポーネントの構成、並びに様々なステップ及びステップの構成の形を取ることができる。図面は好ましい実施形態を示すためのものに過ぎず、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
較正される核撮像システムを示す。 ブロック検出器の相互作用深度を示す。 シート線源の向きを示す。 撮像システムを較正するための方法を示す。
本願は、PETシステム内のタイミングを較正するためのシステム及び方法を提供する。本願によって不利点が克服され得る。本願は、TOF−PETタイミングを較正するためにシート線源又はシート線源の改変形態を使用する。線源は大きい平面のシートであり、中央に中心軸と平行に、例えば水平に配置されるとき、対象と交差する全てのLORがシート線源を通過する。全てのLORが少なくとも1つの向きでシート線源と交差するようにシート線源が回転され得る。タイミング較正に役立つようにシート線源又は同様の種類の線源を使用することは、LORの有効範囲が広いこと、散乱寄与が取るに足らないこと、及び各LORに沿った活動分布が非常に狭いことをもたらす。更に、有効なLORごとに直接的な同時事象計数を入手できるので、如何なるLORについてもLORタイミングを間接的に導出する必要がない。活動が各LORに沿って、即ちほぼ一点に狭く分布するので、同じタイミング較正の精度を実現するのに必要な検出計数の数がはるかに少ない。
図1を参照し、撮像システム10が較正される。この較正技法は、TOF陽電子放射断層撮影(TOF−PET)に関連する飛行時間(TOF)測定内で利用される同時計数のタイミングを較正する。
PETスキャナ10の撮像領域16(又はボア)内に同時計数線源14が配置される。同時計数線源14については以下でより詳細に説明される。放射事象がシンチレータ及びシリコン光電子増倍管(SiPM)又は光電子増倍管(PMT)等の他の検出器によって検出され、又はアバランシェフォトダイオード(APD)等も検出器アレイ20について考えられる。較正プロセッサ24が、PETスキャナの検出器の相対的なタイミングを較正する。この較正については以下でより詳細に説明される。
検出される各ガンマ光子事象はクロック30によってタイムスタンプを押される。デジタルPETシステムでは、各事象が典型的にはAPDをサポートする回路上でタイムスタンプを押される。同時計数対検出器34が検出事象のタイムスタンプを比較し、終点を定め且つ/又は例えば予め選択された同時計数時間窓内で生じる事象の対を決定する。
図2及び引き続き図1を参照し、医用撮像システム10は、撮像領域16内から放たれる放射事象(例えばガンマ線)を検出するために撮像領域16の周りに配置される放射線検出器20(結晶2(例えば数千)、光検出器4(例えば数百、数千)、及びサポート回路モジュール6(例えば数十)を含む)のリングを含む。図示のように、複数の検出器20は、そのそれぞれが各事象の少なくともエネルギ及び時間を示すデジタル信号を送信する複数のモジュール22によって構成され得る。スキャナ10は、撮像領域16内で患者又は撮像対象を位置決めするための支持機構70を更に含む。一部の実例では、三次元撮像データの取得を助けるために、支持機構70は放射線検出器20に対して概して横断する軸方向に直線的に移動可能である。
スキャナ10を使用する撮像に備え、走査される対象に適切な放射性医薬品が施され、その対象が撮像領域16内に配置される。放射性医薬品は、陽電子の放出を引き起こす放射性崩壊を経る。各陽電子は近くにある1つ又は複数の電子と相互作用して対消滅し、それぞれ約511keVのエネルギを有する2つの逆方向性(180度)のガンマ線をもたらす。2つの逆方向性のガンマ線は対向する検出器にほぼ同時に、即ち同時的に当たり得る。
対検出器34が、対応する電子−陽電子対消滅事象に属するほぼ同時の又は同時に起こるガンマ線検出の対を識別する。この処理は、例えばエネルギウィンドウ処理(例えば511keVあたりに割り付けられる被選択エネルギ窓の外側にある放射線検出事象を破棄すること)及び同時検出回路(例えば被選択時間窓を上回って時間的に相隔たる放射線検出事象の対を破棄すること)を含み得る。
事象の対を識別すると、同時計数線(LOR)プロセッサ72が事象の対ごとに空間情報を処理し、2つのガンマ線の検出をつなぐ空間LORを識別する。電子−陽電子対消滅事象によって放たれる2つのガンマ線は空間的に逆方向を向くので、電子−陽電子対消滅事象はLOR上のどこかで起きていることが分かる。TOF−PETでは、検出器4及びクロック30のタイムスタンピングが、2つのほぼ同時のガンマ線検出間の飛行時間(TOF)差を検出するのに十分高い時間分解能を有する。TOFプロセッサ74が同時計数対の各事象の時間差を解析し、LORに沿った電子−陽電子対消滅事象の場所を突き止める。時間オフセット又は補正メモリ76が、各LORを定める事象を検出した検出器の応答時間差の補正を記憶する。メモリ76は、飛行時間プロセッサ74に時間補正を移して2つの検出器の相対的な応答時間差を補償するために、その終端接合によって定められるLORによってアドレス指定される。
再構築エンジン78は、記憶域又はメモリ80内に記憶される、及び表示され、印刷され、アーカイブされ、フィルム化され、処理され、別の装置に転送され、モニタ82上に表示等され得る画像へとLORを再構築する。放射線科医又は他の適切な臨床医は、TOF−PETスキャナ10を制御し、対象を診断等するために生データ及び/又は再構築画像を使用することができる。
上記の処理並びに他の処理が1つ又は複数の処理コンポーネントによって実行され得ることが理解されるべきである。従って本明細書に記載の処理は、単一の処理コンポーネント、個々の処理コンポーネント、処理コンポーネントの様々な組合せ、及び/又はそれらの組合せによって処理され得る。
核スキャナ10を較正し、とりわけ時間補正メモリ内に記憶するための時間補正を決定するために、スキャナ10内にファントムが配置され便利良く水平に方向付けられる。シート線源14がスキャナのほぼ中央に且つほぼ水平に配置される。リストモード取得内で、幾つかの同時計数事象がスキャナ10によって記録される。各同時計数事象は、どの2つの結晶が同時計数事象を検出するのか及び2つの結晶間のタイミング差を含む。別の実施形態では、平面でない線源が使用される場合にLORごとの事象時間ヒストグラムが使用され、それによりLORはファントムを2回以上インターセプトし、LORヒストグラムに沿って複数のピークがあることになる。
図3を参照し、一実施形態では、存在する数の事象が記録された後、シート線源14が別の向き15に例えば概して垂直に回転され、その後のリストモード取得が行われる。一実施形態では、全てのLORがシート線源14を少なくとも1つの向きで通過することを確実にするために、少なくとも2つのほぼ垂直な向きが使用される。一実施形態では平面のシート線源が使用されるが、線源14の他の形状も考えられる。
他の実施形態は、薄肉円筒殻線源やスピニングライン線源等の異なる形状の線源を考える。殻の半径が横断FOVを上回る場合、この種のファントムは単一の取得を使用する。この実施形態では、各LORに対するファントムのインターセプト点が2つある。
別の実施形態では、3つ又は4つの平面の線源で構成される殻の形状が使用される。この実施形態では、ファントムをインターセプトするために、ファントムが約60度回転されるその後の取得が、ファントムをインターセプトしていないLORを捕捉する。
一実施形態では、線源14が比較的広い面積及び比較的小さいボリュームを有する。線源14の広い面積は全視野(FOV)又はほぼ全視野(FOV)に及び、単一の測定内でより多くのLORが線源を通過することをもたらす。線源のボリュームが小さいこと、とりわけ薄層は各LORに沿う狭い範囲内に活動を制限し、そのため広範囲に及ぶより大きなボリュームの線源に比べて必要な計数が減らされる。例えば、厚さ1.5mmの約70cmx70cmのシート線源14が、広い面積及び小さいボリュームの一実施例である。薄いボリュームはガンマ光子の散乱をより少なくする。別の実施形態では、シート線源14が点線源のアレイから構築される。別の実施形態では、線源がシンチレーション結晶の幅に比べて薄い。
較正プロセッサ24は、シート線源14の非飛行時間(non−TOF)サイノグラムから、又は他の手段によって線源14の位置及び向きを決定する。一実施形態ではファントムホルダが使用され、そのため位置及び向きが既に分かっている。シート線源の位置及び向きが決定された後、較正プロセッサ24は事象LORが線源14の面とインターセプトする点を決定する。このインターセプト点は、同時計数ガンマ光子が生じる場所である。較正プロセッサ24は、各ガンマ光子が検出器結晶に到達するのにかかる時間を計算する。LORijに関する予期される時間差Eijが決定され、i及びjはLORの結晶の添字である。各LORの計数が十分高い場合、Eij
Figure 0006684787
との差がLORijのタイミング較正であり、
Figure 0006684787
はLORに属する全ての事象からの平均測定時間差である。
典型的には、最近の3D PETスキャナは約数億もの有効なLORを有し、数パーセントのタイミング精度レベルに到達するために各LORは約数千もの計数を有し、結果として約1兆の計数をもたらす。体積線源が使用される場合、LOR内の線源がより広く分布することにより、必要とされる計数がはるかに増える。従って、所望のタイミング精度に到達するのに十分な計数を全てのLORについて得るには時間がかかる。しかし、検出器結晶のタイミングがガンマ入射角と共に変わらない場合、較正プロセッサ24は、計数の不足を解くために最小2乗誤差を最小化する反復プロセス内で結晶遅延を計算する。
i及びjが結晶の添字であるLORijに属する測定同時計数事象では、結晶遅延なしの予期される時間差はEijである。結晶i及びjのそれぞれにおけるτ及びτの結晶遅延について因数分解するために、較正プロセッサ24は、(Eij−τ+τ)を使用して事象の予期される測定時間差を計算する。全ての事象の2乗誤差の和は次式の通りである。
Figure 0006684787
τに対するQの偏導関数は次式の通りであり、
Figure 0006684787
和は結晶iに結び付けられる事象を含む。特定のLORijについて解くと次式がもたらされ、
Figure 0006684787
ijはLORij内の事象の数である。この等式を使用し、全ての事象の最小2乗誤差は次式の通りである。
Figure 0006684787
結晶iの結晶遅延τについてこの等式が解かれ、次式が得られる。
Figure 0006684787
τの正確な知識は解析的に決定することができない。しかし、較正プロセッサ24は
Figure 0006684787
としてτの反復プロセスを計算し、αは収束率を制御するための(0,1)内のダンピング係数である。しかし各結晶における結晶遅延は一定ではなく、ガンマ入射角に依存する。或る事象について予期される測定時間差は(Eij−τ−η(φij)+τ+η(φji))となり、φijはLORijの結晶iに対するガンマ入射角であり、ηは結晶iに関する入射角依存タイミング調節であり、η(0)=0が成立する。入射角依存係数ηは結晶遅延τに依存せず、システムの同じモデルについてシステムごとに異ならない。入射角依存係数は、卓上測定又はモンテカルロシミュレーションを使用して決定され、保存される。一実施形態では、記憶されるηの数が減らされるように対称性が使用される。
各結晶のηが分かり、較正プロセッサ24は、E’ij=(Eij−η(φij)+η(φji))であるようにLORijに属する各事象の予期される時間差を調節する。等式(6)内のEijをE’ijで置換することで、入射角に依存しない遅延τが分かる。リストモードTOF再構築の間、結晶iのタイミング補正係数を与えるためにτとηとが組み合わせられる。
シート線源14を使用する場合、結晶iに関連するLORの数が多い。例えば、結晶の4分の1超が単一の結晶との有効なLORを確立し得る。必要とされる計数の総数が、シート線源の取得から約3マグニチュード又は合計10億程度の同時計数減らされる。取得に6つの向きが使用される場合、それぞれの向きが約1億6千万の計数を必要とする。計数の約半分はシート線源を通る浅すぎる入射角を有するLORからであり、このことは6つの向きの1つの向き当たり約3億の計数を取得すれば十分であることを意味する。較正プロセッサ24は、LORごとの計算されたタイミング補正用のルックアップテーブルを構築する。較正プロセッサ24は、結晶ごとの計算された入射角補正用のルックアップテーブルを構築する。
上記の導出及び方法論は他の形状の線源にも適用できることが理解されよう。例えば、一様円柱線源が使用され得るが、ボリュームが増すので必要な総計数も増える。円柱線源が使用され得るがその場合、円柱線源が動き回されながら複数の取得を必要とする。別の実施例は点線源を使用することであり、点線源は円柱線源の小型版である。
別の改変形態の実施例は、クロス構造を形成するように2つのシート線源を組み合わせることである。別の実施形態では、3つのシート線源が、1つ又は2つのLOR−線源面のインターセプト点をもたらす三角形を形成する。各事象内の測定タイミング差から、較正プロセッサ24は事象がどのシートから生じた可能性が高いのかを決定することができる。この種の線源を使用することはタイミング較正ごとの取得数を減らす。別の実施形態では、円柱線源又は点線源がシート線源と組み合わせて使用される。
図4を参照し、撮像システムを較正するための方法500が示されている。ステップ502で、シート線源が撮像システムの撮像領域内で方向付けられる。ステップ504で、結晶対のLORデータを得るためにシート線源の第1のリストモード取得が行われる。ステップ506で、シート線源が最初の向きからほぼ垂直に回転される。ステップ508で、回転済みのシート線源の第2のリストモード取得が行われる。この回転させるステップ及び第2のリストモード取得ステップは、第1のリストモード取得中、第2のリストモード取得中、又はその両方の間に全てのLORがシート線源を少なくとも1回通過することを確実にする。ステップ510で、線源の向き及び位置がまず計算される。この計算は、シート線源上のガンマ光子のインターセプト点を決定するために使用される。ステップ512で、上記の導出を使用し、入射角に依存しない遅延が計算される。ステップ514で、LORごとのタイミング補正用のルックアップテーブル及び検出器内の結晶ごとの角度相互作用深度補正(angle depth-of-interaction correction)用のルックアップテーブルが構築される。
ガンマ光子は、対象、対象の周りの空気、及びシンチレーション結晶をほぼ真空内の光速で通過する。ガンマ光子がシンチレータと相互作用するとき、ガンマ光子は光に変換される(即ちシンチレーション)。光は著しく遅い速度で結晶を通過する。従って、対消滅事象と検出器からの出力との間の時間は、結晶に対するガンマ光子の相互作用深度によって変化する。ガンマ光子が結晶と相互作用する点は確率論的である。較正中、相互作用深度に対する相互作用数の曲線はガウス曲線である。較正は、ガウス分布のピークを整列させるために、検出器又は検出器の対ごとにタイミングのオフセット又は補正を決定することができる。
一実施形態では、あり得るLORごとのタイミングの補正又はオフセットが決定される。これは、各LORを定める1対の検出器に関する単一のタイミング補正である。
別の実施形態では、結晶の面に対してほぼ垂直に結晶に当たるガンマ光子に基づき、タイミングの補正又はオフセットが検出器ごとに決定される。図2を参照し、鈍角で結晶に当たるガンマ光子40は結晶の上端(入射面)と相互作用し、シンチレート42するようにジオメトリによって制約される。つまり、相互作用深度のガウス分布が入射面付近でピークに達する。この面に対してほぼ垂直に入るガンマ光子44は、結晶内の任意の深度で相互作用しシンチレート46することができる。その間の角度で入るガンマ光子の相互作用深度は、より大きい又はより小さい程度に含まれる。検出器上のLORとの間の角度に基づく第2のジオメトリク補正係数が決定される。図3に見られるように、限られた数のジオメトリク補正係数しか記憶できないので検出器モジュールは対称的である。撮像中、LORが決定されるとき、その終点を定めるシンチレータ及び結晶面とLORとの間の角度が決定される。終点結晶のタイミング補正及び入射角に基づくジオメトリクタイミング補正がメモリ76から解放され、TOFプロセッサ74に与えられる。
本明細書で使用されるとき、メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)や読取専用メモリ(ROM)等、データを記憶する任意の装置又はシステムを含む。更に、本明細書で使用されるとき、プロセッサは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィック処理装置(GPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、FPGA等、出力データを生成するために入力装置を処理する任意の装置又はシステムを含み、コントローラは、別の装置又はシステムを制御する任意の装置又はシステムを含み、典型的には少なくとも1個のプロセッサを含み、ユーザ入力装置は、ユーザ入力装置の技能者が別の装置又はシステムに入力を与えることを可能にするマウスやキーボード等の任意の装置を含み、表示装置は、液晶ディスプレイ(LCD)や発光ダイオード(LED)ディスプレイ等、データを表示するための任意の装置を含む。
本発明が好ましい実施形態に関して説明されてきた。上記の詳細な説明を読んで理解すれば、修正形態及び改変形態が見出される場合がある。添付の特許請求の範囲又はその等価物の範囲に含まれる限りにおいて、本発明はそのような全ての修正形態及び改変形態を含むものとして解釈されることが意図される。

Claims (11)

  1. 撮像領域から出る放射事象を検出する複数の放射線検出器と、
    ほぼ視野の長さ及び幅に及ぶ前記撮像領域内に配置され、同時計数線(LOR)を定める放射事象の対を生成する較正ファントムであって、各LORが前記較正ファントムと交差するようにする、較正ファントムと、
    前記放射線検出器から入力を受信し、入射角に依存しない結晶遅延τiを前記放射線検出器ごとに計算する較正プロセッサであり、
    Figure 0006684787

    を、E ij をE’ ij で置換した上で使用して前記入射角に依存しない結晶遅延τiを反復的に計算し、i及びjは結晶の添字であり、αはダンピング係数であり、E ij は予期される時間差であり、バーが付与されたM ij は平均測定時間差であり、n ij は事象数であり、E’ ij =(E ij −η (φ ij )+η (φ ji ))であり、φ ij は結晶iに対するガンマ入射角であり、η は結晶iに関する入射角依存タイミング調節である、較正プロセッサ
    を含む、画像診断システム。
  2. 前記較正ファントムがシート線源を含み、較正中、オフセットされた向きで前記撮像領域内に配置される、請求項1に記載の画像診断システム。
  3. 前記較正プロセッサが、前記視野内の前記較正ファントムの前記向き及び位置、並びに前記較正ファントムと各LORとの少なくとも1つの交点を決定する、請求項1に記載の画像診断システム。
  4. 前記較正プロセッサが、実際の検出時間と予期される検出時間との差を計算する、請求項3に記載の画像診断システム。
  5. 前記較正プロセッサが、τとηとを組み合わせることにより、各LORのタイミング補正用の第1のルックアップテーブル及び結晶ごとの角度相互作用深度補正用の第2のルックアップテーブルを更に構築する、請求項1乃至の何れか一項に記載の画像診断システム。
  6. 画像診断システムを較正するための方法であって、
    ほぼ全視野に及ぶ撮像領域内に較正ファントムを配置し、同時計数線(LOR)を定める放射事象の対を生成するステップであって、各LORが前記較正ファントムと交差するように、且つ視野の長さ及び幅に及ぶ、当該生成するステップと、
    前記撮像領域から出る複数の放射事象を検出するステップと、
    放射線検出器の入力を受信するステップと、
    受信される前記入力に基づいて入射角に依存しない結晶遅延τiを計算するステップであって、
    Figure 0006684787
    を、E ij をE’ ij で置換した上で使用して前記入射角に依存しない結晶遅延τiを反復的に計算し、i及びjは結晶の添字であり、αはダンピング係数であり、E ij は予期される時間差であり、バーが付与されたM ij は平均測定時間差であり、n ij は事象数であり、E’ ij =(E ij −η (φ ij )+η (φ ji ))であり、φ ij は結晶iに対するガンマ入射角であり、η は結晶iに関する入射角依存タイミング調節である、ステップ
    を含む、方法。
  7. 第1のリストモード取得を得るステップを含み、第1のリストモード取得中に前記較正ファントムを通過するLORの数を最大限にするような前記較正ファントムの大きさ及び向きにされている、請求項に記載の方法。
  8. 較正中、ほぼ90度オフセットされた向きで前記較正ファントムを前記撮像領域内に配置するステップを含み、前記較正ファントムは平面である、請求項又はに記載の方法。
  9. 前記視野内の前記較正ファントムの前記向き及び位置、並びに前記較正ファントムと各LORとの少なくとも1つの交点を決定するステップ
    を含む、請求項又はに記載の方法。
  10. 実際の検出時間と予期される検出時間との差を計算するステップ
    を含む、請求項乃至の何れか一項に記載の方法。
  11. τとηとを組み合わせることにより、各LORのタイミング補正用の第1のルックアップテーブルを構築するステップと、
    結晶ごとの角度相互作用深度補正用の第2のルックアップテーブルを構築するステップと
    を含む、請求項に記載の方法。
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