JP6682995B2 - 交信装置、交信装置を備えるシステムおよびプログラム - Google Patents

交信装置、交信装置を備えるシステムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明はRF(Radio Frequency)タグと非接触で交信する交信装置、交信装置を備えるシステムおよびプログラムに関する。
従来から、非接触でデータをやり取りする近距離無線通信技術が各種の分野で利用されている。典型的には、RFID(Radio Frequency IDentification)と称される近距離無線技術が普及している。一般的なRFIDを用いたシステムは、管理対象の物品(以下、ワークともいう)またはその物品を支持もしくは収容する物体(パレット、コンテナなど)に取付けられたRFタグと、RFタグとの間でデータをやり取りする交信装置(以下、「リーダライタ」とも称す。)と、リーダライタを制御する上位機器とを含む。
上記のRFタグとリーダライタとの無線通信は決められた周波数帯域の中でチャネルを割り当てて通信している。また、工場などの生産現場および物流管理の現場においては、多くのリーダライタが存在し得る。したがって、比較的接近して配置されたリーダライタどうしが、同じ周波数帯域を使用する、または隣接する周波数帯域を使用するケースが有りえる。その場合には、交信したいリーダライタとタグ間の通信(所望波)が、周囲の他のリーダライタから送信された電波(干渉波)の影響を受けることになる。
しかし、所望波と同一周波数で到来する干渉波を除去するために、例えばリーダライタの回路内のフィルタによって受信信号レベルを減らすことが考えられる。しかし、この場合には、干渉波とともに所望波の信号レベルも減らすことになる。そのためユーザは、RFタグの設置環境の調整を行って所望波(S)対干渉波(N)のレベル差(S/N比)を増やす必要が有った。設置環境の調整としては、例えば、リーダライタどうしの設置間隔を大きくする(Nを低減する)、または、干渉波の送信出力を減らす(Nを低減する)、またはリーダライタとRFタグの距離を短くする(Sを増加させる)。しかし、これらの方法はユーザによる細かな調整や設置環境の変更が必要となり、非常に煩わしい作業となる。
干渉波の影響を防止するために、従来、周波数チャネルを切替る方法が提案されている。この方法では、交信したいリーダライタがタグへ信号を送信する前に、交信したいリーダライタの周囲で通信しているチャネルをモニタリングして、干渉の少ないチャネルを選択して信号を送信する。
このような周波数チャネルの切替方法によれば、国によっては、使用できるチャネル数が少ない地域が有り、チャネル数切替だけでは干渉を回避できないとの課題が残る。例えば、UHF帯RFID(920MHz帯)の日本では3個のチャンネルまでしか使用できず、チャネル切替だけでは不十分である。
また、LBT(Listen Before Talk)による方法が提案されている。LBTの方法では、交信したいリーダライタがタグへ信号を送信する前に、交信したいリーダライタの周囲で通信しているチャネルをモニタリングして、干渉があれば送信を一定時間待機する。したがって、モニタリングする度に干渉波が存在すると、交信したいリーダライタはいつまでも送信待機状態を続けるため、干渉の多い環境の場合にはタグとの通信ができない時間が長くなる、との課題が残る。
また、所望波と干渉波のチャネルが異なっていても、互いのチャネルの周波数が近い場合には、交信したいリーダライタは干渉波の影響でタグの読取ができなくなるリスクが有る。
このような背景に鑑みた干渉波の影響を防止するための方法が、例えば、特開2012−199720号公報(以下、特許文献1という)と特開2010−177999号公報(以下、特許文献2という)により提案されている。
特許文献1は、基地局装置と複数の端末装置との間の通信において、基地局装置へ送信信号が届く端末装置に関して以下の割合1〜3うちの2つをもとに、データパケットを送信していない時間(=間欠時間)を求めている。
(割合1)曝し端末(=無線通信端末)のいずれか1つからのみ基地局へデータパケットが送信されている曝し通信時間の割合、(割合2)曝し端末の少なくとも2つから基地局へデータパケットが送信されている曝し衝突時間の割合、および(割合3)曝し端末のいずれも基地局装置へデータパケットを送信していない曝し待機時間の割合、である。
特許文献1では、上記の間欠時間に対してPERの予測値を算出し、再送する回数の閾値を設定する。基地局装置は端末装置からデータパケットを受信すると曝し端末装置の数と待機時間をもとに確認応答パケットを端末装置へ送信する。
また、特許文献2は、無線通信エリアネットワークの通信を制御するコーディネータから受信したビーコン信号に含まれている通信局固有情報を基に、エリアネットワーク内に含まれている通信局の数を判定し、通信局の数からバックオフ期間(通信時に衝突が発生したときに次の送信までの待ち時間)を決めている。
特開2012−199720号公報 特開2010−177999号公報
特許文献1と2に開示された技術を、RFIDに応用した場合には、リーダライタ間の通信が必要とされるため、リーダライタ間で通信を行うための機構を、タグ通信とは別に設ける必要がある。また、特許文献1では、基地局−端末間で通信を行いながら環境に合わせて間欠時間を導出するため、計算を行う機構(予測PER計算部)および通信状態を記憶するための機構を追加する必要がある。したがって、特許文献1または2に開示の技術をRFIDに応用する場合には、リーダライタの複雑化、コストの増加、および交信処理にかかる負荷の増大につながり現実的ではない。
したがって、簡単な構成で干渉波の影響を防止し得る構成が要望される。
この開示のある局面に従う交信装置は、RFタグと非接触で交信する交信部と、交信部を制御する制御部と、を備え、制御部は、交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得し、台数と時間との相関関係から、再試行を繰返す間隔を決定する。
したがって、上記の干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と再試行を繰返す時間とを取得して、干渉波を送信し得る他の交信装置の台数を用いて相関関係から再試行の間隔が決定され得る。これにより、構成を複雑化することなく干渉波の影響を防止し得る再試行の間隔が決定される。
好ましくは、制御部は、交信の成功確率が予め定めた確率となるように、相関関係から、上記の再試行を繰返す間隔を決定する。
したがって、上記の干渉波の影響を防止し得る間隔は、交信の成功確率が予め定めた確率となるような間隔として決定され得る。
好ましくは、相関関係は、R=関数f(D,TW,N)で示されて、Rは予め定めた確率、TWは上記の間隔、Dは固定のデータ長、Nは上記の台数をそれぞれ示す。
したがって、上記の干渉波の影響を防止し得る間隔は、この式に従い算出することができる。
好ましくは、交信には、複数のチャネルを使用可能であって、制御部は、各チャネルについて信号のノイズを検出し、閾値を超えるノイズが検出されるチャネル数から上記の台数を決定する。
したがって、各チャネルのノイズレベルから、上記の台数を自動的に取得することができる。
この発明の他の局面に従うシステムは、交信装置および上位機器を備えて、交信装置は、RFタグと非接触で交信する交信部と、上位機器と通信する通信部と、交信部および通信部を制御する制御部と、を含む。制御部は、交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得し、取得される台数と時間との相関関係から、再試行を繰返す間隔を決定する。
好ましくは、上記のシステムでは、制御部は、上記の台数と時間とを、通信部を介して上位機器から受信する。
したがって、交信装置は、上記の台数と時間とを上位機器から取得することができる。
この発明のさらに他の局面に従うプログラムは、交信装置に、交信の方法を実行させるためのプログラムであって、この交信装置は、RFタグと非接触で交信する交信部と、
プロセッサと、を備える。プログラムは、交信装置のプロセッサに、交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得するステップと、台数と時間との相関関係から、再試行を繰返す間隔を決定するステップとを実行させる。
実施の形態によれば簡単な構成で干渉波の影響を防止し得る。
実施の形態に係る工場の生産ラインに導入されたRFIDシステムの構成を概略的に示す図である。 実施の形態に従う機器100の概略構成図である。 実施の形態に係るリーダライタ200の構成図である。 実施の形態に係るRFタグ300の構成図である。 実施の形態に係る複数のリーダライタ200が配置された状態を模式的に示す図である。 実施の形態に係る間欠時間TWの決定方法を模式的に示す図である。 実施の形態に係る交信処理のフローチャートである。 実施の形態に係る交信成功確率の算出シミュレーション結果を模式的に示す図である。 実施の形態に係る間欠時間TWを登録したテーブルTBの一例を示す図である。 実施の形態に係る最適な間欠時間TWと決定と交信処理のフローチャートである。 実施の形態に係る表示画面の一例を示す図である。 実施の形態に係るチャネルとノイズの閾値との関係を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
以下の説明では、近距離無線通信を行なう交信装置を含むシステムの典型例として、RFIDシステムについて説明する。一般的なRFIDシステムにおいて、交信装置は、その機能に着目して「リーダライタ」と称されることが多い。したがって以下の説明においても、交信装置を「リーダライタ」と称する。なお、交信装置においてRFタグからデータを読出す機能(リーダ機能)、および、RFタグへのデータ書込の機能(ライタ機能)の両方が備わっていることは必須ではなく、少なくとも一方の機能のみが備わっているものであってもよい。
RFタグは、ICタグまたはRFIDタグと称されることがあるが、以下の説明では、「RFタグ」という用語を用いる。
リーダライタとRFタグとの間の通信を「交信」と称し、交信に関するリーダライタ側で実施される処理を「交信処理」と称する。「交信」は、リーダ機能またはライタ機能に関するコマンドの通信と、リーダ機能またはライタ機能に関するデータの通信とを含む。
リーダライタとRFタグとの交信には、複数のチャネルを使用することが可能である。実施の形態では、「干渉」とは、各チャネルについて、当該チャネルの信号に検出されるノイズが閾値を超えるこという。なお、交信装置に起因したノイズであるかは、例えば交信タイミングから判別することが可能である。
近距離無線通信の典型例として、RFIDを説明するが、これに限定されるものではなく、たとえば、RFIDの技術をベースとして改良された新たな方式などであっても、本件発明の技術的範囲に包含され得る。また、RFIDの通信にはUHF帯の信号を用いるが、信号帯域はUHF帯に限定されず、他の信号帯域であっても、本件発明の技術的範囲に包含され得る。
[概要]
実施の形態では、交信成功確率の調整対象であるリーダライタ(以下、対象リーダライタとも称す。)について、対象リーダライタの交信部の信号と干渉する信号を送信する他のリーダライタ(以下、干渉リーダライタとも称す。)の台数と、対象リーダライタが交信に失敗した場合に当該交信の再試行を繰返す時間とを取得する。取得された台数および時間との予め定められた相関関係から、上記の再試行を繰返す間隔を決定する。当該相関関係から、交信成功確率を最大する時間間隔が決定され得る。
したがって、干渉リーダライタが近くにあっても安定した交信を簡単な構成で実現することができる。これにより、リーダライタどうしの設置間隔によらずに、交信の成功確率を高めることができる。
[システムの概略構成]
図1は、実施の形態に係る工場の生産ラインに導入されたRFIDシステムの構成を概略的に示す図である。図1を参照してRFIDシステムは、複数のRFタグ300、リーダライタ200および上位機器(パーソナルコンピュータまたはプログラマブル・ロジック・コントローラ)に相当する機器100を含む。各RFタグ300は、それぞれワークWを支持するパレットPに取付けられる。リーダライタ200は、RFタグ300がパレットPおよびワークWとともにベルト状のコンベアC上を移動する間に、タグ300に対する情報の読み書き処理を実行する。
リーダライタ200は、回路特性の異なる複数種類の中から選択されたアンテナ部と、各機種に共通する交信制御装置とを、備え、ケーブル30により機器100に接続される。なお、リーダライタ200は、ケーブル30の有線に代えて、無線により機器100に接続されてもよい。
リーダライタ200は、コンベアCの周囲に配置される。リーダライタ200がRFタグ300と交信可能な領域内にパレットPが入ると、リーダライタ200とRFタグ300との間で、交信が開始される。交信は、RFタグ300(以下、対象RFタグ300とも称する。)を識別するためのIDリード処理と、リーダ機能またはライタ機能を用いたリードライト処理とを含む。
(機器100の構成)
図2は、実施の形態に従う機器100の概略構成図である。図2を参照して、機器100は、演算処理部であるCPU(Central Processing Unit)110と、記憶部としてのメモリ112およびハードディスク114と、時間を計時し計時データをCPU110に出力するタイマ113と、入力インターフェイス118と、表示コントローラ120と、通信インターフェイス124と、データリーダ/ライタ126とを含む。これらの各部は、バス128を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU110は、ハードディスク114に格納されたプログラム(コード)を実行することで、各種の演算を実施する。メモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置であり、ハードディスク114から読み出されたプログラム・データに加えて、リーダライタ200から受信したデータ、およびワークデータなどが格納される。
入力インターフェイス118は、CPU110とキーボード104、マウス(図示せず)103、タッチパネル(図示せず)などの入力装置との間のデータ伝送を仲介する。すなわち、入力インターフェイス118は、ユーザが入力装置を操作することで与えられる操作命令を受付ける。
表示コントローラ120は、表示装置の典型例であるディスプレイ102と接続され、CPU110における処理の結果などを表示することでユーザに通知する。
通信インターフェイス124は、LANを介してCPU110とリーダライタ200と間のデータ伝送を仲介する。データリーダ/ライタ126は、CPU110と記録媒体であるメモリカード106との間のデータ伝送を仲介する。
また、機器100には、必要に応じて、プリンタなどの他の出力装置が接続されてもよい。
(リーダライタ200とRFタグ300の構成)
図3は、実施の形態に係るリーダライタ200の構成図である。図4は、実施の形態に係るRFタグ300の構成図である。実施の形態では、図4のRFタグ300は、電源を内蔵せず、リーダライタ200からの送信波により生じた起電力によって動作する、いわゆるパッシブタイプのもので、制御部331および半導体メモリ332を含むタグIC回路330および通信部を備える。通信部は、アンテナ310およびインピーダンス調整回路320を含む。なお、制御部331はコンピュータのほか、リーダライタ200との通信信号を変調または復調するためのモデム回路等も含む。なお、適用されるRFタグ300はパッシブタイプに限定されず、電源を内蔵するタイプであってもよい。
図3を参照してリーダライタ200は、RFタグ300と交信するための交信部、交信部に接続されるアンテナ14、CPU(Central Processing Unit)241およびタイマ242を含む制御部240、機器100と通信するための通信部、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等の揮発性または不揮発性の記憶媒体である記憶部270、数値表示器や複数の表示灯(LED:Light Emitting Diode)等を含む表示部280、外部ネットワークと通信するための通信インターフェイス290、およびインターフェイス291を備える。
交信部は、送信部210、受信部220、周波数シンセサイザ216およびサーキュレータ13を含む。通信部は、通信モジュールである上位インターフェイス260を含む。制御部240は、交信部および通信部を制御する。
インターフェイス291は、CPU241と記録媒体であるメモリカード292との間のデータ伝送を仲介する。すなわち、メモリカード292には、リーダライタ200で実行されるプログラムなどが格納された状態で流通し、インターフェイス291は、メモリカード292からプログラムを読み出す。また、インターフェイス291は、CPU241の内部命令に応答して、機器100またはRFタグ300との通信に関する処理結果などをメモリカード292へ書き込む。なお、メモリカード292は、CF(Compact Flash)、SD(Secure Digital)などの汎用的な半導体記憶デバイスや、フレキシブルディスク(Flexible Disk)などの磁気記憶媒体や、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体等を含む。
制御部240はコンピュータに相当する機能を有する。具体的には、CPU241は、記憶部270等のメモリに格納されたプログラムに基づき、機器100との通信処理、RFタグ300との交信処理を含む各種のデータ処理を実行する。また、制御部240は、RFタグ300との交信処理に関し、コマンドを表すパルス信号を出力する(以下、この出力信号を「コマンド」ともいう)。
記憶部270は、各種データ処理のためのプログラムおよびデータを格納する。この記憶部270には、交信処理を実施する場合にCPU241により読出し/書込みされるデータが格納される。
まず、受信部220が、単側波帯(SSB、Single Side Band)受信を行なう場合について説明する。図3を参照して、リーダライタ200は、送信部210と、受信部220と、送信部210からの送信信号をアンテナ14へ導き、アンテナ14で受信したRFタグ300からの受信信号を受信部220へ導くサーキュレータ13と、送信部210および受信部220に搬送波を供給する周波数シンセサイザ216と、送信部210および受信部220を制御する制御部240とを含み、アンテナ14を介してRFタグ300との送受信を行なう。
送信部210は、制御部240からのデジタル信号(コマンド信号を含む)をアナログ信号に変換するDA変換器211と、DA変換器211に接続され、送信ベースバンド信号を受けて周波数シンセサイザ216からの搬送波を変調する変調器212と、パワーアンプ213とを含み、パワーアンプ213の出力がサーキュレータ13に入力される。
受信部220はサーキュレータ13からの受信信号の帯域を制限する帯域制限フィルタ(BPF,Band Pass Filter)221と、帯域制限フィルタ221に接続されたローノイズアンプ222と、ローノイズアンプ222からの出力信号と周波数シンセサイザ216からの搬送波とを受けて、相互に90度位相のずれた信号を出力する直交復調器224とを含む。直交復調器224は、乗算器223a,223bと、相互に直交する信号を復調するために相互の位相をずらせるためのπ/2位相器223cとを含む。直交復調器224から復調された信号は、それぞれをI信号およびQ信号として増幅およびデジタル信号に変換するための増幅器225a,225bと、AD変換器226a,226bとを経て、I信号とQ信号とが一体化されて制御部240へ入力される。また、直交復調器224、増幅器225a,225b、AD変換器226a,226b、および、制御部240内の復調信号処理部(図示せず)が復調機能を構成する。
(交信動作)
図3と図4に示すリーダライタ200とRFタグの交信動作において、RFタグ300はリーダライタ200からデータを読み出す場合、書き込む場合のいずれにおいても、機器100から受信したコマンドをRFタグ300に送信し、RFタグ300からそのコマンドに対するレスポンス(応答)を受信すると、受信した応答内容を機器100へ送信する。また、交信時には、RFタグ300は内部電源を持たないことから、アンテナ14からの送信波によりRFタグ300側のアンテナ310に起電力を発生させて、RFタグ300内の制御回路を駆動するようにしている。
交信において、リーダライタ200の制御部240は、適宜、所定ビット数からなるコマンドを出力する。送信部210において搬送波をコマンド信号により変調することによって、コマンド信号が搬送波に重畳される。
上記の動作によりアンテナ14から搬送波が送出されると、この搬送波により交信領域内のRFタグ300に起電力が生じ、RFタグ300側の制御部331が起動する。この状態下でアンテナ14からコマンドが重畳された搬送波が送信されると、RFタグ300の制御部331は、コマンドを解読して指示された処理を実行した後に、応答データを表すレスポンス(応答信号)を生成し、リーダライタ200に返信する。
リーダライタ200の受信部220は、RFタグ300から返信を受信する。受信部220において、受信信号はノイズが除去されて復調され、その後、デジタルデータに変換されて制御部240に出力される。CPU241は復調されたデジタルデータからRFタグ300の応答内容を解読し、この解読データを含む交信結果データを出力する。例えば、機器100に送信し、または記憶部270に格納し、または表示部280に表示し、またはLEDを点灯などする。
本実施形態ではRFタグ300に電源を内蔵しないパッシブタグを使用しているため、リーダライタ200とRFタグ300との間の通信方式は半二重方式であり、アンテナを送信用と受信用とで共用し、送信信号と受信信号を分離している。
図5は、実施の形態に係る複数のリーダライタ200が配置された状態を模式的に示す図である。図6は、実施の形態に係る間欠時間TWの決定方法を模式的に示す図である。図5を参照して、機器100と通信する複数のリーダライタ200は限られた領域内に配置されている。複数のリーダライタ200は、対象リーダライタ200Cと、干渉リーダライタ200A,200B,200Dおよび200Eを含む。
対象リーダライタ200Cは、図5の領域内において、RFタグ300との交信を成功させる確率(以下、交信成功確率と称する)を最大にする間欠時間TWを調整(決定)する。この間欠時間TWについて、図6を参照して説明する。
図6には、データ長D、間欠時間TW、およびタイムアウト時間TOが関連付けて示される。データ長Dは、対象リーダライタ200CがRFタグ300と交信する時間の長さに相当する。この時間の長さは、対象リーダライタ200Cが、RFタグ300との間で交信するコマンドのデータ量から決定される。
間欠時間TWは、対象リーダライタ200CがRFタグ300とのコマンドの交信または交信に失敗してから「リトライ」を開始するまでの待ち時間を示す。「リトライ」は、交信に失敗した場合に、再度、対象リーダライタ200Cが当該RFタグ300との間で行う交信または交信処理を示す。実施の形態では、「リトライ」は再試行とも称する。
タイムアウト時間TOは、「リトライ」を実施する場合にリトライの繰返し実施を許容する最大の時間の長さを示す。
図7は、実施の形態に係る交信処理のフローチャートである。このフローチャートに従うプログラムは、予め記憶部270に格納される。CPU241は、プログラムを記憶部270から読出し、実行する。
図7を参照して、処理が開始されると、対象リーダライタ200CのCPU241は、RFタグ300に対し任意のデータ長D(コマンド)を送信する交信処理を実施する(ステップS1)。CPU241はRFタグ300からの応答を基に交信が成功(正常に完了)したか否かを判断する(ステップS3)。成功と判断されると(ステップS3で“交信成功”)、対象リーダライタ200CはRFタグ300との交信処理を終了する(ステップS11)。
一方、交信が成功しないと判断されると(ステップS3で“交信失敗”)、CPU241は、ステップS3の交信のリトライを実施開始する(ステップS5)。このとき、タイマ242によりタイムアウト時間TOの計時が開始される。
CPU241は、ステップS5のリトライによるRFタグ300からの応答を基に交信に成功したか否かを判断する(ステップS7)。成功と判断されると(ステップS7で“交信成功”)、交信処理を正常に終了し(ステップS11)、成功しないと判断されると(ステップS7で“交信失敗”)、CPU241は、ステップS3,S5と同様に交信を繰り返す。
このようなリトライを含む交信処理のルーチンRTが、タイマ242の計時によりタイムアウト時間TOが満了と判定されるまで実施されて、“交信失敗”と判断された場合は、CPU241は交信NGと判定する(ステップS9)。
実施の形態では、基本的に、タイマ242によりタイムアウト時間TOが計時されるまで、すなわちリトライ開始からタイムアウト時間TOが終了するまで、「リトライ」が繰返される。ただし、リトライにより、タイムアウト時間TOが終了前に交信に成功した場合には、タイムアウト時間TOが終了前であってもリトライは終了する(ステップS11を参照)。また、タイムアウト時間TO内に交信に成功しなかった場合には、リーダライタ200は交信NGと判定する(ステップS9を参照)。
(間欠時間TWの決定)
図7のルーチンRTにおいて、タイムアウト時間TO内において交信成功確率を最大にする間欠時間TWが存在する。実施の形態では、RFIDシステムの使用環境に応じて交信成功確率を最適にする(より特定的には交信成功確率を最大にする)間欠時間TWを決定する。
再び、図6を参照して、間欠時間TWは、タイムアウト時間TO内のリトライにおいて、データ長Dのn回目のリトライ終了後から、次の当該データ長Dの(n+1)回目のリトライ開始までの待ち時間を示す。したがって、間欠時間TWが短い場合には、タイムアウト時間TO内における対象リーダライタ200Cおよび干渉リーダライタの交信(電波送信)頻度が比較的に高くなり得る。それに伴い、図5の破線の領域内の電波の密度は高くなって干渉が発生する確率が高い状況となり得る。これに対して、間欠時間TWが長い場合には、図5の破線の領域内の電波の密度は低くなり得て、干渉の発生確率は低い状況となり得る。したがって、交信成功確率は、間欠時間TWに依存する。
また、データ長Dが長いほど当該データ長Dの信号が干渉に曝され得る確率が高くなるが、データ長Dが短い場合には干渉に曝される確率は低くなり得る。したがって、交信成功確率は、データ長Dにも依存する。
また、対象リーダライタ200Cの周囲に干渉リーダライタ(図5のリーダライタ200A,200B,200Dおよび200E)の台数Nが多いほど干渉が発生する確率は高くなり得て、また台数Nが少ないほど干渉が発生する確率は低くなり得る。したがって、交信成功確率は、干渉リーダライタ200の台数Nにも依存する。
上記に述べたように交信成功確率は、データ長D、間欠時間TWおよび干渉リーダライタの台数Nに相関するとの関係を有する。実施の形態では、この相関関係からRFIDの交信成功確率を(式1)〜(式3)により算出する。(式3)では、1回の交信で成功する確率は、上記の相関関係に基づく関数f(D,TW,N)を用いて算出される。関数fのパラメータは、交信成功確率との相関関係を有するデータ長D,間欠時間TWおよび干渉リーダライタの台数Nである。
交信成功確率=1-(交信に成功しない確率)・・・(式1)
交信成功確率=1-(1回の交信で成功しない確率)^(リトライ回数)・・・(式2)
交信成功確率=1-(1-f(D,TW,N))^(TO/(D+TW))・・・(式3)
例えば、関数fは、f=(D+TW−2*D*N)/(D+TW)と規定することができるが、これは一例であって、上記の関数f(D,TW,N)に従う相関関係を示す式であればよく、この(式1)〜(式3)に限定されない。
図8は、実施の形態に係る交信成功確率の算出シミュレーション結果を模式的に示す図である。発明者らはシミュレーションにより、適当なタイムアウト時間TOとして15秒を固定に設定した条件において、(データ長D+可変長の間欠時間TW)の長さを2500ms以下で変化させるとともに、干渉リーダライタ200の台数Nを1台〜5台の間で変化させた場合において、上記の式に従い交信成功確率を算出した。
なお、データ長Dは一定(例えば84msec)であり、交信処理はUID(Unique Identifier)リード処理である。UIDは、RFタグ300に固有の識別子であって、製造時などに半導体メモリ332に格納される。図8には、シミュレーションによる算出結果が干渉リーダライタ200の台数N毎にグラフG1〜G5で示される。
図8のシミュレーション結果から、発明者らは、間欠時間TWが予め定めた時間を超えて長くなると、交信成功確率が低下するとの知見を得た。また、この交信成功確率の低下は、間欠時間TWが長くなったことでタイムアウトTO内において実施されるリトライの回数が少なくなり、その結果、間欠時間TWが長い状態でタイムアウト時間TOが終了してしまうことに起因するとの知見を得た。したがって、間欠時間TWは、タイムアウト時間TOに基づく予め定めた時間を超えて長くならない時間とするべきであるとの知見を得た。
(テーブルTBの構成)
図9は、実施の形態に係る間欠時間TWを登録したテーブルTBの一例を示す図である。図9を参照して、記憶部270に格納されたテーブルTBには、タイムアウト時間TOと干渉リーダライタ200の台数Nの各「組」に関連付けて、間欠時間TWの値Ci(i=1,2,3・・・)が予め登録されている。値Ciは、関連付けされた「組」の値に基づき、例えば上記の関数f(D,TW,N)および上記の(式1)〜(式3)のパラメータに当該「組」の各値を代入して算出された値である。
(処理フロー)
図10は、実施の形態に係る最適な間欠時間TWの決定と交信処理のフローチャートである。図11は、実施の形態に係る表示画面の一例を示す図である。図10のフローチャートに従うプログラムは、予め記憶部270(メモリ112)に格納される。CPU241(CPU110)は、プログラムを記憶部270(メモリ112)から読出し、実行する。
図10を参照して、まず、機器100のCPU110は、RFIDシステムの環境に応じてタイムアウト時間TOと干渉リーダライタ200の台数Nの指定をガイドするための画面(図11参照)を、ディスプレイ102に表示する(ステップT1)。図11を参照して、画面にはタイムアウト時間TOを入力するためのボックス10A、干渉リーダライタ200の台数Nを入力するためのボックス10B、およびメッセージボックス10Cが表示される。ユーザは、キーボード104を操作してタイムアウト時間TOおよび干渉リーダライタ200の台数Nを入力する(ステップT3)。
CPU110は、ステップT3において入力されたタイムアウト時間TOおよび台数Nを対象リーダライタ200に送信する。
対象リーダライタ200のCPU241は、機器100から受信したタイムアウト時間TOおよび台数Nに基づきテーブルTBを検索し、ユーザが入力した(タイムアウト時間TOと台数N)の「組」に関連付けられている値Ciを、テーブルTBから読出す。読出された値Ciは最適な間欠時間TWとして決定される(ステップT5)。
間欠時間TWが決定すると、CPU241は決定の通知を機器100に送信する。機器100は、通知を受信すると、画面のメッセージボックス10Cに、間欠時間TWの設定が完了した旨のメッセージを表示する。
その後は、図7の交信処理のルーチンRTが、データ長D、図11の画面で入力されたタイムアウト時間TO、およびステップT5で決定された間欠時間TWに従い実施される。なお、図10では、間欠時間TWの決定の後に続いて交信処理が実施される順番としたが、間欠時間TWが交信処理に先立って決定されていればよく、順番はこれに限定されない。
また、図7の交信処理ごとに間欠時間TWを決定する必要はなく、RFIDシステムの変更(台数N、データ長D、タイムアウト時間TOの変更など)があったときに間欠時間TWを再度、決定する、または、定期的に間欠時間TWを決定するとしてもよい。
したがって、図5の対象リーダライタ200Cは、周囲の干渉リーダライタ200A,200B,200Dおよび200Eの台数、設置間隔によらず干渉による読取不可の発生を回避することができて、高い成功確率による安定した交信処理を実施することが可能となる。
(間欠時間TWの他の決定方法)
実施の形態では、テーブルTBを検索して間欠時間TWを決定したが、決定方法はこれに限定されない。例えばステップT5において、CPU241は、テーブルTBの検索に代えて、上記の式に従い間欠時間TWを算出することにより、決定するとしてもよい。
また、ステップT3では、対象リーダライタ200Cは、タイムアウト時間TOおよび台数Nを、機器100から受信することにより取得したが、取得経路はこれに限定されない。例えば、対象リーダライタ200Cにおいて図8の画面を表示部280に表示して、ユーザ入力を受付けることで取得するとしてもよい。
(干渉リーダライタ台数の他の決定方法)
CPU241は、受信チャネルを切替えながら、各チャネル(中心周波数帯域、隣接チャネルの周波数帯域等)の受信信号から、ノイズレベルを検出し、検出したノイズレベルの大きさから、当該チャネルを使用する他のリーダライタ(すなわち干渉リーダライタ)の台数を推定するとしてもよい。この場合には、図12に示されるように、ノイズレベルの閾値THを設定し、閾値THを超えたノイズが検出されたチャネルについて、当該チャネルを使用する他のリーダライタを干渉リーダライタ200としてカウントするとしてもよい。
上記のキャリアセンスと、このノイズレベル検出とを組み合わせて台数Nを決定してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
13 サーキュレータ、14 アンテナ、100 機器、102 ディスプレイ、104 キーボード、2200,200A〜200E リーダライタ、210 送信部、213 パワーアンプ、216 周波数シンセサイザ、220 受信部、240,331 制御部、260 上位インターフェイス、300 RFタグ、310 アンテナ、320 インピーダンス調整回路、TH 閾値、TO タイムアウト時間、TW 間欠時間、W ワーク、f 関数。

Claims (7)

  1. RFタグと非接触で交信する交信部と、
    前記交信部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得し、
    前記台数及び前記再試行を繰返すべき時間と、前記再試行を繰返す間隔との相関関係から、前記交信部における前記再試行を繰返す間隔を決定する、交信装置。
  2. 前記相関関係に示される前記再試行を繰返す間隔は、
    交信の成功確率が予め定めた確率とな間隔である、請求項1に記載の交信装置。
  3. 前記相関関係に示される前記再試行を繰返す間隔は、
    前記交信の成功確率と、
    1回の交信での成功確率R=関数f(D,TW,N)、前記再試行を繰返すべき時間、データ長、及び再試行を繰返す間隔と、
    の関係を示す式に基づいて算出され、TWは前記間隔、Dは1回の試行で送信されるデータ長、Nは前記台数をそれぞれ示す、請求項2に記載の交信装置。
  4. 前記交信には、複数のチャネルを使用可能であって、
    前記制御部は、各チャネルについて信号のノイズを検出し、閾値を超えるノイズが検出されるチャネル数から前記台数を決定する、請求項1から3のいずれか1項に記載の交信装置。
  5. 交信装置および上位機器を備えるシステムであって、
    前記交信装置は、
    RFタグと非接触で交信する交信部と、
    前記上位機器と通信する通信部と、
    前記交信部および前記通信部を制御する制御部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得し、
    前記台数及び前記再試行を繰返すべき時間と、前記再試行を繰返す間隔との相関関係から、前記交信部における前記再試行を繰返す間隔を決定する、システム。
  6. 前記制御部は、前記台数と前記時間とを、前記通信部を介して前記上位機器から受信する、請求項5に記載のシステム。
  7. 交信装置に、交信の方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記交信装置は、
    RFタグと非接触で交信する交信部と、
    プロセッサと、を備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得するステップと、
    前記台数及び前記再試行を繰返すべき時間と、前記再試行を繰返す間隔との相関関係から、前記交信部における前記再試行を繰返す間隔を決定するステップとを実行させる、プログラム。
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