JP6682995B2 - 交信装置、交信装置を備えるシステムおよびプログラム - Google Patents
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Description
この発明のさらに他の局面に従うプログラムは、交信装置に、交信の方法を実行させるためのプログラムであって、この交信装置は、RFタグと非接触で交信する交信部と、
プロセッサと、を備える。プログラムは、交信装置のプロセッサに、交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得するステップと、台数と時間との相関関係から、再試行を繰返す間隔を決定するステップとを実行させる。
実施の形態では、交信成功確率の調整対象であるリーダライタ(以下、対象リーダライタとも称す。)について、対象リーダライタの交信部の信号と干渉する信号を送信する他のリーダライタ(以下、干渉リーダライタとも称す。)の台数と、対象リーダライタが交信に失敗した場合に当該交信の再試行を繰返す時間とを取得する。取得された台数および時間との予め定められた相関関係から、上記の再試行を繰返す間隔を決定する。当該相関関係から、交信成功確率を最大する時間間隔が決定され得る。
図1は、実施の形態に係る工場の生産ラインに導入されたRFIDシステムの構成を概略的に示す図である。図1を参照してRFIDシステムは、複数のRFタグ300、リーダライタ200および上位機器(パーソナルコンピュータまたはプログラマブル・ロジック・コントローラ)に相当する機器100を含む。各RFタグ300は、それぞれワークWを支持するパレットPに取付けられる。リーダライタ200は、RFタグ300がパレットPおよびワークWとともにベルト状のコンベアC上を移動する間に、タグ300に対する情報の読み書き処理を実行する。
図2は、実施の形態に従う機器100の概略構成図である。図2を参照して、機器100は、演算処理部であるCPU(Central Processing Unit)110と、記憶部としてのメモリ112およびハードディスク114と、時間を計時し計時データをCPU110に出力するタイマ113と、入力インターフェイス118と、表示コントローラ120と、通信インターフェイス124と、データリーダ/ライタ126とを含む。これらの各部は、バス128を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
図3は、実施の形態に係るリーダライタ200の構成図である。図4は、実施の形態に係るRFタグ300の構成図である。実施の形態では、図4のRFタグ300は、電源を内蔵せず、リーダライタ200からの送信波により生じた起電力によって動作する、いわゆるパッシブタイプのもので、制御部331および半導体メモリ332を含むタグIC回路330および通信部を備える。通信部は、アンテナ310およびインピーダンス調整回路320を含む。なお、制御部331はコンピュータのほか、リーダライタ200との通信信号を変調または復調するためのモデム回路等も含む。なお、適用されるRFタグ300はパッシブタイプに限定されず、電源を内蔵するタイプであってもよい。
図3と図4に示すリーダライタ200とRFタグの交信動作において、RFタグ300はリーダライタ200からデータを読み出す場合、書き込む場合のいずれにおいても、機器100から受信したコマンドをRFタグ300に送信し、RFタグ300からそのコマンドに対するレスポンス(応答)を受信すると、受信した応答内容を機器100へ送信する。また、交信時には、RFタグ300は内部電源を持たないことから、アンテナ14からの送信波によりRFタグ300側のアンテナ310に起電力を発生させて、RFタグ300内の制御回路を駆動するようにしている。
図7のルーチンRTにおいて、タイムアウト時間TO内において交信成功確率を最大にする間欠時間TWが存在する。実施の形態では、RFIDシステムの使用環境に応じて交信成功確率を最適にする(より特定的には交信成功確率を最大にする)間欠時間TWを決定する。
交信成功確率=1-(1回の交信で成功しない確率)^(リトライ回数)・・・(式2)
交信成功確率=1-(1-f(D,TW,N))^(TO/(D+TW))・・・(式3)
例えば、関数fは、f=(D+TW−2*D*N)/(D+TW)と規定することができるが、これは一例であって、上記の関数f(D,TW,N)に従う相関関係を示す式であればよく、この(式1)〜(式3)に限定されない。
図9は、実施の形態に係る間欠時間TWを登録したテーブルTBの一例を示す図である。図9を参照して、記憶部270に格納されたテーブルTBには、タイムアウト時間TOと干渉リーダライタ200の台数Nの各「組」に関連付けて、間欠時間TWの値Ci(i=1,2,3・・・)が予め登録されている。値Ciは、関連付けされた「組」の値に基づき、例えば上記の関数f(D,TW,N)および上記の(式1)〜(式3)のパラメータに当該「組」の各値を代入して算出された値である。
図10は、実施の形態に係る最適な間欠時間TWの決定と交信処理のフローチャートである。図11は、実施の形態に係る表示画面の一例を示す図である。図10のフローチャートに従うプログラムは、予め記憶部270(メモリ112)に格納される。CPU241(CPU110)は、プログラムを記憶部270(メモリ112)から読出し、実行する。
実施の形態では、テーブルTBを検索して間欠時間TWを決定したが、決定方法はこれに限定されない。例えばステップT5において、CPU241は、テーブルTBの検索に代えて、上記の式に従い間欠時間TWを算出することにより、決定するとしてもよい。
CPU241は、受信チャネルを切替えながら、各チャネル(中心周波数帯域、隣接チャネルの周波数帯域等)の受信信号から、ノイズレベルを検出し、検出したノイズレベルの大きさから、当該チャネルを使用する他のリーダライタ(すなわち干渉リーダライタ)の台数を推定するとしてもよい。この場合には、図12に示されるように、ノイズレベルの閾値THを設定し、閾値THを超えたノイズが検出されたチャネルについて、当該チャネルを使用する他のリーダライタを干渉リーダライタ200としてカウントするとしてもよい。
Claims (7)
- RFタグと非接触で交信する交信部と、
前記交信部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得し、
前記台数及び前記再試行を繰返すべき時間と、前記再試行を繰返す間隔との相関関係から、前記交信部における前記再試行を繰返す間隔を決定する、交信装置。 - 前記相関関係に示される前記再試行を繰返す間隔は、
交信の成功確率が予め定めた確率となる間隔である、請求項1に記載の交信装置。 - 前記相関関係に示される前記再試行を繰返す間隔は、
前記交信の成功確率と、
1回の交信での成功確率R=関数f(D,TW,N)、前記再試行を繰返すべき時間、データ長、及び再試行を繰返す間隔と、
の関係を示す式に基づいて算出され、TWは前記間隔、Dは1回の試行で送信されるデータ長、Nは前記台数をそれぞれ示す、請求項2に記載の交信装置。 - 前記交信には、複数のチャネルを使用可能であって、
前記制御部は、各チャネルについて信号のノイズを検出し、閾値を超えるノイズが検出されるチャネル数から前記台数を決定する、請求項1から3のいずれか1項に記載の交信装置。 - 交信装置および上位機器を備えるシステムであって、
前記交信装置は、
RFタグと非接触で交信する交信部と、
前記上位機器と通信する通信部と、
前記交信部および前記通信部を制御する制御部と、を含み、
前記制御部は、
前記交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得し、
前記台数及び前記再試行を繰返すべき時間と、前記再試行を繰返す間隔との相関関係から、前記交信部における前記再試行を繰返す間隔を決定する、システム。 - 前記制御部は、前記台数と前記時間とを、前記通信部を介して前記上位機器から受信する、請求項5に記載のシステム。
- 交信装置に、交信の方法を実行させるためのプログラムであって、
前記交信装置は、
RFタグと非接触で交信する交信部と、
プロセッサと、を備え、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
前記交信部の交信信号と干渉する信号を送信する他の交信装置の台数と、当該交信の再試行を繰返すべき時間とを取得するステップと、
前記台数及び前記再試行を繰返すべき時間と、前記再試行を繰返す間隔との相関関係から、前記交信部における前記再試行を繰返す間隔を決定するステップとを実行させる、プログラム。
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JP2016091071A JP6682995B2 (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | 交信装置、交信装置を備えるシステムおよびプログラム |
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