JP6682973B2 - 黒色塗装亜鉛系めっき鋼板及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1)亜鉛系めっき鋼板の少なくとも一方の面に、カーボンブラックを含有する下層皮膜および、有機樹脂、カーボンブラック、非酸化物セラミックス(但し、黒鉛を除く。)の微粒子からなる上層皮膜を有する黒色塗装亜鉛系めっき鋼板であって、上層皮膜中のカーボンブラックの含有量X(上層皮膜中の非酸化物セラミックスの微粒子を除いた残部体積に対する体積率)が13%以下、上層皮膜中の非酸化物セラミックスの微粒子の含有量は、非酸化物セラミックスの微粒子以外の残部体積に対する体積率で0.8〜10%であり、下層皮膜中のカーボンブラックの含有量Y(体積率)が18%以下であり、上層皮膜を有する状態での鋼板の明度L*tが25以下、上層皮膜を剥離した後の状態での鋼板の明度L*bが35以下であり、さらに上層皮膜の膜厚は3μm以上であることを特徴とする耐疵付き性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板。
(2)上記(1)の黒色塗装亜鉛系めっき鋼板で、前記定義した上層皮膜のカーボンブラック含有量X(体積%)と下層皮膜のカーボンブラック含有量Y(体積%)とが下記関係式(1)から式(4)を満たしていることを特徴とする耐付き性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板。
X≦Y ・・・(1)
X+Y≧17 ・・・(2)
3≦X≦13 ・・・(3)
10≦Y≦18 ・・・(4)
(3)非酸化物セラミックスがTiNであることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の耐疵付き性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板。
(4)亜鉛系めっき鋼板の少なくとも一方の面に、シランカップリング剤と有機樹脂と酸と、カーボンブラックを含有する下層皮膜用処理液を塗布して下層皮膜とし、乾燥後、有機樹脂と、カーボンブラックと、非酸化物セラミックス(但し、黒鉛を除く。)微粒子を含有する上層皮膜用塗料を塗布して上層皮膜とし、乾燥することを特徴とする耐疵付つき性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
但し、下層皮膜用処理液中の全固形分に対するカーボンブラックの含有量をY(体積%)、上層皮膜用塗料中の、全固形分から非酸化物セラミックス微粒子を除く残部に対するカーボンブラックの含有量をX(体積%)とした場合に、XとYは下記の式(1)から式(4)を充たし、上層皮膜用塗料中の非酸化物セラミックス微粒子の含有量は、非酸化物セラミックス微粒子を除く固形分体積に対して0.8〜10体積%である。
X≦Y ・・・(1)
X+Y≧17 ・・・(2)
3≦X≦13 ・・・(3)
10≦Y≦18 ・・・(4)
亜鉛系めっき鋼板とは、亜鉛めっき鋼板と亜鉛合金めっき鋼板を包含する概念である。亜鉛系めっき鋼板は公知のものが適用でき、特に限定されるものではないが、Zn、Zn−Ni、Zn−Fe、Zn−Al等が用いられる。電気めっき鋼板であっても溶融亜鉛めっき鋼板あってもよい。めっき付着量は、5g/m2以上のものが好ましい。
亜鉛系めっき鋼板の亜鉛系めっき層の上には、カーボンブラックをY(体積%)含有する黒色系の下層皮膜を設ける。
3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン、
3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリエトキシシラン、
3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルジメトキシメチルシラン、
トリメトキシ[3−(フェニルアミノ)プロピル]シラン、
3−メルカブトプロピルトリメトキシシラン等を挙げることができる。前記シランカップリング剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の上層皮膜を形成するための配合材料には、樹脂、硬化剤およびカーボンブラックの他に耐疵付き性を付与するために非酸化物セラミックスが必須である。これら配合材料を用いて形成した上層皮膜は、有機樹脂とカーボンブラックからなり、さらに非酸化物セラミックスからなる微粒子を含有する黒色系の皮膜となる。
本発明の黒色塗装亜鉛系めっき鋼板は、上層皮膜を有する状態での鋼板の明度L*tが25以下、上層皮膜を剥離した後の状態での鋼板の明度L*bが35以下であり、上層皮膜中には前述のとおり、非酸化物セラミックスからなる微粒子を0.8〜10体積%含有する必要がある。なお、ここで、L*値とは、L*a*b*表色系におけるL*値を意味し、白色度の指標となる値である。L*値は、JIS K5600−4−4(1999年)に準拠して求めることができる。
黒色塗装亜鉛系めっき鋼板の明度L*tが25以下であることで、十分な意匠性を有し、かつ、上層皮膜を剥離した後の鋼板の明度L*bが35以下であること、さらに上層の皮膜中には非酸化物セラミックスからなる微粒子を0.8〜10体積%含有することで、疵付きの拡大を防ぎ、かつ、疵を目立たなくすることで、耐疵付き性を発揮できる。
また、上層皮膜を剥離するもう一つの方法としては、ブラスト用装置として、例えば、厚地鉄工(株)のBA−1型等を用い、研掃材として樹脂ビーズを用い、上層皮膜の面を研掃することにより、上層の樹脂皮膜を剥離することができる。
上記のいずれも方法においても、皮膜の除去と重量測定とを繰り返し行い、重量の減少が無くなった時点で、上層皮膜の剥離が完了したと判断することができる。
本発明で望ましくは、上層のカーボンブラック含有量X(体積%)と下層のカーボンブラック含有量Y(体積%)とは下記関係を満たすとよい。
X≦Y ・・・(1)
X+Y≧17 ・・・(2)
3≦X≦13 ・・・(3)
10≦Y≦18 ・・・(4)
ただし、Xは、上層皮膜中の非酸化物セラミックスの微粒子を除いた残部体積に対するカーボンブラックの体積率である。(1)式を満たすことで、図1に示す疵13の形態の疵が入った場合に、疵を目立たなくすることができる。(2)式を満たすことで、疵12、疵13の形態の疵が入った場合に、目立たなくすることができる。
(3)式の左辺を満たすことで、外観隠ぺい性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板を得ることができる。また、(3)式の右辺を満たすことで、上層と下層の界面の密着強度を確保し、上層の凝集強度を確保することができるとともに、耐食性や耐疵付き性も良好となる。
(4)式の右辺を満たすことで、耐食性を維持することができる。また、(4)式の左辺を満たすことにより、図1に示す疵13の形態の疵が入った場合に、疵を目立たなくすることができる。
黒色塗装鋼板の製造方法は特に限定されない。まず基材鋼板として亜鉛系めっき鋼板を用意し、当該基材鋼板の少なくとも一方の表面に上述した黒色系の下層皮膜を形成する。下層皮膜の形成方法は特に限定されず、下層皮膜成分を含んだ下層皮膜用処理液を、例えば、ロールコータ法やスプレー−リンガー絞り法等の公知の塗布方法で塗布し、また処理液の塗布後は、ドライヤーやオーブン等によって所定温度で乾燥或いは焼き付けを行えばよい。また、下層皮膜の上に黒色系の上層皮膜を形成する場合も、上層皮膜用塗料を塗布して上層皮膜とし、乾燥して、全く同様に形成すればよい。
X≦Y ・・・(1)
X+Y≧17 ・・・(2)
3≦X≦13 ・・・(3)
10≦Y≦18 ・・・(4)
電気Znめっき鋼板(EG:めっき付着量:10g/m2)をアルカリ脱脂水溶液(FC−E6406(日本パーカライジング社製)、20g/l、60℃)を用いて2分間スプレーシャワー処理して脱脂し水洗した。
上記の電気Znめっき鋼板を電気Zn−Ni合金めっき鋼板(ZL:めっき付着量:10g/m2)に変えた以外は、実施例1〜25および比較例1〜10と同一の方法によって黒色塗装鋼板を作製した。
上記の電気Znめっき鋼板を溶融Znめっき鋼板(GI:めっき付着量:60g/m2)に変えた以外は、実施例1〜25および比較例1〜10と同一の方法によって黒色塗装鋼板を作製した。
5:正常部と引っ掻いた疵部の黒色外観に差なし。疵部も含め均一黒色外観に見える。
4:引っ掻いた部分の黒色外観には差異がないが、やや光沢度が変化して見える。
3:引っ掻いた部分の黒色外観に僅かな変化は見られるが、下地の露出は全くない。
2:引っ掻いた部分の黒色外観に変化が見られ、下地の露出がある。
1:引っ掻いた部分の黒色外観に顕著な変化が見られ、顕著な下地の露出がある。
黒色塗装鋼板サンプルを70mm×150mmサイズに切断し、4辺をシールし、JIS Z2371に指定された条件で塩水噴霧試験を実施し、試験後サンプルの平面部の腐食面積率を求めて評価した。判定基準は下記の通りであり、3以上を合格とした:
5 : 120時間後白錆発生なし、
4 : 120時間後白錆発生有り、面積率5%未満、
3 : 120時間後白錆発生有り、面積率20%未満、
2 : 120時間後白錆発生有り、面積率20%以上、
1 : 120時間後赤錆発生有り、全面白錆発生有り。
明度の測定は、コニカミノルタ株式会社製の色差計CR−400を用い、JIS K5600−4−4(1999年)に準拠して行った。上層塗装済み鋼板の明度L*t、黒色塗装亜鉛系めっき鋼板を塗膜剥離剤により上層皮膜を剥離した後の明度L*bを測定した。L*bを測定するために、神東塗料(株)の特殊リムーバーを、黒色皮膜が形成されたサンプル面に塗布し、所定時間静置後、上記皮膜面をガーゼで擦り取りサンプルの重量測定を行った。以後、リムーバーの塗布、皮膜面の擦り取り、サンプルの重量測定を繰り返し、重量変化が無くなったサンプルのL*bの測定を行った。測定点は、各サンプル3点測定し、平均値を算出した。
比較例No.9は明度L*tが外れ、黒色塗装鋼板としての意匠性が十分でなかった。
2 めっき
3 下層皮膜
4 上層皮膜
11〜15 疵
Claims (4)
- 亜鉛系めっき鋼板の少なくとも一方の面に、カーボンブラックを含有する下層皮膜および、有機樹脂、カーボンブラック、非酸化物セラミックス(但し、黒鉛を除く。)の微粒子からなる上層皮膜を有する黒色塗装亜鉛系めっき鋼板であって、
上層皮膜中のカーボンブラックの含有量X(上層皮膜中の非酸化物セラミックスの微粒子を除いた残部体積に対する体積率)が13%以下、上層皮膜中の非酸化物セラミックスの微粒子の含有量は、非酸化物セラミックスの微粒子以外の残部体積に対する体積率で0.8〜10%であり、下層皮膜中のカーボンブラックの含有量Y(体積%)が18%以下であり、
上層皮膜を有する状態での鋼板の明度L*tが25以下、上層皮膜を剥離した後の状態での鋼板の明度L*bが35以下であり、
さらに上層皮膜の膜厚は3μm以上であることを特徴とする耐疵付き性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板。 - 前記定義した上層皮膜のカーボンブラック含有量X(体積%)と下層皮膜のカーボンブラック含有量Y(体積%)とが下記関係式(1)から式(4)を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の耐疵付き性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板。
X≦Y ・・・(1)
X+Y≧17 ・・・(2)
3≦X≦13 ・・・(3)
10≦Y≦18 ・・・(4) - 非酸化物セラミックスがTiNであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の耐疵付き性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板。
- 亜鉛系めっき鋼板の少なくとも一方の面に、シランカップリング剤と有機樹脂と酸と、カーボンブラックを含有する下層皮膜用処理液を塗布して下層皮膜とし、乾燥後、有機樹脂と、カーボンブラックと、非酸化物セラミックス(但し、黒鉛を除く。)微粒子を含有する上層皮膜用塗料を塗布して上層皮膜とし、乾燥することを特徴とする耐疵付つき性に優れた黒色塗装亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
但し、下層皮膜用処理液中の全固形分に対するカーボンブラックの含有量をY(体積%)、上層皮膜用塗料中の、全固形分から非酸化物セラミックス微粒子を除く残部に対するカーボンブラックの含有量をX(体積%)とした場合に、XとYは下記の式(1)から式(4)を充たし、上層皮膜用塗料中の非酸化物セラミックス微粒子の含有量は、非酸化物セラミックス微粒子を除く固形分体積に対して0.8〜10体積%である。
X≦Y ・・・(1)
X+Y≧17 ・・・(2)
3≦X≦13 ・・・(3)
10≦Y≦18 ・・・(4)
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WO2023224123A1 (ja) * | 2022-05-19 | 2023-11-23 | 日本製鉄株式会社 | 重ね合わせホットスタンプ成形体の製造方法 |
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