JP6679699B1 - 設定装置、設定方法及び設定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】仕事を続けるインセンティブをユーザに与えること。【解決手段】本願に係る設定装置は、受付部と、設定部とを有する。受付部は、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付ける。設定部は、受付部によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの給与とは異なる報酬であって、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬を設定する。【選択図】図2

Description

本発明は、設定装置、設定方法及び設定プログラムに関する。
従来、ネットワーク上の求人や求職をサポートする技術が提案されている。例えば、求人広告を提示するための広告スペースを無料で提供するシステムが提案されている(特許文献1)。このシステムでは、求職者が企業に採用された場合に、広告スペースの提供者は、成功報酬を企業から受け取る。一方、求職者は、広告スペースの提供者から祝い金を受け取る。
特開2007−114949号公報
しかしながら、上記の従来技術では、仕事を続けるインセンティブをユーザに与えることが困難である。例えば、上記の従来技術では、祝い金は、採用の決定時に求職者に支払われるため、祝い金が、仕事を続けるインセンティブにつながるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、仕事を続けるインセンティブをユーザに与えることできる設定装置、設定方法及び設定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る設定装置は、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付ける受付部と、前記受付部によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの給与とは異なる報酬であって、前記ユーザの前記企業における就業期間に応じた報酬を設定する設定部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、仕事を続けるインセンティブをユーザに与えることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る設定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る設定装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る報酬モデル記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る給与情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る報酬情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る設定装置による設定処理手順を示すフローチャートである。 図7は、変形例に係る設定処理の一例を示す図である。 図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る設定装置、設定方法及び設定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る設定装置、設定方法及び設定プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.設定処理〕
まず、図1を参照して、実施形態に係る設定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る設定処理の一例を示す図である。図1の例では、実施形態に係る設定システム1によって設定処理が行われる。
図1に示すように、設定システム1には、ユーザ装置10と、企業装置20と、設定装置100と、金融機関装置200と、デジタル通貨装置300とが含まれる。図1中では図示していないが、設定システム1は、複数台のユーザ装置10や、複数台の企業装置20や、複数台の設定装置100や、複数台の金融機関装置200や、複数台のデジタル通貨装置300を含んでもよい。
ユーザ装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。また、企業装置20は、企業の情報処理装置である。図1の例では、ユーザ装置10は、ユーザU1によって利用される端末装置である。また、企業装置20は、企業C1の端末装置である。ユーザ装置10および企業装置20は、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、スマートフォン、タブレット型PCを含む、任意のタイプの情報処理装置であってもよい。
設定装置100は、求人情報サービスを提供する情報処理装置である。図1の例では、設定装置100は、求人情報検索サービス(例えば、求人サイト)を提供するサーバ装置である。図1中では図示していないが、設定装置100は、ネットワーク網(例えば、インターネット網)を介して、有線又は無線によりユーザ装置10、企業装置20、金融機関装置200およびデジタル通貨装置300と通信を行う。
金融機関装置200は、金融取引を処理する取引処理装置である。図1の例では、金融機関装置200は、金融機関B1(例えば、ネット銀行)によって管理されるサーバ装置である。
デジタル通貨装置300は、金融取引を処理する取引処理装置である。例えば、デジタル通貨装置300は、デジタル通貨を用いた金融取引を処理する。図1の例では、デジタル通貨装置300は、デジタル通貨D1(例えば、電子マネー)を管理するサーバ装置である。
ところで、従来、求人情報サービスの報酬モデルとして、次の2つの報酬モデルが提案されている。1つめの報酬モデルは、「掲載料モデル」である。掲載料モデルでは、求人情報の掲載料が、求人情報の掲載時に、企業から求人情報サービスに支払われる。2つめの報酬モデルは、「成果報酬モデル」である。成果報酬モデルでは、成果報酬が、採用の決定時に、企業から求人情報サービスに支払われる。このような成果報酬モデルでは、祝い金が、採用の決定時に、求人情報サービスから求職者に支払われる場合もある。
しかしながら、上述の2つの報酬モデルには、採用コストが無駄になるリスクがある。例えば、上述の掲載料モデルでは、就労者が採用されなかった場合に、掲載料が無駄になってしまう。一方、上述の成果報酬モデルでは、採用された求職者がすぐに仕事を辞めた場合に、成功報酬や祝い金が無駄になってしまう。
以下に説明される設定処理の一例では、採用におけるリスク(例えば、早期離職)が軽減されるように、就業期間に連動して採用の報酬が設定される。
はじめに、設定装置100は、求人情報サービスを提供する(ステップS11)。図1の例では、設定装置100は、ユーザU1が求人情報を検索することができる求人情報検索サービスを、ユーザ装置10に提供する。
次いで、設定装置100は、採用決定の通知を受信する(ステップS12)。図1の例では、設定装置100は、ユーザU1が上記の求人情報サービスを経由して企業C1に採用されたという通知を、ユーザ装置10から受信する。
次いで、設定装置100は、採用決定の確認要求を送信する(ステップS13)。図1の例では、設定装置100は、ユーザU1の採用決定の確認要求を、企業C1の企業装置20に送信する。
図1の例において、設定装置100は、ユーザU1が企業C1に採用されたことを確認した確認情報を企業装置20から受信した場合に、設定装置100は、企業C1から給与を受け取るための口座の口座情報の要求を、ユーザ装置10に送信する。設定装置100からの要求の受信に応じて、ユーザ装置10は、ユーザU1の金融機関B1の口座情報を、給与受取口座の口座情報として設定装置100に提供する。ユーザU1の金融機関B1の口座情報は、例えば、金融機関B1の名称、金融機関B1の識別番号(例えば、銀行番号や支店番号)、口座の種類、口座の番号等の情報を含む。
上記の金融機関B1の口座情報に加えて、設定装置100は、上記の求人情報サービスからインセンティブを受け取るための口座の口座情報の要求をユーザ装置10に送信する。設定装置100からの要求の受信に応じて、ユーザ装置10は、ユーザU1のデジタル通貨D1の口座情報を、インセンティブ受取口座の口座情報として設定装置100に提供する。デジタル通貨D1の例として、電子マネー(例えば、特定の種類の電子マネー)が挙げられる。デジタル通貨D1が電子マネーである場合、ユーザ装置10は、ユーザU1の電子マネーのアカウントを、インセンティブを受け取るためのアカウントとして、設定装置100に提供する。なお、上述のインセンティブは、以下で説明されるように、求人情報サービスからユーザU1にデジタル通貨D1で支払われる報酬に相当する。
次いで、企業装置20は、給与の支払処理を要求する(ステップS14)。図1の例では、企業C1の企業装置20が、ユーザU1の給与の支払処理を、金融機関B1の金融機関装置200に要求する。
次いで、設定装置100は、給与額の提供要求を送信する(ステップS15)。図1の例では、設定装置100は、ユーザ装置10から提供された金融機関B1の口座情報に基づいて、ユーザU1の給与額の提供要求を、金融機関B1の金融機関装置200に送信する。
次いで、金融機関装置200は、給与額を提供する(ステップS16)。図1の例では、金融機関B1の金融機関装置200が、ユーザU1の給与額を、設定装置100に提供する。
図1の例においては、設定装置100は、給与額の提供要求を金融機関装置200に送信しているが、これに限定されるものではない。別の例においては、設定装置100は、ユーザU1の金融機関B1の口座情報を用いて、ユーザU1の給与額(すなわち、給与振込額)を取得してもよい。すなわち、設定装置100は、ユーザU1の給与額を金融機関B1に問い合わせずに、ユーザU1の給与額を取得してもよい。例えば、設定装置100は、ユーザU1の金融機関B1の口座情報を用いて、金融機関B1のデータベース内のユーザU1の取引情報(すなわち、トランザクションデータ)を参照する。ユーザU1の取引情報は、例えば、支払人(例えば、企業C1)の識別子、支払人の口座情報、受取人(すなわち、ユーザU1)の識別子、受取人の口座情報、支払額等の情報を含む。設定装置100は、このような取引情報を参照することによって、ユーザのU1の給与額を取得してもよい。
次いで、設定装置100は、就業期間に応じた成果報酬とインセンティブを設定する(ステップS17)。例えば、設定装置100は、給与額に基づいて、就業期間の間に支払われる成果報酬とインセンティブを設定する。図1の例では、設定装置100は、金融機関装置200から提供されたユーザU1の給与額に基づいて、ユーザU1の企業C1における就業期間の間に企業C1から上記の求人情報サービスに支払われる成果報酬を設定する。さらに、設定装置100は、金融機関装置200から提供されたユーザU1の給与額に基づいて、ユーザU1の企業C1における就業期間の間に上記の求人情報サービスからユーザU1に支払われるインセンティブを設定する。
例えば、設定装置100は、ある月の給与額の所定割合(例えば、5%)をその月の成果報酬として設定する。さらに、設定装置100は、ある月の給与額の所定割合(例えば、3%)をその月のインセンティブとして設定する。例として、ユーザU1のある月の給与額が「10万円」であると仮定する。この例では、設定装置100は、「5000円(すなわち、10万円の5%)」をその月の成果報酬として設定する。さらに、設定装置100は、「3000円(すなわち、10万円の3%)」をその月のインセンティブとして設定する。この場合、5000円の成果報酬が、3000円のインセンティブの原資となる。なお、設定装置100は、ある就業期間に応じた成果報酬として、所定額の成果報酬を設定してもよい。言い換えると、ある就業期間に応じた成果報酬の額は、固定されていてもよい。一例として、1カ月の成果報酬の額が、所定額(例えば、「5000円」)に固定されていてもよい。
次いで、設定装置100は、成果報酬の支払要求を送信する(ステップS18)。図1の例では、設定装置100は、設定された成果報酬の支払要求を、企業装置20に送信する。
その後、設定装置100は、インセンティブの支払処理を要求する(ステップS19)。図1の例では、設定装置100は、ユーザ装置10から提供されたデジタル通貨D1の口座情報に基づいて、設定されたインセンティブの支払処理を、デジタル通貨装置300に要求する。設定装置100からの要求に応じて、デジタル通貨装置300は、所定の口座(例えば、上記の求人情報サービスの口座)からユーザU1の口座へインセンティブをデジタル通貨D1で支払う。デジタル通貨D1は、例えば、所定のサービス(例えば、上記の求人情報サービスに対応する企業のサービス)で利用可能な電子マネーである。
上述のように、実施形態に係る設定装置100は、ユーザ(例えば、ユーザU1)が求人情報サービスを通して企業(例えば、企業C1)に採用された場合に、ユーザの企業における就業期間に応じた成果報酬およびインセンティブを設定する。例えば、設定装置100は、ユーザの企業における就業期間の間に支払われる成果報酬およびインセンティブを設定する。これにより、設定装置100は、企業とユーザ(すなわち、求職者)の双方にとって有用な採用の仕組みを提供することができる。
例えば、設定装置100は、ユーザのある月の給与額に基づいて、その月の給与額の所定割合(例えば、5%)を、企業から求人情報サービスに支払われる成果報酬として設定する。これにより、設定装置100は、採用されたユーザがすぐに仕事を辞めた場合でも、採用コストの無駄を抑制することができる。
また、例えば、設定装置100は、ユーザのある月の給与額に基づいて、その月の給与額の所定割合(例えば、3%)を、求人情報サービスからユーザに支払われるインセンティブとして設定する。この場合、ユーザが企業で長く働くほど、より大きなインセンティブがユーザに支払われる。このため、設定装置100は、企業で長く働くインセンティブ(動機付け)をユーザに与えることができる。このことは、採用されたユーザがすぐに仕事を辞めるリスクを低減して企業に安心感を与えることができる。以下、このような設定処理を実現する設定装置100について詳細に説明する。
〔2.設定装置の構成〕
次に、図2を参照して、実施形態に係る設定装置100の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る設定装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、設定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、設定装置100は、設定装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワーク網と有線又は無線により接続され、ネットワーク網を介して、ユーザ装置10、企業装置20、金融機関装置200およびデジタル通貨装置300との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部120は、報酬モデル情報記憶部121と、給与情報記憶部122と、報酬情報記憶部123とを有する。
(報酬モデル情報記憶部121)
図3は、実施形態に係る報酬モデル情報記憶部121の一例を示す図である。報酬モデル情報記憶部121は、報酬モデルの報酬モデル情報を記憶する。例えば、報酬モデル情報記憶部121は、受信部133によって受信された報酬モデル情報を記憶する。図3の例では、報酬モデル情報記憶部121には、「報酬モデル情報」が「ユーザID」および「企業ID」ごとに記憶される。例示として、「報酬モデル情報」には、項目「企業から求人情報サービス」および「求人情報サービスからユーザ」が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別子を示す。「企業ID」は、企業を識別するための識別子を示す。「企業から求人情報サービス」は、ユーザの企業における就業期間の間に企業から求人情報サービスに支払われる報酬のモデルを示す。「求人情報サービスからユーザ」は、ユーザの企業における就業期間の間に求人情報サービスからユーザに支払われる報酬のモデルを示す。
例えば、図3は、ユーザID「U1」で識別されるユーザの企業ID「C1」で識別される企業における就業期間の間に企業から求人情報サービスに支払われる報酬が、ユーザの「月給×5%」であることを示している。すなわち、就業期間の間に企業から求人情報サービスに支払われる報酬は、月額「ユーザの月給×5%」である。
また、例えば、図3は、ユーザID「U1」で識別されるユーザの企業ID「C1」で識別される企業における就業期間の間に求人情報サービスからユーザに支払われる報酬が、ユーザの「月給×3%」であることを示している。すなわち、就業期間の間に求人情報サービスからユーザに支払われる報酬は、月額「ユーザの月給×3%」である。
(給与情報記憶部122)
図4は、実施形態に係る給与情報記憶部122の一例を示す図である。給与情報記憶部122は、ユーザの給与の給与情報を記憶する。例えば、給与情報記憶部122は、受信部133によって受信された給与情報を記憶する。図4の例では、給与情報記憶部122には、「給与情報」が「ユーザID」、「企業ID」および「支払日」ごとに記憶される。例示として、「給与情報」には、項目「月給(円)」が含まれる。
上述のように、「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別子を示す。また、上述のように、「企業ID」は、企業を識別するための識別子を示す。「支払日」は、給与が企業からユーザに支払われた日を示す。「月給(円)」は、ユーザの月給を示す。
例えば、図4は、月給「100,000(円)」が、企業ID「C1」で識別される企業からユーザID「U1」で識別されるユーザに、「2018年9月20日」に支払われたことを示している。
(報酬情報記憶部123)
図5は、実施形態に係る報酬情報記憶部123の一例を示す図である。報酬情報記憶部123は、採用の報酬の報酬情報を記憶する。例えば、報酬情報記憶部123は、設定部135によって生成された報酬情報を記憶する。図5の例では、報酬情報記憶部123には、「報酬情報」が「ユーザID」、「企業ID」および「給与の支払日」ごとに記憶される。例示として、「報酬情報」には、項目「企業から求人情報サービス(円)」および「求人情報サービスからユーザ(円)」が含まれる。
上述のように、「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別子を示す。また、上述のように、「企業ID」は、企業を識別するための識別子を示す。「給与の支払日」は、例えば、給与が企業からユーザに支払われた日を示す。給与の支払日は、給与の支払予定日を示してもよい。「企業から求人情報サービス(円)」は、企業から求人情報サービスに支払われる報酬であって、各給与の支払日に対応する報酬を示す。言い換えると、「企業から求人情報サービス(円)」は、企業から求人情報サービスに支払われ、かつ各給与の支払日に対応する報酬を示す。「求人情報サービスからユーザ(円)」は、求人情報サービスからユーザに支払われる報酬であって、各給与の支払日に対応する報酬を示す。言い換えると、「求人情報サービスからユーザ(円)」は、求人情報サービスからユーザに支払われ、かつ各給与の支払日に対応する報酬を示す。
例えば、図5は、企業ID「C1」で識別される企業から求人情報サービスに支払われる報酬であって、給与の支払日「2018年9月20日」に対応する報酬が、「5,000(円)」であることを示している。
また、例えば、図5は、求人情報サービスからユーザID「U1」で識別されるユーザに支払われる報酬であって、給与の支払日「2018年9月20日」に対応する報酬が、「3,000(円)」であることを示している。
(制御部130)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、設定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(設定プログラムの一例に相当)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
制御部130は、図2に示すように、受付部131と、要求部132と、受信部133と、取得部134と、設定部135と、支払部136と、提供部137とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受付部131)
受付部131は、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付ける。例えば、受付部131は、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付けるためのコンテンツ項目を含むコンテンツを、ユーザ装置10に提供する。そして、受付部131は、提供されたコンテンツを介して、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付ける。
受付部131は、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報を、ユーザインタフェースを介して、設定装置100のユーザから受け付けてもよい。
上述のユーザ情報は、例えば、ユーザを特定する第1の情報(例えば、ユーザの名前またはID)と、第1の情報に関連付けられた第2の情報であって、企業を特定する第2の情報(例えば、企業の名称またはID)とを含む。
一例では、受付部131は、採用決定の通知を受信する。例えば、ユーザが所定の求人情報サービスを経由して企業に採用されたという通知を、ユーザ装置10から受信する。例えば、受付部131は、採用の決定を報告するためのウェブコンテンツ(例えば、アンケート)を、ユーザ装置10に提供する。そして、受付部131は、提供されたウェブコンテンツを介して、採用決定の報告を、ユーザ装置10から受信する。
(要求部132)
要求部132は、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを確認することを求める要求を、企業の企業装置20に送信する。
一例では、要求部132は、採用決定の確認要求を送信する。例えば、要求部132は、ユーザの採用決定の確認要求を、企業の企業装置20に送信する。
ユーザが企業に採用されたことを確認した確認情報が、受信部133によって企業装置20から受信された場合に、要求部132は、企業から給与を受け取るための口座の口座情報の要求を、ユーザ装置10に送信してもよい。要求部132からの要求の受信に応じて、ユーザ装置10は、ユーザの金融機関の口座情報を、給与受取口座の口座情報として設定装置100に提供してもよい。
上記の金融機関の口座情報に加えて、要求部132は、所定の求人情報サービスからインセンティブを受け取るための口座の口座情報の要求をユーザ装置10に送信してもよい。要求部132からの要求の受信に応じて、ユーザ装置10は、ユーザのデジタル通貨の口座情報を、インセンティブ受取口座の口座情報として設定装置100に提供してもよい。
要求部132は、ユーザの給与額を提供することを求める要求を、金融機関の金融機関装置200に送信する。要求部132は、ユーザの給与額を提供することを求める要求を、金融機関の金融機関装置200に定期的に送信してもよい。所定の求人情報サービスに対応する企業は、金融機関装置200に対応する金融機関の関係企業またはグループ企業であってもよい。
要求部132は、給与額の提供についての承認を求める要求を、金融機関の金融機関装置200に送信してもよい。要求部132は、給与額の提供の承認を示す承認情報が受信部133によって金融機関装置200から受信された場合に、給与額を提供することを求める要求を、金融機関装置200に送信してもよい。
一例では、要求部132は、給与額の提供要求を送信する。例えば、要求部132は、ユーザ装置10から提供された金融機関の口座情報に基づいて、ユーザの給与額の提供要求を、金融機関の金融機関装置200に送信する。ユーザの金融機関の口座情報が、受信部133によってユーザ装置10から受信された場合に、要求部132は、受信された金融機関の口座情報に基づいて、ユーザの給与額の提供要求を、金融機関の金融機関装置200に送信してもよい。
別の例では、要求部132は、ユーザの金融機関の口座情報を用いて、ユーザの給与額(すなわち、給与振込額)を取得してもよい。例えば、要求部132は、ユーザ装置10から提供された金融機関の口座情報を用いて、ユーザの給与額を取得してもよい。この例では、要求部132は、ユーザの給与額を金融機関に問い合わせずに、ユーザの給与額を取得してもよい。例えば、要求部132は、ユーザの金融機関の口座情報を用いて、金融機関のデータベース内のユーザの取引情報(すなわち、トランザクションデータ)を参照する。ユーザの取引情報は、例えば、支払人(例えば、企業)の識別子、支払人の口座情報、受取人(すなわち、ユーザ)の識別子、受取人の口座情報、支払額等の情報を含む。要求部132は、このような取引情報を参照することによって、ユーザの給与額を取得してもよい。
要求部132は、設定部135によって設定された報酬(例えば、成果報酬)を求める要求を、企業の企業装置20に送信する。例えば、要求部132は、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を求める要求を、企業の企業装置20に送信する。例えば、要求部132は、ユーザの企業における就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬であって、設定部135によって設定された報酬を求める要求を、企業の企業装置20に送信する。
要求部132は、設定部135によって設定された報酬(例えば、成果報酬)を求める要求を、企業の企業装置20に定期的に送信してもよい。例えば、要求部132は、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を求める要求を、企業の企業装置20に定期的に送信してもよい。例えば、要求部132は、ユーザの企業における就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬であって、設定部135によって設定された報酬を求める要求を、企業の企業装置20に定期的に送信してもよい。
一例では、要求部132は、成果報酬の支払要求を送信する。例えば、設定部135によって設定された成果報酬の支払要求を、企業装置20に送信する。上述のように、成果報酬は、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬に相当する。
(受信部133)
受信部133は、報酬モデルの報酬モデル情報を受信する。例えば、受信部133は、所定のサーバ装置から、報酬モデル情報を受信する。受信部133は、受信された報酬モデル情報を、報酬モデル情報記憶部121に格納してもよい。
受信部133は、報酬モデルの設定を受け付けるユーザインタフェースを提供してもよい。そして、受信部133は、提供されたユーザインタフェースを介して報酬モデルの設定を受け付けることによって、報酬モデル情報を取得してもよい。受信部133は、取得された報酬モデル情報を、報酬モデル情報記憶部に格納してもよい。
受信部133は、ユーザが企業に採用されたことを確認した確認情報を、企業装置20から受信してもよい。加えて、受信部133は、企業がユーザの企業における就業期間に応じた報酬を所定の求人情報サービスに支払うことに同意することを示す同意情報を、企業装置20から受信してもよい。例えば、受信部133は、企業がユーザの企業における就業期間の間に所定の求人情報サービスに報酬を支払うことに同意することを示す同意情報を、企業装置20から受信してもよい。
受信部133は、ユーザの金融機関の口座情報を、ユーザ装置10から受信してもよい。例えば、受信部133は、ユーザの金融機関の口座情報を、給与受取口座の口座情報として受信してもよい。
受信部133は、ユーザのデジタル通貨の口座情報を、ユーザ装置10から受信してもよい。例えば、受信部133は、ユーザのデジタル通貨の口座情報を、インセンティブ受取口座の口座情報として受信してもよい。
受信部133は、ユーザの給与の給与情報を受信する。例えば、受信部133は、金融機関の金融機関装置200から、給与情報を受信する。受信部133は、金融機関の金融機関装置200から、給与情報を定期的に受信してもよい。受信部133は、受信された給与情報を、給与情報記憶部122に格納してもよい。受信部133は、ユーザの給与額の提供の承認を示す承認情報を、金融機関装置200から受信してもよい。
一例では、受信部133は、給与額を受信する。例えば、受信部133は、金融機関の金融機関装置200から、ユーザの給与額を受信する。
受信部133は、企業の企業装置20から、ユーザの給与の給与情報を受信してもよい。
(取得部134)
取得部134は、報酬モデルの報酬モデル情報を取得する。取得部134は、例えば、受信部133によって受信された報酬モデル情報を取得する。取得部134は、報酬モデル情報記憶部121から、報酬モデル情報を取得してもよい。
取得部134は、ユーザの給与の給与情報を取得する。取得部134は、例えば、受信部133によって受信された給与情報を取得する。取得部134は、給与情報記憶部122から、給与情報を取得してもよい。
取得部134は、採用の報酬の報酬情報を取得する。取得部134は、例えば、報酬情報記憶部123から、報酬情報を取得する。
(設定部135)
設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの給与とは異なる報酬であって、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬を設定する。例えば、設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、ユーザの給与とは別の報酬を設定する。例えば、設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、ユーザの給与とは個別にユーザに支払われる報酬を設定する。
例えば、設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの企業における就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定する。例えば、設定部135は、就業期間に企業からユーザに支払われる給与に基づいて、所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定する。例えば、設定部135は、就業期間に企業からユーザに支払われる給与に基づいて、就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定する。
例えば、設定部135は、ユーザに支払われる給与の所定の割合を、所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬として設定する。例えば、設定部135は、ユーザに支払われる給与の所定の割合を、就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬として設定する。
すなわち、設定装置100は、求人情報サービスを通じて企業に採用されたことに対する報酬であって、就業期間に応じて提供される報酬を、給与とは個別に提供する。換言すると、設定装置100は、求人情報サービスを用いて採用されたことに対するインセンティブを、就業期間に応じて提供する。例えば、設定装置100は、就業期間が長い程、インセンティブの額を増額する。
設定部135は、取得部134によって取得された報酬モデル情報および給与情報に基づいて、所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、報酬モデル情報および給与情報に基づいて、ユーザの企業における就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定してもよい。
設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する。例えば、設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの企業における就業期間に応じて企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する。例えば、設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの企業における就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する。
例えば、設定部135は、就業期間に企業からユーザに支払われる給与に基づいて、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する。例えば、設定部135は、就業期間に企業からユーザに支払われる給与に基づいて、就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する。
例えば、設定部135は、ユーザに支払われる給与の所定の割合を、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬として設定する。例えば、設定部135は、ユーザに支払われる給与の所定の割合を、就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬として設定する。
設定部135は、取得部134によって取得された報酬モデル情報および給与情報に基づいて、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、報酬モデル情報および給与情報に基づいて、ユーザの企業における就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定してもよい。
一例では、設定部135は、就業期間に応じた成果報酬とインセンティブを設定する。例えば、設定部135は、給与額に基づいて、就業期間の間に支払われる成果報酬とインセンティブを設定する。上述のように、成果報酬は、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬に相当する。一方、インセンティブは、所定の求人情報サービスからユーザにデジタル通貨で支払われる報酬に相当する。
例えば、設定部135は、金融機関装置200から提供されたユーザの給与額に基づいて、ユーザの企業における就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる成果報酬を設定する。さらに、設定部135は、金融機関装置200から提供されたユーザの給与額に基づいて、ユーザの企業における就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われるインセンティブを設定する。
設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を定期的に設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間、就業期間に応じた報酬であって、ユーザの給与とは個別にユーザに支払われる報酬を定期的に設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間、就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を定期的に設定してもよい。
また、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を定期的に設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間、就業期間に応じた報酬であって、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を定期的に設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間、就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を定期的に設定してもよい。
例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間、就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を毎月自動的に設定してもよい。さらに、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間、就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を毎月自動的に設定してもよい。
一例では、設定部135は、ある月の給与額の所定割合(例えば、5%)を、ある月の給与額の所定割合(例えば、5%)をその月の成果報酬として設定する。さらに、設定部135は、ある月の給与額の所定割合(例えば、3%)をその月のインセンティブとして設定する。例として、ユーザのある月の給与額が「10万円」であると仮定する。この例では、設定部135は、「5000円(すなわち、10万円の5%)」をその月の成果報酬として設定する。さらに、設定部135は、「3000円(すなわち、10万円の3%)」をその月のインセンティブとして設定する。この場合、5000円の成果報酬が、3000円のインセンティブの原資となる。
なお、設定部135は、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬として、所定額の成果報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、ある就業期間に応じた成果報酬として、所定額の成果報酬を設定してもよい。言い換えると、ある就業期間に応じた成果報酬の額は、固定されていてもよい。一例として、1カ月の成果報酬の額が、所定額(例えば、「5000円」)に固定されていてもよい。この例では、設定部135は、所定額の成果報酬を、ある月の成果報酬として設定してもよい。
図1の実施形態では、設定装置100(例えば、設定装置100の設定部135)は、就業期間に応じた成果報酬を設定しているが、これに限定されるものではない。他の実施形態では、設定装置100の設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、企業から所定の求人情報サービスに支払われる全報酬(すなわち、トータルの報酬)を設定してもよい。言い換えると、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬は、ユーザの企業における就業期間に連動して設定されなくてもよい。例えば、設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、企業から所定の求人情報サービスに支払われる全成果報酬として、所定額の成果報酬(例えば、10万円)を設定してもよい。全成果報酬が、企業から所定の求人情報サービスに支払われた場合には、上述の就業期間に応じた成果報酬は、企業から所定の求人情報サービスに支払われなくてもよい。
なお、設定部135は、ユーザの給与とは異なる報酬であって、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬として、所定額のインセンティブを設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、ユーザの給与とは個別にユーザに支払われる報酬として、所定額のデジタル通貨を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬として、所定額のデジタル通貨を設定してもよい。例えば、設定部135は、所定額のデジタル通貨を、ある月のインセンティブとして設定してもよい。
また、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬として、所定額のデジタル通貨を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われるに支払われる報酬として、所定額のデジタル通貨を設定してもよい。例えば、設定部135は、所定額のデジタル通貨を、ある月の成果報酬として設定してもよい。
設定部135は、設定された報酬を示す情報を、採用の報酬の報酬情報として生成してもよい。設定部135は、受信部133によって受信されたユーザのデジタル通貨の口座情報に基づいて、設定された報酬が所定のデジタル通貨で支払われることを示す報酬情報を生成してもよい。設定部135は、生成された報酬情報を、報酬情報記憶部123に格納してもよい。
なお、設定部135は、ユーザの給与とは異なる報酬であって、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬として、法定通貨で支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、ユーザの給与とは別の報酬として、法定通貨で支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、ユーザの給与とは個別にユーザに支払われる報酬として、法定通貨で支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬として、法定通貨で支払われる報酬を設定してもよい。
(支払部136)
支払部136は、設定部135によって設定された報酬を示す報酬情報を、金融取引を処理する取引処理装置に送信することで、報酬の支払処理を制御する。例えば、支払部136は、設定部135によって設定された報酬が所定のデジタル通貨で支払われることを示す報酬情報を、取引処理装置に送信することで、報酬の支払処理を制御する。支払部136は、設定部135によって設定された報酬を示す報酬情報を、金融取引を処理する取引処理装置に定期的に送信してもよい。
一例では、支払部136は、インセンティブの支払処理を要求する。例えば、支払部136は、ユーザ装置10から提供されたデジタル通貨の口座情報に基づいて、設定部135によって設定されたインセンティブの支払処理を、デジタル通貨装置300に要求する。このようにして、デジタル通貨装置300は、支払部136からの要求に応じて、所定の口座(例えば、所定の求人情報サービスの口座)からユーザの口座へインセンティブをデジタル通貨で支払うことができる。所定の求人情報サービスに対応する企業は、デジタル通貨装置300に対応する企業の関係企業またはグループ企業であってもよい。
デジタル通貨は、例えば、所定のサービス(例えば、所定の求人情報サービスに対応する企業のサービス)で利用可能な電子マネーである。デジタル通貨は、暗号通貨(仮想通貨とも呼ばれる)等の通貨であってもよい。
上述のインセンティブは、例えば、デジタル通貨(例えば、電子マネー)等の通貨であるが、これに限定されるものではない。上述のインセンティブは、ポイント(例えば、所定の求人情報サービスに対応する企業によって発行されるポイント)であってもよい。また、上述のインセンティブは、法定通貨であってもよい。
上述の成果報酬は、例えば、法定通貨であるが、これに限定されるものではない。上述の成果報酬は、デジタル通貨(例えば、電子マネー)等の通貨であってもよい。また、上述の成果報酬は、ポイント(例えば、所定の求人情報サービスに対応する企業によって発行されるポイント)であってもよい。
なお、デジタル通貨装置300は、支払部136からの要求に応じて、所定の口座(例えば、所定の求人情報サービスの口座)からユーザの口座へインセンティブをポイントで支払ってもよい。また、デジタル通貨装置300は、支払部136からの要求に応じて、所定の口座(例えば、所定の求人情報サービスの口座)からユーザの口座へインセンティブを法定通貨で支払ってもよい。
(提供部137)
提供部137は、求人情報サービスを提供する。例えば、提供部137は、ユーザが求人情報を検索することができる求人情報検索サービスを、ユーザ装置10に提供する。提供部137は、ユーザ装置10に対して、ウェブサイトまたはアプリケーションを介して、求人メディアに関連するメディアコンテンツを、ユーザ装置10に提供してもよい。例えば、提供部137は、アルバイトに関する情報の検索を可能とするメディアコンテンツを、ユーザ装置10に提供してもよい。
〔3.設定処理のフロー〕
次に、実施形態に係る設定装置100による設定処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る設定装置100による設定処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、はじめに、設定装置100は、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報が受け付けられたか否かを判定する(ステップS101)。そして、設定装置100は、ユーザ情報が受け付けられていない場合に(ステップS101;No)、ユーザ情報が受け付けられるまで待機する。
一方、設定装置100は、ユーザ情報が受け付けられた場合に(ステップS101;Yes)、ユーザの給与とは異なる報酬であって、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬を設定する(ステップS102)。例えば、設定装置100は、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、ユーザの給与とは個別にユーザに支払われる報酬を設定する。
例えば、ユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの企業における就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定する。例えば、設定装置100は、就業期間に企業からユーザに支払われる給与に基づいて、所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定する。例えば、設定装置100は、ユーザに支払われる給与の所定の割合を、所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬として設定する。
次いで、設定装置100は、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬であって、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する(ステップS103)。例えば、ユーザの企業における就業期間に応じて企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する。例えば、ユーザの企業における就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する。
例えば、設定装置100は、就業期間に企業からユーザに支払われる給与に基づいて、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定する。例えば、設定装置100は、ユーザに支払われる給与の所定の割合を、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬として設定する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態に係る設定装置100は、上記の実施形態以外にも、種々の異なる形態で実施されてよい。そこで、以下では、上記の設定装置100の他の実施形態について説明する。
〔4−1.金融機関装置が存在しない場合の報酬の設定〕
上記実施形態では、企業の企業装置20が、ユーザの給与の支払処理を、金融機関の金融機関装置200に要求しているが、これに限定されるものではない。他の実施形態では、企業の企業装置20は、ユーザの給与の支払処理を、デジタル通貨装置300に要求してもよい。
また、他の実施形態では、支払部136は、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬であって、設定部135によって設定された報酬を示す報酬情報を、デジタル通貨装置300に送信することで、かかる報酬の支払処理を制御してもよい。例えば、支払部136は、かかる報酬が所定のデジタル通貨で支払われることを示す報酬情報を、デジタル通貨装置300に送信することで、かかる報酬の支払処理を制御してもよい。
以下の説明では、図7を参照し、金融機関装置200が存在しない場合の報酬の設定について説明する。図7は、変形例に係る設定処理の一例を示す図である。図7の例では、変形例に係る設定システム2によって設定処理が行われる。
図7に示すように、設定システム2には、ユーザ装置10と、企業装置20と、設定装置100と、デジタル通貨装置300とが含まれる。しかし、設定システム2には、金融機関装置200が含まれない。図7の例では、上記の求人情報サービスに対応する企業は、例えば、デジタル通貨装置300に対応する企業の関係企業またはグループ企業である。
図7の例では、はじめに、提供部137は、ユーザU1が求人情報を検索することができる求人情報検索サービスを、ユーザ装置10に提供する(ステップS21)。
次いで、受付部131は、ユーザU1が上記の求人情報サービスを経由して企業C1に採用されたという通知を、ユーザ装置10から受信する(ステップS22)。
次いで、要求部132は、ユーザU1の採用決定の確認要求を、企業C1の企業装置20に送信する(ステップS23)。
図7の例においては、受信部133が、ユーザU1が企業C1に採用されたことを確認した確認情報を企業装置20から受信した場合に、要求部132は、「企業C1からの給与」と「上記の求人情報サービスからのインセンティブ」とを受け取るための口座の口座情報の要求を、ユーザ装置10に送信する。要求部132からの要求の受信に応じて、ユーザ装置10は、ユーザU1のデジタル通貨D1の口座情報を、給与およびインセンティブの受取口座の口座情報として設定装置100に提供する。
上記のユーザU1の口座情報に加えて、要求部132は、上記の求人情報サービスに成果報酬を支払うための口座の口座情報の要求を、企業装置20に送信する。要求部132からの要求の受信に応じて、企業装置20は、企業C1のデジタル通貨D1の口座情報を、成果報酬の支払口座の口座情報として設定装置100に提供する。
次いで、企業C1の企業装置20が、ユーザU1の給与の支払処理を、デジタル通貨装置300に要求する(ステップS24)。企業装置20からの要求に応じて、デジタル通貨装置300は、企業C1の口座からユーザU1の口座へ給与をデジタル通貨D1で支払う。
次いで、デジタル通貨装置300は、ユーザU1の給与額を、設定装置100に提供する(ステップS25)。例えば、デジタル通貨装置300は、ユーザの給与額を定期的に提供することを求める要求を、設定装置100から受信する。この場合、デジタル通貨装置300は、ユーザU1の給与額を、設定装置100に定期的に提供する。例えば、デジタル通貨装置300は、企業C1の口座からユーザU1の口座へ給与をデジタル通貨D1で支払った場合に、デジタル通貨装置300は、支払われた給与額を、設定装置100に提供する。
次いで、設定部135は、就業期間に応じた成果報酬とインセンティブを設定する(ステップS26)。例えば、設定部135は、デジタル通貨装置300から提供された給与額に基づいて、就業期間の間に支払われる成果報酬とインセンティブを設定する。図7の例では、設定部135は、デジタル通貨装置300から提供されたユーザU1の給与額に基づいて、ユーザU1の企業C1における就業期間の間に企業C1から上記の求人情報サービスに支払われる成果報酬を設定する。さらに、設定部135は、デジタル通貨装置300から提供されたユーザU1の給与額に基づいて、ユーザU1の企業C1における就業期間の間に上記の求人情報サービスからユーザU1に支払われるインセンティブを設定する。
その後、支払部136は、ユーザ装置10から提供されたデジタル通貨D1の口座情報に基づいて、設定された成果報酬および設定されたインセンティブの支払処理を、デジタル通貨装置300に要求する。設定装置100からの要求に応じて、デジタル通貨装置300は、企業C1の口座から所定の口座(例えば、上記の求人情報サービスの口座)へ成果報酬をデジタル通貨D1で支払う。さらに、デジタル通貨装置300は、所定の口座(例えば、上記の求人情報サービスの口座)からユーザU1の口座へインセンティブをデジタル通貨D1で支払う。
これにより、設定装置100は、金融機関の口座とデジタル通貨の口座とを個別に管理することを不要にすることができる。加えて、設定装置100は、金融機関の振込手数料を不要とすることができる。
〔4−2.就業期間の長さに基づく報酬〕
設定部135は、ユーザの企業における就業期間の長さに基づいて、所定の求人情報サービスから前記ユーザに支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の長さに基づいて、就業期間に応じた報酬であって、ユーザの給与とは個別にユーザに支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の長さに基づいて、就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定してもよい。
また、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の長さに基づいて、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の長さに基づいて、就業期間に応じた報酬であって、企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、ユーザの企業における就業期間の長さに基づいて、就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定してもよい。
例えば、設定部135は、就業期間の長さが第1の長さよりも長い第2の長さである場合の報酬が、就業期間の長さが第1の長さである場合の報酬よりも高くなるように、就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定してもよい。また、例えば、就業期間の長さが第1の長さよりも長い第2の長さである場合の報酬が、就業期間の長さが第1の長さである場合の報酬よりも高くなるように、就業期間の間に企業から所定の求人情報サービスに支払われる報酬を設定してもよい。
例として、第1のユーザの企業における就業期間の長さが「3年」であると仮定する。また、第2のユーザの企業における就業期間の長さが「1年」であると仮定する。この例では、設定部135は、例えば、「第1のユーザの月給×7%」を、第1のユーザに対応する成果報酬として設定する。さらに、設定部135は、例えば、「第1のユーザの月給×4%」を、第1のユーザに対応するインセンティブとして設定する。一方、設定部135は、例えば、「第2のユーザの月給×5%」を、第2のユーザに対応する成果報酬として設定する。さらに、設定部135は、「第2のユーザの月給×3%」を、第2のユーザに対応するインセンティブとして設定する。
〔4−3.就業期間の長さに基づく金融サービスの決定〕
設定装置100の制御部130は、ユーザの就業履歴に基づいて、ユーザに提供される金融サービスを決定する決定部138を有してもよい。決定部138は、ユーザの企業における就業期間を示す就業履歴情報に基づいて、ユーザに提供される金融サービスを決定してもよい。
決定部138は、上述のユーザの就業履歴情報を生成してもよい。例えば、取得部134は、給与情報記憶部122から、ユーザの給与情報を取得する。この場合、決定部138は、取得部134によって取得されたユーザの給与情報に基づいて、ユーザの企業における就業期間の長さを決定してもよい。そして、決定部138は、決定された就業期間の長さに基づいて、ユーザの就業履歴情報を生成してもよい。
決定部138は、受付部131によってユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの就業履歴を示す就業履歴情報を生成してもよい。この場合、決定部138は、受け付けられたユーザ情報に基づいて、ユーザの就業開始日時を示す就業履歴情報を生成してもよい。就業履歴に関しては、受付部131は、ユーザの就業終了日時を示すユーザ情報を受け付けてもよい。決定部138は、受付部131によってユーザの就業終了日時を示すユーザ情報が受け付けられた場合に、受け付けられたユーザ情報に基づいて、ユーザの就業開始日時およびユーザの就業終了日時を示す就業履歴情報を生成してもよい。
決定部138は、ユーザの過去の就業履歴に基づいて、ユーザの信用度を決定してもよい。例えば、決定部138は、ユーザのある1つの企業における就業期間の長さに基づいて、ユーザの信用度を決定してもよい。例えば、決定部138は、ユーザのある1つの企業における就業期間の長さが第1の長さよりも長い第2の長さである場合の信用度が、就業期間の長さが第1の長さである場合の信用度よりも高くなるように、ユーザの信用度を決定してもよい。
提供部137は、ユーザの信用度を、金融機関の金融機関装置200に提供する。例えば、決定部138によって決定されたユーザの信用度を、金融機関装置200に提供する。金融機関装置200は、ユーザが所定の金融サービス(例えば、給与の前払い)を希望することを示す情報を受け付けた場合に、金融機関装置200は、提供部137によって提供されたユーザの信用度に基づいて、所定のサービスがユーザに提供される金融サービスであるか否かを決定する。所定のサービスがユーザに提供される金融サービスであると決定された場合に、金融機関装置200は、所定のサービスを実行する。例えば、金融機関装置200は、給与の前払い処理(すなわち、給与の前払いの決済)を実行する。給与がユーザの金融機関の口座に支払われた場合に、金融機関装置200は、給与の前払い分の金額がユーザから金融機関に支払われるように、給与の前払いの決済処理を実行する。
決定部138は、ユーザの信用度に基づいて、ユーザに提供される金融サービスを決定してもよい。例えば、決定部138は、決定されたユーザの信用度に基づいて、給与の前払いを、ユーザに提供される金融サービスとして決定してもよい。この場合、提供部137は、決定部138によって決定された金融サービスを示すサービス情報を、金融機関の金融機関装置200に提供してもよい。金融機関装置200が、ユーザが所定の金融サービス(例えば、給与の前払い)を希望することを示す情報を受け付けた場合に、金融機関装置200は、提供部137によって提供されたサービス情報に基づいて、所定のサービスがユーザに提供される金融サービスであるか否かを決定する。所定のサービスがユーザに提供される金融サービスであると決定された場合には、金融機関装置200は、所定のサービスを実行する。
決定部138は、ユーザの信用情報であって、ユーザの企業における就業期間の長さに関連する信用情報に基づいて、ユーザに提供される金融サービスを決定してもよい。このようなユーザの信用情報は、ユーザの決済履歴または購買履歴に関連する与信スコアを含んでもよい。
決定部138は、上述のユーザの信用情報を生成してもよい。例えば、取得部134は、給与情報記憶部122から、ユーザの給与情報を取得する。この場合、決定部138は、取得部134によって取得されたユーザの給与情報に基づいて、ユーザの企業における就業期間の長さを決定してもよい。そして、決定部138は、決定された就業期間の長さに基づいて、ユーザの信用情報を生成してもよい。
決定部138は、上述のユーザの信用情報が所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。そして、ユーザの信用情報が所定の条件を満たすと判定された場合に、決定部138は、給与の前払い、給与の日払いまたは給与の週払いを、ユーザに提供される金融サービスとして決定してもよい。給与の前払い、給与の日払いまたは給与の週払いがユーザに提供される金融サービスとして決定された場合に、決定部138は、給与の前払い、給与の日払いまたは給与の週払いを、金融機関装置200に要求してもよい。また、給与の前払い、給与の日払いまたは給与の週払いがユーザに提供される金融サービスとして決定された場合に、決定部138は、給与の前払い、給与の日払いまたは給与の週払いを、デジタル通貨装置300に要求してもよい。この場合、給与の前払い、給与の日払いまたは給与の週払いは、所定のデジタル通貨により実行される。
〔4−4.紹介インセンティブ〕
受付部131は、所定の企業に就業したことがあるユーザから紹介された他のユーザが所定の企業に採用されたことを示す他のユーザのユーザ情報を受け付けてもよい。すなわち、受付部131は、ある企業に就業したことがあるユーザから紹介された他のユーザがその企業に採用されたことを示す他のユーザのユーザ情報を受け付けてもよい。言い換えると、受付部131は、ある企業での就業履歴があるユーザから紹介された他のユーザがその企業に採用されたことを示す他のユーザのユーザ情報を受け付けてもよい。
設定部135は、受付部131によって他のユーザのユーザ情報が受け付けられた場合に、所定の企業に就業したことがあるユーザに支払われる報酬を設定してもよい。例えば、設定部135は、受付部131によって他のユーザのユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザに支払われる所定のインセンティブ(例えば、電子マネー、暗号通貨、ポイント、または法定通貨)を設定してもよい。この場合、支払部136は、設定部135によって設定された所定のインセンティブの支払処理を、デジタル通貨装置300に要求してもよい。
すなわち、設定装置100(例えば、設定装置100の支払部136)は、ある企業での就業履歴があるユーザから紹介された他のユーザがその企業に採用された場合に、他のユーザをその企業に紹介したユーザに所定のインセンティブを付与する。言い換えると、設定装置100(例えば、設定装置100の支払部136)は、他のユーザが、ある企業での就業履歴があるユーザの紹介で、その企業に採用された場合に、ユーザに所定のインセンティブを付与する。
〔4−5.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図2に示した記憶部120の一部又は全部は、設定装置100によって保持されるのではなく、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、設定装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、報酬モデル情報や給与情報等の各種情報を取得する。
〔4−6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る設定装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が設定装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る設定装置100は、受付部131と、設定部135とを有する。受付部131は、ユーザが所定の求人情報サービスを通して企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付ける。設定部135は、受付部131によってユーザ情報が受け付けられた場合に、ユーザの給与とは異なる報酬であって、ユーザの企業における就業期間に応じた報酬を設定する。
また、実施形態に係る設定装置100において、設定部135は、就業期間に企業からユーザに支払われる給与に基づいて、所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定する。
また、実施形態に係る設定装置100において、設定部135は、ユーザに支払われる給与の所定の割合を、所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬として設定する。
また、実施形態に係る設定装置100において、設定部135は、就業期間の間に所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を定期的に設定する。
また、実施形態に係る設定装置100において、設定部135は、就業期間の長さに基づいて、所定の求人情報サービスからユーザに支払われる報酬を設定する。
また、実施形態に係る設定装置100は、ユーザの就業履歴に基づいて、ユーザに提供される金融サービスを決定する決定部138を有する。
また、実施形態に係る設定装置100は、設定部135によって設定された報酬を示す報酬情報を、金融取引を処理する取引処理装置に送信することで、報酬の支払処理を制御する支払部136を有する。
また、実施形態に係る設定装置100において、支払部136は、設定部135によって設定された報酬が所定のデジタル通貨で支払われることを示す報酬情報を、取引処理装置に送信することで、報酬の支払処理を制御する。
また、実施形態に係る設定装置100において、受付部131は、所定の企業に就業したことがあるユーザから紹介された他のユーザが所定の企業に採用されたことを示す他のユーザのユーザ情報を受け付ける。また、実施形態に係る設定装置100において、設定部135は、受付部131によって他のユーザのユーザ情報が受け付けられた場合に、所定の企業に就業したことがあるユーザに支払われる報酬を設定する。
上述した各処理により、設定装置100は、仕事を続けるインセンティブをユーザに与えることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した設定装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
1 設定システム
2 設定システム
10 ユーザ装置
20 企業装置
100 設定装置
110 通信部
120 記憶部
121 報酬モデル情報記憶部
122 給与情報記憶部
123 報酬情報記憶部
130 制御部
131 受付部
132 要求部
133 受信部
134 取得部
135 設定部
136 支払部
137 提供部
138 決定部
200 金融機関装置
300 デジタル通貨装置

Claims (11)

  1. ユーザおよび企業を特定する情報を含み、当該ユーザが所定の求人情報サービスを通して当該企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部によってユーザ情報が受け付けられた場合に、前記ユーザの給与の支払い処理を行う金融機関の装置から取得された給与の額であって、前記ユーザの前記企業における就業期間に前記企業から前記ユーザに支払われる給与の額に基づいて、前記ユーザの給与とは異なる報酬であって、当該就業期間の間に前記給与の支払いに応じて定期的に支払われる報酬を設定する設定部と、
    を備えることを特徴とする設定装置。
  2. 前記設定部は、
    前記就業期間に前記企業から前記ユーザに支払われる給与に基づいて、前記所定の求人情報サービスから前記ユーザに支払われる報酬を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の設定装置。
  3. 前記設定部は、
    前記ユーザに支払われる前記給与の所定の割合を、前記所定の求人情報サービスから前記ユーザに支払われる報酬として設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の設定装置。
  4. 前記設定部は、
    前記就業期間の間に前記所定の求人情報サービスから前記ユーザに支払われる報酬を定期的に設定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の設定装置。
  5. 前記設定部は、
    前記就業期間の長さに基づいて、前記所定の求人情報サービスから前記ユーザに支払われる報酬を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の設定装置。
  6. 前記ユーザの就業履歴に基づいて、前記ユーザに提供される金融サービスを決定する決定部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の設定装置。
  7. 前記設定部によって設定された報酬を示す報酬情報を、金融取引を処理する取引処理装置に送信することで、当該報酬の支払処理を制御する支払部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の設定装置。
  8. 前記支払部は、
    前記設定部によって設定された報酬が所定のデジタル通貨で支払われることを示す前記報酬情報を、前記取引処理装置に送信することで、当該報酬の支払処理を制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の設定装置。
  9. 前記受付部は、
    所定の企業に就業したことがあるユーザから紹介された他のユーザが当該所定の企業に採用されたことを示す他のユーザのユーザ情報を受け付け、
    前記設定部は、
    前記受付部によって他のユーザのユーザ情報が受け付けられた場合に、前記所定の企業に就業したことがあるユーザに支払われる報酬を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の設定装置。
  10. コンピュータが実行する設定方法であって、
    ユーザおよび企業を特定する情報を含み、当該ユーザが所定の求人情報サービスを通して当該企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によってユーザ情報が受け付けられた場合に、前記ユーザの給与の支払い処理を行う金融機関の装置から取得された給与の額であって、前記ユーザの前記企業における就業期間に前記企業から前記ユーザに支払われる給与の額に基づいて、前記ユーザの給与とは異なる報酬であって、当該就業期間の間に前記給与の支払いに応じて定期的に支払われる報酬を設定する設定工程と、
    を含むことを特徴とする設定方法。
  11. ユーザおよび企業を特定する情報を含み、当該ユーザが所定の求人情報サービスを通して当該企業に採用されたことを示すユーザ情報を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によってユーザ情報が受け付けられた場合に、前記ユーザの給与の支払い処理を行う金融機関の装置から取得された給与の額であって、前記ユーザの前記企業における就業期間に前記企業から前記ユーザに支払われる給与の額に基づいて、前記ユーザの給与とは異なる報酬であって、当該就業期間の間に前記給与の支払いに応じて定期的に支払われる報酬を設定する設定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする設定プログラム。
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