JP6677421B2 - 情報処理システム、駐車料金の管理方法 - Google Patents

情報処理システム、駐車料金の管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、及び、駐車料金の管理方法に関する。
従来、二次元コードが印刷された駐車券を用いて、駐車料金の割引サービスを提供する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1では、店舗にカメラ付き携帯電話が設けられる。店舗は、カメラ付き携帯電話を用いて、駐車券に印刷された二次元コードを撮影する。カメラ付き携帯電話は、二次元コードの画像データを駐車券認証センターに送信する。駐車券認証センターは、カメラ付き携帯電話から送信された画像データに基づいて、所定のデータ処理を実行する。これにより、割引サービスが実現される。
特開2007―128279号公報
ところで、一般には、駐車料金の割引サービスを提供する場合、店舗は、駐車場利用客に適用された割引金額の一部を負担する必要がある。店舗の負担額(以下「割引負担額」という)は、駐車場管理者と店舗との間で締結された契約によって決まる。したがって、駐車場管理者は、定期的に、契約を参照して、店舗毎に駐車場利用客に適用した割引サービスの割引負担額を集計する必要がある。駐車場管理者にとって、この集計の負担は大きい。
特許文献1は、駐車場利用客に対する割引サービスの実現方法は開示しているが、割引負担額の集計方法は開示していない。したがって、特許文献1では、割引負担額の集計のための駐車場管理者の負担を低減することはできない。
本発明の目的は、駐車料金の割引サービスにおいて、割引負担額の集計のための駐車場管理者の負担を低減することである。
本発明の一態様は、
店舗を識別する店舗IDと、前記店舗毎の割引時間を示すコード情報が印字された駐車券を用いて駐車料金の精算処理を実行する精算機と、前記精算機と接続されるサーバと、記憶装置とを含む駐車料金の情報処理システムであって、
前記記憶装置は、店舗IDと、割引時間に対応する割引負担額を示す情報とを関連付けて記憶し、
前記精算機は、
前記駐車券に印字されたコード情報から、前記店舗IDと、前記割引時間とを読み取る読取部と、
前記読取部によって読み取られた店舗ID及び割引時間を前記サーバに送信する送信部と、を備え、
前記サーバは、前記記憶装置に記憶された情報を参照して、前記精算機から送信された店舗ID毎に、前記精算機から送信された割引時間に基づく割引負担額を集計する集計部を備える、
情報処理システムである。
本発明によれば、駐車料金の割引サービスにおいて、割引負担額の集計のための駐車場管理者の負担を低減することができる。
本実施形態の概略を説明するための図。 本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図。 図2の精算機、サーバ、及び、クライアント端末の構成を示すブロック図。 本実施形態のスタンプの概略図。 本実施形態の駐車券の概略図。 本実施形態の店舗データベースのデータ構造を示す図。 本実施形態の駐車場契約データベースのデータ構造を示す図。 本実施形態の出庫データベースのデータ構造を示す図。 本実施形態の情報処理の全体フローを示す図。 図9の駐車料金の精算の処理のシーケンス図。 図9の割引負担額の請求の処理のシーケンス図。 図11の処理において表示される画面の例を示す図。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(1)概略
本実施形態の概略について説明する。図1は、本実施形態の概略を説明するため図である。
店舗は、駐車場管理者との間で駐車場利用契約を締結している。駐車場利用契約には、割引時間毎の割引負担額が定められている。
「割引時間」とは、駐車場利用客に適用すべき割引金額の基準である。割引時間は、例えば、駐車場利用客が店舗に支払った金額に応じて、店舗が決める。
「割引負担額」とは、駐車場利用者に適用した割引金額のうち、店舗が負担すべき金額を意味する。割引負担額は、駐車場利用契約と割引時間とによって決まる。
駐車場利用客は、駐車場及び店舗を利用する。
駐車場利用客が店舗に支払を行うと、店舗は、支払金額に応じて、駐車料金の割引を適用する。
駐車場管理者は、駐車場を管理する。駐車場管理者は、駐車場利用客に対して駐車料金を請求し、かつ、店舗に対して割引負担額を請求する。
(2)情報処理システムの構成
本実施形態の情報処理システムの構成について説明する。図2は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。図3は、図2の精算機、サーバ、及び、クライアント端末の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理システム1は、精算機10と、発券機20と、サーバ30と、クライアント端末50とを備える。
サーバ30は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して、精算機10及びクライアント端末50に接続される。
精算機10は、駐車場に設けられる。精算機10は、駐車場利用客による駐車料金の精算の処理を実行する情報処理装置の一例である。
発券機20は、駐車場に設けられる。発券機20は、駐車場利用客が駐車場に入庫するときに、駐車券を発行するように構成される。
サーバ30は、精算機10及びクライアント端末50から送信されたリクエストに応じたレスポンスを、それぞれ、精算機10及びクライアント端末50に提供する情報処理装置の一例である。
クライアント端末50は、サーバ30にリクエストを送信する情報処理装置の一例である。クライアント端末50は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
(2−1)精算機の構成
精算機10の構成について説明する。
図3に示すように、精算機10は、記憶装置11と、CPU(Central Processing Unit)12と、入出力インタフェース13と、通信インタフェース14と、カメラ15と、磁気情報リーダ16とを備える。
記憶装置11は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、OS(Operating System)のプログラム、情報処理を実行するアプリケーションのプログラム、及び、精算機10のハードウェア(例えば、駐車場のゲート)を制御する制御プログラムである。
データは、例えば、駐車時間毎の駐車料金を示すデータテーブル、及び、情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)である。
CPU12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、精算機10の機能を実現するように構成される。
入出力インタフェース13は、精算機10に設けられた入力デバイスからユーザの指示を受け付け、かつ、精算機10に設けられた出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、テンキー、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイ、スピーカ、又は、それらの組合せである。
通信インタフェース14は、精算機10とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
カメラ15は、所定のコード画像(「コード情報」の一例)の画像データを取得するように構成される。カメラ15は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを有する。
磁気情報リーダ16は、駐車券の磁気記録層(後述)に記録された情報を読み取るように構成される。
(2−2)サーバの構成
サーバ30の構成について説明する。
図3に示すように、サーバ30は、記憶装置31と、CPU32と、入出力インタフェース33と、通信インタフェース34とを備える。
記憶装置31は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、OSのプログラム、及び、情報処理を実行するアプリケーションのプログラムである。
データは、例えば、情報処理において参照されるデータベース、及び、情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)である。
CPU32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、サーバ30の機能を実現するように構成される。
入出力インタフェース33は、サーバ30に接続される入力デバイスからユーザの指示を受け付け、かつ、サーバ30に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース34(「送信部」の一例)は、サーバ30とクライアント端末50との間の通信を制御するように構成される。
(2−3)クライアント端末の構成
クライアント端末50の構成について説明する。
図3に示すように、クライアント端末50は、記憶装置51と、CPU52と、入出力インタフェース53と、通信インタフェース54とを備える。
記憶装置51は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置51は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージの組合せである。
プログラムは、例えば、OSのプログラム、及び、情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラムである。
データは、例えば、情報処理において参照されるデータベース、及び、情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)である。
CPU52は、記憶装置51に記憶されたプログラムを起動することによって、クライアント端末50の機能を実現するように構成される。
入出力インタフェース53は、クライアント端末50に接続される入力デバイスからユーザの指示を受け付け、かつ、クライアント端末50に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース54は、クライアント端末50とサーバ30との間の通信を制御するように構成される。
(3)スタンプ及び駐車券
本実施形態のスタンプ及び駐車券について説明する。
(3−1)スタンプ
本実施形態のスタンプについて説明する。図4は、本実施形態のスタンプの概略図である。
図4に示すように、店舗SH1には、複数のスタンプST11及びST12が設けられている。各スタンプST11及びST12の片面は、それぞれ、コード画像CD11及びCD12の印字面である。
コード画像CD11は、店舗SH1を識別する店舗IDと、割引時間「1時間」を示す情報とを含む。
コード画像CD12は、店舗SH1を識別する店舗IDと、割引時間「2時間」を示す情報とを含む。
店舗SH2には、複数のスタンプST21及びST22が設けられている。各スタンプST21及びST22の片面は、それぞれ、コード画像CD21及びCD22の印字面である。
コード画像CD21は、店舗SH2を識別する店舗IDと、割引時間「1時間」を示す情報とを含む。
コード画像CD22は、店舗SH2を識別する店舗IDと、割引時間「2時間」を示す情報とを含む。
各コード画像は、例えば、一次元バーコード、二次元コード、暗号化された図形、暗号化された文字列、又は、それらの組合せである。
(3−2)駐車券
本実施形態の駐車券について説明する。図5は、本実施形態の駐車券の概略図である。
図5Aに示すように、駐車券PTは、磁気ストライプMSと、テキスト領域TAと、コード領域CAとを有する。
磁気ストライプMSは、情報を記録可能な磁気層を含む。磁気ストライプMSには、駐車券を発券する発券機20によって、駐車場への入庫の日時を示す情報(以下「入庫情報」という)が記録される。
テキスト領域TAには、発券機20によってテキスト情報TXが印字される。テキスト情報TXは、入庫情報を示している。
図5Bに示すように、コード領域CAは、コード画像CD11及びCD22を印字するための領域である。
駐車場利用客が店舗SH1に1000円を支払った場合、店舗SH1は、支払金額(1000円)に応じた割引時間(1時間)に対応するスタンプST11を用いて、駐車場利用客が所有する駐車券PTのコード領域CAに、コード画像CD11を印字する。
当該駐車場利用客が店舗SH2に2000円を支払った場合、店舗SH2は、支払金額(2000円)に応じた割引時間(2時間)に対応するスタンプST22を用いて、駐車場利用客が所有する駐車券PTのコード領域CAに、コード画像CD22を印字する。
(4)データベース
本実施形態のデータベースについて説明する。
(4−1)店舗データベース
本実施形態の店舗データベースについて説明する。図6は、本実施形態の店舗データベースのデータ構造を示す図である。
図6に示すように、店舗データベースは、「店舗ID」フィールドと、「店舗名」フィールドと、「メールアドレス」フィールドと、「駐車場契約ID」フィールドと、「未払額」フィールドと、「ステータス」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
店舗データベースのレコード(以下「店舗レコード」という)には、店舗に関する情報(以下「店舗情報」という)が格納される。
店舗データベースは、サーバ30の記憶装置31に格納される。
「店舗ID」フィールドには、店舗を識別する店舗IDが格納される。店舗IDは、サーバ30によって決定される。
「店舗名」フィールドには、店舗名を示すテキストが格納される。「店舗名」フィールドの情報は、店舗情報の登録時に、サーバ30のオペレータ(例えば、駐車場管理者)、又は、店舗の担当者によって任意に決定される。
「メールアドレス」フィールドには、店舗のメールアドレスが格納される。「メールアドレス」フィールドの情報は、店舗情報の登録時に、サーバ30のオペレータ、又は、店舗の担当者によって任意に決定される。
「駐車場契約ID」フィールドには、駐車場契約を識別する駐車場契約IDが格納される。駐車場契約IDは、サーバ30のオペレータによって任意に決定される。
「未払額」フィールドには、店舗が駐車場管理者に支払っていない割引負担額の合計を示す情報が格納される。「未払額」フィールドの情報は、サーバ30によって更新される。
「ステータス」フィールドには、店舗の割引負担額に関するステータスを示すコード(「ステータス情報」の一例)が格納される。コード「STA1」及び「STA2」は、それぞれ、第1ステータス及び第2ステータスを示す。第1ステータスは、割引負担額が未請求であることを示している。第2ステータスは、割引負担額が請求済であることを示している。
(4−2)駐車場契約データベース
本実施形態の駐車場契約データベースについて説明する。図7は、本実施形態の駐車場契約データベースのデータ構造を示す図である。
図7に示すように、駐車場契約データベースは、「駐車場契約ID」フィールドと、「割引負担額」フィールドとを含む。これらのフィールドは、互いに関連付けられている。
駐車場契約データベースのレコード(以下「駐車場契約レコード」という)には、駐車場契約に関する情報(以下「駐車場契約情報」という)が格納される。
駐車場契約データベースは、サーバ30の記憶装置31に格納される。
「駐車場契約ID」フィールドには、駐車場契約IDが格納される。駐車場契約IDは、サーバ30のオペレータによって任意に決定される。
「割引負担額」フィールドは、割引時間毎のサブフィールド(「1時間」サブフィールド〜「3時間」サブフィールド)を含む。
各サブフィールドには、割引時間に応じた割引負担額(円)を示す情報が格納される。
各サブフィールドの情報は、駐車場契約を参照したサーバ30のオペレータによって決定される。
(4−3)出庫データベース
本実施形態の出庫データベースについて説明する。図8は、本実施形態の出庫データベースのデータ構造を示す図である。
図8に示すように、出庫データベースは、「出庫ID」フィールドと、「日付」フィールドと、「駐車時間」フィールドと、「店舗ID」フィールドと、「割引時間」フィールドと、「駐車料金」フィールドとを含む。これらのフィールドは、互いに関連付けられている。
出庫データベースのレコード(以下「出庫レコード」という)には、駐車場利用客による駐車場からの車両の出庫に関する情報(以下「出庫情報」という)が格納される。
出庫データベースは、サーバ30の記憶装置31に格納される。
「出庫ID」フィールドには、出庫IDが格納される。出庫IDは、駐車場利用客による出庫を識別する情報である。1つの出庫IDは、1枚の駐車券PTに対応する。出庫IDは、サーバ30によって任意に決定される。
「日付」フィールドには、駐車券PTに印字されたコード情報が精算機10によって読み取られた日付を示す情報が格納される。
「駐車時間」フィールドには、駐車時間を示す情報が格納される。駐車時間とは、出庫時刻と入庫時刻との差を意味する。「駐車時間」フィールドの情報は、サーバ30によって決定される。
「店舗ID」フィールドには、駐車料金の割引を適用した店舗を識別する店舗IDが格納される。「店舗ID」フィールドの情報は、サーバ30によって決定される。
「割引時間」フィールドには、店舗ID毎に、駐車場利用客に適用された割引時間を示す情報が格納される。「割引時間」フィールドの情報は、サーバ30によって決定される。
「駐車料金」フィールドには、駐車場利用客に請求される駐車料金を示す情報が格納される。「駐車料金」フィールドの情報は、サーバ30によって決定される。
(5)情報処理
本実施形態の情報処理について説明する。
(5−1)全体フロー
本実施形態の情報処理の全体フローについて説明する。図9は、本実施形態の情報処理の全体フローを示す図である。
図9に示すように、本実施形態の情報処理では、はじめに、駐車料金の精算の処理(OP1)が実施される。次に、割引負担額の請求の処理(OP2)が実施される。
本実施形態の情報処理は、CPU12、32、及び、53が、それぞれ、記憶装置11、31、及び、51に記憶されたプログラムを実行することによって実現される。
(5−2)駐車料金の精算の処理
本実施形態の駐車料金の精算の処理について説明する。図10は、図9の駐車料金の精算の処理のシーケンス図である。
図10に示すように、はじめに、駐車場利用客は、駐車場に車両を入庫するときに、発券機20によって発行された駐車券PT(図5A)を受け取る(US100)。駐車券PTの磁気ストライプMSには、入庫情報が記録される。駐車券PTのテキスト領域TAには、入庫情報を示すテキスト情報TXが印字される。
駐車場利用客は、店舗SH1に支払(例えば、商品の購入金額の支払)を行うときに、店舗SH1に駐車券PTを提示する(US101)。
店舗SH1は、駐車場利用客の支払金額に応じた割引時間(例えば、1時間)に対応するスタンプST11を用いて、駐車場利用客が提示した駐車券PTのコード領域CAにコード画像CD11を印字する(SS100)。
駐車場利用客は、駐車場から車両を出庫するときに、駐車券PTを精算機10の挿入口に挿入する(US102)。
精算機10は、コード情報の読取(S100)を実行する。
具体的には、カメラ15が、US102において挿入された駐車券PTのコード領域CAに印字されたコード画像CD11の画像データを取得する。
次に、CPU12が、カメラ15によって取得された画像データを解析する。解析結果は、コード画像CD11が示す店舗ID及び割引時間を含む。
S100の処理を実行するCPU12は、「読取部」の機能を実現する。
精算機10は、駐車料金の提示(S101)を実行する。
具体的には、磁気情報リーダ16が、US102において挿入された駐車券PTの磁気ストライプMSに記録された磁気情報が示す入庫情報を読み取る。
次に、CPU12が、磁気情報リーダ16によって読み取られた入庫情報と、駐車券PTが挿入された日時を示す情報(以下「出庫情報」という)とに基づいて、駐車時間を計算する。
次に、CPU12が、計算した駐車時間とS100の解析結果である割引時間との差(以下「請求時間」という)を計算する。
次に、CPU12が、記憶装置11に記憶されたデータテーブルを参照して、請求時間に対応する駐車料金を特定する。
次に、CPU12が、入出力インタフェース13を介して、ディスプレイへの駐車料金の表示、スピーカからの駐車料金に対応する音声の出力、又は、それらの組合せを実行する。
駐車場利用客は、精算機10に対して、駐車料金を支払う(US103)。
精算機10は、ゲートの開放(S102)を実行する。
具体的には、CPU12は、US103において支払われた駐車料金が、S101において提示した駐車料金以上である場合、駐車場のゲートを開放する。
精算機10は、精算情報の送信(S103)を実行する。
具体的には、CPU12は、精算情報を生成する。精算情報は、S100の実行日を示す情報と、S101において計算された駐車時間を示す情報と、S100の解析結果が示す店舗ID(例えば、「DC001」)及び割引時間(例えば、「1時間」)と、US103において駐車場利用客から支払われた駐車料金を示す情報とを含む。
次に、CPU12は、通信インタフェース14を介して、生成した精算情報をサーバ30に送信する。
S103の処理を実行するCPU12は、「送信部」の機能を実現する。
サーバ30は、出庫データベースの更新(S300)を実行する。
具体的には、CPU32は、S103において精算機10から送信された精算情報を受け付けると、出庫データベース(図8)に、新たな出庫レコードを追加する。新たな出庫レコードの「出庫ID」フィールドには、新たな出庫IDが格納される。「駐車時間」フィールドには、精算情報に含まれる駐車時間を示す情報が格納される。「店舗ID」フィールド及び「割引時間」フィールドには、精算情報に含まれる店舗ID及び割引時間を示す情報の組合せが格納される。「駐車料金」フィールドには、精算情報に含まれる駐車料金を示す情報が格納される。
(5−3)割引負担額の請求の処理
本実施形態の割引負担額の請求の処理について説明する。図11は、図9の割引負担額の請求の処理のシーケンス図である。図12は、図11の処理において表示される画面の例を示す図である。
割引負担額の請求の処理(図11)の実行の頻度は、1ヶ月に1回である。
サーバ30が、割引負担額の集計(S310)を実行する。
具体的には、CPU32は、出庫データベース(図6)を参照して、店舗ID毎に、割引時間の合計を計算する。この合計は、各店舗が駐車場利用客に適用した駐車料金の割引時間の合計を意味する。
次に、CPU32は、店舗データベース(図6)を参照して、集計の対象となる店舗IDに関連付けられた駐車場契約IDを特定する。
次に、CPU32は、駐車場契約データベース(図7)を参照して、割引時間の合計に基づく割引負担額の合計を計算する。この合計は、各店舗が駐車場利用客に適用した駐車料金の割引サービスにおいて、店舗が負担すべき割引負担額の合計を意味する。
S310の処理を実行するCPU32は、「集計部」の機能を実現する。
サーバ30が、請求情報の送信(S311)を実行する。
具体的には、CPU32が、請求情報を生成する。請求情報は、店舗データベース(図6)を参照して、請求情報の送信先となる店舗を識別する店舗IDに関連付けられた店舗名及びメールアドレスを特定する。
次に、CPU32は、店舗ID毎に、請求情報を生成する。請求情報は、店舗IDと、S310の集計結果(例えば、割引負担額の合計)と、S310の処理を実行した月(以下「請求月」という)を示す情報とを含む。
次に、CPU32は、通信インタフェース34を介して、特定したメールアドレス宛に請求情報を送信する。
クライアント端末50が、請求画面の表示(S510)を実行する。
具体的には、CPU52は、入出力インタフェース53を介して、S311において送信された請求情報に基づく請求画面P100(図12)をディスプレイに表示する。
請求画面P100は、店舗IDと、店舗名と、請求月と、請求金額とを示す画像を含む。
サーバ30が、店舗データベースの更新(S312)を実行する。
具体的には、CPU32は、S310において特定した店舗レコードの「ステータス」フィールドにコード「STA2」を格納する。
これにより、請求情報を受け付けたクライアント端末50のユーザである店舗のステータスが第2ステータスに更新される。
S312の処理を実行するCPU32は、「更新部」の機能を実現する。
割引負担額の支払が確認されると、サーバ30は、店舗データベースの更新(S313)を実行する。
具体的には、CPU32は、店舗データベース(図6)において、対象となる店舗を識別する店舗IDに関連付けられた「未払額」フィールドに「0」を格納し、かつ、「ステータス」フィールドにコード「STA1」を格納する。
これにより、割引負担額を支払った店舗の未払額が初期化され、かつ、当該店舗のステータスが第1ステータスに更新される。
S313の処理を実行するCPU32は、「更新部」の機能を実現する。
本実施形態によれば、精算機10が、駐車券PTに印字されたコード情報から、店舗ID及び割引時間を読み取る。サーバ30は、精算機10によって読み取られた店舗ID及び割引時間に基づいて、店舗毎の割引負担額を集計する。
これにより、割引負担額の集計のための駐車場管理者の負担を低減することができる。
また、本実施形態によれば、サーバ30が、店舗に対する割引負担額の請求、及び、店舗による割引負担額の支払に応じて、店舗のステータスを更新する。これにより、割引負担額の回収の状況を容易に管理することができる。
また、本実施形態によれば、精算機10がコード情報を読み取るので、コード情報を読み取るための装置を店舗に設ける必要はない。したがって、情報処理システム1の導入コストを抑えることができる。特に、複数の店舗との間で駐車場契約を締結する駐車場管理者にとっては、店舗の数が増えても、導入コストが上昇しないので、有益である。
(6)変形例
本実施形態の変形例について説明する。
駐車券PTに代えて、ICカードを用いてもよい。この場合、店舗には、スタンプSTに代えて、ICカードに情報を書き込むための書込装置が設けられている。
具体的には、US101において、発券機20によって、ICカードに入庫情報が書き込まれる。
SS100において、店舗は、駐車場利用客がICカードを提示したときに、書込装置を用いて、割引時間を示す情報をICカードに書き込む。
S101において、精算機10は、駐車場利用客によって挿入されたICカードに記憶された入庫情報に基づいて、駐車料金を提示する。
S103において、精算機10は、駐車場利用客によって挿入されたICカードに記憶された割引情報をサーバ30に送信する。
スタンプSTに代えて、駐車券にコード画像CDを印字するプリンタを用いてもよい。
具体的には、SS100において、店舗は、駐車場利用客が駐車券PTを提示したときに、プリンタを用いて、コード画像CDをコード領域CAに印字する。
これにより、駐車券にコード画像CDを印字するための店舗の負担を低減することができる。
請求情報の送信(S311)において、請求情報をプリンタに送信してもよい。この場合、サーバ30は、通信インタフェース34を介して、プリンタに接続される。
具体的には、S311において、CPU32は、通信インタフェース34を介して、請求情報をプリンタに送信する。
プリンタは、請求情報を所定の印字媒体に印字する。
サーバ30のオペレータは、プリンタによって印字された印字媒体を、請求書として、所定の宛先に郵送する。
割引負担額の請求の処理(図11)の各ステップの実行の頻度は、1ヶ月に1回に限られない。
例えば、当該頻度は、1日に1回の頻度であってもよい。この場合、1日に1回の頻度で割引負担額が集計され、かつ、割引負担額が店舗に請求される。
また、割引負担額の集計(S310)の実行の頻度は1日に1回であり、S311〜S313の処理の実行の頻度は、1ヶ月に1回であってもよい。この場合、1日に1回の頻度で割引負担額が集計され、かつ、1ヶ月に1回の頻度で割引負担額が店舗に請求される。
何れの場合も、割引負担額を集計する頻度にかかわらず、駐車場管理者の作業負担を低減することができる。特に、駐車場管理者は、集計作業を実施することなく、店舗毎の割引負担額を把握することができる。
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、精算機10と接続されてもよい。記憶装置31は、ネットワークNWを介して、サーバ30と接続されてもよい。記憶装置51は、ネットワークNWを介して、クライアント端末50と接続されてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
1 :情報処理システム
10 :精算機
11 :記憶装置
12 :CPU
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
15 :カメラ
16 :磁気情報リーダ
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :CPU
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース
50 :クライアント端末
51 :記憶装置
52 :CPU
53 :入出力インタフェース
54 :通信インタフェース

Claims (5)

  1. 店舗を識別する店舗IDと、前記店舗毎の割引時間を示すコード情報が印字された駐車券を用いて駐車料金の精算処理を実行する精算機と、前記精算機と接続されるサーバと、記憶装置とを含む駐車料金の情報処理システムであって、
    前記記憶装置は、店舗IDと、割引時間に対応する割引負担額を示す情報とを関連付けて記憶し、
    前記精算機は、
    前記駐車券に印字されたコード情報から、前記店舗IDと、前記割引時間とを読み取る読取部と、
    前記読取部によって読み取られた店舗ID及び割引時間を前記サーバに送信する送信部と、を備え、
    前記サーバは、前記記憶装置に記憶された情報を参照して、前記精算機から送信された店舗ID毎に、前記精算機から送信された割引時間に基づく割引負担額を集計する集計部を備える、
    情報処理システム。
  2. 前記コード情報は、二次元コードである、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記駐車券に、前記コード情報を印字するプリンタをさらに備える、
    請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記記憶装置は、割引負担額に関するステータスを示すステータス情報を前記店舗IDと関連付けて記憶し、
    前記サーバは、前記割引負担額を前記店舗に請求したとき、又は、前記店舗による前記割引負担額の支払が確認できたときに、前記ステータス情報を更新する更新部をさらに備える、
    請求項1〜3の何れかに記載の情報処理システム。
  5. 店舗を識別する店舗IDと、前記店舗毎の割引時間を示すコード情報が印字された駐車券を用いて駐車料金の精算処理を実行する精算機と、前記精算機と接続されるサーバと、記憶装置とを含む駐車料金の管理方法であって、
    前記記憶装置は、店舗IDと、割引時間に対応する割引負担額を示す情報とを関連付けて記憶し、
    前記精算機が、前記駐車券に印字されたコード情報から、前記店舗IDと、前記割引時間とを読み取り、
    前記精算機が、前記読み取られた店舗ID及び割引時間を前記サーバに送信し、
    前記サーバが、前記記憶装置に記憶された情報を参照して、前記精算機から送信された店舗ID毎に、前記精算機から送信された割引時間に基づく割引負担額を集計する、
    管理方法。
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