JP6676385B2 - 電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、応答を拒否すべき危険番号の情報を、定期的または不定期に、サーバから取得する電話機に関する。
従来、強引なセールスや勧誘などを目的とする危険な電話の発信元であると特定された電話番号(以下、危険番号と略称する)に関する情報を、サーバから電話機に提供する危険番号情報提供サービスが存在している(特許文献1および特許文献2参照)。危険番号情報提供サービスに加入した電話機は、定期的または不定期に、サーバから危険番号情報をダウンロードまたは受信する。そして、ダウンロードまたは受信した危険番号情報を用いて、危険番号からの着信に対する応答を拒否する。
特開2014−007550号公報(2014年1月16日公開) 特開2015−126523号公報(2015年7月 6日公開)
従来、電話機の記憶部には、危険番号以外の各種電話番号、例えば、ユーザが登録した電話番号、着信電話番号(ユーザが応答した着信の発信元の電話番号)、リダイヤル番号(直近の発信電話番号)、および留守番電話番号(ユーザが不在のために応答できなかった着信の電話番号)等の情報が、通信履歴として記憶されている。そして、電話機は、記憶部の通信履歴に残る電話番号に発信することができる。
しかしながら、電話機の記憶部に記憶されている電話番号の中には、記憶された時点では、サーバに危険番号として登録されていなかったが、記憶された後に、危険番号として登録された電話番号が含まれる可能性がある。その場合、電話機の通信履歴に危険番号が含まれるが、ユーザは、通信履歴に含まれる電話番号が危険であることを知ることはできない。そのため、例えば、ユーザは、電話機の通信履歴を参照して、危険番号へ発信してしまう可能性がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電話機の通信履歴に危険番号が含まれることをユーザに知らせることにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電話機は、危険な電話の発信元の電話番号である危険番号の情報をサーバから取得する電話機であって、当該電話機の過去の電話の相手の電話番号の情報を記憶している記憶部と、当該電話機が、上記サーバから、未取得であった新規危険番号の情報を追加で取得したのち、つづけて上記記憶部が記憶している電話番号が、上記新規危険番号と一致するか否かを判定し、上記記憶部が記憶している電話番号が、上記新規危険番号と一致する場合、所定の報知をする報知部と、を備えている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電話機は、危険な電話の発信元の電話番号である危険番号の情報をサーバから取得する電話機であって、当該電話機の過去の電話の相手の電話番号の情報を記憶している記憶部と、当該電話機が、上記サーバから、未取得であった新規危険番号の情報を追加で取得し、上記記憶部が記憶している電話番号が、上記新規危険番号と一致する場合、所定の報知をする報知部と、を備え、上記報知部は、上記新規危険番号と一致する電話番号に関する情報として、上記新規危険番号からの着信に対する応答が当該電話機において拒否された回数、および、上記新規危険番号からの着信に対する応答が他の電話機において拒否された回数の少なくとも一方を報知する。
本発明の一態様によれば、電話機の通信履歴に危険番号が含まれることをユーザに知らせることができる。
実施形態1に係る電話機の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る電話機の制御部が実行する新規危険番号情報報知処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、実施形態1に係る電話機が備えた記憶部の拒否番号DBがアップデートされる前に表示される着信履歴一覧の一例を示し、(b)は、拒否番号DBがアップデートされた後に表示される着信履歴一覧の一例を示す。 実施形態1に係る電話機に表示されるブロック件数情報の一例である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図4を用いて詳細に説明する。
(電話機1)
図1を用いて、本実施形態に係る電話機1の構成を説明する。図1は、電話機1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、電話機1は、受信部10、入力部20、制御部30、記憶部40、出力部50(報知部)、および発信制御部60を備えている。サーバ100には、危険番号に関する情報(危険番号情報)が登録されている。
電話機1は、危険番号情報提供サービスに加入している。すなわち、電話機1は、危険な電話の発信元であると判定された電話番号(以下、危険番号と呼ぶ)に関する情報を、サーバ100から受信する。新たな危険番号情報がサーバ100に登録されることによって、サーバ100に登録された危険番号情報はアップデートされる。電話機1は、定期的にまたは不定期に、サーバ100に登録された新たな危険番号に関する情報(以下、新規危険番号情報と呼ぶ)をダウンロードする。なお、電話機1とサーバ100とは、PSTN(Public Switched Telephone Network)を介して接続されていてもよいし、LAN(Local Area Network)を介して接続されていてもよい。
受信部10は、サーバ100に登録されている危険番号のうち新たな危険番号に関する情報のみを受信する。受信部10は、所定のタイミング(例えば、1日に1回)で、新規危険番号情報を取得してもよいし、サーバ100に登録されている危険番号情報がアップデートされたことをサーバ100から通知されたとき、新規危険番号情報を取得してもよい。
入力部20は、ユーザ操作を受け付ける。入力部20は、例えば、十字キー、ナンバーキー、通話ボタン、終話ボタン、およびタッチパネルであってよい。ここで、電話機1が親機および子機で構成されている場合、入力部20は、親機および子機のどちらか一方または両方に設けられていてよい。また、電話機1の親機がハンドセットを備えている場合、入力部20は、親機の本体およびハンドセットのどちらか一方または両方に設けられていてよい。
制御部30は、電話機1の各部の動作を統合的に制御する。また、制御部30は、記憶部40に記憶されている電話番号が新規危険番号であることを報知する新規危険番号情報報知処理(後述)を実行する。制御部30は、登録部31、判定部32、および出力制御部33(報知部)を含む。なお、登録部31、判定部32、および出力制御部33の各々が実行する処理については、新規危険番号情報報知処理の説明中で説明する。
記憶部40には、拒否番号DB41(拒否番号データベース)、許可番号DB42(許可番号データベース)、および通信履歴情報43が記憶されている。拒否番号DB41には、サーバ100から電話機1にダウンロードされた危険番号のリストが含まれる。許可番号DB42には、ユーザが安全であると判断して電話機1に登録した電話番号(以下、許可番号と呼ぶ)が含まれる。通信履歴情報43には、電話機1の過去の電話通信に関する情報が含まれる。より詳細には、通信履歴情報43には、電話機1から発信した電話の発信先の電話番号、および、電話機1へ着信しかつ応答した電話の発信元の電話番号のうち、少なくとも一方が含まれる。具体的には、図1に示すように、通信履歴情報43には、着信電話に関する着信履歴情報43aが含まれる。また、図示しないが、通信履歴情報43には、リダイヤル番号(直近の発信電話番号)、および留守番電話番号(電話機1の留守番電話機能が応答した着信の着信電話番号)等に関する情報も含まれる。
出力部50は、様々な手段で、各種の情報を提示する。図1に示すように、出力部50は、表示部51、音声出力部52、および発光部53を含む。音声出力部52は、例えば、スピーカであってよい。また、表示部51は、例えば、液晶ディスプレイであってよい。発光部53は、例えば、LEDであってよい。
発信制御部60は、電話機1の発信動作を制御する。発信制御部60は、拒否番号DB41に登録されている電話番号(新規危険番号を含む)へ電話機1が発信することを禁止する。一方、発信先の電話番号が拒否番号DB41に登録されている場合であっても、発信制御部60は、原則的に、電話機1が通信履歴情報43に含まれる電話番号へ発信することを許可する。例えば、発信制御部60は、通信履歴情報43に含まれる着信電話番号へ電話機1が折り返し発信することを許可する。また、発信制御部60は、通信履歴情報43に含まれる発信電話番号へ電話機1がリダイヤル発信することも許可する。
(新規危険番号情報報知処理)
図2を用いて、前述した制御部30が実行する新規危険番号情報報知処理の流れを説明する。図2は、新規危険番号情報報知処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、着信履歴情報43aに新規危険番号が含まれる場合の新規危険番号情報報知処理を説明する。しかしながら、本発明の新規危険番号情報報知処理は、上記の場合にのみ実行されるわけではない。例えば、通信履歴情報43に含まれる留守番電話電話番号のリストに新規危険番号と一致する電話番号が含まれる場合にも、新規危険番号情報報知処理は実行されてよい。
図2に示すように、新規危険番号情報報知処理では、まず、登録部31が、サーバ100から新規危険番号情報を取得する。そして、登録部31は、サーバ100から取得した新規危険番号情報を、記憶部40の拒否番号DB41に、新規危険番号情報41aとして追加する(S1)。S1の後、登録部31は、出力部50を用いて、拒否番号DB41に新規危険番号情報41aが追加されたことを報知してもよい。登録部31は、例えば、「新しい危険な電話番号の情報を取得しました。」等のメッセージを、表示部51に表示してもよい。これにより、ユーザに対し、新しい危険な電話番号の情報を取得するために、危険番号情報提供サービスの提供を受け続けようという動機付けを与えることができる。
次に、判定部32は、記憶部40の新規危険番号情報41aおよび着信履歴情報43aを参照する(S2)。そして、判定部32は、着信履歴情報43aに含まれる着信電話番号と、新規危険番号情報41aに含まれる新規危険番号とが一致するか否かを判定する(S3)。着信電話番号の中に新規危険番号と一致する電話番号がない場合(S3でNo)、新規危険番号情報報知処理は終了する。
着信電話番号の中に、新規危険番号と一致する電話番号がある場合(S3でYes)、出力制御部33は、電話機1の着信履歴情報43aに新規危険番号が含まれることを報知する(S4)。出力制御部33は、例えば、「新しい危険な電話番号の情報を取得しました。危険な電話番号からの着信に応答したことがある可能性があります。着信履歴をご確認下さい。」または「危険な電話番号のデータベースに追加された電話番号から着信を受けたことがある可能性があります。」等のメッセージを、表示部51に表示してもよい。あるいは、出力制御部33は、上記メッセージを、音声出力部52から出力してもよい。加えて、出力制御部33は、発光部53を所定の色で点灯または点滅させてもよい。なお、発信制御部60は、新規危険番号と一致する着信電話番号へ電話機1が折り返し発信することを禁止してもよい。
入力部20に対して、着信履歴一覧を表示するためのユーザ操作が行われる(S5)。すると、出力制御部33は、着信履歴情報43aを取得して、着信履歴一覧を表示する(S61)。着信履歴一覧には、電話機1が応答した着信に関する情報の他に、電話機1が応答を拒否した着信に関する情報も含まれる。図3の(a)(b)に示すように、着信履歴一覧には、各着信について、電話機1が着信に対する応答を許可したか拒否したかを示す付加情報が付加されている。特に、新規危険番号と一致する着信電話番号には、その着信電話番号が危険番号であることを示す付加情報が付加されている。
また、出力制御部33は、新規危険番号と一致する上記着信電話番号の危険度を示す情報を、表示部51に表示する(S62)。出力制御部33は、例えば、全国の電話機が、新規危険番号と一致する上記着信電話番号からの着信を拒否した回数(全国ブロック件数)を示す情報を、表示部51に表示してよい(図4参照)。全国ブロック件数を示す情報は、新規危険番号と一致する上記着信電話番号がどれぐらい危険であるのかをユーザが判断するための指標となる。加えて、危険番号情報提供サービスが提供する危険番号情報がどれぐらい有益であるのかを、ユーザに理解させることができる。
ここで、出力制御部33が全国ブロック件数情報をサーバ100からダウンロードするタイミングは、特に限定されない。例えば、出力制御部33は、着信履歴一覧を表示するためのユーザ操作が行われたとき、または、電話機1が待機状態である(あるいは電話機1が電話回線を離している)とき、全国ブロック件数情報をダウンロードしてもよい。
また、出力制御部33は、図2に示すように、新規危険番号情報およびブロック件数情報を、表示部51に交互で表示してよい。しかしながら、表示部51の画面が十分に大きい場合、出力制御部33は、新規危険番号情報およびブロック件数情報を、表示部51に一度に表示してもよい。以上で、新規危険番号情報報知処理は終了する。
(新規危険番号情報報知処理の変形例)
前述したように、発信制御部60は、危険番号へ電話機1が発信することを禁止する。それにもかかわらず、電話機1が危険番号へ発信できる場合がある。例えば、電話が長時間にわたって継続する場合などでは、ユーザが通話している途中で、電話機1がサーバ100から新規危険番号情報を取得して、電話の相手の電話番号が危険番号であることが判明する場合がある。そこで、一変形例では、そのような場合、出力制御部33は、ユーザが通話をしている最中に、電話の相手が危険である可能性があることを報知してもよい。
他の変形例では、新規危険番号情報報知処理のS61において、出力制御部33は、着信履歴一覧において、新規危険番号を含む危険番号を表示しなくてもよい。この構成では、ユーザが、表示部51に表示された着信履歴一覧に対するユーザ操作を行って、危険番号へ折り返し発信をすることを防止することができる。
さらに他の変形例では、新規危険番号情報報知処理のS4において、出力制御部33は、着信履歴を表示するためのユーザ操作なしで、着信履歴一覧(図3の(b)参照)を表示してもよい。この構成では、ユーザが上記ユーザ操作を行う手間を省くことができる。
(着信履歴一覧;新規危険番号情報の例1)
図3の(a)(b)は、出力制御部33によって表示部51に表示される着信履歴一覧の一例である。図3の(a)は、拒否番号DB41がアップデートされる前(すなわち、拒否番号DB41に新規危険番号情報41aが追加される前)に表示される着信履歴一覧を示す。また、図3の(b)は、拒否番号DB41がアップデートされた後に表示される着信履歴一覧を示す。図3の(a)に示す着信履歴一覧は、着信履歴一覧を表示するためのユーザ操作が行われた場合に表示される。一方、図3の(b)に示す着信履歴一覧は、着信履歴一覧を表示するためのユーザ操作が行われた場合に表示されるだけでなく、上記ユーザ操作なしで表示される場合もある(上記変形例参照)。
図3の(a)に示す着信履歴一覧には、着信日時、着信電話番号、および付加情報が含まれる。図3の(a)に示す情報は、着信履歴情報43aとして、記憶部40に記憶されている。図3の(a)に示す付加情報は、電話機1が着信に対する応答を拒否した(「着信拒否」)か、それとも電話機1が着信に対して応答した(「許可」)かを区別する。なお、着信履歴一覧には、着信電話番号が安全な電話番号(例えば、電話機1の許可番号DB42に登録されている電話番号)であるか否かを示す付加情報が追加されてもよい。
図3の(b)に示す着信履歴一覧にも、着信日時、着信電話番号、および付加情報が含まれる。図3の(b)に示す着信履歴一覧では、新規危険番号と一致する着信電話番号に対し、「危険番号」の付加情報が付加されている。具体的には、第3番目および第6番目の着信電話番号に、「危険番号」の付加情報が付加されている。第3番目の着信電話番号および第6番目の着信電話番号が新規危険番号である。すなわち、第3番目および第6番目の着信電話番号は、記憶部40に着信電話番号として記憶された後で、サーバ100に危険番号として登録された電話番号である。「危険番号」の付加情報は、判定部32によって生成され、出力制御部33によって提示される。なお、一変形例では、「許可」の付加情報と、「危険番号」の付加情報とが、交互に提示されてもよい。この構成では、図3の(a)に示す着信履歴一覧と、図3の(b)に示す着信履歴一覧とが、交互に提示されることになる。
図3の(b)に示す着信履歴一覧を確認したユーザは、第3番目および第6番目の着信電話番号が危険番号であることを知ることができ、また、危険番号情報提供サービスから、新規危険番号情報が提供されたことを知ることができる。加えて、ユーザは、自分が過去に危険番号からの着信に応答したことを知り、詐欺等を目的とする危険な電話に対してより警戒するようになる。これにより、危険番号情報提供サービスの提供を受け続けようという動機付けをユーザに与えることができる。
(ブロック件数情報;新規危険番号情報の例2)
図4は、表示部51に表示されるブロック件数情報の一例である。図4に示すように、ブロック件数情報は、危険番号情報提供サービスに加入している全国の電話機が、サーバ100から提供された危険番号情報に基づいて、所定期間(図4では、1か月)に応答を拒否した着信の総回数の情報を含んでいてもよい。また、ブロック件数情報は、電話機1が、サーバ100から提供された危険番号情報に基づいて、所定期間に応答を拒否した着信の回数の情報を含んでいてもよい。また、ブロック件数情報は、全国の電話機または電話機1が、特定の新規危険番号からの着信に対する応答を拒否した回数の情報を含んでいてもよい。
ブロック件数情報は、例えば、ユーザが新規危険番号に発信するためのユーザ操作を行ったときに、新規危険番号情報として、表示部51に表示されてもよい。この構成では、ユーザは、自分が電話しようとしている相手がどれぐらい危険であるのかを認識して、その相手へ発信するかどうかを再検討することができる。また、ユーザが、図3の(b)に示す着信履歴一覧上から、「危険番号」を選択する操作を行ったときに、ブロック件数情報が表示部51に表示されてよい。この構成では、ユーザが選択した危険番号がどれぐらい危険であるのかを、具体的な指標、つまりブロック件数で提示することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
前記実施形態1では、電話機1の判定部32が、電話機1の着信履歴情報43aに含まれる着信電話番号から、新規危険番号と一致する着信電話番号を検索する構成を説明した。一方、本実施形態では、サーバ100が、電話機1の着信履歴情報43aに含まれる着信電話番号から、新規危険番号と一致する着信電話番号を検索する構成を説明する。
上記の構成によれば、新規危険番号情報報知処理のS1の後、サーバ100は、電話機1に対し、着信履歴情報43aを送信するように要求する。サーバ100の指示に基づき、電話機1からサーバ100へ、着信履歴情報43aが送信される。着信履歴情報43aを受信したサーバ100は、着信履歴情報43aの中から、新規危険番号(すなわち、サーバ100から電話機1へまだ送信していない危険番号)と一致する着信電話番号を検索し、検索結果を電話機1へ送信する。出力制御部33は、着信履歴情報43aに含まれる着信電話番号が新規危険番号と一致するという検索結果をサーバ100から受信した場合、電話機1の着信履歴に新規危険番号が含まれることを報知する(S5)。なお、サーバ100は、着信電話番号が新規危険番号と一致するという検索結果を電話機1に送信する場合、上記着信電話番号の危険度を示す危険度情報(後述)も電話機1に送信してもよい。
(危険度情報)
本実施形態では、サーバ100は、危険番号情報提供サービスに加入している全国の電話機1の着信履歴情報43aを取得することができる。そこで、サーバ100は、全国の電話機1から取得する着信履歴情報43aに基づいて、着信履歴情報43aに含まれる着信電話番号(新規危険番号)の危険度を算出してもよい。
例えば、サーバ100は、全国の電話機1のうち、特定の新規危険番号からの着信に対して応答を拒否した台数に基づいて、当該新規危険番号の危険度を算出してもよい。そして、多数の電話機1が特定の新規危険番号からの着信に応答せずに拒否している場合、当該新規危険番号は危険度が高いことを示す情報を、サーバ100から電話機1へ送信してもよい。
あるいは、サーバ100は、所定期間(特に、1週間以内やある特定の日などの短い期間)中に、特定の新規危険番号からの着信を複数の電話機1が受けている場合、当該新規危険番号は危険度が高いことを示す情報を、サーバ100から電話機1へ送信してもよい。短い期間中に、特定の新規危険番号からの着信を受けている電話機1の台数が多い場合、当該新規危険番号から高頻度に発信されているので、当該新規危険番号は危険である可能性が高い。
また、ある電話機1が、新規危険番号から電話を受けた場合、その電話機1と同じ地域の電話機1(市外局や市内局が共通する電話機1)に、当該新規危険番号は危険度が高いことを示す情報を、サーバ100から送信してもよい。
〔実施形態3;ソフトウェアによる実現例〕
電話機1の制御部30は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、電話機1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電話機(1)は、危険な電話の発信元の電話番号である危険番号の情報をサーバ(100)から取得する電話機であって、当該電話機の過去の電話の相手の電話番号の情報を記憶している記憶部(40)と、当該電話機が、上記サーバから、未取得であった新規危険番号の情報を追加で取得し、上記記憶部が記憶している電話番号が、上記新規危険番号と一致する場合、所定の報知をする報知部(出力制御部33、出力部50)と、を備えている。
上記の構成によれば、電話機から新規危険番号へ発信した通信履歴、あるいは、新規危険番号からの着信に電話機が応答した通信履歴が記憶部に残されている場合、所定の報知をする。ユーザは、報知によって、過去に危険な相手と電話をした可能性があることを知ることができる。また、危険な電話に対するユーザの警戒心を高め、ユーザが詐欺などの被害を受ける可能性を低減することができる。
本発明の態様2に係る電話機は、上記態様1において、上記報知部は、上記新規危険番号と一致する電話番号に関する情報を報知してもよい。
上記の構成によれば、危険番号に関する情報をユーザに知らせることができる。
本発明の態様3に係る電話機は、上記態様1または2において、上記報知部は、上記情報として、上記新規危険番号からの着信に対する応答が当該電話機において拒否された回数、および、上記新規危険番号からの着信に対する応答が他の電話機において拒否された回数の少なくとも一方を報知してもよい。
上記の構成によれば、危険番号からの着信に対する応答が拒否された回数が提示される。ユーザは、上記回数に基づいて、新たな危険番号がどれぐらい危険であるのかを知ることができる。
本発明の態様4に係る電話機は、上記態様1から3のいずれかにおいて、当該電話機の発信動作を制御する発信制御部(60)をさらに備え、上記発信制御部は、上記危険番号と一致する電話番号へ発信することを禁止してもよい。
上記の構成によれば、ユーザが、危険番号へ誤って発信することを防止することができる。
本発明の態様5に係る電話機は、上記態様1から4のいずれかにおいて、当該電話機から発信可能な電話番号を登録する登録部をさらに備え、上記登録部は、上記危険番号と一致する電話番号を当該電話機に登録することを禁止してもよい。
上記の構成によれば、ユーザが、危険番号へ誤って発信することを防止することができる。
本発明の各態様に係る電話機は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記電話機が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記電話機をコンピュータにて実現させる電話機の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 電話機
31 登録部
33 出力制御部(報知部)
40 記憶部
43 通信履歴情報
50 出力部(報知部)
60 発信制御部
100 サーバ

Claims (4)

  1. 危険な電話の発信元の電話番号である危険番号の情報をサーバから取得する電話機であって、
    当該電話機の過去の電話の相手の電話番号の情報を記憶している記憶部と、
    当該電話機が、上記サーバから、未取得であった新規危険番号の情報を追加で取得したのち、つづけて上記記憶部が記憶している電話番号が、上記新規危険番号と一致するか否かを判定し、上記記憶部が記憶している電話番号が、上記新規危険番号と一致する場合、所定の報知をする報知部と、を備えたことを特徴とする電話機。
  2. 危険な電話の発信元の電話番号である危険番号の情報をサーバから取得する電話機であって、
    当該電話機の過去の電話の相手の電話番号の情報を記憶している記憶部と、
    当該電話機が、上記サーバから、未取得であった新規危険番号の情報を追加で取得し、上記記憶部が記憶している電話番号が、上記新規危険番号と一致する場合、所定の報知をする報知部と、を備え
    上記報知部は、上記新規危険番号と一致する電話番号に関する情報として、上記新規危険番号からの着信に対する応答が当該電話機において拒否され回数、および、上記新規危険番号からの着信に対する応答が他の電話機において拒否された回数の少なくとも一方を報知することを特徴とする電話機。
  3. 当該電話機の発信動作を制御する発信制御部をさらに備え、
    上記発信制御部は、上記危険番号と一致する電話番号へ発信することを禁止することを特徴とする請求項1または2に記載の電話機。
  4. 当該電話機から発信可能な電話番号を登録する登録部をさらに備え、
    上記登録部は、上記危険番号と一致する電話番号を当該電話機に登録することを禁止することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電話機。
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