JP5331941B1 - メッセージ送信システム、およびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ショートメール等のメッセージ送信の確度を向上させるとともに、輻輳を起こすような場合でもメッセージ送信を可能にする。
【解決手段】メッセージ送信システム300を構成する送信手段(送信制御部14)は、発呼手段(発呼制御部12)による再発呼を経て、判定手段(判定部13)により判定された直近の電気通信事業者の送信手順にしたがい、電気通信事業者毎に敷設された専用回線6経由でメッセージを送信する。判定手段は、前回発呼により収集された発呼応答情報を参照し、今回発呼により収集された発呼応答情報を分析して、ナンバー・ポータビリティ・サービスにより変化した電話番号の電気通信事業者を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行う、メッセージ送信システム、およびその方法に関する。
近年、コンピュータを使用し、電話(電話番号)の使用状況を自動的に調査することができる電話番号発信型のコンピュータ装置が開発された。出願人は、このコンピュータ装置を使用することにより、電話番号の使用状況、変更等、電話番号の現在及び過去の履歴を含む情報を蓄積し、短時間で簡単に調査結果を提供できる、通信回線網を利用した「電話番号使用状況調査提供装置及び方法」を開発して特許出願した(特許文献1参照)。
上記した特許文献1に開示された技術によれば、電話番号の有効(使用)/(無効)の調査は、発呼した際に、無鳴動(無課金)であることを前提に行っている。出願人は、この無鳴動による調査の精度を高めるために、伝達能力(非制限、音声)の一つを選択して調査対象の電話に発呼し、その応答信号における呼出、経過表示、理由表示値等から電話番号の有効/無効を判定する、「自立型電話番号クリーニングシステム」を開発して特許出願した(特許文献2参照)。
出願人は、上記した特許文献2に開示された技術に従い、平成14年当初から、ほぼ無鳴動、無着信による調査を実現していたが、ここ数年に至り、徐々に鳴動率(課金率)が高くなっていることがNTT(登録商標)の課金請求により確認された。具体的に、その課金請求実績によれば、全有効携帯電話数約1.1億件に対して約40万件(0.36%)が課金されていた。このように鳴動率が高くなることは、所有者の電話を鳴らすことになって大変迷惑な行為であり、絶対に回避しなければならないことである。また、電話番号クリーニング業者にとっては致命的といえる事態であり、緊急的に鳴動を避ける方法の出現が要望されている。
一方で、携帯電話の場合、電話番号の先頭4桁目から6桁目は当初契約した電気通信事業者(キャリア)を表すことは周知の事実である。このことは、総務省ホームページの電気通信番号指定状況の頁に、携帯電話番号11桁(080−CDE−FGHJK)の080−CDコードを縦列に、Eコード(1〜9)を横列に表した表で公開されている。この頁は、定期的に更新し公開されている。
因みに、平成25年1月7日現在公開されているCDE部に関し、100〜299まではNTTドコモ(登録商標)、300〜499まではソフトバンクモバイル(登録商標)、500〜647はKDDI(登録商標)、648,649は沖縄セルラー(登録商標)、650〜699はKDDI(登録商標)、700〜768はイー・アクセス(登録商標)のそれぞれに割り当てられている(769以降省略)。これら電気通信事業者は、契約時に電気通信事業者独自の番号をFGHJK部に付加した11桁の番号として各携帯電話に付与し、販売している。したがって、契約当初は携帯電話番号から電気通信事業者が判明することになる。
従来、携帯電話番号の有効/無効調査にあたり、携帯電話番号(XXX−CDE−FGHJKのCDEコード)で判別可能な電気通信事業者毎に伝達能力を指定して発呼し、発呼応答情報を収集後直ちに切断するメッセージ制御により無鳴動による調査方法を確立してきた。しかしながら、最近の携帯電話では、無鳴動による調査を確立できないだけでなく、電話番号の有効/無効判定も一部の電気通信事業者によっては誤判定することが判明した。具体的に、平成22年3〜4月の調査によれば、現在における代表的な電気通信事業者3社のうち、1社(非公開)の有効電話番号約2000万件が無効であると誤判定された。このため、携帯電話番号調査における無鳴動を完全に達成すると共に、電気通信事業者に依存することのない精度の高い有効/無効判定を行う方法の出現が望まれている。
特開2000−316048号公報 特開2006− 67006号公報
ところで、ナンバー・ポータビリティ・サービスが始まって以来、ユーザは、電気通信事業者を変更しても携帯電話番号を変更する必要がなくなった。このため、直近の電気通信事業者を自動で検知する方法の出現が望まれている。電気通信事業者が判明しない場合、種々の不都合が生じる。例えば、ショートメールを送ろうとしても電気通信事業者間で相互接続が出来ないことから、送信が出来ないことである。
更に、スマートフォン(登録商標)等、多機能携帯端末の普及により、通信量の増大が見込まれることから、電気通信事業者各社は、電波の届かない地域、あるいは届きにくくなった地域を全国規模で専門業者に委託し、調査を行っている。ところが、委託を受けた専門業者は、電気通信事業者別に地域を選定し、その地域から発信して電波の受信、発信状態を調査するが、ナンバー・ポータビリティ・サービスが始まって以降は、電気通信事業者が変更になってもそのことを知る術がなく、旧電気通信事業者所属のままで調査していた。したがって、この分野でも正しい電気通信事業者の判別方法の出現が望まれている。
一方、2011年7月11日から携帯電話通信事業者各社間でSMS(ショートメールサービス)の相互接続が可能になった。しかしながら依然として必要な人にショートメールが届かない事象が多発している。このため、出願人は、直近の電気通信事業者を判定可能な自立型電話番号調査装置を開発し、2010年12月16日に特許出願(特願2010−280757)した。しかしながら、この自立型電話番号調査装置によれば、データベース化された電話番号の履歴を分析して電気通信事業者を特定する方法であるため、データベース作成中に、ナンバー・ポータビリティ・サービスを利用して電気通信事業者を変更すると、契約している電気通信事業者が相違することにより依然としてショートメールを送信できない。また、イベントや災害発生時等輻輳を起こすような場合に、各電気通信事業者は緊急対策として携帯網を含む一般公衆網において通信を制限することがあり、このときメールや通話ができない事象が多発する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ショートメール等のメッセージ送信の確度を向上させるとともに、輻輳を起こすような場合でもメッセージ送信を可能にする、メッセージ送信システムおよびその方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の第1の観点に係るメッセージ送信システムは、電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行うメッセージ送信システムである。
そして、そのシステムは、電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行うメッセージ送信システムであって、前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、再発呼を行なう発呼手段と、前回発呼により収集された発呼応答情報を分析し、前記電話番号の継続利用サービスにより変化した電話番号の直近の電気通信事業者を判定する判定手段と、前記判定された電気通信事業者の送信手順にしたがい、電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する送信手段とを備え、前記判定手段は、前記発呼手段の再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末装置の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析し、前記調査対象の電話番号が有効か否かを判定することを特徴とするメッセージ送信システムである。
第1の観点に係る本発明によれば、電気通信事業者を特定してメッセージ送信するため、メッセージ送信エラーが減少してメール送信の確度を向上させることができるとともに、特定された電気通信事業者に対し、一般公衆網によらずその電気通信事業者の専用回線経由でメッセージを送信するため、イベントや災害発生時等輻輳を起こすような場合でもメッセージ送信を可能にすることができる。
第1の観点に係る本発明によれば、判定手段は、発呼手段による再発呼を経て収集される発呼応答情報を分析することによって直近の電気通信事業者を特定することができる。したがって、直近の電気通信事業者を特定してメッセージ送信するためメッセージ送信エラーが減少し、メール送信の確度を向上させることができる。
第1の観点に係る本発明によれば、さらに、例えば、非制限デジタルと音声による発呼の組み合わせを電話番号パターン毎に変更し、収集された発呼応答情報を前回収集した発呼応答情報を参照しながら分析することで、無鳴動による調査を実現すると共に、電話番号の有効/無効を正確に判定可能とすることができる。
本発明の第2の観点に係るメッセージ送信システムは、電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行うメッセージ送信システムである。そして、そのシステムは、電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行うメッセージ送信システムであって、電話番号の電気通信事業者を判定する判定手段と、前記判定された前記電気通信事業者の送信手順にしたがい、前記電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する送信手段と、を備え、前記判定手段は、電気通信事業者別電話番号パターン、音声又は非制限デジタル情報の伝達能力に基づく呼設定パターン、応答メッセージ、この応答メッセージが発生した網の位置を示す生成源、及び理由表示情報要素からなる前記発呼応答情報を分析して、前記電話番号が有効か否かを判定することを特徴とするメッセージ送信システムである。
第2の観点に係る本発明によれば、電話番号の有効/無効判定に使用する判定要素を、従来の経過表示と理由表示情報要素に限らず、呼設定パターン、応答メッセージ、生成源も判定要素に付加することで、電話番号の有効/無効判定の精度を向上させると共に、無鳴動による調査を実現し、かつ、電気通信事業者に依存することのない判定が可能になる。
本発明において、前記判定手段は、予め発呼して得られた前記発呼応答情報を分析して前記電気通信事業者を判定することを特徴とする。本発明によれば、今回発呼によらず、予め発呼して得られた発呼応答情報によっても電気通信事業者を特定することができる。
本発明において、前記判定手段は、割り当てられた電話番号が示す特定のコードに基づき前記電気通信事業者を判定することを特徴とする。本発明によれば、電話番号から電気事業者を特定するため、発呼応答情報を分析して電気通信事業者を判定する方法に比べて処理負荷が軽減される。
本発明において、前記発呼手段は、前記パターン化された発呼応答情報を逐一更新して学習し、前記学習により得られる発呼応答情報に基づき、前記調査対象の電話番号への今回発呼の必要性の有無を判定することを特徴とする。本発明によれば、2回の発呼により収集された発呼応答情報の分析を必須とすることなく、学習により、1回の発呼で収集された発呼応答情報を分析するだけで電話番号の有効/無効判定が可能になるため、電話番号調査のための処理速度が改善されると共に効率的な運用が可能になる。
本発明の第3の観点に係るメッセージ送信システムは、電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行うメッセージ送信システムである。そして、そのシステムは、電話番号の履歴情報からなる電話番号履歴データベースが割り付けられ、記憶される記憶装置と、前記記憶部から前記電話番号履歴情報を読出し、音声又は非制限デジタル情報の何れか一方の伝達能力で発呼側交換機に接続し、前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、当該決定された今回発呼の条件に基づく再発呼を行う発呼手段、および前記再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析して前記電話番号が有効か否かを判定し、有効と判定された場合に、前回発呼により収集された前記発呼応答情報を参照し、今回発呼により収集された前記発呼応答情報を分析して、前記電話番号の継続利用サービスにより変化した前記電話番号の直近の電気通信事業者を判定する判定手を有する自立型電話番号調査装置と、前記判定された前記直近の電気通信事業者の送信手順にしたがい、前記電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する送信装置と、を備えたものである。
第3の観点に係る本発明によれば、自立型電話番号調査装置は、判定手段が、発呼手段による再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析して電話番号の有効無効を判定し、有効と判定された場合に、前回発呼により収集された発呼応答情報を参照し、今回発呼により収集された発呼応答情報を分析して、電話番号の継続利用サービスにより変化した電話番号の直近の電気通信事業者を判定する。そして、送信装置が、自立型電話番号調査装置により判定された直近の電気通信事業者の送信手順にしたがい、電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する。このように、直近の電気通信事業者を特定してメッセージ送信するため、メッセージ送信エラーが減少してメール送信の確度を向上させることができる。また、特定された電気通信事業者に対し、一般公衆網によらずその電気通信事業者の専用回線経由でメッセージを送信するため、イベントや災害発生時等輻輳を起こすような場合でもメッセージ送信を可能にすることができる。
本発明の第4の観点に係るメッセージ送信方法は、電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行う、少なくとも、記憶装置と、自立型電話番号調査装置と、送信装置とを含むメッセージ送信システムに用いられる方法である。そして、その方法は、前記自立型電話番号調査装置が、電話番号の履歴情報からなる電話番号履歴データベースが割り付けられ、記憶された前記記憶装置から前記電話番号履歴情報を読出す第1のステップと、音声又は非制限デジタル情報の何れか一方の伝達能力で発呼側交換機に接続し、前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、当該決定された今回発呼の条件に基づく再発呼を行う第2のステップと、前記再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析して前記電話番号が有効か否かを判定する第3のステップと、前記第3のステップで有効と判定された場合に、前回発呼により収集された前記発呼応答情報を参照し、今回発呼により収集された前記発呼応答情報を分析して、前記電話番号の継続利用サービスにより変化した前記電話番号の直近の電気通信事業者を判定する第4のステップと、を実行する。そして、前記送信装置が、前記自立型電話番号調査装置で判定された前記直近の電気通信事業者の送信手順にしたがい、前記電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する第5のステップを実行する。
第4の観点に係る本発明によれば、メッセージ送信方法は、再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析して電話番号の有効無効を判定し、有効と判定された場合に、前回発呼により収集された発呼応答情報を参照し、今回発呼により収集された発呼応答情報を分析して、電話番号の継続利用サービスにより変化した電話番号の直近の電気通信事業者を判定する。
第4の観点に係る本発明によれば、さらに、判定された直近の電気通信事業者の送信手順にしたがい、電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する。このように、直近の電気通信事業者を特定してメッセージ送信するため、メッセージ送信エラーが減少してメール送信の確度を向上させることができる。また、特定された電気通信事業者に対し、一般公衆網によらずその電気通信事業者の専用回線経由でメッセージを送信するため、イベントや災害発生時等輻輳を起こすような場合でもメッセージ送信を可能にすることができる。
本発明によれば、ショートメール等のメッセージ送信の確度を向上させるとともに、輻輳を起こすような場合でもメッセージ送信を可能にする、メッセージ送信システムおよびその方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るメッセージ送信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るメッセージ送信システムが有するパターンテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るメッセージ送信システムの基本動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るメッセージ送信システムの音声処理動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るメッセージ送信システムの非制限デジタル処理動作の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態)について詳細に説明する。なお、本実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態の構成)
図1は、本実施形態に係るメッセージ送信システム300の構成を示すブロック図である。本実施形態に係るメッセージ送信システム300は、自立型電話番号調査装置1と、電話番号履歴情報からなる電話番号履歴データベース(DB)が一部領域に割り付けられ格納される記憶装置2と、表示装置3と、入力装置4と、発呼側交換機5と、電気通信事業者毎に敷設された専用回線6と、電気通信事業者毎の交換機7(A社)と、交換機8(B用)、交換機9(C用)とから構成される。なお、電気通信事業者毎の専用回線6、および交換機7,8,9は、ナンバー・ポータビリティ・サービスによる相互接続契約に加盟した電気通信事業者のそれぞれにより設けられた設備であり、その数は任意である。
自立型電話番号調査装置1は、後述するように、記憶装置2に格納された電話番号履歴DB200から電話番号履歴情報を読出し、音声又は非制限デジタル情報の何れか一方の伝達能力で発呼側交換機5に接続し、前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、決定された今回発呼の条件に基づく発呼により収集される発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析し、電話番号が有効か否か、更には、ナンバー・ポータビリティ・サービスによる電話番号を利用している場合にはその直近の電気通信事業者を判定する機能を有する。
自立型電話番号調査装置1は、ハードウエア的には、図示省略したCPU(Central Processing Unit)と、メモリと、周辺制御用LSI(Large Scale Integrated Circuit)とにより構成される。CPUは、メモリに記録された各種プログラムを逐一実行し、周辺LSIを介して接続される、記憶装置2、表示装置3、入力装置4のそれぞれを制御することにより、上記した機能を実現する。したがって、このCPUが実行するプログラムの機能を自立型電話番号調査装置1上に機能展開して示すと、主制御部11と、発呼制御部12と、判定部13と、送信制御部14、とを含み、構成される。
記憶部10には、一部領域にパターンテーブル100が割り付けられ記憶される。パターンテーブル100には、図2にそのデータ構造の一例が示されるように、(a)今回発呼時と、(b)前回発呼時における、判定結果10a、発呼条件10b、発呼応答情報10cの各データ項目が割当てられ記憶される。ここでは、判定結果10aとして、電気通信事業者(A/B/C/D)、判定ステータス(実在/欠番/移転/取り外し他)、再発呼(リトライ)の要否を示す学習フラグ(今回発呼のみとして学習(禁止:0、許可:1))を含む。なお、電気通信事業者Aとして、例えば、NTTドコモ社(登録商標)、Bとして、例えば、イー・モバイル社(登録商標)、Cとして、例えば、ソフトバンク社(登録商標)、Dとして、例えば、KDDI社(登録商標)を想定している。また、発呼条件10bとして、電話番号パターン、呼設定パターンを含み、発呼応答情報10cとして、「応答メッセージ」、「生成源」、「理由表示値」、「新電話番号」、「課金結果」を含む。詳細は後述する。
主制御部11は、自立型電話番号調査装置1が、電話番号履歴DB200から電話番号履歴情報を読出し、音声又は非制限デジタル情報の何れか一方の伝達能力により発呼側交換機5に接続し、前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、決定された今回発呼の条件に基づく発呼により収集される発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析し、電話番号が有効か否か、また、ナンバー・ポータビリティ・サービスによる電話番号を利用している場合にその直近の電気通信事業者を判定するため、発呼制御部12、判定部13、送信制御部14のシーケンス制御を司る。
ここで、発呼制御部12は、主制御部11と協働して動作することにより、所定の発呼条件に従い調査対象の電話番号に発呼し、前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、当該決定された今回発呼の条件に基づき再発呼を行なう発呼手段として機能する。発呼制御部12はまた、主制御部11と協働して動作することにより、パターン化された発呼応答情報を逐一更新して学習し、学習により得られる発呼応答情報に基づき、前記調査対象の電話番号への今回発呼の必要性の有無を判定してもよい。発呼制御部12は、今回発呼結果におけるパターンテーブル100のデータ項目の一つである、判別結果10aの学習フラグに、“1”、“0”の値を書き込み、学習による再発呼の要否(“1”は学習許可、“0”は学習禁止)を表記する。
判定部13は、主制御部11と協働して動作することにより、前回発呼により収集された発呼応答情報を参照し、今回発呼により収集された発呼応答情報を分析して、電話番号の継続利用サービスにより変化した電話番号の直近の電気通信事業者を判定する判定手段として機能する。具体的には、主制御部11によるシーケンス制御の下、記憶部10に割り付けられ記憶されたパターンテーブル100を参照し、前回収集した発呼応答情報から今回発呼により収集された発呼応答情報を分析して、ナンバー・ポータビリティ・サービスにより変化した電話番号の直近の電気通信事業者を判定する。
判定部13はまた、主制御部11と協働して動作することにより、再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末装置の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報(記憶部10に割り付けられ記憶されたパターンテーブル100を参照)に基づき分析して前記電話番号が有効か否かを判定する判定手段としても機能する。例えば、電気通信事業者別電話番号パターン、音声又は非制限デジタル情報の伝達能力に基づく呼設定パターン、応答メッセージ、この応答メッセージが発生した網の位置を示す生成源、及び理由表示情報要素からなる発呼応答情報を分析して、電話番号が有効か否かを判定する。あるいは、電気通信事業者別電話番号パターン、音声又は非制限デジタル情報の伝達能力に基づく呼設定パターン、応答メッセージ、この応答メッセージが発生した網の位置を示す生成源、及び理由表示情報要素からなる発呼応答情報を分析することにより、電話番号が有効か否かを判定する。
送信制御部14は、主制御部11と協働して動作することにより、判定部13で判定された直近の電気通信事業者が指定する送信手順にしたがい、電気通信事業者毎に敷設された専用回線6経由でメッセージを送信する送信手段として機能する。メッセージ送信にインターネット等を利用する場合は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に準拠したプロトコルにしたがい電気通信事業者のサーバに接続される。
なお、記憶装置2には、電話番号履歴情報からなる電話番号履歴データベース(DB)200が格納される。記憶装置2は、例えば、HD(ハードディスク)、光ディスク、光磁気ディスク等の大容量メモリで構成される。電話番号履歴DB200には、更に、住宅地図情報、概略地図情報を記憶する記憶エリア、顧客の法人、個人の電話番号、住所、会社の電話番号、与信情報等の属性情報が記憶される記憶エリア、電話番号エリア(市内、市外局番)とそのエリアの住所情報をリンクして記憶する記憶エリア、電話帳データを記憶する記憶エリアがそれぞれ設けられている。なお、電話番号履歴DB200は、図示されたように自立型電話番号調査装置1とは別体で、或いは自立型電話番号調査装置1の内部に設けても良い。
表示装置3としては、例えば、多数の画素(複数色の発光素子の組み合わせ)を縦横に配して構成される、LCD(Liquid Crystal Display Device)や有機EL(Electro-Luminescence)が用いられる。なお、表示装置3の代わりにプリンタ等の印刷装置が接続されても良い、場合によっては、DVD(Digital Versatile Disc)やUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体への出力であってもよい。なお、入力装置4はキーボードである。
自立型電話番号調査装置1は、電気通信事業各社の専用回線6との間に設けられた発呼側交換機5を経由して電気通信事業者毎に用意された交換機7,8,9に接続される。また、図示省略したが、NTT(登録商標)のような固定電話用の一般公衆回線交換機や、エアーエッジ(登録商標)のようなPHS交換機との間でも発呼側交換機5を経由して回線接続する。自立型電話番号調査装置1は、多数の加入電話番号のデータ収集を定期的または任意の指定された時期に一括して行い、電話番号履歴DB200に国内に存在する全ての電話番号情報を記憶する。自立型電話番号調査装置1は、総務省の許認可を受けた通信業者に分配された電話番号を電話番号履歴DB200に記憶させ、固定電話、携帯電話端末、PHS端末等に割り振られた電話番号の有効(使用中)/無効(不使用)、およびナンバー・ポータビリティ・サービスを利用した場合の直近の電気通信事業者の調査を行う。これら最新の調査結果は、表示装置3に表示されると共に、電話番号履歴DB200の顧客情報を更新する。
自立型電話番号調査装置1は、1ヶ月に1回、または2ヶ月に1回等の定期的調査を実施する。自立型電話番号調査装置1により調査する内容は、デジタル電話回線における電話番号発信の結果、NTT東日本が公開しているTTC標準のJT−Q931「ISDNユーザ・網インタフェースレイヤ3」の記述に従う「伝達能力」、「応答メッセージ」、「理由表示」、「生成源」からなる発呼応答情報を、発呼側交換機5を通して収集し、収集した直後に瞬時に電話回線を切断する。したがって、電話番号の相手方と電話で会話することはなく、電話リングを鳴動させることもない。電話番号履歴DB200に記憶した全電話番号を調査して理由表示を含む発呼応答情報が各電話番号に対応して判明し、調査した「年月日、メッセージ情報に含まれる移転先電話番号(新電話番号)」等を所定の手順で電話番号履歴DB200に記録させることができる。さらにこの調査を定期的に行い電話番号の変更情報が蓄積されることによって電話番号履歴DB200の電話番号履歴情報が充実するものである。
出願人は、携帯電話番号は、電気通信事業者毎や特定の電話番号グループ毎に発呼応答情報に違いがあり、一定の法則があることを発見した。また、各電気通信事業者が発売している全端末機種に対して発呼を繰り返したところ、端末機種ごとに発呼応答情報に相違があることも発見した。同一機種において、伝達能力を「非制限」に設定して発呼した場合と、「音声」を設定して発呼した場合において発呼応答情報に一定のルールがあることも判明した。
このことから、出願人は実験による発呼を繰り返し、電気通信事業者判定のための応答信号を収集してパターン化した。具体的に、伝達能力を一回目発呼で「非制限」とした場合、二回目発呼では「音声」とし、このときの1回目の発呼応答情報と二回目の発呼応答情報とをパターン化した。ここで、一回目発呼において伝達能力を「非制限」とした理由は、端末側の無鳴動や未着信のためである。鳴動や着信率を無視するならば、「音声」の後「非制限」による発呼であってもパターン化は可能であるため、同じ効果があることは当然である。
場合によっては、伝達能力として「音声」を選択して発呼し、発呼応答情報をパターン化することによっても同様な効果が得られる。このときの発呼は一回限りである。例えば、電話番号パターン:0806271XXXXで、発呼応答情報が、「応答メッセージ:切断、生成源:RN、理由表示:一時的失敗」の場合、電話番号は有効(「実在」)で、電気通信事業者はD社に限定される。例えば、発呼応答情報が「応答メッセージ:切断、生成源:TN、理由表示:相手ルートなし」の場合、電話番号は有効で、電気通信事業者はA社に限定される。また、発呼応答情報が「応答メッセージ:切断、生成源:TN、理由表示:加入者不在」の場合、電話番号は有効(「実在」)で、直近の電気通信事業者はD社に限定される。さらに、発呼応答情報が「応答メッセージ:切断、生成源:RN、理由表示:その他のサービス又はオプションの利用不可クラス」の場合、電話番号は無効(「都合取り外し」)で、直近の電気通信事業者はA社に限定される。このように、出願人は、数百万件の実験から上記したルールをパターン化した。
(実施形態の動作)
以下、本実施形態に係るメッセージ送信システム300の動作について、図3〜図5のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。図3は、本実施形態に係るメッセージ送信システムの基本動作を、図4は、図3に示す基本動作中の「音声処理」動作、図5は、図3に示す基本動作中の「非制限デジタル処理」動作のそれぞれを示すフローチャートである。
図3において、自立型電話番号調査装置1の主制御部11は、まず、記憶装置2の一部領域に割り当てられ記憶されてある電話番号履歴DB200を参照し、電話番号情報を取得する(ステップS10)。そして、取得した電話番号の一部の桁情報から電気通信業者を特定し、パターン化されたルールに従い伝達能力を判定する(ステップS11)。例えば、NTTドコモ(登録商標)以外の電気通信業者に特定された電話番号の場合は音声の伝達能力を選択し、NTTドコモ(登録商標)に特定された電話番号の場合は、非制限デジタル情報の伝達能力を選択する。
音声の伝達能力が選択された場合の発呼応答情報の取得処理(ステップS12)の詳細が図4に、非制限デジタル情報の伝達能力が選択された場合の発呼応答情報の取得処理(ステップS13)の詳細が図5に、サブルーチンとしてそれぞれフローチャートで示されている。
図4によれば、発呼制御部12は、呼設定により、音声の伝達能力を使用する信号を発呼側交換機5へメッセージを送出し(ステップS121)、以降、発呼側交換機5からのメッージ送信を監視する。発呼制御部12は、経過表示メッセージを受信した場合(ステップS122“YES”)、発呼側交換機5に対して切断メッセージを送出する(ステップS129)。一方、発呼側交換機5から経過表示メッセージを受信していない場合(ステップS122“NO”)、発呼制御部12は、発呼側交換機5から応答メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS123)。ここで応答メッセージを受信した場合(ステップS123“YES”)、発呼制御部12は、発呼側交換機5に対して切断メッセージを送出してから回線を切断し(ステップS128)、その応答メッセージを取得する(ステップS127)。
また、発呼側交換機5から応答メッセージを受信していない場合(ステップS123“NO”)、発呼制御部12は、更に、発呼側交換機5から呼出メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS124)。ここで呼出メッセージを受信した場合(ステップS124“YES”)、発呼制御部12は、発呼側交換機5に対し切断メッセージを送出してから回線を切断(ステップS128)し、その応答メッセージを取得する(ステップS127)。一方、発呼側交換機5から呼出メッセージを受信していない場合(ステップS124“NO”)、発呼制御部12は、更に発呼側交換機5から切断メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS125)。
ここで、切断メッセージを受信している場合(ステップS125“YES”)、発呼制御部12は、発呼側交換機5との回線を切断し(S126)、発呼側交換機5から受信している応答メッセージ、応答メッセージの生成源、理由表示値を取得する。NTT(登録商標)は、上記したように、INSネットサービスの技術資料において、「応答メッセージ」、「理由表示」、「生成源」を公開している。主制御部11は、発呼側交換機5との呼制御メッセージ(呼設定、応答、呼出、切断、解放、解放完了)を利用してJT−Q931(レイヤー3)情報を収集する。なお、切断メッセージを受信していない場合は(ステップS125“NO”)、経過表示メッセージ受信判定処理(ステップS122)へ進み、上記した一連の処理を繰り返す。
なお、「理由表示」として、欠番:#1、指定中明網へのルートなし:#2、相手へのルートなし:#3、・・・、正常切断:#16、着ユーザビジー:#17、加入者不在:#20、通信拒否:#21、相手加入者番号変更(移転案内):#22・・・等がある。また、「生成源」とは、応答メッセージが発生した網の位置を示し、具体的には、ユーザU、ローカルユーザの収容施設網LPN、ローカルユーザ収容公衆網LN、中継網TN、リモートユーザ収容公衆網RN、リモートユーザ収容施設網RPN等がある。
発呼制御部12は、主制御部11による制御の下で、これら「応答メッセージ」、「理由表示」、「生成源」等に関する発呼応答情報を、電話番号パターン、呼設定パターンと共に記憶部10のパターンテーブル100に記憶する。上記一連の処理(S121〜S127)は、電話番号履歴DB200に記憶した電話番号を全て読出すまで繰り返し実行され、都度、発呼応答情報の取得が行われる。
図3の基本動作において、非制限デジタル情報の伝達能力が選択された場合(ステップS11“非制限”)の発呼制御部12による発呼応答情報の取得処理の詳細が図5に示されている。
図5によれば、発呼制御部12は、まず、非制限デジタル情報の伝達能力を使用する信号を発呼側交換機5へメッセージ送信する(ステップS131)。そして、n秒のタイムアウト監視を行なう(ステップS132)。ここでタイムアウトを検出すると(ステップS132“YES”)、発呼制御部12は、発呼側交換機5との回線を切断する(ステップS133)。なお、nは、発呼後、直ちに切断に至る間の無鳴動による発呼応答情報取得に許容される時間である。続いて、発呼制御部12は、発呼応答情報の有無をチェックし(ステップS134)、発呼応答情報がある場合(ステップS134“YES”)、「応答メッセージ」、「理由表示」、「生成源」等に関する発呼応答情報を取得する(ステップS135)。
発呼制御部12は、主制御部11による制御の下で、これら「応答メッセージ」、「理由表示」、「生成源」等に関する発呼応答情報を、電話番号パターン、呼設定パターンと共に記憶部10のパターンテーブル100に記録する。上記一連の処理(S131〜S135)は、電話番号履歴DB200に記憶した電話番号を全て読出すまで繰り返し実行され、都度、発呼応答情報の取得が行われる。
説明を図3の基本動作に戻す。上記した発呼応答情報の取得処理実行後、主制御部11は、取得した電話番号毎の発呼応答情報を、電話番号パターン、及び呼設定パターン毎に予め定義したルールに基づき編集し、(a)今回発呼結果として記憶部10のパターンテーブル100に記録する(ステップS14)。続いて、主制御部11は、発呼制御部12,判定部13による、再発呼の要否、電話番号の有効/無効判定、および直近の電気通信事業者の判定処理に制御を移す。
まず、発呼制御部12は、パターンテーブル100における今回発呼結果の判定結果10aのデータ項目の「学習フラグ」を参照することにより再発呼の必要の有無を判定する(ステップS15)。ここで、学習フラグが“1”であって再発呼要(リトライ要)と判定されると(ステップS15“YES”)、発呼制御部12は、前回発呼に基づく発呼応答情報(先に今回発呼としてパターンテーブル100に記録した内容)を参照して今回発呼に使用される呼設定パターンを決定する(ステップS16)。ここでは、パターンテーブル100に前回発呼結果として保持された発呼応答情報のパターンにより再発呼の条件が事前にパターン化されており、発呼制御部12は、その条件に基づき再発呼し、あるいは再発呼することなく主制御部11による制御の下で判定部13に制御を移す。
これにより判定部13は、今回発呼による発呼応答情報のみで電話番号の有効/無効判定を行い、また、直近の電気通信事業者の判定を行う。具体的に、パターンテーブル100の該当電話番号グループの「学習フラグ」が学習禁止“0”(リトライ不要)になっていた場合、それが参照されると一度の発呼によって電話番号の有効/無効、及び直近の電気通信事業者が判定される。
次に、再発呼による発呼応答情報があれば(ステップS17“YES”)、判定部13は、発呼制御部12経由で今回発呼応答情報を取得し(ステップS18)、前回発呼応答情報と比較のうえ、パターン分析を行う(ステップS19)。ここ判定部13は、決定された今回発呼の条件に基づく発呼により収集される発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析し、電話番号が有効か否か、及び直近の電気通信事業者の判定を行う。
判定部13は、パターンテーブル200に記録された発呼応答情報に基づき、電話番号の有効/無効判定を行う。また、同じく直近の電気通信事業者を判定する。ここでは、判定要素として、「電話番号パターン」、「呼設定パターン」、及び「応答メッセージ」と、「生成源」と、「理由表示」とからなる発呼応答情報を使用する。ここで、「電話番号パターン」とは、例えば、0903101****のグループや、0806071****等、電気通信事業者別や電話番号グループをいう。また、「呼設定パターン」として、音声(G711)や非制限デジタル(32k)、非制限デジタル(G711)の3種の伝達能力を利用する。
具体的に、電話番号(11桁)のパターンが、「0806271XXXX」グループで今回発呼結果が「呼設定パターン:音声、応答メッセージ種別:切断、生成源:RN、理由表示:一時的失敗」で、前回発呼結果が「呼設定パターン:非制限デジタル(32k)、生成源:TNで、理由表示:相手へのルートなし」の場合、判定部13は、有効(実在)と判定し、直近キャリア判定部13は、直近の電気通信事業者はD社(KDDI)であると判定する。
また、電話番号パターンに関係なく、今回の発呼結果が「呼設定パターン:音声、応答メッセージ:切断、生成源:RN、理由表示:その他のサービス又はオプションの未提供クラス」で、前回の発呼結果が「呼設定パターン:音声、相手交換機応答メッセージ:切断、生成源:RN、理由表示:その他のサービス又はオプションの未提供クラス」の場合、判定部13は、有効(実在)と判定し、かつ、電気通信事業者がA社(ドコモ)であると判定する。
また、電話番号パターンに関係なく今回の発呼結果が「呼設定パターン:音声、応答メッセージ:切断、生成源:TN、理由表示:欠番」で、前回の発呼結果が「呼設定パターン:非制限(32k)、生成源:TN、理由表示:未提供伝達能力指定」の場合、判定部13は、無効(欠番)と判定し、判定部13は、直近の電気通信事業者がC社(ソフトバンク)と判定する。
上記のように判定部13で電話番号が有効と判定されると(ステップS20“Yes”)、主制御部11は、送信制御部14に制御を移してメッセージの送信処理を行う。送信制御部14は、発呼制御部12による再発呼を経て、判定部13で判定された直近の電気通信事業者が指定する送信手順にしたがい、電気通信事業者毎に敷設された専用回線6経由でその電気通信事業者の交換機宛7(8,9)にショートメール等のメッセージを送信する。すなわち、判定部13は、電気通信事業者を特定し、送信制御部14は、電気通信事業者毎に用意された専用回線6経由でメッセージを振り分けて送信する。具体的に、判定部13で直近の電気通信事業者がA社であると判定された場合、送信制御部14は、発呼側交換機5を制御して、A社用に敷設された専用回線6経由でA社の交換機7宛にショートメール等のメッセージを送信する。このように、本実施形態に係るメッセージ送信システム300では、直近の電気通信事業者を特定してメッセージ送信するため、メッセージ送信エラーが減少してメール送信の確度を向上させることができる。また、判定部13の判定により特定された電気通信事業者に対し、一般公衆網によらず、その電気通信事業者の専用回線6経由でメッセージを送信するため、本実施形態に係るメッセージ送信システム300によればイベントや災害発生時等輻輳を起こすような場合でもメッセージ送信が可能になる。
なお、ステップS20の電話番号の有効/無効判定処理で、判定部13が電話番号を無効と判定した場合(ステップS20“No”)、主制御部11は、その結果を表示装置3に表示する(ステップS22)。また、このとき、主制御部11は、記憶装置2の一部領域に割り付けられ記憶される電話番号履歴DB200の更新を行なって記憶内容を最新の状態にリフレッシュする。
なお、本実施形態に係るメッセージ送信システム300によれば、判定部13は、発呼により電気通信事業者を特定するものとしたが、予め発呼して得られた発呼応答情報により、あるいはパターンテーブル100によらず、割り当てられた電話番号(CDEコード)によっても電気通信事業者の判定が可能である。送信制御部14は、判定部13で判定された電気通信事業者から、電気通信事業者毎に用意された専用回線6に振り分けて送信する。
因みに、本実施形態に係るメッセージ送信システム300では、直近の電気通信事業者を判定して専用回線6を選定したが、許容範囲の誤差が生じる手段であるが事前に調査した電話番号履歴DB200に記録されている該当電話番号の電気通信事業者を利用して簡便な送信を行うことでも同様な効果が期待できることは言うまでもない。このような画期的な方法を用いることで、電話番号の先頭4〜6桁目(例:080−CDコードとEコード)から電気通信事業者を判別して送信すると80%台の着信率であったものが、98%以上の着信率となり、大幅な誤送信を防ぐことができた。なお、順次、古い携帯電話から新携帯電話が普及することで、最終的には100%の着信率が期待できる。
(実施形態の効果)
以上説明のように本実施形態に係るメッセージ送信システム300によれば、送信制御部14は、発呼制御部12による再発呼を経て判定部13により判定された電気通信事業者にしたがい、その電気通信事業者が指定する送信手順にしたがい、電気通信事業者毎に敷設された専用回線6経由でメッセージを送信する。このため、メッセージ送信エラーが減少してメッセージ送信の確度を向上させることができる。また、特定された電気通信事業者に対し、一般公衆網によらず、その電気通信事業者の専用回線6経由でそのメッセージを送信するため、イベントや災害発生時等輻輳を起こすような場合でもメッセージ送信を可能にすることができる。
また、本実施形態に係るメッセージ送信システム300によれば、電話番号の有効/無効判定に使用する判定要素を、従来の経過表示と理由表示情報要素に限らず、呼設定パターン、応答メッセージ、生成源も判定要素に付加することで、電話番号の有効/無効判定の精度を向上させると共に、無鳴動による調査を実現し、かつ、電気通信事業者に依存することのない判定が可能になる。更に、2回の発呼により収集された発呼応答情報の分析を必須とすることなく、学習により、1回の発呼で収集された発呼応答情報を分析するだけで電話番号の有効/無効判定が可能になるため、電話番号調査のための処理速度が改善されると共に効率的な運用が可能になる。
また、電話番号履歴DB200の記憶内容を最新の状態にリフレッシュして活用することにより、自立型電話番号調査装置1から切り離してメッセージ送信システム300を構築することができる。更に、生成された電話番号履歴DB200の電話番号履歴情報を定期的に必要とする企業等に記録媒体を利用して配布し、通信回線を利用して配信し、あるいは検索に供することで、受益者側は、顧客情報の電話番号クリーニングを行ない、新規申込者の与信チェックに利用することができる。すでに出願人は、このようなサービスを以前から行っているが、本発明の課題を解決し、さらに高位な情報収集を可能にすることを目的に本発明を新たに出願した。想定される電話番号全てを1ヶ月に1回よりさらに短時間に提供することで全ての電話番号クリーニングを目的とする企業などの満足が得られる。
本実施形態に係るメッセージ送信システム300によれば、携帯電話番号から判明した直近の電気通信事業者を使い、あるいは、自立型電話番号調査装置1を用い、事前調査により更新された電話番号履歴DB200に収録されている電気通信事業者を使い、電気通信事業者毎に敷設された専用回線6経由でメッセージを送信する。その結果、先の3.11東日本大震災や、その後に発生した地震においては、電気通信事業者側にて発信制限が行われ、一般のEメール、ショートメール、通話などが出来なくなる事象が発生したが、専用回線6を利用した送信により全ての送信が完全に着信する多大な効果を確認することができた。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 自立型電話番号調査装置
2 記憶装置
3 表示装置
4 入力装置
5 発呼側交換機
6 電気通信事業者毎の専用回線
7,8,9 電気通信事業者毎の交換機
10 記憶部
11 主制御部
12 発呼制御部
13 判定部
14 送信制御部
100 パターンテーブル
200 電話番号履歴DB
300 メッセージ送信システム

Claims (7)

  1. 電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行うメッセージ送信システムであって、
    前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、再発呼を行なう発呼手段と、
    前回発呼により収集された発呼応答情報を分析し、前記電話番号の継続利用サービスにより変化した電話番号の直近の電気通信事業者を判定する判定手段と、
    前記判定された電気通信事業者の送信手順にしたがい、電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する送信手段とを備え、
    前記判定手段は、前記発呼手段の再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末装置の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析し、前記調査対象の電話番号が有効か否かを判定することを特徴とするメッセージ送信システム。
  2. 電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行うメッセージ送信システムであって、
    電話番号の電気通信事業者を判定する判定手段と、
    前記判定された前記電気通信事業者の送信手順にしたがい、前記電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する送信手段と、を備え
    前記判定手段は、
    電気通信事業者別電話番号パターン、音声又は非制限デジタル情報の伝達能力に基づく呼設定パターン、応答メッセージ、この応答メッセージが発生した網の位置を示す生成源、及び理由表示情報要素からなる前記発呼応答情報を分析して、前記電話番号が有効か否かを判定することを特徴とするメッセージ送信システム
  3. 前記判定手段は、
    予め発呼して得られた前記発呼応答情報を分析して前記電気通信事業者を判定することを特徴とする請求項1記載のメッセージ送信システム。
  4. 前記判定手段は、
    割り当てられた電話番号が示す特定のコードに基づき前記電気通信事業者を判定することを特徴とする請求項1記載のメッセージ送信システム。
  5. 前記発呼手段は、
    前記パターン化された発呼応答情報を逐一更新して学習し、前記学習により得られる発呼応答情報に基づき、前記調査対象の電話番号への今回発呼の必要性の有無を判定することを特徴とする請求項1記載のメッセージ送信システム。
  6. 電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行うメッセージ送信システムであって、
    前記電話番号の履歴情報からなる電話番号履歴データベースが割り付けられ、記憶される記憶装置と、
    前記記憶装置から前記電話番号履歴情報を読出し、音声又は非制限デジタル情報の何れか一方の伝達能力で発呼側交換機に接続し、前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、当該決定された今回発呼の条件に基づく再発呼を行う発呼手段、および前記再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析して前記電話番号が有効か否かを判定し、有効と判定された場合に、前回発呼により収集された前記発呼応答情報を参照し、今回発呼により収集された前記発呼応答情報を分析して、前記電話番号の継続利用サービスにより変化した前記電話番号の直近の電気通信事業者を判定する判定手を有する自立型電話番号調査装置と、
    前記自立型電話番号調査装置で判定された前記直近の電気通信事業者の送信手順にしたがい、前記電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する送信装置と、を備えたことを特徴とするメッセージ送信システム。
  7. 電気通信事業者に依存しない電話番号の継続利用サービスを用いてメッセージ送信を行う、少なくとも、記憶装置と、自立型電話番号調査装置と、送信装置とを含むメッセージ送信システムに用いられる方法であって、
    前記自立型電話番号調査装置が、
    電話番号の履歴情報からなる電話番号履歴データベースが割り付けられ、記憶された前記記憶装置から前記電話番号履歴情報を読出す第1のステップと、
    音声又は非制限デジタル情報の何れか一方の伝達能力で発呼側交換機に接続し、前回発呼に基づく発呼応答情報を参照して今回発呼の条件を決定し、当該決定された今回発呼の条件に基づく再発呼を行う第2のステップと、
    前記再発呼により収集された発呼応答情報を、電気通信事業者、電話番号グループ、端末の少なくとも一つ毎に予めパターン化された発呼応答情報に基づき分析して前記電話番号が有効か否かを判定する第3のステップと、
    前記第3のステップで有効と判定された場合に、前回発呼により収集された前記発呼応答情報を参照し、今回発呼により収集された前記発呼応答情報を分析して、前記電話番号の継続利用サービスにより変化した前記電話番号の直近の電気通信事業者を判定する第4のステップとを実行し、
    前記送信装置が、前記自立型電話番号調査装置で判定された前記直近の電気通信事業者の送信手順にしたがい、前記電気通信事業者毎に敷設された専用回線経由でメッセージを送信する第5のステップ、 を実行することを特徴とするメッセージ送信方法。
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