JP6672637B2 - センサ位置決定方法、ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットの振動を検出するセンサを設置する際のセンサ位置決定方法、ロボットに関する。
ロボットの制御分野では、モデル化したロボットの動作を予めシミュレーションし、所望のシミュレーション結果、例えば所望の振動抑制効果を得られた制御内容を実際のロボットに適用することが一般的に行われている。また、ロボットの振動を抑制する振動抑制制御についても様々な検討がなされており、例えば特許文献1、2では、振動を抑制しながらロボットを動作させることができる制御装置が提案されている。
特許第4038659号公報 特許第5411687号公報
さて、シミュレーション上では所望の振動抑制効果が得られた制御内容を実際のロボットに適用した場合、シミュレーション通りの性能を発揮できないことがある。具体的には、シミュレーション上では現れなかった振動が、誤差として扱うには大きすぎるレベルで生じることがある。なお、ここではロボットの手先の振動、例えば4軸の水平多関節ロボット(SCARA(Selective Compliance Assembly Robot Arm)型ロボット)であれば、ボールねじスプライン等のシャフトの先端部分の振動を想定している。
このとき、振動を検出するセンサをロボットの手先に設けることができれば、振動を直接的に検出できるため、振動を抑制するための制御を正しく行うことができると考えられる。なお、振動を検出するセンサとしては、加速度、速度、傾き、慣性等、振動を直接的または間接的に検出できるものであればよい。
しかしながら、ロボットの手先にセンサを設けることは、一般に想像するよりも困難である。
例えば有線式のセンサをロボットの手先に設ける場合には、上記したように手先がシャフトの先端に位置していることから、センサ用のケーブルをアームおよびシャフトを経由させて配線する必要がある。このとき、単にケーブルを配線すれば良いという訳ではなく、各アームの回転やシャフトの回転および上下動からケーブルを保護するために、いわゆるケーブルリール等の保護部材が必要となる。つまり、センサを手先に設けること自体は比較的容易であったとしても、そのケーブルの取り回しや保護部材の設置といった配線構造が複雑化するという問題がある。
一方、無線式のセンサを用いれば、配線構造の複雑化を回避することができると考えられる。しかし、無線式のセンサを手先に設けた場合、ロボットの動作中にセンサへ給電あるいは充電することが容易ではないことに加えて、ノイズによって無線通信が断続するおそれがある。そして、通信が断続した場合にはロボットの制御そのものができなくなるという問題がある。
そして、根本的な問題として、ロボットの手先の振動がどのようなメカニズムで生じているのかが不明であるため、ロボットのどの位置でどのような物理量を検出すれば手先の振動に相関した振動を検出できるのかが明らかになっていないことが挙げられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、センサを設ける際の配線構造が複雑化することを防止しつつ、従来のシミュレーションには現れないロボットの振動を検出することができるセンサ位置決定方法、ロボットを提供することにある。
さて、ロボットの制御分野では、モータとアーム間の減速機に存在するバネ要素による振動モードを考慮したいわゆる2慣性系のシミュレーションが利用されている。この振動モードは、減速機等の動力が伝達していく動力伝達機構における動作方向の剛性に起因する振動である。また、2慣性系のシミュレーションは、広く利用されており、その有効性は認知されていると考えられる。
このとき、アームの剛性等の機械的数値はシミュレーション条件に当然盛り込まれており、実際のロボットは、そのシミュレーション条件を満たすような機械的数値の範囲で設計されている。それにも関わらずロボットに振動が生じるということは、従来の2慣性系で考慮されていた振動モードとは異なる振動モードが存在していると考えられる。
そして、発明者らは、振動を生じさせる原因の調査を重ねた結果、実際のロボットでは、2慣性系の振動モードにおける動力伝達機構の動作方向の剛性による振動(以下、便宜的に動作方向振動と称する)以外にも、動力伝達機構の動作方向とは異なる振動(上記した非動作方向振動)が存在していることを見いだした。つまり、動作方向とは異なる向きの非動作方向振動がシミュレーションには現れなかった振動の原因であることを突き止めるとともに、その非動作方向振動によってロボットの可動部側が全体的に動作方向以外にも揺れて、その結果、手先に振動が生じていることを見いだした。
ところで、もしも非動作方向振動の存在が今まで認知されていたならば、非動作方向振動に対処するための制御方法が検討されているはずである。しかし、実際には、非動作方向振動の存在を示唆するような考察や非動作方向振動を抑制するための制御方法等は検討されていない。つまり、非動作方向振動は、今まで認知されていなかったと考えられる。そのため、発明者らは、なぜ今まで非動作方向振動が考慮されていなかったのかについて考察した。
最初期の産業用のロボットは、近年のロボットと比べて、格段にアームやギアあるいは軸受け部材などが相対的に太く且つ頑丈であった反面、アームおよび可動部分の全体の重量が相対的に大きかった。2慣性系の場合、共振周波数は、慣性(つまり重量)の逆数の平方根に比例することから、動作方向振動の共振周波数は低くなる。その一方で、アームを構成する部材等は非常に高剛性に作られており、非動作方向共振が存在していたとしても、その共振周波数は高くなっていたと考えられる。
一般的に、複数の共振が存在する場合、低い共振周波数を持つ共振による影響が支配的となる場合が多い。つまり、非動作方向共振は、共振周波数が相対的に高かったことから、アームの位置応答や速度応答へ与える影響は無視できるほど小さかったと考えられる。また、発明者らの研究の結果、非動作方向振動の発生原因には例えば遠心力のように非動作方向に加わる力の存在があることが判明したが、最初期のロボットは、近年のロボットに比べて動作速度が相対的に遅かったため、遠心力による影響は無視できるほど小さかったと考えられる。
これに対して、近年のロボットでは、アームを太く頑丈にする方向から、細く軽量化する方向へとその設計が変化してきている。つまり、アームが軽量化されてきた反面、アームを構成する部材は、最初期のロボットに比べれば低剛性化している。なお、低剛性化しているとはいっても、柔軟アームと呼ばれるようなアーム自体が捻れてしまうような状態ではなく、例えばクロスローラなどの軸支持部で、その回転軸以外の方向に微少振動が発生しているということである。
そのため、複数の共振が存在している状態において支配的な共振が最初期のロボットとは入れ替わってきた、あるいは、両者の共振が近い共振周波数となって互いに影響し合うような状態になってきたと考えられる。さらに、近年のロボットの場合、最初期のロボットと比べてその動作速度が格段に高速化されており、速度の2乗に比例する遠心力の影響がより顕著に現れてきたと考えられる。
例えば4軸の水平多関節型ロボットの場合であれば、3軸目(シャフトに相当する)を上下方向(Z方向)へ直動する支持部が、例えば2軸目(第2アームに相当する)の動きに連動して振動してしまう現象が確認されている。この場合、軸間干渉による振動のようにシャフトの移動方向への振動(動作方向振動に含まれる)とは異なる振動、具体的には、第2アームの円周方向(第2アームの動作方向)や第2アームの直径方向(第2アームに加わる遠心力の方向)への振動が発生している。なお、6軸の垂直多関節型ロボット(PUMA(Programmable Universal Manipulation Arm)型ロボット)や、いわゆる7軸ロボット等の他の構成のロボットにおいても、これに類似する現象により、非動作方向振動が発生している。
また、産業用のロボットにおいては、複数のアームが連結してロボットを構成することが多いため、ある軸が振動した結果、別の軸が干渉して振動するといった現象が発生する。このため、振動特性自体が単純な2慣性系モデルのようにはっきりとしたものとはならならず、複数の共振振動が周波数特定に現れること、また、周波数特性に現れる共振周波数と実際の振動波形に現れる共振周波数とに僅かな相違があることがある。そのため、非動作方向振動が存在していたとしても、非動作方向振動が原因となっていることを突き止めることが困難であったと考えられる。
さらに、動作方向振動と非動作方向振動とでは振動周波数が異なることが多いものの、減速機として例えば波動歯車装置を用いている場合には、その剛性が入力されるトルクに応じて変化することが知られている等、モデル化誤差の原因となる要素が様々であることから、誰も非動作方向振動に想到することがなく、単に誤差として扱われていたものと考えられる。
このような事情によって、シミュレーション上で現れた振動のうち最も影響度の大きいものを動作方向振動として扱い、それ以外は他の軸からの干渉などの誤差として扱っていたことから、非動作方向振動についての検討がなされてこなかったものと考えられる。つまり、最初期のロボットでは非動作方向振動がそれほど顕著ではなく、また、近年のロボットでは非動作方向振動が誤差として扱われていたことが、非動作方向振動が認知されていなかった理由であると推測された。
そして、このような非動作方向振動の存在は、従来のシミュレーションの前提条件であった2慣性系モデルや、干渉を含めた2慣性系モデルを拡張した例えば特許文献1でいう4慣性モデル等の制御モデルでは実際のロボットの振動特性をそもそも表現しきれていなかったことを示しており、極めて重大な技術的意義をもっている。
さて、非動作方向振動の存在が判明したのであれば、その非動作方向振動に起因して生じる振動を抑制するような制御を行えば、シミュレーションには現れなかった手先に生じる振動を抑制することができると考えられる。
近年のロボットの場合、例えば静止しているアームを高速で回転動作させて停止させたときのような回転方向に生じる残留振動(動作方向振動)は、エンコーダにより検出できることから、モータに逆トルクをかけることで動作方向振動を収束させることができる。しかし、近年のロボットであっても、非動作方向振動が考慮されていなかったため、回転方向以外の振動を検出する手段をそもそも備えておらず、また、非動作方向振動の検出自体ができていないことから、その非動作方向振動を収束させる制御も行うこともできない構成となっている。
この場合、ロボットの手先に振動を検出するセンサを設ければ非動作方向振動を含む振動を収束させるための制御を行うことができるものの、前述したように、ロボットの手先にセンサを設けることは困難であるとともに、センサを設けるために配線構造が複雑化してしまうことは好ましくない。
ここで、発明者らが見いだした非動作方向振動によってロボットの可動部側が全体的に揺れているという点が重要になる。すなわち、非動作方向振動によって手先に振動が生じているのであれば、可動部分における非動作方向振動を検出することにより、直接的あるいは間接的に手先の振動を検出することができるのである。
そこで、請求項1に係る発明では、ベースに対して所定の取り付け位置に取り付けられているとともに当該ベースに対して相対的に動作するアームにおいて、アームが動作した際にその動作方向とは異なる向きに振動する範囲を特定し、特定した範囲にアームの動作方向とは異なる向きに生じる非動作方向振動を検出する第1センサおよび第2センサを設けるとともに、第2センサを、第1センサと取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置に設けている。
ベースに取り付けられているアームは、ベースとの取り付け位置において支持されている。そのため、非動作方向振動によりロボットの可動部側が全体的に振動する場合、アームは、ベースへの取り付け位置を中心として振動することになる。
そのため、ベースとの取り付け位置よりもアームの先端側であれば、非動作方向振動に起因する振動を検出することができる。つまり、取り付け位置よりもアームの先端側が、動作方向とは異なる向きに振動する範囲となる。そして、この非動作方向振動によって動作方向とは異なる振動が手先に生じていることに鑑みると、アームに生じる非動作方向振動を検出することにより、手先の振動を検出することができる。
ところで、アームは、取り付け位置で支持されていると考えることができる。そのため、ロボットの動作に伴ってアームがねじれた場合には、そのねじれは非動作方向振動を検出するセンサにとっての誤差となる。そこで、複数の第1センサと第2センサを設けることにより、各センサで検出されたデータに基づいてねじれを補正できると考えられる。
ただし、アームは、先端側から見た場合において取り付け位置を通りアームに沿って延びる仮想的な線を中心してねじれるため、第1センサおよび第2センサを設ける位置によっては、補正できないおそれがある。
そのため、アームがねじれた際に検出されるデータが第1センサと第2センサと異なるようにすることで、つまりは、第2センサを第1センサと取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置に設けることで、第1センサで検出されるデータ(例えば、角加速度)と第2センサで検出されるデータ(例えば、角加速度)とに差が生じることになり、もって、ねじれによる誤差を補正することができる。すなわち、非動作方向振動を検出する際の精度を向上させることができる。
また、第1センサおよび第2センサは、ベースに取り付けられているアームに設けられている。このため、センサを接続するケーブル長を短くすることができるとともに、手先に設ける場合に比べて経由する関節部分が少なくなり、ケーブルを保護するための保護部材等を最小限とすることができる。これにより、ケーブルの取り回しを容易にすることができるとともに、配線構造を簡略化することができる。
したがって、このような技術的思想に基づいて決定したセンサ位置にセンサを設けることにより、センサを設置する際の配線構造が複雑化することを防止しつつ、従来のシミュレーションには現れない手先の振動の原因であって手先の振動に相関する非動作方向振動を検出することができる。
また、請求項2に記載した発明は、上記した請求項1に記載した発明と共通する技術的思想に基づいてなされており、ベースに取り付けられ、当該ベースに対して相対的に動作するアームと、アームの動作方向とは異なる向きに生じる非動作方向振動を検出する第1センサおよび第2センサと、を備えている。そして、第2センサは、第1センサと取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置に設けられている。
これにより、アームの動作方向とは異なる向きに生じる非動作方向振動を精度良く検出することができるとともに、配線構造が複雑化するおそれを低減することができる等、上記した請求項1に係る発明と同様の効果を得ることができる。このとき、ロボットは、例えば6軸の垂直多関節型ロボットや、いわゆる7軸ロボット、あるいは4軸の水平多関節型ロボット等、任意の構成を採用することができる。
この場合、請求項3に記載した発明のように、第1センサおよび前記第2センサを、取り付け位置を通りアームに沿った方向に延びる仮想的な線に対して対称となる位置に設けることにより、演算に用いる数値が共通化されて、ねじれによる誤差を補正する際の演算を簡素化することができ、もって、ロボットを制御する際の処理速度の向上を期待できる。
より具体的には、例えば請求項4に記載した発明のように、水平多関節型ロボットにおいては、第1センサおよび第2センサを、第1アームにおいて第1軸よりも第2軸側に位置して設けることにより、第1アームの動作方向とは異なる向きに生じる非動作方向振動を検出することができる。また、第1アームはベースに取り付けられていることから、各センサを接続する際のケーブル長を短くすることができるとともに、ケーブルが経由する関節部分は第1軸だけとなるので、配線構造が複雑化することを防止できる。
第1実施形態におけるロボットシステムの構成を模式的に示す図 センサ位置を模式的に示す図 第1アームに生じるRy回転およびセンサ位置の詳細を模式的に示す図 センサ軸がずれている場合に検出される動作方向の一例を模式的に示す図 他のセンサ位置の例を模式的に示す図 ねじれによる補正が困難なセンサ位置の一例を示す図
以下、本発明の実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。
図1に示すように、ロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2を制御する制御装置3とを備えている。本実施形態では、ロボット2として、ベース4と、ベース4に取り付けられ、当該ベース4に対して第1軸(J1)を中心として回転する第1アーム5と、第1アーム5に取り付けられ、当該第1アーム5に対して第2軸(J2)を中心として回転する第2アーム6と、第2アーム6に取り付けられ、当該第2アーム6に対して上下移動および回転するシャフト7と、を有する水平多関節型ロボットを想定している。
また、シャフト7は、本実施形態では、ボールねじスプラインを想定している。この場合、ロボット2の手先とは、シャフト7の下端側、つまり、第2アーム6に対して上下方向に相対的に移動するとともに、第2アーム6に対して相対的に回転する部分に相当する。なお、シャフト7は、非常に剛性が高く設計されており、シャフト7そのものが撓んだり変形したりすることは考えにくい。
以下、図1に示すように、第1軸(J1)と同軸となる天地方向をZ軸(Z方向)、Z軸に直交する方向をそれぞれX軸(X方向)、Y軸(Y方向)として説明する。また、図1に示すZ軸回りの回転をRz回転と称し、X軸回りの回転をRx回転と称し、Y軸回りの回転をRy回転と称する。
この場合、Rx回転とは、第1アーム5を例にすると、図1に示す状態においてベース4との接続位置を中心として第1アーム5がX軸回りに回転する状態、より平易に言えば、第1アーム5がねじれた状態に相当する。また、Ry回転とは、第1アーム5を例にすると、図1に示す状態においてベース4との接続位置を回転中心(C1。図3参照)として第1アーム5がY軸回りに回転する状態、より平易に言えば、第1アーム5の先端がお辞儀をするような状態に相当する。なお、ロボット2の姿勢が図1に示した状態から変化している場合にはX軸とY軸との対応関係も変化するが、本明細書では、図1に示した状態を基本とし、上記した第1アーム5の先端がお辞儀をするような回転をRy回転と称して説明する。
このロボット2は、図2に示すように、センサ8(第1センサに相当する)と、センサ9(第2センサに相当する)とを備えている。本実施形態では、センサ8およびセンサ9は、図示は省略するがケーブルにて接続されている有線式の加速度センサを用いている。これらセンサ8およびセンサ9は、第1アーム5の動作方向とは異なる向きに加わる加速度を検出することにより、間接的に第1アーム5の振動(より厳密には、非動作方向振動)を検出する。本実施形態の場合、センサ8およびセンサ9は、第1アーム5の動作方向とは異なる向き(非動作方向)として、第1アーム5に対してZ方向に加わる加速度を検出する。
センサ8およびセンサ9が設けられている第1アーム5は、図示は省略するが、中空に形成されており、その内部に配線や軸受け等の構造物が設けられている。そして、センサ8およびセンサ9は、第1アーム5内において、中空部の底面に設けられている。なお、センサ8およびセンサ9は、加速度センサに限らず、速度センサや傾きセンサあるいは慣性センサ等、振動を直接的または間接的に検出できるものであればよい。
これらセンサ8およびセンサ9は、図2の(側面視)に示すように、第1軸(J1)から当該第1アーム5の先端側に、センサ8が距離L1、センサ9が距離L2(ただし、本実施形態ではL1=L2)だけ離間した位置に設けられている。なお、本実施形態では、距離L1は、センサ8の中心までの距離として定義している。つまり、センサ8およびセンサ9は、アーム(ここでは、第1アーム5)において、ベース4との取り付け位置(ここでは、第1軸(J1))よりも当該アームの先端側(より詳細には第1軸よりも第2軸側)に位置して設けられている。なお、本実施形態では、距離L1、L2は、センサ8、9の中心線(SL)までの距離として定義している。
また、センサ8およびセンサ9は、図2の(平面視)に示すように、第1軸(J1)と第2軸(J2)とを通り第1アーム5の長手方向に沿った仮想的な線(本実施形態では直線CL1)に対して対称となる位置(後述する図3の(平面視)においてθ1=θ2となる位置)に設けられている。なお、図2では簡略化のために第1軸(J1)を点または線として示しているが、実際には、第1軸は、シャフト部材等の軸部材により構成されている。そのため、本実施形態では、第1軸(J1)を通る仮想的な線とは、その軸部材の直径の範囲内を通っているものとしている。
次に、上記した構成の作用について説明する。
前述したように、従来の2慣性系モデルでシミュレーションした場合、シミュレーション上では所望の振動抑制効果が得られても、実際のロボット2では手先に振動が生じることがある。そこで、まず、手先の振動、より詳細には、動作方向に生じる振動(動作方向振動)ではなく動作方向とは異なる方向に生じる振動(非動作方向)が、ロボット2のどの位置で観測できるかについて検討してみる。
非動作方向振動は、シャフト7だけが振動している訳ではなく、いわばロボット2の稼動部位全体が動作方向以外に揺れているような状態である。このため、手先の振動は、ロボット2の各部位で観測できる局所的な振動に相関していると考えられる。ただし、ベース4は、設置面に強固に固定されており、言わば固定端であるとも考えられるため、手先の振動が検出されるとは考えにくい。そのため、手先の振動を検出するためには、センサを第1アーム5の取り付け位置である第1軸(J1)よりも手先側に設ける必要があると考えられる。
さて、ロボット2が全体的に振動している場合、手先の振動を最も正確に検出できるのは、やはり手先つまりシャフト7の先端である。しかし、前述のように、シャフト7は第2アーム6に対して相対的に移動することから、シャフト7にセンサを設けるとケーブルが伸縮したり擦れたりするおそれ等があるため、ケーブルの保護の観点からするとシャフト7にセンサを設けることは好ましくない。そのため、第1アーム5または第2アーム6にセンサを設けることが望ましいと考えられる。
ここで、第1アーム5にセンサを設ける場合と、第2アーム6にセンサを設ける場合とを比較してみる。第1アーム5は第2アーム6よりもベース4に近いため、第1アーム5にセンサを設けることで、ケーブル長を短くすることができる。また、第2アーム6は第1アーム5に対して相対的に回転することから、第2アーム側にセンサを設ける場合、第2アーム6の回転動作からケーブルを保護するケーブルリール等の保護構造が必要となる。通常、第2アーム6を駆動するモータは、第1アーム5の下方側の作業領域を確保するために第2アーム6内に設けられていることが多いため、第2アーム6の場合、ケーブルリール等を設置するためのスペースの確保が難しいことが懸念される。
また、関節部分にはモータや軸受け等の部材が集中して設けられているため、関節を経由するほど、配線構造は複雑化してしまう。このとき、本実施形態のように2つのセンサ8およびセンサ9を設ける場合には、配線構造がさらに複雑化してしまう可能性がある。そのため、センサを設ける際の配線構造の簡略化という観点からは、第1アーム5にセンサ8およびセンサ9を設けるのが望ましいと考えられる。
次に、第1アーム5にセンサ8およびセンサ9を設ける場合、第1アーム5のどこに設ければよいかについて検討してみる。
図3の(側面視)に示すように、第1アーム5がRy回転(非動作方向振動)すると、その変位量(Z)つまり加速度の大きさが大きくなる。このため、第1アーム5だけをみた場合には、センサ8およびセンサ9と第1軸(J1)との距離Lが大きくなるほど、精度よく加速度を検出することができるものと考えられる。なお、図3では、第1アーム5の回転角度をRyと示している。
さて、第1アーム5は、第1軸(J1)でベース4に取り付けられているため、第1軸(J1)が言わば固定端になっていると考えることができる。この場合、第1アーム5がねじれると、センサ8およびセンサ9は、それぞれそのねじれ成分(ねじれによる変位量)を検出する。そして、そのねじれ成分は、Ry回転に起因する加速度を検出する際の誤差となる。
ここで、図4に示すように、仮想的な線(CL1)に対してセンサ8と第1軸とを通る線分がなす角θ3と、仮想的な線(CL1)に対してセンサ9と第1軸とを通る線分がなす角θ4とが異なる場合を考えてみる。この場合、第1アーム5の実際のRx回転方向は矢印F1で示す向きであり、実際のRy回転方向は矢印F2で示す向きである。しかし、センサ軸(SL。センサ8とセンサ9との中心を通る直線)が仮想的な線(CL1)とずれていることから、各センサ8、9のデータから直接的に検出されるのは、Rx回転方向が矢印F10で示す向きとなり、Ry回転方向が矢印F20で示す向きとなる。
この場合、第1軸からの距離や上記したθ3、θ4など、各センサ8、9の設置位置に関する情報に基づいてデータを補正することは勿論できるものの、補正のために処理時間を要することになる。
そのため、本実施形態では、図3の(平面視)にて示すように、仮想的な線(CL1)に対してセンサ8と第1軸とを通る線分がなす角θ1と仮想的な線(CL1)に対してセンサ9と第1軸とを通る線分がなす角θ2と同じ値(絶対値が同じ)にするとともに、仮想的な線(CL1)からセンサ8までの距離D1と仮想的な線(CL1)からセンサ8までの距離D2とが同じ値(絶対値が同じ)にしている。
これにより、センサ軸(SL)がずれていることによる補正を行う必要が無くなり、処理時間を短縮することができるとともに、補正によるデータの欠落(つまり、精度の低下)を防止することができる。
ここで、以下のように定義する。
Z1:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、L1を半径とする円の円周上におけるセンサ8の変位量。
Z2:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、L2を半径とする円の円周上におけるセンサ9の変位量。
Ry1:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、センサ8の回転角度。
Ry2:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、センサ9の回転角度。
Ry:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、第1アーム5の回転角度。
Rx:第1アーム5がX方向を回転軸として回転した際の、第1アーム5の回転角度(第1アーム5のねじれ成分)。
このとき、Z1、Z2に対してL1、L2が十分に大きいことから、以下の(1)式〜(3)式の関係が成立する。
なお、(1)式および後述する各式においては、微分をニュートンの記法で表しており、ドット記号(「・」)を1つ付したものが時間に関する一階微分、ドット記号を2つ付したものが時間に関する二階微分を示しているが、使用可能な文字種類の関係上、例えば(1)式の左辺については「Zの二階微分」、あるいは、便宜的に「Z”」と称して説明する。また、「Zの二階微分」とは、変位量の二階微分、すなわち本実施形態で言えば角加速度に相当する。また、各式では、式を明確化するために、例えば上記した距離L1であれば「1」を下付文字とした「L」のように示し、D2であれば「2」を下付文字とした「D」のように示している。
Figure 0006672637
また、以下の(4)式の関係が成立する。
Figure 0006672637
これら(1)式〜(4)式から、以下の(5)式の関係が求まる。
Figure 0006672637
この(5)式を展開すると、以下の(6)式および(7)式となる。
Figure 0006672637
そして、本実施形態の場合、L1とL2は同じ値(絶対値が同じ)であり、D1とD2も同じ値(絶対値が同じ)であることから、以下の(8)式〜(10)式が求まる。
Figure 0006672637
したがって、以下の(11)式および(12)式に示すように、各センサ8、9で検出されたデータの差分から、Rxの二階微分(Rx回転の角加速度)と、Ryの二階微分(Ry回転の角加速度)とを求めることができる。
Figure 0006672637
そして、Ry回転の角加速度を積分することで、Ry回転時の角速度、さらには、Ry回転時の回転角度(Ry)を求めることができる。すなわち、センサ8、9により、手先の振動に相関する第1アーム5における非動作方向振動を検出することができる。
さて、ここまでは、センサ8、9を、図5(A)に示すように第2軸(J2)よりも先端側となる領域S1、S2に設けている。この場合、図3に示したように、Z方向への変位量が大きくなるので、同じ分解能のセンサであればより精度が向上することが期待できる。
しかし、第1アーム5内には、第2軸に対応する位置に軸受けが設けられているため、その軸受けを迂回してケーブルを配線することが難しい場合がある。このような場合、例えば図5(B)に示すように、センサ8およびセンサ9を、第2軸よりも手前側(第1軸と第2軸との間)の領域S3、S4に設けてもよい。これにより、第2軸の軸受けを迂回する必要が無くなり、配線構造を簡略化することができる。
また、第1アーム5内の構造はロボット2によって異なることも考えられるため、例えば仮想的な線(CL1)よりも図示下方側にスペースが確保できるような構成であれば、図5(C)に示すように、センサ8およびセンサ9を、仮想的な線(CL1)よりも図示下方側に設けてもよい。また、仮想的な線(CL1)よりも図示上方側に軸受けを回避して配線できるスペースが確保できるような構成であれば、図5(D)に示すように、センサ8およびセンサ9を共に領域S1に設けてもよい。また、図5(E)に示すように、センサ8およびセンサ9を共に領域S4内に設けてもよい。
以上説明した実施形態によれば次のような効果を得ることができる。
実施形態では、ベース4に対して所定の取り付け位置(第1軸上の回転中心(C1))に取り付けられているとともに当該ベース4に対して相対的に動作する第1アーム5において、第1アーム5が動作した際にその動作方向とは異なる向きに振動する範囲(第1軸(J1)よりも先端側の範囲)を特定し、特定した範囲に、第1アーム5の動作方向とは異なる向きに生じる非動作方向振動を検出するセンサ8(第1センサ)およびセンサ9(第2センサ)を設けるとともに、センサ9を、センサ8と取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置に設けている。
ベース4に取り付けられている第1アーム5は、ベース4との取り付け位置において支持されている。そのため、非動作方向振動によりロボット2の可動部側が全体的に振動する場合、第1アーム5は、ベース4への取り付け位置を中心として振動することになる。
そのため、ベース4との取り付け位置よりも先端側であれば、非動作方向振動に起因する振動を検出することができる。つまり、取り付け位置よりも第1アーム5の先端側が、動作方向とは異なる向きに振動する範囲となる。そして、この非動作方向振動によって動作方向とは異なる振動が手先に生じていることに鑑みると、第1アーム5に生じる非動作方向振動を検出することにより、手先の振動を検出することができる。
第1アーム5がねじれた場合、そのねじれが非動作方向振動を検出する際の誤差になるが、複数のセンサ8およびセンサ9を異なる位置に設けることにより、そのデータに基づいてねじれを補正することができる。ただし、アームは、先端側から見た場合において取り付け位置を通りアームに沿って延びる仮想的な線を中心してねじれるため、第1センサおよび第2センサを設ける位置によっては、補正できないおそれがある。具体的には、図6に示すような、センサ8とセンサ9とが一直線上に配置されている状態、つまり、センサ8と第1軸とを通る線分がなす角と、仮想的な線(CL1)に対してセンサ9と第1軸とを通る線分がなす角がともにθ5であるような場合には、データの差分から補正することができなくなる。
そのため、センサ9を、センサ8と取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置に設けることで、つまりは、センサ8、センサ9および第1軸が同一直線上にならないようにすることで、ねじれによる誤差を補正することができ、非動作方向振動を検出する際の精度を向上させることができる。
また、センサ8およびセンサ9は、第1アーム5に設けられている。このため、各センサ8、9まで接続する際のケーブル長を短くすることができるとともに、手先に設ける場合に比べて経由する関節部分が少なくなり、ケーブルを保護するための保護部材等を最小限とすることができる。これにより、ケーブルの取り回しを容易にすることができるとともに、配線構造を簡略化することができる。
したがって、このような技術的思想に基づいて決定したセンサ位置にセンサを設けることにより、センサを設置する際の配線構造が複雑化することを防止しつつ、従来のシミュレーションには現れない手先の振動の原因であって手先の振動に相関する非動作方向振動を検出することができる。
また、このようなセンサ位置決定方法により決定された位置にセンサ8、9を設けたロボット2によれば、上記したように、センサを設置する際の配線構造が複雑化することを防止しつつ、従来のシミュレーションには現れない手先の振動の原因であって手先の振動に相関する非動作方向振動を検出することができるようになる。
そして、本実施形態のような4軸の水平多関節型ロボットの場合も同様に、第1アーム5にセンサ8、9を設けることにより、第1アーム5の動作方向とは異なる向きに生じる非動作方向振動を検出することができるとともに、ケーブルが経由する関節部分が第1軸部分だけになることから、配線構造が複雑化することを防止できる。
また、センサ8およびセンサ9を、取り付け位置を通り第1アーム5に沿った方向に延びる仮想的な線(CL1)に対して対称となる位置に設けることにより、ねじれによる誤差を補正する際の演算を簡略化することができ、もって、ロボット2を制御する際の処理速度の向上を期待できる。
本発明は、上記し且つ図面に記載した態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や拡張をすることができる。
実施形態で示した数値は一例であり、これに限定されない。
実施形態で示したセンサの数や配置は一例であり、これに限定されない。
速度、加速度、変位量は、互いに演算により求めることができるため、必ずしもセンサ8およびセンサ9が同じ物理量を検出するものでなくてもよい。
実施形態では本発明を水平多関節型ロボットに適用した例を示したが、本発明は、6軸の垂直多関節型ロボットやいわゆる7軸ロボット等の他の構成にも適用することができる。
図面中、2はロボット、4はベース、5は第1アーム(アーム)、8、9はセンサを示す。

Claims (3)

  1. ロボットの振動を検出する加速度センサを設置する際のセンサ位置決定方法であって、
    ベースに対して所定の取り付け位置に取り付けられているとともに当該ベースに対して相対的に動作するアームにおいて、前記アームが動作した際にその動作方向とは異なる向きに振動する範囲を特定し、
    特定した範囲に、前記アームの動作方向とは異なる向きに生じる揺れとねじれに起因する非動作方向振動を検出する第1センサおよび第2センサを設けるとともに、前記第2センサを、前記第1センサと前記取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置であって当該仮想的な線に対して対称となる位置に設けるセンサ位置決定方法。
  2. ベースに取り付けられ、当該ベースに対して相対的に動作するアームと、
    前記アームの動作方向とは異なる向きに生じる揺れとねじれに起因する非動作方向振動を検出する加速度センサである第1センサおよび第2センサと、を備え、
    前記第2センサは、前記第1センサと前記取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置に設けられ
    前記第1センサおよび前記第2センサは、前記取り付け位置を通り前記アームに沿った方向に延びる仮想的な線に対して対称となる位置に設けられているロボット。
  3. 前記ベースに取り付けられ、当該ベースに対して第1軸を中心として回転する第1アームと、
    前記第1アームに取り付けられ、当該第1アームに対して第2軸を中心として回転する第2アームと、
    前記第2アームに取り付けられ、当該第2アームに対して上下移動および回転するシャフトと、を有する水平多関節型ロボットであり、
    前記第1センサおよび前記第2センサは、前記第1アームにおいて、前記第1軸よりも前記第2軸側に位置して設けられている請求項2記載のロボット。
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