JP6672637B2 - センサ位置決定方法、ロボット - Google Patents
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Description
例えば有線式のセンサをロボットの手先に設ける場合には、上記したように手先がシャフトの先端に位置していることから、センサ用のケーブルをアームおよびシャフトを経由させて配線する必要がある。このとき、単にケーブルを配線すれば良いという訳ではなく、各アームの回転やシャフトの回転および上下動からケーブルを保護するために、いわゆるケーブルリール等の保護部材が必要となる。つまり、センサを手先に設けること自体は比較的容易であったとしても、そのケーブルの取り回しや保護部材の設置といった配線構造が複雑化するという問題がある。
そのため、ベースとの取り付け位置よりもアームの先端側であれば、非動作方向振動に起因する振動を検出することができる。つまり、取り付け位置よりもアームの先端側が、動作方向とは異なる向きに振動する範囲となる。そして、この非動作方向振動によって動作方向とは異なる振動が手先に生じていることに鑑みると、アームに生じる非動作方向振動を検出することにより、手先の振動を検出することができる。
ただし、アームは、先端側から見た場合において取り付け位置を通りアームに沿って延びる仮想的な線を中心してねじれるため、第1センサおよび第2センサを設ける位置によっては、補正できないおそれがある。
図1に示すように、ロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2を制御する制御装置3とを備えている。本実施形態では、ロボット2として、ベース4と、ベース4に取り付けられ、当該ベース4に対して第1軸(J1)を中心として回転する第1アーム5と、第1アーム5に取り付けられ、当該第1アーム5に対して第2軸(J2)を中心として回転する第2アーム6と、第2アーム6に取り付けられ、当該第2アーム6に対して上下移動および回転するシャフト7と、を有する水平多関節型ロボットを想定している。
前述したように、従来の2慣性系モデルでシミュレーションした場合、シミュレーション上では所望の振動抑制効果が得られても、実際のロボット2では手先に振動が生じることがある。そこで、まず、手先の振動、より詳細には、動作方向に生じる振動(動作方向振動)ではなく動作方向とは異なる方向に生じる振動(非動作方向)が、ロボット2のどの位置で観測できるかについて検討してみる。
図3の(側面視)に示すように、第1アーム5がRy回転(非動作方向振動)すると、その変位量(Z)つまり加速度の大きさが大きくなる。このため、第1アーム5だけをみた場合には、センサ8およびセンサ9と第1軸(J1)との距離Lが大きくなるほど、精度よく加速度を検出することができるものと考えられる。なお、図3では、第1アーム5の回転角度をRyと示している。
Z1:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、L1を半径とする円の円周上におけるセンサ8の変位量。
Z2:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、L2を半径とする円の円周上におけるセンサ9の変位量。
Ry1:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、センサ8の回転角度。
Ry2:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、センサ9の回転角度。
Ry:第1アーム5がY方向を回転軸として回転した際の、第1アーム5の回転角度。
Rx:第1アーム5がX方向を回転軸として回転した際の、第1アーム5の回転角度(第1アーム5のねじれ成分)。
なお、(1)式および後述する各式においては、微分をニュートンの記法で表しており、ドット記号(「・」)を1つ付したものが時間に関する一階微分、ドット記号を2つ付したものが時間に関する二階微分を示しているが、使用可能な文字種類の関係上、例えば(1)式の左辺については「Zの二階微分」、あるいは、便宜的に「Z”」と称して説明する。また、「Zの二階微分」とは、変位量の二階微分、すなわち本実施形態で言えば角加速度に相当する。また、各式では、式を明確化するために、例えば上記した距離L1であれば「1」を下付文字とした「L1」のように示し、D2であれば「2」を下付文字とした「D2」のように示している。
さて、ここまでは、センサ8、9を、図5(A)に示すように第2軸(J2)よりも先端側となる領域S1、S2に設けている。この場合、図3に示したように、Z方向への変位量が大きくなるので、同じ分解能のセンサであればより精度が向上することが期待できる。
実施形態では、ベース4に対して所定の取り付け位置(第1軸上の回転中心(C1))に取り付けられているとともに当該ベース4に対して相対的に動作する第1アーム5において、第1アーム5が動作した際にその動作方向とは異なる向きに振動する範囲(第1軸(J1)よりも先端側の範囲)を特定し、特定した範囲に、第1アーム5の動作方向とは異なる向きに生じる非動作方向振動を検出するセンサ8(第1センサ)およびセンサ9(第2センサ)を設けるとともに、センサ9を、センサ8と取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置に設けている。
そのため、ベース4との取り付け位置よりも先端側であれば、非動作方向振動に起因する振動を検出することができる。つまり、取り付け位置よりも第1アーム5の先端側が、動作方向とは異なる向きに振動する範囲となる。そして、この非動作方向振動によって動作方向とは異なる振動が手先に生じていることに鑑みると、第1アーム5に生じる非動作方向振動を検出することにより、手先の振動を検出することができる。
実施形態で示した数値は一例であり、これに限定されない。
実施形態で示したセンサの数や配置は一例であり、これに限定されない。
速度、加速度、変位量は、互いに演算により求めることができるため、必ずしもセンサ8およびセンサ9が同じ物理量を検出するものでなくてもよい。
実施形態では本発明を水平多関節型ロボットに適用した例を示したが、本発明は、6軸の垂直多関節型ロボットやいわゆる7軸ロボット等の他の構成にも適用することができる。
Claims (3)
- ロボットの振動を検出する加速度センサを設置する際のセンサ位置決定方法であって、
ベースに対して所定の取り付け位置に取り付けられているとともに当該ベースに対して相対的に動作するアームにおいて、前記アームが動作した際にその動作方向とは異なる向きに振動する範囲を特定し、
特定した範囲に、前記アームの動作方向とは異なる向きに生じる揺れとねじれに起因する非動作方向振動を検出する第1センサおよび第2センサを設けるとともに、前記第2センサを、前記第1センサと前記取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置であって当該仮想的な線に対して対称となる位置に設けるセンサ位置決定方法。 - ベースに取り付けられ、当該ベースに対して相対的に動作するアームと、
前記アームの動作方向とは異なる向きに生じる揺れとねじれに起因する非動作方向振動を検出する加速度センサである第1センサおよび第2センサと、を備え、
前記第2センサは、前記第1センサと前記取り付け位置とを通る仮想的な線から離間した位置に設けられ、
前記第1センサおよび前記第2センサは、前記取り付け位置を通り前記アームに沿った方向に延びる仮想的な線に対して対称となる位置に設けられているロボット。 - 前記ベースに取り付けられ、当該ベースに対して第1軸を中心として回転する第1アームと、
前記第1アームに取り付けられ、当該第1アームに対して第2軸を中心として回転する第2アームと、
前記第2アームに取り付けられ、当該第2アームに対して上下移動および回転するシャフトと、を有する水平多関節型ロボットであり、
前記第1センサおよび前記第2センサは、前記第1アームにおいて、前記第1軸よりも前記第2軸側に位置して設けられている請求項2記載のロボット。
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