JP6669094B2 - シートベルト着用促進装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートベルト着用促進装置に関する。
従来、シートベルトが着用されていない状態で車両が走行している場合、所定の警報メッセージを出力し、車速を制限するシートベルト着用促進装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平6−263008号公報
しかしながら、上述の従来技術では、所定の警報メッセージが出力された後、車速が所定の規制速度以上であれば、車速が直ちに制限される。そのため、乗員が警報メッセージを受けてからシートベルトを着用しようとしても、シートベルトを着用するまでの間に車速が制限されてしまうおそれがある。
そこで、本開示の一態様は、乗員が警告を受けてからシートベルトを着用するまでの間に車速が制限される可能性を低減できる、シートベルト着用促進装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の第1の態様では、
車両の乗員を拘束するシートベルトの着用状況を検知する着用状況検知部と、
前記着用状況検知部により検知された前記着用状況に基づいて、前記シートベルトの着用判定を行う着用判定部と、
前記車両の車速を検知する車速検知部と、
前記乗員に対する警告を行う警告部と、
設定速度を超える前記車速が前記車速検知部により検知され、且つ、前記シートベルトが不正に着用されていると前記着用判定部により判定された場合、前記警告を行うことを前記警告部に指令する警告指令部と、
前記警告が行われてから所定の時間が経過しても、前記シートベルトが不正に着用されていると前記着用判定部により判定されている場合、前記車速を制限する車速制限部とを備える、シートベルト着用促進装置が提供される。
本態様によれば、前記設定速度を超える前記車速が前記車速検知部により検知され、且つ、前記シートベルトが不正に着用されていると前記着用判定部により判定された場合、前記乗員に対する警告が行われる。そして、前記警告が行われてから、前記所定の時間が設けられている。したがって、前記乗員が前記警告を受けてから前記車速が制限されるまでの間に前記乗員が前記シートベルトを正しく着用し直す時間が確保される。これにより、前記乗員が前記警告を受けてから前記シートベルトを正しく着用し直すまでの間に前記車速が制限される可能性を低減することができる。
また、本態様において、
前記着用状況検知部は、前記乗員の着座を検知する着座検知部と、前記シートベルトに取り付けられたタングと、シート側に取り付けられたバックルとの係合を検知する係合検知部とを含み、
前記着用判定部は、前記着座と前記係合とが検知されている状態の前の状態が、前記着座が検知されていなく且つ前記係合が検知されている状態である場合、前記シートベルトが不正に着用されていると判定する。
前記着座と前記係合とが検知されている状態の前の状態が、前記着座が検知されていなく且つ前記係合が検知されている状態である場合、前記シートベルトが正しい手順で着用されていないと考えられる。なぜなら、前記係合が検知された後に前記着座が検知されることは通常無いと考えられるからである。したがって、本態様によれば、前記シートベルトが正しい手順で着用されていないことを前記着用判定部により正確に判定することができる。このように、前記シートベルトが正しい手順で着用されていない場合、前記シートベルトが不正に着用されていると判定されるので、前記車速が前記設定速度を超えていれば、前記乗員に対する警告が行われる。したがって、前記シートベルトを正しい手順で着用していない前記乗員に対して、前記シートベルトを正しい手順で着用することを促すことができる。
また、本態様において、
前記着用状況検知部は、前記乗員の着座を検知する着座検知部と、前記シートベルトの引き出しを検知する引き出し検知部と、前記シートベルトに取り付けられたタングと、シート側に取り付けられたバックルとの係合を検知する係合検知部とを含み、
前記着用判定部は、前記着座が前記着座検知部により検知されたタイミングと、前記引き出しが前記引き出し検知部により検知されたタイミングと、前記係合が前記係合検知部により検知されたタイミングとに基づいて、前記シートベルトが正しい手順で着用されていないと判定した場合、前記シートベルトが不正に着用されていると判定する。
本態様によれば、前記シートベルトが正しい手順で着用されていない場合、前記シートベルトが不正に着用されていると判定されるので、前記車速が前記設定速度を超えていれば、前記乗員に対する警告が行われる。したがって、前記シートベルトを正しい手順で着用していない前記乗員に対して、前記シートベルトを正しい手順で着用することを促すことができる。
また、本態様において、
前記着用判定部は、前記着座と前記引き出しと前記係合とが検知されている状態の前の状態が、前記着座が検知されていなく且つ前記引き出しと前記係合との少なくとも一方が検知されている状態である場合、又は、前記引き出しが検知されていなく且つ前記着座と前記係合とが検知されている状態である場合、前記シートベルトが正しい手順で着用されていないと判定する。
本態様によれば、前記シートベルトが正しい手順で着用されていないことを正確に判定することができる。なぜなら、前記引き出しと前記係合との少なくとも一方が検知された後に前記着座が検知されることは通常無いと考えられるからであり、前記着座と前記係合とが検知された後に前記引き出しが検知されることは通常無いと考えられるからである。
また、本態様において、
前記車速制限部は、前記シートベルトが正しく着用されていると前記着用判定部により判定されていることと、前記設定速度以下の前記車速が前記車速検知部により検知されていることとの少なくとも一方が前記所定の時間の経過までに成立した場合、前記車速の制限を解除する。
本態様によれば、前記車速が制限されることを前記車速の制限が始まる前に回避することができるので、前記車速が制限されることによる前記乗員の煩わしさを軽減することができる。なお、「前記シートベルトが正しく着用されていると前記着用判定部により判定されていること」は、「前記シートベルトが正しく着用されていないと前記着用判定部により判定されていないこと」と同義に解釈してもよい。
また、上記目的を達成するため、本開示の第2の態様では、
車両の乗員を拘束するシートベルトの着用状況を検知する着用状況検知部と、
前記着用状況検知部により検知された前記着用状況に基づいて、前記シートベルトの着用判定を行う着用判定部と、
前記車両の車速を検知する車速検知部と、
前記乗員に対する警告を行う警告部と、
設定速度を超える前記車速が前記車速検知部により検知され、且つ、前記シートベルトが着用されていないと前記着用判定部により判定された場合、前記警告を行うことを前記警告部に指令する警告指令部と、
前記警告が行われてから所定の時間が経過しても、前記シートベルトが着用されていないと前記着用判定部により判定されている場合、前記車速を制限する車速制限部とを備える、シートベルト着用促進装置が提供される。
本態様によれば、前記設定速度を超える前記車速が前記車速検知部により検知され、且つ、前記シートベルトが着用されていないと前記着用判定部により判定された場合、前記乗員に対する警告が行われる。そして、前記警告が行われてから、前記所定の時間が設けられている。したがって、前記乗員が前記警告を受けてから前記車速が制限されるまでの間に前記乗員が前記シートベルトを着用する時間が確保される。これにより、前記乗員が前記警告を受けてから前記シートベルトを着用するまでの間に前記車速が制限される可能性を低減することができる。
また、本態様において、
前記車速制限部は、前記シートベルトが着用されていると前記着用判定部により判定されていることと、前記設定速度以下の前記車速が前記車速検知部により検知されていることとの少なくとも一方が前記所定の時間の経過までに成立した場合、前記車速の制限を解除する。
本態様によれば、前記車速が制限されることを前記車速の制限が始まる前に回避することができるので、前記車速が制限されることによる前記乗員の煩わしさを軽減することができる。なお、「前記シートベルトが着用されていると前記着用判定部により判定されていること」は、「前記シートベルトが着用されていないと前記着用判定部により判定されていないこと」と同義に解釈してもよい。
また、本開示の各態様において、
前記警告部は、前記車速が制限されるまでの残余時間を、前記警告が行われてから所定の時間が経過するまでの間に、表示部に表示する。
本態様によれば、あとどのくらいの時間で前記車速が制限されるのかを前記乗員に視認させることができる(前記車速が制限されるまでの時間を前記乗員は視覚的に確認できる)。
また、本開示の各態様において、
前記警告部は、前記車速が制限されるときの上限速度を、前記警告が行われてから所定の時間が経過するまでの間に、表示部に表示する。
本態様によれば、どのくらいの上限車速で前記車速が制限されるのかを前記車速の制限が始まるまでに前記乗員に視認させることができる(前記車速が制限されるときの上限速度を前記車速の制限が始まるまでに前記乗員は視覚的に確認できる)。
また、本開示の各態様において、
前記車速制限部は、前記乗員によるアクセルペダル操作の受け付けを制限することで、前記車速を制限する。
本態様によれば、前記乗員によるアクセルペダル操作の受け付けが制限されることで、前記車両の加速が制限されるので、前記車速を制限することができる。したがって、前記乗員が前記アクセルペダルを操作しても前記車両の加速が制限されるので、前記シートベルトを正しく着用することを前記乗員に対してより効果的に促すことができる。
本開示の一態様によれば、乗員が警告を受けてからシートベルトを着用するまでの間に車速が制限される可能性を低減することができる。
一実施形態に係るシートベルト着用促進装置の構成の一例を示す図である。 着用状況検知部による各検知状態の組み合わせ一覧を示す図である。 シートベルトが正しく着用されていないまま車速が零から上昇する場面でのシートベルト着用促進装置の制御動作の一例を示すタイミングチャートである。 車両の走行中にシートベルトが着用状態から非着用状態に遷移した場面でのシートベルト着用促進装置の制御動作の一例を示すタイミングチャートである。 警告部が表示する各警告表示例を示す図である。 シートベルト着用促進装置により実行されるインターロック制御の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本実施形態に係るシートベルト着用促進装置を図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係るシートベルト着用促進装置の構成の一例を示す図である。図1に示されるシートベルト着用促進装置1は、車両100に搭載されている。シートベルト着用促進装置1は、シートベルトを正しく着用していない車両100の乗員に対してシートベルトの着用をリマインドしてもシートベルトが正しく着用されなければ、車両100の車速を制限するインターロック装置である。シートベルト着用促進装置1は、着用状況検知部10、車速検知部14、アクセルペダル検知部15、ECU(Electronic Control Unit)20及び警告部30を備える。
着用状況検知部10は、車両100の乗員を拘束するシートベルトの着用状況を検知する。着用状況検知部10は、例えば、シートベルトの着用状況を検知する少なくとも一つのセンサを含む。着用状況検知部10は、例えば、着座検知部11、引き出し検知部12及び係合検知部13を含む。
着座検知部11は、車両100の乗員の着座を検知し、乗員が着座しているか否かを表す着座検知信号を出力する。着座検知部11は、例えば、乗員が座るシートの座部に内蔵され、乗員がシートに着座していることを検知する着座センサである。
引き出し検知部12は、車両100の乗員を拘束するシートベルトの引き出しを検知し、シートベルトが引き出されているか否かを表す引き出し検知信号を出力する。引き出し検知部12は、例えば、シートベルトを巻き取るリトラクタに内蔵され、シートベルトがリトラクタから引き出されていることを検知するペイアウトセンサである。
係合検知部13は、車両100の乗員を拘束するシートベルトに取り付けられたタングと、シート側に取り付けられたバックルとの係合を検知し、タングとバックルとが係合されているか否かを表す係合検知信号を出力する。係合検知部13は、例えば、バックルに内蔵され、タングとバックルとが係合していることを検知するバックルセンサ(バックルスイッチ)である。タングは、シートベルトにスライド可能に取り付けられた部品である。バックルは、タングが着脱可能に連結される部品である。バックルは、例えば、シートの下部又は車室のフロアに固定される。
車速検知部14は、車両100の速度(以下、「車速V」と称することがある)を検知し、車速Vの値を表す車速検知信号を出力する。車速検知部14は、例えば、車速Vの値を検知する車速センサである。
アクセルペダル検知部15は、車両100の乗員によるアクセルペダルの操作量を検知し、アクセルペダルの操作量を表す操作量検知信号を出力する。アクセルペダル検知部15は、例えば、車両100の運転席の足元に配置されたアクセルペダルの操作量を検知するアクセルペダルセンサである。
着座検知部11、引き出し検知部12、係合検知部13、車速検知部14及びアクセルペダル検知部15は、例えば、CAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークを介して、ECU20に接続される。
ECU20は、シートベルトの着用判定と車速Vを制限する車速制限制御とを実行する制御部の一例である。ECU20は、着用判定部21、警告指令部22、車速制限部23及び警告タイマー24を有する電子制御装置である。ECU20は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、メモリとを有する。着用判定部21、警告指令部22及び車速制限部23の各機能は、プロセッサが処理するプログラムによって実現される。それらの各機能を実現するためのプログラムは、メモリに格納されている。ECU20は、複数のECUが互いに通信可能に接続された構成により実現されてもよい。
<着用判定>
着用判定部21は、着用状況検知部10により検知された着用状況に基づいて、シートベルトの着用判定を行う。具体的には、着用判定部21は、シートベルトが正しく着用されていない状態か否かを判定する。シートベルトが正しく着用されていない状態とは、シートベルトが不正に着用されている状態(不正着用状態)、又は、シートベルトが着用されていない状態(非着用状態)を表す。シートベルトが正しく着用されていない状態ではない状態には、シートベルトが正常に着用されている状態(不正着用状態でなく且つ非着用状態でない正常着用状態)が含まれる。
図2は、着用状況検知部による各検知状態の組み合わせ一覧を示す図である。「乗員検知」の欄において、「ON」は、乗員の着座が着座検知部11により検知されている状態を示し、「OFF」は、乗員の着座が着座検知部11により検知されていない状態を示す。「ベルト引き出し」の欄において、「ON」は、シートベルトの引き出しが引き出し検知部12により検知されている状態を示し、「OFF」は、シートベルトの引き出しが引き出し検知部12により検知されていない状態を示す。「バックル」の欄において、「ON」は、タングとバックルとの係合が係合検知部13により検知されている状態を示し、「OFF」は、タングとバックルとの係合が係合検知部13により検知されていない状態を示す。「車速フラグ」の欄において、「0」は、所定の正の設定速度Vs以下の車速Vが車速検知部14により検知されている状態を示し、「1」は、設定速度Vsを超える車速Vが車速検知部14により検知されている状態を示す。「−」は、車速Vに関係しないことを示す。
着用判定部21は、着座検知部11、引き出し検知部12及び係合検知部13の各検知状態に基づいて、各検知状態がどのような組み合わせであるのかを表す条件フラグFcの値を決定する。例えば、着用判定部21は、乗員検知がON且つベルト引き出しがON且つバックルがONのとき、条件フラグFcを7に設定し、乗員検知がOFF且つベルト引き出しがOFF且つバックルがOFFのとき、条件フラグFcを0に設定する。他の検知状態の組み合わせのときに条件フラグFcを設定する場合も同様である。
着用判定部21は、条件フラグFcが1のとき、シートベルトの着用が非着用状態と判定する。乗員検知がONでベルト引き出しとバックルとがOFFである状態は、乗員がシートベルトの着用を試みている途中段階であると推定されるからである。着用判定部21は、条件フラグFcが2で且つ車速フラグが0のとき、シートベルトの着用が非着用状態と判定する。乗員検知とベルト引き出しがONでバックルがOFFで車速Vが設定速度Vs以下である状態は、乗員がシートベルトの着用を試みている途中段階であると推定されるからである。
着用判定部21は、条件フラグFcが3のとき、シートベルトの着用が不正着用状態と判定する。乗員検知とバックルとがONでベルト引き出しがOFFである状態は、乗員が何らかの不正の手段でシートベルトの着用を偽装していると推定されるからである。着用判定部21は、条件フラグFcが2で且つ車速フラグが1のとき、シートベルトの着用が不正着用状態と判定する。乗員検知とベルト引き出しがONでバックルがOFFで車速Vが設定速度Vsを超えた状態は、比較的高い車速域で乗員がシートベルトを外したと推定されるからである。
着用判定部21は、シートベルトの着用が不正着用状態と判定した場合、シートベルトの着用が不正着用状態と判定しているか否かを表す不正着用フラグFdを1に設定する。不正着用フラグFdが0のときは、シートベルトの着用が不正着用状態と判定されていない状態を表し、不正着用フラグFdが1のときは、シートベルトの着用が不正着用状態と判定されている状態を表す。
また、着用判定部21は、着座が着座検知部11により検知されたタイミングと、引き出しが引き出し検知部12により検知されたタイミングと、係合が係合検知部13により検知されたタイミングとに基づいて、シートベルトの着用手順の正否を判定する。着用判定部21は、シートベルトの着用が正しい手順で着用されたと判定した場合、シートベルトが正しく着用されていると判定する。一方、着用判定部21は、シートベルトの着用が正しい手順で着用されていないと判定した場合、シートベルトが正しく着用されていないと判定する。
着用判定部21は、着座と引き出しと係合とが検知されている状態の前回の検知状態が、着座が検知されていなく且つ引き出しと係合との少なくとも一方が検知されている状態である場合、シートベルトが正しい手順で着用されていないと判定する。つまり、着用判定部21は、条件フラグFcが7である状態の前回の状態が、条件フラグFcが4,5,6のいずれかである場合、シートベルトの着用が不正着用状態と判定する。なぜなら、引き出しと係合との少なくとも一方が検知された後に着座が検知されることは、乗員が何らかの不正の手段でシートベルトの着用を偽装していると推定されるからである。
又は、着用判定部21は、着座と引き出しと係合とが検知されている状態の前回の検知状態が、引き出しが検知されていなく且つ着座と係合とが検知されている状態である場合、シートベルトが正しい手順で着用されていないと判定する。つまり、着用判定部21は、条件フラグFcが7である状態の前回の状態が、条件フラグFcが3である場合、シートベルトの着用が不正着用状態と判定する。なぜなら、着座と係合とが検知された後に引き出しが検知されることは、乗員が何らかの不正の手段でシートベルトの着用を偽装していると推定されるからである。
このように、着用判定部21は、条件フラグFcが7である状態の前回の状態が、条件フラグFcが0〜2,7以外の値(つまり、図2の場合、3〜6のいずれか)である場合、シートベルトの着用が不正着用状態と判定する。着用判定部21は、シートベルトの着用が不正着用状態と判定した場合、上記同様に、不正着用フラグFdを1に設定する。
<車速制限制御>
図1において、車速制限部23は、車速Vを制限する制御(車速制限制御)を行う。車速制限部23は、設定速度Vsを超える車速Vが車速検知部14に検知され、且つ、車両100の乗員である運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定された後、所定の条件が成立している場合、車速制限制御を開始させる。例えば、車速制限部23は、設定速度Vsを超える車速Vが検知され、且つ、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと判定された後、許容時間Tpが経過しても、正しく着用されていない状態が継続している場合、車速Vを上限速度Vu以下に制限する。
図3は、シートベルトが正しく着用されていないまま車速が零から上昇する場面でのシートベルト着用促進装置の制御動作の一例を示すタイミングチャートである。図4は、車両の走行中にシートベルトが着用状態から非着用状態に遷移した場面でのシートベルト着用促進装置の制御動作の一例を示すタイミングチャートである。図3及び図4は、設定速度Vsと上限速度Vuとが同一値に設定されている例を示す。
次に、図3及び図4を参照して、図1に示される車速制限部23が実行する車速制限制御の一例について説明する。
車速制限部23は、例えば、運転者によるアクセルペダル操作の受け付けを制限することで、車両100の加速を制限する車速制限制御を行う。車両100の加速が制限されることにより、車両100は減速し、車速Vが低下する。
車速制限部23は、設定速度Vs以下の車速Vが車速検知部14に検知され、且つ、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されていない場合、制御状態フラグSを"待機"に設定する。運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されていない場合とは、例えば、運転者のシートベルトが正常に着用されていると着用判定部21により判定されている場合である。例えば、図4の期間t11−t12において、車速制限部23は、制御状態フラグSを"待機"に設定する。
制御状態フラグSは、車速制限制御の制御状態を表す。制御状態フラグSが"待機"に設定されている場合、車速制限部23による車速制限制御は実行されない。
車速制限部23は、設定速度Vs以下の車速Vが車速検知部14に検知され、且つ、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されている場合、制御状態フラグSを"待機"に設定する。例えば、図3の期間t1−t2において、車速制限部23は、制御状態フラグSを"待機"に設定する。
車速制限部23は、設定速度Vsを超える車速Vが車速検知部14に検知され、且つ、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されている場合、制御状態フラグSを"警告"に設定する。例えば、図3の期間t2−t3において、車速制限部23は、制御状態フラグSを"警告"に設定する。例えば、図4の期間t12−t13において、車速制限部23は、制御状態フラグSを"警告"に設定する。
車速制限部23は、制御状態フラグSを"警告"に設定した時、カウントダウンを開始するように警告タイマー24(図1参照)に対して指令する。カウントダウン指令を受けた警告タイマー24は、予め規定されていた許容時間Tpを初期値に設定し、その初期値からカウントダウンを開始する。なお、車速制限部23は、制御状態フラグSが"警告"から他のフラグ状態に遷移した時、警告タイマー24のカウンタをリセットしておく。
車速制限部23は、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと判定されていないこと(例えば、運転者のシートベルトが正常に着用されていると判定されていること)が許容時間Tpの経過までに成立した場合、車速Vの制限を解除する。すなわち、車速制限部23は、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと判定されていないことが警告タイマー24のカウンタ値が0になるまでに成立した場合、車速Vの制限を解除し、制御状態フラグSを"待機"に設定する。つまり、車速制限部23は、制御状態フラグSを"警告"から"待機"に遷移させる。これにより、車速Vが制限されることを車速Vの制限が始まる前に回避することができるので、車速Vが制限されることによる乗員の煩わしさを軽減することができる。
或いは、車速制限部23は、設定速度Vs以下の車速Vが車速検知部14により検知されていることが許容時間Tpの経過までに成立した場合、車速Vの制限を解除する。すなわち、車速制限部23は、設定速度Vs以下の車速Vが車速検知部14により検知されていることが警告タイマー24のカウンタ値が0になるまでに成立した場合、車速Vの制限を解除し、制御状態フラグSを"待機"に設定する。つまり、車速制限部23は、制御状態フラグSを"警告"から"待機"に遷移させる。これにより、車速Vが制限されることを車速Vの制限が始まる前に回避することができるので、車速Vが制限されることによる乗員の煩わしさを軽減することができる。
車速制限部23は、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されていないことが許容時間Tpの経過までに成立しない場合、制御状態フラグSを"アクセルオフ"に設定する。或いは、車速制限部23は、設定速度Vs以下の車速Vが車速検知部14により検知されていることが許容時間Tpの経過までに成立しない場合、制御状態フラグSを"アクセルオフ"に設定する。
例えば、図3の期間t3−t4において、車速制限部23は、制御状態フラグSを"アクセルオフ"に設定する。例えば、図4の期間t13−t14において、車速制限部23は、制御状態フラグSを"アクセルオフ"に設定する。
車速制限部23は、制御状態フラグSが"アクセルオフ"であるとき、運転者によるアクセルペダル操作を強制的に受け付けなくすることで、車両100の加速を制限する車速制限制御を行う。つまり、制御状態フラグSが"アクセルオフ"であるときは、車速Vが制限中であることを表す。
車速制限部23は、アクセルペダル検知部15(図1参照)からの操作量検知信号に基づいて、運転者によるアクセルペダル操作の有無を判定する。車速制限部23は、アクセルペダルの操作量が設定操作量P(例えば、零又は零よりも僅かに大きな値)以下である場合、運転者によるアクセルペダル操作が無いと判定する。一方、車速制限部23は、アクセルペダルの操作量が設定操作量Pを超えている場合、運転者によるアクセルペダル操作が有ると判定する。
車速制限部23は、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと判定され、且つ、運転者によるアクセルペダル操作が有ると判定されたまま、設定速度Vs以下の車速Vが検知されると、制御状態フラグSを"アクセルオフ"から"解除待ち"に遷移させる。車速制限部23は、運転者によるアクセルペダル操作が無いと判定されると、車速Vの制限を解除し、制御状態フラグSを"解除待ち"から"待機"に遷移させる。
制御状態フラグSが"解除待ち"に設定されている状態(例えば、図3の期間t4−t5、又は図4の期間t14−t15)は、運転者がアクセルペダルを踏んでいるため、車速制限制御が解除されない状態を表す。車速制限部23は、制御状態フラグSが"解除待ち"であるときも、運転者によるアクセルペダル操作を強制的に受け付けなくすることで、車両100の加速を制限する車速制限制御を行う。つまり、制御状態フラグSが"解除待ち"であるときも、車速Vが制限中であることを表す。
なお、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと判定され、且つ、運転者によるアクセルペダル操作が無いと判定されたまま、車速Vが設定速度Vs以下に低下する場合がある。この場合、車速制限部23は、車速Vの制限を解除し、制御状態フラグSを"アクセルオフ"から"待機"に遷移させる。
また、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと判定され、且つ、運転者によるアクセルペダル操作が有ると判定されたまま、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと判定されていないことが成立する場合がある。例えば、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと判定され、且つ、運転者によるアクセルペダル操作が有ると判定されたまま、運転者のシートベルトが正常に着用されていると判定される場合がある。この場合、車速制限部23は、制御状態フラグSを"アクセルオフ"から"解除待ち"に遷移させる。車速制限部23は、運転者によるアクセルペダル操作が無いと判定されると、車速Vの制限を解除し、制御状態フラグSを"解除待ち"から"待機"に遷移させる。
<警告制御>
図1において、警告指令部22は、車両100の乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。警告部30は、警告指令部22からの指令に基づいて、車両100の乗員に対する警告を行う。警告部30の具体例として、ディスプレイ、警告ランプ、警告ブザー、スピーカなどが挙げられる。ディスプレイは、表示部の一例である。
次に、図3,4,5を参照して、図1に示される警告指令部22が実行する警告制御の一例について説明する。図5は、警告部が表示する各警告表示例を示す図である。
警告指令部22は、制御状態フラグSが"待機"であるとき、且つ、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されていない場合、ディスプレイをブランク表示Bとするように警告部30に指令する。これにより、警告部30のディスプレイには、警告表示が表示されない。なお、制御状態フラグSが"待機"であるときとは、例えば、図4の期間t11−t12である。また、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されていない場合とは、例えば、運転者のシートベルトが正常に着用されていると着用判定部21により判定されている場合である。
また、警告指令部22は、制御状態フラグSが"待機"であるとき、且つ、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されていない場合、警告ランプを消灯させるように警告部30に指令する。これにより、警告部30の警告ランプは、消灯する(図5のブランク表示B参照)。なお、制御状態フラグSが"待機"であるときとは、例えば、図4の期間t11−t12である。また、運転者のシートベルトが正しく着用されていないと着用判定部21により判定されていない場合とは、例えば、運転者のシートベルトが正常に着用されていると着用判定部21により判定されている場合である。
警告指令部22は、制御状態フラグSが"待機"であり(例えば、図3の期間t1−t2)、且つ、シートベルトの着用が非着用状態と着用判定部21により判定されているとき、警告表示Aで警告することを警告部30に指令する。これにより、警告部30のディスプレイには、警告表示Aが表示される。警告部30は、例えば、『最高速度が○○km/hに制限されます。シートベルトを着用してください』という旨の警告表示Aで運転者に対して警告する。○○には、上限速度Vuに設定されている速度値が表示される。
警告指令部22は、制御状態フラグSが"待機"であり(例えば、図3の期間t1−t2)、且つ、シートベルトの着用が不正着用状態と着用判定部21により判定されているとき、警告表示Cで警告することを警告部30に指令する。これにより、警告部30のディスプレイには、警告表示Cが表示される。警告部30は、例えば、『シートベルトの着用が不適切です。シートベルトを正しく着用してください』という旨の警告表示Cで運転者に対して警告する。
また、警告指令部22は、制御状態フラグSが"待機"であるとき(例えば、図3の期間t1−t2)、且つ、シートベルトの着用が不正着用状態と着用判定部21により判定されているとき、警告ランプを点灯させるように警告部30に指令する。これにより、警告部30の警告ランプは、点灯する(図5の警告表示C参照)。
警告指令部22は、制御状態フラグSが"警告"であるとき(例えば、図3の期間t2−t3又は図4の期間t12−t13)、警告表示Dで警告することを警告部30に指令する。これにより、警告部30のディスプレイには、警告表示Dが表示される。警告部30は、例えば、『あと△△秒で、最高速度が○○km/hに制限されます。シートベルトを着用してください』という旨の警告表示Aで運転者に対して警告する。○○には、上限速度Vuに設定されている速度値が表示される。△△には、許容時間Tpに設定されている値が表示される。
このように、警告部30は、車速Vが制限されるときの上限速度Vu(警告表示Dの場合、〇〇km/h)を、制御状態フラグSが"警告"となる許容時間Tpのときに、ディスプレイに表示する。上限速度Vuが許容時間Tpのときに表示されることにより、どのくらいの上限速度Vuで車速Vが制限されるのかを車速Vの制限が始まるまでに運転者に視認させることができる。つまり、車速Vが制限されるときの上限速度Vuを車速Vの制限が始まるまでに運転者は視覚的に確認できる。
また、警告部30は、車速Vが制限されるまでの残余時間(警告表示Dの場合、△△秒)を、制御状態フラグSが"警告"となる許容時間Tpのときに、ディスプレイに表示する。残余時間が許容時間Tpのときに表示されることにより、あとどのくらいの時間で車速Vが制限されるのかを運転者に視認させることができる。つまり、車速Vが制限されるまでの時間を運転者は視覚的に確認できる。
警告指令部22は、制御状態フラグSが"警告"に設定された時、警告タイマー24のカウンタ値を表示する。これにより、警告部30は、制御状態フラグSが"警告"のとき(例えば、図3の期間t2−t3又は図4の期間t12−t13)、車速Vが制限されるまでの残余時間(警告表示Dの場合、△△秒)をディスプレイにカウントダウン表示できる。
警告指令部22は、制御状態フラグSが"警告"以外である、又は警告タイマー24のカウンタ値が0の場合、ディスプレイを非表示とすることを警告部30に指令することで、警告部30は、残余時間の表示を消去できる。
また、警告指令部22は、制御状態フラグSが"警告"であるとき、警告音SAと共に警告ランプを周期Taで点滅させるように警告部30に指令する。これにより、警告部30の警告ブザーは、警告音SAを連続又は周期Taで出力するとともに、警告部30の警告ランプは、周期Taで点滅する(図5の警告表示D参照)。
警告指令部22は、制御状態フラグSが"アクセルオフ"であるとき(例えば、図3の期間t3−t4又は図4の期間t13−t14)、警告表示Eで警告することを警告部30に指令する。これにより、警告部30のディスプレイには、警告表示Eが表示される。警告部30は、例えば、『最高速度が○○km/hになります。シートベルトを着用してください』という旨の警告表示Eで運転者に対して警告する。○○には、上限速度Vuに設定されている速度値が表示される。
また、警告指令部22は、制御状態フラグSが"アクセルオフ"であるとき、警告音SBと共に警告ランプを周期Tbで点滅させるように警告部30に指令する。これにより、警告部30の警告ブザーは、警告音SBを連続又は周期Tbで出力するとともに、警告部30の警告ランプは、周期Tbで点滅する(図5の警告表示E参照)。
周期Tbが周期Taよりも短く設定されていることにより、警告音の出力周期と警告ランプの点滅周期が変化するので、車速制限制御が開始したことを乗員に対してより認識させ易くすることができる。
警告指令部22は、制御状態フラグSが"解除待ち"であるとき(例えば、図3の期間t4−t5又は図4の期間t14−t15)、警告表示Fで警告することを警告部30に指令する。これにより、警告部30のディスプレイには、警告表示Fが表示される。警告部30は、例えば、『速度制限を解除するためアクセルペダルを離してください』という旨の警告表示Fで運転者に対して警告する。
また、警告指令部22は、制御状態フラグSが"解除待ち"であるとき、警告音SBと共に警告ランプを周期Tbで点滅させるように警告部30に指令する。これにより、警告部30の警告ブザーは、警告音SBを連続又は周期Tbで出力するとともに、警告部30の警告ランプは、周期Tbで点滅する(図5の警告表示F参照)。
<インターロック制御>
図6は、シートベルト着用促進装置により実行されるインターロック制御の処理の流れの一例を示すフローチャートである。インターロック制御には、上述の着用判定、車速制限制御及び警告制御が含まれる。図1に示したシートベルト着用促進装置1のECU20は、車両100のドアが開状態になることが検知されることによって、インターロック制御を開始させる。ECU20の着用判定部21は、イグニッションスイッチがオンする前でも、着用状況検知部10により検知された着用状況に基づいて、シートベルトの着用判定を実施してもよい。インターロック制御では、スタートからエンドまでの一連の処理がECU20により周期的に実行される。
ステップS10にて、着用判定部21は、着用状況検知部10により検知された着用状況に基づいて、シートベルトの着用判定を行う。
ステップS15にて、着用判定部21は、不正着用フラグFdが1であるか否かを判定する。上述したように、不正着用フラグFdが0のときは、シートベルトの着用が不正着用状態と判定されていない状態(例えば、非着用状態又は正常着用状態)を表し、不正着用フラグFdが1のときは、シートベルトの着用が不正着用状態と判定されている状態を表す。不正着用フラグFdが1であると着用判定部21により判定された場合(ステップS15Yes)、ステップS80の処理が行われる。
ステップS80にて、警告指令部22は、警告表示C(図5参照)で乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。これにより、警告部30は、警告表示Cを表示させる。
ステップS105にて、車速制限部23は、車速検知部14により検知された現在の車速Vを設定速度Vsと比較する車速判定を行う。車速Vが設定速度Vsを超えていない場合、ステップS45の処理が行われる。車速Vが設定速度Vsを超えている場合、ステップS115の処理が行われる。
ステップS115にて、車速制限部23は、経過時間Tの判定処理を行う。経過時間Tが零であると車速制限部23により判定された場合(ステップS120Yes)、警告指令部22は、単発の警告音SC(図3,4参照)で乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する(ステップS125)。これにより、単発の警告音SCが警告部30から出力される。
ステップS130にて、車速制限部23は、カウントダウンを開始するように警告タイマー24(図1参照)に対して指令する。
ステップS135にて、警告指令部22は、警告表示D(図5参照)で乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。これにより、警告部30は、警告表示Dを表示させる。
一方、ステップS120にて、経過時間Tが零でないと車速制限部23により判定された場合(ステップS120No)、ステップS140の処理が行われる。
ステップS140にて、経過時間Tが中間設定時間Tmを超えていると車速制限部23により判定された場合(ステップS140Yes)、ステップS145の処理が行われる。中間設定時間Tmは、許容時間Tpよりも短い時間である(図3,4参照)。
ステップS145にて、警告指令部22は、警告音SAで乗員に対する警告を行うことが警告部30に指令する(ステップS145)。これにより、警告部30は、警告音SAを吹鳴する(図3,4参照)。
ステップS150にて、経過時間Tが許容時間Tpを超えていると車速制限部23により判定された場合(ステップS150Yes)、ステップS155の処理が行われる。
ステップS155にて、車速制限部23は、車速制限フラグFsを1に設定し、車速制限制御を開始させる(ステップS155)。車速制限フラグFsが1であるときは、制御状態フラグSが"アクセルオフ"又は"解除待ち"に設定されている状態を表す。
ステップS160にて、警告指令部22は、警告表示E(図5参照)で乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。これにより、警告部30は、警告表示Eを表示させる。
ステップS165にて、警告指令部22は、警告音SBで乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。これにより、警告部30は、警告音SBを吹鳴する(図3,4参照)。
一方、ステップS15にて、不正着用フラグFdが0である(例えば、シートベルトの着用が非着用状態又は正常着用状態)と着用判定部21により判定された場合(ステップS15No)、ステップS20の処理が行われる。
ステップS20にて、着用判定部21は、シートベルトが着用されているか否かを判定する。シートベルトが着用されていないと判定された場合(例えば、非着用状態)、ステップS85の処理が行われる。
ステップS85にて、車速制限部23は、車速検知部14により検知された現在の車速Vを設定速度Vsと比較する車速判定を行う。車速Vが設定速度Vsを超えている場合(ステップS90Yes)、上記のステップS115の処理が行われる。一方、車速Vが設定速度Vsを超えていない場合(ステップS90No)、ステップS95の処理が行われる。
ステップS95にて、警告指令部22は、警告表示A(図5参照)で乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。これにより、警告部30は、例えば図3の期間t1−t2で警告表示Aを表示させる。ステップS100にて、警告指令部22は、警告音が出力されないように警告部30に対して指令する。これにより、例えば図3の期間t1−t2で、警告音が警告部30から出力されなくなる。
一方、ステップS20にて、着用判定部21は、シートベルトが着用されているか否かを判定し、シートベルトが着用されていると判定された場合(例えば、正常着用状態)、ステップS25の処理が行われる。
ステップS25にて、警告指令部22は、警告表示F(図5参照)で乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令しているか否かを判定する。警告表示Fで乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令していない場合、ステップS40の処理が行われ、警告表示Fで乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令している場合、ステップS30の処理が行われる。
ステップS30にて、警告指令部22は、ディスプレイをブランク表示Bとするように警告部30に指令する。これにより、例えば図4の期間t11−t12で、警告部30のディスプレイには、警告表示が表示されない。ステップS35にて、警告指令部22は、警告音が出力されないように警告部30に対して指令する。これにより、例えば図4の期間t11−t12で、警告音が警告部30から出力されなくなる。
ステップS40にて、車速制限部23は、警告タイマー24のカウンタをリセットする。
ステップS45にて、車速制限部23は、車速制限フラグFsが1であるか否かを判定する。車速制限フラグFsが1である場合、ステップS50の処理が行われる。
ステップS50にて、車速制限部23は、アクセルペダル検知部15により検知されたアクセルペダルの操作量が設定操作量Pを超えているか否かを判定する。設定操作量Pは、零又は零よりも僅かに大きな値に設定されている。操作量が設定操作量Pを超えていない場合、ステップS55の処理が行われ、操作量が設定操作量Pを超えている場合、ステップS70の処理が行われる。
操作量が設定操作量を超えていることは(ステップS50Yes)、運転者によるアクセルペダル操作が有ることを表す。この場合、ステップS70にて、警告指令部22は、警告表示F(図5参照)で乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。これにより、警告部30は、警告表示Fを表示させる。ステップS75にて、警告指令部22は、警告音SBで乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。これにより、警告部30は、警告音SBを吹鳴する(図3,4参照)。
一方、操作量が設定操作量を超えていないことは(ステップS50No)、運転者によるアクセルペダル操作が無いことを表す。この場合、ステップS50にて、車速制限部23は、車速制限フラグFsを0に設定する。これにより、車速制限制御が解除される。ステップS60にて、警告指令部22は、警告音と警告表示Fを解除することを警告部30に指令する(ステップS60,S65)。これにより、警告音や警告表示Fが警告部30から出力されなくなる。
以上、シートベルト着用促進装置を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、上述の実施形態では、着用判定部21は、シートベルトが正しく着用されていない状態か否かを判定する。しかしながら、上述の実施形態の変形例ex1として、着用判定部21は、シートベルトが着用されていない状態か否かを判定してもよい。シートベルトが着用されていない状態とは、文字通り、非着用状態を表す。一方、シートベルトが着用されていない状態ではない状態は、シートベルトが正常に着用されているか否かにかかわらず、シートベルトが着用されている状態(着用状態)を表す。
変形例ex1では、警告指令部22は、設定速度Vsを超える車速Vが車速検知部14により検知され、且つ、シートベルトが着用されていないと着用判定部21により判定された場合、乗員に対する警告を行うことを警告部30に指令する。車速制限部23は、警告が行われてから所定の許容時間Tpが経過しても、シートベルトが着用されていないと着用判定部21により判定されている場合、車速Vを制限する。車速制限部23は、シートベルトが着用されていないと着用判定部21により判定されていないことと、設定速度Vs以下の車速Vが車速検知部14により検知されていることとの少なくとも一方が許容時間Tpの経過までに成立した場合、車速Vの制限を解除する。変形例ex1のその他の説明については、上述の実施形態と同様のため、上述の説明を援用する。
また、上述の実施形態では、着用状況検知部10には、着座検知部11、引き出し検知部12及び係合検知部13が含まれている。しかしながら、上述の実施形態の変形例ex2として、引き出し検知部12が含まれていなくてもよい。
変形例ex2では、着用判定部21は、乗員の着座が着座検知部11により検知されたタイミングと、タングとバックルとの係合が係合検知部13により検知されたタイミングとに基づいて、シートベルトの着用手順の正否を判定する。着用判定部21は、シートベルトの着用が正しい手順で着用されたと判定した場合、シートベルトが正しく着用されていると判定する。一方、着用判定部21は、シートベルトの着用が正しい手順で着用されていないと判定した場合、シートベルトが正しく着用されていないと判定する。
着用判定部21は、着座と係合とが検知されている状態の前回の検知状態が、着座が検知されていなく且つ係合が検知されている状態である場合、乗員のシートベルトが正しい手順で着用されていないと判定する。なぜなら、係合が検知された後に着座が検知されることは、乗員が何らかの不正の手段でシートベルトの着用を偽装していると推定されるからである。
また、例えば、着用状況検知部10は、シートベルトの着用状況を検知するカメラを含んでもよい。着用状況検知部10は、カメラによって得られる撮影情報に基づいて、乗員の着座、シートベルトの引き出し、タングとバックルとの係合の少なくとも一つを検知する。
また、上述の実施形態では、車速Vが制限されるときの上限速度Vuは、許容時間Tpの起点を決める設定速度Vsと同じ速度値である。しかしながら、上限速度Vuは、設定速度Vsよりも低い値でも高い値でもよい。例えば、上限速度Vuが設定速度Vsよりも高い変形例では、車速制限部23は、許容時間Tpを経過しても車速Vが上限速度Vuに達していない場合、車速Vが上限速度Vuまで上昇することを許容する車速制限制御を行う。
また、上述の実施形態では、車速制限部23は、運転者によるアクセルペダル操作の受け付けを制限することで、車両100の加速を制限する車速制限制御を行う。しかしながら、車速Vを上限速度Vu以下に制限する方法は、この限りではない。例えば、車速制限部23は、運転者によるアクセルペダル操作を制限せずに受け付けるが、車速Vが上限速度Vu以下となるように車両100のエンジンの出力を規制してもよい。車速制限部23は、エンジンのスロットル弁の開度を絞る制御を行ってもよい。
また、車両100は、エンジンのみを走行駆動源とする車に限られず、例えば、エンジンとモーターを併用するいわゆるハイブリッド車、電気自動車又は燃料電池車でもよい。
1 シートベルト着用促進装置
10 着用状況検知部
11 着座検知部
12 引き出し検知部
13 係合検知部
14 車速検知部
15 アクセルペダル検知部
20 ECU
21 着用判定部
22 警告指令部
23 車速制限部
24 警告タイマー
30 警告部
100 車両

Claims (10)

  1. 車両の乗員を拘束するシートベルトの着用状況を検知する着用状況検知部と、
    前記着用状況検知部により検知された前記着用状況に基づいて、前記シートベルトの着用判定を行う着用判定部と、
    前記車両の車速を検知する車速検知部と、
    前記乗員に対する警告を行う警告部と、
    設定速度を超える前記車速が前記車速検知部により検知され、且つ、前記シートベルトが不正に着用されていると前記着用判定部により判定された場合、前記警告を行うことを前記警告部に指令する警告指令部と、
    前記警告が行われてから所定の時間が経過しても、前記シートベルトが不正に着用されていると前記着用判定部により判定されている場合、前記車速を制限する車速制限部とを備える、シートベルト着用促進装置。
  2. 前記着用状況検知部は、前記乗員の着座を検知する着座検知部と、前記シートベルトに取り付けられたタングと、シート側に取り付けられたバックルとの係合を検知する係合検知部とを含み、
    前記着用判定部は、前記着座と前記係合とが検知されている状態の前の状態が、前記着座が検知されていなく且つ前記係合が検知されている状態である場合、前記シートベルトが不正に着用されていると判定する、請求項1に記載のシートベルト着用促進装置。
  3. 前記着用状況検知部は、前記乗員の着座を検知する着座検知部と、前記シートベルトの引き出しを検知する引き出し検知部と、前記シートベルトに取り付けられたタングと、シート側に取り付けられたバックルとの係合を検知する係合検知部とを含み、
    前記着用判定部は、前記着座が前記着座検知部により検知されたタイミングと、前記引き出しが前記引き出し検知部により検知されたタイミングと、前記係合が前記係合検知部により検知されたタイミングとに基づいて、前記シートベルトが正しい手順で着用されていないと判定した場合、前記シートベルトが不正に着用されていると判定する、請求項1に記載のシートベルト着用促進装置。
  4. 前記着用判定部は、前記着座と前記引き出しと前記係合とが検知されている状態の前の状態が、前記着座が検知されていなく且つ前記引き出しと前記係合との少なくとも一方が検知されている状態である場合、又は、前記引き出しが検知されていなく且つ前記着座と前記係合とが検知されている状態である場合、前記シートベルトが正しい手順で着用されていないと判定する、請求項3に記載のシートベルト着用促進装置。
  5. 前記車速制限部は、前記シートベルトが正しく着用されていると前記着用判定部により判定されていることと、前記設定速度以下の前記車速が前記車速検知部により検知されていることとの少なくとも一方が前記所定の時間の経過までに成立した場合、前記車速の制限を解除する、請求項1から4のいずれか一項に記載のシートベルト着用促進装置。
  6. 車両の乗員を拘束するシートベルトの着用状況を検知する着用状況検知部と、
    前記着用状況検知部により検知された前記着用状況に基づいて、前記シートベルトの着用判定を行う着用判定部と、
    前記車両の車速を検知する車速検知部と、
    前記乗員に対する警告を行う警告部と、
    設定速度を超える前記車速が前記車速検知部により検知され、且つ、前記シートベルトが着用されていないと前記着用判定部により判定された場合、前記警告を行うことを前記警告部に指令する警告指令部と、
    前記警告が行われてから所定の時間が経過しても、前記シートベルトが着用されていないと前記着用判定部により判定されている場合、前記車速を制限する車速制限部とを備える、シートベルト着用促進装置。
  7. 前記車速制限部は、前記シートベルトが着用されていると前記着用判定部により判定されていることと、前記設定速度以下の前記車速が前記車速検知部により検知されていることとの少なくとも一方が前記所定の時間の経過までに成立した場合、前記車速の制限を解除する、請求項6に記載のシートベルト着用促進装置。
  8. 前記警告部は、前記車速が制限されるまでの残余時間を、前記警告が行われてから所定の時間が経過するまでの間に、表示部に表示する、請求項1から7のいずれか一項に記載のシートベルト着用促進装置。
  9. 前記警告部は、前記車速が制限されるときの上限速度を、前記警告が行われてから所定の時間が経過するまでの間に、表示部に表示する、請求項1から8のいずれか一項に記載のシートベルト着用促進装置。
  10. 前記車速制限部は、前記乗員によるアクセルペダル操作の受け付けを制限することで、前記車速を制限する、請求項1から9のいずれか一項に記載のシートベルト着用促進装置。
JP2017018817A 2017-02-03 2017-02-03 シートベルト着用促進装置 Active JP6669094B2 (ja)

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