JP6669039B2 - 充放電装置 - Google Patents

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Description

本開示は、対象機器に対して充電及び放電の少なくとも一方を行う充放電装置に関する。
従来、特許文献1に記載の充電装置がある。特許文献1に記載の充電装置は、電気自動車と通信を行いながら、電気自動車に搭載されたバッテリを充電する。充電装置は、電気自動車との間で行われる通信の異常を検出すると、予め設定された充電パターンにしたがってバッテリの充電を行う。
特開平6−343202号公報
ところで、特許文献1に記載の充電装置のように、電気自動車との間に通信異常が生じた際に常に一定の充電パターンでバッテリの充電が行われると、通信異常の種類によっては不都合が生じる可能性がある。例えば、近年の電気料金システムの多様化により、電力会社とユーザとの間で、電力を使用する時間帯に制限を設けることにより電気料金が安くなる等の契約を結ぶことが可能な場合がある。このような契約が存在する場合、契約された時間帯以外の時間帯で通信異常が生じた際に一定の充電パターンでバッテリの充電が行われると、契約違反となり、結果的に意図しない高額な電気料金がユーザに請求される可能性がある。また、通信異常の種類によっては、そのまま充電を継続すると、バッテリや充電装置に異常が生じてしまう可能性もある。
なお、このような課題は、充電装置に限らず、対象装置に対して充電及び放電の少なくとも一方を行う充放電装置に共通する課題である。
本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象機器との通信に異常が生じた際に、その状況に応じたより適切な動作を行うことの可能な充放電装置を提供することにある。
上記課題を解決する充放電装置(20)は、対象機器(40)に搭載された蓄電池(41)の充電及び放電の少なくとも一方を行う。充放電装置は、充放電装置を制御する統合制御装置(30)及び対象機器と通信を行う通信部(24)と、統合制御装置、対象機器、及び当該充放電装置による充放電要求に基づいて、蓄電池に対する充電及び放電の少なくとも一方を制御する充放電制御部(22)と、充放電要求に応じた、通信途絶が発生した際の充放電態様を定める代替動作情報が記憶された記憶部(220)と、を備える。代替動作情報には、充放電要求の要求元が統合制御装置である場合に対応した動作態様、充放電要求の要求元が対象機器である場合に対応した動作態様、及び充放電要求の要求元が当該充放電装置である場合に対応した動作態様が含まれる。充放電制御部は、充放電要求に基づいて蓄電池の充電及び放電の少なくとも一方が行われている期間に対象機器又は統合制御装置との通信途絶を検出した際に、代替動作情報に基づいて充放電要求に応じた充放電制御を行う。
充放電装置は充放電要求に基づいて蓄電池の充電及び放電の少なくとも一方を行っている。そのため、通信途絶が発生した際、充放電装置は、充放電要求に応じた充電動作又は放電動作を行っている。したがって、上記構成のように、充放電制御部が代替動作情報に基づいて充放電要求に応じた充放電制御を行えば、通信途絶が発生した際の充放電装置の充放電状態に応じたより適切な充放電制御を選択することができる。すなわち、充放電装置は、通信途絶の発生した状況に応じたより適切な動作を行うことが可能となる。
なお、上記手段、及び特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本開示によれば、対象機器との通信に異常が生じた際に、その状況に応じたより適切な動作を行うことの可能な充放電装置を提供できる。
図1は、第1実施形態の充放電システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態の統合制御部、充放電制御部、及び蓄電池制御部の動作例を示すシーケンスチャートである。 図3は、第1実施形態の充放電制御部により実行される通信状態判定処理の手順を示すフローチャートである。 図4は、第1実施形態の代替動作情報及び優先代替動作情報の一例を示す図表である。 図5は、第1実施形態のユーザの操作状態、統合制御装置の動作状態、通信状態、及び充放電装置の動作状態の推移を示すタイミングチャートである。 図6は、第2実施形態の充放電システムの概略構成を示すブロック図である。 図7は、第1実施形態の代替動作情報の一例を示す図表である。 図8は、第1実施形態のユーザの操作状態、通信状態、及び充放電装置の動作状態の推移を示すタイミングチャートである。
<第1実施形態>
以下、充放電装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。はじめに、本実施形態の充放電装置を用いた充放電システムの概要について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の充放電システム10は、充放電装置20と、統合制御装置30と、対象機器40とを備えている。
充放電装置20は、電力変換部21と、充放電制御部22と、操作部23と、通信部24とを有している。
電力変換部21は、分電盤等を介して電力線51により電力系統50に接続されている。また、電力変換部21は、ケーブル25を介して対象機器40と接続されている。対象機器40が例えば蓄電装置のような移動不可能な機器である場合には、ケーブル25を介した電力変換部21と対象機器40との接続は、常時接続された状態である。また、対象機器40が例えば電動車両のような移動可能な機器である場合には、ケーブル25を介した電力変換部21と対象機器40との接続は、脱着可能な状態で接続されている状態である。
電力変換部21は、対象機器40に搭載される蓄電池41の充電及び放電を行う。具体的には、電力変換部21は、蓄電池41の充電を行う場合、電力系統50から供給される交流電力を蓄電池41の充電に適した直流電力に変換するとともに、この変換された直流電力により蓄電池41の充電を行う。また、電力変換部21は、蓄電池41の放電を行う場合、蓄電池41から供給される直流電力を電力系統50への放電に適した交流電力に変換するとともに、この変換された交流電力を電力系統50へ放電する。蓄電池41から電力系統50への放電は、いわゆる売電に相当する。また、非常時等に蓄電池41の放電により宅内の電気機器へ電力を供給することで、停電時でも電気機器を利用することができる。
操作部23は、充放電装置20に対する各種操作を行う際にユーザにより操作される。操作部23では、例えば蓄電池41の充電の開始及び停止、並びに蓄電池41の放電の開始及び停止を操作することができる。操作部23は、ユーザの操作情報を充放電制御部22に送信する。
通信部24は、充放電装置20と統合制御装置30との間、及び充放電装置20と対象機器40との間で有線通信又は無線通信を行うことが可能である。
充放電制御部22は、マイクロコンピュータを中心に構成されており、記憶部としての記憶装置220やカウンタ221等を有している。充放電制御部22は、通信部24を介して統合制御装置30及び対象機器40と通信を行うことが可能である。
充放電制御部22は、操作部23から送信されるユーザの操作情報に基づいて電力変換部21の動作を制御することにより、対象機器40の蓄電池41の充電及び放電を制御する。この場合、蓄電池41の充電及び放電は操作部23により手動で制御されることになる。また、充放電制御部22は、蓄電池41の充電又は放電を自動的に制御することもできる。さらに、充放電制御部22は、統合制御装置30から通信部24を介して充電開始要求、充電停止要求、放電開始要求、及び放電停止要求のいずれかを受信した場合には、その要求内容に応じて蓄電池41の充電及び放電を制御する。
対象機器40は、充放電装置20により充電及び放電が制御される機器である。対象機器40は、ハイブリッド車両や電気自動車を含む電動車両等である。対象機器40は、蓄電池41と、蓄電池制御部42と、通信部43とを有している。
蓄電池41は、充放電装置20から供給される直流電力を充電する。なお、対象機器40が電動車両である場合には、蓄電池41は、電動車両の走行に伴い発電される電力も充電することが可能である。また、蓄電池41は、放電により、対象機器40に搭載される各種電子機器に電力を供給することもできる。
通信部43は、充放電装置20との間で有線通信又は無線通信を行うことが可能である。
蓄電池制御部42は、マイクロコンピュータを中心に構成されている。蓄電池制御部42は、通信部43を介して充放電装置20と通信を行いつつ、蓄電池41の充電及び放電を制御する。また、蓄電池制御部42は、蓄電量等の蓄電池41の状態に関する情報を監視している。蓄電池制御部42は、蓄電池41の充電又は放電が行われる際、蓄電池41に関する情報を通信部43を介して充放電装置20に送信している。さらに、蓄電池制御部42は、対象機器40に対するユーザの手動操作に基づいて充電開始要求、充電停止要求、放電開始要求、及び放電停止要求を充放電装置20に対して行うこともできる。また、蓄電池制御部42は、蓄電池41の充放電制御において、充電開始要求、充電停止要求、放電開始要求、及び放電停止要求を自動的に充放電装置20に対して行うこともできる。
統合制御装置30は、充放電装置20だけでなく、図示しないその他の機器の充電及び放電を統括的に制御している。統合制御装置30は、例えばHEMS(Home Energy Management System)装置である。統合制御装置30は、統合制御部31と、操作部32と、第1通信部33と、第2通信部34とを有している。
操作部32は、統合制御装置30に対する各種操作を行う際にユーザにより操作される。操作部32では、例えば蓄電池41の充電の開始及び停止、並びに蓄電池41の放電の開始及び停止を操作することができる。操作部32は、ユーザの操作情報を統合制御部31に送信する。
第1通信部33は、充放電装置20との間で有線通信又は無線通信を行うことが可能である。第2通信部34は、ユーザの所持する端末装置60との間で無線通信を行うことが可能である。端末装置60でも、蓄電池41の充電の開始及び停止、並びに放電の開始及び停止を操作することができる。
統合制御部31は、操作部32の操作情報に基づいて、充電開始要求、充電停止要求、放電開始要求、及び放電停止要求を第1通信部33を介して充放電装置20に行う。この場合、蓄電池41の充電及び放電は操作部32により手動で制御されることになる。
また、統合制御部31は、端末装置60の操作情報を第2通信部34を介して受信すると、その操作情報に応じた要求を第1通信部33を介して充放電装置20に行う。例えば、統合制御部31は、充電開始要求、充電停止要求、放電開始要求、及び放電停止要求を充放電装置20に対して行う。この場合、蓄電池41の充電及び放電は端末装置60の遠隔操作により制御されることになる。
さらに、統合制御部31は、対象機器40を含む各種機器の電力の需給状態を自動的に管理する電力管理制御を行っている。電力管理制御には、電気料金の安い時間帯に各種機器への充電を行う制御処理や、各種機器の総電力量が上限値を超えそうな場合に各種機器の動作を制限する制御処理等が含まれている。統合制御部31は、この電力管理制御に基づいて充電開始要求、充電停止要求、放電開始要求、及び放電停止要求を充放電装置20に対して行う。これにより、蓄電池41の充電及び放電が統合制御装置30により自動的に制御されることになる。
次に、蓄電池41の充電又は放電が行われる際の充放電システム10の動作について具体的に説明する。
図2に示されるように、統合制御部31が、例えばステップS10の処理として、操作部32に対するユーザの操作に基づいて、あるいは電力管理制御に基づいて充電又は放電を開始したとする。この場合、統合制御部31は、ステップS11の処理として、充電開始要求又は放電開始要求を充放電装置20に送信する。本実施形態では、充放電開始要求及び放電開始要求が充放電要求に相当する。
充電開始要求及び放電開始要求には、充放電トリガ情報及び要求元情報が含まれている。充放電トリガ情報は、ユーザの手動操作に基づいて充電又は放電を開始する状況、ユーザの遠隔操作に基づいて充電又は放電を開始する状況、及び電力管理制御に基づいて自動的に充電又は放電を開始する状況のいずれの状況で充電又は放電を開始するかを示す情報である。要求元情報は、充電開始要求又は放電開始要求の発行元を示す情報である。図2に示される動作例では、統合制御部31が充電開始要求又は放電開始要求を行っているため、要求元情報は統合制御装置30となる。
なお、充放電装置20の操作部23に対するユーザの操作に基づいて充放電装置20が充電開始又は放電開始を行う場合には、要求元情報は充放電装置20となる。
充放電制御部22は、ステップS12の処理として、統合制御部31から充電開始要求又は放電開始要求を受信すると、受信した充電開始要求又は放電開始要求を蓄電池制御部42に送信する。これにより、蓄電池制御部42も、ステップS13の処理として、充電開始要求又は放電開始要求を受信する。以上により、充放電制御部22及び蓄電池制御部42が共に充電開始又は放電開始を認知した状態となる。
充放電制御部22及び蓄電池制御部42は、充電開始又は放電開始を認知した状態になると、ステップS14の処理として、充電開始準備又は放電開始準備を行う。この充電開始準備又は放電開始準備では、充放電制御部22及び蓄電池制御部42は、例えば双方向で通信を行うことにより、ケーブル25が適切に接続されている状態であるか否か等、蓄電池41に対する充電又は放電を適切に行うことができる状態であるか否かを判定する。
充放電制御部22は、ステップS14の処理において充電開始準備又は放電開始準備が完了すると、ステップS15の処理として、充放電条件を記憶する。具体的には、充放電制御部22は、充電開始要求又は放電開始要求に含まれる充放電トリガ情報及び要求元情報を記憶装置220に記憶させる。
なお、充放電制御部22は、操作部23の操作に基づいて蓄電池41の充電又は放電を行う場合には、充放電トリガ情報として、ユーザの手動操作に基づいて充電又は放電を開始する状況であることを、また要求元情報として、充放電制御部22であることを充放電条件として記憶装置220に記憶させる。
その後、充放電制御部22及び蓄電池制御部42は、ステップS16の処理として、充電動作又は放電動作を開始する。充放電制御部22は、充電動作又は放電動作を行っている期間、ステップS17の処理として、通信状態判定処理を実行する。ステップS17に示される通信状態判定処理は、充放電装置20と統合制御装置30との通信状態を検出するための処理と、充放電装置20と対象機器40との通信状態を検出するための処理とからなる。これらの処理は基本的には同様の処理であるため、ここでは、充放電装置20と統合制御装置30との通信状態を検出するための処理について代表して説明する。
図3に示されるように、充放電制御部22は、まず、ステップS170の処理として、充電動作又は放電動作に伴う初回の通信時であるか否かを判断する。充放電制御部22は、初回の通信時である場合には、ステップS170の処理で肯定判断し、ステップS171の処理として、カウンタ221の値Cをリセットする。
充放電制御部22は、ステップS171の処理を実行した場合、あるいはステップS170の処理で否定判断した場合には、ステップS172の処理として、統合制御装置30からの通信応答の有無を判定する。例えば充放電制御部22は、統合制御装置30に対して所定のトリガ信号を送信した後、このトリガ信号に対して統合制御装置30及び対象機器40から送信される応答信号を所定時間以内に受信することができるか否かに基づいて通信応答の有無を判定する。
充放電制御部22は、統合制御装置30から通信応答があった場合、すなわちステップS172の処理で肯定判定した場合には、ステップS173の処理として、カウンタ221の値Cをリセットする。一方、充放電制御部22は、統合制御装置30から通信応答がなかった場合、すなわちステップS172の処理で否定判断した場合には、ステップS174の処理としてカウンタ221の値Cをインクリメントする。
充放電制御部22は、ステップS173の処理又はステップS174の処理を実行した後、ステップS175の処理として、カウンタ221の値Cが予め定められた閾値Cth以上であるか否かを判断する。充放電制御部22は、カウンタ221の値Cが閾値Cth未満である場合には、ステップS175の処理で否定判断し、ステップS176の処理として、統合制御装置30との通信状態は正常状態であると判定する。一方、充放電制御部22は、カウンタ221の値Cが閾値Cth以上である場合には、ステップS175の処理で肯定判断し、ステップS177の処理として、統合制御装置30との通信状態が途絶状態であると判定する。
充放電制御部22は、図2に示されるステップS17の処理において、対象機器40との通信状態を判定するための処理として、図3に示される処理と同様の処理を実行する。
図2に示されるように、充放電制御部22は、ステップS17の処理に続くステップS18の処理として、統合制御装置30及び対象機器40との通信状態が正常状態であるか否かを判断する。充放電制御部22は、ステップS17の処理において統合制御装置30及び対象機器40との通信状態が共に正常状態であるという判定結果を得た場合には、ステップS18の処理で肯定判断し、ステップS16の処理に戻る。すなわち、充放電制御部22は、ステップS16の処理として、充電動作及び放電動作を継続するとともに、ステップS17の処理として、図3に示される通信状態判定処理を実行する。なおこの場合、充放電制御部22は、図3のステップS170の処理で否定判断する。このように、充放電制御部22は、通信状態判定処理を周期的に実行するため、統合制御装置30及び対象機器40との通信状態を周期的に監視することができる。
一方、図2に示されるように、充放電制御部22は、ステップS17の処理において統合制御装置30及び対象機器40のいずれか一方の通信状態が途絶状態であるという判定結果を得た場合には、ステップS18の処理で否定判断し、ステップS19の処理として、代替動作を選択する。
具体的には、充放電制御部22の記憶装置220には、充放電要求に応じた、通信途絶が発生した際の充放電態様を定める代替動作情報及び優先代替動作情報が記憶されている。代替動作情報及び優先代替動作情報には、図4に示されるように、「充電動作」、「放電動作」、及び「停止動作」の3つのカテゴリが含まれている。
各カテゴリには、「要求元」のカテゴリが含まれている。「要求元」のカテゴリは、充電開始要求又は放電開始要求を発行した装置、並びにその要求が手動操作、自動操作、及び遠隔操作のいずれに基づいて行われたものであるかを示す。例えば「手動操作:充放電装置」は、充放電装置20における操作部23の手動操作により充電動作開始要求が行われた場合を示す。「自動操作:統合制御装置」は、統合制御装置30による電力管理制御に基づいて自動的に充電動作開始要求が行われた場合を示す。
「代替動作情報」のカテゴリには、「デフォルト」、及び「対応時間帯」のカテゴリが含まれている。
「デフォルト」のカテゴリは、通信途絶の発生の際に実行される標準的な代替動作を示す。例えば「充電動作」は、充電動作を許可することを示す。また、「動作を停止」は、充電動作又は放電動作を停止することを示す。さらに、「動作停止後に再開」は、通信途絶中は充電動作又は放電動作を停止して待機するとともに、通信が回復した場合には充電動作又は放電動作を再開することを示す。
「対応時間帯」は、「デフォルト」の代替動作が許可される時間帯を示している。したがって、例えば「終日」は、「デフォルト」の代替動作が終日許可されることを示す。「時刻t1〜時刻t2」は、「デフォルト」の代替動作が時刻t1〜時刻t2の期間だけ許可されることを示す。
「優先代替動作情報」は、代替動作情報において規定される動作態様よりも優先する動作態様を定めたものである。「優先代替動作情報」には、「蓄電池41の残容量が基準以下の場合」のカテゴリが含まれている。「蓄電池41の残容量が基準以下の場合」のカテゴリは、通信途絶が検出された際の蓄電池41の蓄電量が予め定められた所定量以下である場合に実行される代替動作を示す。例えば、「充電動作(フル)」は、蓄電池41の蓄電量が満充電になるまで充電動作を継続することを示す。「充電動作」は、蓄電池41の蓄電量が予め定められた所定量になるまで充電動作を継続することを示す。
なお、図4に記載されている「・・・」は、記載内容を省略して示したものである。また、代替動作情報の内容及び優先代替動作情報の内容は、例えば充放電装置20の操作部23や統合制御装置30の操作部32をユーザが操作することにより任意に変更可能である。
図2に示されるように統合制御装置30から充放電制御部22に充電開始要求又は放電開始要求が送信されている場合、充放電開始要求又は放電開始要求には、充放電トリガ情報及び要求元情報が含まれている。この場合、要求元情報は「統合制御装置」となる。そして、充放電制御部22は、充放電トリガ情報に含まれる情報に応じて、異なる代替動作を選択する。
例えば充放電トリガ情報に含まれている情報が「操作部32の手動操作に基づき充電動作を開始した状況である」ことを示す情報である場合には、充放電制御部22は、ステップS19の処理として、時刻t1〜時刻t2の期間だけ充電動作を停止する動作を代替動作として選択する。但し、蓄電池41の蓄電量が予め定められた所定量以下である場合には、充放電制御部22は、ステップS19の処理として、蓄電池41の蓄電量が予め定められた所定量になるまで充電動作を継続する動作を代替動作として優先的に選択する。
また、充放電トリガ情報に含まれている情報が「電力管理制御に基づき自動的に充電動作を開始した状況である」ことを示す情報である場合には、充放電制御部22は、ステップS19の処理として、通信途絶中は充電動作又は放電動作を停止して待機するとともに、通信が回復した場合には充電動作又は放電動作を再開する動作を代替動作として選択する。但し、蓄電池41の蓄電量が予め定められた所定量以下である場合には、充放電制御部22は、ステップS19の処理として、蓄電池41の蓄電量が予め定められた所定量になるまで充電動作を継続する動作を代替動作として優先的に選択する。
なお、充放電制御部22は、ユーザによる操作部23の手動操作、あるいは自動的な充放電制御に基づいて充電動作又は放電動作を開始する場合には、その操作情報に応じた代替動作を図4に示される代替動作情報及び優先代替動作情報から選択する。また、充放電制御部22は、ユーザによる対象機器40の手動操作、あるいは対象機器40の自動的な充放電制御に基づいて充電動作又は放電動作を開始する場合には、その操作情報に応じた代替動作を図4に示される代替動作情報及び優先代替動作情報から選択する。
充放電制御部22及び蓄電池制御部42は、ステップS19の処理に続くステップS20の処理として、ステップS19で選択された代替動作を実行する。
なお、充放電制御部22、統合制御部31、及び蓄電池制御部42は、充電又は放電の停止の際にも、図2に示される動作に準じた動作を行う。
次に、充放電制御部22及び統合制御部31の動作例について説明する。
図5(B)に示されるように、例えば時刻t10で統合制御装置30が電力管理制御に基づいて充電開始要求を充放電装置20に送信したとする。この場合、図5(D)に示されるように、充放電装置20は、時刻t10から蓄電池41の充電を開始する。その後、図5(C)に示されるように、時刻t11で充放電装置20と統合制御装置30との間の通信が途絶したとすると、充放電装置20は代替動作を実行する。この場合、充放電装置20は、図4に示される「充電動作」の「代替動作情報」における「自動操作:統合制御装置」の欄の動作を選択する。すなわち、充放電装置20は、代替動作として、通信途絶中は充電動作又は放電動作を停止して待機するとともに、通信が回復した場合には充電動作又は放電動作を再開する。したがって、図5(D)に示されるように、充放電装置20は、時刻t11から、通信が回復する時刻t12までの期間、充電動作の停止を継続する。この場合、時刻t11から蓄電池41の充電が停止されることになる。
その後、図5(A)に示されるように、時刻t13でユーザが充放電装置20の操作部23を操作して充電動作を開始したとすると、図5(D)に示されるように、充放電装置20は、時刻t13から充電動作を開始する。その後、図5(C)に示されるように、時刻t14で充放電装置20と統合制御装置30との間の通信が途絶したとすると、図5(D)に示されるように、充放電装置20は代替動作を実行する。この場合、充放電装置20は、図4に示される「充電動作」の「代替動作情報」における「手動操作:充放電装置」の欄の動作を選択する。すなわち、充放電装置20は、代替動作として、充電動作を終日実行する。したがって、図5(D)に示されるように、充放電装置20は、時刻t14から、通信が回復する時刻t15までの期間、充電動作を継続する。この場合、時刻t13から、ユーザによる対象機器40の利用が開始される時刻t16までの期間、蓄電池41の充電が継続されることになる。
以上説明した本実施形態の充放電装置20によれば、以下の(1)〜(5)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)充放電制御部22は、充放電要求に基づいて充電又は放電が行われている期間に統合制御装置30及び対象機器40のいずれか一方の通信状態が途絶状態であると判定した場合、代替動作情報に基づいた充放電制御を行う。代替動作情報は、充放電要求に応じた、通信途絶が発生した際の充放電態様を定めるものである。ここで、充放電装置20は充放電要求に基づいて蓄電池41の充電及び放電の少なくとも一方を行っている。そのため、通信途絶が発生した際、充放電装置20は、充放電要求に応じた充電動作又は放電動作を行っている。したがって、充放電制御部22が代替動作情報に基づいて充放電要求に応じた充放電制御を行えば、通信途絶が発生した際の充放電装置の充放電状態に応じたより適切な充放電制御を選択することができる。すなわち、充放電装置は、通信途絶の発生した状況に応じたより適切な動作を行うことが可能となる。
(2)代替動作情報には、手動操作に基づく充放電要求に対応した動作態様、遠隔操作に基づく充放電要求に対応した動作態様、及び自動的な充放電要求に応じた動作態様が記憶されている。代替動作情報では、例えば操作部23に対する手動操作に基づいて充電を開始している場合には、充電動作を継続することとした。また、端末装置60の遠隔操作に基づいて充電を開始している場合には、安全を考慮し、充電動作を停止することとした。さらに、統合制御装置30による自動操作により充電を開始している場合には、通信途絶中は充電動作を停止し待機するとともに、通信が回復した場合には充電動作を再開することとした。これにより、充放電装置20は、各種の充放電要求に応じた、より適切な動作態様を選択することができる。
(3)代替動作情報には、時間帯及び日時に応じた動作態様が更に定められている。これにより、充放電装置20の動作態様をより詳細に定めることができるため、充放電装置20は、各種の充放電要求に応じた、更に適切な動作態様を選択することができる。
(4)充放電制御部22は、通信途絶が検出された際に蓄電池41の蓄電量が予め定められた所定量以下である場合には、代替動作情報よりも優先的に優先代替動作情報に基づく動作態様を行う。これにより、蓄電池41の蓄電量が少ない場合には充電動作等が優先的に実行されるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
(5)充放電制御部22は、統合制御装置30及び対象機器40との通信状態を周期的に監視する。そして、充放電制御部22は、通信途絶が連続して発生した回数をカウンタ221によりカウントするとともに、そのカウント値Cが予め定められた所定の閾値Cth以上になることをもって、通信途絶の検出を確定する。これにより、統合制御装置30及び対象機器40の種別によらずに通信途絶を検出することができる。
<第2実施形態>
次に、充放電装置20の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態の充放電装置20との相違点を中心に説明する。
図6に示されるように、本実施形態の統合制御装置30は、アグリゲータにより管理される装置である。アグリゲータは、複数の需要家70の電力需要を統括的に管理する電力会社や企業等である。アグリゲータと需要家70との間で契約を交わすとともに、その契約に基づいた電力管理を需要家70が行うことにより、需要家70は、例えば電気料金が割安になる等のリターンを得ることができるようになっている。統合制御装置30は、例えばアグリゲータの電力需要予測や需要家70との契約等に基づいて宅内の充放電に一定の制限や指示を行う。
このような充放電システム10では、統合制御装置30と、需要家70に設置された充放電装置20との通信が途絶すると、充放電装置20が契約に基づく電力管理を実行できない可能性がある。仮に充放電装置20が、契約に違反するような宅内の充放電を実行すると、電気料金が高くなる等の不都合が生じるおそれがある。
そこで、図7に示されるように、本実施形態の代替動作情報では、「充電動作」の「手動操作:充放電装置」における「対応時間帯」が「時刻t20〜時刻t21」に制限されている。この時間帯は、需要家70とアグリゲータとの契約により、電力系統50から需要家70への電力供給が許可されている時間に対応している。
次に、本実施形態の充放電装置20の動作例について説明する。
図8(A),(C)に示されるように、例えば時刻t30でユーザによる充放電装置20の操作部23に対する手動操作に基づいて充放電装置20が蓄電池41の充電を開始したとする。この場合、図8(B)に示されるように、時刻t31で充放電装置20と統合制御装置30との間の通信が途絶したとすると、充放電装置20は代替動作を実行する。この場合、充放電装置20は、図7に示される「充電動作」の「代替動作情報」における「手動操作:充放電装置」の欄の動作を選択する。すなわち、充放電装置20は、代替動作として、時刻t20から時刻t21までの期間だけ充電動作を実行する。したがって、図8(D)に示されるように、充放電装置20は、時刻t31から時刻t21までの期間だけ蓄電池41の充電を実行し、時刻t21以降は蓄電池41の充電を停止する。
以上説明した本実施形態の充放電装置20によれば、以下の(6)に示される作用及び効果を更に得ることができる。
(6)代替動作情報には、アグリゲータと需要家70との間で交わされた契約に基づく時間帯に応じた動作態様が更に定められている。これにより、需要家70がアグリゲータとの契約に違反し難い動作を保証することができるため、高額な電気料金が請求される等の不都合を未然に防ぐことができる。
なお、各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・対象機器40が電動車両である場合、充放電装置20と電動車両との間の通信プロトコルが規格化されていることがある。したがって、電動車両と充放電装置20との間の通信途絶に関する対応方法として、この規格に基づく対応方法を取ることが考えられる。このような場合には、充放電制御部22は、統合制御装置30との通信途絶のみを検出するものであってもよい。また、代替動作情報及び優先代替動作情報は、充放電装置20と統合制御装置30との充放電態様のみを定めるものであってもよい。
・対象機器40が電動車両である場合、通信途絶が問題になるケースは、電動車両から充放電要求がある状況くらいである。したがって、充放電装置20と電動車両との間の通信途絶が問題になるケースは極めて少ない。そのため、充放電制御部22は、統合制御装置30との通信途絶のみを検出するものであってもよい。また、代替動作情報及び優先代替動作情報は、充放電装置20と統合制御装置30との充放電態様のみを定めるものであってもよい。
・充放電装置20は、蓄電池41に対して充電及び放電のいずれか一方を行うものであってもよい。充放電装置20が蓄電池41の充電のみを行う場合、図2に示される充放電要求は、充電開始要求に相当する。また、充放電装置20が蓄電池41の放電のみを行う場合、図2に示される充放電要求は、放電開始要求に相当する。
・図4に示される代替動作情報には、時間帯及び日時の他、例えば曜日に応じた動作態様が定められていてもよい。要は、代替動作情報は、時間帯、日時、及び曜日の少なくとも一つに応じた動作態様を定めるものであればよい。
・充放電制御部22が提供する手段及び/又は機能は、実体的な記憶装置220に記憶されたソフトウェア及びそれを実行するコンピュータ、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組み合わせにより提供することができる。例えば充放電制御部22がハードウェアである電子回路により提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路により提供することができる。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
20:充放電装置
22:充放電制御部
24:通信部
30:統合制御装置
40:対象機器
41:蓄電池
220:記憶装置(記憶部)

Claims (7)

  1. 対象機器(40)に搭載された蓄電池(41)の充電及び放電の少なくとも一方を行う充放電装置(20)であって、
    当該充放電装置を制御する統合制御装置(30)及び前記対象機器と通信を行う通信部(24)と、
    前記統合制御装置、前記対象機器、及び当該充放電装置による充放電要求に基づいて、前記蓄電池に対する充電及び放電の少なくとも一方を制御する充放電制御部(22)と、
    前記充放電要求に応じた、通信途絶が発生した際の充放電態様を定める代替動作情報が記憶された記憶部(220)と、を備え、
    前記代替動作情報には、
    前記充放電要求の要求元が前記統合制御装置である場合に対応した動作態様、前記充放電要求の要求元が前記対象機器である場合に対応した動作態様、及び前記充放電要求の要求元が当該充放電装置である場合に対応した動作態様が含まれ、
    前記充放電制御部は、
    前記充放電要求に基づいて前記蓄電池の充電及び放電の少なくとも一方が行われている期間に前記対象機器又は前記統合制御装置との通信途絶を検出した際に、前記代替動作情報に基づいて前記充放電要求に応じた充放電制御を行う
    充放電装置。
  2. 前記充放電要求には、
    手動操作に基づく充放電要求、遠隔操作に基づく充放電要求、及び自動的な充放電要求が含まれ、
    前記代替動作情報には、
    前記手動操作に基づく充放電要求に対応した動作態様、前記遠隔操作に基づく充放電要求に対応した動作態様、及び前記自動的な充放電要求に応じた動作態様の少なくとも二つの動作態様が含まれている
    請求項1に記載の充放電装置。
  3. 前記代替動作情報には、
    時間帯、日時、及び曜日の少なくとも一つに応じた動作態様が更に含まれている
    請求項1又は2に記載の充放電装置。
  4. 前記記憶部には、
    前記代替動作情報において規定される動作態様よりも優先する動作態様を定める優先代替動作情報が更に記憶され、
    前記充放電制御部は、
    前記充放電要求に基づいて前記蓄電池に対する充電及び放電の少なくとも一方を行っている期間に前記通信途絶が検出された際に、前記蓄電池の蓄電量が予め定められた所定量以下である場合には、前記代替動作情報よりも優先的に前記優先代替動作情報に基づく動作態様を行う
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の充放電装置。
  5. 前記充放電制御部は、
    前記統合制御装置との通信途絶のみを検出する
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の充放電装置。
  6. 前記充放電制御部は、
    前記対象機器又は前記統合制御装置との通信状態を周期的に監視するとともに、
    前記対象機器又は前記統合制御装置との通信途絶が連続して発生した回数をカウントするとともに、そのカウント値が予め定められた所定の閾値以上になることをもって、前記通信途絶の検出を確定する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の充放電装置。
  7. 前記対象機器は、電動車両である
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の充放電装置。
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