JP6668226B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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本発明は、ISO26262に代表される機能安全を有するプロセッサを持つ電子制御装置における、プログラム書き込み方法に関する。
従来のプロセッサ(CPU)を用いた車載用電子制御装置では、車両に搭載した制御対象(例えば、エンジンや自動変速機等)の制御を担うメインCPUを、サブCPU等の監視部によって監視することで、電子制御装置の機能安全性を保証するようにしている。例えば、特許文献1にあるメインCPUのプログラムの暴走などによる不正な動作を検出する機構である、ウォッチドッグタイマ(WDT)などがある。
また近年、車載電子機器等の機能安全規格として、国際標準化機構のISO26262が、注目を集めている。ISO26262では、車載電子機器の構成要素であるマイコン(例えばメインCPU)等に故障が発生したとしても、機能的な工夫を施すことによって最低限の許容可能な安全を確保する、フェールセーフ制御が求められている。例えば、故障が発生したとしても、故障が発生してから予め定められた期間内で故障を検出することなどが挙げられる。
機能的な工夫の一例として、メインCPUに複数のプロセッサコアを用いたロックステップ方式がある。この技術に関連し、特許文献2には、ロックステップ方式を用いたプロセッサシステムに関する技術が記載されている。ロックステップ方式においては、複数のプロセッサコアにおいて同一の処理(タスク)が実行され、これらの実行結果を比較することによって故障(エラー)が検知される仕組みである。
上述したように、ロックステップ方式などの機能安全に対応したマイコンでは、タスクのエラー以外にも、様々なエラーを検知することができる。一方で、その故障が一時的か、恒久的かで、フェールセーフ制御に移行するかどうか判断する必要がある。この場合、例えば、特許文献2のようにエラーの検知回数をカウントすることで、そのエラーが一時的か恒久的か判断することができる。
上述したように、機能安全への対応により、様々な要因のエラーを検知し、フェールセーフ制御をすることが可能となった。それに伴い、様々なエラー信号を用いて、マイコンをフェールセーフ制御へ移行させる仕組み(セーフティメカニズム)ができた。
特開2013-178736号公報 特開2016-110502号公報
上述したように、機能安全への対応により、様々なエラー要因を検知し、フェールセーフ制御をすることが可能となった。その制御の仕組みとして、様々なエラー信号を出力し、それにより例えば監視ICなどが、マイコン動作をリセットさせるものが考えられる。
一方で、前記の構成では例えばメインCPUにプログラムが書き込まれていない場合、エラー信号は初期値として、エラー状態になっていることが一般的である。メインCPUにプログラムが書き込まれている場合は、電源の投入後にエラー信号は正常状態へ移行する。
従来は、メインCPUにプログラムを書き込む場合は、外部から信号を入力しWDTを正常状態にすれば、書き込むことができた。
しかしながら、本課題ではロックステップ等のエラー出力信号が増加し、フェールセーフ制御を統合したため、WDT以外のエラー信号が初期値(エラー状態)のままだと、WDT出力とその他のエラー出力のロジックが監視ICなどで接続されているため、フェールセーフ制御としてメインCPUへリセットをかけ続けるので、書き込むことができないという問題が発生する可能性がある。
メインCPUと監視ICを有する制御装置において、メインCPUからエラー信号生成時にメインCPUがブートモードであることを識別する手段を有する制御装置。
本発明によれば、ロックステップ方式などによるエラー出力を利用したフェールセーフ制御機能をもつ電子制御装置において、メインCPUにプログラムを書き込むことが可能となる。
従来の電子制御装置のフェールセーフ制御の構成の一例、及びその書き込み手法である。 本課題の電子制御装置のフェールセーフ制御の構成の一例、及びその書き込み手法である。 実施例1における監視ICのブートモード判定条件を満たすタイミングチャートである。 実施例2におけるメインCPUのプログラムの書き込み異常によって、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知の出力を反転させる構成の一例である。 実施例3における外部からの信号により、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知の出力を変える方法の一例である。
本実施の形態の概要について説明する。図1は、従来の電子制御装置1(ECU)のフェールセーフ制御の構成の一例である。図1に示す通り、従来はメインCPU2が正常状態であれば、プログラム処理による監視パルス信号(PRUN出力5)を周期信号として出力する。監視IC3では、そのPRUN信号をWDT6により監視しており、メインCPU2に対してリセット7をかけていた。
図1の場合は、メインCPU2にプログラムが書き込まれていない場合でも、プログラム書き込み装置4からPRUN信号10を入力することで、WDT6によるリセット信号9を解除することができる。
図2は、本課題の電子制御装置1のフェールセーフ制御の構成である。図1の構成に加えて、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知11が追加され、その出力8とWDTの出力9が、リセット出力13においてロジックが接続されている。
そのため、メインCPU2にプログラムが書き込まれていない場合は、プログラム書き込み装置4からPRUN信号10を入力し、WDT6が正常状態になったとしても、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知11がエラー状態のままであり、リセット出力
13のロジック接続により、メインCPU2に対してリセット7をかけ続けてしまう状態である。
上述した、図2の状態において、メインCPUのプログラム書き込み時においては、リセットを解除するという、プログラムの判定条件を設定する。判定条件は3つあり、1つはエラー出力信号12がロー(エラー)状態であること。1つは、WDT6に外部から入力されるPRUN信号10が正常に入力されていること。もう1つが、電子制御装置1の電源投入からパワーリセット解除タイミングより前(図3で説明する)にPRUNを入力すること。以上の条件を満たす場合、監視IC3はメインCPU2のプログラム書き込み状態(ブートモード)だと判断し、リセット出力13を解除する。以上の条件を、監視IC3のプログラムに追加する。
図3は、前記のプログラムブートモード条件を示すタイミングチャートである。イグニッションスイッチ(IGNSW)信号15は、前記の電子制御装置1の電源投入信号にあたる。リセット信号16は、初期値はロー状態であり、正常状態であればパワーオンリセット解除タイミング19にハイ状態へ移行する。パワーオンリセットは、マイコンが起動してから安定するまでリセットをかけることである。
前記において、パワーオンリセット期間に、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知の出力17がロー状態かつ、プログラム書き込み装置による外部からのPRUN信号18が入力されていることを示している。
上述した、図2の状態において、メインCPU2のプログラム書き込み異常(例えば、プログラム未書き込み状態)によって、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知11の出力を反転させる方法がある。
図4は、前記の方法の一例である。メインCPU2はプログラム書き込み異常通知20(例えば、プログラム未書き込み状態)を出力する。メインCPU2と監視IC3の間には、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知11とプログラム書き込み異常通知20を入力し、プログラム書き込み異常の場合にエラー通知11の出力を反転させるロジック回路22を設ける方法である。
図4は一例であり、ロジック回路22の場所は、メインCPU2と監視IC3の間である必要はない。例えば、監視ICの中にあっても構わない。
上述した、図2の状態において、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知11の出力信号線12に対して、外部(例えば、プログラム書き込み装置4)から直接信号を入力し、正常状態と認識させることで、リセットを解除させる方法である。
図5は、前記の方法の一例である。図2の状態において、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知11の出力信号線12に対して、例えば外部のプログラム書き込み装置4からの信号24を入力して、エラー状態を解除させることで、リセット出力13を解除する方法である。
図5は一例であり、ロックステップなどのエラーを含むエラー通知11を解除させる外部からの信号は、プログラム書き込み装置から出力される必要はない。
1:電子制御装置(ECU)
2:メインCPU(メインマイコン)
3:監視IC(サブマイコン)
4:プログラム書き込み装置
5:PRUN出力
6:ウォッチドックタイマ(WDT)
7:リセット回路
8:PRUN信号線
9:WDT出力信号線
10:プログラム書き込み装置からのPRUN信号
11:エラー通知(ロックステップエラー含む)
12:エラー出力信号線
13:リセット出力
14:リセット出力信号線
15:イグニッションスイッチ信号(IGNSW)
16:リセット信号
17:エラー信号
18:PRUN信号
19:パワーオンリセット解除タイミング
20:プログラム異常通知(プログラム未書き込み含む)
21:プログラム異常出力信号線
22:ロジック回路
23:ロジック出力信号線
24:プログラム書き込み装置からのエラー出力信号線

Claims (2)

  1. ロックステップ方式であるメインCPUと、
    前記メインCPUをWDTにより監視する監視ICと、を備える制御装置において、
    前記監視ICは、
    前記メインCPUからのエラー出力信号がエラー状態であること、前記WDTに入力されるPRUN信号が正常であること、電源投入からパワーリセット解除タイミングより前に前記PRUN信号が入力されていること、を満たす場合に、前記メインCPUがブートモードであることを識別する手段と、
    前記メインCPUからのエラー出力信号がエラー状態である場合に前記メインCPUに対してリセット信号を出力するリセット機能と、を有し、
    前記識別する手段がブートモードであると判断した場合、前記リセット信号の出力を解除することを特徴とした制御装置。
  2. 前記メインCPUは、ISO26262に対応している請求項1に記載の制御装置。
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