JP6668108B2 - 付爪用システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子ペーパを有する付爪と、電子ペーパに対して出力データを出力する付爪用出力装置とを備えた付爪用システムに関する。
従来、付爪用システムとして、電子ペーパを有する付爪と、断面視略コ字状の筐体と、筐体内に設けられ、付爪の電子ペーパに対して出力データを非接触で出力するための無線通信部や制御部などを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この付爪用システムでは、筐体の凹部に、電子ペーパを貼り付けた爪を通過させる若しくは爪を配置することで、電子ペーパに画像を表示させている。
特開2012−20035号公報
ところで、付爪用システムでは、電子ペーパに表示する色や模様などの出力データをユーザに対してマニキュアの代わりとして販売することが考えられるが、出力データは、使用に応じて残量が減っていくマニキュアとは異なるため、ユーザによって無制限に使用されてしまうといった問題があった。
そこで、本発明は、電子ペーパ付きの付爪に送信する出力データがユーザによって無制限に使用されるのを禁止することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る付爪用システムは、電子ペーパを有する付爪と、前記電子ペーパに対して出力データを出力する付爪用出力装置とを備える。
前記付爪用出力装置は、出力データを記憶する第1記憶部と、前記出力データを前記電子ペーパに出力する第1制御部とを有する。
前記第1制御部は、前記電子ペーパへの前記出力データの出力回数が所定の閾値を超えた場合に、出力データの出力を禁止する。
この構成によれば、出力データの出力回数が所定の閾値を超えると、出力データの出力が禁止されるので、出力データがユーザによって無制限に使用されるのを禁止することができる。
また、前記した構成において、前記付爪用出力装置と通信可能な端末をさらに備え、前記端末は、前記出力データの出力回数の増加に応じて減少する使用可能回数を表示する表示部を有していてもよい。
これによれば、出力データの残りの使用回数である使用可能回数が端末の表示部に表示されるので、残りの使用回数をユーザに知らせることができる。また、付爪用出力装置に表示部を設ける必要がないので、付爪用出力装置にかかるコストを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記第1制御部は、前記出力回数を前記第1記憶部に記憶させ、前記端末は、前記出力回数を記憶する第2記憶部と、第2制御部とを有し、前記第2制御部は、前記付爪用出力装置との通信時において、前記第2記憶部で記憶している出力回数を、前記第1記憶部で記憶している出力回数に同期させるように構成されていてもよい。
これによれば、端末との非通信時に付爪用出力装置を使用した場合でも、通信時に第2記憶部の出力回数と第1記憶部の出力回数とが同期するので、実際の出力回数に応じた使用可能回数を表示部に表示させることができる。
また、前記した構成において、前記端末と通信可能なサーバをさらに備え、前記第2制御部は、前記サーバから受信した出力データの使用許可情報に基づいて前記第2記憶部で記憶している閾値を増加させ、前記第1制御部は、前記第2制御部から受信した前記使用許可情報に基づいて、前記第1記憶部で記憶している閾値を増加させるように構成されていてもよい。
また、前記した構成において、前記第1制御部は、前記出力データを使用できる回数を示す使用可能回数を、前記出力データの出力回数に基づいて算出し、前記出力回数が前記所定の閾値を超えたか否かの判定を、前記使用可能回数が所定値以下になったか否かを判定することで行うように構成されていてもよい。
本発明によれば、電子ペーパ付きの付爪に送信する出力データがユーザによって無制限に使用されるのを禁止することができる。
本発明の一実施形態に係る付爪用システムを示す図である。 付爪用出力装置を示す斜視図である。 進退部材が筒状部材から突出した状態を示す斜視図である。 進退部材を先端側から見た平面図(a)と、図4(a)のI−I断面図(b)である。 筒状部材と進退部材を分解して示す側面図である。 進退部材が退避位置に位置するときの付爪用出力装置を示す断面図である。 進退部材が突出位置に位置するときの付爪用出力装置を示す断面図である。 筐体内に設けられた第3切替用端子を示す断面図である。 付爪用システムの構成を示すブロック図である。 第2制御部の動作を示すフローチャートである。 第1制御部の動作を示すフローチャートである。 第1記憶部および第2記憶部に記憶された各データの一例を示す図(a),(b)である。 図12(a),(b)の状態からカラーナンバ「001」の最大使用回数Nmaxを更新した状態を示す図(a),(b)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、付爪用システムSは、電子ペーパEPを有する付爪FNと、付爪FNの電子ペーパEPに対して、出力データの一例としての色データを出力する付爪用出力装置Mと、付爪用出力装置Mと通信可能な端末の一例としてのスマートフォンSPと、スマートフォンSPと通信可能なサーバSVとを備えている。なお、本実施形態では、色データを、単色の色データとする。
ここで、電子ペーパとしては、例えばエレクトロクロミズムを利用したものを使用することができる。なお、電子ペーパは、エレクトロクロミズムを利用したものに限らず、コレステリック液晶、強誘電性液晶、エレクトロウエッティング、エレクトロデポジションなどを利用したものであってもよい。
図2に示すように、付爪用出力装置Mは、筒状部材1と、筒状部材1内に配置される進退部材2と、筐体3と、蓋4とを備えている。筐体3および蓋4は、それぞれ矩形の有底筒状に形成されており、蓋4は、筒状部材1を覆った状態で筐体3の上部に嵌合して取り付けられるようになっている。
筐体3は、筒状部材1の下端部側に配置されており、その内周面は円筒状になっている。筒状部材1は、筐体3の円筒状の内周面で回転可能に支持されている。そして、筒状部材1および筐体3の一方を他方に対して回転させると、図3に示すように、進退部材2が上方に移動して筒状部材1の上端から突出するようになっている。つまり、進退部材2は、図3に示す突出位置と、図2に示す退避位置とに進退可能となっている。
進退部材2は、樹脂などからなる部材であり、筒状部材1の上端から上方に突出して外部に露出可能な円柱状の露出部21を有している。露出部21の先端部21aは、上方に向かうにつれて先細となる楔形状となっている。詳しくは、露出部21は、円柱を斜めに切ったような形状となっている。そして、露出部21の表面には、色データに対応する色を表示する出力装置側電子ペーパP1が貼り付けられている。
詳しくは、出力装置側電子ペーパP1は、露出部21の外周面と先端面とに貼り付けられている。図4(a),(b)に示すように、露出部21の先端面には、一対の出力端子22aを有する透明部22が設けられている。透明部22は、所定の透過性を有する樹脂などからなり、その上面が三次元曲面となっている。ここで、所定の透過性とは、露出部21の先端面にある出力装置側電子ペーパP1を外部から視認可能な程度の透過性をいう。
出力端子22aは、露出部21の楔形状の先端部21aの先端から基端にわたって設けられ、その上面が透明部22の表面に沿って外部に露出している。出力端子22aは、配線を介して後述する制御装置5(図7参照)に接続されている。そして、出力端子22aは、図3に示す突出位置において筒状部材1の上端から外側に突出し、図2に示す退避位置において筒状部材1内に配置される。
図5に示すように、進退部材2は、前述した露出部21の他に、露出部21の下に配置される円柱状部23と、円柱状部23の下に配置されるフランジ部24とを有している。円柱状部23は、露出部21の直径(詳しくは、出力装置側電子ペーパP1を含んだ直径)よりも大径となる円柱状の部位であり、その外周面の上端部に雄ネジ部23aが形成されている。円柱状部23内には、後述する制御装置5(図7参照)が設けられている。
フランジ部24は、円柱状部23よりも大径となる略円板状の部位であり、その上面には、波型の第1係合突起24aが円柱状部23を囲うように環状に形成されている。また、フランジ部24の外周面には、径方向外側に突出する一対のガイド片24b(1つのみ図示)が設けられている。各ガイド片24bは、進退部材2の回転中心を挟んで設けられている。
筒状部材1は、円筒状の円筒部材11と、円筒部材11に対して回転可能な環状のリング部材12とを備えている。リング部材12の下部には、進退部材2の波型の第1係合突起24aに係合する波型の第2係合突起12aが形成されている。これにより、進退部材2が突出位置まで移動したときに、第1係合突起24aと第2係合突起12aとが係合することで、進退部材2とリング部材12が一体に回転するようになっている。
円筒部材11は、円筒状の基部11aと、基部11aの外周面から径方向外側に突出するリング状のフランジ部11bとを有している。
図6に示すように、基部11aの内周面には、前述した進退部材2の雄ネジ部23aが捩じ込まれる雌ネジ部11dが形成されている。これにより、基部11aが進退部材2に対して相対的に回転すると、進退部材2が上下に進退するようになっている。なお、図6においては、便宜上、後述する制御装置5の図示を省略している。
雌ネジ部11dは、基部11aの上端から下方に離れた位置から下端付近まで形成されている。基部11aの上端から雌ネジ部11dの上端までの距離は、進退部材2の雄ネジ部23aの上端から下端までの距離以上の大きさに設定されている。これにより、雄ネジ部23aが雌ネジ部11dの上に外れた際に、雄ネジ部23aが円筒部材11の上端から突出しないので(図7参照)、外観を向上させることが可能となっている。
なお、雄ネジ部23aが雌ネジ部11dから外れた状態においては、ユーザが、筒状部材1に対して筐体3を一方向(進退部材2が上昇する方向)に回転させても、進退部材2は、上方に移動せずに、その場で回転するようになっている。また、雄ネジ部23aが雌ネジ部11dから外れた状態において、ユーザが、筒状部材1に対して筐体3を他方向に回転させた場合には、雄ネジ部23aと雌ネジ部11dが再度噛み合って、進退部材2が下降する。
フランジ部11bは、筐体3の上部の内周面に設けられた環状の支持溝31に係合し、当該支持溝31によって回転可能に支持されている。基部11aの下端部は、他の部位よりも外径が小さくなっており、その外周面には、径方向外側に突出する複数の突起11cが設けられている。複数の突起11cは、回転方向に等間隔に配置されている。なお、突起11cの数は、1つであってもよい。
リング部材12は、基部11aの下端部、つまり小径部分に回転可能に取り付けられており、その内周面には、基部11aの複数の突起11cのそれぞれと係合可能な複数の係合穴12cが形成されている。複数の係合穴12cは、回転方向において等間隔に配置されており、リング部材12を所定角度回転させることで、所定の係合穴12cが、所定の突起11cから外れ、所定の突起11cの回転方向下流側にある次の突起11cに係合するようになっている。これにより、円筒部材11をリング部材12に対して相対的に回転させると、係合穴12cと突起11cとの解除・係合によるクリック感をユーザに感じさせることが可能となっている。
筐体3のうち円筒部材11よりも下側の内周面は、進退部材2のフランジ部24の外周面を上下方向(円筒部材11の軸線方向)に移動可能に支持するガイド面となっている。筐体3の下側の内周面には、進退部材2のフランジ部24に形成された各ガイド片24bを上下方向に移動可能に支持するとともに、各ガイド片24bの回転方向への移動を規制する一対のガイド溝32(1つのみ図示)が形成されている。また、筐体3には、制御装置5(図7参照)に電力を供給するバッテリ6が設けられている。
なお、バッテリ6の充電方式は、どのような方式であってもよく、例えば、バッテリ6側の端子と充電器側の端子とが接触する方式であってもよいし、バッテリ6に対して充電器が非接触で充電を行うものであってもよい。
次に、図7を参照して、出力装置側電子ペーパP1、制御装置5およびバッテリ6の配線構造について説明する。
付爪用出力装置Mは、その内部に、電源スイッチ7と、切替スイッチ8とを備えている。電源スイッチ7は、進退部材2の進退動作に基づいて制御装置5をON・OFFするスイッチ、言い換えると筐体3の筒状部材1に対する相対的な回転動作に基づいて制御装置5をON・OFFするスイッチである。電源スイッチ7は、進退部材2のフランジ部24の外周面に設けられる第1端子71と、筐体3の内周面に設けられる第2端子72とを備えている。なお、第1端子71と第2端子72は、プラスとマイナスとでそれぞれ2つずつ必要であるが、図7では便宜上、プラスとマイナスのいずれか一方の第1端子71および第2端子72を図示している。つまり、例えば図示されている第1端子71および第2端子72をプラス側の端子とすると、マイナス側の第1端子および第2端子は、図の奥に配置されていることとし、図示を省略する。
第1端子71は、配線を介して制御装置5に接続され、第2端子72は、配線を介してバッテリ6に接続されている。第1端子71と第2端子72は、進退部材2が突出位置に位置するときに接触し、進退部材2が退避位置に位置するときに上下方向に間隔を空けて配置されている(図6参照)。
切替スイッチ8は、筐体3の筒状部材1に対する相対的な回転動作に基づいて制御装置5から出力端子22aに出力する色データを切り替えるためのスイッチであり、第1切替用端子81と、第2切替用端子82と、第3切替用端子83とを備えている。第1切替用端子81は、円筒部材11の外周面に設けられ、円筒部材11内に配置された配線と、円筒部材11の下端部の外周面に設けられた第1接続端子101と、進退部材2の第1係合突起24aの下部の内周面に設けられたリング状の第2接続端子102と、進退部材2内に配置された配線を介して制御装置5に接続されている。第2切替用端子82は、円筒部材11の外周面に設けられ、円筒部材11内に設けられた配線と、円筒部材11の下面に設けられた第3接続端子103と、進退部材2のフランジ部24の上面に設けられたリング状の第4接続端子104と、進退部材2内に配置された配線を介して制御装置5に接続されている。
図8に示すように、第3切替用端子83は、筐体3の内周面において回転方向に間隔を空けて並ぶように設けられる複数の接点部83aと、複数の接点部83aの下に配置され、各接点部83aを繋ぐ環状のベース部83bとを有している。複数の接点部83aは、図7に示すリング部材12の複数の係合穴12cと同じ数で、かつ、同位相で設けられている。そして、係合穴12cが突起11cに係合したときに、2つの接点部83aが、第1切替用端子81と第2切替用端子82に接続するようになっている。
以上のように構成される切替スイッチ8は、リング部材12の係合穴12cが突起11cに係合するたびにONとなり、係合穴12cが突起11cから外れるたびにOFFとなる。
制御装置5は、図9に示すように、無線通信部51と、第1制御部52と、第1記憶部53と、図示せぬ入出力回路とを主に備えている。第1制御部52は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成され、第1記憶部53は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などで構成されている。
無線通信部51は、スマートフォンSPと近距離無線通信を行うための機能を有している。ここで、付爪用出力装置MとスマートフォンSPの通信は、近距離無線通信であるため、付爪用出力装置MとスマートフォンSPとの距離が所定距離以内である場合に、両者の通信が可能となり、所定距離を超えた場合には、両者の通信が不可能となっている。
第1制御部52は、スマートフォンSPとの通信が可能な状態のときに、スマートフォンSPと情報交換を行っている。詳しくは、第1制御部52は、スマートフォンSPから色データと、当該色データに対応したカラーナンバおよび最大使用回数Nmaxとを無線通信部51を介して受信しており、これらのデータを第1記憶部53に記憶している。ここで、最大使用回数Nmaxは、色データを出力できる最大の回数を示すデータであり、本実施形態では、100回とする。
また、第1制御部52は、スマートフォンSPから色データ、カラーナンバおよび最大使用回数Nmaxを受信した際に、その色データに対応するカラーナンバおよび最大使用回数Nmaxが既に第1記憶部53に記憶されている場合には、その色データに対応した最大使用回数Nmaxを増やすように構成されている。つまり、第1記憶部53に記憶された最大使用回数Nmaxの増加は、使用許可情報である新たな最大使用回数Nmaxの受信が条件となっている。詳しくは、第1制御部52は、例えば第1記憶部53に記憶された最大使用回数Nmaxが100であり、かつ、スマートフォンSPから受信した最大使用回数Nmaxが後述のように更新された値、例えば200である場合には、受信した新たな最大使用回数Nmax(200)を、第1記憶部53に記憶された最大使用回数Nmax(100)に上書きして第1記憶部53に記憶させる。
また、第1制御部52は、電源スイッチ7がONされると、色データを出力装置側電子ペーパP1に出力して表示する機能を有している。第1制御部52は、切替スイッチ8がOFFからONに切り替わった場合に、出力装置側電子ペーパP1に出力する色データを切り替える機能を有している。第1制御部52は、図1に示すように、出力端子22aが、付爪FNの先端の裏側に設けられた電子ペーパEPの入力端子に接続された場合に、出力装置側電子ペーパP1に出力している色データを、出力端子22aを介して付爪FNの電子ペーパEPに出力する機能を有している。
第1制御部52は、色データを付爪FNに出力するたびに当該色データの出力回数Nをカウントし、その出力回数Nを第1記憶部53に記憶する機能を有している。第1制御部52は、色データの出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えたか否かを判断し、超えた場合に色データの出力を禁止するように構成されている。つまり、最大使用回数Nmaxは、出力の禁止を判断するための所定の閾値となっている。
第1制御部52は、スマートフォンSPとの通信が可能な状態のときに、第1記憶部53に記憶している出力回数NをスマートフォンSPに出力する機能を有している。
スマートフォンSPは、無線通信部SP1と、第2制御部SP2と、表示部SP3と、第2記憶部SP4と、図示せぬ入出力回路とを主に備えている。第2制御部SP2および第2記憶部SP4の構成は、第1制御部52および第1記憶部53と略同様となっている。
無線通信部SP1は、付爪用出力装置Mと近距離無線通信を行うための機能と、サーバSVとインターネットなどを介して遠距離無線通信を行うための機能とを有している。第2制御部SP2は、無線通信部SP1を介して付爪用出力装置MおよびサーバSVとの情報交換を行っている。
詳しくは、第2制御部SP2は、無線通信部SP1を介して、サーバSVから色データをダウンロードし、ダウンロードした色データを第2記憶部SP4に記憶させる機能を有している。ここで、サーバSVには、複数種類の色データが記憶されており、ユーザは、サーバSVから色データを購入(ダウンロード)することが可能となっている。また、色データのダウンロード時には、色データに対応したカラーナンバの情報と、色データの使用許可情報の一例としての最大使用回数Nmaxの情報とが一緒にダウンロードされるようになっている。
つまり、第2制御部SP2は、サーバSVから色データ、カラーナンバおよび最大使用回数Nmaxを受信し、受信した色データ、カラーナンバおよび最大使用回数Nmaxを第2記憶部SP4に記憶させる。第2制御部SP2は、サーバSVから色データ等を受信した際に、その色データ等が既に第2記憶部SP4に記憶されている場合には、その色データに対応した最大使用回数Nmaxを増やすように構成されている。詳しくは、第2制御部SP2は、例えば第2記憶部SP4に記憶された最大使用回数Nmaxが100である場合には、受信した新たな最大使用回数Nmax(100)を、記憶済みの最大使用回数Nmax(100)に加えることで、最大使用回数Nmaxを200に更新する。
また、第2制御部SP2は、付爪用出力装置Mとの通信が可能な状態のときに、第2記憶部SP4に記憶した色データ、カラーナンバおよび最大使用回数Nmaxを無線通信部SP1を介して第1制御部52に出力する機能を有している。第2制御部SP2は、付爪用出力装置Mとの通信が可能な状態のときに、付爪用出力装置Mから出力されてくる出力回数Nを受信し、受信した出力回数Nを第2記憶部SP4に記憶させる機能を有している。第2制御部SP2は、付爪用出力装置Mから所定の色データの出力回数Nを受信した際に、所定の色データに対応した出力回数Nが既に第2記憶部SP4に記憶されている場合には、第2記憶部SP4で記憶している出力回数Nを、受信した新たな出力回数Nに更新(上書き)するように構成されている。つまり、第2制御部SP2は、付爪用出力装置Mとの通信時に、第2記憶部SP4で記憶している出力回数Nを、第1記憶部53で記憶している出力回数Nに同期させている。
また、第2制御部SP2は、第2記憶部SP4に記憶した所定の色データに対応する最大使用回数Nmaxおよび出力回数Nに基づいて、色データの残りの使用回数を示す使用可能回数Npを算出する機能を有している。使用可能回数Npは、色データの出力回数Nの増加に応じて減少する値であり、以下に示す式(1)よって算出される。
Np = Nmax − N ・・・ (1)
また、第2制御部SP2は、算出した使用可能回数Npを、第2記憶部SP4に記憶させるとともに、表示部SP3に出力して使用可能回数Npを表示部SP3で表示させる機能を有している。ここで、表示部SP3は、図1に示すように、スマートフォンSPの画面を構成しており、使用可能回数Npは、画面上において、マニキュアの容器内に入っているマニキュア液の残量を示す画像として表示されるとともに、残量を示す数字で表示されている。詳しくは、マニキュア液の残量を示す画像は、使用可能回数Npが100以上である場合に、マニキュアの容器が満杯になるような表示となり、以後、使用可能回数Npが減るたびに、徐々にマニキュア液の液面が下がっていくように表示される。また、マニキュア液の残量を示す数字は、使用可能回数Npの最小単位である「1(回)」に対して、1%が割り当てられている。つまり、使用可能回数Npが100である場合には、残量を示す数字は、100%で表示され、以後、使用可能回数Npが99,98,97,・・・と減るたびに、数字は、99%、98%、97%、・・・と同様に減っていく。
なお、使用可能回数Npが100よりも大きい場合、例えば130である場合には、数字は、使用可能回数Npに対応した数字、つまり130%で表示される。また、数字が100%以上で表示されても、画像であるマニキュア液の液量は、100%のときと同じ液量(容器に満杯な状態)で表示される。
次に、第1制御部52および第2制御部SP2の動作について詳細に説明する。最初に、第2制御部SP2の動作(第2制御)を説明し、その後、第1制御部52の動作(第1制御)を説明する。第2制御部SP2は、図10に示す第2制御を繰り返し実行し、第1制御部52は、図11に示す第1制御を繰り返し実行する。
図10に示すように、第2制御部SP2は、サーバSVから色データがダウンロードされたか否かを判断する(S1)。ステップS1においてダウンロードされたと判断した場合には(Yes)、第2制御部SP2は、ダウンロードされた色データに対応した最大使用回数Nmaxを第2記憶部SP4に記憶させる(S2)。
詳しくは、第2制御部SP2は、ステップS2において、ダウンロードされた色データが過去に一度もダウンロードされていない色データである場合には、当該色データのカラーナンバに対応づけて最大使用回数Nmaxを第2記憶部SP4に記憶させる。また、第2制御部SP2は、ステップS2において、ダウンロードされた色データが過去にダウンロードされている色データである場合には、第2記憶部SP4に既に記憶されている最大使用回数Nmaxに、受信した最大使用回数Nmaxを加えることで、最大使用回数Nmaxを更新する。
ステップS2の後、または、ステップS1でNoと判断した場合には、第2制御部SP2は、第1制御部52と通信中であるか否か、つまり通信可能な状態であるか否かを判断する(S3)。ステップS3において通信中でないと判断した場合には(No)、第2制御部SP2は、本制御を終了する。
ステップS3において通信中であると判断した場合には(Yes)、第2制御部SP2は、第1制御部52から各色データの出力回数Nを取得し、各出力回数Nを各色データのカラーナンバに対応づけて第2記憶部SP4に記憶させる(S4)。ステップS4の後、第2制御部SP2は、各色データの出力回数Nと各色データの最大使用回数Nmaxとに基づいて、各色データの使用可能回数Npを算出して第2記憶部SP4に記憶させる(S5)。
ステップS5の後、第2制御部SP2は、各色データの使用可能回数Npを表示部SP3に出力する(S6)。ステップS6の後、第2制御部SP2は、各色データの最大使用回数Nmaxをカラーナンバとともに第1制御部52に送信して(S7)、本制御を終了する。
図11に示すように、第1制御部52は、第2制御部SP2と通信中であるか否かを判断する(S11)。ステップS11において通信中であると判断した場合には(Yes)、第1制御部52は、第2制御部SP2から最大使用回数Nmaxおよびカラーナンバを受信したか否かを判断する(S12)。
ステップS12において受信したと判断した場合には(Yes)、第1制御部52は、受信した最大使用回数Nmaxをカラーナンバとともに第1記憶部53に記憶させる(S13)。詳しくは、第1制御部52は、ステップS13において、受信したカラーナンバに対応する最大使用回数Nmaxが第1記憶部53に既に記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合には、受信した最大使用回数Nmaxをカラーナンバに対応づけて第1記憶部53に記憶させる。また、ステップS13において、受信したカラーナンバに対応する最大使用回数Nmaxが第1記憶部53に既に記憶されている場合には、第1制御部52は、第1記憶部53に既に記憶されている最大使用回数Nmaxに、受信した最大使用回数Nmaxを加えることで、最大使用回数Nmaxを更新する。
ステップS13の後、第1制御部52は、第1記憶部53に記憶されている各色データの出力回数Nを第2制御部SP2に送信する(S14)。ステップS14の後、ステップS11でNoと判断した場合、または、ステップS12でNoと判断した場合には、第1制御部52は、色データが付爪FNに出力されたか否かを判断する(S15)。
ステップS15において色データが出力されたと判断した場合には(Yes)、第1制御部52は、出力された色データの出力回数Nをカウントアップして、第1記憶部53に記憶させる(S16)。ステップS16の後、第1制御部52は、出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えたか否かを判断する(S17)。
ステップS17においてN>Nmaxであると判断した場合には(Yes)、第1制御部52は、付爪用出力装置Mから付爪FNへの色データの出力を禁止するための出力禁止フラグFを「1」にする(S18)。ステップS17においてN≦Nmaxであると判断した場合には(No)、第1制御部52は、出力禁止フラグFを「0」にする(S19)。
ステップS18,S19の後、または、ステップS15でNoと判断した場合には、第1制御部52は、付爪用出力装置Mの出力端子22aが付爪FNに設けられた電子ペーパEPの入力端子に接触したか否かを判断する(S20)。ステップS20において接触していないと判断した場合には(No)、第1制御部52は、本制御を終了する。
ステップS20において接触したと判断した場合には(Yes)、第1制御部52は、出力禁止フラグFが0であるか否かを判断する(S21)。ステップS21においてF=0であると判断した場合には(Yes)、第1制御部52は、付爪用出力装置Mから付爪FNへ色データを出力して(S22)、本制御を終了する。また、ステップS21においてF=0でないと判断した場合には(No)、第1制御部52は、色データを出力することなく、本制御を終了する。
次に、付爪用システムSの使用方法について説明する。
図1に示すように、付爪用システムSを利用するにあたって、ユーザは、まず、スマートフォンSPからインターネット等を介してサーバSVにアクセスして、サーバSVから様々な色データをスマートフォンSPにダウンロードする。なお、ダウンロードされた最初の状態において、スマートフォンSPの表示部SP3に表示されるマニキュア液は、容器を満杯に満たした状態で表示され、マニキュア液の残量を示す数字は、100%となっている。
このように様々な色データをスマートフォンSPにダウンロードすると、図12(b)に示すように、第2記憶部SP4には、各色データのカラーナンバに対応づけられて最大使用回数Nmaxが記憶される。なお、この段階では、まだ付爪用出力装置Mが未使用の状態であるため、図12(b)のN,Npの欄の数字とは異なり、各カラーナンバに対応する出力回数Nはすべて0となり、使用可能回数Np(Nmax−N)はすべて100となっている。
その後、ユーザは、近距離無線通信によってスマートフォンSPから付爪用出力装置Mに各色データや各色データに対応する最大使用回数Nmaxの情報を送信する。これにより、図12(a)に示すように、付爪用出力装置Mの第1記憶部53には、各色データのカラーナンバに対応づけられて最大使用回数Nmaxが記憶される。なお、この段階では、まだ付爪用出力装置Mが未使用の状態であるため、図12(a)のNの欄の数字とは異なり、各カラーナンバに対応する出力回数Nはすべて0となっている。
図2に示すように、付爪用出力装置Mを使用する場合には、ユーザは、また、筐体3から蓋4を外す。その後、ユーザは、例えば筒状部材1に対して筐体3を回転させることで、図3に示すように、進退部材2を筒状部材1から上方に突出させる。上方に移動する進退部材2が最上方の突出位置に到達すると、制御装置5がONとなって作動することで、出力装置側電子ペーパP1に色データが表示される。
なお、付爪用出力装置Mは、制御装置5がOFFの状態である場合においても、スマートフォンSPとの通信を行うことができるように構成するのが望ましい。ここで、制御装置5がONの状態のときに限って通信可能とする場合には、スマートフォンSPから付爪用出力装置Mに情報を取り込む際に、いちいち筒状部材1等を回転操作して制御装置5をONにしなければならないが、制御装置5がOFFの状態である場合にも通信可能とすると、このような煩わしい操作が不要となる。
その後、ユーザが筐体3をさらに回転させていくと、出力装置側電子ペーパP1に表示される色データが順次切り替わっていく。この際、ユーザは、色データが切り替わるたびにクリック感を感じることができるので、色の切り替わりを、視覚と触感で容易に認識することができる。
色の選択の終了後、ユーザは、図1に示すように、付爪用出力装置Mの出力端子22aを、付爪FNの入力端子に接触させる。これにより、出力装置側電子ペーパP1で表示されている色データと同じ色データが、付爪FNの電子ペーパEPに出力されて表示される。
このように付爪用出力装置Mから付爪FNに色データを出力すると、第1記憶部53に記憶された、対応する色データの出力回数Nが増えていく。具体的には、例えばカラーナンバ「124」の色データを、両手の各指(つまり、10本の指)の付爪FNに対して順次出力すると、カラーナンバ「124」に対応する出力回数Nが、出力のたびに順次増えていき、最終的には、図12(a)に示すように10となる。そして、カラーナンバ「124」の出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えた場合には、カラーナンバ「124」の色データの付爪FNへの出力が禁止される。
付爪用出力装置Mの使用の際、付爪用出力装置MとスマートフォンSPとの通信が可能な状態である場合には、第1記憶部53での出力回数Nの更新に連動するように、第2記憶部SP4の出力回数Nや使用可能回数Npが変更される。具体的には、例えば上述したように第1記憶部53においてカラーナンバ「124」の色データの出力回数Nが10に更新された場合には、カラーナンバ「124」に対応した出力回数NがスマートフォンSPに送信され、図12(b)に示すように、第2記憶部SP4において、カラーナンバ「124」に対応した出力回数Nが10に更新される。
その後、第2制御部SP2が、カラーナンバに対応した最大使用回数Nmax(100)から出力回数N(10)を引くことで使用可能回数Np(90)を算出し、使用可能回数Npを90に更新する。これにより、表示部SP3上の画像であるカラーナンバ「124」に対応したマニキュア液が100%のときよりも少し減った量で表示されるとともに、数字が90%に変更される(図1参照)。
また、付爪用出力装置Mの使用の際、付爪用出力装置MとスマートフォンSPとの通信が不可能な状態である場合には、付爪FNへの色データの出力に応じて、第1記憶部53の出力回数Nだけが更新され、第2記憶部SP4の出力回数Nや使用可能回数Npは更新されない。しかし、その後に、通信可能な状態となったときに、第1記憶部53で更新された出力回数Nが、付爪用出力装置MからスマートフォンSPに送信されて、第2記憶部SP4の出力回数Nや使用可能回数Npが上述したように更新される。
図12(b)に示すように、カラーナンバ「001」の使用頻度が高く、残りの使用可能回数Npが30と少なくなった場合には、ユーザは、カラーナンバ「001」の色データ等を、サーバSVからスマートフォンSPに再度ダウンロードする。これにより、図13(b)に示すように、第2記憶部SP4において、カラーナンバ「001」に対応した最大使用回数Nmaxが、100から200に更新される。
その後、第2制御部SP2が、最大使用回数Nmax(200)から出力回数N(70)を引くことで、使用可能回数Npが130に更新される。これにより、表示部SP3上の画像であるカラーナンバ「001」に対応したマニキュア液が容器に満杯な状態で表示されるとともに、数字が130%に変更される。
第2制御部SP2は、最大使用回数Nmaxを200に更新すると、更新した最大使用回数Nmaxをカラーナンバ「001」に対応づけて付爪用出力装置Mに送信する。付爪用出力装置Mでは、更新された最大使用回数Nmaxを受信すると、図13(a)に示すように、第1記憶部53において、カラーナンバ「001」に対応した最大使用回数Nmaxが、100から200に更新される。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
色データの出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えると、色データの出力が禁止されるので、色データがユーザによって無制限に使用されるのを禁止することができる。
色データの残りの使用回数である使用可能回数NpがスマートフォンSPの表示部SP3に表示されるので、残りの使用回数をユーザに知らせることができる。また、付爪用出力装置Mに、残りの使用回数を表示するための表示部(出力装置側電子ペーパP1とは別の表示部)を設ける必要がないので、付爪用出力装置Mにかかるコストを抑えることができる。
スマートフォンSPとの非通信時に付爪用出力装置Mを使用した場合でも、通信時に第2記憶部SP4の出力回数Nと第1記憶部53の出力回数Nとが同期するので、実際の出力回数Nに応じた使用可能回数Npを表示部SP3に表示させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、出力の禁止・許可を決定するために、出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えたか否かを判定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えたか否かの判定を、使用可能回数Npが所定値以下になったか否かを判定することで行ってもよい。具体的には、例えば、第1制御部52において、最大使用回数Nmaxから出力回数Nを引くことで使用可能回数Npを算出し、使用可能回数Npが0以下になったか否かを判定することで、出力の禁止・許可を決定してもよい。
前記実施形態では、使用可能回数Npの表示をスマートフォンSPの表示部SP3のみで行ったが、本発明はこれに限定されず、付爪用出力装置Mの出力装置側電子ペーパP1に使用可能回数Npを表示してもよい。具体的には、例えば、出力装置側電子ペーパP1に表示する色の画面に対する割合を、使用可能回数Npが最大のときに100%とし、使用可能回数Npが少なくなるに応じて、徐々に減らしていってもよい。また、例えば、使用可能回数Npが所定値以下となった場合に、出力装置側電子ペーパP1に表示する色を点滅させたり、音声や警告音を発したりして、使用可能回数Npが少なくなったことをユーザに知らせてもよい。また、出力装置側電子ペーパP1とは別の表示部を、付爪用出力装置Mに設け、その表示部に使用可能回数Npを表示してもよい。
前記実施形態では、端末としてスマートフォンSPを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばタブレット端末などであってもよい。
前記実施形態では、第2部材(進退部材2)が、第1部材(筒状部材1)に対して螺合され、第3部材(筐体3)に対して回転方向への移動が規制されるとともに軸線方向に移動可能となるように、付爪用出力装置Mを構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第2部材が、第3部材に対して螺合され、第1部材に対して回転方向への移動が規制されるとともに軸線方向に移動可能となるように、付爪用出力装置を構成してもよい。
前記実施形態では、蓋4を設けたが、本発明はこれに限定されず、蓋を設けなくてもよい。
前記実施形態では、付爪用出力装置Mから付爪FNにデータを出力する出力部として、入力端子に接触する出力端子22aを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、付爪の電子ペーパに対して非接触で色データを送信する送信部であってもよい。
前記実施形態では、出力データとして色データを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば模様や文字などの画像データであってもよい。
また、付爪用出力装置の機械的構成は限られず、例えば、筒状の第1部材に対して第2部材が直線的に移動可能に構成され、第2部材がスライド操作で進退するように構成されていてもよい。また、付爪用出力装置は、例えば、複数の付爪に対して出力データを出力するように構成されていてもよい。
EP 電子ペーパ
M 付爪用出力装置
FN 付爪
S 付爪用システム
52 第1制御部
53 第1記憶部

Claims (5)

  1. 電子ペーパを有する付爪と、前記電子ペーパに対して出力データを出力する付爪用出力装置と、前記付爪用出力装置と通信可能な端末と、を備えた付爪用システムであって、
    前記付爪用出力装置は、
    出力データを記憶する第1記憶部と、
    前記出力データを前記電子ペーパに出力する第1制御部とを有し、
    前記端末は、前記出力データの出力回数の増加に応じて減少する使用可能回数を、マニキュアの容器内に入っているマニキュア液の残量を示す画像として表示する表示部を有し、
    前記第1制御部は、前記電子ペーパへの前記出力データの出力回数が所定の閾値を超えた場合に、前記電子ペーパに出力データ出力しないことを特徴とする付爪用システム。
  2. 前記端末は、前記画像を色ごとに並べて前記表示部に複数表示することを特徴とする請求項1に記載の付爪用システム。
  3. 前記第1制御部は、前記出力回数を前記第1記憶部に記憶させ、
    前記端末は、前記出力回数を記憶する第2記憶部と、第2制御部とを有し、
    前記第2制御部は、前記付爪用出力装置との通信時において、前記第2記憶部で記憶している出力回数を、前記第1記憶部で記憶している出力回数に同期させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の付爪用システム。
  4. 前記端末と通信可能なサーバをさらに備え、
    前記第2制御部は、前記サーバから受信した出力データの使用許可情報に基づいて前記第2記憶部で記憶している閾値を増加させ、
    前記第1制御部は、前記第2制御部から受信した前記使用許可情報に基づいて、前記第1記憶部で記憶している閾値を増加させることを特徴とする請求項3に記載の付爪用システム。
  5. 電子ペーパを有する付爪前記電子ペーパに対して出力データを出力する付爪用出力装置であって、前記電子ペーパへの出力データの出力回数が所定の閾値を超えた場合に、前記電子ペーパに出力データを出力しない付爪用出力装置と通信可能な端末であって、
    前記出力データの出力回数の増加に応じて減少する使用可能回数を、マニキュアの容器内に入っているマニキュア液の残量を示す画像として表示する表示部を有することを特徴とする端末。
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