JP6665065B2 - ロータリージョイント - Google Patents

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Description

本発明は、第1部材の円筒部の内側に第2部材の円柱部が配置されるように、第1部材と第2部材とを互いに組み合わせて成るロータリージョイントに関する。
ロータリージョイントは、各種の機械設備の回転可動部分に流体を漏洩させることなく供給し、又は、排出させるための装置であって、相対的に回転する2つの部材(配管)を互いに組み合わせて構成される。
従来のロータリージョイントは、特許文献1の第5図に開示されているように、固定部材である第1部材の円筒部と、回転部材である第2部材の円柱部(軸)とを互いに組み合わせて構成される。この場合、軸の外周面はシーリング部材で区画され、シーリング部材の間に円周溝が形成される。軸内には、軸方向に延在する流路が円周溝に連通し、一方で、軸に嵌合する円筒部内には、円周溝に連通する流路及びポートが形成されている。このように、従来のロータリージョイントは、回転部材の外周面に沿って円周溝が形成された1段構成が一般的である。
ところで、近年、ロータリージョイントの必要性が増大し、空気、冷却水、圧油等の多種多様な流体の供給又は排出が要求されている。上述の1段構成の場合、この要求に対応して、多数の円周溝を軸に形成すると共に、円筒部に多数の流路及びポートを設けると、ロータリージョイントの軸方向の全長が長くなる。この結果、機械設備の設置必要面積を大きく取る必要があり、不都合である。
このような問題を解決するため、特許文献1の第1図には、第1部材の円筒部(第1円筒部)の外周面に嵌合する第2円筒部を第2部材に設けると共に、第2円筒部の外周面に嵌合する軸受を第1部材に設け、第2円筒部の外周面に他の円周溝をさらに形成し、第2円筒部内を軸方向に延在する流路を当該他の円周溝に接続した2段構成のロータリージョイントが開示されている。特許文献2の図1にも、2段構成のロータリージョイントが開示されている。
特公平1−24957号公報 特開2014−25268号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示されている2段構成のロータリージョイントでは、機械設備に供給する流体の圧力差により、ロータリージョイントのハウジング等が変形し、摺動抵抗が増大することが懸念される。すなわち、ロータリージョイントの径方向から見たとき、第2部材の円柱部の円周溝及び流路を流れる流体と、第2部材の第2円筒部の円周溝及び流路を流れる流体との圧力差に起因して、ロータリージョイント内に歪みが発生する。
このような歪みの発生を抑制し、十分な剛性を確保するためには、ロータリージョイントの径方向のサイズを大きくする必要がある。この結果、ロータリージョイントが径方向に大型化するという問題がある。
本発明は、このような問題を考慮してなされたものであり、剛性を確保しつつ、径方向の長さを短くすることができるロータリージョイントを提供することを目的とする。
本発明に係るロータリージョイントは、第1円筒部の端部に第1フランジ部が形成された第1部材と、前記第1円筒部の外側に第2円筒部が設けられると共に、前記第1円筒部の内側に円柱部が設けられ、前記第2円筒部及び前記円柱部の端部が第2フランジ部で接続された第2部材とを備え、前記第1フランジ部が一端部になると共に、前記第2フランジ部が他端部となるように、前記第1部材と前記第2部材とを互いに組み合わせ、流体の種別及び使用用途が異なる複数の流体を流通させる。
そして、上記の目的を達成するため、前記ロータリージョイントは、下記の特徴を有する。
すなわち、前記ロータリージョイントにおいて、前記第1円筒部の外周面と前記第2円筒部の内周面とによって、前記第1円筒部と前記第2円筒部とが摺接する第1の摺接面が形成され、前記第1円筒部の内周面と前記円柱部の外周面とによって、前記第1円筒部と前記円柱部とが摺接する第2の摺接面が形成される。この場合、前記第1の摺接面には、前記ロータリージョイントの円周方向に形成された第1円周溝が該ロータリージョイントの軸方向に沿って複数設けられ、前記第2の摺接面には、前記円周方向に形成された第2円周溝が前記軸方向に沿って複数設けられる。そして、前記各第1円周溝及び前記各第2円周溝は、前記ロータリージョイントの径方向から見て、対向するようにそれぞれ形成され、対向する前記第1円周溝及び前記第2円周溝は、該各円周溝の中を流れる流体の種別及び使用用途が同じである。ここで、前記流体の種別が同じである場合とは、対向する前記第1円周溝及び前記第2円周溝に同じ圧力且つ同じ種類の流体を流すことをいう。また、前記流体の使用用途が同じである場合とは、対向する前記第1円周溝及び前記第2円周溝から機械設備の回転可動部分に流体を流す際、前記回転可動部分の同じ作業用途に対して同じ流体を流すことをいう。そして、前記第1円筒部内には、前記軸方向に延在して前記第1円周溝又は前記第2円周溝に連通する第1流体供給流路が形成されている。また、前記第2円筒部内には、前記軸方向に延在して前記第1円周溝に連通する第2流体供給流路が形成されている。さらに、前記円柱部内には、前記軸方向に延在して前記第2円周溝に連通する第3流体供給流路が形成されている。
この構成によれば、機械設備の回転可動部分への流体の供給に使用される円周溝を前記軸方向から見て2段構成(前記第1円周溝、前記第2円周溝)にすることで、前記軸方向の長さを短くすることができる。
しかも、対向する前記第1円周溝及び前記第2円周溝について、該各円周溝の中を流れる流体の種別及び使用用途を同じにすることで、前記第1の摺接面及び前記第2の摺接面における流体の圧力が略同じになる。すなわち、前記径方向から見ると、同じ圧力の系統にまとめられ、供給される流体の圧力の均等化が図られている。これにより、前記第1円筒部が流体圧の高い方から低い方に引っ張られることに起因する変位(歪み)の発生が抑制され、前記第1の摺接面及び前記第2の摺接面での摺動抵抗を低減させることが可能となる。この結果、前記ロータリージョイントの剛性を確保しつつ、前記第1円筒部及び前記第2円筒部の厚みを薄肉化することができ、前記径方向の長さを短くすることができる。
また、対向する前記第1円周溝及び前記第2円周溝に連通する流路を流れる流体の種別及び使用用途が同じであるため、流体の圧力差が略0となる。これにより、前記ロータリージョイント内での歪みが抑えられ、前記第1の摺接面及び前記第2の摺接面での摺動抵抗が低減される。この結果、前記第1円筒部及び前記第2円筒部の厚みをさらに薄肉化することが可能となる。
また、前記各第1円周溝及び前記各第2円周溝は、前記流体の種別毎に区画分けされて前記第1の摺接面及び前記第2の摺接面にそれぞれ設けられた、圧縮空気を流通可能な圧縮空気供給溝、圧油を流通可能な圧油供給溝、及び、クーラントを流通可能なクーラント供給溝である。この場合、前記各第1円周溝及び前記各第2円周溝を流れる流体の種別のうち、圧力の高い流体の種別は、前記圧縮空気、前記圧油及び前記クーラントの順であり、前記第2フランジ部から前記第1フランジ部に向かって、前記圧縮空気供給溝、前記圧油供給溝、及び、前記クーラント供給溝が順に設けられている。
前記第2フランジ部側の第1円周溝及び第2円周溝に流れる流体の種別が、他の円周溝に流れる流体よりも高圧力の流体の種別であるため、前記第2フランジ部と前記円柱部及び前記第2円筒部との連結部分の流路(前記第2流体供給流路、前記第3流体供給流路)の形状が維持され、窄まることを抑制することができる。これにより、前記第2フランジ部側での摺動抵抗を低減させることが可能となる。この結果、前記第1円筒部及び前記第2円筒部の厚みを一層薄肉化することができ、前記径方向の長さも短くすることができる。
また、前記第1の摺接面及び前記第2の摺接面に、一方の第1円周溝及び第2円周溝の組と、他方の第1円周溝及び第2円周溝の組とが設けられ、前記流体の種別及び使用用途が互いに異なる前記一方の組と前記他方の組との間には、前記径方向から見て対向するドレン溝がそれぞれ形成され、前記第1円筒部には、対向する前記各ドレン溝に連通するドレン流路と、前記軸方向に延在して前記ドレン流路に連通する排出流路とが形成されていればよい。
前記流体の種別及び使用用途が互いに異なる第1円周溝及び第2円周溝の組の間にドレン溝が対向して形成されているので、円周溝間のシール部分の劣化や破れ等に起因して、該円周溝から流体が漏洩しても、該流体は、前記各ドレン溝、前記ドレン流路及び前記排出流路を介して外部に排出される。この結果、近接する別の円周溝及び流路への前記流体の流入を阻止することができる。また、前記各ドレン溝及び前記ドレン流路が1本の前記排出流路に集約されるので、前記第1円筒部の厚みを薄肉化することができ、前記径方向の大きさを一層小さくすることができる。
本発明によれば、剛性を確保しつつ、ロータリージョイントの径方向の大きさを小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係るロータリージョイントの断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1のIII−III線に沿った断面図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図である。
以下、本発明に係るロータリージョイントについて好適な実施形態を例示し、添付の図面を参照しながら説明する。
[本実施形態の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るロータリージョイント10の断面図である。
ロータリージョイント10は、各種の機械設備の回転可動部分(例えば、工作機械を構成する加工治具)に流体を漏洩させることなく供給し、又は、排出させるための配管装置であって、相対的に回転する金属製の第1部材12及び第2部材14を互いに組み合わせて構成される。
第1部材12は、ロータリージョイント10の中心軸16と略同軸の第1円筒部18と、該第1円筒部18の端部(ロータリージョイント10の一端部)でロータリージョイント10の径方向に突出する第1フランジ部20とから構成される。
第2部材14は、第1円筒部18の内側に設けられ且つ中心軸16と略同軸に延在する円柱部22と、第1円筒部18の外側に設けられ且つ中心軸16と略同軸に延在する第2円筒部24と、円柱部22及び第2円筒部24の端部(ロータリージョイント10の他端部)を接続し且つロータリージョイント10の径方向に突出する第2フランジ部26とから構成される。
この場合、第1円筒部18の外周面18oと第2円筒部24の内周面24iとは、第1円筒部18と第2円筒部24とを摺接する第1摺接面28(第1の摺接面)を構成する。一方、第1円筒部18の内周面18iと円柱部22の外周面22oとは、第1円筒部18と円柱部22とを摺接する第2摺接面30(第2の摺接面)を構成する。なお、ロータリージョイント10の一端部において、第1フランジ部20及び円柱部22は、略面一に形成され、第1フランジ部20に第2円筒部24の先端部が当接している。
ここで、第1摺接面28において、第2円筒部24の内周面24iには、中心軸16に対してロータリージョイント10の円周方向に形成された第1シール部材32が、中心軸16の方向に沿って複数配設されている。また、第1摺接面28において、第1円筒部18の外周面18oには、第1シール部材32間に、円周方向に形成された第1円周溝がそれぞれ設けられている。
具体的に、第1摺接面28に配設される複数の第1円周溝は、第2フランジ部26側に形成され且つ圧縮空気を流通可能な5本の第1圧縮空気供給溝34と、第1摺接面28の中央部分に形成され且つ圧油を流通可能な5本の第1圧油供給溝36と、第1フランジ部20側に形成され且つクーラントを流通可能な1本の第1クーラント供給溝38とである。
5本の第1圧縮空気供給溝34と5本の第1圧油供給溝36との間には、円周方向に形成された1本の第1ドレン溝40が2つの第1シール部材32間に設けられている。また、5本の第1圧油供給溝36と第1クーラント供給溝38との間には、円周方向に形成された1本の第1ドレン溝42が2つの第1シール部材32間に設けられている。さらに、第1クーラント供給溝38に隣接する第1フランジ部20側の第1シール部材32と、第1フランジ部20との間には、円周方向に形成された1本の第1ドレン溝44が設けられている。
一方、第2摺接面30において、第1円筒部18の内周面18iには、円周方向に形成された第2シール部材46が、中心軸16の方向に沿って複数設けられている。この場合、複数の第2シール部材46は、ロータリージョイント10の径方向から見て、第1摺接面28に設けられた第1シール部材32と対向するようにそれぞれ配設されている。
また、第2摺接面30において、円柱部22の外周面22oには、第2シール部材46間に、円周方向に形成された第2円周溝がそれぞれ設けられている。複数の第2円周溝は、径方向から見て、上記の複数の第1円周溝と対向して設けられている。
すなわち、第2摺接面30に配設される複数の第2円周溝は、5本の第1圧縮空気供給溝34に対向して第2フランジ部26側に形成され且つ圧縮空気を流通可能な5本の第2圧縮空気供給溝48と、5本の第1圧油供給溝36に対向して第2摺接面30の中央部分に形成され且つ圧油を流通可能な5本の第2圧油供給溝50と、1本の第1クーラント供給溝38に対向して第1フランジ部20側に形成され且つクーラントを流通可能な1本の第2クーラント供給溝52とである。
5本の第2圧縮空気供給溝48と5本の第2圧油供給溝50との間には、径方向から見て、第1ドレン溝40と対向して円周方向に形成された1本の第2ドレン溝54が2つの第2シール部材46間に設けられている。また、5本の第2圧油供給溝50と第2クーラント供給溝52との間には、径方向から見て、第1ドレン溝42と対向して円周方向に形成された1本の第2ドレン溝56が2つの第2シール部材46間に設けられている。さらに、第2クーラント供給溝52に隣接する第1フランジ部20側の第2シール部材46と、第1フランジ部20との間には、径方向から見て、第1ドレン溝44と対向して円周方向に形成された1本の第2ドレン溝58が設けられている。
そして、第1円筒部18内には、図1〜図3に示すように、中心軸16の方向に延在して、第1円周溝(第1圧縮空気供給溝34、第1圧油供給溝36、第1クーラント供給溝38)又は第2円周溝(第2圧縮空気供給溝48、第2圧油供給溝50、第2クーラント供給溝52)に連通する複数の第1流体供給流路が形成されている。
複数の第1流体供給流路は、第1圧縮空気供給溝34又は第2圧縮空気供給溝48に圧縮空気を供給する第1圧縮空気供給路60と、第1圧油供給溝36又は第2圧油供給溝50に圧油を供給する第1圧油供給路62と、第1クーラント供給溝38又は第2クーラント供給溝52にクーラントを供給する第1クーラント供給路64とである。
この場合、第1圧縮空気供給路60は、第1圧縮空気供給溝34及び第2圧縮空気供給溝48の本数分(10本)設けられている。10本の第1圧縮空気供給路60は、それぞれ、第1円筒部18内を中心軸16に沿って延在し、一端部が第1フランジ部20内を径方向に延在して外部に連通するポート60pを形成すると共に、他端部が第1円筒部18内を径方向に延在して、いずれか1本の第1圧縮空気供給溝34又は第2圧縮空気供給溝48に連通する。
また、第1圧油供給路62は、第1圧油供給溝36及び第2圧油供給溝50の本数分(10本)設けられている。10本の第1圧油供給路62は、それぞれ、第1円筒部18内を中心軸16に沿って延在し、一端部が第1フランジ部20内を径方向に延在して外部に連通するポート62pを形成すると共に、他端部が第1円筒部18内を径方向に延在して、いずれか1本の第1圧油供給溝36又は第2圧油供給溝50に連通する。
さらに、第1クーラント供給路64は、第1クーラント供給溝38及び第2クーラント供給溝52の本数分(2本)設けられている。2本の第1クーラント供給路64は、それぞれ、第1円筒部18内を中心軸16に沿って延在し、一端部が第1フランジ部20内を径方向に延在して外部に連通するポート64pを形成すると共に、他端部が第1円筒部18内を径方向に延在して、いずれか1本の第1クーラント供給溝38又は第2クーラント供給溝52に連通する。
また、第2円筒部24内には、図1、図3及び図4に示すように、中心軸16の方向に延在して、第1摺接面28に設けられた第1円周溝(第1圧縮空気供給溝34、第1圧油供給溝36、第1クーラント供給溝38)に連通する複数の第2流体供給流路が形成されている。
複数の第2流体供給流路は、第1圧縮空気供給溝34に連通する第2圧縮空気供給路66と、第1圧油供給溝36に連通する第2圧油供給路68と、第1クーラント供給溝38に連通する第2クーラント供給路70とである。
この場合、第2圧縮空気供給路66は、第1圧縮空気供給溝34の本数分(5本)設けられている。5本の第2圧縮空気供給路66は、それぞれ、第2円筒部24内を中心軸16に沿って延在し、一端部が第2円筒部24内を径方向に延在して、いずれか1本の第1圧縮空気供給溝34に連通すると共に、他端部が外部と連通する。
また、第2圧油供給路68は、第1圧油供給溝36の本数分(5本)設けられている。5本の第2圧油供給路68は、それぞれ、第2円筒部24内を中心軸16に沿って延在し、一端部が第2円筒部24内を径方向に延在して、いずれか1本の第1圧油供給溝36に連通すると共に、他端部が外部に連通する。
さらに、第2クーラント供給路70は、第2円筒部24内を中心軸16に沿って延在し、一端部が第2円筒部24内を径方向に延在して第1クーラント供給溝38に連通すると共に、他端部が外部と連通する。
さらに、円柱部22内には、図1、図3及び図4に示すように、中心軸16の方向に延在して、第2摺接面30に設けられた第2円周溝(第2圧縮空気供給溝48、第2圧油供給溝50、第2クーラント供給溝52)に連通する複数の第3流体供給流路が形成されている。
複数の第3流体供給流路は、第2圧縮空気供給溝48に連通する第3圧縮空気供給路72と、第2圧油供給溝50に連通する第3圧油供給路74と、第2クーラント供給溝52に連通する第3クーラント供給路76とである。
この場合、第3圧縮空気供給路72は、第2圧縮空気供給溝48の本数分(5本)設けられている。5本の第3圧縮空気供給路72は、それぞれ、円柱部22内を中心軸16に沿って延在し、一端部が円柱部22内を径方向に延在して、いずれか1本の第2圧縮空気供給溝48に連通すると共に、他端部が外部と連通する。
また、第3圧油供給路74は、第2圧油供給溝50の本数分(5本)設けられている。複数の第3圧油供給路74は、それぞれ、円柱部22内を中心軸16に沿って延在し、一端部が円柱部22内を径方向に延在して、いずれか1本の第2圧油供給溝50に連通すると共に、他端部が外部に連通する。
さらに、第3クーラント供給路76は、第2クーラント供給溝52に対応して設けられ、円柱部22内を中心軸16に沿って延在し、一端部が円柱部22内を径方向に延在して第2クーラント供給溝52に連通すると共に、他端部が外部と連通する。
一方、第1円筒部18内には、図1〜図3に示すように、対向する各第1ドレン溝40〜44と各第2ドレン溝54〜58とを連通する複数のドレン流路78〜82と、中心軸16の方向に延在して各ドレン流路78〜82に連通する排出流路84とが形成されている。すなわち、ドレン流路78は、第1円筒部18内を径方向に延在して、第1ドレン溝40と第2ドレン溝54とを連通する。ドレン流路80は、第1円筒部18内を径方向に延在して、第1ドレン溝42と第2ドレン溝56とを連通する。ドレン流路82は、第1円筒部18内を径方向に延在して、第1ドレン溝44と第2ドレン溝58とを連通する。排出流路84は、第1円筒部18内を中心軸16の方向に延在して、各ドレン流路78〜82と連通し、一端部が第1フランジ部20を径方向に延在して外部に連通するポート84pを形成すると共に、他端部がドレン流路78に連通する。
この結果、ロータリージョイント10において、第1フランジ部20では、図2に示すように、中心軸16を中心として、5本の第1圧縮空気供給路60、5本の第1圧油供給路62、1本の第1クーラント供給路64、及び、1本の排出流路84が所定角度間隔で放射状に延びるように配設されている。
なお、第1円周溝(5本の第1圧縮空気供給溝34、5本の第1圧油供給溝36、1本の第1クーラント供給溝38)は合計で11本である。また、第2円周溝(5本の第2圧縮空気供給溝48、5本の第2圧油供給溝50、1本の第2クーラント供給溝52)は合計で11本である。さらに、排出流路84は1本である。従って、第1フランジ部20において、図2の断面視の位置では、11本の流体供給路(5本の第1圧縮空気供給路60、5本の第1圧油供給路62、1本の第1クーラント供給路64)と1本の排出流路84とが径方向に延在し、一方で、図示はしないが、他の断面視の位置では、残り11本の流体供給路が径方向に延在する。
また、図3及び図4に示すように、11本の第2流体供給流路(5本の第2圧縮空気供給路66、5本の第2圧油供給路68、1本の第2クーラント供給路70)が所定角度間隔で配設されると共に、11本の第3流体供給流路(5本の第3圧縮空気供給路72、5本の第3圧油供給路74、1本の第3クーラント供給路76)が所定角度間隔で配設されている。
[本実施形態の作用]
次に、本実施形態に係るロータリージョイント10の作用について、図1〜図4を参照しながら説明する。
ロータリージョイント10は、図示しない工作機械等の機械設備に組み込まれ、加工治具等の回転可動部分に対して各種の流体を供給し、又は、流体の排出を行う。
すなわち、ロータリージョイント10において、回転可動部分に圧縮空気を供給する場合、第1圧縮空気供給路60から第1圧縮空気供給溝34及び第2圧縮空気供給路66を介して機械設備に圧縮空気を供給するか、又は、図1に示すように、第1圧縮空気供給路60から第2圧縮空気供給溝48及び第3圧縮空気供給路72を介して機械設備に圧縮空気を供給する。
また、回転可動部分に圧油を供給する場合、図1に示すように、第1圧油供給路62から第1圧油供給溝36及び第2圧油供給路68を介して機械設備に圧油を供給するか、又は、第1圧油供給路62から第2圧油供給溝50及び第3圧油供給路74を介して機械設備に圧油を供給する。
さらに、回転可動部分にクーラントを供給する場合、第1クーラント供給路64から第1クーラント供給溝38及び第2クーラント供給路70を介して機械設備にクーラントを供給するか、又は、第1クーラント供給路64から第2クーラント供給溝52及び第3クーラント供給路76を介して機械設備にクーラントを供給する。
そして、ロータリージョイント10では、径方向から見て、第1円周溝(第1圧縮空気供給溝34、第1圧油供給溝36、第1クーラント供給溝38)と、第2円周溝(第2圧縮空気供給溝48、第2圧油供給溝50、第2クーラント供給溝52)とを対向させ、対向する2本の第1円周溝及び第2円周溝を1組として、該1組の第1円周溝及び第2円周溝を流れる流体の種別及び使用用途を同じにしている。
図1中、対向する1組(2本)の第1圧縮空気供給溝34と第2圧縮空気供給溝48とについては、例えば、加工治具におけるワークの密着、ワークの在荷、ワークのクランプ確認、ワークのアンクランプ、又は、ワークの着座面に対するエアブローを行わせるため、略同じ圧力の圧縮空気を回転可動部分に供給する。また、対向する1組(2本)の第1圧油供給溝36と第2圧油供給溝50とについては、例えば、加工治具におけるワークのクランプ、ワークのアンクランプ、エジェクタの上昇、又は、エジェクタの下降を行わせるため、略同じ圧力の圧油を回転可動部分に供給する。さらに、対向する1組(2本)の第1クーラント供給溝38と第2クーラント供給溝52とについては、加工治具の冷却を行わせるため、略同じ圧力のクーラントを回転可動部分に供給する。
また、ロータリージョイント10では、各第1円周溝及び各第2円周溝を流れる流体の種別のうち、最も圧力の高い流体の種別は、第2フランジ部26側の対向する1組の第1円周溝及び第2円周溝(第1圧縮空気供給溝34及び第2圧縮空気供給溝48)を流れる流体の種別である。すなわち、圧力の高い流体の種別は、高い方から順に、圧縮空気、圧油及びクーラントとなる。
このように構成されたロータリージョイント10では、機械設備を構成する2つの回転可動部分のうち、一方の回転可動部分に対して第1円周溝を介して流体を供給し、他方の回転可動部分に対して第2円周溝を介して流体を供給することができる。
なお、第1シール部材32及び第2シール部材46の劣化又は破れに起因して、第1円周溝又は第2円周溝を流れる流体が漏洩した場合、該漏洩した流体は、図1に示すように、第1ドレン溝40〜44及び第2ドレン溝54〜58からドレン流路78〜82及び排出流路84を介して外部に排出される。
[本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係るロータリージョイント10によれば、機械設備の回転可動部分への流体の供給に使用される円周溝を、中心軸16の方向から見て、2段構成(第1円周溝、第2円周溝)にすることにより、ロータリージョイント10の中心軸16に沿った方向の長さを短くすることができる。
しかも、対向する第1円周溝(第1圧縮空気供給溝34、第1圧油供給溝36、第1クーラント供給溝38)及び第2円周溝(第2圧縮空気供給溝48、第2圧油供給溝50、第2クーラント供給溝52)について、該各円周溝の中を流れる流体の種別及び使用用途を同じにすることで、第1摺接面28及び第2摺接面30における流体の圧力が略同じになる。すなわち、ロータリージョイント10の径方向から見ると、同じ圧力の系統にまとめられ、供給される流体の圧力の均等化が図られている。
これにより、第1円筒部18が流体圧の高い方から低い方に引っ張られることに起因する変位(歪み)の発生が抑制され、第1摺接面28及び第2摺接面30での摺動抵抗を低減させることが可能となる。この結果、ロータリージョイント10の剛性を確保しつつ、第1円筒部18及び第2円筒部24の厚みを薄肉化することができ、ロータリージョイント10の径方向の長さを短くすることができる。
また、本実施形態では、対向する1組の第1円周溝及び第2円周溝について、連通する第1流体供給流路(第1圧縮空気供給路60、第1圧油供給路62、第1クーラント供給路64)、第2流体供給流路(第2圧縮空気供給路66、第2圧油供給路68、第2クーラント供給路70)、及び、第3流体供給流路(第3圧縮空気供給路72、第3圧油供給路74、第3クーラント供給路76)を流れる流体の種別及び使用用途を同じにしている。これにより、対向する1組の第1円周溝及び第2円周溝における流体の圧力差が略0となる。この結果、ロータリージョイント10内での歪みが抑えられ、第1摺接面28及び第2摺接面30での摺動抵抗が低減されることで、第1円筒部18及び第2円筒部24の厚みをさらに薄肉化することが可能となる。
さらに、本実施形態では、第2フランジ部26側の第1円周溝(第1圧縮空気供給溝34)及び第2円周溝(第2圧縮空気供給溝48)に流れる流体(圧縮空気)の種別が、他の円周溝(第1圧油供給溝36、第1クーラント供給溝38、第2圧油供給溝50、第2クーラント供給溝52)に流れる流体(圧油、クーラント)よりも高圧力の流体の種別である。そのため、第2フランジ部26と円柱部22及び第2円筒部24との連結部分の流路(第2流体供給流路、第3流体供給流路)の形状が維持され、窄まることを抑制することができる。これにより、第2フランジ部26側での摺動抵抗を低減させることが可能となる。この結果、第1円筒部18及び第2円筒部24の厚みを一層薄肉化することができ、ロータリージョイント10の径方向の長さも短くすることができる。
また、本実施形態では、流体の種別及び使用用途が互いに異なる第1円周溝及び第2円周溝の組の間、すなわち、第1圧縮空気供給溝34及び第2圧縮空気供給溝48の組と第1圧油供給溝36及び第2圧油供給溝50の組との間、並びに、第1圧油供給溝36及び第2圧油供給溝50の組と第1クーラント供給溝38及び第2クーラント供給溝52の組との間に、第1ドレン溝40〜44及び第2ドレン溝54〜58が対向して形成されている。そのため、第1シール部材32又は第2シール部材46の劣化や破れ等に起因して、第1円周溝又は第2円周溝から流体が漏洩しても、該流体は、第1ドレン溝40〜44、第2ドレン溝54〜58、ドレン流路78〜82及び排出流路84を介して外部に排出される。この結果、近接する別の第1円周溝及び第2円周溝や、他の第1〜第3流体供給流路への該流体の流入を阻止することができる。また、第1ドレン溝40〜44、第2ドレン溝54〜58及びドレン流路78〜82が1本の排出流路84に集約されるので、第1円筒部18の厚みを薄肉化することができ、ロータリージョイント10の径方向の大きさを一層小さくすることができる。
[本実施形態の変形例]
なお、本発明は、上述した実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは当然可能である。本実施形態に係るロータリージョイント10は、例えば、下記(1)〜(5)の変形例を採用することが可能である。
(1)ロータリージョイント10内部の各円周溝、各流路、各ドレン溝及び各ドレン流路の本数は、上記の説明及び図1〜図4に示す本数に限定されることはない。流体の供給先の機械設備に供給する流体の種別及び使用目的に応じて、適宜変更してもよいことは勿論である。
(2)上記の説明では、ロータリージョイント10から機械設備に供給する流体として、圧縮空気、圧油及びクーラントについて説明した。本実施形態では、機械設備の仕様等に応じて、他の流体を供給することも可能である。この場合でも、上述のように、第2フランジ部26側の円周溝及び流路を流れる流体の種別が、他の円周溝及び流路に流れる流体よりも高圧力の流体の種別であることは勿論である。
(3)上記の説明では、第1摺接面28のうち、第2円筒部24の内周面24iに第1シール部材32を設けると共に、第1円筒部18の外周面18oに第1円周溝を形成する場合について説明した。本実施形態では、第1円筒部18の外周面18oに第1シール部材32を設けると共に、第2円筒部24の内周面24iに第1円周溝を形成することも可能である。あるいは、第1円筒部18の外周面18o又は第2円筒部24の内周面24iに、第1円周溝と第1シール部材32との双方を設けることも可能である。
(4)上記の説明では、第2摺接面30のうち、第1円筒部18の内周面18iに第2シール部材46を設けると共に、円柱部22の外周面22oに第2円周溝を形成する場合について説明した。本実施形態では、円柱部22の外周面22oに第2シール部材46を設けると共に、第1円筒部18の内周面18iに第2円周溝を形成することも可能である。あるいは、円柱部22の外周面22o又は第1円筒部18の内周面18iに、第2円周溝と第2シール部材46との双方を設けることも可能である。
(5)上記の説明では、第1フランジ部20において、図2の断面視と、他の断面視とで、各流路及び各ポートが径方向に形成される場合について説明した。本実施形態では、図2の断面視において、全ての流路及び各ポートが径方向に形成されるように構成することも可能である。
10…ロータリージョイント 12…第1部材
14…第2部材 16…中心軸
18…第1円筒部 18i、24i…内周面
18o、22o…外周面 20…第1フランジ部
22…円柱部 24…第2円筒部
26…第2フランジ部 28…第1摺接面(第1の摺接面)
30…第2摺接面(第2の摺接面) 32…第1シール部材
34…第1圧縮空気供給溝(第1円周溝)
36…第1圧油供給溝(第1円周溝)
38…第1クーラント供給溝(第1円周溝)
40〜44…第1ドレン溝 46…第2シール部材
48…第2圧縮空気供給溝(第2円周溝)
50…第2圧油供給溝(第2円周溝)
52…第2クーラント供給溝(第2円周溝)
54〜58…第2ドレン溝
60…第1圧縮空気供給路(第1流体供給流路)
60p、62p、64p、84p…ポート
62…第1圧油供給路(第1流体供給流路)
64…第1クーラント供給路(第1流体供給流路)
66…第2圧縮空気供給路(第2流体供給流路)
68…第2圧油供給路(第2流体供給流路)
70…第2クーラント供給路(第2流体供給流路)
72…第3圧縮空気供給路(第3流体供給流路)
74…第3圧油供給路(第3流体供給流路)
76…第3クーラント供給路(第3流体供給流路)
78〜82…ドレン流路 84…排出流路

Claims (3)

  1. 第1円筒部の端部に第1フランジ部が形成された第1部材と、
    前記第1円筒部の外側に第2円筒部が設けられると共に、前記第1円筒部の内側に円柱部が設けられ、前記第2円筒部及び前記円柱部の端部が第2フランジ部で接続された第2部材と、
    を備え、
    前記第1フランジ部が一端部になると共に、前記第2フランジ部が他端部となるように、前記第1部材と前記第2部材とを互いに組み合わせ、流体の種別及び使用用途が異なる複数の流体を流通させるロータリージョイントであって、
    前記第1円筒部の外周面と前記第2円筒部の内周面とによって、前記第1円筒部と前記第2円筒部とが摺接する第1の摺接面が形成され、
    前記第1円筒部の内周面と前記円柱部の外周面とによって、前記第1円筒部と前記円柱部とが摺接する第2の摺接面が形成され、
    前記第1の摺接面には、前記ロータリージョイントの円周方向に形成された第1円周溝が該ロータリージョイントの軸方向に沿って複数設けられ、
    前記第2の摺接面には、前記円周方向に形成された第2円周溝が前記軸方向に沿って複数設けられ、
    前記各第1円周溝及び前記各第2円周溝は、前記ロータリージョイントの径方向から見て、対向するようにそれぞれ形成され、
    対向する前記第1円周溝及び前記第2円周溝は、該各円周溝の中を流れる流体の種別及び使用用途が同じであり、
    前記流体の種別が同じである場合とは、対向する前記第1円周溝及び前記第2円周溝に同じ圧力且つ同じ種類の流体を流すことをいい、
    前記流体の使用用途が同じである場合とは、対向する前記第1円周溝及び前記第2円周溝から機械設備の回転可動部分に流体を流す際、前記回転可動部分の同じ作業用途に対して同じ流体を流すことをいい、
    前記第1円筒部内には、前記軸方向に延在して前記第1円周溝又は前記第2円周溝に連通する第1流体供給流路が形成され、
    前記第2円筒部内には、前記軸方向に延在して前記第1円周溝に連通する第2流体供給流路が形成され、
    前記円柱部内には、前記軸方向に延在して前記第2円周溝に連通する第3流体供給流路が形成されることを特徴とするロータリージョイント。
  2. 請求項記載のロータリージョイントにおいて、
    前記各第1円周溝及び前記各第2円周溝は、前記流体の種別毎に区画分けされて前記第1の摺接面及び前記第2の摺接面にそれぞれ設けられた、圧縮空気を流通可能な圧縮空気供給溝、圧油を流通可能な圧油供給溝、及び、クーラントを流通可能なクーラント供給溝であり
    前記各第1円周溝及び前記各第2円周溝を流れる流体の種別のうち、圧力の高い流体の種別は、前記圧縮空気、前記圧油及び前記クーラントの順であり、前記第2フランジ部から前記第1フランジ部に向かって、前記圧縮空気供給溝、前記圧油供給溝、及び、前記クーラント供給溝が順に設けられていることを特徴とするロータリージョイント。
  3. 請求項1又は2記載のロータリージョイントにおいて、
    前記第1の摺接面及び前記第2の摺接面に、一方の第1円周溝及び第2円周溝の組と、他方の第1円周溝及び第2円周溝の組とが設けられ、前記流体の種別及び使用用途が互いに異なる前記一方の組と前記他方の組との間には、前記径方向から見て対向するドレン溝がそれぞれ形成され、
    前記第1円筒部には、対向する前記各ドレン溝に連通するドレン流路と、前記軸方向に延在して前記ドレン流路に連通する排出流路とが形成されていることを特徴とするロータリージョイント。
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