JP6664002B2 - 電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法 - Google Patents

電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法 Download PDF

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Description

本発明は、電池の充電方法技術分野に属し、特にリチウムイオン電池とポリマーリチウムイオン電池の非定電圧充電方法を開示するものである。
中国の特許CN101388477Bには、充電上限電圧を増加することによって、電池内部の電圧降下を補償するリチウムイオン電池の充電方法である急速充電方法が開示され、該リチウムイオン電池やポリマーリチウムイオン電池が充電されるとき、電池が充電上限電圧まで充電されると電池は充電を停止し、電池の両極における充電上限電圧はU=2Uo−Usに設定され、Usは、定電流でUoまで充電した後の電圧が降下した標準安定電圧であり、Uoは、通常産業界で受け入れられる小倍率の定電流−定電圧充電方式により使用される標準的充電終止電圧である。安定電圧Usは、電池の定電流充電が停止され、放置が始まった時点から計時し、ある時間帯が開始して、電池の開路電圧の降下が、ある時間帯内においてある数値よりも小さくなり、即ち電池の電圧が安定になった時間帯の第一時点と対応する電圧が、電池の標準安定電圧Usとして選択される。
該方法がリン酸鉄リチウム電池に応用される際に、Uoは、通常産業界で受け入れられる小倍率の定電流−定電圧充電方式に採用される標準的充電終止電圧の3.60Vであり、電池を充電上限電圧U=2Uo−Usまで充電したが、飽和状態に充電することができず、88%程度であり、電池の機能を十分に発揮できなかった。リン酸鉄リチウム電池産業界で受け入れられる小倍率の定電流−定電圧充電方式に採用される標準的充電終止電圧Uoは、さらに、3.50V、3.65Vや3.7Vとしてもよく、電池を充電上限電圧U=2Uo−Usまで充電したが、いずれも電池を飽和状態に充電することができず、電池の機能を十分に発揮できなかった。
該方法がコバルト酸リチウム電池に応用される際に、Uoは、通常産業界で受け入れられる小倍率の定電流−定電圧充電方式に採用される標準的終止電圧の4.20Vであり、電池を充電上限電圧U=2Uo−Usまで充電したが、飽和状態に充電することができず、97%程度であり、電池の機能を十分に発揮できなかった。電池の機能を十分に発揮するためには、電池の充電上限電圧に対して、適当な修正が必要となった。
本発明は、電池の機能を十分に発揮するために、電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法を提供することを目的とする。
定義
理想的充電は、定電流・定電圧充電方式でリチウムイオン電池を充電する場合は、充電回路を切断した後に、リチウムイオン電池の開回路の安定電圧が定電圧充電の電圧に達するようになるものである。理論的には、定電流・定電圧充電方式でリチウムイオン電池を充電する場合は、定電圧で無限小電流になるまで充電された時に、充電回路を切断した後において、リチウムイオン電池の開回路の安定電圧は定電圧充電の電圧に達することができる。実際的に、定電流・定電圧充電方式でリチウムイオン電池を充電する場合は、定電圧でリチウムイオン電池が自己消費電流になるまで充電された時に、リチウムイオン電池の充電電流と自己消費電流は動的平衡状態にあるので、充電回路を切断した後において、リチウムイオン電池の開回路の安定電圧は定電圧充電の電圧に極めて近くなる。標準安定電圧は、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した電流を定電流として、Uoまで充電した後、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した終止電流まで、定電圧で充電してから停止し、電池の定電流・定電圧充電が停止され、放置が始まった時点から計時し、ある時間帯が開始して、電池の開路電圧の降下が、ある時間帯においてある数値よりも小さくなり、電池の電圧が安定になる場合に、この時間帯の第一時点と対応する電圧が電池の標準安定電圧Usoとして選択される。
リチウムイオンの自由度は、リチウムイオンが正極で自由に運動する程度を表す。充電中に、リチウムイオン電池は、リチウムイオンが正極から脱離し、電解質を通じて、負極に嵌入される。リチウムイオンは正極の結晶格子の中で自由に分布し、各自の適する位置を見つけ、脱離過程において、近くにある大自由度のリチウムイオンは先に脱離し、遠くにある小自由度のリチウムイオンはその後に脱離するが、正極に厳密に結ばれたリチウムイオンの自由度が極めて低いため、脱離しにくい。自由度の低いリチウムイオンを脱離させるようにするには、より大きな充電パワーが必要となっている。
原理
CN101388477Bにおける充電方法では、U=2Uo−Us=Uo+(Uo−Us)に充電すると停止することで、定電流IでUoまで充電した後に、開回路として放置して生じる電池内部の電圧降下(UoーUs)を補償した。しかし、電流Iと対応するオーム電圧降下、濃度分極電圧降下、電気化学分極電圧降下とその他のインピーダンス電圧降下のみが補償可能であり、定電流IでUoまで充電しても飽和状態にならないことと、リチウムイオンにおける自由度が極めて低い一部の脱離を考慮しておらず、補償した電圧降下は電池を100%の飽和状態まで充電するには不十分で、理想的充電状態に達することはできない他、CN101388477Bの充電方法では設備の誤差と測定の誤差による影響も考えていなかった。100%の飽和状態は、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した電流を定電流として、Uoまで充電した後、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した終止電流まで定電圧で充電して停止し、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した電流を採用して、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した放電終止電圧まで定電流で放電すると、放出した容量は100%に達し、放電前の充電状態は100%の飽和状態である。U=2Uo−Us=Uo+(Uo−Us)に基づいて、(Uo−Uso)分を追加し、電流IでU=Uo+(Uo−Us)+(Uo−Uso)=3Uo−Us−Usoまで充電することは、リチウムイオンの自由度が低い一部の脱離を考え、それにより電池を100%の飽和状態により近いように充電可能であり、設備の誤差と測定の誤差による影響を削減し、理想的な充電状態に近くなる。
本発明は上記課題を解決するために、下記技術手段を採用する。
標準的定電流・定電圧充電方式を使用して、電池を飽和状態まで充電し、開回路とする場合において、リン酸鉄リチウムイオン電池の標準安定電圧と、標準的充電終止電圧とは大きく違っており、コバルト酸リチウム電池の標準安定電圧と、標準的充電終止電圧とは小さく違っていることが示され、これはリン酸鉄リチウムイオン電池の飽和程度が低いが、コバルト酸リチウム電池の飽和程度が高いということに直接的に関連する。
電池の機能を十分に発揮するためには、電池を飽和状態まで充電する毎に、本来のU=Uo+(Uo−Us)を基礎に、(Uo−Uso)という修正値の追加が必要となり、修正・補償した電圧は、
U=Uo+(Uo−Us)+(Uo−Uso)=3Uo−Us−Uso
となる。これによると、リン酸鉄リチウムイオン電池とコバルト酸リチウム電池を充電する場合に、修正・補償した電圧によって、電池を100%の飽和状態により近いように充電可能になった。
三元系リチウムイオン電池、マンガン酸リチウムイオン電池、チタン酸リチウムイオン電池に対して、同じ方法で検証を行えば、同じ効果を有することが分かる。
電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法は、電池が充電される時、電池が充電上限電圧まで充電されると充電を停止し、電池の両極における電池の充電上限電圧がU=3Uo−Us−Usoに従って設定されることを特徴とする。
Usoは定電流・定電圧でUoまで充電した後、電圧が降下した標準安定電圧であり、電池の定電流定電圧充電が停止され、放置が始まった時点から計時し、ある時間帯が開始して、開路電圧の降下がある時間帯においてある数値よりも小さくなり、電池の電圧が安定になる場合に、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の標準安定電圧Usoとして選択されることが考えられる。
具体的には、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した電流を定電流として、Uoまで充電した後、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した終止電流まで定電圧方式で充電した後、電池は充電を停止する。電池の定電流・定電圧充電が停止され、放置が始まった時点から計時し、ある時間帯が開始して、電池の開路電圧降下がある時間帯内においてある値よりも小さくなり、電池の電圧が安定になる場合に、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の標準安定電圧Usoとして選択される。
Usは、定電流でUoまで充電された後に電圧が降下した安定電圧であり、電池の定電流充電が停止され、放置が始まった時点から計時し、ある時間帯が開始して、電池の開路電圧降下がある時間帯内においてある値よりも小さくなり電池の電圧が安定になる場合に、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の安定電圧Usとして選択されることが考えられる。
Uoは、通常産業界で受け入れられる小倍率の定電流−定電圧充電方式により使用される充電終止電圧である。
改善した技術様態として、本発明の電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法は、定電流充電方式で電池をU=3Uo−Us−Usoまで充電した後、電池の充電を停止することができる。
その他の改善した技術様態として、本発明の電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法は、電池は多段階定電流充電方式で、U=3Uo−Us−Usoまで充電された後に充電を停止し、Usは、充電を停止する直前の電流を測定したものである。
その他の改善した技術様態として、本発明の電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法は、電池は非定電流充電方式で充電し、U=3Uo−Us−Usoまで充電された後に充電を停止し、Usは、充電を停止する直前の電流を測定したものである。
Usoの測定方法として、電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法は、電池の定電流定電圧充電が停止され、放置が始まった時点から計時し、各5分を一つの時間帯として、ある5分の時間帯が開始して、電池の開路電圧降下が5分の時間帯に2mVよりも小さくなった後、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧は、電池の標準安定電圧Usoとして選択される。
Usoのもう一つの測定方法として、電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法は、電池の定電流定電圧充電が停止され、放置が始まった時点から計時し、各10分を一つの時間帯として、ある10分時間帯が開始して、電池の開路電圧降下が10分の時間帯に1mVよりも小さくなった後、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の標準安定電圧Usoとして選択される。
明確にすべきところは、標準安定電圧Usoは、標準的充電終止電圧Uoや標準的充電終止電流と関連しているが、充電倍率とは少しのみ、或いは全く関連しない。
広く知られているのは、リン酸鉄リチウム電池の標準的充電終止電圧Uoは3.5V、3.6V、3.65Vや3.7Vとしてもよく、異なるUoに応じて、異なる標準的容量Coを得る。標準的容量は、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した電流を定電流として、Uoまで充電した後、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した終止電流まで定電圧で充電し、次に標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した放電電流を採用して、標準によって規定した、或いはサプライヤと合意した放電終止電圧まで放電させると、放出した容量は標準的容量Coとなるように定義される。リン酸鉄リチウムイオン電池の標準的充電終止電圧Uoは、何れかの公知の値を選択してもよいが、急速充電の場合、標準的容量Coに近づく容量を急速に充填するためには、全部に修正・補償した電圧がU=Uo+(Uo−Us)+(Uo−Uso)=3Uo−Us−Usoである充電方法を適用できる。
広く知られているのは、コバルト酸リチウム電池に対して、従来の伝統的な標準的充電終止電圧Uoは、4.2Vで、今まで4.3Vと4.35Vの高電圧を持つコバルト酸リチウム電池が開発されるとともに、4.4Vと4.5Vの高電圧型コバルト酸リチウム電池も開発中で、それらが対応する標準的充電終止電圧Uoは、4.3V、4.35V、4.4V、4.5Vとなり、異なるUoから異なった標準的容量Coを得る。異なる電圧を持つコバルト酸リチウム電池の標準的充電終止電圧Uoは、対応する公知の値を選択してもよいが、急速充電の場合、標準的容量Coに近づく容量を急速に充填するためには、全部に修正・補償した電圧がU=Uo+(Uo−Us)+(Uo−Uso)=3Uo−Us−Usoである充電方法を適用できる。
広く知られているのは、三元系リチウムイオン電池(ニッケル・マンガン・コバルト酸リチウム電池)に対して、従来の伝統的な標準的充電終止電圧Uoは4.2Vで、今まで4.3Vと4.35Vの高電圧を持つ三元系リチウムイオン電池は開発中で、それらが対応する標準的充電終止電圧Uoは4.3V、4.35Vになり、異なるUoから異なった標準的容量Coを得る。異なる電圧を持つ三元系リチウムイオン電池の標準的充電終止電圧Uoは、対応する公知の値を選択してもよいが、急速充電の場合、標準的容量Coに近づく容量を急速に充填するためには、全部に修正・補償した電圧がU=Uo+(Uo−Us)+(Uo−Uso)=3Uo−Us−Usoである充電方法を適用できる。
特別な例では、コバルト酸リチウム電池のUo=4.2V(図2に示すように)として、
まで充電して停止すれば、定電流・定電圧で4.2Vまで充電する方法と、ほぼ同じ効果を取得することができ、すなわち、コバルト酸リチウム電池のUo=4.2Vである場合は、(Uo−Uso)修正値を無視してもよい。しかしながら、他の標準的充電終止電圧Uoであれば、図3に示すように、Uo=4.35Vで、UoとUsoとの誤差は比較的に大きく、修正値の(Uo−Uso)を考慮することで、電池を100%に充電可能である。
従来の非定電圧充電方法と比較すると、本発明は、
1.リチウムイオン電池は急速な充電、及び飽和状態に接近する電気量の充電を実現できることと、
2.本発明の充電方法は様々なリチウムイオン電池に対する充電に適用可能で、電池を100%の飽和状態により近く充電することができ、電池の機能を十分に発揮できることと、
3.本発明の方法でリチウムイオン電池を充電する場合、標準的又はユーザによる方法での放電は、同等な倍率の電流による定電流・定電圧充電方式と比べて、より長いサイクル寿命、又は同じサイクル回数を有し、本発明の方法による充電は、放出する電気容量がより大きいことと、
4.本発明の方法は、充電回路の設計、及び充電器を製造するために使用されることができることと、
5.本発明の方法は、共に使用されるための電池で組み立てられる電子コンポーネントを製造するために使用されることができるという有益な効果を有する。
図1はリン酸鉄リチウムイオン電池を定電流・定電圧でUoまで充電した後の標準安定電圧Uso曲線、及び定電流でUoまで充電した後の安定電圧Us曲線を表す。 図2はコバルト酸リチウム電池を定電流・定電圧でUoまで充電した後の標準安定電圧Uso曲線、及び定電流でUoまで充電した後の安定電圧Us曲線を表す。 図3は4.35Vの高電圧型コバルト酸リチウム電池を定電流・定電圧でUoまで充電した後の標準安定電圧Uso曲線、及び定電流でUoまで充電した後の安定電圧Us曲線を表す。
以下、本発明の具体的実施の形態と利点を反映するために、実施例と比較例を参照しながら、本発明を詳細に説明する。
比較例1.1:リン酸鉄リチウムイオン電池、標準的充電方法
402045Fe15Cは3.2V190mAhの高倍率型リン酸鉄リチウム電池であり、電池システムはLiFePO4/C系単電池(Uo=3.6C)、定格容量Cr=190mAh、GB/T18287−2013の標準的充電方法を参照する。
1.38mA(0.2C)の定電流で3.6Vまで充電し、3.6Vの定電圧に変更して、電流が3.8mA(0.02C)に下がるまで充電した後に、充電を停止し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
2.38mA(0.2C)の定電流で2.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する。(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)
3.サイクル:
3.1 1140mAの定電流で3.6Vまで充電し、3.6Vの定電圧に変更して、電流が3.8mAに下がるまで充電する
3.2 5min休止する
3.3 1140mAの定電流で2.0Vまで放電する
3.4 5min休止する
3.5 ステップ3.1から3.4を1000サイクル繰り返す
3.6 終了
比較例1.2:リン酸鉄リチウムイオン電池、CN101388477Bの充電方法
比較例1.1の電池と同様の電池を、t=10minの時間内で完全に充電することを期待すると、CN101388477Bに開示した急速充電方法によれば、必要とする定電流充電の電流は、I=Cr/t*60=190/10*60=1140mA(6C倍率)となる。
1.安定電圧の測定:1140mAの定電流で3.6Vまで充電してから停止し、開路電圧を検出して、安定電圧Usを測定する。安定電圧Us曲線は図1を参照する。電池が定電流充電を停止され、放置が始まった時点から計時し、各10分を一つの時間帯として、ある10分の時間帯が開始して、電池の10分の時間帯内で電池の開路電圧降下が1mVよりも小さくなった後に、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の安定電圧Usとして選択される。
2.38mA(0.2C)の定電流で2.0Vまで放電する(このステップは、電池を充電待状態にさせるように、前のステップで充電した容量を放出するもので、充電方法には必要ないものである)。
3.1140mAの定電流で2Uo−Usまで充電してから停止し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
4.38mA(0.2C)の定電流で2.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである)。
5.サイクル:
5.1 1140mAの定電流で2Uo−Usまで充電する
5.2 5min休止する
5.3 1140mAの定電流で2.0Vまで放電する
5.4 5min休止する
5.5 ステップ5.1から5.4を1000サイクル繰り返す
5.6 終了
実施例1:リン酸鉄リチウムイオン電池、本発明の方法
比較例1.1の電池と同様の電池に、比較例1.2で測定した安定電圧Usを使用する。
1.標準安定電圧の測定:38mA(0.2C)の定電流で3.6Vまで充電し、3.6Vの定電圧に変更して、電流が3.8mA(0.02C)に下がるまで充電した後に、充電を停止し、標準安定電圧Usoを測定する。標準安定電圧Uso曲線は図1を参照する。電池が定電流・定電圧充電を停止され、放置が始まった時点から計時し、各10分を一つの時間帯として、ある10分の時間帯が開始して、10分の時間帯内で電池の開路電圧降下が1mVよりも小さくなった後、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧が電池の標準安定電圧Usoとして選択される。
2.38mA(0.2C)の定電流で2.0Vまで放電する(このステップは、電池を充電待状態にさせるように、前のステップで充電した容量を放出するもので、充電方法には必要ないものである)。
3.10minで電池を完全に充電することを期待すると、本発明の電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法によれば、必要とする定電流充電の電流は1140mA(6C倍率)であり、U=3Uo−Us−Usoまで充電した後、充電を停止し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
4.38mA(0.2C)の定電流で2.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである)。
5.サイクル:
5.1 1140mAの定電流でU=3Uo−Us−Usoまで充電する。
5.2 5min休止する
5.3 1140mAの定電流で2.0Vまで放電する
5.4 5min休止する
5.5 ステップ5.1から5.4を1000サイクル繰り返す
5.6 終了
比較例1.1、比較例1.2、実施例1の実験結果を表1で表す。
充電の飽和度は、標準的充電方法で充電し、標準的放電方法で放電する場合に放出する容量が100%であり、非標準的充電方法で充電し、標準的放電方法で放電する場合に放出する容量と標準的放電容量との百分比が充電の飽和度になる。
比較例2.1:コバルト酸リチウム電池、標準的充電方法
703048H10Cは3.7V800mAhの高倍率型ポリマーリチウムイオン電池であり、電池システムはLiCoO2/C系単電池(Uo=4.2V)、定格容量Cr=800mAh、GB/T18287−2013の標準的充電方法を参照する。
1、160mA(0.2C)の定電流で4.2Vまで充電し、4.2Vの定電圧に変更して、電流が16mA(0.02C)に下がるまで充電し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
2.160mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)。
3.サイクル:
3.1 4800mAの定電流で4.2Vまで充電し、4.2Vの定電圧に変更して電流が16mAに下がるまで充電する
3.2 5min休止する
3.3 48000mAの定電流で3.0Vまで放電する
3.4 5min休止する
3.5 ステップ3.1から3.4を500サイクル繰り返す
3.6 終了
比較例2.2:コバルト酸リチウム電池、CN101388477Bの充電方法
比較例2.1の電池と同様の電池に、10minの時間内で電池を完全に充電することを期待すると、CN101388477Bに開示した急速充電方法によれば、必要とする定電流充電の電流は、I=Cr/t*60=800/10*60=4800mA(6C倍率)となる。
1.安定電圧の測定:4800mAの定電流で4.2Vまで充電してから停止し、開路電圧を検出し、安定電圧Usを測定し、安定電圧Us曲線は図2を参照する。電池が定電流充電を停止され、放置が始まった時点から計時し、各10分を一つの時間帯として、ある10分の時間帯が開始して、10分の時間帯内で電池の開路電圧降下が1mVよりも小さくなった後に、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の安定電圧Usとして選択される。
2.160mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電する(このステップは、電池を充電待状態にさせるように、前のステップで充電した容量を放出するもので、充電方法には必要ないものである)。
3.4800mAの定電流で2Uo−Usまで充電してから停止し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
4.160mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する。(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)
5.サイクル:
5.1 4800mAの定電流で2Uo−Usまで充電する
5.2 5min休止する
5.3 4800mAの定電流で3.0Vまで放電する
5.4 5min休止する
5.5 ステップ5.1から5.4を500サイクル繰り返す
5.6 終了
実施例2:コバルト酸リチウム電池、本発明の方法
比較例2.1の電池と同様の電池に、比較例2.2で測定した安定電圧Usを使用する。
1.標準安定電圧の測定:160mA(0.2C)の定電流で4.2Vまで充電し、4.2Vの定電圧に変更して、電流が16mA(0.02C)に下がるまで充電してから停止し、開路電圧を検出し、標準安定電圧Usoを測定する。標準安定電圧Uso曲線は図2を参照する。電池が定電流・定電圧充電を停止され、放置が始まった時点から計時し、各10分を一つの時間帯として、ある10分の時間帯が開始して、10分の時間帯内で電池の開路電圧降下が1mVよりも小さくなった後に、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の標準安定電圧Usoとして選択される。
2.160mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電する(このステップは、電池を充電待状態にさせるように、前のステップで充電した容量を放出するもので、充電方法には必要ないものである)。
3.10minの時間内で電池を完全に充電することを期待すると、本発明の電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法によれば、必要とする定電流充電の電流は4800mA(6C倍率)となり、U=3Uo−Us−Usoまで充電した後に充電を停止し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
4、160mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する。(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)
5.サイクル:
5.1 4800mAの定電流でU=3Uo−Us−Usoまで充電する。
5.2 5min休止する
5.3 4800mAの定電流で3.0Vまで放電する
5.4 5min休止する
5.5 ステップ5.1から5.4を500サイクル繰り返す
5.6 終了
比較例2.1、比較例2.2、実施例2の実験結果は表2で表す。
比較例3.1:4.35Vの高電圧コバルト酸リチウム電池、標準的充電方法
601250HV10Cは4.35V235mAhの高倍率型リン酸鉄リチウムイオン電池であり、電池システムは4.35Vの高電圧型LiCoO2/C系単電池(Uo=4.35V)、定格容量Cr=235mAhであり、GB/T18287−2013の標準的充電方法を参照する。
1.47mA(0.2C)の定電流で4.35Vまで充電し、4.2Vの定電圧に変更して、電流が4.7mA(0.02C)に下がるまで充電し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
2.47mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する。(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)
3.サイクル:
3.1 470mAの定電流で4.35Vまで充電し、4.35Vの定電圧に変更して、電流が4.7mAに下がるまで充電する
3.2 5min休止する
3.3 470mAの定電流で3.0Vまで放電する
3.4 5min休止する
3.5 ステップ3.1から3.4を500サイクル繰り返す
3.6 終了
比較例3.2:4.35Vの高電圧型コバルト酸リチウム電池、CN101388477Bの充電方法
比較例3.1の電池と同様の電池に、t=30minの時間内で電池を完全に充電することを期待すると、CN101388477Bに開示した急速充電方法によれば、必要とする定電流充電の電流は、I=Cr/t*60=235/30*60=470mA(2C倍率)となる。
1.安定電圧の測定:470mAの定電流で4.35Vまで充電してから停止し、開路電圧を検出し、安定電圧Usを測定する。安定電圧Us曲線は図3を参照する。電池が定電流充電を停止し、放置が始まった時点から計時し、各5分を一つの時間帯として、ある時間帯が開始して、5分の時間帯内で電池の開路電圧降下が2mVよりも小さくなった後に、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の安定電圧Usとして選択される。
2.47mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電する(このステップは、電池を充電待状態にさせるように、前のステップで充電した容量を放出するもので、充電方法には必要ないものである)。
3.470mAの定電流で2Uo−Usまで充電してから停止し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
4.47mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する。(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)
5.サイクル:
5.1 470mAの定電流で2Uo−Usまで充電する
5.2 5min休止する
5.3 470mAの定電流で3.0Vまで放電する
5.4 5min休止する
5.5 ステップ5.1から5.4を500サイクル繰り返す
5.6 終了
実施例3:4.35Vの高電圧型コバルト酸リチウム電池、本発明の方法
比較例3.1の電池と同様の電池に、比較例3.2で測定した安定電圧Usを使用する。
1.標準安定電圧の測定:47mA(0.2C)の定電流で4.35Vまで充電し、4.35Vの定電圧方式に変更し、電流が4.7mA(0.02C)に下がるまで充電してから停止し、開路電圧を検出し、標準安定電圧Usoを測定する。標準安定電圧Uso曲線は図3を参照する。電池が定電流・定電圧充電を停止し、放置が始まった時点から計時し、各5分を一つの時間帯として、ある時間帯が開始して、5分の時間帯内に電池の開路電圧降下が2mVよりも小さくなった後に、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の標準安定電圧Usoとして選択される。
2.47mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電する(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)。
3.30minの時間内で電池を完全に充電することを期待すると、本発明の電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法によれば、必要とする定電流充電の電流は470mA(2C倍率)となり、U=3Uo−Us−Usoまで充電した後に充電を停止し、充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
4.47mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する。(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)
5.サイクル:
5.1 470mAの定電流でU=3Uo−Us−Usoまで充電する。
5.2 5min休止する
5.3 470mAの定電流で3.0Vまで放電する
5.4 5min休止する
5.5 ステップ5.1から5.4を500サイクル繰り返す
5.6 終了
比較例3.1、比較例3.2、実施例3の実験結果は表3に表す。
実施例4:コバルト酸リチウム電池、本発明の方法、多段階定電流充電方式、前半の充電電流は10Cであり、後半の充電電流は6Cである。
比較例2.1の電池と同様の電池に、比較例2.2で測定した安定電圧Usを使用する。
1.標準安定電圧の測定:160mA(0.2C)の定電流で4.2Vまで充電し、4.2Vの定電圧に変更して、電流が16mA(0.02C)に下がるまで充電した後に、充電を停止し、開路電圧を検出し、標準安定電圧Usoを測定する。標準安定電圧Uso曲線は図2を参照する。電池が定電流・定電圧充電を停止され、放置が始まった時点から計時し、各10分を一つの時間帯として、ある10分の時間帯が開始して、10分の時間帯内で電池の開路電圧降下が1mVよりも小さくなった後に、電池の電圧が安定になったものと認め、この時間帯の第一時点と対応する電圧は電池の標準安定電圧Usoとして選択される。
2.160mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電する(このステップは、電池を充電待状態にさせるように、前のステップで充電した容量を放出するもので、充電方法には必要ないものである)。
3.多段階定電流充電方式、前半の充電電流は10Cであり、後半の充電電流は6Cであり、10minの時間内で電池を完全に充電することを期待すると、本発明の電圧を修正・補償するリチウムイオン電池の非定電圧充電方法によれば、前半に必要とする定電流方式の充電電流は8000mA(10C倍率)となり、3min充電し、後半に必要とする定電流方式の充電電流は4800mA(16C倍率)となり、U=3Uo−Us−Usoまで充電した後に、充電を停止し、総計の充電時間Tcと充電容量Ccを記録する。
4.160mA(0.2C)の定電流で3.0Vまで放電し、放電容量Cdを記録する。(このステップは、充電を評価するために放出する容量で、充電方法には必要ないものである。)
5.サイクル:
5.1 8000mAの定電流で3min充電する
5.2 4800mAの定電流で3Uo−Us−Usoまで充電する
5.3 5min休止する
5.4 4800mAの定電流で3.0Vまで放電する
5.5 5min休止する
5.6 ステップ5.1から5.5を500サイクル繰り返す
5.7 終了
比較例2.1、比較例2.2、実施例4の実験結果は表4に表す。
具体的な実施工程中において、選択可能なことは、1.それぞれの電池を毎回充電する前にUs、Usoを測定し、次に、本発明(やCN101388477B)の方法で充電することもできるが、これは明らかに面倒である。2.それぞれの電池を充電する前にUs、Usoを測定し、次に、毎回の充電を本発明(やCN101388477B)の方法で行うこともできるが、これらも極めて面倒である。3.各タイプの電池を充電する前にUs、Usoを測定し、次に該タイプのそれぞれの電池の各充電を本発明(やCN101388477B)の方法で行うことができ、これはとても便利になる。同じタイプの異なる電池個体との間に、或いはそれぞれの電池の異なる充電回数の前には、微小な差異が存在しているが、特許の実施に影響しない。本特許の実施により非定電圧充電を飽和状態に達させることができるが、それぞれの電池の各充電が100%の飽和状態に達することは保証しない。
具体的な実施工程中において、リチウムイオン電池が完全に放電した後に、充電し始める必要はなく、リチウムイオン電池が空容量、半分や半分以上の容量を持つ状況において、本発明の方法で充電することができ、フル状態であれば充電しなくてもよい。
上記明細書の開示と教示によると、当業者にとっては、これらの実施例に対する多種類な変更と修正、例えば、各種類のリチウムイオン電池、電池セル、充電回路、充電器、充電制御部品などの製品への応用などは可能である。それにより、本発明は上記開示と説明に関する具体的な実施様態に限るわけではない。本発明に対する修正と変更も、本発明の権利請求の保護範囲内に属するべきである。

Claims (7)

  1. 電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法であって、電池を充電する時に充電の電圧が充電上限電圧に達すると充電を停止し、
    前記充電上限電圧は、U=3Uo−Us−Usoであり、ただし、
    Usoは、定電流でUoまで充電しUoの定電圧で充電した後に充電を停止し、電池の電圧が降下した後の電圧であって、電池充電が停止され放置が始まった時点から計時し、る時間帯が開始して、開路電圧降下が該時間帯内においてある数値よりも小さくなり、電池の電圧が安定した電圧であり、
    Usは、定電流でUoまで充電した後に充電を停止し、電池の電圧が降下した後の電圧であって、電池充電が停止され放置が始まった時点から計時し、る時間帯が開始して、開路電圧降下が該時間帯内においてある数値よりも小さくなり、電池の電圧が安定した電圧であり、
    Uoは、3.5V−3.7Vである
    ことを特徴とする電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法。
  2. 電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法であって、電池を充電する時に充電の電圧が充電上限電圧Uに達すると充電を停止し、
    前記充電上限電圧Uは、U=3Uo−Us−Usoであり、ただし、
    Usoは、定電流でUoまで充電しUoの定電圧で充電した後に充電を停止し、電池の電圧が降下した後の電圧であって、電池の充電が停止され放置が始まった時点から計時し、ある時間帯が開始して、開路電圧降下が該時間帯内においてある数値よりも小さくなり、電池の電圧が安定した電圧であり、
    Usは、定電流でUoまで充電した後に充電を停止し、電池の電圧が降下した後の電圧であって、電池の充電が停止され放置が始まった時点から計時し、ある時間帯が開始して、開路電圧降下が該時間帯内においてある数値よりも小さくなり、電池の電圧が安定した電圧であり、
    Uoは、4.2V−4.5Vである
    ことを特徴とする電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法。
  3. 電池を定電流充電方式で前記充電上限電圧Uまで充電した後に、充電を停止する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法。
  4. 電池を多段階定電流充電方式で前記充電上限電圧Uまで充電した後に、充電を停止する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法。
  5. 電池を非定電流充電方式で前記充電上限電圧Uまで充電した後に、充電を停止する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法。
  6. 前記Usoは、電池充電が停止され放置が始まった時点から計時し、電池について各5分間を一つの時間帯として、ある時間帯が開始して開路電圧降下が当該5分時間帯において2mVよりも小さくなった後の電池の電圧が安定したこの時間帯対応する電圧である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法。
  7. 前記Usoは、電池充電が停止され放置が始まった時点から計時し、電池について各10分間を一つの時間帯として、ある時間帯が開始して開路電圧降下が当該10分時間帯において1mVよりも小さくなった後の電池の電圧が安定したこの時間帯対応する電圧である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧を修正・補償して充電を行うリチウムイオン電池の非定電圧充電方法。
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