JP6658561B2 - 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像装置、およびこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式が採用されたプリンターや複写機等の画像形成装置は、静電潜像を担持する感光体ドラムと、感光体ドラムにトナーを供給し静電潜像をトナー像に顕在化する現像装置と、感光体ドラムからトナー像をシートに転写する転写装置と、を備える。
現像装置は、感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラーを備えている。現像ローラーは、複数の磁極を備え固定された磁石と、磁石の周囲を回転するスリーブと、を備えている。二成分現像方式では、トナーおよび磁性キャリアを含む現像剤が、現像ローラーのスリーブ上に担持される。
特許文献1には、現像ローラーのスリーブ表面に、複数の凹部が形成された技術が開示されている。同技術では、長手形状を備えた凹部が、現像ローラーの軸方向に沿って延びるように配置されている。また、隣接する凹部同士は、互いに重ならないように、かつ、互いの端縁同士が接するように配置されている。
特開2011−100003号公報
特許文献1に記載されたスリーブ技術では、従来のブラスト加工が施されたスリーブと比較して、高い現像剤の搬送能力を有する。この場合、現像剤は、スリーブによって大きな周速度で搬送されるため、現像剤の帯電不足が発生しやすくなる。一般的に、現像装置内では、搬送部材によって循環搬送される際に現像剤が帯電されるとともに、層厚規制部材の裏面の滞留部においても現像剤が帯電される。したがって、上記のように高い搬送能力を有する従来の凹部型のスリーブでは、層厚規制部材の周辺を現像剤が高速で通過しすぎるため、帯電量が充分確保できないという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、感光体ドラムとの対向位置に向かって高い搬送力で現像剤を搬送するとともに、現像剤の帯電量を安定して確保することが可能な現像装置、およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る現像装置は、トナーおよび磁性キャリアを含む現像剤が収容されるハウジングと、周方向に沿って複数の磁極を含み固定された固定磁石と、前記固定磁石の周囲を所定の回転方向に回転し周面に前記現像剤を担持するスリーブと、を備え、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムに前記トナーを供給する現像ローラーと、前記ハウジングに、前記現像ローラーに対向して配置され第1方向に前記現像剤が搬送される第1搬送路と、前記現像ローラーとは反対側で前記第1搬送路に隣接して配置され前記第1方向とは反対の第2方向に前記現像剤が搬送され、かつ、前記第2方向の両端側で前記第1搬送路に連通する第2搬送路と、を備える現像剤搬送路と、前記ハウジングに配置され、前記第1搬送路と前記第2搬送路とを仕切る仕切板と、前記第1搬送路に回転可能に配設され、前記第1方向に前記現像剤を搬送するとともに、前記現像ローラーに前記現像剤を供給しかつ前記現像ローラーから分離された前記現像剤を回収する第1搬送部材と、前記第2搬送路に回転可能に配設され、前記第2方向に前記現像剤を搬送する第2搬送部材と、前記現像ローラーの前記スリーブに対向して配置され、前記第1搬送部材によって前記現像ローラーに供給された前記現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、を有し、前記現像ローラーの前記スリーブの表面には、複数の凹部が、前記スリーブの周方向および軸方向にそれぞれ間隔をおいて配置されており、前記複数の凹部は、それぞれ、所定の長手方向(L2)に沿って延びる長手形状を備え、前記凹部が延びる前記長手方向は、前記スリーブの回転方向下流側に進むにつれて前記第1方向下流側に向かう方向である。
本構成によれば、複数の凹部が現像剤を保持するため、現像ローラーのスリーブが高い搬送性能を備えることができる。また、現像剤はスリーブ上を周方向に沿って搬送されると共に、現像ローラーの軸方向において、第1搬送部材の現像剤搬送方向とは逆方向に搬送される。この結果、現像剤が、第1搬送部材および層厚規制部材の周辺において攪拌される機会が増大する。したがって、トナーの帯電量が安定して維持され、トナーかぶりの発生やトナー飛散の発生を大幅に減少させることが可能なる。
上記の構成において、前記スリーブの回転における軸方向と直交する基準平面と前記凹部が延びる前記長手方向とが前記スリーブの表面上でなす角度θが、45度≦θ<85度の範囲に設定されていることが望ましい。
本構成によれば、スリーブ上で現像剤が第1方向上流側に安定して移動することができるため、トナーの帯電量を安定して維持することができる。
上記の構成において、前記スリーブの回転における軸方向と直交する基準平面と前記凹部が延びる前記長手方向とが前記スリーブの表面上でなす角度θが、60度≦θ<80度の範囲に設定されていることが望ましい。
本構成によれば、スリーブ上で現像剤が第1方向上流側に安定して移動することができるため、トナーの帯電量を更に安定して維持することができる。
上記の構成において、前記現像ローラーの前記固定磁石は、前記層厚規制部材に対向して配置される規制磁極を備え、前記層厚規制部材の前記回転方向上流側の側面から前記回転方向上流側10度までの領域において、前記規制磁極の磁力の垂直方向成分の変化量が0.5(mT/度)以下に設定されていることが望ましい。
本構成によれば、規制磁極による現像剤の拘束力が抑制されるため、スリーブ上で現像剤が第1方向上流側に更に安定して移動することができる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記の何れか1に記載の現像装置と、前記現像装置から前記トナーが供給され、前記周面にトナー像を担持する前記感光体ドラムと、前記感光体ドラムからシートに前記トナー像を転写する転写部と、を有することを特徴とする。
本構成によれば、感光体ドラムに対して、帯電量が確保されたトナーを安定して供給することが可能となり、安定した画像を形成することができる。
本発明によれば、感光体ドラムに向かって高い搬送力で現像剤を搬送するとともに、現像剤の帯電量を安定して確保することが可能な現像装置、およびこれを備えた画像形成装置が提供される。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の内部構造を示す模式的な断面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の内部構造を示す模式的な平面図である。 図3の現像装置を下方から見た透視底面図である。 本発明の実施形態に係る現像ローラーのスリーブ上の凹部を拡大した図である。 本発明の実施形態に係る現像ローラーのスリーブ上の現像剤の流れを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る現像ローラーの固定磁石の磁力分布を示すグラフである。 本発明の変形実施形態に係る現像ローラーのスリーブの模式的な正面図である。 本発明の実施形態に係る現像ローラーと比較される他の現像ローラーのスリーブ上の現像剤の流れを示す模式図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係る画像形成装置10について詳細に説明する。本実施形態では、画像形成装置の一例として、タンデム方式のカラープリンタを例示する。画像形成装置は、例えば、複写機、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機等であってもよい。
図1は、画像形成装置10の内部構造を示す断面図である。この画像形成装置10は、箱形の筐体構造を備える装置本体11を備える。この装置本体11内には、シートPを給紙する給紙部12、給紙部12から給紙されたシートPに転写するトナー像を形成する画像形成部13、前記トナー像が一次転写される中間転写ユニット14、二次転写ローラー145、画像形成部13にトナーを補給するトナー補給部15、及び、シートP上に形成された未定着トナー像をシートPに定着する処理を施す定着部16が内装されている。さらに、装置本体11の上部には、定着部16で定着処理の施されたシートPが排紙される排紙部17が備えられている。
装置本体11内には、さらに、画像形成部13より右側位置に、上下方向に延びるシート搬送路111が形成されている。シート搬送路111には、適所にシートを搬送する搬送ローラー対112が設けられている。また、シートのスキュー矯正を行うと共に、後述する二次転写のニップ部に所定のタイミングでシートを送り込むレジストローラー対113も、シート搬送路111における前記ニップ部の上流側に設けられている。シート搬送路111は、シートPを給紙部12から排紙部17まで、画像形成部13(二次転写ニップ部)及び定着部16を経由して搬送させる搬送路である。
給紙部12は、給紙トレイ121、ピックアップローラー122、及び給紙ローラー対123を備える。給紙トレイ121は、装置本体11の下方位置に挿脱可能に装着され、複数枚のシートPが積層されたシート束P1を貯留する。ピックアップローラー122は、給紙トレイ121に貯留されたシート束P1の最上面のシートPを1枚ずつ繰り出す。給紙ローラー対123は、ピックアップローラー122によって繰り出されたシートPをシート搬送路111に送り出す。
画像形成部13は、シートPに転写するトナー像を形成するものであって、異なる色のトナー像を形成する複数の画像形成ユニットを備える。この画像形成ユニットとして、本実施形態では、後述する中間転写ベルト141の回転方向上流側から下流側へ(図1に示す左側から右側へ)向けて順次配設された、マゼンタ(M)色の現像剤を用いるマゼンタ用ユニット13M、シアン(C)色の現像剤を用いるシアン用ユニット13C、イエロー(Y)色の現像剤を用いるイエロー用ユニット13Y、及びブラック(Bk)色の現像剤を用いるブラック用ユニット13Bkが備えられている。各ユニット13M、13C、13Y、13Bkは、それぞれ感光体ドラム20と、感光体ドラム20の周囲に配置された帯電装置21、現像装置23及びクリーニング装置25とを備える。また、各ユニット13M、13C、13Y、13Bk共通の露光装置22が、画像形成ユニットの下方に配置されている。
感光体ドラム20は、その軸回りに回転駆動され、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。各色の画像形成ユニットに対応して、感光体ドラム20がそれぞれ配置される。帯電装置21は、感光体ドラム20の表面を均一に帯電する。帯電装置21は、帯電ローラーと、前記帯電ローラーに付着したトナーを除去するための帯電クリーニングブラシとを備える。露光装置22は、光源やポリゴンミラー、反射ミラー、偏向ミラーなどの各種の光学系機器を有し、均一に帯電された感光体ドラム20の周面に、画像データに基づき変調された光を照射して、静電潜像を形成する。また、クリーニング装置25は、トナー像転写後の感光体ドラム20の周面を清掃する。
現像装置23は、感光体ドラム20上に形成された静電潜像を現像するために、感光体ドラム20の周面にトナーを供給する。現像装置23は、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤用のものである。なお、本実施形態では、トナーはプラスの極性に帯電する特性を備える。
中間転写ユニット14は、画像形成部13とトナー補給部15との間に設けられた空間に配置される。中間転写ユニット14は、中間転写ベルト141と、駆動ローラー142と、従動ローラー143と、一次転写ローラー24と、を備える。
二次転写ローラー145は、中間転写ベルト141を挟んで駆動ローラー142に対向して配置されている。二次転写ローラー145は、中間転写ベルト141の周面に圧接されて二次転写ニップ部を形成している。中間転写ベルト141上に一次転写されたトナー像は、給紙部12から供給されるシートPに、前記二次転写ニップ部において二次転写される。本実施形態の中間転写ユニット14および二次転写ローラー145は、本発明の転写部を構成する。転写部は、感光体ドラム20からシートPにトナー像を転写する。
トナー補給部15は、画像形成に用いられるトナーを貯留するものであり、本実施形態ではマゼンタ用トナーコンテナ15M、シアン用トナーコンテナ15C、イエロー用トナーコンテナ15Y及びブラック用トナーコンテナ15Bkを備える。これらトナーコンテナ15は、MCYBk各色に対応する画像形成ユニット13の現像装置23に、不図示のトナー搬送部を通して各色のトナーを補給する。
定着部16へ供給されたシートPは、定着ニップ部を通過することで加熱加圧される。これにより、前記二次転写ニップ部でシートPに転写されたトナー像は、シートPに定着される。
排紙部17は、装置本体11の頂部が凹没されることによって形成され、この凹部の底部に排紙されたシートPを受ける排紙トレイ171が形成されている。定着処理が施されたシートPは、定着部16の上部から延設されたシート搬送路111を経由して、排紙トレイ171へ向けて排紙される。
次に、図2および図3を参照して、本実施形態に係る現像装置23について、更に詳述する。図2は、本実施形態に係る現像装置23の内部構造を示す模式的な断面図である。図2では、現像装置23の各回転部材の回転方向が矢印で示されている。図3は、現像装置23の内部構造を示す模式的な平面図である。図4は、図3の現像装置23を下方から見た透視底面図である。
現像装置23は、ハウジング23Hと、現像ローラー231と、層厚規制部材232と、攪拌スクリュー233と、現像剤搬送部234と、を含む。ハウジング23Hは、現像装置23の各部材を支持する筐体部分である。ハウジング23Hには、トナーおよび磁性キャリアを含む現像剤が収容される。
現像ローラー231は、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム20に所定の現像位置で対向するようにハウジング23Hに支持され、感光体ドラム20にトナーを供給する。現像ローラー231は、固定磁石231Aと、スリーブ231Bと、を備える(図2)。なお、本実施形態では、現像位置は、感光体ドラム20と現像ローラー231との最近接位置を含む。固定磁石231Aは、周方向に沿って複数の磁極を含み、ハウジング23Hに固定された円柱状の磁石である。スリーブ231Bは、固定磁石231Aの周囲を所定の回転方向(図2の矢印参照)に回転し、周面にトナーおよび磁性キャリアを含む現像剤を担持する。本実施形態では、スリーブ231Bは、アルミ製の円管部材からなる。スリーブ231Bの円管部材の周面には、後記のとおり複数の凹部が周方向全体に間隔をおいて形成されている。
なお、現像ローラー231には、直流バイアスに交流バイアスが重畳された現像バイアスが印加される。また、現像ローラー231および感光体ドラム20は、現像位置において同じ方向に回転されている(ウィズ方向、トレール方向ともいう)。
層厚規制部材232は、現像ローラー231のスリーブ231Bに対向して配置された非磁性金属からなる板状部材である。なお、他の実施形態において、層厚規制部材232の上流側の側面には、磁性部材が固定されてもよい。層厚規制部材232は、攪拌スクリュー233の第1スクリュー233Aによって現像ローラー231に供給された現像剤の層厚を規制する。また、層厚規制部材232は、現像ローラー231の下方に配置されている。
攪拌スクリュー233は、2成分現像剤を攪拌しながら循環搬送することで、トナーを帯電させる。攪拌スクリュー233は、第1スクリュー233A(第1搬送部材)と、第2スクリュー233B(第2搬送部材)と、を備える。第1スクリュー233Aおよび第2スクリュー233Bは、ハウジング23Hに回転可能に支持されている。また、第1スクリュー233Aおよび第2スクリュー233Bは、シャフトの回りに螺旋羽根が備えられたスクリュー形状を備えている。
現像剤搬送部234(現像剤搬送路)は、ハウジング23H内に形成された現像剤の循環路である。現像剤搬送部234は、第1スクリュー233Aが配置される第1搬送部234A(第1搬送路)と、第2スクリュー233Bが配置される第2搬送部234B(第2搬送路)と、を備える(図2)。第1搬送部234Aと第2搬送部234Bとの間は、板状の仕切り部材230(仕切板)によって仕切られている。なお、第1搬送部234Aおよび第2搬送部234Bの軸方向の両端部は互いに連通している。現像剤は、第1スクリュー233Aによって第1搬送部234Aを第1方向(図3の矢印DA方向)に搬送される。また、現像剤は、第2スクリュー233bによって第2搬送部234Bを第1方向とは反対の第2方向(図3の矢印DA方向とは反対の方向)に搬送される。この結果、現像剤は、第1搬送部234Aと第2搬送部234Bとの間を循環搬送される。また、トナー補給部15から補給されたトナーは、第2搬送部234Bの軸方向の一端側からハウジング23H内に流入し、他の現像剤と攪拌される。
また、図2を参照して、トナーおよびキャリアからなり、攪拌スクリュー233で循環搬送された現像剤は、第1スクリュー233Aによって現像ローラー231に供給される。その後、層厚規制部材232によって現像剤の層厚が規制された後、現像位置においてトナーの一部が感光体ドラム20に供給されると、現像ローラー231から現像剤が分離される。その後、分離された現像剤は、第1スクリュー233Aによって回収され、第1搬送部234Aに流入する。
図2を参照して、本実施形態では、現像ローラー231の固定磁石231Aは、周方向に沿って隣接する5つの磁極を備えている。N1極は、感光体ドラム20に対向するように配置され、トナーを感光体ドラム20に供給する主極として機能する。S3およびN2極は、感光体ドラム20を通過した現像剤を再びハウジング23H内に回収するための搬送極として機能する。S1極は、現像ローラー231のスリーブ231Bから現像剤を分離させる分離極(剥離極)として機能する。更に、S2極は、第1スクリュー233Aによって汲み上げられた現像剤を現像ローラー231に供給するための汲上極として機能するとともに、層厚規制部材232との間で現像剤の層厚を規制する規制極(規制磁極)として機能する。なお、図2には、各磁極の配置を示すために、現像ローラー231の軸心を中心した角度座標が表示されている。
図3および図4を参照して、本実施形態では、現像ローラー231のスリーブ231Bの表面には、複数の凹部50が、スリーブ231Bの周方向および軸方向においてそれぞれ間隔をおいて配置されている。なお、複数の凹部50が形成されている領域は、感光体ドラム20上の不図示の画像形成領域に対向するように配置されている。図5は、スリーブ231B上の一つの凹部50を拡大した図である。当該複数の凹部50は、それぞれ、所定の長手方向に沿って延びる長手形状を備えている。本実施形態では、各凹部50は、楕円形状からなる。図5では、凹部50の短径がA、長径がBと示されている。図3に示すように、凹部50が延びる長手方向は、スリーブ231Bの回転方向下流側に進むにつれて、第1方向(矢印DA)下流側に向かう方向である。図3では、スリーブ231Bの回転における軸方向と直交する基準平面(スリーブ231Bの回転方向を含む平面)が直線L1によって示され、凹部50が延びる長手方向が直線L2によって示されている。そして、本実施形態では、前記基準平面(L1)と複数の凹部50の長手方向(L2)とがスリーブ231Bの表面上でなす角度θが、45度≦θ<85度の範囲に設定されている。なお、後記のとおり、角度θは、60度≦θ<80度の範囲に設定されていることが更に好ましい。
本実施形態のように、スリーブ231Bの表面上に複数の凹部50が形成されている場合、従来のブラスト処理によって所定の表面粗さを備えるスリーブと比較して、凹凸部分が削れにくい。また、従来の溝スリーブ(軸方向に沿って延びる複数の溝が形成されたスリーブ)の様に、現像剤の磁気ブラシが溝部分に集中することが抑止され、磁気ブラシが粗くなりにくい。この結果、長期に亘って、きめの細かい磁気ブラシが安定して形成される。
更に、本実施形態に係るスリーブ231Bは、現像剤搬送部234を循環搬送される現像剤の帯電量を確保する機能を備えている。図6は、本実施形態に係る現像ローラー231のスリーブ231B上の現像剤の流れを示す模式図である。通常、ハウジング23H内に補給された新たなトナーは、第2スクリュー233Bによって第2搬送部234B内で混合撹拌され、第1搬送部234Aに送られた後、第1スクリュー233Aによって現像ローラー231に供給される。しかし、トナーが大量に供給された場合や、長期間の使用によってキャリア表面にトナーの成分が付着し、キャリアの荷電性能が低下した場合には、第2スクリュー233Bでは十分に補給トナーを帯電できないことがある。その場合、第1スクリュー233Aでもトナーを更に荷電する必要がある。また、トナーの荷電量は層厚規制部材232の周辺(規制部分)でも増加する。
そこで、本実施形態では、スリーブ231Bの表面の凹部50が軸方向に対して傾斜されることで、スリーブ231Bの回転によって現像剤が軸方向に搬送される。特に、スリーブ231Bが現像剤を軸方向に移動させる方向が、第1スクリュー233Aが現像剤を搬送する方向とは逆方向である点に特徴を有する。
第2搬送部234Bから第1搬送部234Aに供給された現像剤は、第1スクリュー233Aによって現像ローラー231に供給され、感光体ドラム20と対向する現像ニップ部(現像領域)に搬送される。この際、本実施形態では、スリーブ231Bの表面に、複数の凹部50が形成されており、この凹部50が軸方向に対して傾斜して配置されている。その結果、現像剤はスリーブ231B上を周方向に沿って搬送されると共に、現像ローラー231の軸方向において、第1スクリュー233Aの現像剤搬送方向とは逆方向に搬送されることとなる。換言すれば、現像剤は第1スクリュー233Aによって第1方向(DA)に沿って搬送されるとともに、現像ローラー231上で第2方向に僅かに押し戻されながら(図3、図4の矢印DB)、最終的には第1搬送部234Aにおいて第1搬送方向に向かって搬送されていく。この結果、現像剤が、第1スクリュー233Aと層厚規制部材232の周辺において攪拌される機会が増大する。したがって、トナーの荷電量が安定して維持され、トナーかぶりの発生やトナー飛散の発生を大幅に減少させることが可能なる。
図6を参照して、本実施形態では、隣接する凹部50同士の間には、現像ローラー231の軸方向および周方向において所定の間隔が形成されている。換言すれば、凹部50の長手方向の延長上には、スリーブ231Bの表面が露出している(図6の領域M)。このような、複数の凹部50が形成された現像ローラー231の表面上では、以下のような現象が生じている。スリーブ231B上では、現像剤層は、凹部50を中心に形成される。すなわち、現像剤の多くは凹部50にトラップされた状態で、スリーブ231Bによって周方向に搬送される。そして、このように凹部50内に位置する現像剤がやがて層厚規制部材232に到達すると、規制極S2および層厚規制部材232の作用によって、現像剤は凹部50の長手方向に沿って領域Mに押し出される。すなわち、凹部50内の現像剤は、層厚規制部材232によって削ぎ落とされるように、領域M側に押し出される(図6の矢印DP)。このような現像剤の挙動は、現像ローラー231全体で見た場合には、スリーブ231Bの回転に伴って、現像剤が第1方向上流側に移動することとなる(図6の矢印DQ)。
なお、分離極S1(図2)の周辺でも、凹部50に沿って押し出された現像剤は、凹部50のない領域Mにおいて現像ローラー231から脱離される。スリーブ231Bの表面からなる領域Mでは、表面粗さが低いため、現像剤が容易に分離される。
更に、この凹部50の傾きによって、層厚規制部材232とスリーブ231Bとの間における、異物や現像剤の凝集物の詰まりが抑止される。図6に示すように凹部50が傾斜していることで、スリーブ231Bの回転に伴って現像剤を軸方向に沿って搬送する力が発生する。この結果、層厚規制部材232とスリーブ231Bとの間に異物や凝集物が詰まっても、これらを軸方向へ送り出すことが可能になる。異物などが層厚規制部材232と現像ローラー231との間に詰まった場合、当該異物が凹部50に沿って図6の矢印DP方向に押し出された後、搬送力が小さい領域Mにおいてスリーブ231Bから容易に脱離される。
更に、本実施形態では、層厚規制部材232のうちスリーブ231Bの回転方向上流側の側面から前記回転方向上流側10度までの領域において、S2極(規制磁極)の磁力の垂直方向成分の変化量が0.5(mT/度)以下に設定されている。なお、上記の変化量とは、角度0.02度刻みで計算された磁力の変化量の絶対値を意味する。図7は、本実施形態に係る現像ローラー231の固定磁石231Aの垂直方向成分の磁力分布を示すグラフである。図7の破線は垂直方向の磁力を示し、実線は当該磁力の変化量を示している。
スリーブ231B上において現像剤を軸方向に沿って移動させるためには、スリーブ231B上の凹部50の形状のみならず、固定磁石231AのS2極の磁界の影響が考慮されることが望ましい。スリーブ231B上の現像剤は、S2極の磁力によって垂直方向(半径方向)に沿って拘束されている。このため、すべての現像剤が凹部50に沿って容易に移動しない場合がある。したがって、層厚規制部材232が対向する領域では、S2極による拘束力を低くすることが望ましい。本実施形態では、S2極の垂直方向成分の磁力の変化率が小さく設定されることで、現像剤を引き付ける力・磁気吸引力を抑えることが可能となる。本発明の発明者は、鋭意、試験を重ねた結果、垂直方向成分の磁力の変化率が0.5(mT/度)以下の場合に、磁気ブラシが凹部50内を動きやすくなることを知見した。
図9は、本実施形態に係る現像ローラー231と比較される他の現像ローラー23Zのスリーブ231Z上の現像剤の流れを示す模式図である。スリーブ231Zでは、所定の角度で傾斜した溝Jが軸方向に沿って所定の間隔で複数形成されている。隣接する溝J同士の間には、スリーブ231Zの表面Kが露出している。このようなスリーブ231Zの溝Jでは、溝部分が連続的に延びるように形成されている。このため、溝Jが延びる方向の延長線上には、スリーブ231Zの表面が存在しない。したがって、溝Jの内部には、常に現像剤が存在しているため、層厚規制部材232Zによって溝J内の現像剤が押し出されようとしても、隣接する現像剤と衝突してしまう。この結果、現像剤が溝Jに沿って移動しにくい。また、分離部分(図2のS1極周辺)でも、溝J内に現像剤が均一に存在しているため、現像剤が溝Jに沿って移動することができない。この結果、溝J内の現像剤を安定して分離することが難しくなる。
次に、実施例に基づいて、本発明を更に説明する。なお、各実験については、以下の実験条件において行った。
<共通実験条件>
・感光体ドラム20:アモルファスシリコン(α−Si)感光体、表面電位(白地部)Vo=+250〜+300V、(画像部)VL=+20V
・プリント速度:55枚/分
・現像ローラー231上の現像剤搬送量(層厚規制後):200〜400g/m
・キャリア:体積平均粒径35μm、フェライト樹脂コートキャリア
・トナー:体積平均粒径6.8μm(プラス帯電特性)
・現像ローラー231の感光体ドラム20に対する周速比:1.4〜2.0(トレール方向)
・現像ローラー231と感光体ドラム20とのギャップ:250〜400μm
・現像バイアス:直流バイアス=350V、交流バイアス=Vpp1.2kV、周波数f3.7kHz、Duty50%、矩形波(なお、層厚規制部材232も現像ローラー231と同電位である)
<スリーブ条件>
本実験では、以下の4種類のスリーブを用いて実験を行った。なお、いずれのスリーブにおいても、内部に配置される固定磁石231Aは、図2に示される複数の磁極を備えている。
・凹部スリーブ(実施例1〜10):外径20mm、凹部形状(図5のA=0.8mm、B=0.2mm、周方向80列、軸方向240列)
・ブラストスリーブ(比較例1):外径20mm、サンドブラスト(Rzjis=7.4μm)
・溝スリーブ(比較例2):外径20mm、ローレット溝(軸方向)、溝本数120本、溝深さ80μm、溝幅0.2mm、V形状
・斜め溝スリーブ(比較例3):外径20mm、ローレット溝(60度≦溝角度θ<80度)、溝本数120本、溝深さ80μm、溝幅0.2mm
表1は、各実験条件において、「ハーフキメ画像」、「画像濃度低下」および「規制部詰まり」の各項目を評価した結果を示したものである。なお、実施例1〜5では、前述の規制極磁力(図2のS2極)の磁力変化率の最大値が0.5(mT/度)以下に設定されており、実施例6〜10では、磁力変化率の最大値が0.5(mT/度)を超える範囲に設定されている。
Figure 0006658561
また、表1において、ハーフキメ画像については、ハーフトーン画像におけるキメ細やかさを目視で評価し、○、△、×の三段階評価を行っている。「画像濃度低下」については、所定の印字枚数の耐久試験において、画像濃度低下の発生を、○(発生せず)、×(発生)で評価している。更に、規制部詰まりについては、○(スリーブ上に筋なし)、△(詰まりによる筋は僅かにあるが画像上問題なし)、×(詰まりによる筋があり画像上でも認識される)の三段階評価を行っている。
表1の実施例1〜10では、本発明に係る複数の凹部50がスリーブ上に形成されていることで、ハーフキメ画像が良好に維持されるとともに、トナーの荷電不良に伴う濃度低下が発生しない結果となっている。なお、比較例1のブラストスリーブでは、ハーフキメ画像が良好なものの、トナーの荷電不良が発生し画像濃度低下が生じている。また、比較例2の溝スリーブおよび比較例3の斜め溝スリーブでは、搬送能力が高いために濃度低下は発生していないが、現像剤の磁気ブラシが粗いために、ハーフキメ画像が悪化している。
更に、実施例2〜4、実施例7〜9のように、凹部50の角度θが45度≦θ<85度の範囲に設定されている場合には、ハーフキメ画像、画像濃度低下および規制部詰まりの各項目が好適に両立された結果となっている。加えて、実施例3および8のように、凹部50の角度θが60度≦θ<80度の範囲に設定されている場合には、ハーフキメ画像、画像濃度低下および規制部詰まりの各項目が更に両立された結果となっている。
また、S2極(規制磁極)の磁力の垂直方向成分の変化量が0.5(mT/度)以下に設定されている場合には、現像剤が凹部50内を安定して移動することができるため、規制部詰まりの評価において特に良好な結果が得られている。
なお、上記の各実験に対して、層厚規制部材232と現像ローラー231とのギャップ(ブレードギャップ)を調整し、スリーブ231B上の現像剤搬送量を100g/m以上500g/m以下の範囲で同様の評価を行ったところ、同様の結果が得られた。更に、トナー濃度5%以上12%以下の範囲で、上記と同様の評価を行ったところ、同様の結果が得られた。更に、現像ローラー231の直径が12mm以上35mm以下の範囲で同様の評価を行った場合も、同様の結果が得られた。
以上、本発明の一実施形態に係る現像装置23およびこれを備える画像形成装置10につき詳細に説明した。このような画像形成装置10によれば、感光体ドラム20に対して、帯電量が確保されたトナーを安定して供給することが可能となり、安定した画像を形成することができる。なお、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、例えば以下のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記の実施形態では、図3に示すように、現像ローラー231のスリーブ231B上に複数の凹部50が形成された態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図8は、本発明の変形実施形態に係る現像ローラー231のスリーブの模式的な正面図である。図8では、軸方向に沿って、隣接する凹部51の端部同士がオーバーラップするように配置されている。このような場合でも、スリーブ上に図6の領域Mが形成されているため、凹部51内の現像剤が長手方向に沿って容易に移動することができる。
(2)上記の実施形態では、現像装置23が、1本の現像ローラーを備える態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図3の現像ローラー231と第1スクリュー233Aとの間に、更に他の現像ローラーが介在する態様でも良いし、また、感光体ドラム20に複数本の現像ローラーが対向して配置される態様でもよい。
10 画像形成装置
11 装置本体
13 画像形成部
14 中間転写ユニット(転写部)
145 二次転写ローラー(転写部)
20 感光体ドラム
23 現像装置
23H ハウジング
231 現像ローラー
231A 固定磁石
231B スリーブ
232 層厚規制部材
233 攪拌スクリュー
233A 第1スクリュー(第1搬送部材)
233B 第2スクリュー(第2搬送部材)
234 現像剤搬送部
234A 第1搬送部(第1搬送路)
234B 第2搬送部(第2搬送路)
50、51 凹部

Claims (5)

  1. トナーおよび磁性キャリアを含む現像剤が収容されるハウジングと、
    周方向に沿って複数の磁極を含み固定された固定磁石と、前記固定磁石の周囲を所定の回転方向に回転し周面に前記現像剤を担持するスリーブと、を備え、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムに前記トナーを供給する現像ローラーと、
    前記ハウジングに、前記現像ローラーに対向して配置され第1方向に前記現像剤が搬送される第1搬送路と、前記現像ローラーとは反対側で前記第1搬送路に隣接して配置され前記第1方向とは反対の第2方向に前記現像剤が搬送され、かつ、前記第2方向の両端側で前記第1搬送路に連通する第2搬送路と、を備える現像剤搬送路と、
    前記ハウジングに配置され、前記第1搬送路と前記第2搬送路とを仕切る仕切板と、
    前記第1搬送路に回転可能に配設され、前記第1方向に前記現像剤を搬送するとともに、前記現像ローラーに前記現像剤を供給しかつ前記現像ローラーから分離された前記現像剤を回収する第1搬送部材と、
    前記第2搬送路に回転可能に配設され、前記第2方向に前記現像剤を搬送する第2搬送部材と、
    前記現像ローラーの前記スリーブに対向して配置され、前記第1搬送部材によって前記現像ローラーに供給された前記現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
    を有し、
    前記現像ローラーの前記スリーブの表面には、複数の凹部が、前記スリーブの周方向および軸方向にそれぞれ間隔をおいて配置されており、
    前記複数の凹部は、それぞれ、所定の長手方向に沿って延びる長手形状を備え、
    前記凹部が延びる前記長手方向は、前記スリーブの回転方向下流側に進むにつれて前記第1方向下流側に向かう方向であり、
    前記スリーブの回転によって前記スリーブ上に担持された前記現像剤が前記層厚規制部材に到達すると、前記凹部内の前記現像剤が前記層厚規制部材によって前記スリーブ上の前記凹部同士の間の領域に前記凹部から前記長手方向に沿って前記回転方向上流側に押し出されることで、前記スリーブ上の前記現像剤が前記第1方向上流側に移動する、現像装置。
  2. 前記スリーブの回転における軸方向と直交する基準平面と前記凹部が延びる前記長手方向とが前記スリーブの表面上でなす角度θが、45度≦θ<85度の範囲に設定されている、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記基準平面と前記凹部が延びる前記長手方向とが前記スリーブの表面上でなす角度θが、60度≦θ<80度の範囲に設定されている、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像ローラーの前記固定磁石は、前記層厚規制部材に対向して配置される規制磁極を備え、
    前記層厚規制部材の前記回転方向上流側の側面から前記回転方向上流側10度までの領域において、前記規制磁極の磁力の垂直方向成分の変化量が0.5(mT/度)以下に設定されている、請求項1乃至3の何れか1項に記載の現像装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の現像装置と、
    前記現像ローラーから前記トナーが供給され、前記周面にトナー像を担持する前記感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムからシートに前記トナー像を転写する転写部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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