JP6658335B2 - 画像表示装置および画像投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置および画像投射装置に関するものである。
光源と、照明光学系と、画像表示素子を有する画像表示装置が、例えばプロジェクタに使用されている。画像表示素子として、近年では、多数のマイクロミラーを平面に配列したデジタル・マイクロミラー・デバイス(以下「DMD」という)が多用されている。DMDは反射型の画像表示素子である。DMDに照明光学系から照明光を照射し、DMDの各マイクロミラーの傾きを制御して照明光の反射方向をオン・オフ制御することにより、画像を表示することができる。
従来のDMDのほとんどは、マイクロミラーの回転軸が1軸で、1軸を中心としたマイクロミラーの回転態様によって、マイクロミラーに入射する照明光の反射方向をオン方向とオフ方向に切り替える。
近年は、表示画像の高精細化が求められることによってDMDのマイクロミラー(以下「可動ミラー」という)の微細化が進み、それに伴ってマイクロミラーによる光の回折が解決課題になっている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、上記課題を解決するために、入射光線と、可動ミラーのピッチ、傾き角度、回折の条件が記載されている。上記光の回折による不具合を解消するために、可動ミラーの回転角を大きくすることも有効である。
可動ミラーを、直交する2軸を中心に回転可能にしたDMDも公表されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2のFig.29には、回折光が直交する2軸方向に延び、回折光が投影レンズに入射することを避ける様子が記載されている。
しかしながら、前述のような2軸を中心として回転するDMDの可動ミラーによる回折光は、特許文献2に記載されているような回折光に限らない。DMDの可動ミラーの配列が2次元であることにより原理的に生ずる回折光があり、表示画像のコントラスト比を高めるためには、かかる回折光を低減する必要がある。
本発明は、コントラストを高めることができる画像表示装置および画像投影装置を提供することを目的とする。
本発明は、
光源、照明光学系、画像表示素子を有し、
前記画像表示素子は反射型であり可動ミラーが複数配列されて矩形の画像表示面を形成し、
前記各可動ミラーは、第1の方向に傾いて前記画像表示素子に入射する光線を第1の反射方向に反射してオン光を生成し、第1の方向と異なる第2の方向に傾いて前記画像表示素子に入射する光線を前記第1の反射方向とは異なる第2の反射方向に反射してオフ光を生成し、
前記照明光学系から前記画像表示素子に入射する入射光は、その主光線が前記画像表示面の法線に対し角度を持って入射し、
前記入射光の前記法線との角度を入射角、前記入射光の前記画像表示面の辺に対してなす角度を方位角とし、
前記可動ミラーの前記第2の方向への傾き角をα(°)、前記可動ミラーが前記第2の方向に傾いたとき前記入射光の前記可動ミラーへの入射角が小さくなる側への方位角の変化をプラス、前記入射光の前記可動ミラーへの入射角が大きくなる側への方位角の変化をマイナスとしたとき、
前記画像表示面の略中央において、前記入射角は2α+1(°)以上であり、前記入射光の方位角はマイナスであることを最も主要な特徴とする。
各可動ミラーが異なる方向の2軸を中心に傾く画像表示素子を有する画像表示装置において、コントラストを高めることができる。
本発明に係る画像表示装置および画像投射装置の実施例を示す光学配置図である。 前記実施例中の画像表示素子としてのDMDの例を示すもので、(a)は正面図、(b)は各可動ミラーの2つの回転軸方向を示す概念図、(c)は1つの回転軸を中心に可動ミラーが回転した様子を示す斜視図、(d)は他の1つの回転軸を中心に可動ミラーが回転した様子を示す斜視図である。 前記DMDへの入射光の入射角および方位角の定義を説明するための斜視図である。 DMDへの入射光の入射方向の一例と前記方位角のプラスまたはマイナス方向への変化の定義を説明するための図で、(a)はDMDの正面図、(b)は1つの回転軸を中心に可動ミラーが回転した様子を示す斜視図、(c)は他の1つの回転軸を中心に可動ミラーが回転した様子を示す斜視図である。 DMDへの入射光の入射方向の別の例と前記方位角のプラスまたはマイナス方向への変化の定義を説明するための図で、(a)はDMDの正面図、(b)は1つの回転軸を中心に可動ミラーが回転した様子を示す斜視図、(c)は他の1つの回転軸を中心に可動ミラーが回転した様子を示す斜視図である。 比較例によるオン光の照度分布を示す模式図である。 前記比較例によるオフ光の照度分布を示す模式図である。 前記比較例による回折光の様子を示す模式図である。 図8に示す回折光の様子を線図で表した模式図である。 前記比較例によるオフ光の回折光とオン光との分離について示す模式図である。 本発明の実施例によるオフ光の回折光とオン光との分離について示す模式図である。 本発明に係る画像表示装置および画像投射装置の別の実施例を示す光学配置図である。 DMD、オン光、オフ光、入射角、方位角の関係を立体的に示す模式図である。 DMDからの反射光であるオフ光が所定の位置に到達する様子を示す模式図である。 オン光とオフ光が所定の位置に到達するまでのエネルギーに関するグラフであって、(a)はエネルギー強度の変化を、(b)は変化の差分を示す。 個体光源を用いる場合の光源部の例を示す光学配置図である。 個体光源を用いる場合の光源部の別の例を示す光学配置図である。 個体光源を用いる場合の光源部のさらに別の例を示す光学配置図である。 本発明に係る画像表示装置および画像投射装置のさらに別の実施例であって入射角と方位角の調整機構を有する実施例の光学配置図である。 入射角と方位角の調整機構の別の例を示す斜視図である。 DMDに入射する照明光の配光分布の例を示す模式図で、(a)は照明角が小さい場合を、(b)照明角が大きい場合を示す。
以下、本発明に係る画像表示装置および画像投射装置の実施例について図面を参照しながら説明する。
画像表示装置および画像表示装置で表示される画像を投射する画像投射装置すなわちプロジェクタの光学系全体を図1に示す。図1に示す光学系はテレセントリックである。図1に示す光学系全体のうち、画像表示装置は、ランプからなる光源10、照明光学系20、画像表示素子としてのDMD30を有してなる。
光源10から出射する照明光は、防爆ガラス11、カラーホイール12、ライトトンネル13を経て照明光学系20に導かれる。防爆ガラス11、カラーホイール12およびライトトンネル13それぞれの構成および機能は周知のとおりである。
照明光学系20は、前記照明光を導き入れる第1リレーレンズ21、第2リレーレンズ22と、導き入れる照明光の向きを折り曲げるミラー23を有する。照明光学系20はまた、ミラー23で反射される照明光を全反射プリズム26に導く第3リレーレンズ24、第4リレーレンズ25を有する。全反射プリズム26は、二つの三角柱状のプリズムが接合されたもので、導入される照明光を反射してDMD30に照射し、DMD30からの反射光を外部に向けて出射する。
図1に示す例では、全反射プリズム26の下面に、カバーガラス31を介してDMD30が配置され、DMD30による反射光が全反射プリズム26の上面から出射する構成になっている。全反射プリズム26の上方に投射光学系40が配置されている。
光源10から照明光学系20およびDMD30までの各素子は、金属性あるいはプラスチック製のハウジングで保持されている。投射光学系40は鏡筒に収められ、前記ハウジングに固定されている。これらの部品乃至は部材以外にも、冷却ファン、放熱フィン、電気回路等があり、それぞれ適宜の筐体に収められている。
DMD30は、周知の通り、反射型の素子であり可動ミラーが複数縦横に配列されて矩形の画像表示面を形成している。周知のDMDは、個々の可動ミラーが1つの軸を中心に回転して、入射する光線を特定の方向に反射するオン光の生成態様と、前記特定の方向とは異なる方向に反射するオフ光の生成態様を取ることができる。本発明に用いられるDMD30は、個々の可動ミラーが、互いに異なる方向の第1の回転軸と第2の回転軸を持っていることが特徴になっている。DMD30の具体的な構成については後で説明する。
光源10から出射する照明光は、防爆ガラス11、カラーホイール12、ライトトンネル13を経て照明光学系20に導入される。照明光学系20内において、照明光は、第1リレーレンズ21、第2リレーレンズ22、ミラー23、第3リレーレンズ24、第4リレーレンズ25、全反射プリズム26を経てDMD30に入射する。
[DMDの構成と動作]
図2(a)に示すように、DMD30は、一辺が数μmから十数μmの微小な可動ミラー32が多数、縦方向と横方向に配列され、矩形の画像表示面を形成している。可動ミラー32が一方向に傾き、また異なる方向に傾くことにより、入射する光を互いに異なる方向に反射する。可動ミラー32が一方向に傾くと、DMD30に入射する光は、全反射プリズム26と投射光学系40を経てスクリーンに到達する。この場合の可動ミラー32による反射光をオン光とする。
可動ミラー32が前記異なる方向に傾くと、DMD30に入射する光は、オン光とは異なる方向に反射され、全反射プリズム26を経て、投射光学系40から外れる方向に出射する。この場合の可動ミラー32による反射光をオフ光とする。
全反射プリズム26は、全反射プリズム26を構成する面への入射角の違いにより、反射か透過かを区別する。全反射プリズム26は、可動ミラー32で生成されるオン光に対してはオン状態となってオン光を投射光学系40に向かって透過する。全反射プリズム26は、可動ミラー32で生成されるオフ光に対してはオフ状態となり、オフ光を投射光学系40から外れる向きに反射する。
図2(a)はDMDを正面から見た図で、正方形状の無数の画素が縦横方向に配列されている。前記画素は可動ミラー32からなる。可動ミラー32はマイクロミラーともいわれるもので、図2(a)では可動ミラー32を間引いて描いている。実際に配列される可動ミラー32の数は、例えば、800×1200というように、無数の可動ミラー32が配列されている。個々の可動ミラー32が画素になっている。各可動ミラー32は通常図2(b)示すように正方形で、正方形の一辺の長さは、例えば5.4μmである。
次に、可動ミラー32の動きについて説明する。可動ミラー32は図2(c)および(d)に示すように、2つの回転軸を中心に回転して傾くことができる。図2において、可動ミラー32の一辺と平行な方向をx方向、x方向に直交する方向の可動ミラー32の辺と平行な方向をy方向とする。図2(c)に示すように、可動ミラー32はy方向の回転軸を中心に回転して傾くことができる。このy方向の回転軸を第1の回転軸とする。可動ミラー32は、第1の回転軸を中心に第1の方向に傾くことによってDMD30に入射する光線を第1の反射方向に反射してオン光を生成する。
図2(d)に示すように、可動ミラー32は、x方向の回転軸を中心に回転して傾くことができる。このx方向の回転軸を第2の回転軸とする。可動ミラー32は、第2の回転軸を中心に第2の方向に傾くことによってDMD30に入射する光線を第2の反射方向に反射してオフ光を生成する。
前記第1の回転軸および第2の回転軸を中心として可動ミラー32が回転したときの、可動ミラー32の反射面すなわちx−y平面に対する傾き角あるいは回転角をそれぞれα(°)とする。
以上、可動ミラー32の第1、第2の回転軸が、可動ミラー32の辺と平行なものとして説明した。現実には、矩形の可動ミラーの対角を結ぶ線に沿った2つの軸を第1、第2の回転軸とするものがあるが、技術思想には何ら変わりがないから、引き続きx方向とy方向の2つの回転軸を有するものとして説明する。
[可動ミラーへの入射角と方位角]
画像投影装置に用いる画像表示装置の性能を評価する要素として、投射される画像の品質があり、その中でもコントラスト比すなわち明暗比がある。画像表示素子としてDMDを用いた場合、オフ光が投射光学系40に侵入するとコントラスト比が低下し、投射される画像の品質が落ちる。コントラスト比を決定する要素の一つに、可動ミラー32の法線に対する入射角があり、好ましい入射角に関して提案されている。本発明の実施例では、入射角に止まらず、DMDの画像表示面の辺に対してなす角度すなわち方位角に関しても考慮している。方位角に関しては、従来の技術では顧みられなかった。
図3は、DMD30の画像表示面に対する入射光の入射角と方位角の関係を示している。画像表示面とは、可動ミラー32が配列されることによって形成される面と定義する。この画像表示面に対する法線Nと入射光線INの成す角を入射角(θ)と定義する。入射光線INと画像表示面の一辺であるy軸またはx軸に対して成す角を方位角(φ)と定義する。この例では、DMD30の長辺方向と平行な方向をy軸としている。図3に示すように、入射光線IN、画像表示面の法線Nおよび出射光線OUTは同一平面内にある。また、画像表示面の法線Nは、投射レンズの光軸O(図1参照)と平行である
図4(a)は、DMD30の短辺方向右側から照明光が入射する場合を示している。照明光は画像表示面の法線に対して、ある入射角(θ)をもって入射し、入射角と同じ出射角(θ)をもって出射する。図4(b)(c)は一つの可動ミラー32を拡大して示しており、図4(b)はオフ状態、(c)はオン状態である。可動ミラー32がオン状態にある場合、可動ミラー32で反射される光は、DMD30の上方に設置されている投射光学系40に入射する。可動ミラー32がオフ状態にある場合は、オン状態の場合とは別の方向に光が反射される。
図4(b)に示すように、可動ミラー32がオフ状態にあるとき、入射光に方位角を持たせる。すなわち画像表示面の一辺に対して入射光に角度を持たせる。可動ミラー32がオフ状態になるためにy軸方向の第1の回転軸を中心に回転したとき、可動ミラー32への入射光の入射角が小さくなる側への方位角の移動をプラス、反対側への方位角の移動をマイナスと定義する。
照明光は、図5(a)に示すように、DMD30の長辺方向から入射させることもできる。図5(a)は、DMD30の長辺方向下側から照明光が入射する場合を示しており、図5(b)はオン状態、図5(c)はオフ状態を示す。可動ミラー32がオフ状態になるためにx軸方向の第2の回転軸を中心に回転したとき、可動ミラー32への入射光の入射角が小さくなる側への方位角の移動をプラス、反対側への方位角の移動をマイナスと定義する。
なお、図4、図5に示す例において、方位角の最適値は光学設計によって求めてもよく、あるいは調整手段を設けて調整によって最適値に調整するようにしてもよい。
[入射角について]
本発明では、入射角を2×α°+1°以上とし、これに加えて、方位角を0°よりも小さくする。これは、以下に述べるように、投射光学系40のDMD30に最も近いレンズすなわち投射光学系第1レンズ41(図1参照)の直径内において、オフのときの回折光を、オン光から分離するための照明光学系20の条件である。
図6は、幾何光学的な光線追跡シミュレーションにより求めたオン光の照度分布を示す。可動ミラー32は図4(c)に示す状態にあり、傾き角αは17°である。DMD30の画像表示面にある全ての可動ミラー32すなわち各画素がオンの状態、いわゆる全白(フルオン)である。投射光学系第1レンズ41の直径をDとすると、オン光ONの領域は投射光学系第1レンズ41の直径D内に分布している。
図6は、本発明の実施例に対する比較例であって、入射角θは35.5°、方位角は0°の例である。これは、投射光学系第1レンズ41の、DMD30側における曲面頂点に接する平面での照度分布である。この照度分布の投射光が投射光学系40を経てスクリーンに投射される。この照度分布のx断面を図6(b)に、y方向の断面を図6(c)に示す。それぞれの方向の照度分布の最大値を、オン光ONの照度の最大値と定義する。
図7に、幾何光学的な光線追跡シミュレーションにより求めたオフ光OFFの照度分布を示す。この照度分布は図4(b)に示す状態での照度分布であり、可動ミラー32の傾き角αは17°である。DMD30の画像表示面にある全ての可動ミラー32がオフ状態すなわち全黒(フルオフ)である。
オン状態とオフ状態では可動ミラー32の傾き方向が異なる。オフ光OFFの分布領域は図7の左斜め上側に移行し、オフ光OFFは投射光学系第1レンズ41に入らない理想的な状態になる。したがって、オフ光OFFはスクリーンには到達せず、完全な黒表示となる。しかしながら、以下に述べる回折の影響により、可動ミラー32がオフ状態でもスクリーンに到達する光が生じ、完全な黒表示とはならない。
DMD30の全可動ミラー32がオン状態の場合を全白、このときのスクリーン上の照度を全白(照度)とし、全可動ミラー32がオフ状態の場合を全黒、このときのスクリーン上の照度を全黒(照度)とすると、コントラスト比は、次の式(1)で与えられる。
コントラスト比=全白(照度)/全黒(照度) 式(1)
あるいは、スクリーンを縦横それぞれ3等分して9分割したANSI(American National Standards Institute)によるコントラスト比も用いることができる。いずれにしても、全黒(照度)が大きくなるほどコントラスト比は小さくなり、画質的は低下する。
[回折光について]
DMD30の画素すなわち可動ミラー32のサイズは、例えば5.4μmと微小であるため、回折が生じ、これがコントラスト比を低下させる要因となる。回折光の影響を見るため、DMD30での回折を考慮した光線追跡シミュレーションを行った。その結果を図8に複数の斑点状のパターンで示す。図8において、左上に比較的大きい領域で示しているものは、図7の幾何光学的なオフ光OFFである。その周辺に複数の回折光が生じている。図7では、4つの領域に生じている回折光DF1,DF2,DF3,DF4が生じている様子を示している。これらの回折光以外にも回折光が生じるが、他の回折光は照度が低いため、図示を省略している。
図7に、オフ光OFFの領域の中心から3方に向かって示した破線の矢印は、回折光が生じる方向を示している。回折光DF1,DF2は横方向すなわちy方向に生じている回折光であり、回折光DF3は縦方向すなわちx方向に生じている回折光である。さらに、回折光DF4のように、斜め方向に生じるものもある。
これらの回折光のうち、y方向に生じた回折光の一部分が、そして斜めに生じた回折光は全体が、投射光学系第1レンズ41の直径D内に入っている。この回折光は、図6に示すオン光ONと比べると照度は小さいが、式(1)に従いコントラスト比の低下要因になる。
オン光ON、オフ光OFF、オフ光の回折光DF1〜DF4、投射光学系第1レンズ41の関係を模式的に図9に示す。オフ光OFF、回折光DF2、回折光DF3は投射光学系第1レンズ41には入らない。しかし、回折光DF1の一部分と回折光DF4の全体は投射光学系第1レンズ41に入る。この回折光DF1とDF4のうち、オン光ONと重なる部分が、コントラスト比の主たる低下要因になる。
これら回折光とオン光ONとが重なる部分の総和が、式(1)の分母となる。従って、オン光ONと重なる回折光を低減すれば、コントラスト比が高まる。ただし、回折光がオン光ONと重ならない場合であっても、投射光学系40の内部での反射、散乱によって迷光となり、コントラスト比の低下になる。よって、回折光とオン光ONはできるだけ分離することが好ましい。あるいは、遮光部材により遮光するとよい。回折光を示す符号に付けた数字は便宜的なものであり、回折次数を表すものではない。
[入射角と方位角]
本発明は、前述の通り、DMD30への照明光の入射角と方位角を好適に設定することを特徴としており、これにより、オフ光の回折光がオン光と重なることを低減するものである。
図6、図7、図8は、本発明の実施例に対する比較例であって、入射角θは35.5度、方位角Φは0度である。これら入射角θ、方位角Φは、DMD30の画像表示面の略中央に到達する主光線に関するものである。略中央とは、画像表示面の機械的な中央、若しくは、ライトトンネル13(図1参照)の光路中心に沿って光を出し、この光が照明光学系20を経て画像表示面に到達した位置とする。
これらオフ光の回折光とオン光との分離についてまとめたものを図10に示す。図10は、図6と図8を並べたもの、したがって、本発明の実施例に対する比較例である。図10の左上と右下の図は図6に示すオン光、左下は図8に示すオフの回折光である。オン光ONとオフ光OFFの照度の最大の位置の分離を定量化すると、x方向での分離は2.9mm,y方向での分離は2.6mmである
次に、本発明の前記実施例において、入射角36.0度、方位角マイナス3.4°の例を図11に示す。この場合も、入射角、方位角は、DMD30の画像表示面の略中央に到達する主光線に関するものである。略中央とは、DMD30の画像表示面の機械的な中央、若しくは、ライトトンネル13の光路中心に沿って光を出し、照明光学系20を経て画像表示面に到達した位置とする。
図11は、前記比較例を基にして、入射角、方位角を調整したものである。これに合わせて投射光学系40の位置も変えている。図11に示すデータによれば、オン光ONとオフ回折光OFFとの分離は、x方向で3.7mm、y方向で5mmである。図10に示す比較例と比べて、オン光とオフ回折光との分離度合いがx方向で1.3倍、y方向で1.9倍大きくなることを確認した。また、投射光学系40を経てスクリーンに到達する回折光を含むオフ光の光量は、比較例1の場合を1とすると、前記実施例では0.5程度に低下した。
次に、非テレセントリック光学系を用いた本発明に係る画像表示装置および画像投射装置の実施例について図12を参照しながら説明する。図12に示す実施例は、図1に示す実施例と比較すると、照明光学系に全反射プリズム26を使用していない点が異なっている。
図12において、光源10、防爆ガラス11、カラーホイール12およびライトトンネル13が光源部を構成している。光源部に続き、リレーレンズ27、第1ミラー28および第2ミラー29がDMD30に照明光を照射する照明光学系を構成している。第1ミラー28は平面ミラー、第2ミラー29は凹の曲面ミラーである。DMD30はカバーガラス31で覆われている。DMD30の上方に投射光学系40が配置されている。投射光学系40は複数のレンズからなり、そのうちの投射光学系第1レンズ41は、DMD30に最も近いレンズである。光源10、ライトトンネル13、照明光学系、DMD30などの部材はハウジングによって保持され、投射光学系40は鏡胴で保持される。
実施例2は、DMD30の画像表示面の略中央に到達する主光線に関して、入射角θは43.4°、方位角Φはマイナス1.2°である。略中央の意味は前述の通りである。これらの数値は設計により実現したものである。スクリーンに到達する回折光を含むオフ光の光量は、前記比較例の場合を1とすると0.81で、コントラストの低下要因が減少した。
図1に示す実施例1はテレセントリック光学系であり、全反射プリズム26が必要であったが、実施例2は非テレセントリック光学系であり、全反射プリズム26を用いる必要がない。このため、設計の自由度が高く、入射角、方位角を大きく取ることが可能であり、オフ時に投射光学系40に進入する回折光の量を低減することができる。
非テレセントリック光学系を用いた実施例2においても、入射角、方位角の調整機構を設置することができる。図22はこれらの調整機構の例を示す。図22は、図12に示す光学系において、照明光学系中の第2ミラー29とDMD30のみを示す。この調整機構は、第2ミラー29に直交する2つの軸を中心とする回転機構を有し、これらの軸を中心に第2ミラー29を回転させて、入射角と方位角を個別に調整できるようにしている。
[オン光とオフ光との分離]
図13は、DMD30、オン光ON、オフ光Off、入射角θ、方位角Φの関係を立体的に描いたものである。図13に示す例において方位角Φはマイナスである。照明光の入射光INの広がりすなわち照明角(半角)LdはF値でも表される。
ここで、オン光とオフ光との分離を、図13に示したオフ光OFFの主光線とオン光ONの主光線との間の角度で定量化する。ここでは、方位角の正負および大小と、分離角について考察する。
図14に示すように、DMD30を中心とした仮想的な半球を考える。DMD30の中心を通る水平方向の線を赤道50とし、DMD30の中心の真上に位置する半球の1点を頂点51とする。この半球は検出器であり、中心から半球に到達したエネルギーを、光線追跡計算によって計測する。図14ではDMD30からの反射光であるオフ光OFFがこの半球に到達する様子を模式的に示している。
赤道50から天頂51に向かって半球に到達したエネルギーを積算していく。この積算したエネルギーをエンサークルドエナジーという。オフ光OFFの広がりに着目して、赤道50に最も近いオフ光と赤道50との角度をD1、赤道50から最も遠いオフ光と赤道50との角度をD2とする。オフ光OFFは角度D1と角度D2との間でエレルギーを持つ。エネルギーの積算のされ方は、入射角θ、方位角Φ、照明角Ld(図13参照)と、配光分布に依存する。
同様のことをオン光について考えると、オン光はオフ光よりも、天頂51側でエネルギーが積算される。幾何光学的な光線追跡計算による結果の一例を図15(a)に示す。入射角θは35°、方位角φは0°、照明角15°、配光分布はランバード分布である。可動ミラー32の傾き角αは17°である。オン光は、角度160°を過ぎて天頂51近くになって強度が急激に高まる。オフ光は120°付近から強度が立ち上がり、150°付近から天頂51までは一定である。
図15(a)に示すオン光とオフ光において、それぞれの前後の強度の差、すなわち変化率を図15(b)に示す。オフ光とオン光とで釣鐘状の分布となり、これら釣鐘状の分布のピーク位置間の角度が分離角Dsである。図15において、分離角Dsは約39.6度である。分離角Dsが大きいほど、オフ光とオン光との分離は良好であり、投射される画像のコントラスト比を高めることができる。
入射角をそれぞれ35°、40°、45°、方位角をそれぞれ0°、±5°、±10°、±15°とし、図15と同様にして求めた分離角を表1に示す。照明角はすべて15°である。表1において、入射角が大きいほど分離角は大きい。方位角はプラスよりもマイナスの方が、分離角が大きくなることが分かる。


表1

本発明に係る画像表示装置および画像投射装置において、画像表示素子への入射角の範囲は、可動ミラー32の傾き角αが17°であるとき、35°≦入射角≦51°である。入射角35°から45°は表1に基づく。上限の51°は、図13、図14に示すオフ光の最小角がDMD30と平行になる値である。方位角に関しては、プラスよりもマイナスがよい。これは、可動ミラー32の傾きと、反射の法則に基づく入射角および反射角よるものと考える。方位角は、表1から、大きくしても飽和あるいは減少しており、−15°より小さくしても効果が小さい。
図13に示したように、照明角LdはDMD30への入射光束の広がりである。ここでは、照明角Ldは半値すなわち半角を表している。照明角Ldの広がりは、回折の広がりに影響を与える。図23(a)は照明角Ldが小さい場合、図23(b)は照明角Ldが大きい場合を示している。
照明角Ldの最大値は、可動ミラー32の傾き角αで決まる。また、照明角Ldは光学系の明るさを決定する。明るさを最大にするのではあれば、照明角を可動ミラー32の傾き角αと同じにするのがよい。回折を低減し、コントラスト比を向上させるには、照明角をマイクロミラーの傾き角αよりも小さくとすることが好ましい。傾き角αを17°とすると、これよりも小さい照明角とする。
実施例1、2では、光源10として超高圧水銀ランプを用いている。超高圧水銀ランプには特有の配光分布があり、DMD30への入射照明光は、図21に示すような定型的な円錐状にはならない。しかし、実施例1における照明角の最小値は15.1°、実施例2における照明角の最小値は12.5°である。いずれの実施例においても、可動ミラーの傾き角αは17°であり、この傾き角αよりも照明角の最小値が小さくなっている。
実施例1、2では、光源としてランプ光源を用い、ランプ光源として超高圧水銀ランプを用いている。しかし、光源はこれに限られるものではなく、固体光源であっても良い。個体光源として、LED(Light Emitting Diode)、LD(Laser Diode)などを用いることができる。また、LDおよびLEDと、その励起光源として蛍光体を組み合わせたハイブリッド光源などを用いることもできる。LD光源を用いると、ランプ光源に比べて可干渉性が高く、回折の影響を受けやすくなる。
本発明によるオフの回折光とオン光とを分離する構成は、光源が固体光源の場合であっても有効であり、コントラスト比を高めることができる。
[個体光源を用いた光源部]
図16に固体光源を用いた光源部の例を示す。光源部は、3つの個体光源101,102,103、各個体光源に対応するコリメートレンズ111,112,113、ダイクロイックミラー121,122を有する。個体光源101,102,103はそれぞれ波長が異なり、それぞれ赤色、緑色、青色の照明光を出射する。各コリメートレンズ111,112,113は、各個体光源からの照明光を平行光束にする。ダイクロイックミラー121,122は、各コリメートレンズを経て導入される各個体光源からの照明光を混合し白色光として出射する。
前記白色光の出射光路には、集光レンズ15、ライトトンネル13がこの順に配置されている。ライトトンネル13以降は、前記照明光学系20、DMD30および投射光学系40に続く。この光源部の構成ではカラーホイールは不要である。固体光源はLED、LDのいずれでもよい。
固体光源を用いた光源部の別の例を図17に示す。この光源部の例が図16に示す光源部の例と異なっているのは、ダイクロイックミラーの代わりにクロスダイクロイックプリズム140を用いている点である。図17において、クロスダイクロイックプリズム140には、3つの個体光源101,102,103からコリメートレンズ111,112,113を経て、それぞれ赤色、緑色、青色の照明光が入射する。クロスダイクロイックプリズム140は各色の照明光を混合して白色の照明光を出射する。白色の照明光の出射光路上には、図16の例と同様に、集光レンズ15、ライトトンネル13が配置されている。
図18は、固体光源を用いた光源部のさらに別の例を示す。図18に示す光源部の例は、図17に示す光源部におけるクロスダイクロイックプリズム140に代えてクロスダイクロイックミラー150を用いた例である。他の構成は図16、図17の例と同様であるから、説明を省略する。
[入射角、方位角の調整機構]
入射角と方位角の調整機構の一例を図19に示す。図19に示す調整機構は、図1に示すテレセントリック光学系を用いた実施例1に組み込まれている。図19において、光源10から第4リレーレンズ25までを照明ユニットとし、この照明ユニットが照明ユニット筐体70に組み込まれている。また、全反射プリズム26、DMD30、投射光学系40を含む部分を投射ユニットとし、この投射ユニットが投射ユニット筐体60に組み込まれている。
投射ユニット筐体60は底板61を有し底板61と一体に結合された筐体である。照明ユニット筐体70は、底板61の上に、調整機構80を介して取り付けられている。調整機構80は、図19(b)に示すように、U字形の支持体81を有する。支持体81は、その底部が底板61を貫通した垂直軸82によって貫通され、垂直軸82を中心に水平面内において回転可能である。
支持体81は、垂直に立ち上がった二つの支持片を貫通した水平軸83を有し、水平軸83に、照明ユニット筐体70の底部が連結されている。照明ユニット筐体70は、水平軸83を中心に垂直面内において回転可能であり、これによって、DMD30の画像表示面に対する入射角を調整することができる。照明ユニット筐体70は、支持体81とともに垂直軸82を中心に水平面内において回転可能であり、これによって、DMD30の画像表示面に対する方位角を調整することができる。これにより、適切な入射角と方位角に調整することができる。
10 光源
11 防爆ガラス
12 カラーホイール
13 ライトトンネル
20 照明光学系
21 第1リレーレンズ
22 第2リレーレンズ
23 ミラー
24 第3リレーレンズ
25 第4リレーレンズ
26 全反射プリズム
30 DMD(画像表示素子)
31 カバーガラス
32 可動ミラー
40 投射光学系
特開2012−133284号公報 米国特許公開公報:US2015/0070749

Claims (9)

  1. 光源、照明光学系、画像表示素子を有し、
    前記画像表示素子は反射型であり可動ミラーが複数配列されて矩形の画像表示面を形成し、
    前記各可動ミラーは、第1の方向に傾いて前記画像表示素子に入射する光線を第1の反射方向に反射してオン光を生成し、第1の方向と異なる第2の方向に傾いて前記画像表示素子に入射する光線を前記第1の反射方向とは異なる第2の反射方向に反射してオフ光を生成し、
    前記照明光学系から前記画像表示素子に入射する入射光は、その主光線が前記画像表示面の法線に対し角度を持って入射し、
    前記入射光の前記法線との角度を入射角、前記入射光の前記画像表示面の辺に対してなす角度を方位角とし、
    前記可動ミラーの前記第2の方向への傾き角をα(°)、前記可動ミラーが前記第2の方向に傾いたとき前記入射光の前記可動ミラーへの入射角が小さくなる側への方位角の変化をプラス、前記入射光の前記可動ミラーへの入射角が大きくなる側への方位角の変化をマイナスとしたとき、
    前記画像表示面の略中央において、前記入射角は2α+1(°)以上であり、前記入射光の方位角はマイナスであることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、前記可動ミラーの傾き角αが17°であるとき、入射角の範囲は、35°≦入射角≦51°であることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像表示装置において、前記方位角の範囲は、−15°≦方位角<0°であることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1、2または3に記載の画像表示装置において、投射光学系は非テレセントリックであることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の画像表示装置において、前記可動ミラーの傾き角をα(°)としたとき、照明光学系から前記画像表示素子に入射する光束の照明角の半角はα(°)以下であることを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1から5に記載の画像表示装置において、光源は固体光源であることを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1から5に記載の画像表示装置において、光源はランプ光源であることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の画像表示装置において、入射角または方位角の調整手段を有することを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の画像表示装置を備え、前記画像表示装置に表示される画像を投射する投射光学系を備えた画像投影装置。
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