JP6656363B2 - 冷媒漏洩検知機構 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機等における冷媒漏洩の検知機構に関するものである。
従来、空気調和機等にはR410A等の不燃冷媒が適用されてきたが、近年では不燃冷媒に代えて燃焼性の高いR32冷媒が適用されているものもある。空気調和機等の室内側に設けられる室内機としては床置き形の室内機がある。このような空気調和機等に燃焼性の高い冷媒を適用すると、床置き形の室内機で冷媒が漏洩した場合、床の近辺で冷媒濃度の高い可燃域が形成される可能性がある。そこで、燃焼性の高い冷媒を空気調和機等に適用する場合、冷媒の漏洩を検知する必要がある。特許文献1には、平板状のセンサ本体を有する流体センサを冷媒管に配置し、冷媒の漏洩を検知する構成が記載されている。
特開2009−198154号公報
しかしながら、特許文献1の流体センサは、センサ本体から延びる電気線が冷媒管の長手方向に沿って固定されている。従って、冷媒管に結露水が発生すると電気線を伝わってセンサ本体に導かれる。その結果、流体センサ本体が劣化し、冷媒漏洩の検知が良好に行われないという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、冷媒検知を精度高く行う冷媒漏洩検知機構を提供することを目的とする。
本発明に係る冷媒漏洩検知機構は、空気調和機の冷媒回路からの冷媒の漏洩を検知する冷媒漏洩検知機構であって、前記空気調和機の室内機の熱交換器から延び、前記空気調和機の室外機から延びる室外機側配管と接続される室内機側配管に配設され、前記冷媒の漏洩を検知するセンサーを備え、前記センサーは、前記室内機側配管の軸心に対して傾斜しており、さらに、前記センサーを保持する保持手段と、前記センサーと、前記保持手段と、前記室内機側配管と前記室外機側配管との接続部と、を覆っている断熱部材からなるカバー部材であって、両端が開口している袋状のカバー部材と、前記カバー部材の前記両端のそれぞれを閉塞し、前記カバー部材の内部を密閉している閉塞部材と、を備えているものである。
本発明に係る冷媒漏洩検知機構によると、冷媒漏洩を検知するセンサーが室内機側配管の軸心に対して傾斜している。従って、室内機側配管等から結露水が伝わってきたとしても、結露水がセンサーに滞留することがないため、水分に触れたまま放置されることに起因するセンサーの劣化を防止することができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の冷媒回路を示す図である。 実施の形態1における空気調和機の室内機の外観を示す図である。 実施の形態1における室内機の下部の分解斜視図である。 実施の形態1における室内機の筐体内部の下方部を示す図である。 実施の形態1における室内機の冷媒配管の先端部近傍を示す拡大図である。 第1の冷媒配管において第1の冷媒漏洩検知機構が配設されている部位の周辺を示す図である。 冷媒漏洩検知機構の分解斜視図である。 センサーホルダーに板バネを取り付けた状態を示す斜視図である。 センサーホルダーに板バネを取り付けた状態を示す断面図である。 漏洩検知センサーをセンサーホルダーに挿入した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係るカバー機構の外観図である。 実施の形態2に係るカバー機構によりカバーされる漏洩検知機構を透視的に示す図である。 実施の形態2に係るカバー機構の分解斜視図である。
以下に、本発明における室内機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面においては各構成部材の大きさは実際の装置とは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の冷媒回路を示す図である。図1に示す空気調和機1は、室内機2と室外機3とを備えている。室内機2は負荷側熱交換器4を有している。負荷側熱交換器4は、暖房運転モード時には放熱器として機能し、冷房運転モード時には蒸発器として機能する。室外機3は、圧縮機5と、四方弁等の流路切替装置6と、熱源側熱交換器7と、膨張弁8と、アキュムレーター9とを有している。圧縮機5は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温高圧の状態にして冷媒回路に搬送するものである。流路切替装置6は、暖房運転モード時における冷媒の流れと冷房運転モード時における冷媒の流れとを切り替えるものである。熱源側熱交換器7は、暖房運転モード時には蒸発器として機能し、冷房運転モード時には放熱器として機能する。アキュムレーター9は、圧縮機5の吸入側に設けられており、暖房運転モード時と冷房運転モード時の違いによる余剰冷媒、過渡的な運転の変化における余剰冷媒を蓄えるものである。圧縮機5、流路切替装置6、熱源側熱交換器7、膨張弁8、アキュムレーター9、および負荷側熱交換器4が順次配管で接続され、冷媒回路が構成されている。室内機2の第1の冷媒配管20は、第1のフレア接続部100により室外機3側の冷媒配管と接続されている。室内機2の第2の冷媒配管30は、第2のフレア接続部110により室外機3側の冷媒配管と接続されている。
図2は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の外観を示す図である。室内機2は床置き形の室内機であり、縦長の直方体状の形状を有する筐体10を備えている。筐体10の前面下部には、室内空間の空気を吸い込む吸込口12が形成されている。本実施の形態1の吸込口12は、筐体10の上下方向において中央部よりも下方であり、床面近傍の位置に設けられている。筐体10の前面上部、すなわち吸込口12よりも高さの高い位置、例えば筐体10の上下方向における中央部よりも上方には、吸込口12から吸い込まれた空気を室内に吹き出す吹出口13が形成されている。
筐体10は中空の箱体であり、筐体10の前面には前面開口部が形成されている。筐体10は、前面開口部に対して着脱可能に取り付けられる第1前面パネル11a、第2前面パネル11b及び第3前面パネル11cを備えている。図2には、第1前面パネル11a、第2前面パネル11b、及び第3前面パネル11cと、筐体10の左側面を構成するサイドパネル14とが示されている。第1前面パネル11a、第2前面パネル11b及び第3前面パネル11cは、いずれも略長方形平板状の外形状を有している。第1前面パネル11aは、筐体10の前面開口部の下部に対して着脱可能に取り付けられている。第1前面パネル11aには、上記の吸込口12が形成されている。第2前面パネル11bは、第1前面パネル11aの上方に隣接して配置されており、筐体10の前面開口部の上下方向における中央部に対して着脱可能に取り付けられている。第2前面パネル11bには、操作部15が設けられている。第3前面パネル11cは、第2前面パネル11bの上方に隣接して配置されており、筐体10の前面開口部の上部に対して着脱可能に取り付けられている。第3前面パネル11cには、上記の吹出口13が形成されている。
図3は、実施の形態1における室内機の下部の分解斜視図である。図4は、実施の形態1における室内機の筐体内部の下方部を示す図である。第1前面パネル11aの裏面側にはフィルタ16が配設されている。筐体10の内部の下方部には、室内送風ファン17、ベルマウス18が配設されている。上述のように、第1の冷媒配管20および第2の冷媒配管30は、室内機2の負荷側熱交換器4と接続されている。第1の冷媒配管20が第1のフレア接続部100により室外機3側の冷媒配管と接続され、第2の冷媒配管30が第2のフレア接続部110により室外機3側の冷媒配管と接続されることにより冷媒回路を構成する。室内機2の運転中、第1の冷媒配管20の内部にはガス冷媒が流れ、第2の冷媒配管30の内部には液冷媒が流れるよう構成されている。
図5は、本発明の実施の形態1における室内機の冷媒配管の先端部近傍を示す拡大図である。第1の冷媒配管20の先端部近傍には第1のフレア接続部100が設けられている。第1のフレア接続部100は、ナット101とジョイント102とを有している。第2の冷媒配管30の先端部近傍には第2のフレア接続部110が設けられている。第2のフレア接続部110は、ナット111とジョイント112とを有している。第1の冷媒配管20は第1のフレア接続部100を介して室外機側の配管と接続され、第2の冷媒配管30は、第2のフレア接続部110を介して室外機側の配管と接続される。第1の冷媒配管20の側面において、第1のフレア接続部100の近傍には、第1の冷媒漏洩検知機構40が配設されている。第2の冷媒配管30の側面において、第2のフレア接続部110の近傍には、第2の冷媒漏洩検知機構50が配設されている。
図6は、第1の冷媒配管において第1の冷媒漏洩検知機構が配設されている部位の周辺を示す図である。図7は、冷媒漏洩検知機構の分解斜視図である。第1の冷媒漏洩検知機構40は、第1の漏洩検知センサー41と、第1のセンサーホルダー42と、第1の板バネ43とを有している。第1の漏洩検知センサー41は周辺温度の変化により冷媒の漏洩を検知するセンサーであり、略円柱状を有している。第1の漏洩検知センサー41は第1のセンサーホルダー42に保持されている。
図8は、センサーホルダーに板バネを取り付けた状態を示す斜視図である。図9は、センサーホルダーに板バネを取り付けた状態を示す断面図である。図10は、漏洩検知センサーをセンサーホルダーに挿入した状態を示す断面図である。第1のセンサーホルダー42は、全体として縦長の筒状部材である。第1のセンサーホルダー42は、薄板状の矩形の基部42aと、基部42aの一対の長辺と連続し、基部42aと交差する方向に延びる一対の壁部42b、42cと、一対の壁部42b、42cを接続する接続部42dとを有している。接続部42dは断面形状が円弧状を呈しており、円弧が基部42aから離れる方向に向くよう形成されている。第1のセンサーホルダー42の長手方向に垂直な方向において、基部42aから最も離れている接続部42dの内周面と基部42aとの間の長さが、第1の漏洩検知センサー41の直径よりも長くなるよう、第1のセンサーホルダー42は形成されている。
第1の板バネ43は、屈曲部43aと、屈曲部43aの一方の側から延出している支持部43bと、屈曲部43aの他方の側から延出している波状部43cと、波状部43cの延出方向先端に形成されている係止部43dとを有している。第1の板バネ43は、支持部43bと波状部43cとで第1のセンサーホルダー42の基部42aを挟み込むよう配置されている。支持部43bの先端部は第1のセンサーホルダー42の基部に当接している。波状部43cは、支持部43bから離れる方向に盛り上がっている2つの山部431、432と、2つの山部431、432を接続する1つの谷部433とを有している。谷部433は支持部43bに近づく方向に盛り上がっている。
図9に示されるように、第1の板バネ43の波状部43cと第1のセンサーホルダー42の接続部42dとの間に、第1の漏洩検知センサー41を挿入するためのスペースSが確保されている。第1のセンサーホルダー42の長手方向と垂直な方向における、基部42aから最も離れている接続部42dの内周面と山部431、432の頂点との間の長さが、第1の漏洩検知センサー41の直径よりも短くなっている。第1の板バネ43は、図9中、上方向に外力が加えられても第1のセンサーホルダー42から脱落しないよう、係止部43dにより第1のセンサーホルダー42に係止される。
図9に示されるように、第1の漏洩検知センサー41は、第1の板バネ43の波状部43cと第1のセンサーホルダー42の接続部42dとの間に配置されている。第1の漏洩検知センサー41の外周面の一部は、長手方向の全域にわたって第1のセンサーホルダー42の接続部42dの内周面に当接している。また、第1の漏洩検知センサー41の外周面において第1の板バネ43に対向する部分が、第1の板バネ43の山部432、432に当接している。この状態で第1の板バネ43の図10中の左方向への付勢力が第1の漏洩検知センサー41に作用している。第1の漏洩検知センサー41は、第1の板バネ43と第1のセンサーホルダーとにより挟持され、第1のセンサーホルダー42に保持されている。
第1の漏洩検知センサー41は次のように第1のセンサーホルダー42に取り付ける。まず、第1の漏洩検知センサー41の一方の端部を第1のセンサーホルダー42の上側の開口部から挿入する。そして、第1の板バネ43の付勢力に抗しながら第1のセンサーホルダー42の長手方向に沿って第1の漏洩検知センサー41内を摺動させ、当該端部を第1のセンサーホルダー42の下側の開口部まで位置づける。これにより、第1の漏洩検知センサー41は図10に示されるように第1のセンサーホルダー42内に取り付けられる。
図6に示すように、第1のセンサーホルダー42は、壁部42cを第1の冷媒配管20の側面に当接させ、軸心が第1の冷媒配管20の軸心に対して角度θだけ傾斜した状態で、第1の冷媒配管20の側面に溶接により固定されている。すなわち、第1のセンサーホルダー42を介して、第1の漏洩検知センサー41の軸心が第1の冷媒配管20の軸心に対して角度θだけ傾斜している。本実施の形態1において、角度θは60度〜90度の範囲の任意の角度である。なお、本明細書では、第1の漏洩検知センサー41の軸心が第1の冷媒配管20の軸心と平行となる角度を0度、第1の漏洩検知センサー41の軸心が第1の冷媒配管20の軸心に対して直交する角度を90度とする。
第2の冷媒漏洩検知機構50も第1の冷媒漏洩検知機構40と同様の構成を有している。図7〜図10において、括弧内の符号は第2の冷媒漏洩検知機構50の各構成要素に相当する構成要素であることを示している。すなわち、第2の冷媒漏洩検知機構50は、第1の漏洩検知センサー41と同様の第2の漏洩検知センサー51と、第1のセンサーホルダー42と同様の第2のセンサーホルダー52と、第1の板バネ43と同様の第2の板バネ53とを有している。第2のセンサーホルダー52は、軸心が第2の冷媒配管30の軸心に対して60度〜90度の範囲の任意の角度で傾斜した状態で、第2の冷媒配管30の側面に溶接により固定されている。第2の漏洩検知センサー51は第2の板バネ53の付勢力により、第2のセンサーホルダー52に保持されている。
本実施の形態1によれば、第1の漏洩検知センサー41は第1の冷媒配管20に対して上述のように傾斜して固定された第1のセンサーホルダー42に保持されており、第1の冷媒配管20に対して傾斜している。従って、室内機2の運転中、第1の冷媒配管20の側面や第1の漏洩検知センサー41の配線の外周面に結露水が発生し、第1の漏洩検知センサー41に伝わってきたとしても、結露水が第1の漏洩検知センサー41に貯留することがない。同様に、第2の漏洩検知センサー51は第2の冷媒配管30に対して上述のように傾斜して固定された第2のセンサーホルダー52に保持されており、第2の冷媒配管30に対して傾斜している。従って、室内機2の運転中、第2の冷媒配管30の側面若しくは第2の漏洩検知センサー51の配線の外周面に結露水が発生し、第2の漏洩検知センサー51に伝わってきたとしても、結露水が第2の漏洩検知センサー51に貯留することがない。以上より、第1の漏洩検知センサー41および第2の漏洩検知センサー51が水に触れたままの状態に置かれることにより劣化することを防止できる。その結果、精度の高い漏洩検知を継続して行うことができる。
また、第1のセンサーホルダー42を第1の冷媒配管20に対して傾斜して固定することにより、第1のセンサーホルダー42の開口部は第1の冷媒配管20の外周面および第1のフレア接続部100から離れて位置決めされる。従って、第1の冷媒配管20および第1のフレア接続部100に妨害されることなく、第1の漏洩検知センサー41を第1のセンサーホルダー42の双方の開口部から容易に挿入することができる。同様に、第2の漏洩検知センサー51についても、第2の冷媒配管30および第2のフレア接続部110に妨害されることなく、第2のセンサーホルダー52の双方の開口部から容易に挿入することができる。すなわち、本実施の形態1によれば、第1の冷媒漏洩検知機構40および第2の冷媒漏洩検知機構50の組立性を向上させることができる。
さらに、上述のように第1の漏洩検知センサー41を第1の冷媒配管20に対して傾斜して固定することにより、第1の漏洩検知センサー41を第1の冷媒配管20の軸心に沿って固定する場合よりも、第1の漏洩検知センサー41の第1の冷媒配管20側を向いている領域において、第1の冷媒配管20とオーバーラップする面積を小さくすることができる。すなわち、第1の冷媒配管20と重なり合わない面積を確保することができる。その結果、第1の漏洩検知センサー41の検知面積を有効に活用することができる。同様に、第2の漏洩検知センサー51についても、検知面積を有効に活用することができる。すなわち、本実施の形態1によれば、冷媒漏洩の検知の精度をより高くすることができる。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係るカバー機構の外観図である。図12は、実施の形態2に係るカバー機構によりカバーされる漏洩検知機構を透視的に示す図である。図13は、本発明の実施の形態2に係るカバー機構の分解斜視図である。第1のカバー機構60は、第1のカバー部材61と、第1の上側バンド62と、第1の下側バンド63とを有している。第1のカバー部材61は断熱材料で構成されており、略円筒形状を有し、両端部は開口している。第1の冷媒漏洩検知機構40と、第1のフレア接続部100と、第1のフレア接続部100に接続される室外機側接続部120が、第1のカバー部材61の内部に収容されている。第1のカバー部材61の上側の開口部は第1の上側バンド62で密閉され、下側の開口部は第1の下側バンド63で密閉されている。すなわち、第1のカバー部材61と第1の上側バンド62と第1の下側バンド63とで、第1の冷媒漏洩検知機構40および第1のフレア接続部100の周囲に密閉空間が形成されている。
同様に、第2のカバー機構70は、第2のカバー部材71と、第2の上側バンド72と、第2の下側バンド73とを有している。第2のカバー部材71は、第1のカバー部材61と同様、断熱材料で構成されており、略円筒形状を有し、両端部は開口している。第2の冷媒漏洩検知機構50と、第2のフレア接続部110と、第2のフレア接続部110に接続される室外機側の接続部(図示せず)が、第2のカバー部材71の内部に収容されるよう、第2のカバー部材71は配置されている。第1のカバー機構60と同様、第2のカバー部材71の上側の開口部は第2の上側バンド72で密閉され、下側の開口部は第2の下側バンド73で密閉されており、第2のカバー部材71と第2の上側バンド72と第2の下側バンド73とで、第2の冷媒漏洩検知機構50および第2のフレア接続部110の周囲に密閉空間が形成されている。
本実施の形態2によれば、第1のフレア接続部100および第2のフレア接続部110の周囲に断熱材料を用いた密閉空間が形成されている。従って、第1のフレア接続部100および第2のフレア接続部110における冷媒の漏洩量が微量であっても、第1の漏洩検知センサー41および第2の漏洩検知センサー51により冷媒の漏洩を検知することができ、漏洩検知の精度を向上させることができる。その結果、可燃性冷媒の漏洩による可燃域の形成を迅速に抑制することができる。
1 空気調和機、2 室内機、3 室外機、4 負荷側熱交換器、5 圧縮機、6 流路切替装置、7 熱源側熱交換器、8 膨張弁、9 アキュムレーター、10 筐体、11a 第1前面パネル、11b 第2前面パネル、11c 第3前面パネル、12 吸込口、13 吹出口、14 サイドパネル、15 操作部、16 フィルタ、17 室内送風ファン、18 ベルマウス、20 第1の冷媒配管、30 第2の冷媒配管、40 第1の冷媒漏洩検知機構、41 第1の漏洩検知センサー、42 第1のセンサーホルダー、42a 基部、42b 壁部、42c 壁部、42d 接続部、43 第1の板バネ、43a 屈曲部、43b 支持部、43c 波状部、43d 係止部、50 第2の冷媒漏洩検知機構、51 第2の漏洩検知センサー51、52 第2のセンサーホルダー、53 第2の板バネ、60 第1のカバー機構、61 第1のカバー部材、62 第1の上側バンド、63 第1の下側バンド、70 第2のカバー機構、71 第2のカバー部材、72 第2の上側バンド、73 第2の下側バンド、100 第1のフレア接続部、101 ナット、102 ジョイント、110 第2のフレア接続部、111 ナット、112 ジョイント、120 室外機側接続部、431 山部、432 山部、433 谷部。

Claims (5)

  1. 空気調和機の冷媒回路からの冷媒の漏洩を検知する冷媒漏洩検知機構であって、
    前記空気調和機の室内機の熱交換器から延び、前記空気調和機の室外機から延びる室外機側配管と接続される室内機側配管に配設され、前記冷媒の漏洩を検知するセンサーを備え、
    前記センサーは、前記室内機側配管の軸心に対して傾斜しており、
    さらに、前記センサーを保持する保持手段と、
    前記センサーと、前記保持手段と、前記室内機側配管と前記室外機側配管との接続部と、を覆っている断熱部材からなるカバー部材であって、両端が開口している袋状のカバー部材と、
    前記カバー部材の前記両端のそれぞれを閉塞し、前記カバー部材の内部を密閉している閉塞部材と、を備えている冷媒漏洩検知機構。
  2. 前記センサーは、前記接続部の近傍に配置されている請求項1に記載の冷媒漏洩検知機構。
  3. 前記センサーは円筒形状を有しており、前記室内機側配管の軸心に対して前記センサーの軸心が60度から90度の範囲の任意の角度で傾斜している請求項2に記載の冷媒漏洩検知機構。
  4. 記保持手段は、
    縦長の筒状部材であって、前記センサーが収納されているホルダと、
    前記ホルダに取り付けられた板バネとを有し、
    前記センサーは、前記板バネと前記ホルダに挟持されて前記ホルダ内に保持されている請求項2又は3に記載の冷媒漏洩検知機構。
  5. 前記ホルダは、前記室内機側配管に溶接により固定されている請求項4に記載の冷媒漏洩検知機構。
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