JP6655409B2 - 積層鉄心および積層鉄心の製造方法 - Google Patents

積層鉄心および積層鉄心の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6655409B2
JP6655409B2 JP2016017996A JP2016017996A JP6655409B2 JP 6655409 B2 JP6655409 B2 JP 6655409B2 JP 2016017996 A JP2016017996 A JP 2016017996A JP 2016017996 A JP2016017996 A JP 2016017996A JP 6655409 B2 JP6655409 B2 JP 6655409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caulking
pin
plate
steel plate
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016017996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016146739A (ja
Inventor
剛之 赤塚
剛之 赤塚
豊信 山田
豊信 山田
忠 森島
忠 森島
智大 井坂
智大 井坂
洋一 瀬尾
洋一 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Industrial Products and Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Industrial Products and Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Industrial Products and Systems Corp filed Critical Toshiba Industrial Products and Systems Corp
Publication of JP2016146739A publication Critical patent/JP2016146739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6655409B2 publication Critical patent/JP6655409B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

実施例は積層鉄心および積層鉄心の製造方法に関する。
積層鉄心には複数のブロック鉄心を備えたものがある。これら複数のブロック鉄心のそれぞれは多数枚の鋼板を積層および接合してなるものであり、積層鉄心は複数のブロック鉄心を積層することで構成されている。
特開2007−159300号公報 特開平10−14144号公報
上記従来の積層鉄心の場合には複数のブロック鉄心間を外周面で溶接していたので、残留応力による溶接割れ、含有シリコンによる溶接不良、溶融による鉄損が生じていた。
実施例の積層鉄心は、複数枚の鋼板を積層および接合してなる2以上のブロック鉄心と、前記2以上のブロック鉄心に挿入されたピンを備え、前記2以上のブロック鉄心間は前記ピンの両端部を潰すことで形成されたカシメ頭により接合されており、前記複数の鋼板のそれぞれには、前記鋼板の一部を切起してなる片持ち状のカシメ部および当該カシメ部の切起し跡である開口部が設けられ、前記複数の鋼板間は、前記鋼板のカシメ部を当該鋼板とは別の鋼板の開口部内に嵌合することで接合され、前記カシメ部は、傾斜部、平端部、及びカシメ部の自由端側に配置され前記平坦部から上へ傾斜する折返し部を備え、前記ピンは、前記カシメ部の自由端の側に前記カシメ部に隣接して挿入されることにより、前記カシメ部の自由端が前記ピンの前記カシメ頭部間に嵌合されているところに特徴を有する。
実施例の積層鉄心の製造方法は、複数枚の鋼板を積層および接合してなる2以上のブロック鉄心を積層し、前記2以上のブロック鉄心にピンを挿入し、前記ピンの両端部を潰すことで形成されたカシメ頭により前記2以上のブロック鉄心間を接合するものであり、前記複数の鋼板のそれぞれには、前記鋼板の一部を切起してなる片持ち状のカシメ部および当該カシメ部の切起し跡である開口部が設けられ、前記複数の鋼板間は、前記鋼板のカシメ部を当該鋼板とは別の鋼板の開口部内に嵌合することで接合され、前記カシメ部は、傾斜部、平端部、及びカシメ部の自由端側に配置され前記平坦部から上へ傾斜する折返し部を備え、前記ピンは、前記カシメ部の自由端の側に前記カシメ部に隣接して挿入されることにより、前記カシメ部の自由端が前記ピンの前記カシメ頭部間に嵌合されているところに特徴を有する。
実施例1を示す図(固定子鉄心の外観を示す図) 電磁鋼板を示す図 打抜板を示す図 カシメ部を打抜板がカシメ付けされる前の状態で示す断面図 カシメ部を打抜板がカシメ付けされた後の状態で示す断面図 ブロック鉄心間の接合状態を示す図(aはXa線に沿う断面図,bはXb視図) カシメピンの形状を説明するための図 ラジアルカシメ機の動きを説明するための図 固定子鉄心の製造方法を説明するための図 実施例2を示す図1相当図 図9相当図 実施例3を示す図1相当図 図9相当図
図1の固定子鉄心1はハイブリッド車両の駆動源となるインナーロータ形の三相同期モータ用のものであり、ヨーク2と複数のティース3と3つの取付片4を有している。ヨーク2は円筒状をなすものであり、複数のティース3のそれぞれはヨーク2の内周面から内側へ突出し、3つの取付片4のそれぞれはヨーク2の外周面から外側へ突出している。これら3つの取付片4は円周方向に120°の等ピッチで配列されたものであり、円形状の貫通孔5を有している。これら3つの貫通孔5のそれぞれはボルトが挿入されるものであり、固定子鉄心1は3本のボルトを座面に螺合することで固定される。この固定子鉄心1は積層鉄心に相当する。
固定子鉄心1は、図1に示すように、3つのブロック鉄心6を軸方向に積層することで構成されたものであり、3つのブロック鉄心6のそれぞれはN枚(Nは100以上の整数)の打抜板7を軸方向に積層することで構成されている。これら打抜板7のそれぞれは、図2に示すように、順送装置が板厚t(tは0.3mm以下)の帯状の電磁鋼板8から打抜いたものであり、鋼板に相当する。この順送装置はポンチおよびダイからなる複数の加工ステージを有するものである。これら複数の加工ステージは矢印X方向に沿って一列に並ぶものであり、電磁鋼板8は矢印X方向へ断続的に搬送されることで複数の加工ステージに順に供給され、打抜板7は電磁鋼板8が複数の加工ステージに順に供給されることで電磁鋼板8から打抜かれる。
打抜板7には、図2に示すように、6つのカシメ部9が形成されている。これら6つのカシメ部9は順送装置の特定の加工ステージで電磁鋼板8にプレス加工を施すことで成形されたものであり、図3に示すように、打抜板7と同心な円形軌跡CL上に配列され、貫通孔5の中心に対して円周方向に一定角度だけ離間している。このカシメ部9は、図4に示すように、打抜板7の一部を切起したものであり、円周方向の一端部が打抜板7に繋がる片持ち状をなしている。
図4のポンチ10は順送装置の特定の加工ステージで電磁鋼板8にダイとの間でカシメ部9を成形するためのものであり、カシメ部9は傾斜部11および平坦部12を有している。この平坦部12は打抜板7に対して平行な部分であり、ポンチ10による押圧力の作用方向へ電磁鋼板8の板厚t分だけ変位している。傾斜部11は平坦部12を打抜板7に繋げる部分であり、打抜板7にはカシメ部9の切起し跡である開口部13が形成されている。
3つのブロック鉄心6のそれぞれはN枚の打抜板7を電磁鋼板8から打抜かれた状態のまま向きを揃えて積層したものである。図3の符号14は打抜板7のうち取付片4に相当する取付片相当部であり、N枚の打抜板7は3つの取付片相当部14のうち矢印X方向側の1つが軸方向に重なるように積層されている。
N枚の打抜板7間はプレス機によってカシメ付けされている。図5のポンチ15はダイとの間でN枚の打抜板7間をカシメ付けするためのものであり、カシメ部9の平坦部12はポンチ15で押圧されることに応じて下段の打抜板7の開口部13内に嵌合されている。このポンチ15は平坦部12に折返し部16を成形するものである。この折返し部16はカシメ部9の自由端の側に位置するものであり、平坦部12から上へ傾斜している。この折返し部16は平坦部12が嵌合された打抜板7の上段の打抜板7の開口部13内に嵌合されたものであり、N枚の打抜板7間はカシメ部9が下段の打抜板7の開口部13内および上段の打抜板7の開口部13内に嵌合されることで接合されている。
固定子鉄心1の中段のブロック鉄心6は、図1に示すように、最上段のブロック鉄心6に対して120°だけ回して配置され、最下段のブロック鉄心6は最上段のブロック鉄心6に対して240°だけ回して配置されている。即ち、中段のブロック鉄心6は最上段のブロック鉄心6に対して取付片相当部14を120°ずらして積層され、最下段のブロック鉄心6は最上段のブロック鉄心6に対して取付片相当部14を240°ずらして積層されている。これら3つのブロック鉄心6は積層状態で軸方向へ加圧されたものであり、固定子鉄心1の軸方向の寸法が電磁鋼板8の板厚の不均一さに起因してばらつくこと(積層偏差)はブロック鉄心6の回転配置および加圧によって抑えられている。
打抜板7には、図3に示すように、6つのカシメ孔17が形成されている。これら6つのカシメ孔17のそれぞれは貫通孔5の中心に対して円周方向に角度θ(=22.5°)だけ離間するものであり、図4に示すように、カシメ部9の自由端の側に隣接することで開口部13に繋がっている。これら6つのカシメ孔17のそれぞれは直径寸法が3mmの円形状をなすものであり、図2に示すように、カシメ部9を成形した後の加工ステージで電磁鋼板8にせん断加工を施すことで成形されている。このカシメ孔17は貫通孔に相当する。
固定子鉄心1には、図1に示すように、6つのカシメピン18が挿入されている。これら6つのカシメピン18のそれぞれは円柱状をなすものであり、3つのブロック鉄心6を積層および加圧した後にカシメ孔17内に挿入される。これら6つのカシメピン18のそれぞれは炭素鋼(S45C)を材料とするものであり、直径寸法がカシメ孔17と同程度に設定されている。このカシメピン18はピンに相当する。
6つのカシメピン18のそれぞれには、図6に示すように、軸方向の両端部に位置して円形板状のカシメ頭部19が成形されている。このカシメ頭部19は、図7に示すように、カシメピン18のうち端から0.5〜1.5mmの端部(二点鎖線参照)を潰すことで成形されたものであり、厚さ寸法Tが0.3〜0.6mmに設定されている。このカシメ頭部19は直径寸法Rがカシメ孔17に比べて大きな4〜6mmに設定されたものであり、図6に示すように、3つのブロック鉄心6間は6つのカシメピン18のそれぞれの両カシメ頭部19間で締結されることで接合されている。これら6つのカシメピン18のそれぞれは両カシメ頭部19間に隣接する全てのカシメ部9の自由端が嵌合されたものであり、全てのカシメ部9は自由端が両カシメ頭部19間に嵌合されることに応じて残留応力で弾性復帰することが防止されている。
図8はカシメピン18の端部を潰すためのラジアルカシメ機であり、ラジアルカシメ機はポンチ20を備えている。このポンチ20はカシメピン18の端部を押圧するものであり、菊の花びら状の軌跡(二点鎖線参照)で動作する。このポンチ20は「カシメピン18の外周から中心への下から上への径方向の動き」と「カシメピン18の中心から外周への上から下への径方向の動き」と「接線方向の動き」を繰返すものであり、3つの動きを繰返すことに応じてカシメピン18の中心から外周に向かってカシメ頭部19を段階的に成形する。
次の(1)〜(6)は固定子鉄心1の製造方法である。
1)電磁鋼板8からカシメ部9と開口部13とカシメ孔17を有する打抜板7を打抜く。
2)打抜板7を積層および接合することでブロック鉄心6を製造する。
3)3つのブロック鉄心6を取付片相当部14が120°だけ円周方向へずれた状態で積層する。
4)3つのブロック鉄心6を積層状態で加圧する。
5)カシメピン18をカシメ孔17内に挿入する(図9参照)。
6)カシメピン18の両端部を潰す(図9参照)。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
3つのブロック鉄心6に積層状態でカシメピン18を挿入し、カシメピン18の両端部を潰すことで3つのブロック鉄心6間を接合したので、残留応力による溶接割れ、含有シリコンによる溶接不良、溶融による鉄損が生じることが防止される。
カシメピン18をカシメ部9の自由端の側にカシメ部9に隣接して挿入した。このため、カシメ部9の自由端がカシメピン18のカシメ頭部19間に嵌合されるので、カシメ部9が残留応力で弾性復帰することが防止される。従って、軸方向に隣接する打抜板7間に隙間が生じることが防止されるので、三相同期モータの磁気的な性能が向上する。
打抜板7に開口部13に繋がるカシメ孔17を形成し、カシメピン18をカシメ孔17内に挿入した。従って、固定子鉄心1の傷の数が少なくなるので、この点からも三相同期モータの磁気的な性能が向上する。
3つのブロック鉄心6を円周方向へ位置をずらして積層したので、固定子鉄心1の積層偏差が抑えられる。しかも、3つのブロック鉄心6を積層状態で軸方向へ加圧したので、この点からも固定子鉄心1の積層偏差が抑えられる
カシメピン18の両端部をラジアルカシメ機で潰した。従って、カシメピン18の両端部を潰すときにカシメピン18に大きな外力が一度に作用することが防止されるので、カシメピン18が両端部を潰すときの外力で変形することが防止される。
固定子鉄心1には、図10に示すように、両端面のそれぞれに位置して押え板21が添えられている。これら両押え板21のそれぞれは電磁鋼板からなるものであり、打抜板7に比べて厚さ寸法が大きく設定されている。これら両押え板21のそれぞれは円環状をなすものであり、固定子鉄心1のヨーク2を軸方向から覆っている。
両押え板21のそれぞれには、図10に示すように、6つの貫通孔22が形成されている。これら貫通孔22のそれぞれはカシメ孔17に軸方向から重なるものであり、カシメピン18は一方の押え板21の6つの貫通孔22内のそれぞれから固定子鉄心1のカシメ孔17内を通して他方の押え板21の貫通孔22内に挿入される。これら6つのカシメピン18のそれぞれは両端部がラジアルカシメ機によって潰されるものであり、両押え板21は6つのカシメピン18によって3つのブロック鉄心6と共にカシメ付けされる。下記[11]〜[13]は両押え板21のカシメ付け手順である。
[11]3つのブロック鉄心6を積層状態で加圧した後に3つのブロック鉄心6の両端面のそれぞれに押え板21を重ねる(図11のa参照)
[12]一方の押え板21の6つの貫通孔22内のそれぞれからカシメ孔17内を通して他方の押え板21の貫通孔22内にカシメピン18を挿入する(図11のb参照)。
[13]6つのカシメピン18のそれぞれの両端部を押え板21に比べて軸方向へ突出する部分で潰す(図11のc参照)。
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
3つのブロック鉄心6の両端面のそれぞれに打抜板7に比べて厚さ寸法が大きな押え板21を添え、カシメピン18の両端部のそれぞれを押え板21に比べて軸方向へ突出する部分で潰したので、カシメピン18を潰すときにラジアルカシメ機からの外力で打抜板7が変形することを防止できる。しかも、押え板21として磁性板を用いたので、押え板21が磁路を妨げることを防止できる。
固定子鉄心1には、図12に示すように、両端面のそれぞれに位置して押え板31が添えられている。これら両押え板31のそれぞれは電磁鋼板からなるものであり、打抜板7に比べて厚さ寸法が大きく設定されている。これら両押え板31のそれぞれは円環状のヨーク板部32を有するものであり、両押え板31のそれぞれのヨーク板部32は固定子鉄心1のヨーク2を軸方向から覆っている。
両押え板31のそれぞれは、図12に示すように、ヨーク板部32の内周面から突出する複数のティース板部33を有しており、両押え板31のそれぞれの複数のティース板部33は固定子鉄心1のティース3を軸方向から覆っている。これら両押え板31のそれぞれはヨーク板部32の外周面から突出する複数の取付板部34を有しており、両押え板31のそれぞれの複数の取付板部34は固定子鉄心1の取付片4を軸方向から覆っている。これら両押え板31のそれぞれの複数の取付板部34は貫通孔35を有しており、ボルトは一方の押え板31の複数の貫通孔35内のそれぞれから取付片4の貫通孔5内を通して他方の押え板31の貫通孔35内に挿入される。
両押え板31のそれぞれには、図12に示すように、6つの貫通孔36が形成されている。これら貫通孔36のそれぞれはカシメ孔17に軸方向から重なるものであり、カシメピン18は一方の押え板31の6つの貫通孔36内のそれぞれから固定子鉄心1のカシメ孔17内を通して他方の押え板31の貫通孔36内に挿入される。これら6つのカシメピン18のそれぞれは両端部がラジアルカシメ機によって潰されるものであり、両押え板31は6つのカシメピン18によって3つのブロック鉄心6と共にカシメ付けされる。下記[21]〜[23]は両押え板31のカシメ付け手順である。
[21]3つのブロック鉄心6を積層状態で加圧した後に3つのブロック鉄心6の両端面のそれぞれに押え板31を重ねる(図13のa参照)
[22]一方の押え板31の6つの貫通孔36内のそれぞれからカシメ孔17内を通して他方の押え板31の貫通孔36内にカシメピン18を挿入する(図13のb参照)。
[23]6つのカシメピン18の両端部のそれぞれを押え板31に比べて軸方向へ突出する部分で潰す(図13のc参照)。
上記実施例1〜3においては、カシメピン18としてステンレス等の金属ピンまたは樹脂ピンを用いても良い。
上記実施例1〜3においては、本発明を回転子鉄心に適用しても良い。
上記実施例1〜3においては、2または4以上のブロック鉄心6を積層することで固定子鉄心1を構成しても良い。
上記実施例1〜3においては、電磁鋼板8にカシメ部9を成形する前の加工ステージでカシメ孔17を成形しても良い。
上記実施例1〜3においては、打抜板7のカシメ部9を2以上の下段の開口部13内に嵌合しても良く、要は当該打抜板7とは別の打抜板7の開口部13内に嵌合すれば良い。
以上、本発明の実施例を説明したが、この実施例は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施例やその変形は発明の範囲や要旨に含まれると共に特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1は固定子鉄心(積層鉄心)、6はブロック鉄心、7は打抜板(鋼板)、9はカシメ部、13は開口部、17はカシメ孔(貫通孔)、18はカシメピン(ピン)、21は押え板、31は押え板である。

Claims (4)

  1. 複数枚の鋼板を積層および接合してなる2以上のブロック鉄心と、
    前記2以上のブロック鉄心に挿入されたピンを備え、
    前記2以上のブロック鉄心間は、前記ピンの両端部を潰すことで形成されたカシメ頭により接合されており、
    前記複数の鋼板のそれぞれには、前記鋼板の一部を切起してなる片持ち状のカシメ部、及び当該カシメ部の切起し跡である開口部が設けられ、
    前記複数の鋼板間は、前記鋼板のカシメ部を当該鋼板とは別の鋼板の開口部内に嵌合することで接合され、
    前記カシメ部は、傾斜部、平端部、及びカシメ部の自由端側に配置され前記平坦部から上へ傾斜する折返し部を備え、
    前記ピンは、前記カシメ部の自由端の側に前記カシメ部に隣接して挿入されることにより、前記カシメ部の自由端が前記ピンの前記カシメ頭部間に嵌合されていることを特徴とする積層鉄心。
  2. 前記複数の鋼板のそれぞれには、前記鋼板の一部を切起してなる片持ち状のカシメ部および当該カシメ部の切起し跡である開口部が設けられ、
    前記複数の鋼板間は、前記鋼板のカシメ部を当該鋼板とは別の鋼板の開口部内に嵌合することで接合され、
    前記複数の鋼板のそれぞれには、前記開口部に通じるものであって前記ピンが挿入される貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の積層鉄心。
  3. 前記2以上のブロック鉄心の軸方向の両端面のそれぞれに設けられたものであって、前記鋼板に比べて厚さ寸法が大きな磁性板からなる押え板を備え、
    前記ピンは、前記両押え板の一方と前記2以上のブロック鉄心と前記両押え板の他方に挿入され、
    前記ピンは、前記両押え板のそれぞれに比べて軸方向へ突出する部分で潰されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の積層鉄心。
  4. 複数枚の鋼板を積層および接合してなる2以上のブロック鉄心を積層し、
    前記2以上のブロック鉄心にピンを挿入し、
    前記ピンの両端部を潰すことで形成されたカシメ頭により前記2以上のブロック鉄心間を接合することを特徴とする積層鉄心の製造方法において、
    前記複数の鋼板のそれぞれには、前記鋼板の一部を切起してなる片持ち状のカシメ部および当該カシメ部の切起し跡である開口部が設けられ、
    前記複数の鋼板間は、前記鋼板のカシメ部を当該鋼板とは別の鋼板の開口部内に嵌合することで接合され、
    前記カシメ部は、傾斜部、平端部、及びカシメ部の自由端側に配置され前記平坦部から上へ傾斜する折返し部を備え、
    前記ピンは、前記カシメ部の自由端の側に前記カシメ部に隣接して挿入されることにより、前記カシメ部の自由端が前記ピンの前記カシメ頭部間に嵌合されていることを特徴とする積層鉄心の製造方法
JP2016017996A 2015-02-03 2016-02-02 積層鉄心および積層鉄心の製造方法 Active JP6655409B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015019417 2015-02-03
JP2015019417 2015-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016146739A JP2016146739A (ja) 2016-08-12
JP6655409B2 true JP6655409B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=56685686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016017996A Active JP6655409B2 (ja) 2015-02-03 2016-02-02 積層鉄心および積層鉄心の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6655409B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7078425B2 (ja) 2018-03-07 2022-05-31 株式会社三井ハイテック 積層鉄心の製造方法
JP2022048726A (ja) * 2020-09-15 2022-03-28 株式会社三井ハイテック 回転電機のコア部
CN112436703B (zh) * 2020-12-28 2022-07-01 齐鲁工业大学 双转子滚筒电机
DE102022203315A1 (de) 2022-04-04 2023-10-05 Valeo Eautomotive Germany Gmbh Rotorblechpaket mit laschenförmigen Fortsätzen

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016146739A (ja) 2016-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4819864B2 (ja) ステータを製作するための方法ならびに該方法により製作されたステータ
JP6683428B2 (ja) 積層鉄心用加工体の製造方法及び積層鉄心の製造方法
JP6655409B2 (ja) 積層鉄心および積層鉄心の製造方法
JP4886375B2 (ja) 積層鉄心製造方法
JP6649676B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
WO2015111096A1 (ja) 積層鉄心製造装置および積層鉄心の製造方法
JP2013135543A (ja) 積層鉄心
JP6834899B2 (ja) 回転電機コアの製造方法
CN111033979B (zh) 定子铁芯制造方法和装置、马达以及层叠部件的制造方法
JP6630123B2 (ja) 積層鉄心及びその製造方法
CN211456822U (zh) 电动机的定子芯和电动机
US20230208215A1 (en) Rotating electrical machine
JP6600166B2 (ja) 順送プレス加工方法
TW201728052A (zh) 鐵芯片、分割積層鐵芯及定子,以及分割積層鐵芯之製造方法
JP5697640B2 (ja) 積層鉄心の製造方法および積層鉄心製造装置
JP5536493B2 (ja) 積層鉄心の製造方法および製造装置
CN108141116B (zh) 层叠铁芯的制造方法
JP2013153575A (ja) 回転電機の積層鉄心及びその製造方法並びに回転電機の電機子
JP2016116395A (ja) 回転電機の積層鉄心及びその製造方法
WO2023182257A1 (ja) 固定子コアの製造方法、固定子コア及びモータ
CN109952692B (zh) 层叠铁芯
US20220166295A1 (en) Stator core plate manufacturing method, stator core plate, stator core, and mold
JP2011109813A (ja) ステータコア
JP4245128B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
CN118120128A (zh) 定子铁芯以及制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6655409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250