JP6654382B2 - 電子キーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車両と電子キー及び電子キーと携帯機器とがそれぞれ相互通信することにより車両に備えられている機能を操作する電子キーシステムに関する。
近年、車両と電子キー(以下、「携帯機」と呼ぶ。)との無線通信を用いたID(認証)照合結果に基づいて、車両ドアのロック、アンロックや車両エンジンの始動を行う電子キーシステムが普及している。例えば、ユーザーが、直接、車両キーを用いて操作することなく、携帯機を有するユーザーが、タッチセンサが配設された車両ドアに接触することで、車両ドアのロック、アンロックを行うことができる。
この電子キーシステムでは、ユーザーが車両ドアに接触したタイミングにて、あるいは周期的に、車両から携帯機に対してIDコードの返信を要求するLF帯域の信号(以下、「LF信号」と呼ぶ。)を送信し、携帯機から車両に対してIDコードを返信するRF帯域の信号(以下、「RF信号」と呼ぶ。)を送信する。そして、車両では、携帯機から送信されたIDコードと車両側に記憶されたマスターIDコードを照合し、照合がとれた場合には、車両ドアのロック、アンロックが行われる。
尚、エンジンの始動の操作の際にも同様に、車両と携帯機間にてLF信号、RF信号の送受信が行われ、車両にてIDコードの照合作業が行われる。
特開2007−153190号
上述した従来の電子キーシステムでは、携帯機は、車両側から送信されたLF信号を受信すると自動的にIDコードをRF信号として車両側へと返信するため、この電子キーシステムが車両盗難に悪用されるという懸念が発生している。
具体的には、ユーザーが車両から離れた場所におり、ユーザーの所有する携帯機が車両からのLF信号を受信出来ない場合でも、第3者が車両とユーザーの携帯機との間に位置し、電波中継器を用いて車両からのLF信号を携帯機まで中継することで、携帯機はLF信号を受信し、自動的にIDコードをRF信号として車両側へと返信してしまう。そして、携帯機から送信されたRF信号を第3者が電波中継器を用いて車両まで中継することで、車両がRF信号を受信し車両にてIDコードの照合作業が行われる。
その結果、携帯機を有するユーザーの意思に反して、車両ドアがアンロックされ、車両のエンジンの始動も可能となり、上記車両盗難の懸念が大きくなっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザーの所有するスマートフォン等の携帯機器を用いて、携帯機における電子キーシステムの機能オン状態または機能オフ状態を切り替えることで、ユーザーの意図に応じて携帯機からIDコードをRF信号として車両側へと送信することで、電波中継器を用いた車両盗難を防止する電子キーシステムを提供することにある。
本発明の電子キーシステムは、互いに無線通信が可能である車両と携帯機との間にて認証コードの照合を行い、前記認証コードの照合成立により前記車両に備えられた機能を操作すると共に、前記携帯機と互いに無線通信が可能な携帯機器により前記携帯機の制御状態を切り替え可能な電子キーシステムにおいて、前記携帯機には、少なくとも前記携帯機の有する前記認証コードを含む認証コード信号を前記車両へ送信する第1の送信手段と、前記携帯機器から送信される前記第1の送信手段の機能切替要求信号を受信する第1の受信手段と、前記第1の送信手段による前記認証コード信号の前記車両への送信許可または送信不許可を制御する送信制御部と、前記車両から前記携帯機の有する前記認証コード信号の送信を要求する認証コード要求信号を受信する第2の受信手段と、前記第1の送信手段の機能切替確認信号を前記携帯機器へ送信する第2の送信手段と、を備え、前記携帯機器には、前記携帯機からの前記機能切替確認信号を受信する受信手段と、前記機能切替確認信号の受信を報知する報知手段と、を備え、前記第1の送信手段による前記認証コード信号の前記送信許可の制御状態または前記送信不許可の制御状態は、使用者が前記携帯機器を操作し、前記第1の受信手段が前記機能切替要求信号を受信することで、前記機能切替要求信号に基づき前記送信制御部により切り替えられ、前記携帯機では、前記第1の送信手段が前記送信不許可の制御状態であるときは、前記第2の受信手段が前記認証コード要求信号を受信しても前記車両へ前記認証コード信号を送信せず、前記携帯機器では、前記第1の送信手段が前記送信不許可の制御状態であり、前記第2の受信手段が前記認証コード要求信号を受信したときは、前記第2の送信手段により前記機能切替確認信号を前記携帯機器へ送信し、前記携帯機器の前記受信手段が前記機能切替確認信号を受信すると前記報知手段により前記使用者へ報知することを特徴とする。
また、本発明の電子キーシステムは、前記携帯機器には、少なくとも前記機能切替要求信号または前記機能切替確認信号に基づく情報を表示する表示手段を更に備え、前記携帯機器の受信手段が前記機能切替確認信号を受信すると前記報知手段による報知とともに、前記表示手段により前記機能切替確認信号に基づく情報を表示することを特徴とする。
また、本発明の電子キーシステムは、前記車両に備えられた車両ドアのロック機能を操作するときには、前記携帯機器からの前記機能切替要求信号は、必ず前記送信制御部が前記第1の送信手段を前記送信不許可の制御状態に切り替える信号であることを特徴とする。
また、本発明の電子キーシステムは、互いに無線通信が可能である車両と携帯機との間にて認証コードの照合を行い、前記認証コードの照合成立により前記車両に備えられた機能を操作すると共に、前記携帯機と互いに無線通信が可能な携帯機器により前記携帯機の制御状態を切り替え可能な電子キーシステムにおいて、前記携帯機には、少なくとも前記携帯機の有する前記認証コードを含む認証コード信号を前記車両へ送信する第1の送信手段と、前記携帯機器から送信される前記第1の送信手段の機能切替要求信号を受信する第1の受信手段と、前記第1の送信手段による前記認証コード信号の前記車両への送信許可または送信不許可を制御する送信制御部と、前記車両に備えられた車両ドアのロック機能を操作する操作手段と、を備え、前記第1の送信手段による前記認証コード信号の前記送信許可の制御状態または前記送信不許可の制御状態は、使用者が前記携帯機器を操作し、前記第1の受信手段が前記機能切替要求信号を受信することで、前記機能切替要求信号に基づき前記送信制御部により切り替えられ、前記使用者が前記操作手段を操作したときには、前記第1の送信手段が前記送信不許可制御状態においても、前記第1の送信手段は必ず前記認証コード信号を前記車両へ送信することを特徴とする。
本発明の電子キーシステムでは、主に、車両と、車両と無線通信が可能な携帯機と、携帯機と無線通信が可能な携帯機器とから構成され、ユーザーは、携帯機器を操作することで、携帯機の電子キーシステムの機能オン状態または機能オフ状態を操作することができる。この電子キーシステムにより、ユーザーは、通常、身近の取り出し易い場所に所持している携帯機器を利用して、携帯機の電子キーシステムの機能オン状態または機能オフ状態を切り替えられるので、ユーザーの利便性が向上される。
また、本発明の電子キーシステムでは、携帯機における電子キーシステムの機能オフ状態では、携帯機が車両側から認証コード要求信号を受信しても、自動的に認証コード信号を送信しないので、電波中継器を利用した車両盗難を防止することができる。
また、本発明の電子キーシステムでは、例えば、携帯機を有するユーザーが車両から遠く離れた場所にいる際に、携帯機が車両側から認証コード要求信号を受信する場合には、電波中継器を利用した車両盗難の可能性もあり、ユーザーに対して注意喚起を行うことができる。
また、本発明の電子キーシステムでは、携帯機における電子キーシステムの機能オフ状態であり、携帯機が車両側から認証コード要求信号を受信した場合には、携帯機器に電子キーシステムの機能オン状態に切り替えるか、否かが表示され、ユーザーは携帯機器の簡易な操作により、電子キーシステムの機能状態の切り替え操作や維持操作を行うことが出来る。
また、本発明の電子キーシステムでは、車両ドアのロック操作の場合には、車両におけるロック操作後に携帯機の電子キーシステムを機能オフ状態とすることで、確実に電波中継器を利用した車両盗難を防止することができる。
また、本発明の電子キーシステムでは、携帯機の操作ボタンを介して車両ドアのロック操作を行う場合には、携帯機における電子キーシステムの機能オフ状態であっても必ず認証コード信号を送信することで、ユーザーが車両から離れるが、確実に車両ドアをロック状態とすることで、車両盗難を防止することができる。
本発明の一実施形態の電子キーシステムの概略構成を説明する図である。 本発明の一実施形態の電子キーシステムの概略構成を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態の電子キーシステムにおける車両ドアのアンロック要求時における処理ルーチンを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態の電子キーシステムにおける車両ドアのロック要求時における処理ルーチンを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態の電子キーシステムにおける車両ドアのロック要求時における処理ルーチンを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態の電子キーシステムにおける携帯機のロックボタン操作時における携帯機内での電子キーシステムの機能オン状態、機能オフ状態を切り替える処理ルーチンを説明するフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る電子キーシステムを図面に基づき詳細に説明する。
図1は、電子キーシステムの概略構成を説明する図である。図2は、電子キーシステムの概略構成を説明するブロック図である。
図1に示す如く、本実施形態の電子キーシステム1は、主に、車両2と、車両2と相互通信が可能な電子キー3(以下、「携帯機3」と呼ぶ。)と、携帯機3と相互通信が可能なスマートフォン等の携帯機器4とにより構成されている。
そして、上記相互通信として無線通信が用いられ、例えば、車両2側から携帯機3側へはLF(Low Frequency)帯域の信号(以下、「LF信号」と呼ぶ。)が送信され、携帯機3側から車両2側へはRF帯域の信号(以下、「RF信号」と呼ぶ。)が送信される。
また、携帯機3と携帯機器4との間の無線通信では、例えば、携帯機器4に備えられているNFC(Near Field Communication)通信が用いられる。尚、無線通信としては上記列挙したものに限定されるものではない。
電子キーシステム1は、車両2の正規ユーザー(以下、「ユーザー」と呼ぶ。)が、直接、車両キーを用いて操作することなく、車両2と携帯機3との上記無線通信を用いたID(認証)照合結果に基づいて、車両2に備えられている機能を操作するシステムである。そして、車両2に備えられている機能の1例として、車両ドアのロック、アンロックや車両エンジンの始動がある。
更に、詳細は後述するが、電子キーシステム1では、ユーザーが携帯機器4を用いて、携帯機3における電子キーシステム1の機能オン状態または機能オフ状態を自らの意思にて設定することが出来る。ユーザーが、携帯機3の電子キーシステム1を機能オフ状態に設定した場合には、携帯機3が、車両2からIDコードを要求するLF信号(以下、「ID要求信号(LF信号)」と呼ぶ。)を受信した場合でも自動的に携帯機3の有する固有のIDコードを含むRF信号(以下、「ID信号(RF信号)」と呼ぶ。)を返信することはない。
つまり、携帯機器4は、通常、ユーザーの取り出し易い位置に携帯されており、その携帯機器4を利用することでユーザーの利便性を高め、第3者による電波中継器を用いた車両盗難を防止することが可能となる。
図2に示す如く、車両2には、各種制御を行う制御部10と、携帯機3との間にて無線通信を行うための送受信機能を持つ通信部11と、記憶部12と、を有する電子制御ユニット28と、ドアロックアクチュエータ13と、エンジン・電源関連アクチュエータ14と、ロックセンサ15と、アンロックセンサ16と、エンジンスイッチ17とを少なくとも備えている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有したコンピュータにより構成され、車両制御のための各種処理を実行する。そして、制御部10は、車両ドアに配設されたロックセンサ15やアンロックセンサ16からの入力情報に基づいてドアロックアクチュエータ13を制御し、車両ドアのロック、アンロックを実行する。また、制御部10は、運転席近傍に配設されたエンジンスイッチ17からの入力情報に基づいてエンジン・電源関連アクチュエータ14を制御し、車両エンジンの開始、停止を実行する。
通信部11は、LF発信部と、RF受信部とを備えている。LF発信部は、例えば、ロックセンサ15からの入力情報に基づいて、携帯機3に対してID要求信号(LF信号)を送信する。一方、RF受信部は、携帯機3側から発信されるID信号(RF信号)を受信する。
記憶部12は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−only Memory)等の不揮発性メモリにて構成され、車両2の制御に必要な各種データが記憶される。特に、記憶部12には、電子キーシステム1を実現する上で用いられる車両側認証用IDコードが記憶され、車両側認証用IDコードは、携帯機3側に記憶されるIDコードと同一情報とされている。
ドアロックアクチュエータ13は、車両ドアのロックやアンロックを行うためのアクチュエータであり、例えば、車両ドアのロック機構及びアンロック機構を駆動するためのモータ等を備えている。
エンジン・電源関連アクチュエータ14は、エンジンに係る各種アクチュエータから構成され、例えば、スロットル弁を駆動するスロットルアクチュエータや燃料噴射を行うインジェクタやエンジン始動に用いられるセルモータ等を備えている。
ロックセンサ15及びアンロックセンサ16は、例えば、車両ドアの車外側のドアハンドルに配設されたタッチセンサ等を備えている。そして、ロックセンサ15は、ユーザーがドアハンドル上面の所定箇所に接触する動作をセンシングし、アンロックセンサ16は、ユーザーがドアハンドルを把持する動作をセンシングする。
エンジンスイッチ17は、ユーザーが車両エンジンを始動する際や、車両エンジンを停止する際に押下するスイッチである。
また、携帯機3は、上述したようにユーザーが携帯可能な電子キーであり、各種制御を行う制御部18と、車両2や携帯機器4との間にて無線通信を行うための送受信機能を持つ通信部19と、記憶部20と、車両ドアのロック、アンロックを操作するボタン21とを少なくとも備えている。
制御部18及び記憶部20は、例えば、IC(Integrated Circuit)チップにより構成され、記憶部20には、携帯機3自体を識別する固有のIDコードが記憶されている。また、記憶部20には、電子キーシステム1が機能オン状態であるか、機能オフ状態であるかが記憶されている。
制御部18は、通信部19、記憶部20を制御し、車両2側からID要求信号(LF信号)を受信し、電子キーシステム1が機能オン状態の場合には、自動的にID信号(RF信号)を車両2側へと送信する。
通信部19は、車両2との無線通信を行うためのLF発信部及びRF受信部と、携帯機器4と近距離無線通信を行うための、例えば、NFC通信部とを備えている。そして、ユーザーが携帯機器4を操作し、電子キーシステム1が機能オフ状態となる信号(以下、「機能オフ要求信号(NFC信号)」と呼ぶ。)を携帯機器4側から携帯機3側へと送信すると、携帯機3側から車両2側へとID信号(RF信号)を送信する機能が停止する。
つまり、携帯機3における電子キーシステム1が機能オフ状態となっている場合には、携帯機3は車両2からのID要求信号(LF信号)を受信するが、携帯機3側から車両2側へとID信号(RF信号)を返信することはない。
ボタン21は、車両ドアのロックやアンロックの遠隔操作を行うためのロックボタンやアンロックボタンを少なくとも備えている。
また、携帯機器4は、例えば、ユーザーが所有するスマートフォンであり、各種制御を行う制御部22と、携帯機3との間にて近距離無線通信を行うための、例えば、NFC通信部23と、携帯機器4を操作するボタン24と、各種動作に応じた文字等を表示する表示部25と、音声を集音するマイク26と、音声を出力するスピーカ27とを少なくとも備えている。
詳細は後述するが、携帯機器4は、携帯機3側から電子キーシステム1を機能オン状態にするかを確認する信号(以下、「機能オン確認信号(NFC信号)」と呼ぶ。)を受信すると、スピーカ27から所定の音声を出力し、表示部25に電子キーシステム1の切替操作画面を表示する。尚、ユーザーへの報知方法は、スピーカ27から所定の音声を出力する方法に限定するものではなく、振動等による報知方法でも良い。
LF信号は、通常、車両2からの離間距離が1m程度以内の場合には受信可能であるが、携帯機3を所有するユーザーが車両2から遠く離れた場所にてLF信号を受信した場合には、第3者による電波中継器を用いた車両盗難の可能性が高く、ユーザーへの注意を喚起し、引き続き、ユーザーは、携帯機器4の簡易な操作により電子キーシステム1の機能オフ状態を維持することが出来る。
尚、携帯機器4としては、上記したスマートフォンに限定するものではなく、無線通信機能を有する機器であれば良く、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等も用いることが出来る。
次に、図3を用いて、ユーザーによる車両ドアのアンロック要求時における電子キーシステムの処理ルーチンを説明する。尚、図3のフローチャートの説明の際には、適宜、図1及び図2の説明を参照するものとする。
先ず、車両2では、例えば、ユーザーが、停止中の車両2の運転席側の車両ドアのドアハンドルを把持し、アンロック操作を行うと(ステップS10のYES)、アンロックセンサ16が検知し、制御部10が通信部11を制御し、ID要求信号(LF信号)を携帯機3側へと送信する(ステップS11)。尚、ユーザーが、車両ドアのアンロック操作を行わない場合には(ステップS10のNO)、ユーザーのアンロック操作に連動するID要求信号(LF信号)の送信は実行されない。
次に、携帯機3では、ID要求信号(LF信号)を受信すると(ステップS20)、制御部18が記憶部20を制御し、電子キーシステム1が機能オフ状態であるかを判別し、電子キーシステム1が機能オフ状態の場合には(ステップS21のYES)、制御部18は通信部19のNFC通信部を制御し、電子キーシステム1を機能オン状態にするかを確認する信号(以下、「機能オン確認信号(NFC信号)」と呼ぶ。)を携帯機器4側へと送信する(ステップS22)。
次に、携帯機器4では、機能オン確認信号(NFC信号)を受信すると(ステップS30)、制御部22はスピーカ27を制御し、スピーカ27から所定の音声を出力し、ユーザーに機能オン確認信号(NFC信号)を受信したことを報知する(ステップS31)。その後、制御部22は表示部25を制御し、表示部25に電子キーシステム1の切替操作画面を表示する(ステップS32)。
そして、ユーザーが、携帯機器4の表示部25を確認し、ボタン24を操作し電子キーシステム1の機能オン状態となる「はい」を選択すると(ステップS33のYES)、制御部22は表示部25を制御し、表示部25の電子キーシステム1の切替操作画面を終了する(ステップS34)。その後、制御部22はNFC通信部23を制御し、電子キーシステム1を機能オン状態に変更する機能オン要求信号(NFC信号)を携帯機3側へと送信する(ステップS35)。
一方、ユーザーが、携帯機器4の表示部25を確認し、電子キーシステム1の機能オン状態となる「はい」を選択せず(ステップS33のNO)、電子キーシステム1の機能オフ状態を維持する「いいえ」を選択せず(ステップS36のNO)、操作画面の表示後、所定時間経過した場合(ステップS37のYES)、制御部22は表示部25を制御し、表示部25の電子キーシステム1の切替操作画面を終了する(ステップS38)。
尚、操作画面の表示後、所定時間内は(ステップS37のNO)、表示部25に電子キーシステム1の切替操作画面を表示した状態が継続する。また、電子キーシステム1の機能オフ状態を維持する「いいえ」を選択すると(ステップS36のYES)、制御部22は表示部25を制御し、直ぐに表示部25の電子キーシステム1の切替操作画面を終了する(ステップS38)。
次に、携帯機3では、機能オン確認信号(NFC信号)を携帯機器4側へと送信し(ステップS22)、その後、機能オン要求信号(NFC信号)を受信すると(ステップS23のYES)、制御部18が記憶部20を制御し、電子キーシステム1を機能オン状態へと切替を実行し、機能オン状態であることを記憶する(ステップS24)。そして、制御部18が通信部19のRF発信部及び記憶部20を制御し、ID信号(RF信号)を車両2側へと送信する(ステップS25)。
尚、電子キーシステム1が機能オン状態の場合には(ステップS21のNO)、制御部18が通信部19のRF発信部及び記憶部20を制御し、自動的にID信号(RF信号)を車両2側へと送信する(ステップS25)。
一方、機能オン確認信号(NFC信号)を携帯機器4側へと送信し(ステップS22)、その後、機能オン要求信号(NFC信号)を受信せず(ステップS23のNO)、所定時間経過した場合(ステップS26のYES)、ID信号(RF信号)が車両2側へと送信されることはない。
尚、機能オン確認信号(NFC信号)を携帯機器4側へと送信した後(ステップS22)所定時間内は(ステップS26のNO)、携帯機器4側からの機能オン要求信号(NFC信号)の受信を待つ。
次に、車両2では、ID要求信号(LF信号)を携帯機3側へと送信し(ステップS11)、その後、携帯機3側からID信号(RF信号)を受信すると(ステップS12のYES)、制御部10は記憶部12を制御し、車両2の有する車両側認証用IDコードと、受信したIDコードとの照合作業を実行し、両IDコードが一致した場合には(ステップS13のYES)、制御部10はドアロックアクチュエータ13を制御し、車両ドアをアンロック状態とする(ステップS14)。
一方、上記ID要求信号(LF信号)を携帯機3側へと送信し(ステップS11)、その後、携帯機3側からID信号(RF信号)を受信しない場合(ステップS12のNO)や両IDコードが不一致の場合には(ステップS13のNO)、再び、ユーザーは車両ドアのアンロック操作から行うこととなる。
尚、図3では、車両ドアのアンロック要求時における電子キーシステム1の処理ルーチンを説明したが、車両エンジンの始動要求時における電子キーシステム1の処理ルーチンも、上記ステップS10及びステップS14以外は、同じ処理ルーチンとなる。例えば、車両エンジンの始動要求時には、ユーザーが、車両2のブレーキペダルを踏み込んだ状態にてエンジンスイッチ17を押下する操作を行うことで、ID要求信号(LF信号)を携帯機3側へと送信する上記ステップS11以降の処理ルーチンとなる。また、ID照合作業により両IDコードが一致した場合には(ステップS13のYES)、制御部10はエンジン・電源関連アクチュエータ14を制御し、車両エンジンを始動する。同じ処理ルーチンの説明は、上記説明を参照し、ここではその説明を割愛する。
次に、図4を用いて、ユーザーによる車両ドアのロック要求時における電子キーシステムの処理ルーチンを説明する。尚、図4のフローチャートの説明の際には、適宜、図1〜図3の説明を参照するものとする。
以下の説明において、図4の点線Bにて囲む領域の処理ルーチンは、上述した図3の点線Aにて囲む領域の処理ルーチンと同じである。そして、車両ドアのロック動作は、車両を盗難から防止するためのセキュリティ向上のための動作であり、上記電子キーシステム1の機能オフ状態においても強制的に車両ドアのロック動作が実行される方が良い。その為、以下の図4の説明では、携帯機3が、ID要求信号(LF信号)を受信すると(ステップS50)、点線Bにて囲む領域の処理ルーチンは実行されずに、自動的にID信号(RF信号)を車両2側へと送信する(ステップS55)場合について説明する。
しかしながら、本実施形態は、電子キーシステム1の機能オフ状態においても強制的にID信号(RF信号)を車両2側へと送信し、車両ドアのロック動作が実行される場合に限定されるものではなく、図4のフローチャートに示すように、点線Bにて囲む領域の処理ルーチンが実行される場合でも良い。尚、図4の点線Bにて囲む領域の処理ルーチンの説明は、上述した図3の点線Aにて囲む領域の処理ルーチンの説明を参照し、ここではその説明を割愛する。図4のステップS51〜ステップS54、ステップS56は、それぞれ図3のステップS21〜ステップS24、ステップS26に対応し、図4のステップS70〜ステップS78は、それぞれ図3のステップS30〜ステップS38に対応する。
先ず、車両2では、例えば、ユーザーが、下車後の車両2の運転席側の車両ドアのドアハンドル上面の所定箇所に触れ、ロック操作を行うと(ステップS40のYES)、車両2のロックセンサ15が検知し、制御部10が通信部11を制御し、ID要求信号(LF信号)を携帯機3側へと送信する(ステップS41)。尚、ユーザーが、車両ドアのロック操作を行わない場合には(ステップS40のNO)、ユーザーのロック操作に連動するID要求信号(LF信号)の送信は実行されない。
次に、携帯機3では、ID要求信号(LF信号)を受信すると(ステップS50)、制御部18が通信部19のRF発信部及び記憶部20を制御し、自動的にID信号(RF信号)を車両2側へと送信する(ステップS55)。
次に、車両2では、ID要求信号(LF信号)を携帯機3側へと送信し(ステップS41)、その後、携帯機3側からID信号(RF信号)を受信すると(ステップS42のYES)、制御部10は記憶部12を制御し、車両2の有する車両側認証用IDコードと、受信したIDコードとの照合作業を実行し、両IDコードが一致した場合には(ステップS43のYES)、制御部10はドアロックアクチュエータ13を制御し、車両ドアをロック状態とする(ステップS44)。
一方、ID要求信号(LF信号)を携帯機3側へと送信し(ステップS41)、その後、携帯機3側からID信号(RF信号)を受信しない場合(ステップS42のNO)やID照合作業により両IDコードが不一致の場合には(ステップS43のNO)、再び、ユーザーは車両ドアのロック操作から行うこととなる。
次に、図5を用いて、ユーザーによる車両ドアのロック要求時における電子キーシステムの処理ルーチンを説明する。尚、図5のフローチャートの説明の際には、適宜、図1〜図4の説明を参照するものとする。
図5に示す車両ドアのロック動作は、図4にて説明したフローチャートのステップS44における車両ドアのロック動作後に、引き続き行われる場合でも良く、車両ドアのロック後に、確実に、携帯機3の電子キーシステム1をオフ状態とすることで、上述した車両盗難を防止することが可能となる。
先ず、車両2では、車両ドアをロック状態とした後(ステップS44)、制御部10が通信部11を制御し、電子キーシステム1が機能オフ状態であるかを確認する機能オフ確認信号(LF信号)を携帯機3側へと送信する(ステップS45)。
次に、携帯機3では、機能オフ確認信号(LF信号)を受信すると(ステップS57)、制御部18が記憶部20を制御し、電子キーシステム1が機能オフ状態であるかを判別し、電子キーシステム1が機能オン状態の場合には(ステップS58のNO)、制御部18は通信部19のNFC通信部を制御し、電子キーシステム1を機能オフ状態にするかを確認する信号(以下、「機能オフ確認信号(NFC信号)」と呼ぶ。)を携帯機器4側へと送信する(ステップS59)。
尚、電子キーシステム1が機能オフ状態の場合には(ステップS58のYES)、制御部18が記憶部20を制御し、電子キーシステム1の機能オフ状態を維持する。
次に、携帯機器4では、機能オフ確認信号(NFC信号)を受信すると(ステップS77)、制御部22はスピーカ27を制御し、スピーカ27から所定の音声を出力し、ユーザーに機能オフ確認信号(NFC信号)を受信したことを報知する(ステップS78)。その後、制御部22は表示部25を制御し、表示部25に電子キーシステム1の切替操作画面を表示する(ステップS79)。
そして、ユーザーが、携帯機器4の表示部25を確認し、ボタン24を操作し電子キーシステム1の機能オフ状態となる「はい」を選択すると(ステップS80のYES)、制御部22は表示部25を制御し、表示部25の電子キーシステム1の切替操作画面を終了する(ステップS81)。その後、制御部22はNFC通信部23を制御し、電子キーシステム1を機能オフ状態に変更する信号(以下、「機能オフ要求信号(NFC信号)」と呼ぶ。)を携帯機3側へと送信する(ステップS82)。
一方、ユーザーが、携帯機器4の表示部25を確認し、電子キーシステム1の機能オフ状態となる「はい」を選択せず(ステップS80のNO)、電子キーシステム1の機能オン状態を維持する「いいえ」を選択せず(ステップS83のNO)、操作画面の表示後、所定時間経過した場合(ステップS84のYES)、制御部22は表示部25を制御し、表示部25の電子キーシステム1の切替操作画面を終了する(ステップS85)。その後、制御部22はNFC通信部23を制御し、強制的に機能オフ要求信号(NFC信号)を携帯機3側へと送信する(ステップS82)。
尚、切替操作画面の表示後、所定時間内は(ステップS84のNO)、表示部25に電子キーシステム1の切替操作画面を表示した状態が継続する。また、電子キーシステム1の機能オン状態を維持する「いいえ」を選択すると(ステップS83のYES)、制御部22は表示部25を制御し、直ぐに表示部25の電子キーシステム1の切替操作画面を終了する(ステップS86)。
次に、携帯機3では、機能オフ確認信号(NFC信号)を携帯機器4側へと送信し(ステップS59)、その後、機能オフ要求信号(NFC信号)を受信すると(ステップS60のYES)、制御部18が記憶部20を制御し、電子キーシステム1の機能オフ状態への切替を実行し、機能オフ状態であることを記憶する(ステップS61)。
一方、機能オフ確認信号(NFC信号)を携帯機器4側へと送信し(ステップS59)、その後、機能オフ要求信号(NFC信号)を受信せず(ステップS60のNO)、所定時間経過した場合(ステップS62のYES)、制御部18が記憶部20を制御し、電子キーシステム1の機能オフ状態への切替を実行し、機能オフ状態であることを記憶する(ステップS61)。
尚、機能オフ確認信号(NFC信号)を携帯機器4側へと送信した後(ステップS59)、所定時間内は(ステップS62のNO)、携帯機器4側からの機能オフ要求信号(NFC信号)の受信を待つ。
次に、図6を用いて、携帯機3に備えられたロックボタン操作時における携帯機3内での電子キーシステムの処理ルーチンを説明する。尚、図6のフローチャートの説明の際には、適宜、図1〜図4の説明を参照するものとする。
上述したように、携帯機3には、操作用のボタン21として、少なくともロックボタンと、アンロックボタンとを有しており、ユーザーが、車両2の周辺にて、直接、ロックボタンやアンロックボタンを押下することで、車両ドアのロックやアンロックを遠隔操作することが出来る。
携帯機3では、ユーザーが、携帯機3に備えられたいずれかのボタン21を押下し、ボタン操作すると(ステップS90)、制御部18が記憶部20を制御し、電子キーシステム1が機能オフ状態か、機能オン状態であるかを判別し、機能オフ状態の場合には機能オン状態への切替を実行し、機能オン状態であることを記憶する(ステップS91)。
ユーザーが、携帯機3のロックボタンを押下し、ボタン操作すると(ステップS92のYES)、制御部18が通信部19のRF発信部及び記憶部20を制御し、車両ドアのロックを要求するロック要求ID信号(RF信号)を車両2側へと送信する(ステップS93)。尚、その後の車両2側での処理ルーチンは、図4を用いて説明したステップS42以降と同じであるので、その説明を参照し、ここではその説明を割愛する。
その後、制御部18が記憶部20を制御し、電子キーシステム1の機能オフ状態へと切替を実行し、機能オフ状態であることを記憶する(ステップS94)。
一方、ユーザーが、例えば、携帯機3のロックボタン以外のアンロックボタンを押下し、ボタン操作すると(ステップS92のNO)、制御部18が通信部19のRF発信部及び記憶部20を制御し、車両ドアのアンロックを要求するアンロック要求ID信号(RF信号)を車両2側へと送信する(ステップS95)。尚、この場合には、電子キーシステム1を機能オフ状態へと切替を実行することはない。また、その後の車両2側での処理ルーチンは、図3を用いて説明したステップS12以降と同じであるので、その説明を参照し、ここではその説明を割愛する。
1 電子キーシステム
2 車両
3 携帯機
4 携帯機器
10 制御部
11 通信部
12 記憶部
13 ドアロックアクチュエータ
14 エンジン・電源関連アクチュエータ
15 ロックセンサ
16 アンロックセンサ
17 エンジンスイッチ
18 制御部
19 通信部
20 記憶部
21 ボタン
22 制御部
23 NFC通信部
24 ボタン
25 表示部
26 マイク
27 スピーカ
28 電子制御ユニット

Claims (4)

  1. 互いに無線通信が可能である車両と携帯機との間にて認証コードの照合を行い、前記認証コードの照合成立により前記車両に備えられた機能を操作すると共に、前記携帯機と互いに無線通信が可能な携帯機器により前記携帯機の制御状態を切り替え可能な電子キーシステムにおいて、
    前記携帯機には、少なくとも前記携帯機の有する前記認証コードを含む認証コード信号を前記車両へ送信する第1の送信手段と、
    前記携帯機器から送信される前記第1の送信手段の機能切替要求信号を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の送信手段による前記認証コード信号の前記車両への送信許可または送信不許可を制御する送信制御部と、
    前記車両から前記携帯機の有する前記認証コード信号の送信を要求する認証コード要求信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第1の送信手段の機能切替確認信号を前記携帯機器へ送信する第2の送信手段と、を備え、
    前記携帯機器には、前記携帯機からの前記機能切替確認信号を受信する受信手段と、
    前記機能切替確認信号の受信を報知する報知手段と、を備え、
    前記第1の送信手段による前記認証コード信号の前記送信許可の制御状態または前記送信不許可の制御状態は、使用者が前記携帯機器を操作し、前記第1の受信手段が前記機能切替要求信号を受信することで、前記機能切替要求信号に基づき前記送信制御部により切り替えられ、
    前記携帯機では、前記第1の送信手段が前記送信不許可の制御状態であるときは、前記第2の受信手段が前記認証コード要求信号を受信しても前記車両へ前記認証コード信号を送信せず、
    前記携帯機器では、前記第1の送信手段が前記送信不許可の制御状態であり、前記第2の受信手段が前記認証コード要求信号を受信したときは、前記第2の送信手段により前記機能切替確認信号を前記携帯機器へ送信し、前記携帯機器の前記受信手段が前記機能切替確認信号を受信すると前記報知手段により前記使用者へ報知することを特徴とする電子キーシステム。
  2. 前記携帯機器には、少なくとも前記機能切替要求信号または前記機能切替確認信号に基づく情報を表示する表示手段を更に備え、
    前記携帯機器の前記受信手段が前記機能切替確認信号を受信すると前記報知手段による報知とともに、前記表示手段により前記機能切替確認信号に基づく情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステム。
  3. 前記車両に備えられた車両ドアのロック機能を操作するときには、前記携帯機器からの前記機能切替要求信号は、必ず前記送信制御部が前記第1の送信手段を前記送信不許可の制御状態に切り替える信号であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子キーシステム。
  4. 互いに無線通信が可能である車両と携帯機との間にて認証コードの照合を行い、前記認証コードの照合成立により前記車両に備えられた機能を操作すると共に、前記携帯機と互いに無線通信が可能な携帯機器により前記携帯機の制御状態を切り替え可能な電子キーシステムにおいて、
    前記携帯機には、少なくとも前記携帯機の有する前記認証コードを含む認証コード信号を前記車両へ送信する第1の送信手段と、
    前記携帯機器から送信される前記第1の送信手段の機能切替要求信号を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の送信手段による前記認証コード信号の前記車両への送信許可または送信不許可を制御する送信制御部と、
    前記車両に備えられた車両ドアのロック機能を操作する操作手段と、を備え、
    前記第1の送信手段による前記認証コード信号の前記送信許可の制御状態または前記送信不許可の制御状態は、使用者が前記携帯機器を操作し、前記第1の受信手段が前記機能切替要求信号を受信することで、前記機能切替要求信号に基づき前記送信制御部により切り替えられ、
    前記使用者が前記操作手段を操作したときには、前記第1の送信手段が前記送信不許可制御状態においても、前記第1の送信手段は必ず前記認証コード信号を前記車両へ送信することを特徴とする電子キーシステム。
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