JP6650700B2 - 食品生地成形装置及び食品生地の成形方法 - Google Patents

食品生地成形装置及び食品生地の成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、食品生地をシート状に成形する食品生地成形装置及び食品生地の成形方法に係り、特に具材入り油脂性菓子生地の成形に好適な食品生地成形装置、及び食品生地の成形方法に関する。
例えば、下記の特許文献1には、厚さ2mm以下のシート状チョコレートの製造装置が開示されている。この製造装置は、下流側に向かって定速移動する帯状フィルム上に、このフィルム移動を妨げない状態で設けられた、上面開口箱形ホッパーを備える。このホッパーの、下流側に面した側壁の下部は、切り欠かれている。そして、この切り欠き部を覆うように、シャッターが取り付けられており、このシャッターの下端縁はホッパーの他の下端縁よりわずかに上になるよう保持され、走行する帯状フィルム表面との間に、切り込み深さが2mm以下で幅が適宜に設定されたスリットをが設けられている。上記ホッパー内に投入されたチョコレート溶融液は、上記スリットからフィルム上にシート状に押し出され、フィルムに載せた状態で低温雰囲気下で冷却固化されて、シート状チョコレートとなる。以下では、シャッターと走行する帯状フィルム(又は搬送ベルト)との隙間から成形素材を押し出してシート状に成形する方式を、便宜的にシャッター方式と呼ぶ。
一方、下記の特許文献2には、チョコレート生地にナッツ類やフレーク類等の粒状食品素材を混合した棒状食品の製造装置が開示されている。この製造装置は、食品素材を貯留及び供給するためのホッパーと、ホッパーから供給された食品素材を棒状に成形して押出す押出部と、押出部から吐出された食品素材を搬送する搬送ベルトとを備える。前記押出部は、周方向に沿った環状の溝を有し、所定方向に回転する、外径250〜500mmの第1ローラと、この第1ローラの外径の1/2〜1/1.2倍の外径で、軸方向に沿った溝を周方向に所定間隔で複数有し、前記第1ローラの軸心よりも高い位置に軸心を配置され、前記第1ローラに当接して前記第1ローラとは逆方向に回転する第2ローラと、前記第1ローラの前記環状の溝内に配置されたスクレイパーとで構成され、前記ホッパーは、前記第1ローラと前記第2ローラとの当接部に沿って伸びる40〜100mmの幅のスリット状の出口を有し、この出口に向かう両側壁の間隔が次第に狭くなるテーパー状をなしており、前記搬送ベルトは、前記第1ローラから所定の距離だけ離れて下方に配置され、前記第1ローラの回転方向と逆方向に移動するように構成されている。以下では、回転する2本のローラの隙間から成形素材を押し出してシート状に成形する方式を、便宜的にローラ方式と呼ぶ。
特開平7−194305号公報 特許第4866058号公報
上述したように、溶融したチョコレートをシート状に成形するシャッター方式の生地成形装置や、チョコレート生地にナッツ類やフレーク類等の具材を混合して棒状に成形するローラ方式の生地成形装置は、従来から知られていた。しかしながら、ナッツ類やフレーク類等の具材を混合したチョコレート生地を、具材の粒度よりもやや厚くした程度の、薄いシートとなるように生地成形することは容易ではなかった。
例えば、シャッター方式の生地成形装置では、生地を押し出すスリットに具材が詰まり易いという問題、そして、そのために具材の含有にむらができるという問題があった。特にフレーク類は、その平たい形状のゆえに、スリットを通過する時の姿勢によって通過し易さが大きく変わってしまうため、取り扱いが非常に難しいとされている。フレーク類は、ローラ方式の生地成形装置(シート状に成形するために溝なしローラを使用する)にとっても扱い難い材料である。例えば、ローラ面に対して立った状態で運ばれてきたフレークや、重なり合って嵩高となった状態で運ばれてきたフレークは、ローラ間の隙間を通過する際に、ローラの押圧によって破砕され、食感が劣化してしまうという成形ダメージの
問題があった。
本発明の目的は、具材を含有する食品生地を、具材が詰まったり、破砕されたりすることを抑制しつつ、生地を均一に均してシート状に成形できる、生地成形装置、及び該生地成形装置を用いる食品生地の成形方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の食品生地成形装置は、具材を含有する食品生地が供給される生地供給部と、該生地供給部の下面を形成するように配置されたベルトコンベヤと、前記生地供給部の前記ベルトコンベヤの進行方向側の端部にあって、該ベルトコンベヤ上面との間に所定の隙間を設けて配置された均し板と、前記ベルトコンベヤ上の前記均し板よりも下流側にあって、前記ベルトコンベヤとの間に所定の隙間を設けて配置された均しロールとを備え、前記均し板の少なくとも下方部分が、前記ベルトコンベヤの進行方向に向けて斜め下方に伸びる傾斜面とされており、前記具材の高さをDとしたとき、前記均しロール下端と前記ベルトコンベヤ上面との隙間Aは、前記具材の高さDの1.1倍以上とされ、前記均し板下端と前記ベルトコンベヤ上面との隙間Bは、前記隙間Aの1.1倍以上、6.0倍以下とされ、前記均し板下端と前記均しロール下端との距離Cが、50mm以上、120mm以下とされていることを特徴とする。
本発明の食品生地成形装置において、前記均し板の傾斜面の下面は、前記ベルトコンベヤの上面に対して10〜75°の角度をなす平面とされていることが好ましい。
もしくは、本発明の食品生地成形装置において、前記均し板の傾斜面の下面は、前記ベルトコンベヤの上面に対して10〜75°の角度をなす平面よりも下側に凸となるように屈曲させた屈曲面とされていることが好ましい。
もしくは、本発明の食品生地成形装置において、前記均し板の傾斜面の下面は、前記ベルトコンベヤの上面に対して10〜75°の角度をなす平面よりも下側に凸となるように湾曲させた湾曲面とされていることが好ましい。
本発明の食品生地の成形方法は、上記食品生地成形装置を用いて、具材を含有する食品生地を前記生地供給部に供給し、前記ベルトコンベヤに載せて、前記均し板と前記ベルトコンベヤ上面との隙間からシート状に押し出し、前記均しロールにて押圧して所定厚さのシート状に成形することを特徴とする。
また、本発明の食品生地の成形方法において、前記食品生地は、油脂性菓子生地が好ましく、前記食品生地100gと混合する前記具材の嵩体積は、30〜270cmであることが好ましい。
また、本発明の食品生地の成形方法において、前記具材が、ナッツ、コーンフレーク、パフ、ドライフルーツ、アーモンド、ゼリー、焼菓子及びそれらの破砕物から選ばれた少なくとも1種であることが好ましい。
更に、本発明の食品生地の成形方法において、前記均しロールの周速を、前記ベルトコンベヤの移動速度の1〜5倍とすることが好ましい。
本発明によれば、ベルトコンベヤの進行方向に向けて斜め下方に伸びる傾斜面を備える均し板を設けたことにより、具材を含有する食品生地は、その表面が均一に均され、且つ具材の面内分布と具材の姿勢を整えられて、均し板の下端とベルトコンベアの上面との隙間から押し出される。こうして、均し板によって、生地の表面から具材が突出しないように生地の表面が均一に均されてから、均しロールに供給されるので、均し板とベルトコンベヤの上面との間に具材が詰まる運転トラブルや、具材を均しロールで無理に押さえつけて具材を破砕してしまうことを防いで、生地を均一なシート状に成形することができる。なお、具材の種類を変更する場合は、具材の高さに基づいて、ロール下端とベルトコンベヤ上面との隙間、及び均し板下端とベルトコンベヤ上面との隙間を、シート成形に適した値として、容易に対応することができる。
本発明に係る食品生地成形装置の一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は側断面図である。 同装置に適用されるならし板の形状を示し、(a)は下面が平面とされた実施形態、(b)下面が屈曲面とされた実施形態、(c)は下面が湾曲面とされた実施形態を示す要部断面図である。 食品生地に混合される具材の高さの測定方法を説明する図面である。
以下、図面を参照しながら、本発明の食品生地成形装置、及び食品生地の成形方法について説明する。
図1には、本発明に係る食品生地成形装置の一実施形態をあらわす、(a)平面図と、(b)側断面図が示されている。
以降は、食品生地を生地と略し、矢印で示された生地Kの搬送方向(ベルトコンベヤ2の上面の進行方向)に基づいて、搬送元を上流、搬送先を下流と呼ぶ。
食品生地成形装置100は、食品生地を搬送するベルトコンベヤ2を有している。ベルトコンベヤ2の両側には、ガイド板1a,1aが設けられ、ガイド板1a,1aの途中に、ベルトコンベヤ2を幅方向に横切るように、均し板3が取付けられている。そして、この実施形態では、上記ガイド板1a,1aと均し板3とでコ字状に囲まれた空間が、本発明における生地供給部1をなしている。均し板3は、ベルトコンベヤ2上面との間に所定の隙間B(図2参照)を設けて配置されている。なお、生地供給部1は、ガイド板1a,1aと、均し板3と、ガイド板1a,1aの上流側部分を幅方向に連結する図示しない板とによって枠状に囲まれた空間によって形成されていてもよい。また、生地供給部1は、ベルトコンベヤ2上に配置された枠状のホッパーによって構成されていてもよい。その場合には、ホッパーのベルトコンベヤ2の下流側端部に、均し板を配置することになる。
また、この実施形態では、上記生地供給部1の上方に、樋状に伸びる生地供給ノズル1bが、ベルトコンベヤ2の幅方向に揺動可能に配置されている。生地供給ノズル1bは、ベルトコンベヤ2の幅方向に揺動して、生地Kを幅方向に沿って往復移動しながら落とし込み、ガイド板1a,1aの間に生地Kを均一に供給するようになっている。
生地供給部1よりも、ベルトコンベヤ2の搬送方向下流側には、ベルトコンベヤ2上面との間に所定の隙間A(図2参照)を設けて均しロール4が設置されている。均しロール4は、その回転軸をガイド板1a,1aに支持されており、図示しない駆動手段によって、均しロール4の下面がベルトコンベヤ2の移動方向と同方向に移動するように、回転するようになっている。
均しロール4の回転方向側の下面には、スクレイパー5が摺接して配置されており、生地Kをロール面から剥がすようになっている。
生地供給部1を構成するガイド板1a,1a及び均し板3の材質は、特に限定されず、例えば金属、プラスチック等を用いることができるが、特に強度と衛生面とからステンレス鋼を好適に用いることができる。また、衛生上の理由から、めっきや樹脂コーティングなどの表面処理を施してもよい。
ベルトコンベヤ2のベルトとしては、食品で使用できる材質であればいずれも使用できる。
均し板3は、生地供給部1の下流側の端部に設置され、この実施形態では、上半部がベルトコンベヤ2に対して垂直な壁をなし、下半部がベルトコンベヤ2の進行方向に向けて斜め下方に伸びる傾斜面S3とされている。なお、生地供給部1の下流側端部をなす壁に均し板3を別体で取付けるようにしてもよい。
図2に示すように、傾斜面S3の上端P1と下端P2とを結ぶラインと、ベルトコンベヤ2の上面とのなす角度θは、10〜75°であることが好ましく、20〜50°であることがより好ましい。上記角度θが10°未満では、具が詰まりやすくなる傾向があり、75°を超えると、具が引っかかる傾向がある。
生地供給部1の下流側の端部をなす、均し板3の、ベルトコンベヤ2に対して垂直な壁の上端P4は、ガイド板1a,1aと同じ高さとされることが好ましく、これらの高さは、生地Kが溢れて、均し板の上端P4やガイド板1a,1aを乗り越えないように設定される。
均し板3の下面の形状は、特に限定されないが、例えば図2(a)には、ベルトコンベヤの上面S2に対してθの角度をなす平面S3aを有する均し板3aが示されている。同図(b)には、ベルトコンベヤの上面S2に対してθの角度をなす平面よりも下側に凸となるように屈曲させた屈曲面S3bを有する均し板3aが示されている。同図(c)には、ベルトコンベヤの上面S2に対してθの角度をなす平面よりも下側に凸となるように湾曲させた湾曲面S3cを有する均し板3cが示されている。そして、いずれの均し板にしても、それらの下端P2とベルトコンベア2の上面S2との間に、所定の隙間Bが設けられている。
均し板3よりも下流側に配置された均しロール4は、均し板3で均された生地Kを更に押圧して、所定の厚さのシートに成形するためのロールである。均しロール4の下端P3は,均し板3の下端P2から距離Cだけ離間させて配置され、均しロール4の下端P3とベルトコンベヤの上面S2との間に所定の隙間Aを有する。
なお、図1(b)に示すように、均しロール4の下方に、ベルトコンベア2のベルトを挟んで、ベルトコンベア2のベルトを支える補助ロール6を配置することができる。
スクレイパー5は、均しロール4からシート状に押圧された生地Kを剥がすために、刃先が均しロール4のロール面に摺接するように配置されている。スクレイパー5の材質は、特に限定されず、例えば、硬質のプラスチック等が適する。
ガイド板1a,1aは、生地Kがベルトコンベア2の側方から落下しないように、ベルトコンベア2の長手方向の縁に沿って配置されている。図1では、ガイド板1a,1aは、その下面がベルトコンベア2の上面S2に摺接するように配置されているが、ガイド板1a,1aの側面がベルトコンベア2の側面に摺接するように配置してもよい。
次に、本明細書中における、具材の高さDの定義について説明する。具材の高さは、使用する具材の中から、任意の具材50個を選択し、平面上に互いに重ならないようにして載置し、具材1つ1つの垂直方向の高さをノギス等で測定し、測定した具材50個の中から、高さの高い順に10個を選択し、その10個の平均高さを具材の高さDとする。例えば、コーンフレークのような不定形薄片の具材G1を用いる場合には、図3(a)に示すように、任意に選択した50個の具材G1(図3(a)には便宜上その一部が示されている)を、互いに重ならないように平面Tの上に載置し、それぞれの具材の高さをノギス等で測定し、測定した具材50個の中から、高さの高い順に10個を選択し、その10個の平均高さをDとする。同様に、ナッツの破砕物のような不定形多面体の具材G2を用いる場合には、図3(b)に示すように、任意に選択した50個の具材G2(図3(b)には便宜上その一部が示されている)を、互いに重ならないように平面Tの上に載置し、それぞれの具材の高さをノギス等で測定し、測定した具材50個の中から、高さの高い順に10個を選択し、その10個の平均高さをDとする。
次に、図2を参照しながら、均しロール4の下端P3とベルトコンベヤ2の上面S2との隙間A、均し板3の下端P2と前記ベルトコンベヤ2の上面S2との隙間B、均し板3の下端P2と均しロール4の下端P3との距離Cについて説明する。なお、距離Cは、ベルトコンベヤ2の上面に対して垂直方向から見たP2とP3との距離(ベルトコンベヤ2の搬送方向に沿った距離)を意味する。
図2には、均し板3の形状に対応して、3つのタイプの均し板3a,3b,3cが示されているが、隙間A、隙間B、距離C、及び、傾斜角θは、下記に説明されるように、均し板の形状によって区別されない、同じ表現で規定される。
均しロール4の下端P3とベルトコンベヤ2の上面S2との隙間Aによって、成形シートの厚さが決まる。隙間Aの下限値は、具材が低い姿勢となった状態で均しロール4の下端P3を通過でき、その際、具材が均しロール4に詰まりにくく、破砕されにくい高さにされる。具体的には、先に定義した具材の高さDに係数を乗じ、具材の高さDの1.1倍以上にされる。隙間Aが、具材の高さDの1.1倍よりも低いと、具材が、均しロール4に詰まったり、具材が破砕されて食感が劣化する可能性がある。なお、隙間Aは、具材の高さDの1.3倍以上、7倍以下とすることが好ましく、1.3倍以上、4倍以下とすることがより好ましい。
均し板3の下端P2とベルトコンベヤ2の上面S2との隙間Bは、均しロール4によって均一に押圧しやすい生地厚さに均し、具材が低い姿勢となった状態で均し板3の下端P2を通過でき、具材が均し板3に詰まりにくく、破壊されにくい高さにされる。具体的には、隙間Aの1.1倍以上、6.0倍以下にされる。隙間Bが、隙間Aの1.1倍よりも低い場合は、均し板3で具材が詰まり易くなり、隙間Aの6.0倍よりも高い場合は具材が低い姿勢とならないので、均しロール4に具材が詰まり易くなる可能性がある。なお、隙間Bは、隙間Aの1.6倍以上、6.0倍以下が好ましく、隙間Aの1.6倍以上、3.0倍以下がより好ましい。
均し板3の下端P2と均しロール下端P3との距離Cは、均し板3と均しロール4が相互干渉しない距離に設定されていることが好ましく、具体的には、50mm以上、120mm以下とされ、55mm以上、100mm以下とされることが好ましく、65mm以上、100mm以下とされることがより好ましい。50mmよりも短いと均しロール4に具材が詰まり易くなる。一方、120mmより長くする必要は特になく装置サイズが増すだけとなる。
均し板の傾斜角θは、ベルトコンベア2の上面S2と平行な平面に対して、均し板3の傾斜面S3の上端P1と下端P2を結ぶ線分(破線)がなす角として定義され、好ましくは10〜75°、より好ましくは20〜50°である。これによれば、均し板3の下面S3の下方を通過する時に、生地に上下から押圧する力が加わり、その力によって生地に含まれる具材が低い姿勢にされて押し出されるため、均しロール4において具材が詰まるリスクや、具材を破砕するリスクが低減される。
なお、図2(b)、(c)に示すように、均し板の傾斜角は、下端P2に近づくほどより緩傾斜となるように、屈曲又は湾曲した均し板を用いると、生地押出しがより滑らかになり、具材が詰まりにくくなる。
以下、図1を参照しながら、生地形成装置100を用いる食品生地形成方法について説明する。
食品生地Kとしては、特に限定されないが、チョコレート等の油脂性菓子生地が好ましく、特にチョコレートが好適である。なお、本発明において、チョコレートとは、規約や法規上の規定によって限定されるものではなく、例えば純チョコレート、チョコレート、準チョコレート、純ミルクチョコレート、ミルクチョコレート、準ミルクチョコレートなどいずれでもよく、カカオマス、ココア、ココアバター、ココアバター代用脂などを原料とするチョコレート全般を意味するものとする。
生地Kに混合される具材も、特に限定されず、例えば、コーンフレーク、ビスケットクランチ、パフ、クラッカー及びラングドシャ等の焼菓子類や、アーモンド、ヘーゼルナッツ、クルミ、カシューナッツ、ピスタチオ及びピーナッツ等の種実類や、オレンジピールやレーズン等のドライフルーツ、及びそれらの破砕物から選ばれた少なくとも1種を具材として混合することができる。
具材の大きさは、特に限定されないが、前記具材の高さDが1〜15mmであることが好ましく、4〜9mmであることがより好ましい。
生地に対する具材の添加量は、生地100gに対して、具材の嵩体積で30〜270cmとすることが好ましく、50〜240cmとすることが更に好ましい。ここで、嵩体積は、具材1L(メスシリンダーで測定)分の質量を測定し、具材の嵩比重を求め、この嵩比重の値で添加量(質量)を除した体積を意味する。混合量が嵩体積270cmより多くなると均し板3で詰まり易くなる。また、嵩体積30cmよりも少なくなると、具材の食感や風味が乏しくなる。
生地形成装置100の生地供給部1には、生地Kに具材を加え、図示しない混練機によって、予め均一に混練した混練生地を投入する。この実施形態では、樋状に伸びる生地供給ノズル1bが、ベルトコンベヤ2の幅方向に揺動して、生地Kを幅方向に沿って往復移動しながら落とし込み、ガイド板1a,1aの間に生地Kを均一に供給するようになっている。
生地供給部1から投入された生地Kは、ベルトコンベア2の移動によって下流に向かって搬送され、均し板3によって均され、均し板3とベルトコンベヤ上面S2との隙間からシート状に押し出されて、隙間Bで規定される厚さとなり、厚さBとなった生地Kは、均しロール4によって押圧されて、均しロール下端P3とベルトコンベヤ上面S2との隙間Aで規定される所定厚さのシート状成型物となる。
そして、前述したように、任意の具材50個を平面上に互いに重ならないように載置して、それらの具材1つ1つの垂直方向の高さをノギス等で測定し、測定した具材50個の中から、高さの高い順に10個を選択し、その10個の平均高さを具材の高さDとする。
均しロールの下端P3とベルトコンベヤの上面S2との隙間Aは、この具材の高さDの1.1倍以上とされ、均し板の下端P2と前記ベルトコンベヤの上面S2との隙間Bは、前記隙間Aの1.1倍以上、6.0倍以下とされ、均し板の下端P2と均しロールの下端P3との距離Cは、50mm以上、120mm以下とされ、均し板3は、ベルトコンベヤ2の上面S2に対し10〜75°傾斜させている。その結果、後述する実施例に示されるように、均し板3、均しロール4に具材が詰まりにくくなって装置稼働率が上がり、且つ具材も破砕されにくくなって、具材本来の食感を維持することができる。
そして、定期清掃の際には、均し板3や、スクレイパー5を取り外して容易に清掃することができる。
以下、本発明の作用効果について、実施例により詳細に説明する。
[食品生地の調製]
溶融したチョコレート2000gに、具材として26〜30℃に加温された、所定量のコーンフレーク(D=9mm)、又は所定量のスリーバード(D=6mm)、又は所定量のアーモンド(D=4.08mm)、又は所定量のオレンジピールとアーモンドとアプリコットゼリーの混合物を加え、均一になるまで混練した。各具材の嵩比重(g/L)は表1に示した。嵩比重の測定は、メスシリンダの1Lの目盛位置まで具材を投入し、計測した具材の質量から算出した。
[生地形成装置の諸元]
均し板3は平板状で、均し板の傾斜角θは、0°(ベルトコンベヤの上面と平行)又は25°とした。
均しロール4の直径は150mmとした。
均しロール4の下端P5とベルトコンベヤ2の上面S2との隙間Aは、3mm、5mm、8mm、10mm、15mmのいずれかとした。
均し板3の下端P2と前記ベルトコンベヤ2の上面S2との隙間Bは、30mmを標準として、均し板設置せず、25mm、30mm、40mmのいずれかとした。
均し板3の下端P2から均しロール4の下端P3までの距離Cは、65mmを標準として、45mm、55mm、65mm、100mm、120mmのいずれかとした。
ベルトコンベヤ2のベルトの線速度は、2m/minとした。
均しロールの周速度は、3m/minを標準として、3m/min又は10m/minとした。
[評価方法]
均し板の詰まり、均しロールの詰まり、成形適正の3点に注目して評価した。詰まりのないものを○、詰まったものを×で表記し、生地が連続して排出されるように成形できたもの(成形可)を○、生地に間歇的空間が発生して成形できなかったものを×で表記した。そして、例えば、均し板で詰まり、均しロールの詰まりが評価できなかったものを−で表記した。
[評価結果]
表2に評価結果を示した。
比較例1によれば、均し板3を配置しなかった場合は、均しロール4でコーンフレークが詰まる。しかし、実施例2によれば、均し板3を配置した場合は、均し板3、均しロール4にコーンフレークが詰まらない。よって、均し板3は、均しロール4の詰まりを解消する効果を備えることがわかる。
比較例7によれば、均し板3の傾斜角を0°とした場合は、均し板3にコーンフレークが詰まる。しかし、実施例7によれば、均し板3の傾斜角を25°とした場合は、均し板3、均しロール4にコーンフレークが詰まらない。よって、均し板3は、傾斜させる必要があることがわかる。
比較例6によれば、隙間Aを8mm(A/D=8/9=0.9)とすると、均しロール4にコーンフレークが詰まる。実施例6によれば、隙間Aを10mm(A/D=10/9=1.1)とすると、均し板3、均しロール4にコーンフレークは詰まらない。また、比較例8によれば、隙間Aを3mm(A/D=3/4.08=0.73)とすると、均しロール4にアーモンドが詰まる。実施例9によれば、隙間Aを5mm(A/D=5/4.08=1.2にすると、均しロール4にアーモンドが詰まらない。このように、隙間Aを具材の高さDの1.1倍以上とすることにより、具材の詰まりを抑制できることがわかる。
実施例1によれば、隙間Aを15mm、隙間Bを25mmとし、B/A=1.7としても均し板3、均しロール4に具材は詰まらない。実施例3によれば、隙間Aを10mm、隙間Bを30mmとし、B/A=3としても、均し板3、均しロール4に具材は詰まらない。一方、実施例9によれば、隙間Aを5mm、隙間Bを30mmとし、B/A=6としても均し板3、均しロール4に具材は詰まらない。よって、隙間Bを、隙間Aの1.1倍以上、6.0倍以下とすることにより、具材の詰まりを抑制できることがわかる。
実施例2,3,4,5によれば、距離Cを、それぞれ65mm、100mm、120mm、55mmとしてもコーンフレークは詰まらない。しかしながら、比較例2によれば、距離Cを45mmとすると均しロール4にコーンフレークが詰まる。よって、距離Cを、50mm以上、120mm以下とすることにより、具材の詰まりを抑制できることがわかる。
実施例2,6,7,8によれば、チョコレート100gあたりのコーンフレークの嵩体積を136、182、227、236cmとすると均し板3、均しロール4にコーンフレークは詰まらないが、比較例4によれば、嵩体積273cmに増やすと均し板3で詰まる。他の具材については、チョコレート100gあたり嵩体積240cmのアーモンド(実施例9)、および、チョコレート100gあたり嵩体積125cmのオレンジピールとアーモンドとアプリコットゼリーの混合物(実施例10)は均し板3にも均しロール4にも具材は詰まらない結果となった。よって、チョコレート100gあたり、少なくとも嵩体積270cmまでは具材は詰まらないようにして成形できることがわかる。具材詰まりの視点では、嵩体積の下限に制限はないが、例えばチョコレート100gあたりの具材の添加量を、嵩体積で30cmよりも減らすと、具材の食感や風味が乏しくなる。よって、チョコレート100gあたりの、好ましい具材の嵩体積は、30〜270cmであり、より好ましくは50〜240cmである。
1 生地供給部
1a ガイド板
1b 生地供給ノズル
2 ベルトコンベヤ
3,3a,3b,3c 均し板
4 均しロール
5 スクレイパー
6 補助ロール
G1,G2 具材
K 食品の生地
P1 均し板の傾斜面の上端
P2 均し板の傾面面の下端
P3 均しロールの下端
P4 均し板の、ベルトコンベヤに対して垂直な壁の上端
S2 ベルトコンベヤの上面
S3,S3a,S3b,S3c 均し板の傾斜した下面
D 高さ
G1、G2 具材
T 平面

Claims (5)

  1. 具材を含有する食品生地が供給される生地供給部と、該生地供給部の下面を形成するように配置されたベルトコンベヤと、前記生地供給部の前記ベルトコンベヤの進行方向側の端部にあって、該ベルトコンベヤ上面との間に所定の隙間を設けて配置された均し板と、前記ベルトコンベヤ上の前記均し板よりも下流側にあって、前記ベルトコンベヤとの間に所定の隙間を設けて配置された均しロールとを備え、
    前記均し板の少なくとも下方部分が、前記ベルトコンベヤの進行方向に向けて斜め下方に伸びる傾斜面とされており、
    前記具材の高さをDとしたとき、
    前記均しロール下端と前記ベルトコンベヤ上面との隙間Aは、前記具材の高さDの1.1倍以上とされ、
    前記均し板下端と前記ベルトコンベヤ上面との隙間Bは、前記隙間Aの1.1倍以上、6.0倍以下とされ、
    前記均し板下端と前記均しロール下端との距離Cが、50mm以上、120mm以下とされており、
    前記均し板の傾斜面の下面は、前記ベルトコンベヤの上面に対して10〜75°の角度をなす平面とされており、
    前記具材の高さDが4〜15mmであることを特徴とする食品生地成形装置。
  2. 具材を含有する食品生地が供給される生地供給部と、該生地供給部の下面を形成するように配置されたベルトコンベヤと、前記生地供給部の前記ベルトコンベヤの進行方向側の端部にあって、該ベルトコンベヤ上面との間に所定の隙間を設けて配置された均し板と、前記ベルトコンベヤ上の前記均し板よりも下流側にあって、前記ベルトコンベヤとの間に所定の隙間を設けて配置された均しロールとを備え、
    前記均し板の少なくとも下方部分が、前記ベルトコンベヤの進行方向に向けて斜め下方に伸びる傾斜面とされており、
    前記具材の高さをDとしたとき、
    前記均しロール下端と前記ベルトコンベヤ上面との隙間Aは、前記具材の高さDの1.1倍以上とされ、
    前記均し板下端と前記ベルトコンベヤ上面との隙間Bは、前記隙間Aの1.1倍以上、6.0倍以下とされ、
    前記均し板下端と前記均しロール下端との距離Cが、50mm以上、120mm以下とされており、
    前記均し板の傾斜面の下面は、前記ベルトコンベヤの上面に対して10〜75°の角度をなす平面よりも下側に凸となるように屈曲させた屈曲面とされており、
    前記具材の高さDが4〜15mmであることを特徴とする食品生地成形装置。
  3. 具材を含有する食品生地が供給される生地供給部と、該生地供給部の下面を形成するように配置されたベルトコンベヤと、前記生地供給部の前記ベルトコンベヤの進行方向側の端部にあって、該ベルトコンベヤ上面との間に所定の隙間を設けて配置された均し板と、前記ベルトコンベヤ上の前記均し板よりも下流側にあって、前記ベルトコンベヤとの間に所定の隙間を設けて配置された均しロールとを備え、
    前記均し板の少なくとも下方部分が、前記ベルトコンベヤの進行方向に向けて斜め下方に伸びる傾斜面とされており、
    前記具材の高さをDとしたとき、
    前記均しロール下端と前記ベルトコンベヤ上面との隙間Aは、前記具材の高さDの1.1倍以上とされ、
    前記均し板下端と前記ベルトコンベヤ上面との隙間Bは、前記隙間Aの1.1倍以上、6.0倍以下とされ、
    前記均し板下端と前記均しロール下端との距離Cが、50mm以上、120mm以下とされており、
    前記均し板の傾斜面の下面は、前記ベルトコンベヤの上面に対して10〜75°の角度をなす平面よりも下側に凸となるように湾曲させた湾曲面とされており、
    前記具材の高さDが4〜15mmであることを特徴とする食品生地成形装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の食品生地成形装置を用いて、具材を含有する食品生地を前記生地供給部に供給し、前記ベルトコンベヤに載せて、前記均し板と前記ベルトコンベヤ上面との隙間からシート状に押し出し、前記均しロールにて押圧して所定厚さのシート状に成形する方法であって、
    前記食品生地は、油脂性菓子生地であり、前記食品生地100gと混合する前記具材の嵩体積は、30〜270cm 3 であり、
    前記均しロールの周速を、前記ベルトコンベヤの移動速度の1〜5倍とすることを特徴とする食品生地の成形方法。
  5. 前記具材が、ナッツ、コーンフレーク、パフ、ドライフルーツ、アーモンド、ゼリー、焼菓子及びそれらの破砕物から選ばれた少なくとも1種である、請求項4記載の食品生地の成形方法。
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