JP6649015B2 - 通信方法及び通信装置 - Google Patents

通信方法及び通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6649015B2
JP6649015B2 JP2015170331A JP2015170331A JP6649015B2 JP 6649015 B2 JP6649015 B2 JP 6649015B2 JP 2015170331 A JP2015170331 A JP 2015170331A JP 2015170331 A JP2015170331 A JP 2015170331A JP 6649015 B2 JP6649015 B2 JP 6649015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
communication device
content
determined
request packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015170331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017049644A (ja
Inventor
佑紀 蓑田
佑紀 蓑田
孝弘 米田
孝弘 米田
遼太 大西
遼太 大西
雄太 下間
雄太 下間
衛一 村本
衛一 村本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Corp of America
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Corp of America
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Corp of America filed Critical Panasonic Intellectual Property Corp of America
Priority to JP2015170331A priority Critical patent/JP6649015B2/ja
Publication of JP2017049644A publication Critical patent/JP2017049644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6649015B2 publication Critical patent/JP6649015B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本開示は、データの名前を指定したリクエストパケットが送出されるとともに前記リクエストパケットの名前に対応するデータが送出されるコンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置における通信方法、及び当該通信装置に関する。
近年、コンテンツデータが存在する場所ではなく、コンテンツデータ自体の名前を指定することにより、コンテンツデータを取得することができる例えばICN(Information Centric Networking)などのコンテンツ指向ネットワーク技術が提案されている。
例えば、特許文献1及び非特許文献1には、ICNを代表する技術としてCCN(Content Centric Networking)が提案されている。
CCNを含むICNでは、ユーザの端末装置は、コンテンツデータを取得するために、コンテンツデータが存在する場所ではなく、コンテンツデータ自体の名前を指定したリクエストパケットをネットワークに送出する。そして、コンテンツデータを提供するコンテンツ提供元は、リクエストパケットを受信すると、リクエストパケットの名前に対応するコンテンツデータのデータパケットを送出する。
米国特許第8386622号明細書
Van Jacobson、Diana K. Smetters、James D. Thornton、Michael F. Plass、Nicholas H. Briggs、Rebecca L. Braynard、「Networking Named Content」、ACM CoNEXT、2009
例えば、無人飛行機などの移動体が、集団で映像を撮影して地域を監視するといった特定の目的のために集団で行動する際には、各移動体は、お互いの位置情報を共有する必要がある。CCNを用いたシステムでは、自律的な情報交換が容易に可能となる。しかしながら、従来のCCNを用いたシステムでは、各移動体がお互いの情報を共有するために、各移動体がコンテンツデータ(位置情報)を要求するためのリクエストパケットを他の全ノード(移動体)に対して送信する必要がある。そのため、リクエストパケットの送信頻度が高くなり、更なる改善が必要とされていた。
本開示の一態様に係る通信方法は、コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信する。
本開示によれば、通信装置が送信したリクエストパケットによって要求されたデータ以外に通信装置が必要とする関連データが、要求されたデータと一緒に送信されるため、リクエストパケットの送信頻度を下げることができるとともに、通信帯域の利用効率を改善することができる。
本実施の形態におけるコンテンツ指向ネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 本実施の形態における通信装置の詳細構成の一例を示す図である。 本実施の形態における通信装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における通信装置のデータ生成部が生成するコンテンツデータの一例を示す図である。 本実施の形態における通信装置の関連性判断部の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における通信装置の関連性判断部の動作の他の例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるリクエストパケットの名前の一例を示す図である。 本実施の形態の変形例におけるコンテンツ指向ネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
(本開示の基礎となった知見)
以下、本開示の基礎となった知見について説明する。
CCNでは、ユーザデバイスがコンテンツデータを取得するために、コンテンツデータが存在する場所ではなく、コンテンツデータ自体の名前を指定したリクエストパケットをネットワークに送出する。そして、コンテンツデータを提供するコンテンツ提供装置は、リクエストパケットを受信すると、リクエストパケットの名前に対応するコンテンツデータのデータパケットを送出する。
リクエストパケットを中継する中継装置は、FIB(Forwarding Information Base)と呼ばれる経路情報を記憶し、この経路情報に従って、ユーザデバイス又は他の中継装置から送信されるリクエストパケットをコンテンツ提供装置に転送する。また、中継装置は、PIT(Pending Interest Table)と呼ばれるリクエスト記憶部と、Content Storeと呼ばれるデータ記憶部とを備える。中継装置は、コンテンツ提供装置又は他の中継装置から送信されるデータパケットを、リクエストパケットを送信したユーザデバイスに転送する。
ここで、中継装置は、リクエストパケットを受信したとき、データ記憶部(Content Store)に上記リクエストパケットに記載された名前を含むデータパケットが存在する場合、上記リクエストパケットを受信したインタフェースから上記データパケットを送信する。そして、中継装置は、上記リクエストパケットをコンテンツ提供装置又は他の中継装置に転送しない。
一方、中継装置は、データ記憶部(Content Store)に、受信したリクエストパケットに記載された名前を含むデータパケットが存在しない場合であり、かつ上記リクエストパケットに記載された名前と同一の名前に対するリクエストパケットに関する情報がリクエスト記憶部(PIT)に存在しない場合にのみ、リクエスト記憶部(PIT)に上記リクエストパケットに記載された名前と、上記リクエストパケットを受信したインタフェースに関する情報とを記憶する。そして、中継装置は、受信したリクエストパケットを、経路情報に従い、コンテンツ提供装置又は他の中継装置に転送する。また、中継装置は、上記リクエストパケットに記載された名前と同一の名前に対するリクエストパケットに関する情報がリクエスト記憶部(PIT)に既に存在する場合、上記リクエストパケットを転送せず、上記リクエストパケットを受信したインタフェースに関する情報のみを記憶する。
また、中継装置は、データパケットを受信すると、受信したデータパケットをデータ記憶部(Content Store)に記憶する。ただし、データ記憶部(Content Store)に新たなデータパケットを記憶する領域がない場合、中継装置は、データ記憶部(Content Store)に記憶した時刻から所定時間が経過したデータパケットをデータ記憶部(Content Store)から消去する。
そして、中継装置は、リクエスト記憶部(PIT)の情報に従い、上記データパケットの名前と同一の名前が記載された複数のリクエストパケットを受信した1つ以上のインタフェースに応じてデータパケットを複製して、複製したデータパケットを1つ以上のインタフェースを介して転送する。その後、中継装置は、上記データパケットの名前と、データパケットの名前に一致するリクエストパケットを受信したインタフェースに関する情報とをリクエスト記憶部(PIT)から消去する。
このように、CCNでは、中継装置にリクエスト記憶部(PIT)とデータ記憶部(Content Store)とを最大限に活用させることにより、コンテンツデータを配信することができる。
しかしながら、上記の特許文献1及び非特許文献1では、一度のリクエストで取得できるコンテンツデータはリクエストパケットに記載された名前と同一の名前を持つコンテンツデータだけである。そのため、複数のユーザデバイスが持っているコンテンツデータを一のユーザデバイスが収集する場合には、同様のリクエストをユーザデバイスの数だけ繰り返す必要がある。したがって、CCNを用いたシステムでは、お互いの情報を共有するために、各ユーザデバイスがリクエストパケットを他の全ノード(ユーザデバイス)に対して送信する必要があり、リクエストパケットの送信頻度が高くなり、通信帯域の浪費と遅延時間の増大とを引きおこす。
このような問題を解決するために、本開示の一態様に係る通信方法は、コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信する。
この構成によれば、第1の通信装置は、コンテンツ指向ネットワークに接続し、コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える。第1の通信装置が提供するとともに第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットが第2の通信装置から受信される。メモリに保存されている第1のデータが、要求された第2のデータに関連しているか否かが判断される。リクエストパケットで要求された第2のデータが取得されるとともに、関連していると判断された第1のデータが関連データとして取得される。取得された第2のデータと関連データとが第2の通信装置へ送信される。
したがって、第2の通信装置が送信したリクエストパケットに対して、要求されたデータとともに、第2の通信装置が必要とする関連データが一緒に送信されるため、リクエストパケットの送信頻度を下げることができ、通信帯域の利用効率を改善することができ、遅延時間を抑制することができる。
また、上記の通信方法において、前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信してもよい。
この構成によれば、取得された第2のデータと関連データとが連続して第2の通信装置へ送信されるので、第2のデータと関連データとを遅延することなく送信することができる。
また、上記の通信方法において、前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信してもよい。
この構成によれば、取得された第2のデータと関連データとを統合した一つのデータパケットが生成され、生成されたデータパケットが第2の通信装置へ送信されるので、第2のデータと関連データとを一括して送信することができる。
また、上記の通信方法において、前記第2のデータは、前記第1の通信装置の位置を表す位置情報を含み、前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報を含み、前記第2のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータに含まれる前記位置情報とを用いて、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いか否かを判断し、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断してもよい。
この構成によれば、第2のデータは、第1の通信装置の位置を表す位置情報を含む。第1のデータは、第3の通信装置の位置を表す位置情報を含む。第2のデータに含まれる位置情報と、第1のデータに含まれる位置情報とを用いて、第1の通信装置と第3の通信装置との物理距離が閾値より短いか否かが判断される。第1の通信装置と第3の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断された場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断される。
したがって、第1の通信装置と第3の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断された場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断されるので、第1の通信装置と第3の通信装置とが互いの情報を共有する装置であることを容易に判断することができる。
また、上記の通信方法において、前記第1のデータは、時刻を表す時刻情報を含み、前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻が現在時刻から所定時間以内であると判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断してもよい。
この構成によれば、第1のデータは、時刻を表す時刻情報を含む。第1のデータに含まれる時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かが判断され、時刻が現在時刻から所定時間以内であると判断された場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断される。
したがって、時刻が現在時刻から所定時間以内であると判断された場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断されるので、第1の通信装置と第3の通信装置とが互いの情報を共有する装置であることを容易に判断することができる。また、第1の通信装置は、最新の情報を共有することができる。
また、上記の通信方法において、前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報をさらに含み、前記時刻情報は、前記位置情報が取得された時刻を表し、前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻が現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合に、前記第1のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータよりも前に受信された他の第1のデータに含まれる位置情報とに基づいて前記第3の通信装置が静止しているか否かを判断し、前記第3の通信装置が静止していると判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断し、前記第3の通信装置が静止していないと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していないと判断してもよい。
この構成によれば、第1のデータは、第3の通信装置の位置を表す位置情報をさらに含む。時刻情報は、位置情報が取得された時刻を表す。第1のデータに含まれる時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かが判断される。時刻が現在時刻から所定時間以内ではないと判断された場合に、第1のデータに含まれる位置情報と、第1のデータよりも前に受信された他の第1のデータに含まれる位置情報とに基づいて第3の通信装置が静止しているか否かが判断される。第3の通信装置が静止していると判断された場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断される。第3の通信装置が静止していないと判断された場合に、第1のデータが第2のデータに関連していないと判断される。
したがって、第3の通信装置が静止していた場合は、現在も静止している可能性が高いため、時間的に古い位置情報であっても利用することができ、第1のデータが第2のデータに関連しているか否かを判断することができる。
また、上記の通信方法において、前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報をさらに含み、前記時刻情報は、前記位置情報が取得された時刻を表し、前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合に、前記第1のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータよりも前に受信された他の第1のデータに含まれる位置情報とに基づいて前記第3の通信装置の最新の位置を推定し、推定した前記位置を関連データとして取得してもよい。
この構成によれば、第1のデータは、第3の通信装置の位置を表す位置情報をさらに含む。時刻情報は、位置情報が取得された時刻を表す。第1のデータに含まれる時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かが判断される。時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内ではないと判断された場合に、第1のデータに含まれる位置情報と、第1のデータよりも前に受信された他の第1のデータに含まれる位置情報とに基づいて第3の通信装置の最新の位置が推定され、推定された位置が関連データとして取得される。
したがって、時間的に古い位置情報を用いて第3の通信装置の最新の位置を推定することができる。
また、上記の通信方法において、前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前が、前記リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、前記第1のデータの前記名前に含まれるファイル名が、前記リクエストパケットの前記名前に含まれるファイル名と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断してもよい。
この構成によれば、メモリに保存されている第1のデータの名前が、リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、第1のデータの名前に含まれるファイル名が、リクエストパケットの名前に含まれるファイル名と同じ場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断される。
したがって、第1のデータの名前に含まれるファイル名と、リクエストパケットの名前に含まれるファイル名とを比較することで、第1のデータが第2のデータに関連しているか否かを容易に判断することができる。
また、上記の通信方法において、前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前が、前記リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、前記第1のデータの前記名前に含まれる拡張子が、前記リクエストパケットの前記名前に含まれる拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断してもよい。
この構成によれば、メモリに保存されている第1のデータの名前が、リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、第1のデータの名前に含まれる拡張子が、リクエストパケットの名前に含まれる拡張子と同じ場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断される。
したがって、第1のデータの名前に含まれる拡張子と、リクエストパケットの名前に含まれる拡張子とを比較することで、第1のデータが第2のデータに関連しているか否かを容易に判断することができる。
また、上記の通信方法において、前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前に含まれる拡張子が、予め前記第1の通信装置に保持されている所定の拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断してもよい。
この構成によれば、メモリに保存されている第1のデータの名前に含まれる拡張子が、予め第1の通信装置に保持されている所定の拡張子と同じ場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断される。
したがって、第1のデータの名前に含まれる拡張子と、予め第1の通信装置に保持されている所定の拡張子とを比較することで、第1のデータが第2のデータに関連しているか否かを容易に判断することができる。
また、上記の通信方法において、前記第1のデータは、前記第1のデータの属性を示す属性データを含み、前記メモリに保存されている前記第1のデータに含まれる前記属性データが示す属性が、前記リクエストパケットの名前が示す属性と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断してもよい。
この構成によれば、第1のデータは、第1のデータの属性を示す属性データを含む。メモリに保存されている第1のデータに含まれる属性データが示す属性が、リクエストパケットの名前が示す属性と同じ場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断される。
したがって、第1のデータに含まれる属性データが示す属性と、リクエストパケットの名前が示す属性とを比較することで、第1のデータが第2のデータに関連しているか否かを容易に判断することができる。
また、上記の通信方法において、前記第1のデータが前記第3の通信装置から前記第1の通信装置に到達するまでに通過する通信装置の数を示すホップ数が閾値より小さいか否かを判断し、前記ホップ数が閾値より小さいと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断してもよい。
この構成によれば、第1のデータが第3の通信装置から第1の通信装置に到達するまでに通過する通信装置の数を示すホップ数が閾値より小さいか否かが判断される。ホップ数が閾値より小さいと判断した場合に、第1のデータが第2のデータに関連していると判断される。
したがって、第1のデータのホップ数が小さければ、第1の通信装置と第3の通信装置との物理距離も短いと判断することができるので、第1のデータのホップ数が閾値より小さいか否かを判断することで、第1のデータが第2のデータに関連しているか否かを容易に判断することができる。
また、本開示の一態様にかかる通信装置は、コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを他の通信装置から受信するリクエスト受信部と、前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記他の通信装置へ送信するデータ送信部と、を備える。
この構成によれば、メモリは、コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存する。第1の通信装置が提供するとともに第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットが第2の通信装置から受信される。メモリに保存されている第1のデータが、要求された第2のデータに関連しているか否かが判断される。リクエストパケットで要求された第2のデータが取得されるとともに、関連していると判断された第1のデータが関連データとして取得される。取得された第2のデータと関連データとが第2の通信装置へ送信される。
したがって、第2の通信装置が送信したリクエストパケットに対して、要求されたデータとともに、第2の通信装置が必要とする関連データが一緒に送信されるため、リクエストパケットの送信頻度を下げることができ、通信帯域の利用効率を改善することができ、遅延時間を抑制することができる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下の実施の形態は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
また、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
(実施の形態)
[システムの構成]
図1は、本実施の形態におけるコンテンツ指向ネットワークシステムの構成の一例を示す図である。図1に示すコンテンツ指向ネットワークシステムは複数の通信装置11a〜11eを備える。複数の通信装置11a〜11eは、CCN(Content Centric Networking)網10を介して接続されている。CCN網10は、コンテンツ指向ネットワークの一例である。コンテンツ指向ネットワークは、データの名前を指定したリクエストパケットが送出されるとともにリクエストパケットの名前に対応するデータが送出される。通信装置11a〜11eは、CCN網10を介してそれぞれ接続され、例えば、端末装置または中継装置に接続されてもよい。通信装置11a〜11eは、CCN網10を介して、コンテンツデータの名前を記載したリクエストパケットを送信し、コンテンツデータを含むデータパケットを受信する。なお、以下では、コンテンツデータを単にデータと記載する場合もある。
また、図1に示すコンテンツ指向ネットワークシステムでは、5台の通信装置11a〜11eがCCN網10に接続されている。しかしながら、本開示は特にこれに限定されず、2〜4台の通信装置がCCN網10に接続されてもよく、6台以上の通信装置がCCN網10に接続されてもよい。
また、本実施の形態における通信装置11a〜11eは、例えば無人飛行機である。しかしながら、本開示は特にこれに限定されず、通信装置11a〜11eは、車両などの移動体であってもよい。
[通信装置の構成]
図2は、本実施の形態における通信装置の詳細構成の一例を示す図である。なお、図2に示す通信装置11は、通信装置11a〜11eを総称するものであり、各通信装置11a〜11eは、同じ構成である。
図2に示す通信装置(第1の通信装置)11は、CCN網10に接続され、1つ以上のインタフェース111(図2ではインタフェース111a,111b)と、データ送信部112と、リクエスト受信部113と、リクエスト送信部114と、データ処理部115と、関連性判断部116と、データ蓄積部117と、データ生成部118と、経路情報処理部119とを備える。
インタフェース111は、CCN網10に接続するためのインタフェースである。なお、通信装置11は、2つのインタフェース111a,111bだけでなく、複数のネットワークに応じた複数のインタフェースを備えてもよい。
リクエスト送信部114は、通信装置11が一定の時間周期ごとに他の通信装置の情報を取得するためのリクエストパケットを送信する。リクエストパケットは、インタフェース111を介してCCN網10へ送信される。
データ生成部118は、コンテンツデータを生成して、データ蓄積部117に蓄積する。ここで、データ生成部118によって生成されるコンテンツデータは、例えば、デバイス名、位置情報及び時刻情報を含む。デバイス名は、通信装置を識別するための情報である。位置情報は、通信装置11の位置を示す。データ生成部118は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機を含み、通信装置11の位置は、GPS受信機から取得される緯度及び経度で表される。時刻情報は、位置情報を取得した時刻を示す。
データ蓄積部117は、例えばメモリであり、データ生成部118によって生成されたコンテンツデータを蓄積する。また、データ蓄積部117は、CCN網10を介して他の通信装置(第3の通信装置)から受信したコンテンツデータ(データパケット)(第1のデータ)をキャッシュデータとして一時的に保存する。
リクエスト受信部113は、通信装置11が提供するコンテンツデータ(第1のデータとは異なる第2のデータ)を要求するリクエストパケットを他の通信装置(第2の通信装置)から受信する。リクエスト受信部113は、リクエストパケットを受信すると、要求されたコンテンツデータがデータ蓄積部117に存在するか否かを判断する。リクエスト受信部113は、要求されたコンテンツデータがデータ蓄積部117に存在する場合にはリクエストパケットを関連性判断部116に通知する。
関連性判断部116は、事前に設定されたルールに基づき、リクエスト受信部113で受信したリクエストパケットで要求されたコンテンツデータと、データ蓄積部117に存在するコンテンツデータとの関連性を判断し、関連データを特定する。関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されているコンテンツデータが、要求されたコンテンツデータに関連しているか否かを判断する。関連性判断部116は、関連性の判断結果を、リクエスト受信部113に通知する。
リクエスト受信部113は、関連性判断部116から関連性の判断結果を受け取り、データ処理部115に通知する。リクエスト受信部113は、要求されたコンテンツデータがデータ蓄積部117に存在しない場合にはリクエストパケットを経路情報処理部119に通知する。
データ処理部115は、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータ(要求データ)と、関連性判断部116が特定した関連データとをデータ蓄積部117から読み出す。データ処理部115は、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータを要求データとしてデータ蓄積部117から取得するとともに、関連していると判断されたコンテンツデータを関連データとしてデータ蓄積部117から取得する。データ処理部115は、要求データと関連データとを統合した1つのデータパケットを生成し、生成したデータパケットをデータ送信部112に渡す。
なお、関連データは、コンテンツ指向ネットワークに接続された他の通信装置(第3の通信装置)によって過去に提供されたデータである。
データ送信部112は、受け取った要求データと関連データとを統合したデータパケットを、インタフェース111を介してCCN網10に送信する。データ送信部112は、取得された要求データと関連データとを、リクエストパケットを送信した他の通信装置へ送信する。
経路情報処理部119は、受信したリクエストパケットを、経路情報に従い、他の通信装置(コンテンツ提供装置)又は中継装置に転送するために、インタフェース111を介してCCN網10へ送信する。
なお、データ処理部115は、要求データと関連データとをデータ送信部112に通知し、データ送信部112は、要求データと関連データとを連続するデータパケットとして送信してもよい。すなわち、データ送信部112は、要求データと関連データとを連続して送信してもよい。
[通信装置の動作]
次に、上記のように構成された通信装置11の動作について説明する。
図3は、本実施の形態における通信装置11の動作の一例を示すフローチャートである。図3における通信装置11は、CCN網10に接続された中継装置であって、リクエストパケットを受信した際の中継動作について説明する。
まず、通信装置11のリクエスト受信部113は、インタフェース111を介して、リクエストパケットを受信する(ステップS1)。
次に、リクエスト受信部113は、ステップS1において受信したリクエストパケットにより要求されたデータが、データ蓄積部117に存在するか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS1において受信したリクエストパケットにより要求されたデータが、データ蓄積部117に存在すると判断された場合(ステップS2でYES)、リクエスト受信部113は、関連性判断部116にリクエストパケットを通知して、ステップS4の処理に移行する。
一方、要求されたデータがデータ蓄積部117に存在しないと判断された場合(ステップS2でNO)、リクエスト受信部113は、経路情報処理部119にリクエストパケットを通知して、ステップS3の処理に移行する。経路情報処理部119は、経路情報に基づき、受信したリクエストパケットを、他の通信装置又は中継装置に転送する(ステップS3)。
次に、関連性判断部116は、リクエスト受信部113からリクエストパケットを受け取り、リクエストパケットで要求されたデータの名前と事前に用意された関連性の判断ルールとに基づいて、要求されたデータに関連するデータがデータ蓄積部117に存在するか否かを判断する(ステップS4)。
関連性判断部116は、関連性の判断結果を、リクエスト受信部113に通知する。要求されたデータに関連するデータがデータ蓄積部117に存在する場合、関連性判断部116は、要求されたデータに関連していると判断されたデータを関連データとして特定し、要求されたデータに関連するデータがデータ蓄積部117に存在することを示す情報と、特定した関連データを示す情報とを関連性の判断結果として出力する。一方、要求されたデータに関連するデータがデータ蓄積部117に存在されていない場合、関連性判断部116は、要求されたデータに関連するデータがデータ蓄積部117に存在しないことを示す情報を関連性の判断結果として出力する。リクエスト受信部113は、関連性判断部116から関連性の判断結果を受け取り、データ処理部115に通知する。関連性判断部116による判断処理については、図5及び図6を用いて、後で詳細を説明する。
要求されたデータに関連するデータがデータ蓄積部117に存在すると判断された場合(ステップS4でYES)、データ処理部115は、リクエストパケットにより要求されたデータ(要求データ)と、関連性判断部116によって特定された関連データとをデータ蓄積部117から取得する(ステップS5)。
次に、データ処理部115は、取得した要求データと関連データとを統合したデータパケットを生成する(ステップS6)。データ処理部115は、生成したデータパケットをデータ送信部112に通知する。
次に、データ送信部112は、受け取ったデータパケットを、リクエストパケットを送信した通信装置へCCN網を介して送信する(ステップS7)。
一方、要求されたデータに関連するデータがデータ蓄積部117に存在しないと判断された場合(ステップS4でNO)、データ処理部115は、リクエストパケットにより要求されたデータ(要求データ)をデータ蓄積部117から取得する(ステップS8)。
次に、データ送信部112は、要求データのみのデータパケットを、リクエストパケットを送信した通信装置へCCN網を介して送信する(ステップS7)。
図4は、本実施の形態における通信装置11のデータ生成部118が生成するコンテンツデータの一例を示す図である。各通信装置は、相互に共有するコンテンツデータを生成する。コンテンツデータは、デバイス名、位置情報及び時刻情報を含む。時刻情報は、位置情報を取得した時刻を示す。通信装置11は、一定時間周期ごとにコンテンツデータを生成(更新)する。例えば、通信装置11は、無人飛行機などの移動体である。複数の移動体は、特定の目的のために、集団で行動してタスクを実行する。タスクを実行するために、各移動体は、互いの位置情報を共有する必要がある。ここでのタスクとは、例えば、特定エリアの映像による監視又は目的物の探索などである。
次に、関連性判断部116による判断処理の詳細について説明する。関連性判断部116は、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに含まれる位置情報と、コンテンツ指向ネットワークを介して受信した他の通信装置から提供されたコンテンツデータに含まれる位置情報とを用いて、自通信装置11と他の通信装置との物理距離が閾値より短いか否かを判断する。そして、自通信装置11と他の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断した場合に、関連性判断部116は、過去に受信したコンテンツデータが、要求されたコンテンツデータに関連していると判断する。
図5は、本実施の形態における通信装置11の関連性判断部116の動作の一例を示すフローチャートである。図5に示す判断処理は、図3のステップS4の詳細な処理を示している。ここでは、データの関連性の有無を通信装置間で共有される位置情報から判断している。具体的には、データ(コンテンツデータ)は、デバイス名、位置情報及び時刻情報を含んでおり、一定時間周期ごとに生成される(図4)。なお、本実施の形態では、コンテンツデータは、デバイス名及び位置情報のみを含み、時刻情報を含んでいなくてもよい。
まず、関連性判断部116は、集団で行動している通信装置11を管理するデバイスリストを取得する(ステップS11)。デバイスリストは、コンテンツデータを共有する所定のグループに属している複数の通信装置のデバイス名の一覧であり、予めデータ蓄積部117に記憶されている。関連性判断部116は、デバイスリストに含まれるデバイス名の先頭から順に、コンテンツデータの関連性を判断する。
次に、関連性判断部116は、デバイスリストに含まれるデバイス名に対応するキャッシュデータ(コンテンツデータ)が存在する場合には、当該コンテンツデータに含まれる位置情報を取得する(ステップS12)。
次に、関連性判断部116は、自通信装置11の位置情報と、判断対象の通信装置の位置情報とを用いて、自通信装置11と判断対象の通信装置との物理距離が閾値より短いか否かを判断する(ステップS13)。ここで、自通信装置11と判断対象の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断した場合(ステップS13でYES)、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断する(ステップS14)。
一方、自通信装置11と判断対象の通信装置との物理距離が閾値以上であると判断した場合(ステップS13でNO)、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していないと判断する(ステップS15)。
次に、関連性判断部116は、デバイスリストに含まれる全てのデバイス名に対する判断処理が完了したか否かを判断する(ステップS16)。ここで、デバイスリストに含まれる全てのデバイス名に対する判断処理が完了したと判断された場合(ステップS16でYES)、関連性判断部116は、処理を終了し、関連していると判断されたコンテンツデータを特定する。一方、デバイスリストに含まれる全てのデバイス名に対する判断処理が完了していないと判断された場合(ステップS16でNO)、ステップS12の処理に戻り、関連性判断部116は、デバイスリストに含まれる次のデバイス名に対応するキャッシュデータ(コンテンツデータ)が存在する場合には、当該コンテンツデータに含まれる位置情報を取得する。
続いて、関連性判断部116による判断処理の他の例について説明する。関連性判断部116は、コンテンツ指向ネットワークを介して受信した他の通信装置から提供されたコンテンツデータに含まれる時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断する。時刻が現在時刻から所定時間以内であると判断した場合に、関連性判断部116は、過去に受信したコンテンツデータが、要求されたコンテンツデータに関連していると判断する。また、時刻が現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合に、関連性判断部116は、過去に受信したコンテンツデータに含まれる位置情報と、当該コンテンツデータよりも前に受信された他のコンテンツデータに含まれる位置情報とに基づいて、判断対象の他の通信装置が静止しているか否かを判断する。他の通信装置が静止していると判断した場合に、関連性判断部116は、過去に受信したコンテンツデータが、要求されたコンテンツデータに関連していると判断する。他の通信装置が静止していないと判断した場合に、関連性判断部116は、過去に受信したコンテンツデータが、要求されたコンテンツデータに関連していないと判断する。
図6は、本実施の形態における通信装置11の関連性判断部116の動作の他の例を示すフローチャートである。図6に示す判断処理は、図3のステップS4の詳細な処理を示している。ここでは、データの関連性の有無を通信装置が有する位置情報の更新時刻と位置情報の更新履歴とから判断している。具体的には、データ(コンテンツデータ)は、デバイス名、位置情報及び時刻情報を含んでおり、一定時間周期ごとに生成される(図4)。
まず、関連性判断部116は、集団で行動している通信装置11を管理するデバイスリストを取得する(ステップS21)。デバイスリストは、コンテンツデータを共有する所定のグループに属している複数の通信装置のデバイス名の一覧であり、予めデータ蓄積部117に記憶されている。関連性判断部116は、デバイスリストに含まれるデバイス名の先頭から順に、コンテンツデータの関連性を判断する。
次に、関連性判断部116は、デバイスリストに含まれるデバイス名に対応するキャッシュデータ(コンテンツデータ)が存在する場合には、当該コンテンツデータに含まれる時刻情報を取得する(ステップS22)。
次に、関連性判断部116は、取得した時刻情報で示される時刻が、現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断する(ステップS23)。ここで、時刻情報で示される時刻が、現在時刻から所定時間以内であると判断した場合(ステップS23でYES)、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断する(ステップS24)。
一方、時刻情報で示される時刻が、現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合(ステップS23でNO)、関連性判断部116は、判断対象の通信装置が所定期間内に静止しているか否かを判断する(ステップS25)。このとき、関連性判断部116は、判断対象の通信装置に対応する複数のキャッシュデータ(コンテンツデータ)がデータ蓄積部117に記憶されている場合、取得した時刻の異なる複数の位置情報から移動履歴を抽出する。所定期間内の通信装置の移動距離の合計値が閾値より大きい場合、関連性判断部116は、判断対象の通信装置が所定期間内に静止していない(移動している)と判断する。一方、所定期間内の通信装置の移動距離の合計値が閾値以下である場合、関連性判断部116は、判断対象の通信装置が所定期間内に静止している(移動していない)と判断する。
通信装置が静止状態に近い場合、位置情報の取得時刻が古くても最新の通信装置の位置は位置情報から判断できる。そのため、判断対象の通信装置が所定期間内に静止していると判断した場合(ステップS25でYES)、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断する(ステップS26)。
一方、通信装置が頻繁に移動している場合、最新の通信装置の位置は位置情報から判断できない。そのため、判断対象の通信装置が所定期間内に静止していないと判断した場合(ステップS25でNO)、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していないと判断する(ステップS27)。
なお、判断対象の通信装置に対応するキャッシュデータ(コンテンツデータ)が1つのみデータ蓄積部117に記憶されている場合、判断対象の通信装置が静止しているか否かを判断するのは困難である。そのため、時刻情報で示される時刻が、現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合(ステップS23でNO)、関連性判断部116は、判断対象の通信装置に対応する複数のキャッシュデータ(コンテンツデータ)がデータ蓄積部117に記憶されているか否かを判断してもよい。そして、判断対象の通信装置に対応する複数のキャッシュデータ(コンテンツデータ)がデータ蓄積部117に記憶されていると判断した場合、関連性判断部116は、判断対象の通信装置が所定期間内に静止しているか否かを判断してもよい。一方、判断対象の通信装置に対応する複数のキャッシュデータ(コンテンツデータ)がデータ蓄積部117に記憶されていない、すなわち、判断対象の通信装置に対応する1つのキャッシュデータ(コンテンツデータ)のみがデータ蓄積部117に記憶されていると判断した場合、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断してもよい。なお、判断対象の通信装置に対応する複数のキャッシュデータ(コンテンツデータ)がデータ蓄積部117に記憶されていないと判断した場合、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していないと判断してもよい。
次に、関連性判断部116は、デバイスリストに含まれる全てのデバイス名に対する判断処理が完了したか否かを判断する(ステップS28)。ここで、デバイスリストに含まれる全てのデバイス名に対する判断処理が完了したと判断された場合(ステップS28でYES)、関連性判断部116は、処理を終了し、関連していると判断されたコンテンツデータを特定する。一方、デバイスリストに含まれる全てのデバイス名に対する判断処理が完了していないと判断された場合(ステップS28でNO)、ステップS22の処理に戻り、関連性判断部116は、デバイスリストに含まれる次のデバイス名に対応するキャッシュデータ(コンテンツデータ)が存在する場合には、当該コンテンツデータに含まれる位置情報を取得する。
なお、ステップS23において、関連性判断部116は、時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合に、過去に受信したコンテンツデータに含まれる位置情報と、当該コンテンツデータよりも前に受信された他のコンテンツデータに含まれる位置情報とに基づいて他の通信装置の最新の位置を推定し、推定した位置を関連データとして取得してもよい。すなわち、時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内ではない2つのコンテンツデータがデータ蓄積部117に記憶されている場合、関連性判断部116は、2つのコンテンツデータの位置情報及び時刻情報に基づいて他の通信装置の現在の位置を推定することができる。例えば、関連性判断部116は、2つのコンテンツデータの位置情報から他の通信装置の移動方向を推定することができる。また、関連性判断部116は、2つのコンテンツデータの位置情報及び時刻情報から他の通信装置の移動速度を推定することができる。また、関連性判断部116は、コンテンツデータが取得された時刻から現在の時刻までの経過時間と移動速度とに基づいて移動距離を推定することができる。そのため、関連性判断部116は、他の通信装置の移動方向と移動距離とに基づいて、他の通信装置の現在の位置を推定することができ推定した現在の位置を示す位置情報を含むコンテンツデータを関連データとして算出してもよい。
また、図6に示す判断処理では、時刻情報で示される時刻が、現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合(ステップS23でNO)、ステップS25において、関連性判断部116は、判断対象の通信装置が所定期間内に静止しているか否かを判断している。しかしながら、本開示は特にこれに限定されず、時刻情報で示される時刻が、現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合(ステップS23でNO)、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していないと判断し、ステップS28の処理に移行してもよい。
[実施の形態の変形例]
(1)本実施の形態では、関連性判断部116は、位置情報及び/又は時刻情報に基づいて、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連しているか否かを判断しているが、本開示は特にこれに限定されない。関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されている過去に受信したコンテンツデータ(第1のデータ)の名前が、リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、過去に受信したコンテンツデータの名前に含まれるファイル名が、リクエストパケットの名前に含まれるファイル名と同じ場合に、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータ(第1のデータ)が、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータ(第2のデータ)に関連していると判断してもよい。
図7は、本実施の形態におけるリクエストパケットの名前の一例を示す図である。図7において、“/abc.com/nodeA/data.pos”は、リクエストパケットの名前を示す。また、リクエストパケットの名前のうち、“data.pos”は、ファイル名を示す。さらに、リクエストパケットの名前のうち、“pos”は、拡張子を示す。図7に示すリクエストパケットは、“nodeA”という通信装置に対し、“data.pos”というファイル名で表されるデータを要求するためのリクエストパケットである。なお、コンテンツデータ(データパケット)の名前は、リクエストパケットの名前と同じである。
例えば、“nodeB”という通信装置Bによって送信された、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータを、“nodeA”という通信装置Aが記憶している場合、通信装置Aは、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるリクエストパケットを受信すると、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるコンテンツデータを取得する。このとき、通信装置Aの関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されている過去に受信したコンテンツデータの名前が、リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、過去に受信したコンテンツデータの名前に含まれるファイル名が、リクエストパケットの名前に含まれるファイル名と同じであるか否かを判断する。“/abc.com/nodeB/data.pos”と、“/abc.com/nodeA/data.pos”とを比較すると、名前が異なっているが、ファイル名が同じである。そのため、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断し、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータを取得する。そして、通信装置Aのデータ送信部112は、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるコンテンツデータ(要求データ)と、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータ(関連データ)とを送信する。
(2)関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されている過去に受信したコンテンツデータ(第1のデータ)の名前が、リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、過去に受信したコンテンツデータの名前に含まれる拡張子が、リクエストパケットの名前に含まれる拡張子と同じ場合に、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータ(第1のデータ)が、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータ(第2のデータ)に関連していると判断してもよい。以下、この変形例について、図7を参照して説明する。
例えば、“nodeB”という通信装置Bによって送信された、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータを、“nodeA”という通信装置Aが記憶している場合、通信装置Aは、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるリクエストパケットを受信すると、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるコンテンツデータを取得する。このとき、通信装置Aの関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されている過去に受信したコンテンツデータの名前が、リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、過去に受信したコンテンツデータの名前に含まれる拡張子が、リクエストパケットの名前に含まれる拡張子と同じであるか否かを判断する。“/abc.com/nodeB/data.pos”と、“/abc.com/nodeA/data.pos”とを比較すると、名前が異なっているが、拡張子が同じである。そのため、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断し、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータを取得する。そして、通信装置Aのデータ送信部112は、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるコンテンツデータ(要求データ)と、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータ(関連データ)とを送信する。
また、データ蓄積部117が、名前が“/abc.com/nodeA/data_old.pos”であるコンテンツデータと、名前が“/abc.com/nodeB/data_old.pos”であるコンテンツデータとを記憶している場合、関連性判断部116は、リクエストパケットの拡張子と、これら2つのコンテンツデータの拡張子とが同じであると判断し、これら2つのコンテンツデータを関連データとして取得する。このように、コンテンツデータのファイル名がリクエストパケットのファイル名と異なっていたとしても、コンテンツデータの拡張子がリクエストパケットの拡張子と同じであれば、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断する。
(3)関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されている過去に受信したコンテンツデータ(第1のデータ)の名前に含まれる拡張子が、予め通信装置に保持されている所定の拡張子と同じ場合に、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータ(第1のデータ)が、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータ(第2のデータ)に関連していると判断してもよい。以下、この変形例について、図7を参照して説明する。
例えば、“nodeB”という通信装置Bによって送信された、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータを、“nodeA”という通信装置Aが記憶しており、“pos”という拡張子を予め保持している場合、通信装置Aは、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるリクエストパケットを受信すると、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるコンテンツデータを取得する。このとき、通信装置Aの関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されている過去に受信したコンテンツデータの名前に含まれる拡張子が、予め通信装置Aに保持されている所定の拡張子“pos”と同じであるか否かを判断する。“/abc.com/nodeB/data.pos”の拡張子は、予め通信装置Aに保持されている所定の拡張子“pos”と同じである。そのため、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断し、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータを取得する。そして、通信装置Aのデータ送信部112は、名前が“/abc.com/nodeA/data.pos”であるコンテンツデータ(要求データ)と、名前が“/abc.com/nodeB/data.pos”であるコンテンツデータ(関連データ)とを送信する。
また、データ蓄積部117が、名前が“/abc.com/nodeB/data_old.pos”であるコンテンツデータを記憶している場合、関連性判断部116は、当該コンテンツデータの拡張子が、予め通信装置Aに保持されている所定の拡張子“pos”と同じであると判断し、当該コンテンツデータを関連データとして取得する。このように、コンテンツデータのファイル名がリクエストパケットのファイル名と異なっていたとしても、コンテンツデータの拡張子が、予め通信装置に保持されている所定の拡張子と同じであれば、関連性判断部116は、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータが、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータに関連していると判断する。
なお、通信装置11は、リクエストパケットの名前に含まれる第1の拡張子と、第1の拡張子とは異なる第2の拡張子とを関連付けた関連性リストを予め保持してもよい。このとき、関連性判断部116は、受信したリクエストパケットの名前に第1の拡張子が含まれている場合、当該第1の拡張子に関連付けられている第2の拡張子を含む名前のコンテンツデータを関連データとして取得してもよい。
(4)コンテンツデータは、コンテンツデータの属性を示す属性データを含んでもよい。関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されている過去に受信したコンテンツデータ(第1のデータ)に含まれる属性データが示す属性が、リクエストパケットの名前が示す属性と同じ場合に、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータ(第1のデータ)が、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータ(第2のデータ)に関連していると判断してもよい。
例えば、コンテンツデータが位置情報を含む場合、コンテンツデータは、位置を示す属性データを含んでもよい。この場合、リクエストパケットの名前は、属性を含んでもよい。例えば、リクエストパケットの名前が“/abc.com/nodeA/position/data.pos”である場合、名前に含まれる“position”は、位置という属性を示している。
(5)関連性判断部116は、データ蓄積部117に保存されている過去に他の通信装置から受信したコンテンツデータ(第1のデータ)が他の通信装置から自通信装置に到達するまでに通過する通信装置の数を示すホップ数が閾値より小さいか否かを判断してもよい。コンテンツデータは、ホップ数を含む。関連性判断部116は、ホップ数が閾値より小さいと判断した場合に、データ蓄積部117に記憶されているコンテンツデータ(第1のデータ)が、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータ(第2のデータ)に関連していると判断してもよい。
(6)本実施の形態では、複数の移動体(通信装置)が位置情報を共有する例について説明している。しかしながら、本開示は特にこれに限定されず、本実施の形態は、端末装置が複数のルータを介して複数のカメラから映像データを取得する場合にも適用することができる。
図8は、本実施の形態の変形例におけるコンテンツ指向ネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
図8に示すコンテンツ指向ネットワークシステムは、端末装置101、複数のルータ102a〜102f及び複数のカメラ103a〜103cを備える。端末装置101は、CCN網100を介して複数のカメラ103a〜103cと通信可能に接続されている。端末装置101は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、又はスマートフォンなどである。端末装置101は、複数のカメラ103a〜103cから映像データを取得する。
複数のルータ102a〜102fは、中継装置である。端末装置101は、ルータ102a、102b、102c、102eを経由してカメラ103aと接続されている。端末装置101は、ルータ102a、102b、102c、102fを経由してカメラ103bと接続されている。端末装置101は、ルータ102a、102b、102dを経由してカメラ103cと接続されている。
複数のカメラ103a〜103cは、撮影した映像データを端末装置101へ送信する。端末装置101は、CCN網100を介して、コンテンツデータ(映像データ)を要求するためのリクエストパケットを送信し、コンテンツデータ(映像データ)を含むデータパケットを受信する。このとき、ルータ102bは、複数のカメラ103a〜103cから送信された各映像データをキャッシュデータとして記憶している。
従来、端末装置101が複数のカメラ103a〜103cから映像データを取得する場合、端末装置101は、複数のカメラ103a〜103cのそれぞれに対してリクエストパケットを送信する必要がある。ルータ102bは、複数のカメラ103a〜103cから送信された各映像データをキャッシュデータとして記憶している。そのため、ルータ102bは、カメラ103aに対するリクエストパケットを端末装置101から受信した場合、記憶しているカメラ103aの映像データを端末装置101へ送信する。また、ルータ102bは、カメラ103bに対するリクエストパケットを端末装置101から受信した場合、記憶しているカメラ103bの映像データを端末装置101へ送信する。さらに、ルータ102bは、カメラ103cに対するリクエストパケットを端末装置101から受信した場合、記憶しているカメラ103cの映像データを端末装置101へ送信する。
このように、従来、端末装置101が複数のカメラ103a〜103cから映像データを取得する場合、リクエストパケットを3回送信する必要がある。
一方、本実施の形態では、端末装置101が複数のカメラ103a〜103cから映像データを取得する場合、端末装置101は、カメラ103aに対してリクエストパケットを送信する。ルータ102bは、複数のカメラ103a〜103cから送信された各映像データをキャッシュデータとして記憶している。そのため、ルータ102bは、カメラ103aに対するリクエストパケットを端末装置101から受信した場合、記憶しているカメラ103aの映像データを取得するとともに、記憶しているカメラ103bの映像データ及びカメラ103cの映像データを関連データとして取得する。そして、ルータ102bは、取得したカメラ103aの映像データ、カメラ103bの映像データ及びカメラ103cの映像データを端末装置101へ送信する。
このように、本実施の形態では、端末装置101がカメラ103aから映像データを取得する場合、ルータ102bが、カメラ103aの映像データだけでなく、カメラ103bの映像データ及びカメラ103cの映像データも送信するので、1回のみリクエストパケットを送信するだけで3つの映像データを取得することができる。したがって、リクエストパケットの送信を3回から1回に削減することができ、ルータ102aとルータ102bとの間のデータ転送効率を向上させることができる。
なお、図8に示すコンテンツ指向ネットワークシステムでは、端末装置101は、複数のカメラ103a〜103cから映像データを取得している。しかしながら、本開示は特にこれに限定されず、端末装置101は、複数のセンサからセンシングデータを取得してもよい。この場合、センサは、例えば温度センサ又は湿度センサであり、センシングデータは、例えば温度データ又は湿度データである。
[実施の形態の効果]
以上のように、本実施の形態によれば、第1の通信装置は、第2の通信装置が送信したリクエストパケットに対して、リクエストパケットで要求されたコンテンツデータだけでなく、第2の通信装置が必要とする関連データを一緒に送信する。そのため、リクエストパケットの送信頻度を下げることができる。これにより、通信帯域の利用効率を改善することができるとともに、遅延時間を抑制することができる。例えば、通信装置11aが通信装置11bに対して最新の位置情報を問い合わせた場合に、通信装置11bは、通信装置11c及び通信装置11dの位置情報をキャッシュデータとして記憶しているので、通信装置11b、通信装置11c及び通信装置11dの位置情報がまとめて通信装置11aに転送される。その結果、通信装置11aは、通信装置11c及び通信装置11dに位置情報を問い合わせる必要がなくなるため、リクエストパケットの送信頻度を下げることができる。
本開示に係る通信方法及び通信装置は、リクエストパケットの送信頻度を下げることができるとともに、通信帯域の利用効率を改善することができ、コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置における通信方法及び当該通信装置に有用である。
10 CCN網
11,11a,11b,11c,11d,11e 通信装置
111 インタフェース
112 データ送信部
113 リクエスト受信部
114 リクエスト送信部
115 データ処理部
116 関連性判断部
117 データ蓄積部
118 データ生成部
119 経路情報処理部

Claims (22)

  1. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第2のデータは、前記第1の通信装置の位置を表す位置情報を含み、
    前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報を含み、
    前記第2のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータに含まれる前記位置情報とを用いて、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いか否かを判断し、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信方法。
  2. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信
    前記第2のデータは、前記第1の通信装置の位置を表す位置情報を含み、
    前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報を含み、
    前記第2のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータに含まれる前記位置情報とを用いて、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いか否かを判断し、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    信方法。
  3. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、時刻を表す時刻情報を含み、
    前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻が現在時刻から所定時間以内であると判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    信方法。
  4. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、時刻を表す時刻情報を含み、
    前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻が現在時刻から所定時間以内であると判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信方法。
  5. 前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報をさらに含み、
    前記時刻情報は、前記位置情報が取得された時刻を表し、
    前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻が現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合に、前記第1のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータよりも前に受信された他の第1のデータに含まれる位置情報とに基づいて前記第3の通信装置が静止しているか否かを判断し、前記第3の通信装置が静止していると判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断し、前記第3の通信装置が静止していないと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していないと判断する、
    請求項3又は4記載の通信方法。
  6. 前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報をさらに含み、
    前記時刻情報は、前記位置情報が取得された時刻を表し、
    前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内ではないと判断した場合に、前記第1のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータよりも前に受信された他の第1のデータに含まれる位置情報とに基づいて前記第3の通信装置の最新の位置を推定し、推定した前記位置を関連データとして取得する、
    請求項3又は4記載の通信方法。
  7. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前が、前記リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、前記第1のデータの前記名前に含まれる拡張子が、前記リクエストパケットの前記名前に含まれる拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    信方法。
  8. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前が、前記リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、前記第1のデータの前記名前に含まれる拡張子が、前記リクエストパケットの前記名前に含まれる拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信方法。
  9. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前に含まれる拡張子が、予め前記第1の通信装置に保持されている所定の拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    信方法。
  10. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前に含まれる拡張子が、予め前記第1の通信装置に保持されている所定の拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信方法。
  11. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータが前記第3の通信装置から前記第1の通信装置に到達するまでに通過する通信装置の数を示すホップ数が閾値より小さいか否かを判断し、前記ホップ数が閾値より小さいと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    信方法。
  12. コンテンツ指向ネットワークに接続し、前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリを備える第1の通信装置における通信方法であって、
    前記第1の通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信し、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断し、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得し、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記第1のデータが前記第3の通信装置から前記第1の通信装置に到達するまでに通過する通信装置の数を示すホップ数が閾値より小さいか否かを判断し、前記ホップ数が閾値より小さいと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信方法。
  13. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記第2のデータは、前記通信装置の位置を表す位置情報を含み、
    前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報を含み、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記第2のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータに含まれる前記位置情報とを用いて、前記通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いか否かを判断し、前記通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  14. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記第2のデータは、前記通信装置の位置を表す位置情報を含み、
    前記第1のデータは、前記第3の通信装置の位置を表す位置情報を含み、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記第2のデータに含まれる前記位置情報と、前記第1のデータに含まれる前記位置情報とを用いて、前記通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いか否かを判断し、前記通信装置と前記第3の通信装置との物理距離が閾値より短いと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  15. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記第1のデータは、時刻を表す時刻情報を含み、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻が現在時刻から所定時間以内であると判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  16. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記第1のデータは、時刻を表す時刻情報を含み、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記第1のデータに含まれる前記時刻情報が示す時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判断し、前記時刻が現在時刻から所定時間以内であると判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  17. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前が、前記リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、前記第1のデータの前記名前に含まれる拡張子が、前記リクエストパケットの前記名前に含まれる拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  18. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前が、前記リクエストパケットの名前と一致せず、且つ、前記第1のデータの前記名前に含まれる拡張子が、前記リクエストパケットの前記名前に含まれる拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  19. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前に含まれる拡張子が、予め前記通信装置に保持されている所定の拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  20. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記メモリに保存されている前記第1のデータの名前に含まれる拡張子が、予め前記通信装置に保持されている所定の拡張子と同じ場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  21. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを連続して前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記第1のデータが前記第3の通信装置から前記通信装置に到達するまでに通過する通信装置の数を示すホップ数が閾値より小さいか否かを判断し、前記ホップ数が閾値より小さいと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
  22. コンテンツ指向ネットワークに接続する通信装置であって、
    前記コンテンツ指向ネットワークを介して受信した第1のデータを一時的に保存するメモリと、
    前記通信装置が提供するとともに前記第1のデータとは異なる第2のデータを要求するリクエストパケットを第2の通信装置から受信するリクエスト受信部と、
    前記メモリに保存されている前記第1のデータが、要求された前記第2のデータに関連しているか否かを判断する関連性判断部と、
    前記リクエストパケットで要求された前記第2のデータを取得するとともに、関連していると判断された前記第1のデータを関連データとして取得する取得部と、
    取得された前記第2のデータと前記関連データとを前記第2の通信装置へ送信するデータ送信部と、
    を備え、
    前記第1のデータは、前記コンテンツ指向ネットワークに接続された第3の通信装置によって過去に提供され、
    前記データ送信部は、取得された前記第2のデータと前記関連データとを統合した一つのデータパケットを生成し、生成した前記データパケットを前記第2の通信装置へ送信し、
    前記関連性判断部は、前記第1のデータが前記第3の通信装置から前記通信装置に到達するまでに通過する通信装置の数を示すホップ数が閾値より小さいか否かを判断し、前記ホップ数が閾値より小さいと判断した場合に、前記第1のデータが前記第2のデータに関連していると判断する、
    通信装置。
JP2015170331A 2015-08-31 2015-08-31 通信方法及び通信装置 Active JP6649015B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015170331A JP6649015B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 通信方法及び通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015170331A JP6649015B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 通信方法及び通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017049644A JP2017049644A (ja) 2017-03-09
JP6649015B2 true JP6649015B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=58279412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015170331A Active JP6649015B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 通信方法及び通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6649015B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017049644A (ja) 2017-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8644854B2 (en) System and method for processing enhanced data exchanged with an enhanced mobile station via a wireless connection
JP5844920B2 (ja) 移動端末のナビゲーション機能に基づく画像位置特定方法およびシステム
US10193805B2 (en) User oriented IoT data discovery and retrieval in ICN networks
JP6750646B2 (ja) 車載装置、情報処理方法、および、情報処理プログラム
JP6386254B2 (ja) 捜索支援プログラム、捜索支援システム及び捜索支援の方法
JP6969987B2 (ja) 通信装置、通信システムおよび移動体追跡方法
WO2014171061A1 (ja) カメラ制御装置、カメラ制御方法およびカメラ制御システム
KR20130037368A (ko) 센서 네트워크를 구성하는 중간 노드 장치 및 중간 노드 장치가 수행하는 센서 데이터 처리 방법
CN105991365B (zh) 路径探测的方法、设备和***
US11025529B2 (en) Radio communication system and radio communication method
KR101592062B1 (ko) 분산 지형공간 통신시스템
JP6649015B2 (ja) 通信方法及び通信装置
US9949129B1 (en) Location-specific data sharing
JP6586909B2 (ja) データ管理方法及びデータ管理システム
JP2017004177A (ja) センサデータ収集システムおよび方法
EP2802108A1 (en) Data-oriented communication system, node, and data transfer method
US9842481B1 (en) Apparatus and method to collect device information published in past times via a network of gateways
US20170286562A1 (en) Information processing apparatus, data providing system, and data providing method
JP2020053933A (ja) 端末制御装置、端末制御方法、プログラム
JP6576377B2 (ja) データ記憶システムおよびデータ記憶方法
JP6854006B2 (ja) 通信システム、通信方法及びプログラム
JP6858411B2 (ja) 中継装置、中継装置の制御方法及びプログラム
JP7360279B2 (ja) 情報収集方法、通信制御装置、およびコンテンツ蓄積装置
US20210144668A1 (en) Wearable terminal, group management system, and wearable terminal control method
JP6697279B2 (ja) 判定プログラム、判定装置、判定システム、及び判定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6649015

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150