JP6646973B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、外部装置からデータを受信することができる情報処理装置に関する。
従来、撮像装置で生成された画像を、パーソナルコンピュータ(PC)に取り込む場合、すでに取り込んだ画像を重複して取り込むことのないように、画像のファイル名を比べて、取り込み済みの画像を取り込まないようにすることが行われている。
例えば、特許文献1には、画像のファイル名と、画像に対応付けられた、画像の撮像に利用したカメラのIDや撮影パラメータなどのメタデータを比較することで、同一の画像がすでにPCに保存されているかどうかを判断することが開示されている。
特開2007−194860号公報
しかしながら、メタデータは、同一の情報となりやすく、取り込み済みであるか否かの判定に用いるには、確実性が十分ではない。また、カメラ側にそれらの情報を記録する機能がなければ、結局は取り込み済みの判定を行うことができない。そのため、すでに取り込んだ画像と同じ内容の画像を取り込んでしまう可能性があった。
そこで、本発明では、すでに取り込んだ画像を重複して取り込んでしまう可能性を、より低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、外部装置からコンテンツを受信する受信手段と、前記コンテンツの部分データに基づき、前記コンテンツを一意に特定するための識別情報を生成する生成手段と、前記受信したコンテンツの識別情報と前記コンテンツとを関連付けて記録媒体に記録する記録制御手段と、前記受信手段により前記外部装置から前記コンテンツを受信する場合、前記コンテンツのデータ全体を受信する前に、前記コンテンツの部分データのみを受信し、該受信した前記コンテンツの部分データに基づき、前記生成手段により前記識別情報を生成し、すでに記録媒体に記録されているコンテンツの識別情報と比較するよう制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記部分データとして前記コンテンツの内容に影響しないパラメータが含まれないように前記コンテンツの一部のデータを前記外部装置に要求し、前記比較の結果に基づき、前記制御手段は、前記受信手段を用いて前記コンテンツのデータ全体を受信するよう制御するか、前記コンテンツのデータ全体を受信しないよう制御するかを切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、すでに取り込んだ画像を重複して取り込んでしまう可能性を、より低減することができる。
第一の実施形態におけるメディアプレイヤおよびデジタルカメラのブロック図である。 第一の実施形態におけるメディアプレイヤにて保持される情報の一例を示す概念図である。 第一の実施形態におけるメディアプレイヤとデジタルカメラによる通信手順の概要を説明するためのシーケンス図である。 第一の実施形態におけるメディアプレイヤの動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態を適宜組み合せることも可能である。
[第1の実施形態]
<各装置の構成>
図1は第一の実施形態のシステム全体の構成を示すブロック図である。
なお、ここでは情報処理装置としてメディアプレイヤ、情報処理端末としてデジタルカメラを例に挙げて説明するが、システムを構成する要素はこれに限られない。例えば、情報処理装置はセットトップボックスなどであってもよい。また、例えば、情報処理端末はいわゆるスマートフォンやタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどであってもよい。
まず、メディアプレイヤA100について説明する。
制御部A101は、入力された信号や、プログラムに従ってメディアプレイヤA100の各部を制御する。なお、制御部A101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
メモリA102は、各種データを一時的に保持するバッファメモリや、制御部A101の作業領域等として使用される。
不揮発性メモリA103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部A101で実行されるプログラム等が格納される。
記録媒体A104は各種データを記録することができる。記録媒体A104は、メディアプレイヤA100に着脱可能なように構成してもよいし、メディアプレイヤA100に内蔵されていてもよい。すなわち、メディアプレイヤA100は少なくとも記録媒体A104にアクセスする手段を有していればよい。この記録媒体A104にアクセスする手段は、記録制御手段の一例である。本実施例において、記録媒体A104には、デジタルカメラB100から受信したコンテンツ(静止画および動画データ)が格納されている。
操作部A105は、メディアプレイヤA100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部A105は例えば、ユーザがメディアプレイヤA100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、画面遷移を指示するための操作ボタンを含む。また、操作部A105は、外部からの赤外線信号を受信するための受光素子からなり、図示しないリモートコントローラ(リモコン)による操作を受信するような構成としてもよい。
表示インターフェースA106は、表示装置C100(例えば、デジタルテレビジョン)に映像を出力するためのインターフェースである。出力する映像は、メディアプレイヤA100で実行されるプログラムのGUIや、記録媒体A104に格納したコンテンツなどである。表示インターフェースA106は、例えばHDMI(登録商標)出力端子などからなる。制御部A101は、プログラムに従い表示制御信号を生成し、表示インターフェースA106から出力するための映像信号を生成するようにメディアプレイヤA100の各部を制御する。
通信部A111は、無線通信を実現するための通信ユニットである。通信部A111は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための通信コントローラから構成され、IEEE802.11規格(いわゆる無線LAN)に従った無線通信を実現する。制御部A101は、通信部A111を制御し、デジタルカメラB100との通信を実現する。なお、この通信部A111が実現する無線通信は、必ずしも無線LANでなくともよい。通信部A111が実現する無線通信としては、例えばIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth(登録商標))に従った無線通信を採用することができる。あるいは、より低消費電力な、Bluetooth(登録商標) Low Energyに従った無線通信を採用することができる。
以上がメディアプレイヤA100の説明である。
次に、デジタルカメラB100について説明する。
制御部B101は、入力された信号や、プログラムに従ってデジタルカメラB100の各部を制御する。なお、制御部B101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
メモリB102は、各種データを一時的に保持するバッファメモリや、制御部B101の作業領域等として使用される。
不揮発性メモリB103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部B101で実行されるアプリケーション等が格納される。
記録媒体B104は、各種データを記録することができる。記録媒体B104は、デジタルカメラB100に着脱可能なように構成してもよいし、デジタルカメラB100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラB100は少なくとも記録媒体B104にアクセスする手段を有していればよい。
操作部B105は、デジタルカメラB100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部B105は例えば、ユーザがデジタルカメラB100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、画面遷移を指示するための操作ボタンを含む。また、後述する表示部B106に形成されるタッチパネルも操作部B105に含まれる。
表示部B106は、対話的な操作のためのGUI(Graphical User Interface)表示を行う。なお、表示部B106は必ずしもデジタルカメラB100が内蔵する必要はない。デジタルカメラB100は表示内容を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
撮像部B107は、例えば、光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカスなど制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子などで構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)が利用される。撮像部B107は、制御部B101に制御されることにより、撮像部B107に含まれるレンズで結像された被写体光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。本実施形態のデジタルカメラB100では、画像データは、DCF(Design rule for Camera File system)の規格に従って、記録媒体B104に記録される。
通信部B111は、無線通信を実現するための通信ユニットである。通信部B111は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための通信コントローラから構成され、IEEE802.11規格に従った無線通信を実現する。制御部B101は、通信部B111を制御し、メディアプレイヤA100との通信を実現する。例えば、メディアプレイヤA100がアクセスポイントとして動作し、デジタルカメラB100がステーションとして動作することで無線LANによる通信を実現する。
なお、この通信部B111が実現する無線通信は、必ずしも無線LANでなくともよい。通信部B111が実現する無線通信としては、例えばIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth(登録商標))、あるいは、より低消費電力な、Bluetooth(登録商標) Low Energyに従った無線通信を採用することができる。通信部B111がBluetooth(登録商標))、あるいは、より低消費電力な、Bluetooth(登録商標) Low Energyに従った無線通信を行う場合、例えばメディアプレイヤA100がマスターおよびセントラルとして動作する。そして、デジタルカメラB100がスレーブおよびペリフェラルとして動作することで通信を実現する。
以上がデジタルカメラB100の説明である。
なお、図1では、メディアプレイヤA100とデジタルカメラB100とが1対1で通信する場合を例に挙げて説明しているが、1台のメディアプレイヤA100に対して複数台のデジタルカメラB100が通信してもよい。
また、メディアプレイヤA100とデジタルカメラB100は、ほかの無線LANアクセスポイントを介して通信する構成であってもよい。
<データの概要>
次に、図2および図3を参照しながら、本実施例におけるシステムで用いるデータの概要を説明する。
図2は、第一の実施形態に係るシステムを実現するための、メディアプレイヤA100の不揮発性メモリA102に記憶される情報の一例である。
図2(a)のデジタルカメラ情報200は、少なくとも、モデル名201、UUID付与202、部分データ取得位置203、部分データ取得サイズ204の組み合わせで構成される。デジタルカメラ情報200は、メディアプレイヤA100の製造時に予め不揮発性メモリA102に記憶される。あるいは、デジタルカメラ情報200は、メディアプレイヤA100が通信部A111によって公衆回線(およびインターネット)を介し、所定のサーバにアクセスすることで更新されるようにしてもよい。またデジタルカメラ情報200は、メディアプレイヤA100が通信部A111を介してデジタルカメラB100と通信することで更新されてもよい。すなわち、デジタルカメラB100から通信部A111を介してデジタルカメラ情報200を受信して、内部データを更新するようにしてもよい。
モデル名201は、デジタルカメラの種別を一意に特定するための名称である。
UUID付与202は、コンテンツに対してUUIDを付与する機能をデジタルカメラが有するか否かを示す。
部分データ取得位置203および部分データ取得サイズ204は、後述の部分データ取得処理において、部分データの取得を開始するファイルの位置および、取得する部分データのサイズを示す情報である。部分データ取得位置203および部分データ取得サイズ204は、当該領域にコンテンツの縮小画像(いわゆるサムネイル)が含まれるように設定されている。
図2(b)のコンテンツDB210は、少なくとも、UUID211、擬似UUID212、ファイル名213、ファイルサイズ214、撮影日時215の組み合わせで構成される。コンテンツDB210は、メディアプレイヤA100が通信部A111を介してデジタルカメラB100からコンテンツを受信する際に、メディアプレイヤA100によって更新される。コンテンツDBの更新処理については、後述の図3および図4の説明にて詳細を述べる。
UUID211は、コンテンツを一意に特定するための識別子であり、UUID付与202が「あり」のデジタルカメラによってコンテンツに付与されたものである。このUUIDはデジタルカメラの固体毎にユニークなシリアルナンバーと、コンテンツが生成される度にインクリメントされるインクリメンタルナンバーとの組み合わせからなる。固体毎にユニークなシリアルナンバーは、製造時に設定される。また、インクリメンタルナンバーの最大値は、飽和させるのが現実的ではない程度に、十分な大きさが確保される。したがって、基本的にはUUID211は、十分にユニーク性が保たれる。
また、UUIDを付与する機能のないデジタルカメラから受信した画像は、コンテンツDBにもUUIDがない状態として管理される。図2(a)の例では、データベースの上から1〜3つ目までのコンテンツにはUUIDが付与されており、4〜5つ目のコンテンツにはUUIDが付与されていない。
擬似UUID付与202は、メディアプレイヤA100が、コンテンツを一意に特定するための識別情報であり、後述の部分データ取得処理によってコンテンツから取得される部分データに基づき生成される。この擬似UUIDは、メディアプレイヤA100によってコンテンツに関連付けられる。擬似UUIDの生成・関連付け処理については、後述の図3および図4の説明にて詳細を述べる。
ファイル名213は、ファイルシステムにおいてコンテンツを特定するための名称であり、デジタルカメラによって付与される。
ファイルサイズ214は、コンテンツのファイルサイズを示す。
撮影日時215は、コンテンツが撮影された日時を示す情報であり、デジタルカメラによって付与される。
次に画像データの構造について説明する。図2(c)は、本実施形態での画像データの構成の概念図である。この画像データは、例えばデジタルカメラB100により生成されたものや、メディアプレイヤA100の記録媒体A104に記録されている画像データである。
本実施形態の画像ファイルのデータ構造は、画像ファイルの形式にExif−JPEGを用いるが、Exif−TIFFやRAW画像、動画など、画像ファイルにメタデータが記録できるデータ構造になっている形式でも実施は可能である。なお、Exif(Exchangeable image file format)とは、JEIDA(日本電子工業振興協会)が策定したデジタルカメラ用の画像メタデータのフォーマットである。
図2(c)のExif−JPEG250において、SOI251は、Exif−JPEG250の開始を示すマーカーである。APP1 252は、Exif−JPEG250のヘッダ部に相当するアプリケーションマーカである。データブロック253は、量子化テーブル(DQT)、ハフマンテーブル(DHT)、フレーム開始マーカー(SOF)、スキャン開始マーカ(SOS)で構成されるデータブロックである。Compressed Data254は、本体画像の圧縮データである。EOI255は、Exif−JPEG250の終端を示すマーカーである。
また、APP1 252は、図2(c)のデータブロック256〜262で示すように構成される。データブロック256は、APP1 252のサイズを示すAPP1 Length、APP1 252の識別コードを示すExif Identifier Codeで構成されるデータブロックである。0th IFD257は、圧縮された本体画像に関する付属情報を記録するデータブロックである。例えば、撮像したデジタルカメラのモデル名2571の情報が含まれる。0th IFD257の一部には、Exif IFD258とGPS IFD260のデータブロックが存在する。
Exif IFD258は、Exifバージョンに関するタグ、画像データの特性や構造に関するタグ、撮像日時2581に関するタグ、シャッタースピードやレンズ焦点距離などが記録された撮像条件に関するタグなどで構成される。また、Exif IFD258には、MakerNote259のデータブロックが存在する。MakerNote259は、ファイルを生成したメーカ固有の情報が記録されている。例えば、時差情報2591や、撮像に用いられたデジタルカメラ100のユニークな番号を表すシリアル番号2592などの情報が含まれる。
GPS IFD260は、GPS情報に関するタグで構成される。その中には、本実施例で使用する緯度2601、経度2602といった位置情報が記録される。緯度2601は、GPS info IFDのGPSLatitudeのタグ、およびGPSLatitudeRefのタグで規定される領域に記録される。また、経度2602は、GPSLongitudeのタグ、およびGPSLongitudeRefのタグで規定される領域に記録される。
1st IFD261は、サムネイル画像に関する付属情報を記録するデータブロックである。Thumbnail262は、サムネイルの画像データである。
以上が画像データの構造の説明である。
前述のように、図2(a)の説明で述べた部分データ取得位置203は、図2(c)の例では、Exif−JPEG250のデータの先頭から何KBの位置から部分データの取得を開始するかを示すものである。このようにするのは以下の理由による。すなわち、例えば動画データの場合、そのヘッダ領域には、撮影状況のような動画の内容に関するデータだけが記録されるわけではない。例えば、再生開始位置といった、動画の内容には関係がないものも含まれる。しかしながら、このようなデータの内容に影響しないにもかかわらず可変であるパラメータがヘッダ領域に含まれている場合、データの内容が同じであるにもかかわらず、異なるファイルとして認識してしまう虞がある。そこで、部分データの取得開始位置を設定し、可変部分を外して擬似UUIDを生成する。なお、例えばこのような動画データを扱うことのない装置においては、常にデータの先頭から取得するようにしてもよい。
また、図2(a)の説明で述べた部分データ取得サイズ204は、図2(c)の例で、Exif−JPEG250のThumbnail262の一部が含まれるようなサイズに設定される。
以上が本実施例におけるシステムで用いるデータの概要である。
<システムの動作>
図3は、本実施形態に係るシステムの処理の流れを示したシーケンス図である。メディアプレイヤ301はメディアプレイヤA100と同様の構成を有し、デジタルカメラ302は、デジタルカメラB100と同様の構成を有する。図3において、実線の矢印は無線LANによる通信を示す。
メディアプレイヤ301およびデジタルカメラ302は、ステップS311にて、無線LANによる接続を確立する。
無線LAN接続を確率すると、メディアプレイヤ301は自動的に、ステップS312にて、確立した無線LAN接続を介してデジタルカメラ302に対してデバイス情報要求を送信する。
デジタルカメラ302は、S312のデバイス情報要求を受信すると、ステップS313にて、無線LANを介してメディアプレイヤ301に対して、デバイス情報応答を送信する。ここで送信されるデバイス情報応答には、少なくともデジタルカメラ302のモデル名が含まれる。
メディアプレイヤ301は、ステップS314にて、確立した無線LAN接続を介して、デジタルカメラ302に対して、コンテンツ情報リスト要求を送信する。
デジタルカメラ302は、S314のコンテンツ情報リスト要求を受信すると、ステップS315にて、確立した無線LAN接続を介して、メディアプレイヤ301に対して、コンテンツ情報リスト応答を送信する。デジタルカメラ302は、前記コンテンツ情報リスト応答に、少なくとも、記録媒体B104に格納されている全てのコンテンツの識別子(以下、オブジェクトID)を含める。
次にステップS316にて、メディアプレイヤ301は、記録媒体に記録されているデジタルカメラ情報200を参照し、S313で受信したモデル名のデジタルカメラ(現在通信しているデジタルカメラ302)がUUID付与機能を有するか否かを判定する。
デジタルカメラ302がUUID付与機能を有すると判定された場合、メディアプレイヤ301およびデジタルカメラ302は、コンテンツ情報リスト応答に含まれる全てのコンテンツに対して、ステップS317〜S320の取り込み済み判定処理を繰り返す。一方、ステップS316の判定結果がUUID付与なしの場合、メディアプレイヤ301およびデジタルカメラ302は、前記コンテンツ情報リスト応答に含まれる全てのコンテンツに対して、ステップS321〜S328に示す取り込み済み判定処理を繰り返す。
まず、ステップS317〜S320について説明する。
メディアプレイヤ301は、ステップS317にて、無線LANを介してデジタルカメラ302に対して、UUID要求を送信する。メディアプレイヤ301は、前記UUID要求に、少なくとも、ステップS315で受信したオブジェクトIDを含める。すなわち、ここで要求に含めたオブジェクトIDによって特定される画像データのUUIDを要求することになる。
デジタルカメラ302は、S317のUUID要求を受信すると、ステップS318にて、無線LAN接続を介して、メディアプレイヤ301に対して、UUID応答を送信する。デジタルカメラ302は、前記UUID応答に、少なくとも、ステップS317で受信したオブジェクトIDに対応したコンテンツのUUIDを含める。
メディアプレイヤ301は、ステップS319にて、コンテンツDB210を参照し、ステップS317で受信したUUIDが一致するコンテンツが存在するか判定する。メディアプレイヤ301は、前記コンテンツが存在する場合は差分なしと判定し、存在しない場合は差分ありと判定する。
ステップS319の判定結果が差分ありの場合、メディアプレイヤ301は、ステップS320にて、当該コンテンツを取り込み対象としてそのオブジェクトIDをメモリA102に記憶する。ステップS319の判定結果が差分なしの場合、コンテンツはすでに取り込み済みであるから、取り込み対象とはしない(オブジェクトIDをメモリA102に記憶しない)。
続いてステップS321〜S328について説明する。
メディアプレイヤ301は、ステップS321にて、無線LAN接続を介して、デジタルカメラ302に対して、メタデータ要求を送信する。メディアプレイヤ301は、前記メタデータ要求に、少なくとも、ステップS315で受信したオブジェクトIDを含める。
デジタルカメラ302は、S321のメタデータ要求を受信すると、ステップS322にて、無線LAN接続を介して、メディアプレイヤ301に対して、メタデータ応答を送信する。デジタルカメラ302は、前記メタデータ応答に、少なくとも、ステップS321で受信したオブジェクトIDに対応したコンテンツのファイル名・ファイルサイズ・撮影日時を含める。
メディアプレイヤ301は、ステップS323にて、コンテンツDB210を参照し、ステップS322で受信したファイル名・ファイルサイズ・撮影日時が全て一致するコンテンツが存在するか判定する。メディアプレイヤ301は、前記コンテンツが存在する場合は差分なしと判定し、存在しない場合は差分ありと判定する。
差分ありと判定した場合は、ステップS328に進む。一方、ステップS323の判定結果が差分なしの場合、メディアプレイヤ301およびデジタルカメラ302は、ステップS324〜S328に示す処理を行う。
メディアプレイヤ301は、ステップS324にて、無線LAN接続を介して、デジタルカメラ302に対して、部分データ要求を送信する。メディアプレイヤ301は、前記部分データ要求に、少なくとも、ステップS315で受信したオブジェクトID、部分データ取得位置、部分データ取得サイズを含める。メディアプレイヤ301は、ステップS313で受信したモデル名とデジタルカメラ情報200を参照し、前記部分データ取得位置、部分データ取得サイズを決定する。
デジタルカメラ302は、S324の部分データ要求を受信すると、ステップS325にて、無線LAN接続を介して、メディアプレイヤ301に対して、部分データ応答を送信する。デジタルカメラ302は、ステップS321で受信したオブジェクトIDに対応したコンテンツから指定の位置・サイズのデータを切り出し、前記部分データ応答に含める。
メディアプレイヤ301は、ステップS326にて、ステップS325で受信した部分データに基づいて擬似UUIDを生成する。例えば、メディアプレイヤ301は、前記部分データのハッシュ値を擬似UUIDとして生成する。あるいは、メディアプレイヤ301は、前記部分データのバイナリデータをそのまま擬似UUIDとして使用してもよい。
メディアプレイヤ301は、ステップS327にて、コンテンツDB210を参照し、ステップS326で生成した擬似UUIDが一致するコンテンツが存在するか判定する。メディアプレイヤ301は、前記コンテンツが存在する場合は差分なしと判定し、存在しない場合は差分ありと判定する。
ステップS327の判定結果が差分ありの場合、メディアプレイヤ301は、ステップS328にて、当該コンテンツを取り込み対象としてそのオブジェクトIDをメモリA102に記憶する。
続いて、メディアプレイヤ301およびデジタルカメラ302は、ステップS320またはステップS328にて取り込み対象として記憶した全てのコンテンツに対して、ステップS329〜S333に示す取り込み処理を繰り返す。
メディアプレイヤ301は、ステップS329にて、無線LAN接続を介して、デジタルカメラ302に対して、コンテンツ要求を送信する。メディアプレイヤ301は、前記コンテンツ要求に、少なくとも、取り込み対象コンテンツのオブジェクトIDを含める。
デジタルカメラ302は、S329のコンテンツ要求を受信すると、ステップS330にて、確立した無線LAN接続を介して、メディアプレイヤ301に対して、コンテンツ応答を送信する。デジタルカメラ302は、前記コンテンツ応答に、少なくとも、ステップS317で受信したオブジェクトIDに対応したコンテンツデータや、当該コンテンツのメタデータ(ファイル名・ファイルサイズ・撮影日時など)を含める。また、デジタルカメラ302は、UUID付与機能を有する場合は、当該コンテンツのUUIDを前記コンテンツ応答に含める。
メディアプレイヤ301は、ステップS331にて、ステップS330で受信したコンテンツデータを記録媒体A104に保存し、さらに受信したメタデータやUUIDをコンテンツDB210に記憶する。
メディアプレイヤ301は、ステップS332にて、ステップS331で記録媒体A104に保存したコンテンツから部分データを切り出し、擬似UUIDを生成する。メディアプレイヤ301は、ステップS313で受信したモデル名とデジタルカメラ情報200を参照し、前記部分データの取得位置・サイズを決定する。メディアプレイヤ301は、ステップS326と同様の方法で擬似UUIDを生成する。なお、メディアプレイヤ301は、ステップS326で既に擬似UUIDを生成していた場合、ステップS332の処理を省略する。
最後にステップS333にて、メディアプレイヤ301は、ステップS326またはステップS332で生成した擬似UUIDをコンテンツDB210に記憶する。
以上のように、本実施形態のメディアプレイヤA100は、デジタルカメラB100からのコンテンツ取り込み時に、コンテンツの一部のデータを受信して擬似UUIDを生成し、コンテンツ取り込み済み判定に利用する。これにより、メディアプレイヤA100は、UUID付与機能がないデジタルカメラB100からコンテンツを取り込む場合であっても、容易かつ高速にコンテンツ取り込み済み判定ができる。
<装置の動作>
続いて、上記の動作を実現するためのメディアプレイヤの詳細な動作について、図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態のメディアプレイヤA100の動作を示すフローチャートである。なお、本フローチャートに示す処理は、メディアプレイヤA100の制御部A101が入力信号やプログラムに従い、メディアプレイヤA100の各部を制御することにより実現される。
ステップS401にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100と、無線LANによる接続を確立する。本ステップの処理は、図3のステップS311の処理に相当する。
ステップS402にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100に対して、デバイス情報要求を送信する。本ステップの処理は、図3のステップS312の処理に相当する。
ステップS403にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100から、デバイス情報応答を受信したか判定する。制御部A101は、デバイス情報応答を受信したと判定した場合、処理をステップS404に移行し、受信していないと判定した場合、再びステップS403を繰り返す。
ステップS404にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100に対して、コンテンツ情報リスト要求を送信する。本ステップの処理は、図3のステップS314の処理に相当する。
ステップS405にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100から、コンテンツ情報リスト応答を受信したか判定する。制御部A101は、コンテンツ情報リスト応答を受信したと判定した場合、処理をステップS406に移行し、受信していないと判定した場合、再びステップS405を繰り返す。
ステップS406にて、制御部A101は、デジタルカメラ情報200を参照し、ステップS403で受信したデバイス情報応答に含まれるモデル名のデジタルカメラがUUID付与機能を有するか否かを判定する。本ステップの処理は、図3のステップS316の処理に相当する。制御部A101は、UUID付与ありと判定した場合、前記コンテンツ情報リスト応答に含まれる全てのコンテンツに対して、ステップS407〜S410に示す取り込み済み判定処理を繰り返す。一方、制御部A101は、UUID付与なしと判定した場合、前記コンテンツ情報リスト応答に含まれる全てのコンテンツに対して、ステップS411〜S418に示す取り込み済み判定処理を繰り返す。
ステップS407にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100に対して、UUID要求を送信する。制御部A101は、少なくとも、ステップS405で受信したコンテンツ情報リスト応答に含まれるオブジェクトIDを、前記UUID要求に含める。本ステップの処理は、図3のステップS317の処理に相当する。
ステップS408にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100から、UUID応答を受信したか判定する。制御部A101は、UUID応答を受信したと判定した場合、処理をステップS409に移行し、受信していないと判定した場合、再びステップS408を繰り返す。
ステップS409にて、制御部A101は、コンテンツDB210を参照し、ステップS408で受信したUUIDが一致するコンテンツが存在するか判定する。制御部A101は、前記コンテンツが存在する場合は差分なしと判定し、存在しない場合は差分ありと判定する。本ステップの処理は、図3のステップS319の処理に相当する。制御部A101は、差分ありと判定した場合、処理をステップS410に移行する。一方、御部A101は、差分なしと判定した場合、当該コンテンツに対する取り込み済み判定処理を終了する。
ステップS410にて、制御部A101は、当該コンテンツを取り込み対象としてメモリA102に記憶する。本ステップの処理は、図3のステップS320の処理に相当する。
ステップS411にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100に対して、メタデータ要求を送信する。制御部A101は、少なくとも、ステップS405で受信したコンテンツ情報リスト応答に含まれるオブジェクトIDを、前記メタデータ要求に含める。本ステップの処理は、図3のステップS321の処理に相当する。
ステップS412にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100から、メタデータ応答を受信したか判定する。制御部A101は、メタデータ応答を受信したと判定した場合、処理をステップS413に移行し、受信していないと判定した場合、再びステップS412を繰り返す。
ステップS413にて、制御部A101は、コンテンツDB210を参照し、ステップS412で受信したメタデータ応答に含まれるファイル名・ファイルサイズ・撮影日時が全て一致するコンテンツが存在するか判定する。制御部A101は、前記コンテンツが存在する場合は差分なしと判定し、存在しない場合は差分ありと判定する。本ステップの処理は、図3のステップS323の処理に相当する。制御部A101は、差分なしと判定した場合、処理をステップS414に移行する。一方、御部A101は、差分ありと判定した場合、ステップS418に進む。
ステップS414にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100に対して、部分データ要求を送信する。制御部A101は、少なくとも、ステップS405で受信したコンテンツ情報リスト応答に含まれるオブジェクトID、および、部分データ取得位置、部分データ取得サイズを、前記部分データ要求に含める。制御部A101は、ステップS403で受信したデバイス情報応答に含まれるモデル名とデジタルカメラ情報200を参照し、前記部分データ取得位置、部分データ取得サイズを決定する。本ステップの処理は、図3のステップS324の処理に相当する。
ステップS415にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100から、部分データ応答を受信したか判定する。制御部A101は、部分データ応答を受信したと判定した場合、処理をステップS416に移行し、受信していないと判定した場合、再びステップS415を繰り返す。
ステップS416にて、制御部A101は、ステップS415で受信した部分データに基づいて擬似UUIDを生成する。例えば、制御部A101は、前記部分データのハッシュ値を擬似UUIDとして生成する。あるいは、制御部A101は、前記部分データをそのまま擬似UUIDとして使用してもよい。本ステップの処理は、図3のステップS326の処理に相当する。
ステップS417にて、制御部A101は、コンテンツDB210を参照し、ステップS416で生成した擬似UUIDが一致するコンテンツが存在するか判定する。制御部A101は、前記コンテンツが存在する場合は差分なしと判定し、存在しない場合は差分ありと判定する。本ステップの処理は、図3のステップS327の処理に相当する。制御部A101は、差分ありと判定した場合、処理をステップS418に移行する。一方、御部A101は、差分なしと判定した場合、当該コンテンツに対する取り込み済み判定処理を終了し、ほかに判定処理をすべきコンテンツが残っていればS411からの処理をループする。
ステップS418にて、制御部A101は、当該コンテンツを取り込み対象としてメモリA102に記憶する。本ステップの処理は、図3のステップS328の処理に相当する。
制御部A101は、取り込み済み判定処理を全てのコンテンツについて完了すると、ステップS410またはステップS418にて取り込み対象として記憶した全てのコンテンツに対して、ステップS419〜S423に示す取り込み処理を繰り返す。
ステップS419にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100に対して、コンテンツ要求を送信する。制御部A101は、少なくとも、取り込み対象コンテンツのオブジェクトIDを、前記コンテンツ要求に含める。本ステップの処理は、図3のステップS329の処理に相当する。
ステップS420にて、制御部A101は、通信部A111を介して、デジタルカメラB100から、コンテンツ応答を受信したか判定する。制御部A101は、コンテンツ応答を受信したと判定した場合、処理をステップS421に移行し、受信していないと判定した場合、再びステップS420を繰り返す。ここでは、部分データを含むコンテンツデータ全体が受信される。
ステップS421にて、制御部A101は、ステップS420で受信したコンテンツ応答に含まれるコンテンツデータを記録媒体A104に保存し、さらに受信したメタデータやUUIDをコンテンツDB210に記憶する。本ステップの処理は、図3のステップS331の処理に相当する。
ステップS422にて、制御部A101は、ステップS421で記録媒体A104に保存したコンテンツから部分データを切り出し、擬似UUIDを生成する。制御部A101は、ステップS403で受信したデバイス情報応答に含まれるモデル名とデジタルカメラ情報200を参照し、前記部分データの取得位置・サイズを決定する。制御部A101は、ステップS416と同様の方法で擬似UUIDを生成する。なお、制御部A101は、ステップS416で既に擬似UUIDを生成していた場合、前記擬似UUIDを流用し、ステップS422の処理を省略してもよい。本ステップの処理は、図3のステップS332の処理に相当する。
ステップS423にて、制御部A101は、ステップS422で生成した擬似UUIDをコンテンツDB210に記憶し、コンテンツと関連付ける。本ステップの処理は、図3のステップS333の処理に相当する。
以上のように、本実施形態のメディアプレイヤA100では、デジタルカメラB100からのコンテンツ取り込み時に、コンテンツの一部のデータを受信して擬似UUIDを生成し、コンテンツ取り込み済み判定に利用する。これにより、メディアプレイヤA100は、UUID付与機能がないデジタルカメラB100からコンテンツを取り込む場合であっても、容易かつ高速にコンテンツ取り込み済み判定ができる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態では、デジタルカメラから無線LANを介してコンテンツを取り込む場合を例に挙げて説明したが、その他の通信手段を介する構成であってもよい。例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを用いてメディアプレイヤとデジタルカメラを有線接続するような構成でもよい。また、SDカードやCFカードといった記憶媒体をメディアプレイヤに挿入してコンテンツを取り込むような構成でもよい。この場合、取り込み元がカードか否かの判定ステップを追加し、カードの場合はUUID生成機能なしとして処理する。
上述の実施形態では、デジタルカメラのモデルごとに部分データの取得位置・サイズを設定する場合を例に挙げて説明したが、さらにコンテンツの形式によって前記取得位置・サイズを変えるような構成であってもよい。
上述の実施形態では、デジタルカメラ側で生成されるUUIDを用いて取り込み済み判定を行う例について述べた。しかしながら、インクリメンタルナンバーは、デジタルカメラの初期化によってリセットされる。ゆえに、UUIDのユニーク性が保たれない場合も生じうる。特に、デジタルカメラの外部にコンテンツが送信される場合には、その受け側にとってユニーク性が保たれるとは限らない。したがって、デジタルカメラ側でUUIDの生成機能を有していた場合であっても、擬似UUIDによる取り込み済み判定を行ってもよい。これにより、より確実な取り込み済み判定を実施することができる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、および該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (11)

  1. 外部装置からコンテンツを受信する受信手段と、
    前記コンテンツの部分データに基づき、前記コンテンツを一意に特定するための識別情報を生成する生成手段と、
    前記受信したコンテンツの識別情報と前記コンテンツとを関連付けて記録媒体に記録する記録制御手段と、
    前記受信手段により前記外部装置から前記コンテンツを受信する場合、前記コンテンツのデータの全体を受信する前に、前記コンテンツの部分データのみを受信し、該受信した前記コンテンツの部分データに基づき、前記生成手段により前記識別情報を生成し、すでに記録媒体に記録されているコンテンツの識別情報と比較するよう制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記部分データとして前記コンテンツの内容に影響しないパラメータが含まれないように前記コンテンツの一部のデータを前記外部装置に要求し、
    前記比較の結果に基づき、前記制御手段は、前記受信手段を用いて前記コンテンツのデータ全体を受信するよう制御するか、前記コンテンツのデータ全体を受信しないよう制御するかを切り替えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記比較の結果、前記識別情報が一致しなかった場合、前記制御手段は、前記受信手段を用いて前記コンテンツのデータ全体を受信するよう制御し、前記制御手段による比較の結果、前記識別情報が一致した場合、前記コンテンツのデータ全体を受信しないよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記コンテンツは画像データであり
    前記部分データは前記画像データのサムネイルの少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記コンテンツのデータの先頭から、前記コンテンツの内容に影響しないパラメータが含まれないよう所定のサイズ分を除いたデータ位置から一部のデータを前記外部装置に要求することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記コンテンツは動画データであり、
    前記部分データは前記動画データの再生位置情報を含まないデータである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記部分データは前記コンテンツのサムネイル以外のメタデータを含むことを特徴とする請求項1乃至5に記載の情報処理装置。
  7. 前記識別情報は、前記部分データのハッシュ値であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記外部装置との接続を確立した場合、前記受信手段は前記外部装置からデバイス情報を受信し、
    前記制御手段は、該受信したデバイス情報に含まれるモデル名とデジタルカメラ情報に基づき、前記部分データの取得位置とサイズを決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御手段はさらに、前記コンテンツの部分データのみを受信する前に、前記外部装置が、前記識別情報を生成する機能を有するか否かを判断し、
    前記外部装置が前記識別情報を生成する機能を有すると判断した場合、
    前記コンテンツの部分データを受信することなく、前記識別情報を受信するよう制御し、
    前記外部装置が前記識別情報を生成する機能を有していないと判断した場合、
    前記外部装置から、前記コンテンツの部分データのみを受信するよう制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 外部装置からコンテンツを受信する受信工程と、
    前記コンテンツの部分データに基づき、前記コンテンツを一意に特定するための識別情報を生成する生成工程と、
    前記受信したコンテンツの識別情報と前記コンテンツとを関連付けて記録媒体に記録する記録制御工程と、
    前記受信工程で前記コンテンツのデータ全体を受信する前に、前記コンテンツの部分データのみを受信し、該受信した前記コンテンツの部分データに基づき前記識別情報を生成し、すでに記録媒体に記録されているコンテンツの識別情報と比較するよう制御する制御工程と、
    前記部分データとして前記コンテンツの内容に影響しないパラメータが含まれないように前記コンテンツの一部のデータを前記外部装置に要求する工程と、
    前記比較の結果に基づき、前記コンテンツのデータ全体を受信するよう制御するか、前記コンテンツのデータ全体を受信しないよう制御するかを切り替えるよう制御する工程とを有する情報処理装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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