JP6645622B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電波の送受信などに用いられるアンテナコイルを備えるアンテナ装置に関する。
従来、この種のアンテナ装置として、例えば、特許文献1(特開2016−100609号公報)に開示されたものが知られている。特許文献1には、アンテナコイルと、アンテナコイルを収納する凹部を有する樹脂製のアンテナケースと、凹部に収納されたアンテナコイルを封止する充填材とを備えるアンテナ装置が開示されている。
特開2016−100609号公報
例えば、スマートキーレスシステムなどの車載用に用いられるアンテナ装置は、ねじやクリップなどの締結部材によって、車体が備える板金等に取り付けられるのが一般的である。この場合、アンテナ装置が人に踏まれる位置に取り付けられ、例えば100kgを超える荷重がアンテナ装置に加わることが起こり得る。
これに対して、従来のアンテナ装置では、アンテナケースの肉厚の厚くすることで、耐荷重性能を向上させるようにしている。しかしながら、アンテナケースの肉厚を厚くすると、必要な樹脂の量が多くなるため、アンテナケースの製造コスト及び重量が増加することになる。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、アンテナケースを構成する樹脂の量の増加を抑えつつ、アンテナケースの耐荷重性能を向上させることができるアンテナ装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明に係るアンテナ装置は、アンテナコイルと、
前記アンテナコイルを収納する胴体部を備える樹脂製のアンテナケースと、
前記胴体部の上表面及び互いに対向する一対の側表面に設けられたリブと、
を備えるアンテナ装置であって、
前記リブは、前記一対の側表面の一方から前記上表面を通って前記一対の側表面の他方まで連続的に設けられ、
前記リブの両端部は、前記アンテナ装置が他の部材に取り付けられたときに前記他の部材と接触するように、前記胴体部の下表面に対して面一であるか、又は、前記胴体部の下表面よりも下方に突出するように構成されている。
本発明によれば、アンテナケースを構成する樹脂の量の増加を抑えつつ、アンテナケースの耐荷重性能を向上させることができるアンテナ装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を斜め下方から見た斜視図である。 図1及び図2のアンテナ装置が備えるアンテナコイル及びコネクタの概略構成を示す斜視図である。 図1のアンテナ装置が他の部材に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1のアンテナ装置の第1変形例を斜め上方から見た斜視図である。 図1のアンテナ装置の第1変形例を斜め下方から見た斜視図である。 図1のアンテナ装置の第2変形例を斜め下方から見た斜視図である。 図1のアンテナ装置の第3変形例を斜め上方から見た斜視図である。
本発明の一態様に係るアンテナ装置は、アンテナコイルと、
前記アンテナコイルを収納する胴体部を備える樹脂製のアンテナケースと、
前記胴体部の上表面及び互いに対向する一対の側表面に設けられたリブと、
を備えるアンテナ装置であって、
前記リブは、前記一対の側表面の一方から前記上表面を通って前記一対の側表面の他方まで連続的に設けられ、
前記リブの両端部は、前記アンテナ装置が他の部材に取り付けられたときに前記他の部材と接触するように、前記胴体部の下表面に対して面一であるか、又は、前記胴体部の下表面よりも下方に突出するように構成されている。
この構成によれば、胴体部の一方の側表面から上表面を通って他方の側表面までリブが連続的に設けられているので、各表面に設けられるリブが互いに補強し合って強度を向上させることができる。また、胴体部の上表面にリブが設けられているので、例えば、胴体部の上表面側からアンテナ装置を足で踏んだとき、足はリブに接触して当該リブに荷重を加えることになる。また、リブの両端部が他の部材と接触するように構成されているので、リブにかかる荷重をリブの両端部を介して接触面に逃がすことができる。その結果、アンテナケースを構成する樹脂の量の増加を抑えつつ、アンテナケースの耐荷重性能を向上させることができる。
なお、前記リブのうち前記胴体部の両側表面に設けられるリブは、前記アンテナ装置が他の部材に取り付けられたときに鉛直方向又は略鉛直方向に延在するように構成されてもよい。この構成によれば、リブにかかる荷重を鉛直方向に効率良く接触面に逃がすことができる。その結果、アンテナケースを構成する樹脂の量の増加を一層抑えつつ、アンテナケースの耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、前記リブは、前記胴体部の長手方向に対して直交又は略直交する方向に設けられてもよい。この構成によれば、リブの長さをより短くすることができ、リブが撓むことを抑えることができる。その結果、アンテナケースを構成する樹脂の量の増加を一層抑えつつ、アンテナケースの耐荷重性能を向上させることができる。
また、前記胴体部の下表面には、前記リブの両端部を接続する第1補強用リブが設けられてもよい。この構成によれば、リブの両端部に過剰に荷重がかかって、リブの両端部が損傷することを抑えることができる。その結果、アンテナケースの耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、前記胴体部には、前記リブが互いに間隔を空けて複数設けられてもよい。この構成によれば、例えば、胴体部の上表面側からアンテナ装置を足で踏んだとき、足は複数のリブに跨がるように接触して各リブに荷重を加えることになり、1つのリブにかかる荷重を軽減することができる。その結果、アンテナケースの耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、前記胴体部には、複数の前記リブに対して交差方向に延在し、当該複数のリブを互いに接続する第2補強用リブが設けられてもよい。この構成によれば、アンテナケースの耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、前記胴体部には、前記他の部材に取り付けられる取り付け部が設けられ、前記リブの両端部は、前記取り付け部に接続されて前記他の部材に対する接触面積が拡大されてもよい。この構成によれば、リブの両端部にかかる荷重を分散させて、リブの両端部が損傷することを抑えることができる。その結果、アンテナケースの耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、前記胴体部には、前記アンテナケースの長手方向に対して交差する側表面に前記アンテナコイルが通過可能な貫通穴が設けられてもよい。この構成によれば、リブを設ける胴体部の上表面及び側表面には開口部を設けずに、アンテナコイルをアンテナケース内に挿入することができるので、アンテナケースの耐荷重性能を一層向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」等の方向を示す用語を用いるが、本発明のアンテナ装置の使用状態等を限定することを意味するものではない。
《実施形態》
図1は、本発明の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を斜め上方から見た斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を斜め下方から見た斜視図である。図3は、図1及び図2のアンテナ装置が備えるアンテナコイル及びコネクタの概略構成を示す斜視図である。図4は、図1のアンテナ装置が他の部材に取り付けられた状態を示す斜視図である。
本実施形態に係るアンテナ装置は、例えば、スマートキーレスシステムなどの車載用に用いられるアンテナ装置である。本実施形態に係るアンテナ装置は、例えば、車両の座席の下やトランクの下に取り付けられるものである。
図1〜図3のいずれかに示すように、本実施形態に係るアンテナ装置は、樹脂製のアンテナケース1と、アンテナケース1に収納されるアンテナコイル2と、アンテナコイル2の一端部に接続されるコネクタ3とを備えている。
アンテナケース1は、胴体部11を備えている。本実施形態において、胴体部11は、略矩形筒状に形成されている。胴体部11は、上表面11Aと、互いに対向する一対の側表面11B,11Cと、下表面11Dとを備えている。
胴体部11の上表面11A及び側表面11B,11Cには、外方に突出するリブ12が設けられている。リブ12は、一方の側表面11Bから上表面11Aを通って他方の側表面11Cまで連続的に設けられている。本実施形態において、リブ12は、胴体部11の長手方向に対して直交又は略直交する方向に設けられている。また、リブ12と胴体部11とは一体成形されてもよい。
また、本実施形態において、リブ12は、互いに間隔を空けて複数設けられている。互いに隣接するリブ12同士の間隔は、例えば、10mm以下である。
リブ12の両端部(両下端部)12a,12b(図2参照)は、アンテナ装置が他の部材に取り付けられたときに当該他の部材と接触するように構成されている。本実施形態において、リブ12の両端部12a,12bは、胴体部11の下表面11Dよりも下方に突出するように構成され、アンテナケース1の下表面11Dに設けられた取り付け部13に接続されている。
取り付け部13は、図4に示すように、車体が備える板金などの他の部材4に取り付けられる部分である。本実施形態において、取り付け部13は、アンテナケース1に対して2箇所に設けられている。一方の取り付け部13は、胴体部11の長手方向の中間部において、下表面11Dから側表面11Bの側方へ水平方向に延在するように設けられている。他方の取り付け部13は、胴体部11の長手方向の一端部において、アンテナケース1の下表面11Dから側表面11Cの側方へ水平方向に延在するように設けられている。
各取り付け部13には、鉛直方向に貫通する貫通穴13aが設けられている。図4に示すように、ボルトなどの締結部材5が貫通穴13aを通じて他の部材4にネジ込まれることにより、アンテナ装置が他の部材4に取り付けられる。リブ12の両端部12a,12bは、取り付け部13に接続されることで、他の部材4に対する接触面積が拡大されている。胴体部11の両側表面11B,11Cに設けられるリブ12は、アンテナ装置が他の部材4に取り付けられたときに鉛直方向又は略鉛直方向に延在するように構成されている。
胴体部11には、アンテナケース1の長手方向に対して交差する一方の側表面に、端板14が設けられている。端板14の外形は、リブ12の外形に一致するように形成されている。
また、胴体部11には、アンテナケース1の長手方向に対して交差する他方の側表面に、図3に示すアンテナコイル2が通過可能な貫通穴11E(図2参照)が設けられている。アンテナコイル2は、貫通穴11Eを通じてアンテナケース1の内部に挿入されることで、アンテナケース1の胴体部11に収納される。
また、図1又は図2に示すように、貫通穴11Eの近傍における胴体部11の上表面11A及び下表面11Dには、係合穴11Aa,11Daが設けられている。当該係合穴11Aa,11Daにアンテナコイル2に設けられた係合片2Aa,2Daが係合することで、アンテナケース1に対してアンテナコイル2が抜け止めされる。
アンテナコイル2は、図3に示すように、磁性材料で構成される棒形状のコア21と、コア21を収容するボビン22と、ボビン22の周囲に巻回される巻線23とを備えている。
コア21は、ボビン22の内部に挿入される磁性体である。本実施形態において、コア21は、断面矩形の棒状の磁性体である。コア21は、例えば、Mn−Zn系のフェライトで構成されている。
ボビン22は、コア21を保護し、製造時や製品使用時に加わる変形や衝撃などによりコア21が破損するのを抑制する樹脂製の部材である。ボビン22には、コア21が複数箇所から外部に露出するように複数の開口部が設けられている。
巻線23は、例えば、銅線などの金属製の線材である。本実施形態において、巻線23は、複数のコイル部を構成するように、ボビン22の複数箇所で螺旋状に巻回されている。
コネクタ3は、樹脂製の筒状部材3Aを備え、筒状部材3Aの内部に一対のコネクタピン(図示せず)を備えている。一対のコネクタピンは、回路基板などに接続される接続端子である。一対のコネクタピンの一方には、巻線23の一端部が接続される。一対のコネクタピンの他方には、巻線23の他端部が接続される。巻線23のコイル部でL回路を構成することができる。なお、巻線23の一端部又は他端部は、コンデンサ(図示せず)を介してコネクタ3の一対のコネクタピンの一方又は他方に接続されてもよい。これにより、巻線23のコイル部とコンデンサとでLC回路を構成することができる。
本実施形態において、コネクタ3の筒状部材3Aとボビン22とは、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの樹脂によって一体成形されている。なお、コネクタ3のコネクタピンは、コネクタ3の筒状部材3A及びボビン22の一体成形と同時にインサート成形されてもよい。また、コネクタ3のコネクタピンは、ボビン22及びコネクタ3の筒状部材3Aの一体成形後にアウトサート成形されてもよい。なお、図3においては、コネクタ3の詳細構成を省略している。
本実施形態に係るアンテナ装置によれば、胴体部11の一方の側表面11Bから上表面11Aを通って他方の側表面11Cまでリブ12が連続的に設けられている。これにより、各表面に設けられるリブ12が互いに補強し合って強度を向上させることができる。また、胴体部11の上表面11Aにリブ12が設けられているので、例えば、アンテナケースの上表面側からアンテナ装置を足で踏んだとき、足はリブ12に接触して当該リブ12に荷重を加えることになる。また、リブ12の両端部12a,12bが他の部材と接触するように構成されているので、リブ12にかかる荷重をリブ12の両端部12a,12bを介して接触面に逃がすことができる。その結果、アンテナケース1を構成する樹脂の量の増加を抑えつつ、アンテナケース1の耐荷重性能を向上させることができる。
また、本実施形態に係るアンテナ装置によれば、胴体部11の両側表面11B,11Cに設けられるリブ12は、アンテナ装置が他の部材4に取り付けられたときに鉛直方向又は略鉛直方向に延在するように構成されている。これにより、リブ12にかかる荷重を鉛直方向に効率良く接触面に逃がすことができる。その結果、アンテナケース1を構成する樹脂の量の増加を一層抑えつつ、アンテナケース1の耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係るアンテナ装置によれば、リブ12は、胴体部11の長手方向に対して直交又は略直交する方向に設けられている。この構成によれば、リブ12の長さをより短くすることができ、リブ12が撓むことを抑えることができる。その結果、アンテナケース1を構成する樹脂の量の増加を一層抑えつつ、アンテナケース1の耐荷重性能を向上させることができる。
また、本実施形態に係るアンテナ装置によれば、胴体部11には、複数のリブ12が互いに間隔を空けて設けられている。これにより、例えば、胴体部11の上表面11A側からアンテナ装置を足で踏んだとき、足は複数のリブ12に跨がるように接触して各リブ12に荷重を加えることになり、1つのリブ12にかかる荷重を軽減することができる。その結果、アンテナケース1の耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係るアンテナ装置によれば、リブ12の両端部12a,12bは、取り付け部13に接続されて他の部材4に対する接触面積が拡大されている。これにより、リブ12の両端部12a,12bにかかる荷重を分散させて、リブ12の両端部12a,12bが損傷することを抑えることができる。その結果、アンテナケース1の耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、本実施形態に係るアンテナ装置によれば、胴体部11には、アンテナケース1の長手方向に対して交差する側表面にアンテナコイル2が通過可能な貫通穴11Eが設けられている。これにより、リブ12を設ける胴体部11の上表面11A及び側表面11B,11Cには、開口部を設けずに、アンテナコイル2をアンテナケース1内に挿入することができるので、アンテナケース1の耐荷重性能を一層向上させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、リブ12の両端部12a,12bが取り付け部13に接続されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。リブ12の両端部12a,12bは、アンテナ装置が他の部材4に取り付けられたときに当該他の部材4と接触するように構成されていればよい。例えば、リブ12の両端部12a,12bは、図5及び図6に示すように、胴体部11の下表面11Dよりも下方に突出するように構成されてもよい。また、胴体部11の下表面11Dが接触面となる場合、リブ12の両端部12a,12bは、胴体部11の下表面11Dに対して面一であってもよい。
また、図7に示すように、胴体部11の下表面11Dには、リブ12の両端部12a,12bを接続する第1補強用リブ12cが設けられてもよい。すなわち、胴体部11の周囲を一周するようにリブが設けられてもよい。また、リブ12と第1補強用リブ12cとは一体成形されてもよい。この場合、リブ12の両端部12a,12bに過剰に荷重がかかって、リブ12の両端部12a,12bが損傷することを抑えることができる。その結果、アンテナケース1の耐荷重性能を一層向上させることができる。なお、第1補強用リブ12cの下表面の全てが、アンテナ装置が他の部材4に取り付けられたときに当該他の部材4に接触するように構成されていなくてもよい。例えば、第1補強用リブ12cの一部のみが他の部材4と接触するように第1補強用リブ12cが設けられていてもよい。
また、図8に示すように、胴体部11には、複数のリブ12に対して交差方向に延在し、当該複数のリブ12を互いに接続する第2補強用リブ12dが設けられてもよい。また、複数のリブ12と第2補強用リブ12cとは一体成形されてもよい。この構成によれば、アンテナケース1の耐荷重性能を一層向上させることができる。
また、胴体部11の上表面11A、側表面11B、側表面11C、及び下表面11Dは、平坦面又は略平坦面であるとして図示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、胴体部11の上表面11A、側表面11B、側表面11C、及び下表面11Dは、湾曲面であってもよい。
また、胴体部11の各表面の接続部は、面取りされているものとして図示したが、本発明はこれに限定されない。胴体部11の各表面の接続部は、面取りされていなくてもよい。
また、前記では、胴体部11の長手方向に対して交差する方向にリブ12を設けたが、本発明はこれに限定されない。胴体部11の長手方向に対して平行にリブ12を設けてもよい。
また、前記では、胴体部11の上表面11Aに直線状のリブ12を設けたが、本発明はこれに限定されない。胴体部11の上表面11Aに設けるリブ12は、側表面11B,11Cを接続できる形状であればよい。
また、胴体部11の上表面11Aの全体において、リブ12が最上位に位置するものとして図示したが、本発明はこれに限定されない。胴体部11の上表面11Aに設けるリブ12は、アンテナ装置が他の部材4に取り付けられたときに、足などの荷重がかかることが想定される領域内で最上位に位置するように構成されればよい。すなわち、足などの荷重がかかることが想定されない領域に設置される胴体部11の一部は、リブ12よりも上位に位置するように構成されてもよい。
また、前記では、図3に示す構造のアンテナコイル2を用いたが、本発明はこれに限定されない。アンテナコイル2は、アンテナケース1に収納されるものではあればよく、種々の構造のものを用いることができる。
本発明に係るアンテナ装置は、アンテナケースを構成する樹脂の量の増加を抑えつつ、アンテナケースの耐荷重性能を向上させることができるので、例えば、スマートキーレスシステムなどの車載用のアンテナ装置として有用である。
1 アンテナケース
2 アンテナコイル
2Aa,2Da 係合片
3 コネクタ
3A 筒状部材
4 他の部材
5 締結部材
11 胴体部
11A 上表面
11Aa 係合穴
11B,11C 側表面
11D 下表面
11Da 係合穴
11E 貫通穴
12 リブ
12a,12b 端部
12c 第1補強用リブ
12d 第2補強用リブ
13 取り付け部
13a 貫通穴
14 端板
21 コア
22 ボビン
23 巻線

Claims (8)

  1. アンテナコイルと、
    前記アンテナコイルを収納する胴体部を備える樹脂製のアンテナケースと、
    前記胴体部の上表面及び互いに対向する一対の側表面に設けられたリブと、
    を備えるアンテナ装置であって、
    前記リブは、前記一対の側表面の一方から前記上表面を通って前記一対の側表面の他方まで連続的に設けられ、
    前記リブの両端部は、前記アンテナ装置が他の部材に取り付けられたときに前記他の部材と接触するように、前記胴体部の下表面に対して面一であるか、又は、前記胴体部の下表面よりも下方に突出するように構成されている、アンテナ装置。
  2. 前記リブのうち前記胴体部の両側表面に設けられるリブは、前記アンテナ装置が他の部材に取り付けられたときに鉛直方向又は略鉛直方向に延在するように構成されている、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記リブは、前記胴体部の長手方向に対して直交又は略直交する方向に設けられている、請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記胴体部の下表面には、前記リブの両端部を接続され、前記アンテナ装置が前記他の部材に取り付けられたときに、少なくとも一部が前記他の部材と接触する第1補強用リブが設けられている、請求項1〜3のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
  5. 前記胴体部には、前記リブが互いに間隔を空けて複数設けられている、請求項1〜4のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
  6. 前記胴体部には、複数の前記リブに対して交差方向に延在し、当該複数のリブを互いに接続する第2補強用リブが設けられている、請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記胴体部には、前記他の部材に取り付けられる取り付け部が設けられ、
    前記リブの両端部は、前記取り付け部に接続されて前記他の部材に対する接触面積が拡大されている、請求項1〜6のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
  8. 前記胴体部には、前記アンテナケースの長手方向に対して交差する側表面に前記アンテナコイルが通過可能な貫通穴が設けられている、請求項1〜7のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
JP2019519543A 2017-05-25 2018-05-07 アンテナ装置 Active JP6645622B2 (ja)

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