JP6639155B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
撮像された複数の画像を用いて、被写体までの距離情報を取得することが提案されている。具体的には、複数の画像間における視差やぼけの相関量を算出し、算出した相関量に基づいて被写体までの距離情報を取得する。
特許文献1には、Depth from Defocus(DFD)法を用いた距離算出が開示されている。引用文献1では、撮影パラメータを異ならせて撮影されたぼけが異なる複数の画像を用い、当該複数の画像間におけるぼけの相関量を算出し、算出したぼけの相関量に基づいて被写体まで距離情報を取得する。特許文献2では、色情報に基づいて画像を各セグメントに分割し、同一のセグメント内では同じ視差になると仮定し、セグメントの範囲内において相関量を算出することによって距離情報を取得することが開示されている。
特開2013−253964号 特開2006−012166号
しかしながら、従来の技術では、距離情報を必ずしも良好に取得し得なかった。
本発明の目的は、距離情報を良好に取得し得る画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、撮像手段によって撮像された複数の画像を入力するための画像入力手段と、前記画像を撮像した際における撮像情報を取得する撮像情報取得手段と、前記撮像情報に含まれる合焦距離に基づいて評価枠のサイズを決定し、前記評価枠における前記複数の画像間の相関量を算出し、前記複数の画像間の前記相関量に基づいて距離情報を算出する距離情報算出手段とを有することを特徴とする画像処理装置が提供される。

本発明によれば、画像を撮像した際における撮像条件等を示す情報である撮像情報に基づいて評価枠のサイズを決定するため、評価枠のサイズを適切に設定することができる。適切なサイズの評価枠を用いるため、相関量を良好に取得することができ、ひいては距離情報を良好に取得することができる。
第1実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 各撮像情報と評価枠のサイズとの関係を示すグラフである。 レンズの焦点距離に応じた評価枠のサイズの設定の例を示す図である。 DFD方式を用いる場合における相関量の算出処理を説明するための図である。 ステレオ方式を用いる場合における相関量の算出処理を説明するための図である。 ステレオ方式を用いる場合における相関量の算出処理を説明するための図である。 第2実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。 第2実施形態による画像処理装置における動作を示すフローチャートである。 評価枠のサイズを示す図である。 第2実施形態による画像処理装置において用いられる評価枠のサイズを説明するための図である。
[第1実施形態]
第1実施形態による画像処理装置及び画像処理方法について図1から図6を用いて説明する。
複数の画像間における相関量に基づいて被写体までの奥行き方向の距離(被写体距離)あるいはそれに対応する情報を算出する際、相関演算処理の対象となる画像上(画面上)の範囲の相違によって、距離情報の算出結果が異なる。相関演算処理の対象となる範囲が広い場合には、多くのテクスチャを含むことができるため、算出される距離情報は安定する傾向がある。しかし、相関演算処理の対象となる範囲が広い場合には、撮像装置からの距離が互いに異なっている複数の被写体が当該範囲内に含まれやすくなるため、遠い被写体と近い被写体とが混在する遠近競合領域が増加する傾向がある。一方、相関演算処理の対象となる範囲が狭い場合には、遠近競合領域は少なくなるが、当該範囲内に含まれるテクスチャも少なくなるため、算出される距離情報が不安定になる傾向がある。このように、相関演算処理の対象となる範囲を単に設定した場合には、距離情報を必ずしも良好に取得し得ない。
本実施形態による画像処理装置は、複数の画像間における相関量を算出するための評価枠のサイズを、撮像時の撮像情報に基づいて決定し、これにより、距離情報を良好に得ることを可能とするものである。
まず、本実施形態による画像処理装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。
画像入力部101は、複数の撮像画像を本実施形態による画像処理装置に入力するためのものである。画像入力部101を介して入力される画像は、後述する距離情報算出部103の評価枠選択部104に入力される。画像入力部101は、撮像素子であってもよいし、画像信号の入力端子であってもよい。
撮像情報取得部102は、撮像画像を取得した際における撮像条件等を示す情報である撮像情報(カメラ情報)、即ち、撮像時における撮像情報を取得する。撮像情報取得部102によって取得される撮像情報は、距離情報算出部103の評価枠選択部104に入力される。
距離情報算出部103は、距離情報を算出するためのものであり、評価枠選択部104と相関量算出部105と距離情報生成部106とを備えている。
評価枠選択部104は、撮像情報取得部102によって取得された撮像情報に基づいて、相関演算の対象となる範囲、即ち、評価枠のサイズを決定する。
相関量算出部105は、評価枠選択部104によって決定されたサイズの評価枠において、複数の画像間の相関量を算出する。
距離情報生成部106は、相関量算出部105によって算出された相関量に基づいて、撮像装置から各被写体までの奥行き方向の距離あるいは奥行き方向の距離に対応する情報である距離情報(被写体距離情報)を算出する。奥行き方向の距離に対応する情報とは、例えば相関量算出部105によって算出される相関量に基づく像ずれ量、あるいは相関量に基づくデフォーカス量などである。距離情報生成部106は、算出した距離情報を、距離情報出力部107を介して出力する。
次に、本実施形態による画像処理装置の動作について図2を用いて説明する。図2は、本実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。なお、本実施形態による画像処理装置の全体の動作は、例えば制御手段であるCPU(図示せず)によって司られる。
ステップS201では、距離情報を取得するために必要となる複数の画像が、画像入力部101を介して、距離情報算出部103に入力される。より具体的には、画像入力部101を介して入力された複数の画像が、距離情報算出部103の評価枠選択部104に入力される。上述したように、画像入力部101は、撮像素子であってもよいし、画像信号の入力端子であってもよい。画像入力部101が撮像素子である場合には、撮像素子を用いて取得された複数の画像が距離情報算出部103に入力される。画像入力部101が画像入力端子である場合には、画像入力端子を介して入力された複数の画像が距離情報算出部103に入力される。
ステップS202では、複数の画像の各々が撮像された際における撮像情報が撮像情報取得部102によって取得され、撮像情報取得部102によって取得された撮像情報が距離情報算出部103に入力される。より具体的には、撮像情報取得部102によって取得された撮像情報が、距離情報算出部103の評価枠選択部104に入力される。撮像情報取得部104によって取得される撮像情報としては、レンズの焦点距離、合焦距離、レンズの絞り、被写体の大きさ、手ぶれ量、歪み情報、ISO感度等が挙げられる。
ステップS203では、画像入力部101を介して入力された複数の画像と、撮像情報取得部102によって取得された撮像情報とに基づいて、複数の画像間の相関量を算出する際に用いられる評価枠のサイズが評価枠選択部104によって決定される。複数の画像間における相関量は、例えば、焦点位置の異なる複数の画像間におけるぼけの変化量である。
複数の画像間の相関量を算出する際に用いられる評価枠のサイズは、後述するように、撮像情報毎に算出された評価枠のサイズを総合的に判断することによって決定される。撮像情報毎に算出される評価枠のサイズについて以下に説明する。
図3は、各撮像情報と評価枠のサイズとの関係を示すグラフである。図3(a)は、レンズの焦点距離と評価枠のサイズとの関係を示しており、図3(b)は、合焦距離と評価枠のサイズとの関係を示している。図3(c)は、レンズの絞りと評価枠のサイズとの関係を示しており、図3(d)は、被写体の大きさと評価枠のサイズとの関係を示している。図3(e)は、手ぶれ量と評価枠のサイズとの関係を示しており、図3(f)は、歪み情報と評価枠のサイズとの関係、より具体的には、像高位置と評価枠のサイズとの関係を示している。図3(g)は、ISO感度と評価枠のサイズの下限との関係を示している。図3(a)から図3(f)の各々における縦軸は評価枠のサイズを示しており、図3(g)における縦軸は評価枠のサイズの下限を示している。
まず、レンズの焦点距離に基づいた評価枠のサイズの決定について説明する。図4は、レンズの焦点距離に基づいた評価枠のサイズの決定の例を示す図である。図4(a)及び図4(b)は、レンズの焦点距離が短い場合の撮像画像を示しており、図4(c)及び図4(d)は、レンズの焦点距離が長い場合の撮像画像を示している。評価枠は図4の各図において太線を用いて示されている。
図4(a)に示すように、レンズの焦点距離が短い場合には、撮像画像中に多くの被写体が写り込むため、撮像装置からの距離が互いに異なっている多くの被写体が評価枠内に含まれる傾向がある。このため、レンズの焦点距離が短い場合には、図4(b)に示すように、評価枠のサイズを小さ目に設定し、評価枠内に位置し得る被写体の数を少なくすることによって、遠近競合を生じにくくさせ、正確な距離情報が得られるようにする。
一方、図4(c)に示すように、レンズの焦点距離が長い場合には、撮像画像中に写り込む被写体の数が少なくなり、評価枠内に含まれる被写体の数も少なくなる傾向がある。このため、レンズの焦点距離が長い場合には、図4(d)に示すように、評価枠のサイズを大き目に設定することによって、安定した距離情報、即ち、ばらつきの小さい距離情報が得られるようにする。
例えば、図3(a)に示すような関係を満たすように、評価枠のサイズがレンズの焦点距離に応じて決定される。即ち、レンズの焦点距離が長くなるに伴って評価枠のサイズが大きくなるように、評価枠のサイズが決定される。評価枠のサイズには、下限と上限とが設定される。評価枠のサイズが小さすぎる場合には、評価枠内に含まれるテクスチャが少なくなりすぎ、安定した距離情報を得ることが困難となるためである。また、評価枠のサイズが大きすぎる場合には、評価枠内に含まれるテクスチャが多くなりすぎ、相関量を算出する際における計算量の増大を招くためである。このような理由により、評価枠のサイズには、下限と上限とが設定される。そして、下限と上限との間の範囲内において、レンズの焦点距離に応じて、評価枠のサイズが決定される。
次に、合焦距離に基づいた評価枠のサイズの決定について図3(b)を用いて説明する。合焦距離が近い場合、即ち、被写体までの距離が近い場合には、撮影される被写体の大きさが大きくなり、撮像画像中に写りこむ被写体の数は少なくなる傾向がある。このため、合焦距離が近い場合には、評価枠のサイズを大き目に設定することによって、距離情報のばらつきを低減する。一方、合焦距離が遠い場合には、撮影される被写体の大きさが小さくなり、撮像画像中に含まれる被写体の数が多くなる傾向がある。このため、合焦距離が遠い場合には、評価枠のサイズを小さ目に設定し、評価枠内に位置する被写体の数を少なくすることによって、距離情報の精度を向上させる。例えば、図3(b)に示すような関係を満たすように、評価枠のサイズが合焦距離に応じて決定される。即ち、合焦距離が長くなるに伴って評価枠のサイズが小さくなるように、評価枠のサイズが決定される。
次に、F値に基づいた評価枠のサイズの決定について図3(c)を用いて説明する。レンズの絞りが開放側である場合、即ち、レンズのF値が小さい場合には、背景がぼけるため、被写体として認識可能なものが背景において少なくなる傾向がある。このため、レンズのF値が小さい場合には、評価枠のサイズを大き目に設定することによって、距離情報のばらつきを低減する。一方、レンズの絞りが絞り側である場合、即ち、F値が大きい場合には、背景のぼけが小さくなるため、異なる距離にある被写体として認識可能なものが背景において多く含まれやすくなる。このため、F値が大きい場合には、評価枠のサイズを小さ目に設定することによって、評価枠内に位置する被写体を少なくし、距離情報の精度を向上させる。例えば、図3(c)に示すような関係を満たすように、評価枠のサイズがF値に応じて決定される。即ち、F値が大きくなるに伴って評価枠のサイズが小さくなるように、評価枠のサイズが決定される。
次に、被写体の大きさに基づいた評価枠の設定について図3(d)を用いて説明する。被写体の大きさに関する情報を得る際には、例えば、認識情報を用いることができる。具体的には、認識情報として人が認識された場合には、人が認識された範囲に基づいて被写体の大きさが決定される。被写体の大きさが大きい場合には、撮像画像中に写りこむ被写体は少なくなる傾向がある。このため、被写体の大きさが大きい場合には、評価枠のサイズを大き目に設定することによって、距離情報のばらつきを低減する。一方、被写体の大きさが小さい場合には、多くの被写体が撮像画像中に含まれやすい。このため、被写体の大きさが小さい場合には、評価枠のサイズを小さ目に設定することによって、評価枠内に位置する被写体を少なくし、距離情報の精度を向上させる。例えば、図3(d)に示すような関係を満たすように、評価枠のサイズが被写体の大きさに応じて決定される。即ち、被写体が大きくなるに伴って評価枠のサイズが大きくなるように、評価枠のサイズが決定される。
次に、手ぶれ量に基づいた評価枠の設定について図3(e)を用いて説明する。手ぶれ量に関する情報を得る際には、例えば、ジャイロセンサの値を用いることができる。手ぶれ量が大きいにもかかわらず、評価枠のサイズが小さい場合には、位置ずれの影響のため、正しい対応関係が見つけられなくなり、精度の高い相関量を算出し得ない。このため、手ぶれ量が大きい場合には、評価枠のサイズを大き目に設定することによって、手ぶれの影響を緩和させる。一方、手ぶれ量が小さい場合には、評価枠のサイズが小さくても、正しい対応関係を検出することができる。このため、手ぶれ量が小さい場合には、評価枠のサイズを小さ目に設定することによって、評価枠内に位置する被写体を少なくし、距離情報の精度を向上させる。例えば、図3(e)に示すような関係を満たすように、評価枠のサイズが手ぶれ量に応じて決定される。即ち、手ぶれ量が大きくなるに伴って評価枠のサイズが大きくなるように、評価枠のサイズが決定される。
次に、歪み情報に基づいた評価枠の設定について図3(f)を用いて説明する。撮像画像は収差の影響を受けているため、像高位置によって歪みの大きさが異なっている。このため、像高位置に応じて評価枠のサイズを変更することが好ましい。例えば、樽型歪みが発生した場合には、像高位置が高い箇所においては、像高位置が低い箇所よりも大きく被写体が写りこむ。このため、像高位置が高い場合には、評価枠のサイズを大き目に設定することによって、評価枠内にテクスチャが多く含まれるようにし、精度の高い相関量が得られるようにする。一方、像高位置が低い箇所においては、評価枠のサイズを小さ目に設定することによって、距離情報の精度を向上させる。例えば、図3(f)に示すような関係を満たすように、評価枠のサイズが像高位置に応じて決定される。即ち、像高位置が高くなるに伴って評価枠のサイズが大きくなるように、評価枠のサイズが決定される。
次に、ISO感度に基づいた評価枠の設定について図3(g)を用いて説明する。高感度で撮影した場合には、撮像画像にノイズが多く含まれるため、評価枠のサイズが小さいと、ノイズの影響により正しい相関量を算出し得ない。このため、高感度で撮影した場合には、評価枠のサイズを大き目に設定することによって、相関量の精度を向上させる。一方、低感度で撮影した場合には、撮像画像にノイズがあまり含まれていないため、評価枠のサイズを小さ目に設定しても、精度の高い相関量を取得し得る。例えば、図3(g)に示すような関係を満たすように、評価枠のサイズがISO感度に応じて決定される。即ち、ISO感度が高くなるに伴って評価枠のサイズの下限が大きくなるようにする。高感度で撮影した場合における評価枠のサイズの下限mは、低感度で撮影した場合における評価枠のサイズの下限nよりも大きい。
こうして、撮像情報毎に評価枠のサイズが算出される。そして、撮像情報毎に算出された評価枠のサイズを用い、これらを総合的に判断することによって、相関量を算出する際に用いられる評価枠のサイズが算出される。具体的には、例えば、下記のような式(1)を用いて加重加算を行うことによって、相関量を算出する際に用いられる評価枠のサイズSoutが決定される。なお、式(1)において、αは、撮像情報毎の重みを示しており、Sは、撮像情報毎に算出された評価枠のサイズを示している。
Figure 0006639155
具体例として、例えば、レンズの焦点距離が長く、レンズの絞りが開放側である場合について説明する。レンズの焦点距離が長い場合には、撮像画像中に写り込む被写体の数が少なくなる傾向にある。また、レンズの絞りが開放側である場合には、背景がぼけるため、被写体として認識可能なものが背景において少なくなる傾向がある。このため、レンズの焦点距離が長く、絞りが開放側である場合には、評価枠のサイズは大き目に設定される。評価枠のサイズを大き目に設定した場合であっても、異なる距離に位置している認識可能な被写体が評価枠内に含まれにくいため、精度の高い距離情報を得ることができる。
また、具体例として、レンズの焦点距離が長く、レンズの絞りが絞り側である場合について説明する。レンズの焦点距離が長い場合には、撮像画像中に写り込む被写体の数が少なくなる傾向がある。また、レンズの絞りが絞り側である場合には、被写体として認識可能なものが背景において多くなる傾向がある。このため、レンズの焦点距離が長い場合であっても、レンズの絞りが絞り側である場合には、レンズの絞りが開放側である場合と比較して、評価枠のサイズを小さ目に設定される。これにより、良好な相関量を得ることが可能となり、精度の高い距離情報を得ることができる。
ステップS204では、複数の画像間における相関量が相関量算出部105によって算出される。複数の画像間における相関量を算出する際には、ステップS203において決定されたサイズSoutの評価枠が用いられる。特許文献1に記載されているようなDFD方式を用いて相関量の算出を行う場合には、焦点位置の異なる複数の画像が用いられ、これら複数の画像間におけるぼけの変化量を相関量として算出する。
DFD方式を用いた相関量の算出処理について図5を用いて説明する。図5は、DFD方式を用いる場合における相関量の算出処理を説明するための図である。図5(a)は、被写体にフォーカスした状態で取得されたフォーカス画像(基準画像)におけるエッジ強度の特性501と、フォーカス状態に対して焦点位置を変更した状態で取得された撮像画像におけるエッジ強度の特性502とを示している。横軸はデフォーカス量を示しており、縦軸はエッジ強度を示している。これらの2つのエッジ強度の特性501,502を用いて、複数の画像間におけるぼけの相関量を算出することができる。図5(b)は、複数の画像間におけるぼけの相関量の特性を示すグラフである。図5(b)においては、複数の画像間におけるぼけの相関量の特性503が太い実線を用いて示されている。
ステップS205では、ステップS204において算出された相関量に基づいて、距離情報が距離情報生成部106によって生成される。具体的には、ステップS204において算出された相関量の特性503に基づいて、像面でのデフォーカス量を算出することによって、距離情報を生成する。このような手法によって算出されたデフォーカス量は、像面上における距離である。像面上における距離をレンズの公式を用いて物面距離に変換することによって、被写体までの距離情報を取得することも可能である。
なお、本実施形態では、DFD方式を用いる場合を例に説明したが、例えば、これに限定されるものではなく、例えば、ステレオ方式を用いるようにしてもよい。
ステレオ方式を用いる場合について、以下に説明する。
ステレオ方式を用いる場合には、ステップS201において、視差のある複数の画像が画像入力部101を介して入力される。図6は、ステレオ方式を用いる場合における相関量の算出処理を説明するための図である。図6(a)は基準画像を示しており、図6(b)は撮像位置が基準画像とは異なっている画像を示している。撮影位置が互いに異なっているため、これら複数の画像には視差が生じている。
ステップS202とステップS203については、DFD方式を用いる場合と同様であるため、説明を省略する。
ステップS204では、ステップ203において決定されたサイズSoutの評価枠を用いて、複数の画像間における相関量が相関量算出部105によって算出される。複数の画像間における相関量は、視差量を求めるために算出される画像間における差分値である。ステレオ方式を用いる場合には、複数の画像間における相関量は、例えば、以下のようにして算出される。基準画像においては、評価枠602が図6(a)のように設定される。一方、撮影位置が基準画像とは異なっている画像においては、評価枠612を矢印方向に徐々にずらす。評価枠612を徐々にずらしながら、撮像位置が基準画像とは異なっている画像と基準画像との相関量を算出する。
図7は、ステレオ方式を用いる場合における相関量の算出処理を説明するための図である。図7(a)は1枚目の画像を示しており、図7(b)は、1枚目の画像における評価枠内のデータを示している。図7(c)は2枚目の画像を示しており、図7(d)は2枚目の画像における評価枠内のデータを示している。なお、評価枠は、図7において、太い実線を用いて示されている。図7(b)に示すような評価枠内のデータ値と図7(d)に示すような評価枠内のデータ値との差分絶対値の積算値、即ち、SAD(Sum of Absolute Difference)が算出される。具体的には、以下のような式(2)を用いて、差分絶対値の積算値RSADが相関量として算出される。なお、f(i,j)は、図7(a)に示す1枚目の画像の評価枠内の各座標(i,j)における画素値であり、g(i,j)は、図7(c)に示す2枚目の評価枠内の各座標(i,j)における画素値である。
Figure 0006639155
なお、ここでは、差分絶対値の積算値であるSADを用いて相関量を算出する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。得られる相関量によって最も相関の高い点(ずらし量、像ずれ量)が判定できるものであれば、他の方法によって相関量を算出するようにしてもよい。
ステップS205では、ステップS204において算出された相関量に基づいて、距離情報生成部106によって距離情報が算出される。ステップS204において算出される相関量は、例えば、図6(c)に示すような特性を示す。図6(c)の横軸は評価枠のずらし量であり、縦軸は相関量である。算出される相関量が最も高くなる点を相関が最も高い点として、そのときのずらし量を、複数の画像間における視差量(像ずれ量)とする。当該視差量に対し、撮像素子の画素ピッチとレンズに応じて決定される変換係数とを用いて、像面でのデフォーカス量を算出することによって、距離情報を生成する。なお本実施形態では、距離情報としてデフォーカス量を生成しているが、前述したように、像ずれ量や、撮影光学系の状態に基づいてデフォーカス量から1対1に換算される被写体距離を距離情報としてもよい。
このように、本実施形態によれば、撮像時の撮像情報に基づいて評価枠のサイズを決定するため、評価枠のサイズを適切に設定することができる。適切なサイズの評価枠を用いるため、相関量を良好に取得することができ、ひいては距離情報を良好に取得することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態による画像処理装置及び画像処理方法を図8乃至図11を用いて説明する。図1乃至図7に示す第1実施形態による画像処理装置と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による画像処理装置は、サイズが異なる複数の評価枠を相関量の算出の際に用いるものである。
本実施形態による画像処理装置の構成について図8を用いて説明する。図8は、本実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態による画像処理装置の各構成要素801〜807は、図1を用いて上述した第1実施形態による画像処理装置の各構成要素101〜107と同様である。本実施形態による画像処理装置は、相関量算出部805による処理と距離情報生成部806による処理とが、サイズが異なる複数の評価枠を用いて繰り返し行われる点が、第1実施形態による画像処理装置と相違している。
本実施形態による画像処理装置の動作について図9を用いて説明する。図9は、本実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS901からステップS902は、図2を用いて上述したステップS201からステップS202と同様であるため、説明を省略する。
ステップS903では、サイズの異なる複数種の評価枠、即ち、サイズの異なるP種類の評価枠が、以下のようにして決定される。即ち、まず、評価枠のサイズは、第1実施形態と同様に、撮像情報毎にそれぞれ算出される。そして、撮像情報毎にそれぞれ算出された評価枠のサイズが、所定の基準に基づいて分類される。図10は、撮像情報毎に算出された評価枠のサイズを示す図である。図10には、分類後の代表値が示されている。図10においては、L×L、M×M、N×N(L<M<N)の3種類に分類された場合が例として示されている。なお、A<L<M<Nである。
ステップS903において決定されたP種類のサイズの評価枠を順次用いて、相関量算出処理(ステップS904)と距離情報生成処理(ステップS905)とが繰り返し行われる。即ち、本実施形態では、異なるサイズの評価枠を順次用いて、階層的な処理が行われる。図11は、本実施形態において用いられる評価枠のサイズを説明するための図である。図11(a)は、1回目の相関演算処理の際に用いられる評価枠1102のサイズを示している。1回目の相関演算処理(ステップS904)においては、例えばL×Lのサイズの評価枠1102が用いられる。そして、1回目の相関演算処理において算出された相関量に基づいて、距離情報が生成される(ステップS905)。そして、生成された距離情報に対して距離情報のばらつきを算出し、距離情報がばらついている領域に対して2回目の相関演算処理が行われる。図11(b)は、2回目の相関演算処理の際に用いられる評価枠1112のサイズを示している。2回目の相関演算処理(ステップS904)においては、例えばM×Mのサイズの評価枠1112が用いられる。そして、2回目の相関演算処理において算出された相関量に基づいて、距離情報が生成される(ステップS905)。そして、生成された距離情報に対して距離情報のばらつきを算出し、距離情報がばらついている領域に対して3回目の相関演算処理が行われる。図11(c)は、3回目の相関演算処理の際に用いられる評価枠1122のサイズを示している。3回目の相関演算処理(ステップS904)においては、例えばN×Nのサイズの評価枠1122が用いられる。そして、3回目の相関演算処理において算出された相関量に基づいて、距離情報が生成される(ステップS905)。
ところで、ステップ906では、相関量演算処理及び距離情報生成処理がP回行われたか否かが判定される。相関量演算処理及び距離情報生成処理がP回行われていない場合には(ステップS906においてNO)、ステップS904及びステップS905が繰り返される。一方、相関量演算処理及び距離情報生成処理がP回行われた場合には(ステップS906においてYES)、距離情報の算出処理が完了する。
このように、本実施形態では、サイズの異なる複数種の評価枠を順次用いて相関量が算出され、算出された相関量に基づいて距離情報が生成される。従って、本実施形態によれば、距離情報をより良好に取得することが可能となる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…画像入力部
102…撮像情報取得部
103…距離情報算出部
104…評価枠選択部
105…相関量算出部
106…距離情報生成部
107…距離情報出力部

Claims (14)

  1. 撮像手段によって撮像された複数の画像を入力するための画像入力手段と、
    前記画像を撮像した際における撮像情報を取得する撮像情報取得手段と、
    前記撮像情報に含まれる合焦距離に基づいて評価枠のサイズを決定し、前記評価枠における前記複数の画像間の相関量を算出し、前記複数の画像間の前記相関量に基づいて被写体までの奥行き方向の距離に対応する距離情報を算出する距離情報算出手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記評価枠のサイズは、複数の前記撮像情報の各々に応じて決定された複数の前記評価枠のサイズを加重加算することによって決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載する画像処理装置。
  3. 前記撮像情報は、レンズの焦点距離をさらに含み、
    前記距離情報算出手段は、前記レンズの焦点距離が第1の距離である場合、前記第1の距離より短い第2の距離である場合よりも前記評価枠のサイズが大きくなるように、前記評価枠のサイズを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記距離情報算出手段は、前記合焦距離が第1の距離である場合、前記第1の距離より遠い第2の距離である場合よりも前記評価枠のサイズが大きくなるように、前記評価枠のサイズを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記撮像情報は、前記被写体の大きさをさらに含み、
    前記距離情報算出手段は、前記被写体の大きさが第1の大きさである場合、前記第1の大きさより小さい第2の大きさである場合よりも前記評価枠のサイズが大きくなるように、前記評価枠のサイズを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記撮像情報は、レンズのF値をさらに含み、
    前記距離情報算出手段は、前記レンズのF値が第1の値である場合、前記第1の値より小さい第2の値である場合よりも前記評価枠のサイズが小さくなるように、前記評価枠のサイズを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記撮像情報は、ISO感度をさらに含み、
    前記距離情報算出手段は、前記ISO感度が第1の感度である場合、前記第1の感度より低い第2の感度である場合よりも前記評価枠のサイズの下限が大きくなるように、前記評価枠のサイズを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記撮像情報は、手ぶれ量をさらに含み、
    前記距離情報算出手段は、前記手ぶれ量が第1の値である場合、前記第1の値より小さい第2の値である場合よりも前記評価枠のサイズが大きくなるように、前記評価枠のサイズを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記撮像情報は、像高位置をさらに含み、
    前記距離情報算出手段は、前記像高位置が第1の位置である場合、前記第1の位置より低い第2の位置である場合よりも前記評価枠のサイズが大きくなるように、前記評価枠のサイズを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 前記複数の画像間における前記相関量は、焦点位置が異なる前記複数の画像間におけるぼけの相関量である
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記複数の画像間における前記相関量は、撮像位置が異なる前記複数の画像間における視差の相関量である
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記距離情報算出手段は、前記サイズが異なる複数の前記評価枠を複数の前記撮像情報の各々に応じて決定し、前記サイズが異なる前記複数の評価枠における前記複数の画像間の前記相関量を算出し、前記複数の画像間の前記相関量に基づいて前記距離情報を算出する
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 撮像手段によって撮像された複数の画像が入力されるステップと、
    前記画像を撮像した際における撮像情報を取得するステップと、
    前記撮像情報に含まれる合焦距離に基づいて評価枠のサイズを決定するステップと、
    前記評価枠における前記複数の画像間の相関量を算出するステップと、
    前記複数の画像間の前記相関量に基づいて被写体までの奥行き方向の距離に対応する距離情報を算出するステップと
    を有する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  14. コンピュータに、
    撮像手段によって撮像された複数の画像が入力されるステップと、
    前記画像を撮像した際における撮像情報を取得するステップと、
    前記撮像情報に含まれる合焦距離に基づいて評価枠のサイズを決定するステップと、
    前記評価枠における前記複数の画像間の相関量を算出するステップと、
    前記複数の画像間の前記相関量に基づいて被写体までの奥行き方向の距離に対応する距離情報を算出するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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