JP6637282B2 - 光電スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、光電スイッチに係り、さらに詳しくは、検出領域からの反射光又は透過光を受光してワーク判定を行う光電スイッチの改良に関する。
光電スイッチは、光を用いてワークを検出する検出装置であり、検出光を投光し、ワークによる反射光や透過光等を受光してワーク判定を行い、ワーク判定の結果に基づいて検出信号を生成する。光電スイッチには、ワークを含む検出領域からの反射光又は透過光の受光量に応じてワーク判定を行う受光量方式の光電スイッチと、ワークまでの距離を計測してワーク判定を行う距離計測方式の光電スイッチと、ワーク表面の色を判別してワーク判定を行う色判別方式の光電スイッチとがある。
受光量方式の光電スイッチは、ワーク表面の反射率又は色の違い、ワークまでの距離の違い、ワーク表面の傾き(チルト角)の違い等により受光量が変動することを利用してワーク判別を行うものであり、多くの用途に適用することができる汎用的な光電スイッチである。一方、距離計測方式の光電スイッチは、ワークの形状による特徴をワークまでの距離として計測してワーク判定を行うものであり、ワーク表面の反射率及び色の変動、ワーク表面の傾き(チルト角)の変動の影響を受け難い。また、色判別方式の光電スイッチは、ワーク表面の色によりワーク判定を行うものであり、ワーク表面の反射率の変動、ワークまでの距離の変動、ワーク表面の傾き(チルト角)の変動の影響を受け難い。
また、光電スイッチには、アンプ分離型の光電スイッチとアンプ一体型の光電スイッチとがある。アンプ分離型の光電スイッチは、投受光用の光学部品や投受光素子を有するヘッドユニットと、受光量や距離の検出値、各種の設定画面を表示し、検出値や検出信号を外部機器へ出力するコントローラとを個別に備える(例えば、特許文献1及び2)。一方、アンプ一体型の光電スイッチは、ヘッドユニットのみにより構成され、コントローラを備えない。
特開2015−81870号公報 特開2015−81871号公報
上述した従来のアンプ分離型の光電スイッチでは、ヘッドユニットの仕様に合わせたコントローラが用いられる。このため、ヘッドユニットの機種ごとに異なるコントローラを用意する必要があり、開発コストが増大するとともに、ユーザにとってコスト増になるという問題があった。また、アンプ一体型の光電スイッチにおいて、表示態様や出力形態を高機能化すれば、回路規模が複雑化し、ヘッドユニットが大型化してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、製造コストの増大及びヘッドユニットの大型化を抑制しつつ、様々な表示態様や出力形態に対応することができる光電スイッチを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様による光電スイッチは、配線ケーブルを介して互いに着脱可能に接続されるヘッドユニット及びコントローラを備える。上記ヘッドユニットは、検出光を検出領域に向けて投光する投光手段と、上記検出領域からの反射光又は透過光を受光し、受光信号を生成する受光手段と、上記受光信号に基づいて、検出値を取得する検出値取得手段と、上記検出値を予め定められた設定値と比較してワーク判定を行い、上記ワーク判定の結果に基づいて、検出信号を生成する検出信号生成手段と、上記検出信号を外部機器又は上記コントローラのいずれかへ出力する第1出力手段と、上記検出値を表示する第1表示手段と、上記ヘッドユニットの筐体に配設された操作キーの操作に基づいて、上記設定値を指定する設定値指定手段と、上記設定値を含む検出設定情報を保持する第1検出設定記憶手段とを備える。上記コントローラは、上記配線ケーブルを介して上記ヘッドユニットから上記検出値を受け付ける検出値受付手段と、上記検出値を表示する第2表示手段と、上記コントローラの筐体に配設された操作キーの操作に基づいて、上記検出設定情報を生成する検出設定情報生成手段と、上記検出値又は上記検出信号を外部機器へ出力する第2出力手段とを備える。
この光電スイッチは、ヘッドユニット単体で使用することも、また、ヘッドユニットをコントローラと接続して使用することもできる。このため、製造コストの増大を抑制しつつ、様々な表示形態や出力形態に対応することができる。また、様々な表示形態や出力形態への対応がコントローラ側で行えるため、ヘッドユニットの大型化を抑制することができる。さらに、ヘッドユニットを離れた場所に設置した場合であっても、検出値の確認や検出設定情報の設定をコントローラ側で行うことができる。
本発明の第2の態様による光電スイッチは、上記構成に加え、上記コントローラが、上記ヘッドユニットの機種を判別する機種判別手段を備え、上記検出設定情報生成手段が、上記機種ごとに異なる2以上の上記検出設定情報を生成し、上記第2出力手段が、上記機種判別手段の判別結果及び上記検出設定情報に基づいて、上記検出値又は上記検出信号の出力を行うように構成される。この様な構成によれば、コントローラがヘッドユニットの機種を判別し、ヘッドユニットの機種に応じた検出設定情報に基づいて検出値又は検出信号の出力処理を行うため、機種の異なる複数のヘッドユニットに対し、共通のコントローラを用いることができる。
本発明の第3の態様による光電スイッチは、上記構成に加え、上記コントローラが、上記検出設定情報を保持する第2検出設定記憶手段と、上記第1検出設定記憶手段に保持されている検出設定情報及び上記第2検出設定記憶手段に保持されている検出設定情報が一致しているか否かを判別する検出設定照合手段とを備え、上記第2表示手段が、上記検出設定照合手段の判別結果に基づいて、ヘッドユニット又はコントローラのいずれの検出設定情報を採用するのかをユーザに選択させるための選択画面を表示するように構成される。
この様な構成によれば、ヘッドユニット又はコントローラの検出設定情報が誤って書き換えられた場合などに、検出設定情報がヘッドユニット及びコントローラ間で異なっていることを容易に識別することができる。例えば、ヘッドユニット又はコントローラのいずれかのデバイスが破損し、破損したデバイスを交換した場合、ヘッドユニット及びコントローラを接続するだけで、元の検出設定情報に戻すことができる。また、複数のヘッドユニットに対し、同じ検出設定情報を設定する場合、コントローラと接続するだけで、ヘッドユニットの設定を行うことができる。
本発明の第4の態様による光電スイッチは、上記構成に加え、上記第2表示手段が、上記検出設定情報を入力するための設定画面を表示するとともに、上記機種判別手段の判別結果に基づいて、上記設定画面の表示態様又は上記設定画面内のメニュー項目を上記機種に応じて異ならせるように構成される。この様な構成によれば、ヘッドユニットの機種ごとに異なる設定内容を容易に識別することができる。
本発明の第5の態様による光電スイッチは、上記構成に加え、上記ヘッドユニットが、上記コントローラの接続を判別する接続判別手段を備え、上記設定値指定手段が、上記接続判別手段の判別結果に基づいて、上記操作キーの操作による新たな上記設定値の指定を無効化するように構成される。
この様な構成によれば、コントローラが接続されている場合に、ヘッドユニットに対する誤操作によってヘッドユニット側の設定値が誤って書き換えられるのを防止することができる。
本発明による光電スイッチでは、ヘッドユニット単体で使用することも、コントローラと接続して使用することもできるため、製造コストの増大及びヘッドユニットの大型化を抑制しつつ、様々な表示態様や出力形態に対応することができる。
本発明の実施の形態による光電スイッチ1の一構成例を示した斜視図である。 図1のヘッドユニット10内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図2の主制御部100の構成例を示したブロック図である。 図1のコントローラ20内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図4の主制御部200の構成例を示したブロック図である。 図2のヘッドユニット10の動作の一例を示したフローチャートであり、電源投入による起動時の処理手順が示されている。 図4のコントローラ20の動作の一例を示したフローチャートであり、電源投入による起動時の処理手順が示されている。 光電スイッチ1の使用形態の他の一例を示した平面図である。
<光電スイッチ1>
図1は、本発明の実施の形態による光電スイッチ1の一構成例を示した斜視図であり、ヘッドユニット10及びコントローラ20が示されている。この光電スイッチ1は、アンプ分離型の光電スイッチであり、ヘッドユニット10及びコントローラ20により構成される。図1では、便宜上、投受光軸の方向をヘッドユニット10の前後方向とし、コントローラ20の表示面を右側面として説明するが、ヘッドユニット10及びコントローラ20の使用時における姿勢を限定するものではない。
ヘッドユニット10及びコントローラ20は、配線ケーブル3を介して互いに着脱可能に接続されている。配線ケーブル3は、ヘッドユニット10内の回路素子に電力を供給するための電源ケーブルと、制御用信号や検出信号を伝送するための信号ケーブルとにより構成される。例えば、ヘッドユニット10は、配線ケーブル3を介してコントローラ20又は外部機器からの電源供給が開始されれば、起動する。コントローラ20もヘッドユニット10と同様に、配線ケーブル4を介して外部機器からの電源供給が開始されれば、起動する。
ヘッドユニット10は、検出光2aを検出領域に向けて投光し、検出領域からの反射光2bを受光してワーク判定を行い、ワーク判定の結果に基づいて検出信号を出力する検出装置である。ワーク判定は、ワーク表面の色を判別して行われ、ワークの良否又はワークの有無を示す検出信号が出力される。
ヘッドユニット10の筐体11には、表示灯12、操作キー13,15、セグメント表示パネル14及び取付穴16が設けられている。検出光2aは、筐体11の前面から出射し、検出領域からの反射光2bが当該前面に入射する。
表示灯12は、ワーク判定の結果に応じて点灯するLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)インジケータであり、筐体上面の前端に配設されている。操作キー13は、ワーク判定用の基準色を指定する際に使用される押下式のセットキーであり、筐体11の上面に配設されている。
操作キー15は、ワーク判定用の設定値を指定する際に使用される押下式の方向キーであり、アップキー及びダウンキーにより構成される。ヘッドユニット10は、アップキーに対する押下操作に基づいて、数値をインクリメントし、ダウンキーに対する押下操作に基づいて、数値をデクリメントする。操作キー15は、筐体11の背面に配設されている。
セグメント表示パネル14は、検出値を表示するための7セグメント表示装置であり、7つのセグメントにより構成される。例えば、セグメント表示パネル14の各セグメントは、LEDにより構成される。セグメント表示パネル14は、筐体11の背面に配設されている。
取付穴16は、ヘッドユニット10を工場設備や建屋に固定するためのネジ穴であり、筐体11の右側面に設けられている。配線ケーブル3の接続部は、筐体11の下面に配設されている。
コントローラ20は、ワーク判定用の設定値を含む2以上の検出設定情報を保持し、運転モード時の動作条件をヘッドユニット10に指示する制御ユニットである。このコントローラ20の筐体21には、セグメント表示パネル22、画面表示パネル23、操作キー24〜26、表示灯27及び28が設けられている。
セグメント表示パネル22、画面表示パネル23、操作キー24〜26、表示灯27及び28は、筐体21の右側面に設けられている。また、配線ケーブル3の接続部は、筐体21の前面に配設されている。
セグメント表示パネル22は、検出値を表示するための7セグメント表示装置であり、7つのセグメントにより構成される。例えば、セグメント表示パネル22の各セグメントは、LEDにより構成される。LEDは、順方向に電流を流すことによって発光する半導体素子である。
画面表示パネル23は、ワーク判定用の設定値などを入力するための設定画面を表示するドットマトリクス表示装置であり、画素の2次元配列により構成される。例えば、画面表示パネル23は、各画素にTFT(薄膜トランジスタ)などのスイッチング素子が配置されるアクティブマトリクス駆動方式の液晶パネルや、OLED(有機発光ダイオード)パネルにより構成される。
OLEDパネルは、発光層が有機化合物からなる発光ダイオードを構成し、発光層中に注入された電子と正孔とが再結合することによるエネルギーを利用して発光する。セグメント表示パネル22及び画面表示パネル23は、上下方向に配列されている。
操作キー24は、設定値を指定し、或いは、画面を切り替える際に使用される押下式の方向キーであり、上下左右の4つの方向キーにより構成される。操作キー25は、動作モードを切り替えるための押下式のモード切替キーである。操作キー26は、ワーク判定用の基準色を指定する際に使用される押下式のセットキーである。
表示灯27は、ワーク判定の結果に応じて点灯するLEDインジケータである。表示灯28は、検出の安定度を表示するためのLEDインジケータである。配線ケーブル4は、外部機器に接続するケーブルであり、コントローラ20に電力を供給するための電源ケーブルと、制御信号や検出信号を伝送するための信号ケーブルとにより構成される。配線ケーブル4の接続部は、筐体21の背面に配設されている。
<ヘッドユニット10>
図2は、図1のヘッドユニット10内の機能構成の一例を示したブロック図である。このヘッドユニット10は、主制御部100、投光駆動部101、投光用LED102、受光用PDユニット103、アンプ部104、メモリ105、電源部106、通信部107a、信号出力部107b、表示部108及び操作部109により構成される。配線ケーブル3は、電源ケーブル3a、信号ケーブル3b及び3cにより構成される。
主制御部100は、投受光を制御し、受光信号に基づいてワーク判定を行う。投光駆動部101は、主制御部100の指示に基づいて、投光用LED102を駆動する。例えば、主制御部100は、受光用PDユニット103からの受光量に基づいて、受光量を一定の範囲内に収めるために投光駆動部101に指示する投光量を制御する。
反射率の高いワークの場合、受光量が相対的に大きくなるため、主制御部100は、受光量に基づいて投光駆動部101に相対的に小さい投光量を指示する。一方、反射率の低いワークの場合には、受光量が相対的に小さくなるため、主制御部100は、受光量に基づいて投光駆動部101に相対的に大きい投光量を指示する。
投光駆動部101は、主制御部100の投光量指示と投光タイミング指示とに基づいて、投光用LED102をパルス駆動する。投光用LED102がパルス駆動される場合、投光用LED102のパルス発光量を図示しないモニタPDで測定し、測定されるパルス発光量が所定の目標値と一致するように投光駆動部101が制御されても良い。この場合、主制御部100は、目標値を調整することにより、投光用LED102の発光量を調整することができる。
投光用LED102は、検出光2aを生成する発光素子である。この投光用LED102は、白色光を検出光2aとして生成する半導体チップからなり、回路基板に面実装される。例えば、補色の関係にある2つの色の光を混ぜることによって白色の検出光2aが生成される。
検出光2aは、図示しない投光レンズを介して出射される。投光レンズは、検出光2aを検出領域に結像させる。投光レンズには、色収差を抑える色収差補正レンズ、例えば、分散率が互いに異なる2以上の光学レンズにより構成されるアクロマートレンズが用いられる。一方、検出領域からの反射光2bは、図示しない受光レンズを介して入射される。受光レンズは、反射光2bを受光用PDユニット103の受光面に結像させる。
受光用PDユニット103は、検出領域からの反射光2bを2以上の特定波長に対応して選択的に受光し、特定波長ごとの受光量にそれぞれ対応する2以上の受光信号を生成する。この受光用PDユニット103は、2以上のPD(Photo Diode:フォトダイオード)が回路基板上に2次元的に配列された多分割PDユニットであり、2次元位置に応じて特定波長の色成分の光を選択的に透過させるカラーフィルタが受光面に配置される。
アンプ部104は、受光用PDユニット103から入力される受光信号を増幅して主制御部100へ出力する増幅器ユニットである。このアンプ部104は、ゲインを切り替えることができる。受光信号は、特定波長の色成分ごとに増幅して主制御部100へ出力される。
アンプ部104のゲインは、主制御部100による投光用LED102の発光量の調整と同様に、受光用PDユニット103からの受光量を表す受光信号に基づいて、受光量を一定の範囲内に収めるために主制御部100により制御される。主制御部100は、受光信号に基づいてアンプ部104のゲインと投光用LED102の発光量との両方を制御するようにしても良い。
メモリ105には、ワーク判定用の設定値、基準色の色情報などが保持される。電源部106は、電源ケーブル3aを介してコントローラ20から直流電源を受給し、主制御部100や投光駆動部101に供給する。
通信部107aは、信号ケーブル3bを介してコントローラ20との通信を行い、コントローラ20から制御信号を受信し、主制御部100へ出力する。また、通信部107aは、主制御部100から入力された検出値を信号ケーブル3b経由でコントローラ20へ送信する。信号出力部107bは、主制御部100から入力された検出信号を信号ケーブル3c経由でコントローラ20へ出力する。
コントローラ20が接続されず、ヘッドユニット10を単独で使用する場合、電源部106は、電源ケーブル3aを介して外部機器から直流電源を受給し、主制御部100や投光駆動部101に供給する。また、通信部107aは、信号ケーブル3bを介して外部機器から制御信号を受信し、主制御部100へ出力する。また、信号出力部107bは、主制御部100から入力された検出信号を信号ケーブル3c経由で外部機器へ出力する。
表示部108は、主制御部100の制御に基づいて、検出値をセグメント表示パネル14に表示する。操作部109は、操作キー13及び15の押下操作に基づいて、操作信号を生成し、主制御部100へ出力する。
主制御部100は、PDユニット103からの受光信号に基づいて、検出値を取得し、取得した検出値を予め定められた設定値と比較してワーク判定を行い、ワーク判定の結果に基づいて、検出信号を生成する。
<主制御部100>
図3は、図2の主制御部100の構成例を示したブロック図である。この主制御部100は、投光量制御部110、色情報取得部111、基準色指定部112、基準色記憶部113、一致度算出部114、判定閾値指定部115、検出設定記憶部116、検出信号生成部117、検出設定取得部118、接続判別部119、チェックサム算出部120及び検出設定照合部121により構成される。色情報取得部111及び一致度算出部114は、受光信号に基づいて検出値を取得する検出値取得手段である。
投光量制御部110は、アンプ部104から入力される受光信号に基づいて、投光駆動部101を制御し、投光用LED102による投光量を調整する。例えば、反射光2bの受光量が一定レベルを上回った場合に、投光量を下げる一方、受光量が当該一定レベルを下回った場合に、投光量を上げて元の状態に戻す制御が行われる。
この投光量制御部110では、アンプ部104から入力される受光信号に基づいて、アンプ部104を制御し、ゲインが切り替えられる。例えば、反射光2bの受光量が一定レベルを上回った場合に、アンプ部104のゲインを下げる一方、反射光2bの受光量が当該一定レベルを下回った場合に、アンプ部104のゲインを上げて元の状態に戻す制御が行われる。これらの投光量制御は、RGBのいずれかの受光量に基づいて行われる。或いは、RGBの各受光量を組み合わせて得られるパラメータに基づいて行われる。
色情報取得部111は、2以上の特定波長にそれぞれ対応する2以上の受光信号に基づいて、色情報を取得し、一致度算出部114及び基準色指定部112へ出力する。取得される色情報は、3色の受光量レベルに基づいて定められる。例えば、赤色光の受光量レベルをR、緑色光の受光量レベルをG、青色光の受光量レベルをBとし、受光量の和をM=R+G+Bとすれば、3色の受光量レベルの比率r=R/M,g=G/M,b=B/Mを用いた組(r,g,b)により色が表される。色情報(r,g,b)は、周期的に繰り返し取得される。
基準色指定部112は、操作部109からの取込指示に基づいて、色情報取得部111により取得された色情報(r,g,b)を基準色の色情報に指定する。基準色記憶部113には、基準色指定部112によって登録された基準色の色情報(r,g,b)が保持される。
一致度算出部114は、色情報取得部111により取得された色情報(r,g,b)を基準色記憶部113に登録された基準色の色情報(r,g,b)と比較し、両色情報の一致度Cを算出し、検出信号生成部117へ出力する。一致度Cは、色の一致の度合いを示す検出値であり、比較対象の色がワーク判定の基準として登録された色にどれだけ類似しているのかが定量的に評価される。
例えば、一致度Cは、0以上999以下の範囲の整数を用いて表される。比較対象の色が基準色と完全に一致していれば、一致度Cは999である。表示部108は、一致度算出部114により算出された一致度Cを検出値としてセグメント表示パネル14に表示する。なお、色情報として、各色の受光量レベルの比率であるr,g,bの組(r,g,b)を例示したが、本発明では、色情報の構成をこれに限らない。例えば、赤色光の受光量レベル、緑色光の受光量レベル、青色光の受光量レベルの組(R,G,B)を色情報としても良い。また、RGB表色系に限られず、Lab等の表色系に基づく各色成分の値からなる組を色情報としても良い。
検出信号生成部117は、一致度算出部114により算出された一致度Cを予め定められた判定閾値Cdと比較してワーク判定を行い、検出信号を生成して信号出力部107bへ出力する。検出信号は、ワーク判定の結果に基づいて生成される。運転モードでは、色情報が新たに取得されるごとに、一致度Cが算出され、ワーク判定が行われる。
基準色指定部112は、操作部109からの取込指示に基づいて、基準色を指定し、基準色記憶部113内に格納する。判定閾値指定部115は、操作部109からの操作信号に基づいて、判定閾値Cdを指定し、検出設定記憶部116内に格納する。判定閾値Cdは、ワーク判定用の設定値であり、操作キー15を操作することにより、任意に指定し、或いは、変更することができる。検出設定記憶部116には、設定値を含む検出設定情報が保持される。
検出設定取得部118は、通信部107aを介してコントローラ20から、運転モード時の動作条件を示す検出設定情報を取得し、検出設定記憶部116内に格納する。検出信号生成部117は、この検出設定情報に基づいて、検出信号を生成する。
接続判別部119は、通信部107aの受信信号に基づいて、コントローラ20の接続を判別し、その判別結果を判定閾値指定部115へ出力する。例えば、接続判別部119は、電源投入による起動時に、特定のパルス信号が受信されれば、コントローラ20が接続されていると判断し、コントローラ接続モードとして起動する。
一方、接続判別部119は、特定のパルス信号が受信されなければ、コントローラ20が接続されていないと判断し、単独モードとして起動する。コントローラ20が接続されているか否かに応じて、検出値や検出信号の出力形態を異ならせることができる。判定閾値指定部115は、接続判別部119の判別結果に基づいて、操作キー15の操作による新たな設定値の指定を無効化する。すなわち、コントローラ20が接続されていれば、設定値の変更が制限される。この様な構成によれば、コントローラ20が接続されている場合に、ヘッドユニット10に対する誤操作によってヘッドユニット側の設定値が誤って書き換えられるのを防止することができる。
チェックサム算出部120は、検出設定記憶部116から検出設定情報を読み出し、検出設定情報のチェックサムを算出する。チェックサムは、誤り検出用の符号値であり、予め定められたアルゴリズムに従って算出される。
検出設定照合部121は、ヘッドユニット10に保持されている検出設定情報と、コントローラ20に保持されている検出設定情報とを照合して両検出設定情報が一致しているか否かを判別し、その判別結果に基づいて、コントローラ20に対して選択画面の表示を指示する。この表示指示は、いずれの検出設定情報を適用するのかを選択させる選択画面を表示することにより、ユーザに選択を促すために行われる。
例えば、検出設定照合部121は、電源投入による起動時に、通信部107aを介してコントローラ20からチェックサムを取得し、チェックサム算出部120により算出されたチェックサムと比較することにより、検出設定情報が一致しているか否かを判別する。また、検出設定照合部121は、検出設定情報が一致していない場合に、コントローラ20に対して選択画面の表示を指示する。
<コントローラ20>
図4は、図1のコントローラ20内の機能構成の一例を示したブロック図である。このコントローラ20は、主制御部200、電源供給部201、通信部202、信号入力部203、操作部204、メモリ205、入出力部206、アナログ出力部207、ネットワーク通信部208、マルチセグメント表示部209及びドットマトリクス表示部210により構成される。
主制御部200は、操作部204からの操作信号に基づいて、ヘッドユニット10の動作を規定する検出設定情報を生成し、メモリ205内に格納する。メモリ205には、検出信号を外部機器へ出力するための出力チャンネルごとに、検出設定情報が保持される。
電源供給部201は、配線ケーブル4を介して外部機器から直流電源を受給し、主制御部200などに電力を供給するとともに、電源ケーブル3aを介してヘッドユニット10に電力を供給する。
通信部202は、信号ケーブル3bを介してヘッドユニット10との通信を行い、ヘッドユニット10から検出値を受信し、主制御部200へ出力する。また、通信部202は、主制御部200から入力された制御信号をヘッドユニット10へ送信する。信号入力部203は、信号ケーブル3cを介してヘッドユニット10から検出信号を受信し、主制御部200へ出力する。
操作部204は、操作キー24〜26の押下操作に基づいて、操作信号を生成し、主制御部200へ出力する。入出力部206は、配線ケーブル4を介して外部機器に接続され、検出値や検出信号を外部機器へ出力し、或いは、制御信号が入力される。
アナログ出力部207は、配線ケーブル4を介して外部機器に接続され、主制御部200の指示に基づいて、検出値を示すアナログ信号を生成し、外部機器へ出力する。ネットワーク通信部208は、配線ケーブル4を介して外部機器に接続され、検出値や検出信号を外部機器へ送信する。LANなどの通信ネットワークを経由して、検出データや制御データがネットワーク機器との間で送受信される。
マルチセグメント表示部209は、セグメント表示パネル22を駆動し、セグメントを選択的に点灯させることにより、検出値をセグメント表示パネル22に表示する。ドットマトリクス表示部210は、画面表示パネル23を駆動し、設定値などを入力するための設定画面を画面表示パネル23に表示する。また、ドットマトリクス表示部210は、ワーク判定の結果、検出値の履歴情報又は受光量レベルを画面表示パネル23に表示する。
<主制御部200>
図5は、図4の主制御部200の構成例を示したブロック図である。この主制御部200は、機種判別部211、表示制御部212、出力制御部213、検出設定情報生成部214、検出設定記憶部215、チェックサム算出部216及び検出設定照合部217により構成される。
機種判別部211は、通信部202を介してヘッドユニット10から型式情報を取得し、取得した型式情報に基づいて、ヘッドユニット10の機種を判別する。例えば、機種判別部211は、電源投入による起動時に、型式や型番を示す識別コードを取得して機種判別を行う。機種判別部211は、機種判別の結果を表示制御部212及び出力制御部213へ出力する。
表示制御部212は、ドットマトリクス表示部210を制御し、設定画面を表示するための画面データを生成する。設定画面は、検出設定情報を入力するための入力画面であり、画面表示パネル23に表示される。この表示制御部212は、機種判別部211の判別結果に基づいて、設定画面の表示態様又は設定画面内のメニュー項目を機種に応じて異ならせる。この様な構成によれば、ヘッドユニット10の機種ごとに異なる設定内容を容易に識別することができる。
光電スイッチ1では、ヘッドユニット10の機種ごとに、設定可能なパラメータの種類や調整範囲が異なる。例えば、色判別方式のヘッドユニットと、距離計測方式のヘッドユニットと、受光量方式のヘッドユニットとでは、検出モードの種類や設定値の調整範囲が異なる。
色判別方式のヘッドユニットの場合、検出モードには、C+Iモード、Cモード及びIモードがある。C+Iモードは、色成分(R,G,B)と明暗(受光量)とを用いて検出値を取得する動作モードである。Cモードは、色成分(R,G,B)を用いて検出値を取得する動作モードである。Iモードは、明暗(受光量)を用いて検出値を取得する動作モードである。
一方、距離計測方式のヘッドユニットの場合、距離の検出値を1つの判定閾値と比較してワーク判定を行うモードと、距離の検出値が一定範囲内にあるか否かによってワーク判定を行うモードとがある。
また、ヘッドユニット10の機種ごとに、設定バンクの数や出力チャンネルの数が異なる。出力チャンネルは、検出信号を出力する出力線に対応し、出力チャンネルごとに、検出モード及び設定値を検出設定情報として指定することができる。設定バンクは、全ての出力チャンネルごとの検出設定情報からなる検出設定テーブルである。
検出設定情報生成部214は、操作部204からの操作信号に基づいて、検出設定情報を生成し、検出設定記憶部215内に格納する。検出設定情報には、検出モード、設定バンク及び出力チャンネルと、設定値、応答速度、出力論理等のパラメータと、検出値及び検出信号の出力形態とがある。検出値の出力形態には、二値化されたバイナリ信号により出力する方法と、検出値に応じて電流値又は電圧値が異なるアナログ信号により出力する方法とがある。検出設定情報は、操作キー24の操作に基づいて、生成される。検出設定記憶部215には、機種ごとに異なる2以上の検出設定情報が保持される。
出力制御部213は、入出力部206を制御し、機種判別部211の判別結果及び検出設定情報に基づいて、検出値又は検出信号の出力を行う。チェックサム算出部216は、検出設定記憶部215から検出設定情報を読み出し、検出設定情報のチェックサムを算出する。
検出設定照合部217は、ヘッドユニット10に保持されている検出設定情報とコントローラ20に保持されている検出設定情報とを照合して両検出設定情報が一致しているか否かを判別し、その判別結果に基づいて、ドットマトリクス表示部210に対して選択画面の表示を指示する。
ドットマトリクス表示部210は、検出設定照合部217の判別結果に基づいて、ヘッドユニット10又はコントローラ20のいずれの検出設定情報を採用するのかをユーザに選択させるための選択画面を画面表示パネル23に表示する。
例えば、検出設定照合部217は、電源投入による起動時に、通信部202を介してヘッドユニット10からチェックサムを取得し、チェックサム算出部216により算出されたチェックサムと比較することにより、検出設定情報が一致しているか否かを判別する。また、検出設定照合部217は、検出設定情報が一致していない場合に、選択画面の表示を指示する。
チェックサムの比較によって検出設定情報の照合を行うため、検出設定情報自体を直接に比較する場合に比べ、ヘッドユニット10及びコントローラ20間の通信負荷が少なく、起動処理に要する時間を短縮することができる。また、選択画面の表示により、ヘッドユニット10又はコントローラ20の検出設定情報が誤って書き換えられた場合などに、検出設定情報がヘッドユニット10及びコントローラ20間で異なっていることを容易に識別することができる。
図6のステップS101〜S108は、図2のヘッドユニット10の動作の一例を示したフローチャートであり、電源投入による起動時の処理手順が示されている。まず、主制御部100は、特定パルスの受信の有無を確認し(ステップS101)、特定パルスを受信すれば、コントローラ20が接続されていると判断し、コントローラ接続モードとして起動処理を行う(ステップS102,S103)。一方、主制御部100は、特定パルスの受信がなければ、コントローラ20が接続されていないと判断し、単体モードとして起動処理を行い、この処理を終了する(ステップS102,S108)。
コントローラ接続モードの場合、主制御部100は、操作キー15の操作による新たな設定値の指定を無効化する(ステップS104)。次に、主制御部100は、検査設定情報を読み出してチェックサムを算出するとともに、コントローラ20からチェックサムを取得し、これらのチェックサムを比較することにより、検出設定情報がヘッドユニット10及びコントローラ20間で一致しているか否かの照合処理を行う(ステップS105,S106)。
主制御部100は、検出設定情報が一致していれば、直ちにこの処理を終了する(ステップS107)。一方、主制御部100は、検出設定情報が一致していない場合、ヘッドユニット10側とコントローラ20側とで検出設定情報が異なっていることを意味するため、ユーザに選択を促すための選択画面の表示をコントローラ20に指示し、チェックサムが一致するまで待機する(ステップS107)。
図7のステップS201〜S209は、図4のコントローラ20の動作の一例を示したフローチャートであり、電源投入による起動時の処理手順が示されている。まず、主制御部200は、ヘッドユニット10から型式情報を取得し(ステップS201)、機種を判別して設定画面などの表示形態と、検出値又は検出信号の出力形態とを調整する(ステップS202,S203)。
次に、主制御部200は、検査設定情報を読み出してチェックサムを算出するとともに、ヘッドユニット10からチェックサムを取得し、これらのチェックサムを比較することにより、検出設定情報がヘッドユニット10及びコントローラ20間で一致しているか否かの照合処理を行う(ステップS204,S205)。
主制御部200は、検出設定情報が一致していれば、直ちにこの処理を終了する(ステップS206)。一方、主制御部200は、検出設定情報が一致していなければ、選択画面を表示する(ステップS207)。
主制御部200は、操作キー24の操作により、ヘッドユニット10又はコントローラ20のいずれの検出設定情報を採用するのかがユーザによって指示されれば、当該指示内容に応じて、検出設定情報のコピー処理を行う(ステップS208,S209)。例えば、コントローラ側の検出設定情報がヘッドユニット10に転送され、ヘッドユニット10内の検出設定情報が自動的に更新される。或いは、ヘッドユニット側の検出設定情報がコントローラ20に転送され、コントローラ20内の検出設定情報が自動的に更新される。
この様な構成によれば、ヘッドユニット10又はコントローラ20の検出設定情報が誤って書き換えられた場合などに、検出設定情報を再度入力する手間を省略することができる。例えば、ヘッドユニット10又はコントローラ20のいずれかのデバイスが破損し、破損したデバイスを交換した場合、ヘッドユニット10とコントローラ20とを接続するだけで、元の検出設定情報に戻すことができる。また、複数のヘッドユニット10に対し、同じ検出設定情報を設定する場合、コントローラ20と接続するだけで、ヘッドユニット10の設定を行うことができる。
図8は、光電スイッチ1の使用形態の他の一例を示した平面図である。図中には、1つのコントローラ20を親機とし、このコントローラ20に2つの子機コントローラ20aが連結される場合が示されている。
コントローラ20及び2つの子機コントローラ20aには、ヘッドユニット10がそれぞれ接続されている。コントローラ20は、図1に示したコントローラ20であり、配線ケーブル3を介してヘッドユニット10が接続され、配線ケーブル4を介して外部機器が接続されている。
子機コントローラ20aは、図1に示したコントローラ20と同様のユーザインターフェース(セグメント表示パネル22、画面表示パネル23、操作キー24〜26、表示灯27及び28)を備え、配線ケーブル3を介してヘッドユニット10が接続されている。この子機コントローラ20aは、コントローラ20を介して電源供給され、コントローラ20を介して検出値又は検出信号を外部機器へ出力する。
コントローラ20及び20aには、連結用の接続部(図示せず)が配設されており、配線ケーブルを用いることなく、コントローラ20及び20a間で電源供給及び信号の送受信を行うことができる。
本実施の形態によれば、コントローラ20がヘッドユニット10の機種を判別し、ヘッドユニット10の機種に応じた検出設定情報に基づいて検出値又は検出信号の出力処理を行うため、機種の異なる複数のヘッドユニット10に対し、共通のコントローラ20を用いることができる。よって、製造コストの増大を抑制しつつ、様々な表示態様や出力形態に対応することができる。また、光電スイッチ1がアンプ分離型であるため、ヘッドユニット10の大型化を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、色判別方式の光電スイッチ1の例について説明したが、本発明は、ワーク検出の方法をこれに限定するものではない。例えば、距離計測方式の光電スイッチや受光量方式の光電スイッチにも本発明は適用することができる。
また、本実施の形態では、検出領域からの反射光2bを受光してワーク判定を行う光電スイッチの例について説明したが、検出領域からの透過光を受光してワーク判定を行う光電スイッチにも本発明は適用することができる。
1 光電スイッチ
2a 検出光
2b 反射光
3,4 配線ケーブル
10 ヘッドユニット
11 筐体
12 表示灯
13,15 操作キー
14 セグメント表示パネル
16 取付穴
20 コントローラ
21 筐体
22 セグメント表示パネル
23 画面表示パネル
24〜26 操作キー
27,28 表示灯
100 主制御部
101 投光駆動部
102 投光用LED
103 受光用PDユニット
104 アンプ部
105 メモリ
106 電源部
107a 通信部
107b 信号出力部
108 表示部
109 操作部
110 投光量制御部
111 色情報取得部
112 基準色指定部
113 基準色記憶部
114 一致度算出部
115 判定閾値指定部
116 検出設定記憶部
117 検出信号生成部
118 検出設定取得部
119 接続判別部
120 チェックサム算出部
121 検出設定照合部
200 主制御部
201 電源供給部
202 通信部
203 信号入力部
204 操作部
205 メモリ
206 入出力部
207 アナログ出力部
208 ネットワーク通信部
209 マルチセグメント表示部
210 ドットマトリクス表示部
211 機種判別部
212 表示制御部
213 出力制御部
214 検出設定情報生成部
215 検出設定記憶部
216 チェックサム算出部
217 検出設定照合部

Claims (9)

  1. 配線ケーブルを介して互いに着脱可能に接続されるヘッドユニット及びコントローラを備え、
    上記ヘッドユニットは、検出光を検出領域に向けて投光する投光手段と、
    上記検出領域からの反射光又は透過光を受光し、受光信号を生成する受光手段と、
    上記受光信号に基づいて、検出値を取得する検出値取得手段と、
    上記検出値を予め定められた設定値と比較してワーク判定を行い、上記ワーク判定の結果に基づいて、検出信号を生成する検出信号生成手段と、
    上記コントローラと接続して動作するためのコントローラ接続モードでは、上記検出値及び上記検出信号を上記コントローラへ出力し、単体で動作するための単体モードでは、上記検出信号を外部機器へ出力する第1出力手段と、
    上記検出値を表示する第1表示手段と、
    上記ヘッドユニットの筐体に配設された操作キーの操作に基づいて、上記設定値を指定する設定値指定手段と、
    上記設定値を含む検出設定情報を保持する第1検出設定記憶手段とを備え、
    上記コントローラは、上記配線ケーブルを介して上記ヘッドユニットから上記検出値を受け付ける検出値受付手段と、
    上記検出値を表示する第2表示手段と、
    上記コントローラの筐体に配設された操作キーの操作に基づいて、上記検出設定情報を生成する検出設定情報生成手段と、
    上記検出値又は上記検出信号を上記外部機器へ出力する第2出力手段とを備えたことを特徴とする光電スイッチ。
  2. 上記ヘッドユニットは、
    上記コントローラが接続されているか否かを判別する接続判別部を備え、
    上記接続判別部により上記コントローラが接続されていると判別された場合は、上記コントローラ接続モードで起動し、上記接続判別部により上記コントローラが接続されていないと判別された場合は、上記単体モードで起動することを特徴とする請求項1に記載の光電スイッチ。
  3. 上記第1出力手段は、複数の異なる出力形態から選ばれた出力形態により出力することを特徴とする請求項1に記載の光電スイッチ。
  4. 上記検出設定情報生成手段は、上記ヘッドユニットの動作を規定する上記設定値とは異なる上記検出設定情報を生成し、
    上記ヘッドユニットは、上記検出設定情報を取得し、
    取得した上記検出設定情報に従って動作することを特徴とする請求項1に記載の光電スイッチ。
  5. 上記第1出力手段は、上記コントローラと双方向で通信し、上記設定値、上記設定値とは異なる上記検出設定情報及び上記検出値の通信を行う第1の信号ケーブルと、
    上記コントローラへ検出信号の出力を行う第2の信号ケーブルからなり、
    上記ヘッドユニットは、上記第1の信号ケーブルを介して取得した上記検出設定情報に従って動作することを特徴とする請求項1に記載の光電スイッチ。
  6. 上記コントローラは、上記ヘッドユニットの機種を判別する機種判別手段を備え、
    上記検出設定情報生成手段は、上記機種ごとに異なる2以上の上記検出設定情報を生成し、
    上記第2出力手段は、上記機種判別手段の判別結果及び上記検出設定情報に基づいて、上記検出値又は上記検出信号の出力を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光電スイッチ。
  7. 上記第2表示手段は、上記検出設定情報を入力するための設定画面を表示するとともに、上記機種判別手段の判別結果に基づいて、上記設定画面の表示態様又は上記設定画面内のメニュー項目を上記機種に応じて異ならせることを特徴とする請求項に記載の光電スイッチ。
  8. 上記コントローラは、上記検出設定情報を保持する第2検出設定記憶手段と、
    上記第1検出設定記憶手段に保持されている検出設定情報及び上記第2検出設定記憶手段に保持されている検出設定情報が一致しているか否かを判別する検出設定照合手段とを備え、
    上記第2表示手段は、上記検出設定照合手段の判別結果に基づいて、ヘッドユニット又はコントローラのいずれの検出設定情報を採用するのかをユーザに選択させるための選択画面を表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光電スイッチ。
  9. 上記ヘッドユニットは、上記コントローラの接続を判別する接続判別手段を備え、
    上記設定値指定手段は、上記接続判別手段の判別結果に基づいて、上記操作キーの操作による新たな上記設定値の指定を無効化することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の光電スイッチ。
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