JP6635873B2 - コンテンツの配信方法、プログラム、情報処理装置、及び情報処理システム - Google Patents

コンテンツの配信方法、プログラム、情報処理装置、及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツの配信方法、コンテンツの受信方法、プログラム、情報処理装置、及び情報処理システムに関する。
ユーザが端末を用いてサーバから動画等のコンテンツを取得し、端末上で再生することが広く行われている。また、端末とサーバ間とのネットワークの品質、又は適用される課金レート等に応じて、サーバでコンテンツの圧縮率を調整して、端末に配信することが行われている。例えば、端末が、データ量単位で課金されない無線LAN(Local Area Netwokr)に接続しているときには、サーバは低圧縮率でコンテンツを提供し、端末が、データ単位で課金される携帯電話網に接続しているときには、サーバは高圧縮率でコンテンツを提供することが行われている。
また、端末のコンテンツの受信品質を考慮して、圧縮率を調整することも提案されている。例えば、特許文献1には、サーバから動画のストリーミング配信をするときに、サーバは、端末で受信時にエラーが発生した動画のフレームの圧縮率を向上させて再送することが提案されている。
特開2007−174035号公報
上述したように、サーバがコンテンツを配信するときに圧縮率を調整することは広く行われているが、配信されるコンテンツのサイズを大幅に減らすことはできなかった。特に、動画コンテンツを配信するときには、もとのコンテンツのサイズが大きいため、圧縮率を向上させても所望のサイズまで動画コンテンツが圧縮されないという課題があった。
また、動画コンテンツに含まれる音声データ等を高い圧縮率で圧縮することにより、コンテンツを受信した端末で再生されるコンテンツの音声等の品質がユーザの許容レベルを下回るおそれがあった。
本発明は上記の課題に鑑みてされたものであって、端末の状況に応じてコンテンツを適切な形式で配信することを目的とする。
本発明の一実施形態に係るコンテンツの配信方法は、情報処理装置で実行されるコンテンツの配信方法であって、端末から前記コンテンツの配信要求を受信するステップと、前記配信要求を受けて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モードで前記コンテンツを配信するステップと、前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信しているときに、前記端末から前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードの変更要求を受信するステップと、前記変更要求を受信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを配信するステップと、を有し、前記第2の配信モードに変更された後で、最初に配信される前記静止画データは、既に前記第1の配信モードで配信された前記動画データの一部に相当する、ことを特徴とする
た、本発明の一実施形態に係るプログラムは、コンテンツの配信方法のプログラムであって、端末から前記コンテンツの配信要求を受信するステップと、前記配信要求を受けて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モードで前記コンテンツを配信するステップと、前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信しているときに、前記端末から前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードの変更要求を受信するステップと、前記変更要求を受信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを配信するステップと、を情報処理装置に実行させるプログラムであって、前記第2の配信モードに変更された後で、最初に配信される前記静止画データは、既に前記第1の配信モードで配信された前記動画データの一部に相当する、ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、コンテンツを配信する情報処理装置であって、端末から前記コンテンツの配信要求を受信する受信部と、前記配信要求を受けて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モードで前記コンテンツを配信する配信部と、前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信しているときに、前記端末から前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードの変更要求を受信する前記受信部と、前記変更要求を受信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを配信する前記配信部と、を有し、前記第2の配信モードに変更された後で、最初に配信される前記静止画データは、既に前記第1の配信モードで配信された前記動画データの一部に相当する、ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、コンテンツを配信する情報処理装置と、該コンテンツを受信する端末とを有する情報処理システムであって、前記端末は、前記端末のユーザから前記コンテンツの受信の指示を受け付ける受付部と、前記指示を受け付けたことに応じて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モードで前記コンテンツを受信する受信部と、前記第1の配信モードで前記コンテンツが配信されているときに、前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードの変更要求を送信する送信部と、前記変更要求を送信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを受信する前記受信部と、を有し、前記情報処理装置は、前記端末から前記コンテンツの配信要求を受信する受信部と、前記配信要求を受けて、前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信する配信部と、前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信しているときに、前記第2の配信モードの変更要求を受信する前記受信部と、前記変更要求を受信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを配信する前記配信部と、を有し、前記第2の配信モードに変更された後で、最初に配信される前記静止画データは、既に前記第1の配信モードで配信された前記動画データの一部に相当する、ことを特徴とする。
端末の状況に応じてコンテンツを適切な形式で配信することができる。
実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 実施形態に係る動画コンテンツの配信シーケンスの一例を示す図である。 実施形態に係る静止画データの特定処理の方法の一例を示す図である。 実施形態に係る端末の設定画面の一例を示す図である。 実施形態に係る端末のハードウエア構成の一例を示す図である。 実施形態に係るコンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係るコンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。 実施形態に係る端末の動作フローの一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の動作フローの一例を示す図(その1)である。 実施形態に係る情報処理装置の動作フローの一例を示す図(その2)である。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、情報処理装置10と、端末20とを有する。情報処理装置10と端末20とはバックボーンネットワーク2及び無線アクセスシステムを介して接続される。情報処理システム1は、複数の無線アクセスシステムを有する。図1の例では、情報処理システム1は、第1の無線アクセスシステム3と、第2の無線アクセスシステム4とを有する。
情報処理装置10は、例えばサーバにより実現され、コンテンツ配信サーバと呼ばれてもよい。端末20は、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、携帯電話(例えばスマートフォン、フィーチャーフォンなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含むが、本発明はそれらに限定されるものではない。
情報処理装置10は、端末20にコンテンツを配信する。情報処理装置10は、端末20からの要求に応じて、コンテンツを適切な形式に変更して配信する。変更方法については、後述する。
端末20は、情報処理装置10から配信されたコンテンツを再生する。端末20は、コンテンツの形式の変更要求を、情報処理装置10に送信し、適切な形式に変更されたコンテンツを受信し、端末20上で再生する。例えば、端末20はコンテンツを再生するアプリケーションをインストールし、かかるアプリケーションを用いてコンテンツを再生する。
バックボーンネットワーク2は、例えばインターネットである。第1の無線アクセスシステム3は、例えば、LTE(Long Term Evolution)及び3G等の携帯電話網である。第2の無線アクセスシステム4は、例えば、無線LANである。
第1の無線アクセスシステム3では、端末20が送受信したデータ量に応じた課金がされる。
端末20が送受信したデータ量が所定のデータ量を上回る場合、第1の無線アクセスシステム3は、端末20がデータの送受信に用いる通信経路の容量を所定の容量(例えば、128kbps)以下になるように制御してもよい。端末20は、高速移動中でも第1の無線アクセスシステム3に継続的に接続可能であるが、ひとつの基地局が広いエリアをカバーするため、多数の端末20が同時に接続することにより通信速度が大幅に低下する場合がある。
第2の無線アクセスシステム4では、データ量に応じた課金がされない。また、第2の無線アクセスシステム4では、同時に接続される端末20の数が、第1の無線アクセスシステム3よりも少ないため、端末20は、第2の無線アクセスシステム4に接続しているときの方が、第1の無線アクセスシステム3に接続しているときよりも、高速にデータの送受信をできる場合が多い。
このため、端末20のユーザは、第2の無線アクセスシステム4に接続している場合、端末20に情報処理装置10から大容量のコンテンツを受信させ、第1の無線アクセスシステム3に接続している場合、端末20に情報処理サーバから容量が小さくなるように形式が変更されたコンテンツを受信させるといった形態で端末20を使用することが想定される。端末20は、ユーザからの指示に応じて、コンテンツの受信の形式の指定要求を、情報処理装置10に送信する。
以下では、情報処理装置10から端末20に動画コンテンツを配信する場合を例に挙げて説明する。
<動画コンテンツの配信動作>
図2を用いて、動画コンテンツの配信動作について説明する。図2は、実施形態に係る動画コンテンツの配信シーケンスの一例を示す図である。図2ではバックボーンネットワーク2の記載は省略しているが、データは、バックボーンネットワーク2を介して、端末20と情報処理装置10との間で送受信される。
情報処理装置10は、動画コンテンツに含まれる音声データと動画データとを継続的に配信する配信形式である通常モードと、音声データは、通常モードと同様に配信するが、動画データの代わりに動画データから抽出された静止画データが所定のタイミングで配信される節約モードとを提供する。情報処理装置10は、端末20からの要求を受けて、通常モード又は節約モードで動画コンテンツを配信する。
ステップS201で、端末20は、動画コンテンツを、第2の無線アクセスシステム4を介して、情報処理装置10から受信する。ここでは、端末20から通常モードでの動画コンテンツの配信の要求を受信したことに応じて、情報処理装置10が、通常モードで動画コンテンツを端末20に配信している。端末20は、受信した動画コンテンツを、コンテンツ再生用のアプリケーション(以下、再生用アプリケーション)を用いて再生する。
ステップS202で、端末20は、第1の無線アクセスシステム3に接続する。例えば、端末20が、第2の無線アクセスシステム4のエリアから第1の無線アクセスシステム3に移動した場合、端末20は、第1の無線アクセスシステム3に接続する。以降、データは、第1の無線アクセスシステム3を介して送受信される。
ステップS203で、端末20の再生用アプリケーションは、接続先の無線アクセスシステムが第2の無線アクセスシステム4から第1の無線アクセスシステム3に変更されたことを検出する。
ステップS204で、端末20の再生用アプリケーションは、動画コンテンツを受信するモードを通常モードから節約モードに変更するか否かを問い合わせる情報を表示する。
ステップS205で、端末20は、ユーザから節約モードの起動指示を受け付ける。
ステップS206で、端末20は、節約モードの起動要求を、情報処理装置10に送信する。
ステップS207で、情報処理装置10は、端末20宛ての動画コンテンツの配信モードを通常モードから節約モードに変更する。
ステップS208で、情報処理装置10は、音声データを、端末20に配信する。以降、音声データは継続的に端末20に配信される。
ステップS209で、情報処理装置10は、静止画データ#1を、端末20に配信する。ステップS208とステップS209は、同時に実行される。
ステップS210で、情報処理装置10は、静止画データ#1を配信してから期間T1経過後に、静止画データ#2を、端末20に配信する。
ステップS211で、情報処理装置10は、静止画データ#2を配信してから期間T2経過後に、静止画データ#3を、端末20に配信する。
ステップS212で、情報処理装置10は、静止画データ#3を配信してから期間T2経過後に、静止画データ#4を、端末20に配信する。
ここで、静止画データ(#1〜#4)は、動画コンテンツを基に生成される。例えば、静止画データ#1は、通常モードでの動画コンテンツを再生された場合に、再生開始からT経過後(Tは期間)に配信先の端末20に画面に表示される動画データ、つまり、動画コンテンツのスクリーンキャプチャに対応し、静止画データ#2は、再生後(T+T1)経過後のスクリーンキャプチャに対応し、静止画データ#3は、再生後(T+T1+T2)経過後のスクリーンキャプチャに対応し、静止画がデータ#4は、再生後(T+T1+T2×2)経過後のスクリーンキャプチャに対応する。
次に、図3を用いて情報処理装置10の静止画データの特定処理の方法について説明する。図3は、実施形態に係る静止画データの特定処理の方法の一例を示す図である。
動画コンテンツ内の動画データ25は、複数の静止画データ30から構成される。情報処理装置10は、動画コンテンツを配信するときに、節約モードで端末20に配信するための静止画データ30を抽出する。図3の例では、情報処理装置10は、動画コンテンツの配信開始から期間T2経過する度に、静止画データ30を抽出する。
図3では、時刻Taにおいて、情報処理装置10が端末20から節約モードへの変更要求を受信したことを示している。情報処理装置10は、時刻Taまでは、動画コンテンツを通常モードで配信し、時刻Taからは、動画コンテンツを節約モードで配信する。
通常モードでは、情報処理装置10は、動画データ25を連続的に、端末20に配信する。つまり、情報処理装置10は、配信開始時刻Tbから時刻Taまでの動画データに含まれる、つまり、動画データの一部に相当する静止画データ30を、端末20に配信する。
節約モードでは、情報処理装置10は、動画データ25に含まれる静止画データ30の一部を所定のタイミングで配信する。例えば、時刻Taで節約モードへの変更要求を受信すると、情報処理装置10は、時刻Tcに対応する静止画データ#1(30B)を配信する。ここで、静止画データ#1(30B)は、時刻Taの直前のタイミングで、節約モードの端末20に配信するために、抽出された静止画データ30である。つまり、節約モードに変更したときに、最初に配信される静止画データは、既に配信された動画データの中から抽出される。
時刻Taから期間T1経過すると、つまり時刻Tdで、情報処理装置10は、対応する静止画データ#2(30C)を配信する。ここで、静止画データ#2(30C)は、静止画データ#1(30B)が抽出されてからT2経過した時に抽出される静止画データである。
以降は、期間T2経過する度に静止画データ30(静止画データ#3(30D)、静止画データ#4(30E)、静止画データ#5(30F))を配信する。なお、情報処理装置10は、変更要求を受信した時刻Taを基点として、期間T2の周期で静止画データを配信してもよい。
端末20は、動画コンテンツの音声データと静止画データとを用いて動画コンテンツを再生する。ユーザは、音声データと抽出されたタイミングの静止画データとを基に動画コンテンツを視聴する。これにより、動画コンテンツの容量を大幅に削減しつつ、ユーザに動画コンテンツの映像の流れを大まかに認識させることができる。
節約モードの音声データの品質は通常モードの音声データの品質と同じである。このため、節約モードは、音楽番組、トーク番組等、動画データよりも音声データの有用度が高い動画コンテンツに適用することが好ましい。
期間T2は、情報処理装置10によりコンテンツ毎に設定される。情報処理装置10は端末20からの指示を受けて期間T2を設定してもよい。期間T2は、動画コンテンツの容量を削減しつつ、ユーザが映像の流れを大まかに認識できるように設定されることが好ましい。例えば、期間T2には30秒〜3分程度の値が設定される。
上述した実施形態では、期間T2の周期で、静止画データが端末20に配信されているが、静止画データは周期的ではなく、所定のタイミングで配信されてもよい。
例えば、期間T2から所定の範囲の動画データが大きく変化したタイミングで、情報処理装置10は、対応する静止画データを、端末20に配信してもよい。例えば、期間T2が1分と設定されている場合において、情報処理装置10は、前回静止画データを配信してから50秒〜1分10秒の間で動画データが大きく変化したときの静止画データを端末20に配信してもよい。例えば、動画コンテンツのシーンが切り替わった後のタイミングの静止画データを配信してもよい。
上述した実施形態では、情報処理装置10は、節約モードが起動される直前に抽出された静止画データ#1(30B)を端末20に配信していたが、生放送の動画コンテンツではなく、予め情報処理装置10に蓄積されている動画コンテンツが配信される場合、情報処理装置10は、直後に抽出される静止画データ#2(30C)を端末20に配信してもよい。
上述した実施形態では、節約モードで配信される静止画データは、節約モードが起動されるタイミングに関わらず同じとなる。つまり、節約モードが起動されている全ての端末20が同じ静止画データを受信する。このため、情報処理装置10が節約モード用の静止画データの設定をする負荷が小さくなる。なお、端末20毎に、節約モード用の静止画データの設定を行い、端末20毎に設定されたタイミングに従って配信してもよいことは勿論である。
<画面表示>
節約モード設定時の端末20の画面表示について図4を用いて説明する。図4は実施形態に係る端末20の設定画面の一例を示す図である。
図4の(A)及び(B)は、図2のステップS204における端末20の画面の一例を示す図である。画面の「データ節約(OFF)」41の選択をユーザから受け付けると、端末20は、図4の(B)の画面を表示する。図4の(B)の画面で、ON(43)の選択をユーザから受け付けると、端末20は、情報処理装置10に節約モードの起動要求を配信する。
図4の(C)に、節約モード起動中の端末20の画面の一例を示す。ステップS208以降で、端末20の画面には節約モード起動中である旨が表示される。図4の(C)の例では、画面に節約モード起動中である旨のマーク「データ節約44」が表示される。また、静止画データ45が画面に表示される。静止画データ45は所定のタイミングで変更される。静止画データ45が変更されるときに、端末20は、フェードアウト等の効果を用いてもよい。
<ハードウエア構成>
情報処理システム1に含まれる各装置のハードウエア構成について説明する。
(1)端末
図5は、実施形態に係る端末20のハードウエア構成の一例を示す図である。
端末20は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、入出力装置205、通信I/F206、及びディスプレイ207(表示装置)を備える。なお、端末20のハードウエアの各構成要素は、バスBを介して相互に接続される。
記憶装置204は各種プログラムを記憶する。CPU201は、記憶装置204に記憶された各種プログラムを実行するコンピュータである。
ROM202は不揮発性メモリである。ROM202は、記憶装置204に記憶された各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラムやデータ等を記憶する。
RAM203は、各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される作業領域として機能する。
入出力装置205は、端末20に対する各種指示を入力する入力装置、及び端末20で処理された処理結果を出力する出力装置の機能を含む。入出力装置205は、ディスプレイ207に接続される。本実施形態において、ディスプレイ207は、タッチ反応型ディスプレイ(タッチパネル)とすることができる。通信I/F206は、無線アクセスネットワークを介して端末20と情報処理装置10との通信を行う。
(2)情報処理装置
情報処理装置10は、一般的なコンピュータの構成を有している。
図6は、実施形態に係るコンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。図6において、コンピュータ300は、例えば、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303、ストレージ装置304、入力装置305、表示装置306、通信I/F(Interface)307、及び外部I/F308を有し、ハードウエアの各構成要素は、バスBを介して接続される。
CPU301は、ROM303やストレージ装置304等のメモリからプログラムやデータをRAM302上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ300の制御や機能を実現する演算装置である。ROM303は、コンピュータ300の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operating System)の設定、及び各種設定等のプログラムやデータが格納されている。RAM302は、プログラムやデータを一時保持する揮発性のメモリである。ストレージ装置304は、プログラムやデータを格納している大容量の記憶装置である。
入力装置305は、例えばキーボードやマウス等であり、ユーザが各種操作信号を入力するのに用いられる。表示装置306は、例えばディスプレイ等であり、コンピュータ300による処理結果を表示する。なお、入力装置305又は/及び表示装置306は、必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
通信I/F307は、コンピュータ300をバックボーンネットワーク2に接続するためのインタフェースである。外部I/F308は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、外部記憶媒体308a等がある。これにより、コンピュータ300は外部I/F308を介して外部記憶媒体308aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。外部記憶媒体308aには例えば、各種の光学ディスクや、各種のメモリカード等が含まれる。
<機能構成>
次に、第1の実施形態に係る情報処理システム1の各装置の機能構成について説明する。
(1)端末の機能構成
図7は、実施形態に係る端末20の機能構成の一例を示す図である。端末20は、送受信部210、受付部220、接続制御部230、及びコンテンツ制御部240を有する。これらの機能は、ROM202等に記憶された1以上のプログラムをCPU201が実行することによって実現される。端末20は、情報記憶部250を有する。情報記憶部250は、記憶装置204により実現される。
送受信部210は、無線アクセスシステムと接続し、情報処理装置10との間でデータの送受信を行う。送受信部210は、接続制御部230の指示に従って無線アクセスシステムに接続する。
受付部220は、ユーザから端末20に対する各種指示を受け付ける。
接続制御部230は、第1の無線アクセスシステム3及び第2の無線アクセスシステム4のエリアを検出し、いずれの無線アクセスシステムに接続すべきかを決定する。
コンテンツ制御部240は、情報処理装置10から配信された動画コンテンツの再生制御を行う。動画コンテンツを受信すると、コンテンツ制御部240は、動画データを端末20の画面に表示させ、音声データをスピーカ等から出力させる。
第1の無線アクセスシステム3に接続したときに、コンテンツ制御部240は、節約モードを起動するか問い合わせる情報を画面に表示する。ユーザから節約モードの起動指示を受けると、コンテンツ制御部240は、節約モードの起動要求を、情報処理装置10に送信する。節約モードは、接続している無線アクセスシステムに関わらず起動可能であるが、第1の無線アクセスシステム3で起動されるケースが多いと想定される。このため、第1の無線アクセスシステム3に接続したときに、問い合わせる情報が表示される。なお、コンテンツ制御部240は、第2の無線アクセスシステム4への接続時に、節約モードを起動するか問い合わせる情報が画面に表示してもよい。受付部220が節約モード、又は、通常モードのいずれかの配信モードの選択を受け付けると、コンテンツ制御部240は、選択された配信モードを、送受信部210を介して、情報処理装置10に通知する。
また、節約モードの設定は、無線アクセスシステムに接続時、及び無線アクセスシステムの切り替え時に実行されてもよいし、動画コンテンツの受信を開始する時に実行されてもよいし、ユーザから受け付けた一度受け付けた設定を継続してもよい。
節約モード起動時に動画コンテンツの音声データと静止画データとを受信すると、コンテンツ制御部240は、静止画データを画面に表示させ、音声データをスピーカ等から出力させる。節約モード起動時に画面に表示されている静止画データを変更するときに、コンテンツ制御部240は、フェードアウト等の効果を用いてもよい。
情報記憶部250は、各種情報を記憶する。例えば、情報記憶部250は、受信した動画コンテンツ等を一時的に記憶してもよい。
(2)情報処理装置の機能構成
図8は、実施形態に係る情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、送受信部110、配信制御部120、及び抽出部130を有する。これらの機能は、ROM303等に格納された1以上のプログラムを読み出してCPU301に実行させることにより実現される。また、情報記憶部140は、例えば、ストレージ装置304により実現される。
送受信部110は、端末20との間でデータの送受信を行う。また、送受信部110は、外部サーバから端末20に配信する動画コンテンツを取得する。
配信制御部120は、端末20に配信する動画コンテンツの配信制御を行う。配信制御部120は、情報記憶部140に記憶されている動画コンテンツを送受信部110に配信させる。端末20で起動中の配信モードに応じたコンテンツの配信を行う。配信制御部120は、端末20からの通知を受けて起動中の配信モードを特定する。
通常モードが起動されている場合、配信制御部120は、動画コンテンツに含まれる動画データと音声データとを、送受信部110に配信させる。節約モードが起動されている場合、配信制御部120は、音声データと、動画データから抽出された静止画とを、送受信部110に配信させる。
抽出部130は、動画コンテンツの動画データから所定のタイミングにおける静止画データを抽出する。例えば、抽出部130は、動画データから所定の周期で静止画データを抽出してもよいし、動画データが大きく変更されたタイミングの動画データを抽出してもよい。抽出部130は、抽出した静止画データを情報記憶部140に記憶させる。
情報記憶部140は、動画コンテンツ、及び配信先の端末20の起動中のモード(通常モード、節約モード)等を記憶する。情報記憶部140は、コンテンツ管理テーブル141を有する。コンテンツ管理テーブル141には、端末20に配信する。
図9に、実施形態に係るコンテンツ管理テーブル141の一例を示す。コンテンツ管理テーブル141には、動画コンテンツを一意に特定する動画コンテンツ識別子と、動画コンテンツの配信モード、配信対象となるデータとが対応付けられて記憶されている。図9の例では、通常モードで動画コンテンツ#1が配信される場合、配信データ「XXX.mp4」が配信される。ここで、配信データ「XXX.mp4」は、動画データと音声データとを含む。
一方、節約モードで動画コンテンツ#1が配信される場合、音声データである「YYY.m4a」と、静止画データ「ZZZ1.jpg」等とが配信される。ここで、静止画データと対応付けられている時間は、動画コンテンツ配信中に、静止画データが配信されるタイミングを示している。例えば、静止画データ「ZZZ3.jpg」は、動画コンテンツ再生開始から180秒後に端末20に配信される静止画データである。
ここで、静止画データの各々に設定されている配信時刻と、配信時刻に通常モードで配信される動画データとは対応しなくてもよい。抽出部130は、配信時刻又は配信時刻付近において、通常モードで配信される動画データを基に、静止画データを抽出してもよい。
通常モードで動画コンテンツの配信を開始してからN秒経過した時に、節約モードへの変更要求を端末20から受信した場合、情報処理装置10は、既に配信した静止画データのうち最新の静止画データを端末20に配信してもよいし、次の配信タイミングで配信される静止画データを配信してもよい。例えば、N秒が90秒の場合、静止画データ「ZZZ2.jpg」が配信されてもよいし、「ZZZ3.jpg」が配信されてもよい。なお、配信中の動画コンテンツが生放送の動画コンテンツである場合、次のタイミングで配信される静止画データが抽出されていないため、既に配信した静止画データが配信される。
情報処理装置10は、蓄積している動画コンテンツの配信に加えて、生放送の動画コンテンツの配信も可能である。例えば、生放送の動画コンテンツが配信される場合、外部サーバから受信した動画コンテンツがコンテンツ管理テーブル141に記憶する処理が生放送中に実行され、送受信部110は、配信制御部120からの指示に従って、記憶する処理が実行されている動画コンテンツを読み出して、端末20に配信する。
<動作フロー>
(1)端末の動作フロー
図10を用いて端末20の動作フローについて説明する。図10は、実施形態に係る端末20の動作フローの一例を示す図である。図10は、端末20が通常モードで動画コンテンツを受信しているときに、節約モードに変更した場合の動作フローを示している。
ステップS1001で、送受信部210は、第2の無線アクセスシステム4を介して動画コンテンツを受信する。端末20は通常モードで動作しているため動画コンテンツには動画データと、音声データとを含む。
ステップS1002で、コンテンツ制御部240は、コンテンツの再生処理を実行する。つまり、コンテンツ制御部240は、動画コンテンツの動画データを画面に表示すると共に、音声データをスピーカ等から出力する。
ステップS1003で、接続制御部230は周辺の無線アクセスシステムを検索し、接続中の第2の無線アクセスシステム4に加えて、第1の無線アクセスシステム3を発見する。接続制御部230は、第1の無線アクセスシステム3に接続先を変更するか否かを判断する。第1の無線アクセスシステム3に接続先を変更する場合(ステップS1003 Yes)、ステップS1004に進む。一方、第2の無線アクセスシステム4への接続を継続する場合(ステップS1003 No)、ステップS1001に戻る。例えば、端末20が、第2の無線アクセスシステム4のエリア外であって、第1の無線アクセスシステム3のみが存在するエリアに移動した場合、接続制御部230は、接続先の変更が必要と判断する。
ステップS1004で、送受信部210は、接続制御部230の指示を受けて、第1の無線アクセスシステム3に接続する。
ステップS1005で、コンテンツ制御部240は、通常モードから節約モードに切り替えるか否かの判断を促す情報(例えば、メッセージ)を、画面に表示する。
ステップS1006で、コンテンツ制御部240は、受付部220が節約モードへの切り替えの指示を受け付けたか否かを判断する。切り替えの指示を受け付けた場合(ステップS1006 Yes)、ステップS1007に進む。一方、切り替えの指示を受けなかった場合(ステップS1006 No)、ステップS1001に戻る。
ステップS1007で、コンテンツ制御部240は、節約モードの起動要求の送信を、送受信部210に指示する。
ステップS1008で、送受信部210は、動画コンテンツの音声データと、動画データから抽出された静止画データとを受信する。送受信部210は音声データを継続的に受信し、静止画データを所定のタイミングで受信する。
ステップS1009で、コンテンツ制御部240は、動画コンテンツの再生処理を行う。具体的には、コンテンツ制御部240は、静止画データを画面に表示すると共に、音声データをスピーカ等から出力する。
(2)情報処理装置の動作フロー
図11及び図12を用いて情報処理装置10の動作フローについて説明する。図11は、実施形態に係る情報処理装置10の動作フローの一例を示す図である。図11は、情報処理装置10が動画コンテンツの配信要求を受けたときの動作フローを示している。
ステップS1101で、送受信部110は、端末20から動画コンテンツの配信要求を受信する。
ステップS1102で、配信制御部120は、通常モード、節約モードのいずれのモードで動画コンテンツを配信するか判断する。端末20から受信した配信要求にモードの指定が含まれる場合、配信制御部120は、指定されたモードを適用することを判断する。受信した配信要求から端末20が接続している無線アクセスシステムを特定可能な場合は、無線アクセスシステムの種別に従って、モードを決定してもよい。例えば、端末20が第1の無線アクセスシステム3に接続している場合、配信制御部120は、節約モードで配信すると判断してもよい。端末20が第2の無線アクセスシステム4に接続している場合、配信制御部120は、通常モードで配信すると判断してもよい。
通常モードで動画コンテンツを配信すると判断された場合、ステップS1103に進む。節約モードで動画コンテンツを配信すると判断された場合、ステップS1105に進む。
ステップS1103で、配信制御部120は、コンテンツ管理テーブル141を参照し、通常モードで動画コンテンツを配信するときの音声データ及び動画データを特定する。
ステップS1104で、送受信部110は、配信制御部120に特定された音声データ及び動画データを継続的に、端末20に配信する。
ステップS1105で、配信制御部120は、コンテンツ管理テーブル141を参照し、節約モードで動画コンテンツを配信するときの音声データ及び静止画データを特定する。
ステップS1106で、送受信部110は、配信制御部120に特定された音声データを継続的に端末20に配信する。
ステップS1107で、送受信部110は、配信制御部120に特定された静止画データを所定のタイミングで配信する。
図12は、実施形態に係る情報処理装置10の動作フローの一例を示す図である。図12は、情報処理装置10が動画コンテンツ配信中に、節約モードへのモードの変更要求を受信したときの動作フローを示している。
ステップS1201で、送受信部110は、通常モードで動画コンテンツを、端末20に配信する。
ステップS1202で、配信制御部120は、端末20から節約モードへの変更要求を受信したか否かを判断する。節約モードへの変更要求を受信した場合(ステップS1201 Yes)、ステップS1203に進む。一方、節約モードへの変更要求を受信していない場合、ステップS1201に戻り動画コンテンツの配信を継続する。
ステップS1203で、配信制御部120は、コンテンツ管理テーブル141を参照し、節約モードで動画コンテンツを配信するときの音声データ及び静止画データを特定する。配信制御部120は、特定された音声データ及び静止画データを、端末20に配信することを送受信部110に指示する。
ここで、送受信部110が端末20から節約モードへの変更要求を時刻Taで受信した場合、配信制御部120は、時刻Taの直前のタイミングで節約モードの端末20に配信すべき静止画データから配信することを、送受信部110に指示する。
ステップS1204で、送受信部110は、音声データを、端末20に配信する。音声データは端末20に、継続的に配信される。
ステップS1205で、送受信部110は、静止画データを、端末20に配信する。静止画データは、所定のタイミングで端末20に配信される。なお、節約モードで、音声データ及び静止画データの配信が開始されるタイミングは同一である。
[変形例]
上述した実施形態では、無線アクセスシステムの種別に応じて、通常モードと節約モードとの変更を行う場合について説明したが、その他の状況に応じてモードの変更を実行してもよい。例えば、動画コンテンツが画面に表示されておらず、バックグラウンドで動作している場合には、コンテンツ制御部240は節約モードへの変更要求を、送受信部210を介して送信してもよい。また、端末20の処理負荷、バッテリーの使用率等を基に、コンテンツ制御部240は、節約モードへの変更を決定してもよい。節約モードの場合、動画の再生処理が不要となるため端末20の処理負荷が低減される。
また、複数の節約モードが設けられてもよい。例えば、情報処理装置10が静止画データのみを配信する節約モード、情報処理装置10が音声データのみ配信する節約モード、情報処理装置10が音声データ、字幕等の負荷情報、及び静止画データを配信する節約モードが設けられてもよい。
上述した実施形態では、端末20が起動するモードの選択を行っているが、情報処理装置10が適用するモードを決定してもよい。情報処理装置10は、端末20と情報処理装置10との間の通信経路の品質等を基に、適用するモードを決定してもよい。この場合、端末20からの変更要求を受けて適用されるモードは変更されてもよい。
節約モードが起動されているときの静止画データの配信タイミングは、端末20毎に調整されてもよい。例えば、端末20のユーザからの指示、又は通信経路の品質等を基に、静止画データが配信される周期が調整されてもよい。例えば、通信経路の品質が高い端末20には10秒程度の周期を設定し、通信経路の品質が悪い端末20には3分程度の周期を設定してもよい。この場合、情報処理装置10の抽出部130は、複数の周期に対応した静止画データを動画コンテンツから抽出する処理を実行する。
[その他]
コンテンツ制御部240は、表示制御部の一例である。送受信部210は送信部の一例である。送受信部110は受信部及び配信部の一例である。配信制御部120は、決定部の一例である。
上述した実施の形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、情報処理装置10及び端末20に供給してもよい。そして、情報処理装置10及び端末20が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体には、上述した配信方法及び受信方法を、情報処理装置10及び端末20に実行させるプログラムが記憶される。
具体的には、コンテンツの配信方法のプログラムであって、端末から前記コンテンツの配信要求を受信するステップと、前記配信要求を受けて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モード、又は、前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードで、前記コンテンツを配信することを決定するステップと、決定された配信モードで、前記コンテンツを、前記端末に配信するステップと、を情報処理装置に実行させ、前記第2の配信モードで前記コンテンツが配信されている場合、新たな前記静止画データが、所定のタイミングで配信される、ことを特徴とするプログラムが記憶媒体に記憶される。
また、端末で実行されるコンテンツの受信方法であって、前記端末のユーザから前記コンテンツの受信の指示を受け付けるステップと、前記指示を受け付けたことに応じて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モード、又は、前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードのいずれの配信モードで前記コンテンツを取得するか選択を促す情報を表示するステップと、選択された前記配信モードを含む前記コンテンツの配信要求を、情報処理装置に送信するステップと、端末に実行させ、前記第2の配信モードで前記コンテンツが配信されている場合、新たな前記静止画データが、所定のタイミングで配信される、ことを特徴とするプログラムが記憶媒体に記憶される。
そして、これらの記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。
また、コンピュータ装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に従って、コンピュータ装置上で動作しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよいことは言うまでもない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1 情報処理システム
2 バックボーンネットワーク
3 第1の無線アクセスシステム
4 第2の無線アクセスシステム
10 情報処理装置
20 端末
110 送受信部
120 配信制御部
130 抽出部
140 情報記憶部
141 コンテンツ管理テーブル
204 記憶装置
205 入出力装置
207 ディスプレイ
210 送受信部
220 受付部
230 接続制御部
240 コンテンツ制御部
250 情報記憶部

Claims (8)

  1. 情報処理装置で実行されるコンテンツの配信方法であって、
    端末から前記コンテンツの配信要求を受信するステップと、
    前記配信要求を受けて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モードで前記コンテンツを配信するステップと、
    前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信しているときに、前記端末から前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードの変更要求を受信するステップと、
    前記変更要求を受信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを配信するステップと、を有し、
    前記第2の配信モードに変更された後で、最初に配信される前記静止画データは、既に前記第1の配信モードで配信された前記動画データの一部に相当する、ことを特徴とするコンテンツの配信方法。
  2. 前記静止画データは、
    前記第1の配信モードで所定の期間に配信される前記動画データから抽出され、
    前記動画データが大きく変化したタイミングの該動画データに対応する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツの配信方法。
  3. 前記配信モードは、前記端末の接続先の無線アクセスシステムに基づいて、決定される、ことを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツの配信方法。
  4. 前記配信モードは、前記端末と前記情報処理装置との通信経路との品質に基づいて、決定される、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコンテンツの配信方法。
  5. 接続先の無線アクセスシステムを検出するステップと、
    前記端末が所定の無線アクセスシステムに接続した場合、前記第1の配信モード、又は、前記第2の配信モードのいずれの配信モードで前記コンテンツを取得するかの選択を促す情報を表示するステップを実行する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコンテンツの配信方法。
  6. コンテンツの配信方法のプログラムであって、
    端末から前記コンテンツの配信要求を受信するステップと、
    前記配信要求を受けて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モードで前記コンテンツを配信するステップと、
    前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信しているときに、前記端末から前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードの変更要求を受信するステップと、
    前記変更要求を受信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを配信するステップと、を情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記第2の配信モードに変更された後で、最初に配信される前記静止画データは、既に前記第1の配信モードで配信された前記動画データの一部に相当する、ことを特徴とするプログラム。
  7. コンテンツを配信する情報処理装置であって、
    端末から前記コンテンツの配信要求を受信する受信部と、
    前記配信要求を受けて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モードで前記コンテンツを配信する配信部と、
    前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信しているときに、前記端末から前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードの変更要求を受信する前記受信部と、
    前記変更要求を受信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを配信する前記配信部と、を有し、
    前記第2の配信モードに変更された後で、最初に配信される前記静止画データは、既に前記第1の配信モードで配信された前記動画データの一部に相当する、ことを特徴とする情報処理装置。
  8. コンテンツを配信する情報処理装置と、該コンテンツを受信する端末とを有する情報処理システムであって、
    前記端末は、
    前記端末のユーザから前記コンテンツの受信の指示を受け付ける受付部と、
    前記指示を受け付けたことに応じて、前記コンテンツに含まれる音声データと動画データとが配信される第1の配信モードで前記コンテンツを受信する受信部と、
    前記第1の配信モードで前記コンテンツが配信されているときに、前記コンテンツに含まれる前記音声データと、前記動画データから抽出された静止画データとが配信される第2の配信モードの変更要求を送信する送信部と、
    前記変更要求を送信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを受信する前記受信部と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記端末から前記コンテンツの配信要求を受信する受信部と、
    前記配信要求を受けて、前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信する配信部と、
    前記第1の配信モードで前記コンテンツを配信しているときに、前記第2の配信モードの変更要求を受信する前記受信部と、
    前記変更要求を受信したことに応じて前記第2の配信モードで前記コンテンツを配信する前記配信部と、を有し、
    前記第2の配信モードに変更された後で、最初に配信される前記静止画データは、既に前記第1の配信モードで配信された前記動画データの一部に相当する、ことを特徴とする情報処理システム。
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