JP6634965B2 - 通信端末、通信システム、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信システム、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信端末、通信システム、通信制御方法、及びプログラムに関する。
近年、当事者の移動の経費や時間を削減する要請等に伴い、インターネットや専用線等の通信ネットワークを介して通話や会議等を行う通信システムが普及している。このような通信システムでは、通信端末間で通信を開始すると、画像データ及び音データ等のコンテンツデータの送受信が行われ、当事者間のコミュニケーションを実現する。また、通信端末が利用し得る通信ネットワークの可用帯域をリアルタイムに推定する技術が知られている。
特許文献1には、コミュニケーション中の通信速度を取得し、取得した通信速度と記憶手段に記憶された通信速度の閾値とを比較して、取得した通信速度の状態を表す表示方法を決定し、決定した表示方法で取得した通信速度の状態を表示するコミュニケーション端末装置が開示されている。
通信端末が通信ネットワークを介してリアルタイムにコンテンツデータを受信する場合に、ネットワーク環境に応じて、受信するコンテンツデータをユーザが変更したい場合がある。
しかしながら、従来技術では、ネットワーク環境と、受信可能なコンテンツデータの関係をユーザに把握させることができないという問題がある。
そこで、ネットワーク環境と、受信可能なコンテンツデータの関係をユーザに把握させることを目的とする。
通信ネットワークを介して確立されたセッションを用いて第1端末、第2端末から送信されるコンテンツデータを受信する通信端末が、前記通信ネットワークの可用帯域を取得する取得部と、前記取得部によって取得される前記通信ネットワークの可用帯域と、前記第1端末から送信される第1コンテンツデータの受信に要する帯域と、前記第2端末から送信される第2コンテンツデータの受信に要する帯域とに基づいて、前記第1コンテンツデータ、及び前記第2コンテンツデータのうち、受信するコンテンツデータを決定する決定部と、前記通信ネットワークの可用帯域を示す情報を、前記第1コンテンツデータの受信に要する第1帯域を示す情報と、前記第2コンテンツデータの受信に要する第2帯域を示す情報と、前記第1帯域と前記第2帯域との合計を示す情報とに対応付けて表示する制御を行う表示制御部と、を有する。
開示の技術によれば、ネットワーク環境と、受信可能なコンテンツデータの関係をユーザに把握させることが可能になるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。 一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。 一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。 一実施形態に係る端末、及び管理システムの各機能ブロック図である。 端末又は管理システムが管理する各管理テーブルを示す概念図である。 セッションに参加する際の処理の一例を示すシーケンス図である。 受信するコンテンツデータを決定する処理の一例を示すフローチャートである。 端末間の通信を開始する処理の一例を示したシーケンス図である。 コンテンツデータの中継の停止又は開始を要求する処理の一例を示すフローチャートである。 コンテンツデータの中継を開始又は停止する処理の一例を示すシーケンス図である。 可用帯域を表示する処理の一例を示したフロー図である。 ディスプレイの表示例である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<<通信システムの概略>>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。図1に示されているように、通信システム1は、通信端末10、及び管理システム50によって構築されている。以下、通信端末10を単に端末10と記載する。
端末10は、他の端末10や管理システムとの間で、コンテンツデータの一例として画像データ及び音データ等の送信による通信を行う。端末10は、汎用端末であっても、専用端末であっても良い。端末10は、例えば、テレビ会議端末、電子黒板、電子看板、電話端末、タブレット、スマートフォン、カメラ、PC(personal computer)等であっても良い。
管理システム50は、端末10間の通信を管理する。例えば、管理システム50は、端末10間の通信を確立するための呼制御を行う。また、例えば、管理システム50は、一方の端末10から送られてきたコンテンツデータを他方の端末10へ送信することにより端末10間でコンテンツデータを中継する。
図1では、説明を簡単にするために、管理システム50が一つの装置である場合について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されない。管理システム50は、例えば、呼制御の機能と、コンテンツデータの中継の機能をそれぞれ別の装置に割り当てることにより、複数の装置により構築されていても良い。また、図1では、説明を簡単にするために、通信システム1において、2つの端末10が設けられている場合について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されない。通信システム1に設けられる端末10は、3つ以上であっても良い。また、各端末10は、すべてテレビ会議端末である場合のようにそれぞれ同種であっても、テレビ会議端末、及びPCが含まれる場合のように異種であっても良い。また、管理システム50を介さずに端末10間で直接コンテンツデータを送信してもよい。さらに、コンテンツデータの中継の機能をいずれかの端末10が備えていてもよい。
<<ハードウェア構成>>
次に、通信システム1を構成する各装置のハードウェア構成を説明する。
図2は、一実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。なお、端末10のハードウェア構成は図2の構成に限定されない。例えば、端末10には、図2に記載されていない構成が含まれていても、図2に記載の構成の一部が含まれていなくても良い。また、図2に記載の構成の一部は端末10に接続可能な外部装置等であっても良い。
図2に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末10の各種端末用のプログラム、画像データ、及び音データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリやICカード(Integrated Circuit Card)等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアI/F107、宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音を入力する内蔵型のマイク114、音を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音信号の入出力を処理する音入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作部等を表示する液晶や有機EL(Organic Electroluminescence)によって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
図3は、一実施形態に係る管理システム50のハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU501、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM502、CPU501のワークエリアとして使用されるRAM503、管理システム50用のプログラム等の各種データを記憶するHD504、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)505、フラッシュメモリ等の記録メディア506に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ507、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ508、通信ネットワーク2を利用してデータ通信するためのネットワークI/F509、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード511、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス512、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ514、及び、上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン510を備えている。
<<機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図4は、一実施形態に係る通信システム1を構成する端末10、及び管理システム50の機能ブロック図である。図4では、端末10、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
<端末の機能構成>
端末10の各機能部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される。また、端末10は、図2に示されているROM102、RAM103、フラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
(優先度管理テーブル)
図5(A)は優先度管理テーブルを示す概念図である。記憶部1000には、優先度管理テーブルによって優先度管理DB1001が構築される。優先度管理テーブルでは、コンテンツデータを受信するときの優先順位を示す優先度と、ビットレートと、コンテンツデータのデータIDと、コンテンツデータの送信元の端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。なお、優先度管理テーブルにおいて、優先度の数値が小さいほど、優先度が高いことを示す。また、データID「V001,V002,V003」はそれぞれ、端末(10a,10b,10c)が送信する映像データを示す。なお、優先度は必ずしも数値で表現されている必要はなく、記号や文字で表現されていてもよい。
(端末の各機能構成)
次に、図2及び図4を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図2に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部11は、CPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、相手側の端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、CPU101からの命令、並びに操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、ユーザによる各種入力を受け付けたり、ユーザによる各種選択を受け付けたりする。
出力制御部13は、CPU101からの命令、及びディスプレイI/F117によって実現され、通話する際に相手側から送られてきた画像データ及び映像データ等のコンテンツデータをディスプレイ120に出力するための制御を行う。出力制御部13は、CPU101からの命令、及び音入出力I/F116によって実現され、通話する際に相手側から送られてきた音データをスピーカ115から出力するための制御を行う。
優先度管理部14は、CPU101からの命令によって実現され、端末10が受信する各コンテンツデータの優先度を管理する。
帯域管理部15は、CPU101からの命令によって実現され、通信ネットワーク2の可用帯域を管理する。
算出部16は、CPU101からの命令によって実現され、帯域管理部15によって取得された可用帯域等に基づいて各種の数値を算出する。
送信ビットレート算出部17は、CPU101からの命令によって実現され、端末10から送信する映像データの帯域(ビットレート)を算出する。
記憶・読出部19は、CPU101からの命令及びSSD105によって実現され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<管理システムの機能構成>
管理システム50の各機能部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される。また、管理システム50は、HD504により構築される記憶部5000を有している。
(セッション管理テーブル)
図5(B)はセッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、セッション管理テーブルによってセッション管理DB5001が構築される。セッション管理テーブルでは、端末10間でコンテンツデータを送信するためのセッションのセッションID、及びこのセッションに参加する参加端末のIPアドレスが関連付けられて管理されている。
(中継管理テーブル)
図5(C)は中継管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、中継管理テーブルによって中継管理DB5002が構築される。中継管理テーブルでは、端末10間でコンテンツデータを送信するためのセッションのセッションID、コンテンツデータのデータID、及びこのコンテンツデータの自端末への送信の停止を要求する停止要求元端末のIPアドレスが関連付けられて管理される。
(管理システムの各機能構成)
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、CPU501からの命令、及びネットワークI/F509によって実現され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
中継管理部52は、CPU501からの命令によって実現され、端末10間のコンテンツデータの中継を管理する。
記憶・読出部59は、CPU501からの命令及びHDD505によって実現され、又はCPU501からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを抽出したりする処理を行う。
<<処理または動作>>
続いて、通信システム1を構成する端末10、及び管理システム50の処理または動作について説明する。
まず、図6を参照し、端末10aが、既存のセッションに参加する際のシーケンスについて説明する。図6は、セッションに参加する際の処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、複数の端末10(10b、10c、10d)の間で、セッションが確立され、コンテンツデータの送受信が行われているものとする。
端末10aは、管理システム50に、当該セッションを指定して、開始要求(参加要求)を送信する(ステップS1)。
管理システム50は、端末10aを認証し、当該セッションへの参加を許可する(ステップS2)。
管理システム50は、当該セッションに参加している他の端末10(10b、10c、10d)に、端末10aからのコンテンツデータを中継(転送)する(ステップS3)。
管理システム50は、端末10aに、当該セッションに参加している他の端末10(10b、10c、10d)からの各コンテンツデータを中継(転送)する(ステップS4)。
端末10aは、管理システム50に、端末10aが送信するコンテンツデータの帯域(ビットレート)の目安を示すデータを通知する(ステップS5)。
ここで、端末10aは、端末10aが送信するコンテンツデータの帯域(ビットレート)の目安を以下のように算出してもよい。
端末10aの送信ビットレート算出部17は、例えば、端末10aのカメラ112が動作中のCapability(解像度、フレームレート)と伝送端末10aに予め設定されているデータに基づいて、帯域の目安を算出する。例えば、「解像度がハイビジョン画質の720p、フレームレートが30fpsの場合には、目安として1.5Mbps」、「解像度がVGA、フレームレートが15fpsの場合には、目安として200Kbps」などの「解像度とフレームレートから目安となるビットレートを求められるデータ」を予め格納しておき、現在動作している解像度とフレームレートに応じたビットレートの目安を算出する。
または、過去一定期間において伝送端末10aが実際に送信した映像データのビットレートの平均値を算出し、ビットレートの目安としてもよい。
管理システム50は、当該セッションに参加している他の端末10(10b、10c、10d)に、端末10aからの当該通知を転送する(ステップS6)。
管理システム50は、端末10aに、当該セッションに参加している他の端末10(10b、10c、10d)がそれぞれ送信するコンテンツデータの帯域(ビットレート)の目安を示すデータを通知する(ステップS7)。
端末10aは、当該セッションに参加している他の端末10(10b、10c、10d)からの各コンテンツデータのうち、受信するコンテンツデータを決定する(ステップS8)。
端末10aは、管理システム50に、受信すると決定しなかったコンテンツデータ(例えば端末10bからのコンテンツデータ)について、中継停止を要求する(ステップS9)。
管理システム50は、中継停止を要求されたコンテンツデータの中継を停止する(ステップS10)。
なお、ビットレートの目安を示すデータは、上述したように管理システム50経由で他の端末10から通知される代わりに、各端末10にて算出してもよい。例えば、各端末10が実際に受信したコンテンツデータのビットレートから目安を算出する。この場合、各端末10は、他の各端末10から受信した各データに対して、過去一定期間において実際に受信したビットレートを記録してき、その値の平均値を該当データの受信に必要なデータの目安としてもよい。
次に、図7を参照し、図6のステップS5の、受信するコンテンツデータを決定する処理について説明する。図7は、受信するコンテンツデータを決定する処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理は、端末10がセッションに参加する際や、他の端末10がセッションから退出する際に行う。また、端末10における通信ネットワーク2の可用帯域が変動した際、優先度管理テーブルに格納されるデータが変更された際や、画面に表示する拠点(端末10)の数の設定を変更する操作をされた場合にも行ってもよい。
まず、端末10の帯域管理部15は、端末10における通信ネットワーク2の可用帯域を例えば定期的に取得する(ステップS11)。可用帯域の取得方法は特に限定されないが、例えば、管理システム50と自端末との間で送信されるデータのデータ量、及び遅延時間を計測して算出する方法が挙げられる。
続いて、算出部16は、取得された可用帯域から制御信号や音データの受信に必要な帯域を減算し、映像データの受信に用いられる可用帯域を算出する(ステップS12)。なお、記憶部1000には、制御信号や音データの受信に必要な帯域が予め記録されていても良い。これにより、算出部16は、記憶部1000に記録されている情報に基づいて、映像データの受信に用いられる可用帯域を算出することができる。
続いて、算出部16は、優先度管理テーブルにおいて優先度が最も高いデータIDに対するビットレート(帯域)の値を取得し、利用帯域の値とする(ステップS13)。
続いて、算出部16は、優先度管理テーブルにおいて優先度が2番目に高いデータIDを処理対象として選択する(ステップS14)。
続いて、算出部16は、優先度管理テーブルにおいて処理対象のデータIDに対応付けられたビットレートの値を、利用帯域の値に加算し、利用帯域の値とする(ステップS15)。
続いて、算出部16は、利用帯域の値が、映像データの受信に用いられる可用帯域以下であるか否かを判定する(ステップS16)。
利用帯域の値が、映像データの受信に用いられる可用帯域以下でなければ(ステップS16でNO)、算出部16は、処理対象のデータIDに対する優先度以下の優先度をもつデータIDを、受信しないと決定し(ステップS17)、処理を終了する。これにより、優先度管理テーブルにおいて管理されている各データIDのうち、受信しないと決定されなかったデータIDについては、当該データIDに係るコンテンツデータを受信すると決定される。
利用帯域の値が、映像データの受信に用いられる可用帯域以下であれば(ステップS16でYES)、算出部16は、優先度管理テーブルにおいて処理対象として選択されていないデータIDがあるか判定する(ステップS18)。
処理対象として選択されていないデータIDがあれば(ステップS18でYES)、処理対象として選択されていないデータIDのうち、処理対象のデータIDの次に優先度が高いデータIDを処理対象として選択し(ステップS19)、ステップS15の処理に進む。処理対象として選択されていないデータIDがなければ(ステップS18でNO)、処理を終了する。
≪処理詳細例≫
続いて、図8乃至図10を参照し、本実施形態の処理の詳細例について説明する。
まず、図8を用いて、端末10のうち端末(10a,10b,10c)間の通信を開始する処理の詳細例について説明する。図8は、端末10間の通信を開始する処理の一例を示したシーケンス図である。以下、端末10aのIPアドレスは「2.0.0.1」、端末10bのIPアドレスは「2.0.0.2」、端末10cのIPアドレスは「2.0.0.3」であるものとして説明する。
端末10aの操作入力受付部12は、ユーザによるセッションIDの入力を受け付ける(ステップS21)。なお、入力されるセッションIDは、例えば、共通のセッションに参加する各端末10のユーザへ任意の方法により予め通知されるものである。
端末10aの送受信部11は、入力されたセッションID及び開始要求元の端末10のIPアドレスを含む通信の開始要求を管理システム50へ送信する(ステップS22)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aによる通信の開始要求を受信する。管理システム50の記憶・読出部59は、セッション管理テーブルにおいて、開始要求に含まれるセッションIDと、参加端末として開始要求元の端末10aのIPアドレスとを関連付けて記録する(ステップS23)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aと管理システム50との間のセッションを確立して、セッションへの参加処理が正常に完了した旨の通知を開始要求元の端末10aへ送信する(ステップS24)。
端末(10b,10c)も、ステップS21乃至S24と同様の処理によりセッションに参加する。この場合、ステップS22で端末10aが管理システム50へ送信したものと同じセッションIDを、端末(10b,10c)が管理システム50へ送信することで、端末(10a,10b,10c)は共通のセッションに参加することができる。なお、管理システム50と端末(10a,10b,又は10c)との間のセッションをそれぞれ識別する必要がある場合には、管理システム50は、管理システム50及び端末(10a,10b,又は10c)の組み合わせ毎にそれぞれ異なる対応するセッションIDを割り当てても良い。
端末10aの送受信部11は、自端末のカメラ112で撮像された映像の映像データ、及び自端末のマイク114で集音された音の音データ等のコンテンツデータを、確立したセッションにより管理システム50へ送信する。管理システム50の送受信部51は、端末10aが送信した映像データ及び音データを受信する。管理システム50の送受信部51は、セッション管理テーブルを参照して、端末10aから受信したコンテンツデータを、確立したセッションに参加する他の各端末(10b,10c)へ送信する。同様に、管理システム50は、端末10b,10cからそれぞれ送られてきた映像データ及び音データを、確立したセッションに参加する他の各端末10a及び10c,10a及び10bへそれぞれ送信する。
続いて、図9を用いて、端末(10a,10b,10c)間でコンテンツデータの中継の停止又は開始を要求する処理について説明する。図9は、コンテンツデータの中継の停止又は開始を要求する処理の一例を示すフローチャートである。以下では、一例として、端末10bがコンテンツデータの中継の停止又は開始を要求する場合について説明する。
端末10bがセッションに参加している間、端末10bの優先度管理部14は、優先度管理テーブル(図5(A))を管理する(ステップS41)。例えば、操作入力受付部12が、受信する映像データの優先度の変更要求をユーザから受け付けると、優先度管理部14は、要求に応じて優先度管理テーブルを変更する。
また、端末10bの優先度管理部14は、出力する映像データ数を管理する(ステップS42)。例えば、ユーザによるレイアウトモードの変更要求が操作入力受付部12によって受け付けられた場合、優先度管理部14はレイアウトモードに応じて出力する映像データ数を決定する。
帯域管理部15は、端末10bにおける通信ネットワーク2の可用帯域を定期的に取得する(ステップS43)。
算出部16は、取得された可用帯域から制御信号や音データの受信に必要な帯域を減算し、映像データの受信に用いられる可用帯域を算出する(ステップS44)。
優先度管理部14は、算出部16により算出された映像データの受信に用いられる可用帯域、出力する映像データ数、及び優先度管理テーブルにおいて管理されている優先度に基づいて、各映像データを受信するか否か決定する(ステップS45)。
送受信部11は、ステップS45の決定に基づいて、中継開始要求又は中継停止要求を生成する(ステップS46)。例えば、現在受信していない映像データに対して、映像データを受信する旨の決定がされた場合、送受信部11は、この映像データの中継開始要求を生成する。或いは、受信している映像データに対して、映像データを受信しない旨の決定がされた場合、送受信部11は、この映像データの中継停止要求を生成する。このとき、送受信部11は、中継を開始又は停止するデータのデータIDを中継開始要求又は中継停止要求に含める。
なお、ステップS41乃至S46の処理は、端末10bがセッションから退出するまで所定のタイミングで繰り返し実行される(ステップS47)。
上記では、端末10bが中継の開始又は停止を要求する場合について説明したが、端末(10a,10c)も上記の処理と同様に中継の開始又は停止を要求することができる。
続いて、図10を用いて、端末(10a,10b,10c)間でコンテンツデータの中継を開始又は停止する処理について説明する。図10は、コンテンツデータの中継を開始又は停止する処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、端末10aから端末10bへの映像データの中継を停止する処理について説明する。なお、端末10aによって送信される映像データのデータIDは、「V001」であるものとして説明を続ける。
ステップS46で、端末10bにおいて、中継を停止するデータのデータID「V001」が含まれる中継停止要求が生成されると、送受信部11は、生成された中継停止要求を管理システム50へ送信する(ステップS61)。中継停止要求には、要求元の端末10bのIPアドレス「2.0.0.2」が含まれている。
管理システム50の送受信部51は、中継停止要求を受信する。管理システム50の中継管理部52は、中継停止要求に含まれるデータID「V001」及びIPアドレス「2.0.0.2」を中継管理テーブルに対応付けて記録する(ステップS62)。中継管理部52は、中継管理テーブルにおいて更新された情報に基づいて、端末10aから送られてくる映像データの端末10bへの中継を停止する(ステップS63)。これにより、端末10aによって送信される映像データは、端末10bへ中継されなくなる。
続いて、管理システム50による、端末10aから端末10bへの映像データの中継を再開する処理について説明する。
ステップS46で、端末10bにおいて、中継を開始するデータのデータID「V001」が含まれる中継開始要求が生成されると、送受信部11は、生成された中継開始要求を管理システム50へ送信する(ステップS71)。中継開始要求には、要求元の端末10bのIPアドレス「2.0.0.2」が含まれている。
管理システム50の送受信部51は、中継開始要求を受信する。管理システム50の中継管理部52は、中継管理テーブルにおいて、データID「V001」に対応付けられているIPアドレスの中から、中継開始要求に含まれる要求元のIPアドレス「2.0.0.2」を削除する(ステップS72)。中継管理部52は、中継管理テーブルにおいて更新された情報に基づいて、端末10aから送られてくる映像データの端末10bへの中継を開始する(ステップS73)。これにより、端末10aによって送信される映像データの端末10bへの中継は再開される。
続いて、図11を用いて端末10bが可用帯域を表示する処理について説明する。図9は、可用帯域を表示する処理の一例を示したフロー図である。
出力制御部13は、送受信部11が受信した各映像データをディスプレイ120に対して出力する(ステップS81)。
<表示例>
図12は、ディスプレイの表示例である。ディスプレイ120の会議画面1203には、出力制御部13によって出力された映像データが表示される。出力される映像データの数は、端末10bが受信する映像データに応じて随時変化する。
なお、図12(A)乃至図12(C)における会議画面1203は、映像データの出力方法の一例であってこれに限定されない。出力方法としては、例えば、その時々の受信可能なデータの数だけ同じサイズの表示領域が生成され、それぞれの表示領域に対して受信した映像データを出力する方法や、表示領域の数は変更せずに、映像データを受信している間は映像の表示を行い、映像データの受信を停止した際には、静止画の表示に切り替える方法が挙げられる。
出力制御部13は、優先度管理テーブルおいて管理されている映像データの受信優先度の順に、各映像データのサムネイルをディスプレイ120の優先順位リスト表示領域1201に出力する(ステップS82)。サムネイルは、各端末10から受信した映像データから任意のタイミングに生成した静止画である。なお、サムネイルに換えて、各送信元の端末10に対して設定されている名称をテキストで表示したり、拠点(端末10)毎にアイコンを生成して表示したりしてもよい。さらに、サムネイルは必ずしも映像データから生成した静止画である必要はなく、予め各端末10に関連付けて管理されている静止画であってもよい。このような場合には管理システム50または各端末10から静止画を受信することで実現できる。
一実施形態によると、優先順位リスト表示領域1201のうち、上方に表示されている映像データは、優先度が高く、下方に表示されている映像データは、優先度が低い。ステップS41の処理に応じて、優先順位のリストにおける順位は、動的に入れ替えられる。また、各参加者の発話状況などに応じて自動的に優先順位が変更されるようにしてもよい。
また、優先順位リスト表示領域1201に表示される各映像データの枠の大きさは、優先度管理テーブルにおける各端末10が送出するデータのビットレートに応じた大きさで表示される。当該枠の大きさは、例えば、ビットレートに比例した大きさとしてもよい。
出力制御部13は、映像データの受信するために利用可能な可用帯域(映像データの受信に用いられる可用帯域)の値を、各端末10からの映像データに対応付けて表したグラフをディスプレイ120のグラフ表示領域1202に出力する(ステップS83)。なお、映像データの受信するために利用可能な可用帯域、及び受信可能な映像データ数はステップS44で随時算出されるものである。
グラフ表示領域1202における上端は、受信可能な映像データ数が0、即ち可用帯域が0であることを示す。このグラフが下に伸びるに従って、可用帯域の値が大きく、広帯域になる。また、出力制御部13は、優先順位リスト表示領域1201の各サムネイルに隣接してグラフを出力する。このとき、出力制御部13は、各サムネイルの高さが、1つの映像データを受信するのに必要な帯域に相当するように、グラフを出力する。例えば、取得された可用帯域が2Mbpsであり、各映像データを受信するのに必要な帯域が1Mbps、750kbps、500kbpsである場合、出力制御部13は、グラフ表示領域1202の上端から、3つ目のサムネイルの半分の位置まで伸びるグラフを出力する。
ユーザは、優先順位リストのグラフをサムネイルと対応付けて見ることで、ネットワーク環境の改善によりどの映像データが見られるようになるか、或いは、ネットワーク環境の悪化によりどの映像データが見られなくなるかを、直感的に把握する事ができる。
また、図12(A)の表示例から、ユーザは、可用帯域に余裕があるため、更に別の端末10がセッションに参加しても、映像データを出力可能であることを把握できる。
図12(B)の表示例では、可用帯域の状況は図12(A)の場合と同様であるが、利用者の操作によって映像データの間の優先順位が変更されたため、より多くのビットレートを必要とする端末10dの優先度が下がった場合の例を示している。これにより、図12(A)では受信可能な映像データの数が、「3」であったものが、図12(B)では「4」へと増加している。ここのため、会議画面1203に表示されている他の端末10の数も3から4に増加している。
なお、ステップS81乃至S84の処理は、端末10bがセッションから退出するまで繰り返し実行される(ステップS84)。
また、上記では端末10bが可用帯域のグラフを出力する方法について説明したが、端末(10a,10c)も、ステップS81乃至S84と同様の処理により可用帯域を出力することができる。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、端末が、通信ネットワークの可用帯域と、各コンテンツデータの受信に要する帯域とに基づいて、受信可能なコンテンツデータを決定し、当該可用帯域を示す情報を、前記決定されたコンテンツデータの受信に要する帯域に対応付けて表示する。これにより、ネットワーク環境と、受信可能なコンテンツデータの関係をユーザに把握させることが可能になる。
<<実施形態の補足>>
端末10、及び管理システム50用の各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。
また、上記実施形態の各プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD504は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。
また、上記実施形態における端末10、及び管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されていても良い。
上記実施形態における優先度管理テーブル、セッション管理テーブル、中継管理テーブルでは端末を識別する情報として端末のIPアドレスを用いて管理しているが、必ずしもIPアドレスである必要はなく通信先を識別するための通信IDであればよい。通信IDは端末の識別するための端末識別情報やユーザを識別するための識別情報であってもよい。管理システム50や端末10がIPアドレス以外の通信IDに基づいて通信を制御する場合には、端末10から管理システム50へ端末10のIPアドレスを送信する他に、通信IDも送信することで管理システム50は端末10に対応する通信IDを管理することができる。
1 通信システム
2 通信ネットワーク
10 端末
11 送受信部
12 操作入力受付部
13 出力制御部(「表示制御部」)
14 優先度管理部
15 帯域管理部(「取得部」の一例)
16 算出部(「決定部」の一例)
17 送信ビットレート算出部
19 記憶・読出部
50 管理システム(「通信装置」の一例)
51 送受信部
52 中継管理部
59 記憶・読出部
1000 記憶部
1001 優先度管理DB
5000 記憶部
5001 セッション管理DB
5002 中継管理DB
特開2013−153414号公報

Claims (9)

  1. 通信ネットワークを介して確立されたセッションを用いて第1端末、第2端末から送信されるコンテンツデータを受信する通信端末であって、
    前記通信ネットワークの可用帯域を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得される前記通信ネットワークの可用帯域と、前記第1端末から送信される第1コンテンツデータの受信に要する帯域と、前記第2端末から送信される第2コンテンツデータの受信に要する帯域とに基づいて、前記第1コンテンツデータ、及び前記第2コンテンツデータのうち、受信するコンテンツデータを決定する決定部と、
    前記通信ネットワークの可用帯域を示す情報を、前記第1コンテンツデータの受信に要する第1帯域を示す情報と、前記第2コンテンツデータの受信に要する第2帯域を示す情報と、前記第1帯域と前記第2帯域との合計を示す情報とに対応付けて表示する制御を行う表示制御部と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  2. コンテンツデータ毎に優先度を示す優先度情報を管理する管理部と、
    各コンテンツデータの受信に要する帯域、及び前記管理部において管理されるコンテンツデータ毎の優先度情報に基づいて、各コンテンツデータの受信の開始又は停止を制御する受信制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記表示制御部は、前記通信ネットワークの可用帯域に対応付けて、前記管理部において管理される優先度情報によって示される優先度順に、各端末からのコンテンツデータの受信に要する帯域を表示する制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  4. 受信する各コンテンツデータに対して優先度の設定の入力を受け付ける入力受付部を有しており、
    前記管理部は、入力受付部によって受け付けられた優先度の設定に基づいて、前記優先度情報を管理することを特徴とする請求項2または3に記載の通信端末。
  5. 前記コンテンツデータの送信の開始又は停止を示す情報を、前記コンテンツデータを送信可能な通信装置へ送信する送信部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信端末。
  6. 請求項5に記載の通信端末、及び
    前記通信装置を有することを特徴とする通信システム。
  7. 前記通信装置は、前記通信端末から送られてくる前記情報に基づいて、前記コンテンツデータの送信を開始又は停止することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 通信ネットワークを介して確立されたセッションを用いて第1端末、第2端末から送信されるコンテンツデータを受信する通信端末が、
    前記通信ネットワークの可用帯域を取得する取得処理と、
    前記取得される前記通信ネットワークの可用帯域と、前記第1端末から送信される第1コンテンツデータの受信に要する帯域と、前記第2端末から送信される第2コンテンツデータの受信に要する帯域とに基づいて、前記第1コンテンツデータ、及び前記第2コンテンツデータのうち、受信するコンテンツデータを決定する決定処理と、
    前記通信ネットワークの可用帯域を示す情報を、前記第1コンテンツデータの受信に要する第1帯域を示す情報と、前記第2コンテンツデータの受信に要する第2帯域を示す情報と、前記第1帯域と前記第2帯域との合計を示す情報とに対応付けて表示する制御を行う表示制御処理と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  9. 通信ネットワークを介して確立されたセッションを用いて第1端末、第2端末から送信されるコンテンツデータを受信する通信端末に、
    前記通信ネットワークの可用帯域を取得する取得処理と、
    前記取得される前記通信ネットワークの可用帯域と、前記第1端末から送信される第1コンテンツデータの受信に要する帯域と、前記第2端末から送信される第2コンテンツデータの受信に要する帯域とに基づいて、前記第1コンテンツデータ、及び前記第2コンテンツデータのうち、受信するコンテンツデータを決定する決定処理と、
    前記通信ネットワークの可用帯域を示す情報を、前記第1コンテンツデータの受信に要する第1帯域を示す情報と、前記第2コンテンツデータの受信に要する第2帯域を示す情報と、前記第1帯域と前記第2帯域との合計を示す情報とに対応付けて表示する制御を行う表示制御処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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