JP6634793B2 - シート製造装置 - Google Patents

シート製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6634793B2
JP6634793B2 JP2015231420A JP2015231420A JP6634793B2 JP 6634793 B2 JP6634793 B2 JP 6634793B2 JP 2015231420 A JP2015231420 A JP 2015231420A JP 2015231420 A JP2015231420 A JP 2015231420A JP 6634793 B2 JP6634793 B2 JP 6634793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
unit
web
seal
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015231420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017094651A (ja
Inventor
尚孝 樋口
尚孝 樋口
恵生 藤田
恵生 藤田
一真 宮澤
一真 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2015231420A priority Critical patent/JP6634793B2/ja
Priority to PCT/JP2016/084267 priority patent/WO2017090527A1/ja
Priority to CN201680068291.5A priority patent/CN108291349B/zh
Priority to US15/779,299 priority patent/US20180347086A1/en
Publication of JP2017094651A publication Critical patent/JP2017094651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6634793B2 publication Critical patent/JP6634793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

本発明は、シート製造装置に関する。
従来、ハウジング部に覆われたドラム部を通過した材料が吸引部による吸引力によってメッシュベルト上に堆積されるように構成されたシート製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−120999号公報
しかしながら、上記装置では、吸引部とメッシュベルトとのシール性が確保されていないと、ハウジング部内を均一に吸引することができず、シートの品質を低下させてしまう、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかるシート製造装置は、複数の開口を有するドラム部と、前記開口を通過した繊維を含む材料がウエブとして堆積する堆積面を有し、当該堆積したウエブを搬送するメッシュ体と、前記開口を通過した材料を前記メッシュ体上に吸引する吸引部であって、前記メッシュ体の堆積面の裏面側に、吸引領域を画定するための第1ハウジング部を有する吸引部と、前記第1ハウジング部の外方に配置された前記メッシュ体の裏面に当接する第1ローラーと、前記第1ハウジング部に設けられ、前記第1ローラーの外周面に接する第1シール部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、第1ローラーと第1ハウジング部とメッシュ体とで囲まれた空間が、第1シール部と第1ローラーとによりほぼ密閉(シール)される。これにより、第1ローラーと第1ハウジング部との間からの吸気が抑えられ、ドラム部の開口を通過した材料を安定して吸引することが可能となる。延いては、より均一性の高いシートを製造することができる。
[適用例2]上記適用例にかかるシート製造装置の前記第1シール部は、少なくとも一部が前記メッシュ体の裏面に接することなく離れていることを特徴とする。
この構成によれば、メッシュ体と第1シール部とが離間する領域では、メッシュ体と第1シール部との間に材料が付着して詰まることが無いため、メッシュ体への負荷を抑えることができる。
[適用例3]上記適用例にかかるシート製造装置の前記第1シール部は、前記吸引領域の外側において、前記メッシュ体の裏面に接するとともに、前記第1ローラーの端面に接していることを特徴とする。
この構成によれば、メッシュ体への負荷を抑えるとともに、第1ハウジング部とメッシュ体との間からの吸気をより確実に抑えることができる。
[適用例4]上記適用例にかかるシート製造装置の前記第1シール部は、前記吸引領域を前記ウエブの搬送方向に延長した領域の外側において、前記メッシュ体の裏面に接するとともに、前記第1ローラーの外周面に接していることを特徴とする。
この構成によれば、メッシュ体への負荷を抑えるとともに、第1ハウジング部とメッシュ体との間からの吸気をより確実に抑えることができる。
[適用例5]上記適用例にかかるシート製造装置では、前記第1ローラーよりもウエブの搬送方向上流側であって、前記第1ハウジング部の外方に配置され前記メッシュ体に当接する第2ローラーと、前記第1ハウジング部に設けられ、前記第2ローラーの外周面に接する第2シール部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ウエブの搬送方向上流側においても、第2ローラーと第1ハウジング部とメッシュ体とで囲まれた空間が、第2シール部と第2ローラーとでほぼ密閉(シール)される。これにより、第2ローラーと第1ハウジング部との間からの吸気が抑えられ、ドラム部の開口と通過した材料を安定して吸引することが可能となる。延いては、より均一性の高いシートを製造することができる。
[適用例6]上記適用例にかかるシート製造装置では、前記ドラム部を覆う第2ハウジング部を備えることを特徴とする。
この構成によれば、第2ハウジング部内に配置されたドラム部の開口を通過した材料をより安定してメッシュ体の堆積面に堆積させることができる。
[適用例7]上記適用例にかかるシート製造装置では、前記メッシュ体により搬送されるウエブに当接する第3ローラーと、前記ドラム部を覆う第2ハウジング部に設けられ、前記第3ローラーの外周面に接する第3シール部と、を有し、前記第1ローラーと前記第3ローラーとは、前記メッシュ体を挟んで対向する位置に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、第1ローラーと第3ローラーとがメッシュ体を挟んで対向するため、メッシュ体が第1ローラーから離れることがなく、より確実にシールすることができる。
[適用例8]上記適用例にかかるシート製造装置は、前記ドラム部を覆う第2ハウジング部を有し、前記第2ハウジング部は、前記ドラム部の回転軸方向に対向する第1側壁と第2側壁と、前記第1側壁に設けられ前記メッシュ体の堆積面に接する第4シール部と、前記第2側壁に設けられ前記メッシュ体の堆積面に接する第5シール部と、を有し、前記第4シール部と前記第5シール部は、少なくとも一部が、前記第1シール部と前記メッシュ体を挟んで対向していることを特徴とする。
この構成によれば、第4及び第5シール部の一部が第1シール部と対向して配置されるため、第2ハウジング部における第1側壁及び第2側壁とメッシュ体とのシール性を確保することができる。
第1実施形態にかかるシート製造装置の構成を示す概略図。 第1実施形態にかかる堆積部の吸引部周辺の構成を示す概略断面図。 第1実施形態にかかる堆積部の吸引部周辺の構成を示す平面図。 第1実施形態にかかる堆積部の吸引部周辺の構成を示す一部斜視図。 第1実施形態にかかる堆積部周辺の構成を示す一部斜視図。 第2実施形態にかかる第1シール部の構成を示す一部斜視図。 第3実施形態にかかる調湿部の吸引部周辺の構成を示す概略図。 第4実施形態にかかる選別部の吸引部周辺の構成を示す概略図。 変形例にかかる第1シール部の構成を示す一部斜視図。
以下、本発明の第1から第4実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
(第1実施形態)
まず、本実施形態にかかるシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかるシート製造装置100の構成を示す概略図である。
図1に示すように、シート製造装置100は、供給部10と、製造部102と、制御部104と、を備える。製造部102は、シートを製造する。製造部102は、粗砕部12と、解繊部20と、選別部40と、第1ウエブ形成部45と、回転体49と、混合部50と、堆積部60と、第2ウエブ形成部70と、シート形成部80と、切断部90と、を有している。
供給部10は、粗砕部12に原料を供給する。供給部10は、例えば、粗砕部12に原料を連続的に投入するための自動投入部である。供給部10によって供給される原料は、例えば、古紙やパルプシートなどの繊維を含むものである。
粗砕部12は、供給部10によって供給された原料を、空気中で裁断して細片にする。細片の形状や大きさは、例えば、数cm角の細片である。図示の例では、粗砕部12は、粗砕刃14を有し、粗砕刃14によって、投入された原料を裁断することができる。粗砕部12としては、例えば、シュレッダーを用いる。粗砕部12によって裁断された原料は、ホッパー1で受けてから管2を介して、解繊部20に移送(搬送)される。
解繊部20は、粗砕部12によって裁断された原料を解繊する。ここで、「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる原料(被解繊物)を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部20は、原料に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止剤等の物質を、繊維から分離させる機能をも有する。
解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂(複数の繊維同士を結着させるための樹脂)粒や、インク、トナーなどの色剤や、にじみ防止材、紙力増強剤等の添加剤を含んでいる場合もある。解きほぐされた解繊物の形状は、ひも(string)状や平ひも(ribbon)状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と絡み合っていない状態(独立した状態)で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物と絡み合って塊状となった状態(いわゆる「ダマ」を形成している状態)で存在してもよい。
解繊部20は、乾式で解繊を行う。ここで、液体中ではなく、大気中(空気中)等の気中において、解繊等の処理を行うことを乾式と称する。解繊部20として、本実施形態ではインペラーミルを用いる。解繊部20は、原料を吸引し、解繊物を排出するような気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部20は、自ら発生する気流によって、導入口22から原料を気流と共に吸引し、解繊処理して、解繊物を排出口24へと搬送することができる。解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、選別部40に移送される。なお、解繊部20から選別部40に解繊物を搬送させるための気流は、解繊部20が発生させる気流を利用してもよいし、ブロアー等の気流発生装置を設け、その気流を利用してもよい。
選別部40は、解繊部20により解繊された解繊物を導入口42から導入し、繊維の長さによって選別する。選別部40としては、例えば、ドラム部(篩)41を用いる。選別部40のドラム部41は、網(フィルター、スクリーン)を有し、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの、第1選別物)と、網の目開きの大きさより大きい繊維や未解繊片やダマ(網を通過しないもの、第2選別物)と、を分けることができる。例えば、第1選別物は、管7を介して、混合部50に移送される。第2選別物は、排出口44から管8を介して、解繊部20に戻される。具体的には、選別部40のドラム部41は、円筒であり、モーターによって回転駆動される。選別部40の網としては、例えば、金網、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタル、金属板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いる。
第1ウエブ形成部45は、選別部40を通過した第1選別物を、混合部50に搬送する。第1ウエブ形成部45は、メッシュベルト46と、張架ローラー47と、吸引部(サクション機構)48と、を含む。
吸引部48は、選別部40の開口(網の開口)を通過して空気中に分散された第1選別物をメッシュベルト46上に吸引することができる。第1選別物は、移動するメッシュベルト46上に堆積し、ウエブVを形成する。メッシュベルト46、張架ローラー47および吸引部48の基本的な構成は、後述する第2ウエブ形成部70のメッシュ体としてのメッシュベルト72、張架ローラー74および吸引部(サクション機構)76と同様である。
ウエブVは、選別部40および第1ウエブ形成部45を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態に形成される。メッシュベルト46に堆積されたウエブVは、管7へ投入され、混合部50へと搬送される。
回転体49は、ウエブVが混合部50に搬送される前に、ウエブVを切断することができる。図示の例では、回転体49は、基部49aと、基部49aから突出している突部49bを有している。突部49bは、例えば、板状の形状を有している。図示の例では、突部49bは4つ設けられ、4つの突部49bが等間隔に設けられている。基部49aが方向Rに回転することにより、突部49bは、基部49aを軸として回転することができる。回転体49によってウエブVを切断することにより、例えば、堆積部60に供給される単位時間当たりの解繊物の量の変動を小さくすることができる。
回転体49は、第1ウエブ形成部45の近傍に設けられている。図示の例では、回転体49は、ウエブVの経路において下流側に位置する張架ローラー47aの近傍に(張架ローラー47aの横に)設けられている。回転体49は、突部49bがウエブVと接触可能な位置であって、ウエブVが堆積されるメッシュベルト46と接触しない位置に設けられている。これにより、メッシュベルト46が突部49bによって磨耗する(破損する)ことを抑制することができる。突部49bとメッシュベルト46との間の最短距離は、例えば、0.05mm以上0.5mm以下である。これは、メッシュベルト46が損傷を受けずにウエブVを切断することが可能な距離である。
混合部50は、選別部40を通過した第1選別物(第1ウエブ形成部45により搬送された第1選別物)と、樹脂を含む添加物と、を混合する。混合部50は、添加物を供給する添加物供給部52と、第1選別物と添加物とを搬送する管54と、ブロアー56と、を有している。図示の例では、添加物は、添加物供給部52からホッパー9を介して管54に供給される。管54は、管7と連続している。
混合部50では、ブロアー56によって気流を発生させ、管54中において、第1選別物と添加物とを混合させながら、搬送することができる。なお、第1選別物と添加物とを混合させる機構は、特に限定されず、高速回転する羽根により攪拌するものであってもよいし、V型ミキサーのように容器の回転を利用するものであってもよい。
添加物供給部52としては、図1に示すようなスクリューフィーダーや、図示せぬディスクフィーダーなどを用いる。添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を結着させるための樹脂を含む。樹脂が供給された時点では、複数の繊維は結着されていない。樹脂は、シート形成部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
添加物供給部52から供給される樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、などである。これらの樹脂は、単独または適宜混合して用いてもよい。添加物供給部52から供給される添加物は、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。
なお、添加物供給部52から供給される添加物には、繊維を結着させる樹脂の他、製造されるシートの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集や樹脂の凝集を抑制するための凝集抑制剤、繊維等を燃えにくくするための難燃剤が含まれていてもよい。混合部50を通過した混合物(第1選別物と添加物との混合物)は、管54を介して、堆積部60に移送される。
堆積部60は、混合部50を通過した混合物を導入口62から導入し、絡み合った解繊物(繊維)をほぐして、空気中で分散させながら降らせる。さらに、堆積部60は、添加物供給部52から供給される添加物の樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす。これにより、堆積部60は、第2ウエブ形成部70に、混合物を均一性よく堆積させることができる。
堆積部60としては、回転する円筒のドラム部(篩)61を用いる。堆積部60のドラム部61は、網(開口)を有し、混合部50を通過した混合物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの)を降らせる。堆積部60の構成は、例えば、選別部40の構成と同じである。
なお、堆積部60の「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。すなわち、堆積部60として用いられる「篩」とは、網を備えたもの、という意味であり、堆積部60は、堆積部60に導入された混合物の全てを降らしてもよい。
第2ウエブ形成部70は、堆積部60を通過した通過物を堆積して、ウエブWを形成する。第2ウエブ形成部70は、例えば、メッシュベルト72と、張架ローラー74と、吸引部(サクション機構)76と、を有している。
メッシュベルト72は、移動しながら、堆積部60の開口(網の開口)を通過した通過物を堆積する。メッシュベルト72は、張架ローラー74によって張架され、通過物を通しにくく空気を通す構成となっている。メッシュベルト72は、張架ローラー74が自転することによって移動する。メッシュベルト72が連続的に移動しながら、堆積部60を通過した通過物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト72上にウエブWが形成される。メッシュベルト72は、例えば、金属製、樹脂製、布製、あるいは不織布等である。
吸引部(サクション機構)76は、メッシュベルト72の下方(堆積部60側とは反対側)に設けられている。吸引部(サクション機構)76は、下方に向く気流(堆積部60からメッシュベルト72に向く気流)を発生させることができる。吸引部(サクション機構)76によって、堆積部60により空気中に分散された混合物をメッシュベルト72上に吸引することができる。これにより、堆積部60からの排出速度を大きくすることができる。さらに、吸引部(サクション機構)76によって、混合物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物や添加物が絡み合うことを防ぐことができる。
以上のように、堆積部60および第2ウエブ形成部70(ウエブ形成工程)を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウエブWが形成される。メッシュベルト72に堆積されたウエブWは、シート形成部80へと搬送される。
なお、図示の例では、ウエブWを調湿する調湿部78が設けられている。調湿部78は、ウエブWに対して水や水蒸気を添加して、ウエブWと水との量比を調節することができる。
シート形成部80は、メッシュベルト72に堆積したウエブWを加圧加熱してシートSを成形する。シート形成部80では、ウエブWにおいて混ぜ合された解繊物および添加物の混合物に、熱を加えることにより、混合物中の複数の繊維を、互いに添加物(樹脂)を介して結着することができる。
シート形成部80は、ウエブWを加圧する加圧部82と、加圧部82により加圧されたウエブWを加熱する加熱部84と、を備えている。加圧部82は、一対のカレンダーローラー85で構成され、ウエブWに対して圧力を加える。ウエブWは、加圧されることによりその厚さが小さくなり、ウエブWの密度が高められる。加熱部84としては、例えば、加熱ローラー(ヒーターローラー)、熱プレス成形機、ホットプレート、温風ブロワー、赤外線加熱器、フラッシュ定着器を用いる。図示の例では、加熱部84は、一対の加熱ローラー86を備えている。加熱部84を加熱ローラー86として構成することにより、加熱部84を板状のプレス装置(平板プレス装置)として構成する場合に比べて、ウエブWを連続的に搬送しながらシートSを成形することができる。ここで、カレンダーローラー85(加圧部82)は、加熱ローラー86(加熱部84)によってウエブWに印加される圧力よりも高い圧力をウエブWに印加することができる。なお、カレンダーローラー85や加熱ローラー86の数は、特に限定されない。
切断部90は、シート形成部80によって成形されたシートSを切断する。図示の例では、切断部90は、シートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する第1切断部92と、搬送方向に平行な方向にシートSを切断する第2切断部94と、を有している。第2切断部94は、例えば、第1切断部92を通過したシートSを切断する。
以上により、所定のサイズの単票のシートSが成形される。切断された単票のシートSは、排出部96へと排出される。
次に、吸引部のシール構成について説明する。具体的には、堆積部60に対応する吸引部76の構成について説明する。図2Aは堆積部の吸引部周辺の構成を示す概略断面図であり、図2Bは堆積部の吸引部周辺の構成を示す平面図であり、図2Cは堆積部の吸引部周辺の構成を示す一部斜視図である。また、図3は堆積部周辺の構成を示す一部斜視図である。なお、図2Aでは、調湿部を省略した構成で示している。
図2A及び図2Bに示すように、吸引部76は、材料をウエブWとして堆積するメッシュベルト72の堆積面72aの裏面72b側に、吸引領域Asを画定するための第1ハウジング部760を有している。そして、第1ハウジング部760の外方に配置され、メッシュベルト72の裏面72bに当接する第1ローラー650と、第1ハウジング部760に設けられ、第1ローラー650の外周面に接する第1シール部610と、を備えている。
第1ハウジング部760は、壁面を有する枠体であり、内側に空間部を有している。そして、第1ハウジング部760の上方には、壁面がなく、メッシュベルト72の裏面72bに対向する開放口761が設けられている。なお、開放口761が設けられている領域が吸引領域Asに相当する。本実施形態では、吸引領域As(開放口761)の幅(ウエブWの幅方向に対応する長さ寸法L2)は、ウエブWの幅Wbと同等である。
第1ローラー650は、メッシュベルト72の裏面72bに接するように、回転中心軸の位置が固定されて配置されている。また、第1ローラー650は、ウエブWの搬送方向に交差する方向(ウエブWの幅方向)に沿って回転中心軸を有している。また、第1ローラー650は、ウエブWの幅方向における寸法Wb(図3参照)より大きい長さ寸法L1を有している。
第1ローラー650は、メッシュベルト72の移動に伴って回転中心軸回りに回転(図2Aにおいて時計回り方向)する従動ローラーである。
本実施形態の第1シール部610は、第1シール部材610aと第2シール部材610bとで構成されている。第1シール部材610a及び第2シール部材610bは、例えば、パイルシールであり、ベース部FLと、ベース部FLの一方面側に密に植えつけられた複数の繊維Hとで構成されたものである。
第1シール部材610aは、第1シール部材610aのベース部FLの他方面が第1ハウジング部760のウエブWの搬送方向下流側の側壁760aの外側面に接合され、第1シール部材610aの繊維Hの先端部が第1ローラー650の外周面Fに接するように構成されている。
ここで、第1シール部610の第1シール部材610aは、少なくとも一部がメッシュベルト72の裏面72bに接することなく離れて配置されている。本実施形態では、図2Aに示すように、第1シール部材610aの頂部面の全面とメッシュベルト72の裏面72bとの間に空間を有するように第1シール部材610aが配置されている。すなわち、図2Bに示すように、吸引領域Asの幅(ウエブWの幅方向に対応する長さ寸法L2)に対応する第1シール部材610aの領域では、メッシュベルト72の裏面72bに接することなく離れて配置されている。これにより、第1ハウジング部760と第1ローラー650との間がほぼシールされるとともに、メッシュベルト72に対する負荷を低減することができる。なお、第1シール部材610aとメッシュベルト72の裏面72bとの離間寸法は、第1シール部610の形態及び第1ローラー650の形態等により適宜に設定することができる。
また、第1シール部610の第2シール部材610bは、吸引領域Asの外側において、メッシュベルト72の裏面72bに接するとともに、第1ローラー650の端面650aに接している。本実施形態では、図2B及び図2Cに示すように、第2シール部材610bは、その繊維Hの先端部が第1ローラー650の端面650aの一部に接するように配置されている。さらに、第2シール部材610bは、その繊維Hの先端部が第1シール部材610aの端面に接するように配置されている。これにより、第1ローラー650の両端面650a周辺とメッシュベルト72との間がほぼシールされる。そして、第2シール部材610bにより、第1ローラー650と第1ハウジング部760とメッシュベルト72とで囲まれた空間のうち、第1ローラー650の両端面650a周辺のシール性を確保することができる。
以上、上記の構成により、第1ローラー650と第1ハウジング部760とメッシュベルト72とで囲まれた空間が、第1ハウジング部760に接合され第1ローラー650に接する第1シール部材610aと、第1シール部材610aに接するとともに第1ローラー650の端面650aに接する第2シール部材610bと、によりほぼ密閉(シール)される。また、第1シール部材610aは、メッシュベルト72の裏面72bに接していないため、第1シール部材610aとメッシュベルト72とが離間する領域では、材料が付着して詰まることが無く、メッシュベルト72への負荷が低減される。
また、第1ローラー650よりもウエブWの搬送方向上流側であって、第1ハウジング部760の外方にはメッシュベルト72の裏面72bに当接する第2ローラー651が配置されている。そして、第1ハウジング部760に設けられ、第2ローラー651の外周面Fに接する第2シール部620が配置されている。
第2ローラー651は、メッシュベルト72の裏面72bに接するように、回転中心軸の位置が固定されて配置されている。また、第2ローラー651は、ウエブWの搬送方向に交差する方向(ウエブWの幅方向)に沿って回転中心軸を有している。また、第2ローラー651は、ウエブWの幅方向における寸法Wb(図3参照)より大きい長さ寸法L1(第1ローラー650と同様の寸法)を有している。
第2ローラー651は、メッシュベルト72の移動に伴って回転中心軸回りに回転(図2Aにおいて時計回り方向)する従動ローラーである。
第2シール部620は、第1シール部材620aと第2シール部材620bとで構成されている。第1シール部材620a及び第2シール部材620bは、例えば、パイルシールであり、上記同様の構成である。
第1シール部材620aは、第1シール部材620aのベース部FLの他方面が第1ハウジング部760の側壁760aに対向する(ウエブWの搬送方向上流側の)側壁760bの外側面に接合され、第1シール部材620aの繊維Hの先端部が第2ローラー651の外周面Fに接するように構成されている。
そして、第2シール部620の第1シール部材620aは、上記同様に、メッシュベルト72の裏面72bに接することなく離れて配置されている。本実施形態では、図2Aに示すように、第1シール部材620aの頂部面の全面とメッシュベルト72の裏面72bとの間に空間を有するように第1シール部材620aが配置されている。これにより、第1ハウジング部760と第2ローラー651との間がほぼシールされる。そして、第2シール部材620bにより、第2ローラー651と第1ハウジング部760とメッシュベルト72とで囲まれた空間のうち、第2ローラー651の両端面651a周辺のシール性を確保することができる。
また、第2シール部620の第2シール部材620bは、吸引領域Asの外側において、メッシュベルト72の裏面72bに接するとともに、第2ローラー651の端面651aに接している。本実施形態では、第2シール部材620bは、その繊維Hの先端部が第2ローラー651の端面651aの一部に接するように配置されている。さらに、第2シール部材620bは、その繊維Hの先端部が第1シール部材620aの端面に接するように配置されている。これにより、第2ローラー651の両端面651a周辺とメッシュベルト72との間がほぼシールされる。
以上、上記の構成により、第2ローラー651と第1ハウジング部760とメッシュベルト72とで囲まれた空間が、第1ハウジング部760に接合され第2ローラー651に接する第1シール部材620aと、第1シール部材620aに接するとともに第2ローラー651の端面651aに接する第2シール部材620bと、によりほぼ密閉(シール)される。また、第1シール部材620aは、メッシュベルト72の裏面72bに接していないため、第1シール部材620aとメッシュベルト72とが離間する領域では、材料が付着して詰まることが無く、メッシュベルト72への負荷が低減される。
また、図2Aに示すように、メッシュベルト72の堆積面72a側には堆積部60が配置されている。堆積部60は、複数の開口を有するドラム部61(篩)と、ドラム部61を覆う第2ハウジング部600等を備えている。
ドラム部61は、回転可能な円筒部を有し、当該円筒部に少なくとも繊維を含む材料が空気中で通過する複数の開口が形成されている。複数の開口は、それぞれ同じ大きさ(面積)で、等間隔に配置されている。これにより、開口を通過する際に、絡みあった繊維はほぐされ、開口を通過した材料は均一な厚み、密度でメッシュベルト72上(堆積面72a)に堆積する。なお、開口の大きさ等は通過させる材料の大きさ、種類等により適宜設定可能である。また、開口はパンチングメタルに限定されず、金網材であってもよい。
第2ハウジング部600は、枠体601を有し、内側に空間部を有している。ドラム部61は、枠体601内に配置されることで第2ハウジング部600に覆われる(囲われる)。また、第2ハウジング部600の下方は、壁面がなく、開放口602が設けられている。そして、開放口602は、第1ハウジング部760の開放口761に対向して配置されている。これにより、第2ハウジング部600内をほぼ均一に吸引することが可能となり、第2ハウジング部600内に配置されたドラム部61の開口を通過した材料をより安定してメッシュ体上に堆積させることができる。
また、メッシュベルト72により搬送されるウエブWに当接する第3ローラー652と、ドラム部61を覆う第2ハウジング部600に設けられ、第3ローラー652の外周面Fに接する第3シール部630と、が配置されている。
第3ローラー652は、第2ハウジング部600のウエブWの搬送方向の下流側に設けられている。第3シール部630は、第2ハウジング部600のウエブWの搬送方向の下流側の側壁600aに設けられ、第3ローラー652の外周面Fに接している。側壁600aは、外側面と内側面と端面(メッシュベルト72に対向する面)とを含む。なお、本実施形態の第3シール部630は、側壁600aの外側面に設けられている。
第3ローラー652は、図3に示すように、ウエブWの搬送方向に交差する方向(ウエブWの幅方向)に沿って回転中心軸を有している。また、第3ローラー652は、第2ハウジング部600の枠体601の幅寸法(ウエブWの幅方向における長さ)より大きい長さを有している。すなわち、第3ローラー652の回転軸方向における長さは、ウエブWの幅方向の寸法Wbより大きいとともに、第1ローラー650の回転軸方向における長さL1と同等である。
第3ローラー652は、第3ローラー652を駆動するモーター等の駆動部(図示せず)に連結されている。そして、駆動部を駆動させることにより第3ローラー652を回転中心軸回りに回転(図2Aにおいて反時計回り方向)させることができる。第3ローラー652の駆動速度(周速度)は、メッシュベルト72によるウエブWの搬送速度(移動速度)よりも速くなるように設定される。すなわち、第3ローラー652は、その周速度が、メッシュベルト72によるウエブWの搬送速度(移動速度)よりも速くなるように設定される。これにより、ウエブWを搬送方向に引き込みやすくなり、第2ハウジング部600内でのウエブWの滞留やウエブWの跳ね上がり等の発生を低減し、ウエブWを安定して搬送することができる。なお、第3ローラー652は、その回転中心軸が、第3ローラー652に対して搬送方向上流側に堆積されるウエブWの頂部高さ(厚さ)よりも高い位置に位置するよう設けられている。第3ローラー652の搬送方向の上流側に堆積されたウエブWの高さよりも第3ローラー652の回転軸が低い位置に位置する場合、堆積されたウエブWの上方部分を搬送しにくくなり、第2ハウジング部600内においてウエブWを滞留させやすくしてしまうからである。
また、第3ローラー652は、上下方向(メッシュベルト72の堆積面72aに交差する方向またはウエブWの厚さ方向)に移動可能であり、付勢部材(図示せず)により下方向(メッシュベルト72側)に付勢されている。
また、第3ローラー652と第1ローラー650とは、メッシュベルト72を挟んで対向して配置されている。なお、第1ローラー650は、メッシュベルト72の裏面72bに接するように、その回転中心軸の位置が固定されて配置されている。これにより、第3ローラー652は重力方向に荷重がかかっても、ウエブW及びメッシュベルト72を介して第1ローラー650に支持される。また、メッシュベルト72の位置は第1ローラー650によって規制される。従って、メッシュベルト72は、第3ローラー652による押し圧や重力によって下方向に落ち込むことなく、メッシュベルト72の堆積面72aはほぼ水平方向に姿勢が保持される。
また、第3ローラー652よりもウエブWの搬送方向上流側には第4ローラー653が配置されている。そして、第2ハウジング部600の側壁600aに対向する(ウエブWの搬送方向上流側の)側壁600bには、第4ローラー653に接する第6シール部640が設けられている。本実施形態の第6シール部640は、側壁600bの外側面に設けられている。そして、第6シール部640と第4ローラー653とが当接している。
第4ローラー653は、図3に示すように、ウエブWの搬送方向に交差する方向(ウエブWの幅方向)に沿って回転中心軸を有している。また、第4ローラー653は、第2ハウジング部600の枠体601の幅寸法(ウエブWの幅方向における長さ)より大きい長さを有している。すなわち、第3ローラー652の回転軸方向における長さは、ウエブWの幅方向の寸法Wbより大きいとともに、第2ローラー651の回転軸方向における長さL1と同等である。
また、第4ローラー653は、第4ローラー653を駆動するモーター等の駆動部(図示せず)に連結されている。そして、駆動部を駆動させることにより第4ローラー653を回転中心軸回りに回転(図2Bにおいて反時計回り方向)させることができる。なお、第4ローラー653の駆動速度(周速度)は、メッシュベルト72によるウエブWの搬送速度(移動速度)と同等の速さに設定されている。そして、第4ローラー653は、メッシュベルト72の堆積面72aと接するように配置されている。
また、第4ローラー653と第2ローラー651とは、メッシュベルト72を挟んで対向して配置されている。なお、第2ローラー651は、メッシュベルト72の裏面72bに接するようにその回転中心軸の位置が固定されて配置されている。これにより、第4ローラー653は重力方向に荷重がかかっても、ウエブW及びメッシュベルト72を介して第2ローラー651に支持される。また、メッシュベルト72の位置は第2ローラー651によって規制される。従って、メッシュベルト72は、第4ローラー653による押し圧や重力によって下方向に落ち込むことなく、堆積面72aはほぼ水平方向に姿勢が保持される。
また、ドラム部61を覆う第2ハウジング部600は、図3に示すように、ドラム部61の回転軸方向に対向する第1側壁600cと第2側壁600dとを有している。そして、第1側壁600cには、メッシュベルト72の堆積面72aに接する第4シール部680が設けられている。また、第2側壁600dには、メッシュベルト72の堆積面72aに接する第5シール部690が設けられている。第4及び第5シール部680,690はパイルシールであり、その構成は上記構成と同様である。
そして、第4シール部680と第5シール部690は、少なくとも一部が、第1シール部610とメッシュベルト72を挟んで対向している。具体的には、第4シール部680の一方の端部P(図3参照)と第1シール部610の一方の第2シール部材610b(図2B参照)とが対向して配置されている。また、第5シール部690の一方の端部Pと第1シール部610の他方の第2シール部材610bとが対向して配置されている。さらに、第4シール部680の他方の端部P’(図3参照)と第2シール部620の一方の第2シール部材620b(図2B参照)とが対向して配置されている。また、第5シール部690の他方の端部P’と第2シール部620の他方の第2シール部材620bとが対向して配置されている。これにより、第2ハウジング部600における第1側壁600c及び第2側壁600dとメッシュベルト72とのシール性を確保することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
第1ローラー650及び第2ローラー651と第1ハウジング部760とメッシュベルト72とで囲まれた空間が、第1シール部610と第1ローラー650及び第2シール部620と第2ローラー651によりほぼ密閉(シール)される。これにより、第2ハウジング部600からの吸気を除く不要な吸気が抑えられ、ドラム部61の開口を通過した材料を安定して吸引することが可能となる。延いては、より均一性の高いシートSを製造することができる。
また、第1シール部610の第1シール部材610aはメッシュベルト72の裏面72bに接することなく離れているため、材料の詰まり等の不具合が低減され、メッシュベルト72に対する負荷を抑えることができる。なお、第2シール部620の第1シール部材620aも同様の効果を得ることができる。
また、第1シール部610の第2シール部材610bは、メッシュベルト72の裏面72bに接するとともに、第1ローラー650の端面650aに接しているため、第1ローラー650と第1ハウジング部760とメッシュベルト72とで囲まれた空間のうち、第1ローラー650の端面650a周辺からの吸気をより確実に抑えることができる。なお、第2シール部620の第2シール部材620bも同様の効果を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、シート製造装置の基本的な構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略し、異なる構成、すなわち、第1シール部の構成について説明する。図4は本実施形態にかかる堆積部の吸引部周辺の構成を示す一部斜視図である。
図4に示すように、本実施形態の第1シール部660は、吸引領域AsをウエブWの搬送方向に延長した領域の外側において、メッシュベルト72の裏面72bに接するとともに、第1ローラー650の外周面Fに接している。
具体的には、第1シール部660は、第1シール部材660aと第2シール部材660bとで構成されている。第1シール部材660a及び第2シール部材660bは、例えば、パイルシールであり、上記同様の構成である。
第1シール部材660aは、第1シール部材660aのベース部FLの他方面が第1ハウジング部760の側壁760aの外側面に接合され、第1シール部材660aの繊維Hの先端部が第1ローラー650の外周面Fに接するように構成されている。そして、第1シール部材660aの頂部面の全面とメッシュベルト72の裏面72bとの間に空間を有するように第1シール部材660aが配置されている。すなわち、吸引領域Asの幅(ウエブWの幅方向に対応する長さ寸法L2)に対応する第1シール部材660aの領域では、メッシュベルト72の裏面72bに接することなく離れて配置されている。これにより、第1ハウジング部760と第1ローラー650との間がほぼシールされる。
また、第1シール部660の第2シール部材660bは、吸引領域AsをウエブWの搬送方向に延長した領域の外側において、メッシュベルト72の裏面72bに接するとともに、第1ローラー650の両端部の外周面Fに接している。本実施形態では、第2シール部材660bの繊維Hの先端部が第1ローラー650の外周面Fに接するように配置されている。さらに、第2シール部材660bは、第1シール部材660aの両端面に接するように配置されている。そして、第2シール部材660bにより、第1ローラー650と第1ハウジング部760とメッシュベルト72とで囲まれた空間のうち、第1ローラー650の両端部周辺のシール性を確保することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
第1ローラー650と第1ハウジング部760とメッシュベルト72とで囲まれた空間が、第1ハウジング部760に接合され第1ローラー650に接する第1シール部材660aと、第1シール部材660aに接するとともに第1ローラー650の外周面Fの両端部に接する第2シール部材660bと、によりほぼ密閉(シール)される。また、第1シール部材660aは、メッシュベルト72の裏面72bに接していないため、第1シール部材660aとメッシュベルト72とが離間する領域では、材料が付着して詰まることが無く、メッシュベルト72への負荷が低減される。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第1及び第2実施形態では、第1シール部等を堆積部に対応する吸引部に適用した構成について説明したが、本実施形態では、第1シール部等を調湿部の吸引部に適用した構成例について説明する。図5は調湿部の吸引部周辺の構成を示す概略図である。なお、図5では堆積部を省略した構成で示している。
調湿部78は、堆積部60により堆積されたウエブWを加湿する。調湿部78は、第3ハウジング部177を有する吸引部としての第1気流発生部176と、生成器170と、第4ハウジング部172等を備えている。
生成器170は、メッシュベルト72の堆積面72a側に設けられている。図5では、生成器170は、メッシュベルト72に囲まれている領域の外側に設けられている。生成器170は、液滴または高湿度の気体を生成する。生成器170は、超音波によって液滴を発生させてもよい。生成器170は、例えば、周波数20kHz〜数MHzの超音波を溶液(水)に与えて、数nm〜数μmの微小な液滴を生成してもよい。生成器170は、水蒸気を発生させて高湿度の気体を生成してもよい。ここで、「高湿度の気体」とは、相対湿度70%以上100%以下の気体のことをいう。
第4ハウジング部172は、管171を介して生成器170に接続されている。第4ハウジング部172は、堆積面72a側に設けられている。第4ハウジング部172は、例えば、箱状の形状を有し、メッシュベルト72の堆積面72aに対向する開口を有している。第4ハウジング部172は、ウエブWを加湿するための加湿領域を画定する。調湿部78は、堆積面72aに堆積されたウエブWを加湿領域内で加湿することができる。
第1気流発生部176は、メッシュベルト72の裏面72b側に設けられている。図5では、第1気流発生部176は、メッシュベルト72に囲まれている領域の内側に設けられている。第1気流発生部176は、メッシュベルト72を挟んで第4ハウジング部172と対向して配置されている。第1気流発生部176は、ウエブWを厚み方向に通過する気流を発生させる。気流は、堆積面72aと交差する方向の気流であり、例えば、堆積面72aと直交する方向の気流である。調湿部78は、第1気流発生部176が発生させる気流により、液滴または高湿度の気体をウエブWに供給することができる。気流によって、例えば、液滴または高湿度の気体は、ウエブWを厚さ方向に通過する。調湿部78によってウエブWに供給させる液滴の質量は、例えば、ウエブWの単位体積当たりにおいて、ウエブWの質量の0.1%以上3%以下である。図示の例では、第1気流発生部176は、裏面72b側から、生成器170により生成された液滴または高湿度の気体を吸引する吸引装置(第1吸引装置)である。第1気流発生部176は、メッシュベルト72の下方に配置され裏面72bに対向する開口を有する第3ハウジング部177を備えている。そして、第3ハウジング部177の内部の空気を吸引する吸引ブロアーが接続されている。
そして、第3ハウジング部177の外方にはメッシュベルト72の裏面72bに当接する第1ローラー650が配置されている。また、第3ハウジング部177には、第1ローラー650の外周面Fに接する第1シール部610が設けられている。なお、第1ローラー650及び第1シール部610の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
また、第1ローラー650よりもウエブWの搬送方向上流側であって、第3ハウジング部177の外方にはメッシュベルト72の裏面72bに当接する第2ローラー651が配置されている。そして、第3ハウジング部177に設けられ、第2ローラー651の外周面Fに接する第2シール部620が配置されている。なお、第2ローラー651及び第2シール部620の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
また、メッシュベルト72により搬送されるウエブWに当接する第3ローラー652が設けられている。また、第4ハウジング部172のウエブWの搬送方向の下流側の側壁172aに設けられ、第3ローラー652の外周面Fに接する第3シール部630が配置されている。なお、第3ローラー652及び第3シール部630の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。また、第3ローラー652は、第1ローラー650に対して、メッシュベルト72を挟んで対向する位置に設けられている。第1ローラー650は、メッシュベルト72の裏面72bに接するように、回転中心軸の位置が固定されて配置されているため、第3ローラー652は重力方向に荷重がかかっても、ウエブW及びメッシュベルト72を介して第1ローラー650に支持される。また、メッシュベルト72の位置は第1ローラー650によって規制され、メッシュベルト72は、第3ローラー652による押し圧や重力によって下方向に落ち込むことなく、その堆積面72aはほぼ水平方向に姿勢が保持される。
また、第3ローラー652よりもウエブWの搬送方向上流側には第4ローラー653が配置されている。そして、第4ハウジング部172の側壁172aに対向する(ウエブWの搬送方向上流側の)側壁172bには、第4ローラー653に接する第6シール部640が設けられている。第6シール部640は、側壁172bの外側面に設けられている。そして、第6シール部640と第4ローラー653とが当接している。なお、第4ローラー653及び第6シール部640の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。また、第4ローラー653は、第2ローラー651に対して、メッシュベルト72を挟んで対向する位置に設けられている。第2ローラー651は、メッシュベルト72の裏面72bに接するように、回転中心軸の位置が固定されて配置されているため、第4ローラー653は重力方向に荷重がかかっても、ウエブW及びメッシュベルト72を介して第2ローラー651に支持される。また、メッシュベルト72の位置は第2ローラー651によって規制され、メッシュベルト72は、第4ローラー653による押し圧や重力によって下方向に落ち込むことなく、その堆積面72aはほぼ水平方向に姿勢が保持される。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
第1ローラー650及び第2ローラー651と第3ハウジング部177とメッシュベルト72とで囲まれた空間が、第1シール部610と第1ローラー650及び第2シール部620と第2ローラー651によりほぼ密閉(シール)される。これにより、第4ハウジング部172からの吸気を除く不要な吸気が抑えられ、ウエブWに対して安定した湿度調整を行うことができる。
また、第1シール部610の第1シール部材610aはメッシュベルト72の裏面72bに接することなく離れているため、材料の詰まり等の不具合が低減され、メッシュベルト72に対する負荷を抑えることができる。なお、第2シール部620の第1シール部材620aも同様の効果を得ることができる。また、第1シール部610に対する材料の付着が抑制され、メッシュベルト72への負荷が低減される。加えて、第1シール部610の第2シール部材610bにより、第1ローラー650と第3ハウジング部177とメッシュベルト72とで囲まれた空間のうち、第1ローラー650の両端部周辺のシール性を確保することができる。なお、第2シール部620の第2シール部材620bも同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。第1及び第2実施形態では、第1シール部等を堆積部に対応する吸引部に適用した構成について説明したが、本実施形態では、第1シール部等を選別部に対応する吸引部に適用した構成例について説明する。図6は選別部に対応する吸引部周辺の構成を示す概略図である。
図6に示すように、メッシュベルト46の裏面46b側には吸引部(サクション機構)48が設けられている。吸引部48は、メッシュベルト46の下方に配置され裏面46bに対向する開口481を有する第5ハウジング部480を備えている。また、メッシュベルト46を介して第5ハウジング部480と対向する位置に第6ハウジング部400が配置されている。第6ハウジング部400は、メッシュベルト46の堆積面46aに対向する開口404を有している。そして、第6ハウジング部400の内部にはドラム部41が配置されている。
そして、第5ハウジング部480の外方にはメッシュベルト46の裏面46bに当接する第1ローラー650が配置されている。また、第5ハウジング部480には、第1ローラー650の外周面Fに接する第1シール部610が設けられている。なお、第1ローラー650及び第1シール部610の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
また、第1ローラー650よりもウエブVの搬送方向上流側であって、第5ハウジング部480の外方にはメッシュベルト46の裏面46bに当接する第2ローラー651が配置されている。そして、第5ハウジング部480に設けられ、第2ローラー651の外周面Fに接する第2シール部620が配置されている。なお、第2ローラー651及び第2シール部620の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
また、メッシュベルト46により搬送されるウエブVに当接する第3ローラー652が設けられている。また、第6ハウジング部400のウエブVの搬送方向の下流側には、第3ローラー652の外周面Fに接する第3シール部630が配置されている。なお、第3ローラー652及び第3シール部630の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。また、第3ローラー652は、第1ローラー650に対して、メッシュベルト46を挟んで対向する位置に設けられている。第1ローラー650は、メッシュベルト46の裏面46bに接するように、回転中心軸の位置が固定されて配置されているため、第3ローラー652は重力方向に荷重がかかっても、ウエブV及びメッシュベルト46を介して第1ローラー650に支持される。また、メッシュベルト46の位置は第1ローラー650によって規制され、メッシュベルト46は、第3ローラー652による押し圧や重力によって下方向に落ち込むことなく、その堆積面46aはほぼ水平方向に姿勢が保持される。
また、第3ローラー652よりもウエブVの搬送方向上流側には第4ローラー653が配置されている。そして、第6ハウジング部400の側壁400aに対向する(ウエブWの搬送方向上流側の)側壁400bには、第4ローラー653に接する第6シール部640が設けられている。第6シール部640は、側壁400bの外側面に設けられている。そして、第6シール部640と第4ローラー653とが当接している。なお、第4ローラー653及び第6シール部640の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。また、第4ローラー653は、第2ローラー651に対して、メッシュベルト46を挟んで対向する位置に設けられている。第2ローラー651は、メッシュベルト46の裏面46bに接するように、回転中心軸の位置が固定されて配置されているため、第4ローラー653は重力方向に荷重がかかっても、メッシュベルト46を介して第2ローラー651に支持される。このため、メッシュベルト46の位置は第2ローラー651によって規制され、メッシュベルト46は、第4ローラー653による押し圧や重力によって下方向に落ち込むことなく、堆積面46aはほぼ水平方向に姿勢が保持される。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
第1ローラー650及び第2ローラー651と第5ハウジング部480とメッシュベルト46とで囲まれた空間が、第1シール部610と第1ローラー650及び第2シール部620と第2ローラー651によりほぼ密閉(シール)される。これにより、第6ハウジング部400からの吸気を除いた不要な吸気が抑えられ、ドラム部41の開口を通過した材料を安定して吸引することが可能となる。
また、第1シール部610の第1シール部材610aはメッシュベルト46の裏面46bに接することなく離れているため、材料の詰まり等の不具合が低減され、メッシュベルト46に対する負荷を抑えることができる。なお、第2シール部620の第1シール部材620aも同様の効果を得ることができる。また、第1シール部610に対する材料の付着が抑制され、メッシュベルト46への負荷が低減される。加えて第1シール部610の第2シール部材610bにより、第1ローラー650と第5ハウジング部480とメッシュベルト46とで囲まれた空間のうち、第1ローラー650の両端部周辺のシール性を確保することができる。なお、第2シール部620の第2シール部材620bも同様の効果を得ることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。変形例を組み合わせてもよい。
(変形例1)第1実施形態にかかる第1シール部610の第2シール部材610bは、ベース部FLと、ベース部FLの一方面側に密に植えつけられた複数の繊維Hとで構成したパイルシールを適用したが、この構成に限定されない。図7は、本変形例にかかる第1シール部の構成を示す一部斜視図である。図7に示すように、本変形例にかかる第1シール部670は、第1シール部材670aと第2シール部材670bとで構成されている。第1シール部材670aの構成は第1実施形態にかかる構成と同様である。第2シール部材670bは、受け部Gと、受け部Gに接合されたベース部FLと、ベース部FLの受け部Gに接合された面とは反対の面に密に植えつけられた複数の繊維Hとで構成されている。受け部Gは、POM(ポリアセタール)等のプラスチック部材である。そして、第2シール部材670bは、受け部Gが第1シール部材670aに接し、繊維Hが第1ローラー650の端面650aに接するように配置されている。本変形例によれば、第2シール部材670bに受け部Gを備えたことにより、繊維Hの長さが比較的短い汎用性の高いパイルシールを用いることができる。
(変形例2)第3及び第4実施形態では、第1実施形態にかかる第1シール部610を適用したが、これに限定されず、これに替えて、第2実施形態にかかる第1シール部660を適用してもよい。第2、第3、第6シール部620,630,640も同様にして第1シール部660の形態を適用してもよい。このようにしても、上記同様の効果を得ることができる。
(変形例3)第3及び第4実施形態において、第1実施形態にかかる第4及び第5シール部680,690を適用してもよい。このようにすれば、上記同様の効果を得ることができる。
41…ドラム部、46…メッシュベルト(メッシュ体)、46a…堆積面、46b…裏面、47…張架ローラー、61…ドラム部、72…メッシュベルト(メッシュ体)、72a…堆積面、72b…裏面、74…張架ローラー、76…吸引部(サクション機構)、78…調湿部、100…シート製造装置、172…第4ハウジング部、177…第3ハウジング部、400…第6ハウジング部、480…第5ハウジング部、600…第2ハウジング部、610…第1シール部、610a…第1シール部材、610b…第2シール部材、620…第2シール部、620a…第1シール部材、620b…第2シール部材、630…第3シール部、640…第6シール部、650…第1ローラー、650a…端面、651…第2ローラー、651a…端面、652…第3ローラー、653…第4ローラー、680…第4シール部、690…第5シール部、760…第1ハウジング部、F…外周面。

Claims (8)

  1. 複数の開口を有するドラム部と、
    前記開口を通過した繊維を含む材料がウエブとして堆積する堆積面を有し、当該堆積したウエブを搬送するメッシュ体と、
    前記開口を通過した材料を前記メッシュ体上に吸引する吸引部であって、前記メッシュ体の堆積面の裏面側に、吸引領域を画定するための第1ハウジング部を有する吸引部と、
    前記第1ハウジング部の外方に配置された前記メッシュ体の裏面に当接する第1ローラーと、
    前記第1ハウジング部に設けられ、前記第1ローラーの外周面に接する第1シール部と、
    を備えることを特徴とするシート製造装置。
  2. 請求項1に記載のシート製造装置において、
    前記第1シール部は、少なくとも一部が前記メッシュ体の裏面に接することなく離れていることを特徴とするシート製造装置。
  3. 請求項2に記載のシート製造装置において、
    前記第1シール部は、前記吸引領域の外側において、前記メッシュ体の裏面に接するとともに、前記第1ローラーの端面に接していることを特徴とするシート製造装置。
  4. 請求項2に記載のシート製造装置において、
    前記第1シール部は、前記吸引領域を前記ウエブの搬送方向に延長した領域の外側において、前記メッシュ体の裏面に接するとともに、前記第1ローラーの外周面に接していることを特徴とするシート製造装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシート製造装置において、
    前記第1ローラーよりもウエブの搬送方向上流側であって、前記第1ハウジング部の外方に配置され前記メッシュ体に当接する第2ローラーと、
    前記第1ハウジング部に設けられ、前記第2ローラーの外周面に接する第2シール部と、を備えることを特徴とするシート製造装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシート製造装置において、
    前記ドラム部を覆う第2ハウジング部を備えることを特徴とするシート製造装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシート製造装置において、
    前記メッシュ体により搬送されるウエブに当接する第3ローラーと、
    前記ドラム部を覆う第2ハウジング部に設けられ、前記第3ローラーの外周面に接する第3シール部と、を有し、
    前記第1ローラーと前記第3ローラーとは、前記メッシュ体を挟んで対向する位置に設けられていることを特徴とするシート製造装置。
  8. 請求項3または請求項4に記載のシート製造装置において、
    前記ドラム部を覆う第2ハウジング部を有し、
    前記第2ハウジング部は、
    前記ドラム部の回転軸方向に対向する第1側壁と第2側壁と、
    前記第1側壁に設けられ前記メッシュ体の堆積面に接する第4シール部と、
    前記第2側壁に設けられ前記メッシュ体の堆積面に接する第5シール部と、
    を有し、
    前記第4シール部と前記第5シール部は、少なくとも一部が、前記第1シール部と前記メッシュ体を挟んで対向していることを特徴とするシート製造装置。
JP2015231420A 2015-11-27 2015-11-27 シート製造装置 Active JP6634793B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231420A JP6634793B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 シート製造装置
PCT/JP2016/084267 WO2017090527A1 (ja) 2015-11-27 2016-11-18 シート製造装置
CN201680068291.5A CN108291349B (zh) 2015-11-27 2016-11-18 薄片制造装置
US15/779,299 US20180347086A1 (en) 2015-11-27 2016-11-18 Sheet manufacturing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231420A JP6634793B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 シート製造装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019227154A Division JP6856109B2 (ja) 2019-12-17 2019-12-17 シート製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017094651A JP2017094651A (ja) 2017-06-01
JP6634793B2 true JP6634793B2 (ja) 2020-01-22

Family

ID=58803568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015231420A Active JP6634793B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 シート製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6634793B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4471447B2 (ja) * 2000-04-24 2010-06-02 グンゼ株式会社 シート材の切断装置
DE102010052010A1 (de) * 2010-11-19 2012-05-24 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Trockenformen einer Faserbahn
JP6127901B2 (ja) * 2013-10-21 2017-05-17 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置、シート製造方法
JP6269181B2 (ja) * 2014-03-07 2018-01-31 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP6544077B2 (ja) * 2015-06-29 2019-07-17 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP6492576B2 (ja) * 2014-11-26 2019-04-03 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置
JP6596984B2 (ja) * 2015-07-01 2019-10-30 セイコーエプソン株式会社 シート製造装置、シート製造方法及びシート製造装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017094651A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105986496B (zh) 片材制造装置和片材制造方法
JP6604428B2 (ja) シート製造装置
JP7035325B2 (ja) シート製造装置、シート、及び、シート製造方法
JP6500401B2 (ja) シート製造装置
US9890500B2 (en) Sheet manufacturing apparatus
JP6798485B2 (ja) シート製造装置
WO2017043066A1 (ja) シート製造装置およびシート製造方法
JP7172518B2 (ja) 繊維体堆積装置およびシート製造装置
JP2017013264A (ja) シート製造装置
JP6687124B2 (ja) ウェブ形成装置およびシート製造装置
JP6690656B2 (ja) シート製造装置
JP6544478B2 (ja) シート製造装置
JP6634793B2 (ja) シート製造装置
JP6856109B2 (ja) シート製造装置
JP6519337B2 (ja) シート製造装置
JP7375368B2 (ja) スリット装置、シート製造装置
CN114059376A (zh) 原料供给装置
JP6780455B2 (ja) シート製造装置
JP6620532B2 (ja) シート製造装置
WO2018100979A1 (ja) シート製造装置
JP7028173B2 (ja) シート製造装置
JP6733148B2 (ja) 粉体供給装置、シート製造装置
JP2017094525A (ja) シート製造装置
JP2023064869A (ja) シート製造装置の制御方法、およびシート製造装置
JP2022055780A (ja) シート製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20180906

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181005

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6634793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150