JP6633607B2 - インジェクター、ランセットアッセンブリおよび穿刺デバイス - Google Patents
インジェクター、ランセットアッセンブリおよび穿刺デバイス Download PDFInfo
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Description
● 穿刺箇所によっては穿刺針の穿刺深さを変えるニーズがあるところ、穿刺デバイス、特にインジェクターにはそのような穿刺深さを調節する機構が設けられる場合が少ない。また、仮にかかる機構が設けられている場合であってもインジェクターに設けられた深さ調節ダイヤルは必ずしも扱い易いものといえなかった。具体的には、使用者が指先で深さ調節ダイヤルを回すに際して、調節に伴う変化が少なく(例えば、調節ダイヤルの回転時において調節が行われたこと/目盛数値が変わったことを示す“クリック感”が効果的に生じておらず)調節が行われたか否か/目盛数値が適切に変わったか否かなどを感覚的かつ明確に使用者が判別しにくいところがあった。
● ランセットアッセンブリのインジェクターへの装填に際しては、ランセットアッセンブリをインジェクターに対して好適に保持することが望まれるところ、インジェクターの仕様は必ずしもそれに適したものとなっていなかった。また、仮にそのような仕様を考慮したものであっても、十分な機能を呈するものといえない場合が多い。具体的にいえば、インジェクターに設けられた係合突起部などでランセットアッセンブリのホルダーを保持固定することが考えられるが、インジェクター自体が樹脂製であり、それゆえ、かかる係合突起部も樹脂製となるので、繰り返しの使用に際して係合突起部が磨耗してしまい保持力が低下してしまう。
● ランセットアッセンブリを構成するランセットは、針先を覆っているキャップを最終的に取り外してから使用されるものであるが、そのキャップの取り外しに際して針先が曲がってしまう虞がある。具体的には、キャップを取り外すために行う“もぎり操作”に起因して針先に負荷がかかり、その結果、針先が曲がったり、折れたりすることがあった。特に最近では極細の穿刺針を使用する傾向があり、そのような極細の穿刺針では特に針先が曲がりやすい。針先が曲がると、穿刺時に被採血者が感じる痛みが増すことになる。
ランセットアッセンブリのランセットを発射させて穿刺に供するインジェクターであって、ランセットを穿刺方向に発射させるプランジャー、および、プランジャーを内包するインジェクター・ケーシング
を有して成り、
インジェクターの穿刺深さ調節機構が、
プランジャーからその横断方向に外側へと突出する突出部、
凹凸部およびステップ部を備えた円筒部材、ならびに
インジェクターの軸方向に沿って円筒部材と横並びに設けられたバネ部材
を有して成り、
凹凸部を成す面の法線がインジェクターの軸方向と略平行になるように凹凸部が円筒部材に設けられている一方、凹凸部の一部と相補的な形状を有する相補形状部がインジェクター・ケーシングに設けられ、バネ部材から供される押圧力によって円筒部材の凹凸部の一部とインジェクター・ケーシングの相補形状部との当接が保持されており、
穿刺に際してプランジャーが前方に移動した際、プランジャーの突出部が、円筒部材のステップ部に衝突することで、プランジャーがそれ以上の前方へと移動できないようになっており、また
穿刺深さの調節に際しては、円筒部材をその軸中心にて回転させることによって、プランジャーの突出部が衝突することになるステップ部を異なる高さのステップ部へと変更でき、それによって、プランジャーの前方移動距離が変更される、インジェクターが提供される。
インジェクターのランセットアッセンブリ保持機構が、
インジェクターの前端開口部に設けられ、ランセットアッセンブリのホルダーを収めることができるランセットアッセンブリ受容部材、および
ランセットアッセンブリ受容部材に取り付けられた金属製のホルダー挟持部材
を有して成り、
ランセットアッセンブリのホルダーがランセットアッセンブリ受容部材に収まるようにランセットアッセンブリがインジェクターに対して装填されるに際して、ホルダー挟持部材がホルダーを挟持する、インジェクターも提供される。
穿刺針を保護する針先保護部、
針先保護部に連結し、ランセットキャップにて最も前方に位置付けられたキャップヘッド部、および、キャップヘッド部に連結し、該キャップヘッド部から後方へと延在する一対の後方延在部
を有して成り、
ランセットキャップの後方延在部がホルダーの胴体の外側面上にて該外側面に沿って延在している。
ランセットとプランジャーとが互いに係合してランセットアッセンブリがインジェクターに装填された後においてランセットのみが前方へと動かされると、ランセットボディの屈曲形状可変位部の屈曲部分がホルダーの“更なる被係止部”へと係止する。屈曲形状可変位部の係止のための“被係止部”および“更なる被係止部”は、例えばホルダーに設けられた開口部の形態を有する。
図1は、穿刺デバイス1000を示している。図1に示すように、本発明に係る穿刺デバイス1000は、ランセットアッセンブリ100とインジェクター200とから構成されている。
穿刺デバイスの使用に際しては、図4および図5に示すように、まずランセットアッセンブリ100をインジェクター200に装填する操作を行う。装填は、図示するように、ランセットアッセンブリ100を、インジェクター200の前端開口部201に嵌め込むことによって行う。具体的には、ランセットアッセンブリ100のホルダー170がインジェクター200のランセットアッセンブリ受容部材202に部分的に嵌まり込んだ形態となるようにランセットアッセンブリ100をインジェクター200に挿入する。かかる装填に際しては、ランセットがインジェクターのプランジャー220と係合することになる。また、かかる係合に先立って又はそれに伴って、ランセットはプランジャー220に当接することになるが、ランセットがインジェクター内部へと押し込まれるので、プランジャーはインジェクター内部にて後退することになる。具体的には、ランセットアッセンブリの挿入が進むと、ホルダー170に保持固定されているランセットボディ140(図2参照)がプランジャー220を押圧することになり、プランジャー220が後退する。図4および図5に示すように、プランジャー220にはファイヤー・スプリング220aが設けられている。特に本発明ではプランジャー220の胴体筒部221の内部にファイヤー・スプリング220aが配置されている。プランジャー220の後退は、ファイヤー・スプリング220aの力に抗するようにプランジャー220が押し下げられることを意味している。それゆえ、プランジャーのスプリング220aが好適に圧縮されることになり、ランセットの発射に必要な力がプランジャー220に蓄えられる。最終的には、図5に示すようにプランジャー220のトリガー用突起部220bが、トリガーレバー230の後方突起部230aと係止してコッキング状態が得られるまで、プランジャーが後退することになる。トリガーレバー230は、インジェクターに装填されたランセットアッセンブリに対してランセットの発射を引き起こすための部材である。装填前または装填中のランセットアッセンブリではランセットとホルダーとの係合に起因してランセット(特にランセットボディ)がホルダーに保持固定された状態になっているものの、装填が完了したランセットアッセンブリにおいては、かかる係合が解除された状態となるので、穿刺針を備えたランセットボディがホルダーに対して可動状態となる。つまり、穿刺方向へと発射できる状態となる。
図8〜10に本発明に係るインジェクター200を示す。図8はインジェクター200の外観を示し、図9および図10はインジェクター200の内部構造を示すと共に、インジェクター200の主たる構成部品を示している。具体的には、図9および図10においては、「プランジャー220」、「穿刺深さ調節機構の円筒部材240」、「穿刺深さ調節機構のバネ部材250」、「ランセットアッセンブリ保持機構のランセットアッセンブリ受容部材202」、「ランセットアッセンブリ保持機構のホルダー挟持部材260」および「エジェクター270」などが示されている。
本発明のインジェクター200は「穿刺深さ調節機構」を有している。かかる穿刺深さ調節機構は、インジェクターの内部に設けられている。穿刺深さ調節機構に寄与する部材は、主として、「プランジャーの突出部225」、「円筒部材240」および「バネ部材250」である(図9および図10参照)。
本発明のインジェクターは「ランセットアッセンブリ保持機構」を有している。かかる機構は、インジェクターに装填される又は装填されたランセットアッセンブリのホルダーをインジェクターに対して好適に保持する機構である。ランセットアッセンブリ保持機構に寄与する部材は、主として、「ランセットアッセンブリ受容部材202」および「ホルダー挟持部材260」である(図9参照)。
次に、図17〜図23を参照しながら、本発明に係るインジェクターの「エジェクターに関連する機構」を説明する。図17〜図23は、ランセットアッセンブリ100の装填操作に始まり、装填の完了、穿刺、そして、穿刺後のランセットアッセンブリ100の排出までを経時的に示している。つまり、図17〜図23は、その番号順にランセットアッセンブリ100およびインジェクター200(即ち、それらから構成される穿刺デバイス)の経時変化を示している。
図25〜図28および図2は、ランセットアッセンブリ100を示している。図25は、ランセットアッセンブリ100の外観図を示し、図26は、ランセットアッセンブリ100の内部構造が容易に理解できるように、ランセットホルダーを、その長手方向に沿って半分切除した形態で示している。図27は、ランセット130(キャップを取り外した状態)の断面図を示している。また、図28は、図26の線I−I’で切り取った断面図を示している。更には、ランセットアッセンブリ100の構成要素が容易に理解できるように、アッセンブリの分解図・展開図を図2に示している。
ランセットアッセンブリのホルダー170は、図25および図2に示すように、例えば全体として円筒の形態である。かかるホルダー170のサイズは小さく、図4に示すごとく、全体として指で摘めるようなサイズを有している。尚、ホルダー170の形状は必ずしも円筒の形態に限定されるものではなく、例えば角筒の形態であってもよい。
ランセット130は、ホルダー170と組み合わせられている。かかるランセット130も、ホルダー170と同様に小さく、そのホルダー170内に収まることができるボディ・サイズを有している。図示されるように、ランセット130は、ランセットボディ140、ランセットキャップ150および穿刺針143を有して成る。穿刺針143は、特に図26および図27に示すように、樹脂製のランセットボディ140およびランセットキャップ150にまたがってこれらの中に存在しており、穿刺針143の先端部143aがランセットキャップ150によってカバーされている。このため、例えば図2では、穿刺針143が表れていない。図26および図2に示すように、ランセットキャップ150とランセットボディ140とは僅かな接点を介して一体に結合している。このようなランセット130は、穿刺針を金型にインサートして樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン等)を成型するいわゆるインサート成形によって製造することができ、“僅かな接点”(即ち“連結部分”)は、このインサート成形の際に併せて製造することができる。従って、“僅かな接点”は、ランセットキャップ150およびランセットボディ140と同じ樹脂材料から形成され得る。
本発明のランセットアッセンブリ100では、キャップヘッド部154から後方へと延在する一対の後方延在部156を有している(好ましくは一対の後方延在部156が対称的な形態を有している)。特に本発明では、図26に示すようにランセットキャップの後方延在部156がホルダー170の胴体の外側面170A上にてその外側面170Aに沿ってランセットの長手方向に延在している。これにより、キャップの取り外しに際して針先が曲がったり折れたりすることを防止できる。
穿刺後にてインジェクターから排出されたランセットアッセンブリにおいては、穿刺針が外部に露出しないようになっている。
「ランセットアッセンブリ受容部材202の複数のガイド***部202c」および「ランセットホルダーの外面の複数の***部173」は、より長尺な形態となっていてもよい。具体的には、図28の下側に示すように「ランセットアッセンブリ受容部材202のガイド***部202c’’」は、ランセットアッセンブリ受容部材202の内面において長く延在していてよく、即ち、ランセットアッセンブリ受容部材202の開口端から底部に向かって深く延在していてよい。換言すれば、図28の下側に示すように、隣接するガイド***部202c’’によって形成されるガイド溝202d’’が開口端から底部に向かってより深く延在していてよい。同様にして、図28の下側に示すように、ランセットホルダーの***部173’’もホルダー外面にて長く延在していてよい。このような長尺な形態では、ホルダーがインジェクターに挿入されるに際して「ホルダーの***部173’’」と「受容部材のガイド***部202c’’」とが互いに好適に係わり合うことになり、より望ましい挿入が実現される。特に、ランセットとプランジャーとの係合する直前にランセットホルダーの位置が決まり易い。その結果、プランジャーがランセットボディを掴む直前にランセットホルダーだけが回って位置がねじれてしまう不都合が防止される。
ランセットキャップの針先保護部152は、図29の下側に示すような形態であってもよい。具体的には、穿刺針を保護する針先保護部152’’は、穿刺針の先端143aの近傍に中空部152b’’を有するものであってもよい。図示されるように、穿刺針の先端の周囲を前方側から部分的に囲むような形態を有する中空部152b’’が針先保護部152’’に設けられていてよい。このような針先保護部152’’では、ランセットの製造時に特に有利な効果が奏され得る。具体的には、ランセットの成形時(金型に樹脂原料が射出される際)において樹脂原料が図29の点線矢印で示されるように流動して金型が充填されることになり、穿刺針の先端への負荷が低減されることになる。つまり、ランセットの成形時にて穿刺針の先端が樹脂原料から受ける負荷が低減し、針先の曲がりなどの不都合が効果的に防止される。
ランセットアッセンブリは、図30に示すような形態を有するものであってもよい。図30(A)〜(H)のそれぞれに示されるランセットアッセンブリ100は、ランセットキャップの取外しに際して回転もぎり操作(後方延在部156を把持してランセットの軸方向中心にキャップを回転させる操作)が使用者に対して積極的に促される形態を有している。図示する態様から分かるように、かかる“回転もぎり操作”は、使用者に与える視覚的効果の観点から促されるものであってよいし、あるいは、使用者の操作性の観点から促されるものであってもよい。
ホルダー挟持部材は単一品に限定されず、複数のパーツから構成されていてよい。図34および図35に示すように、ホルダー挟持部材260が、例えばサブ挟持部材A(260A)とサブ挟持部材B(260B)とから成る2パーツ構成を有しており、サブ挟持部材Aとサブ挟持部材Bとが対向配置されていてよい。サブ挟持部材A(260A)とサブ挟持部材B(260B)は、それぞれ、例えばSUSなどの金属から成る部材である。
図38〜図45を参照して「針露出防止に関連したある好適な形態」を説明する。特に「ランセット半抜けによる針露出防止に関連したある好適なランセットアッセンブリ形態」について説明する。かかる形態を有するランセットアッセンブリでは、不本意または偶発的にランセットが前方に付勢された場合であってもランセットがホルダーから抜け落ちないようになっており、また、ランセットキャップ取外し時にて同様に不本意または偶発的にランセットが前方に付勢された場合であっても針先がホルダーから飛び出さないようになっている。
次に図46を参照して「針露出防止に関連した別のある好適な形態」を説明する。特には、そのような防止のために好適に構成されたインジェクターについて説明する。かかるインジェクターでは、ランセットアッセンブリの装填が完了した後の段階かつランセットキャップの取外しの前の段階にて(以下では「装填後のキャップ除去前の段階」とも称す)、不本意または偶発的にインジェクターのトリガーレバーが操作されてしまった場合でも、安全性が好適に担保されている。
第1態様:ランセットアッセンブリのランセットを発射させて穿刺に供するインジェクターであって、ランセットを穿刺方向に発射させるプランジャー、および、プランジャーを内包するインジェクター・ケーシングを有して成り、
インジェクターの穿刺深さ調節機構が、
プランジャーからその横断方向に外側へと突出する突出部、
凹凸部およびステップ部を備えた円筒部材、ならびに
インジェクターの軸方向に沿って円筒部材と横並びに設けられたバネ部材
を有して成り、
凹凸部を成す面の法線がインジェクターの軸方向と略平行になるように凹凸部が円筒部材に設けられている一方、凹凸部の一部と相補的な形状を有する相補形状部がインジェクター・ケーシングに設けられ、バネ部材から供される押圧力によって円筒部材の凹凸部の一部とインジェクター・ケーシングの相補形状部との当接が保持されており、
穿刺に際してプランジャーが前方に移動した際、プランジャーの突出部が、円筒部材のステップ部に衝突することで、プランジャーがそれ以上の前方へと移動できないようになっており、また
穿刺深さの調節に際しては、円筒部材をその軸中心にて回転させることによって、プランジャーの突出部が衝突することになるステップ部を異なる高さのステップ部へと変更でき、それによって、プランジャーの前方移動距離が変更される、インジェクター。
第2態様:上記第1態様において、円筒部材の凹凸部は、円筒部材の周方向に沿って周期的に連続した形態を有しており、
円筒部材を回転させて穿刺深さの調節を行うに際しては、インジェクター・ケーシングの相補形状部に当接する円筒部材の凹凸部の一部が別の一部へと変わることを特徴とするインジェクター。
第3態様:上記第2態様において、インジェクター・ケーシングの相補形状部に当接する円筒部材の凹凸部の一部が別の一部へと変わるに際しては、バネ部材が一時的に収縮することを特徴とするインジェクター。
第4態様:上記第1態様〜第3態様のいずれかにおいて、バネ部材がコイルバネであることを特徴とするインジェクター。
第5態様:上記第1態様〜第4態様のいずれかにおいて、円筒部材には周方向に沿って目盛り数値が付されている一方、インジェクター・ケーシングには円筒部材の目盛り数値を露出させるための目盛り用開口窓が設けられており、
円筒部材の目盛り数値が相互に隣接する第1数値列と第2数値列とから構成されていると共に、目盛り用開口窓がインジェクター・ケーシングの対向する側面に設けられた第1開口窓と第2開口窓とから構成されており、第1数値列の数字が第1開口窓から露出する一方、第2数値列の数字が第2開口窓から露出することを特徴とするインジェクター。
第6態様:上記第1態様〜第5態様のいずれかにおいて、凹凸部が円筒部材の外周面の端部領域に設けられており、相補形状部がインジェクター・ケーシングの内壁面に設けられていることを特徴とするインジェクター。
第7態様:上記第1態様〜第6態様のいずれかにおいて、ステップ部が円筒部材の内周面に設けられており、また
プランジャーの突出部が円筒部材の内側に位置付けられるようにプランジャーが円筒部材を貫いていることを特徴とするインジェクター。
第8態様:ランセットアッセンブリのランセットを発射させて穿刺に供するインジェクターであって、ランセットを穿刺方向に発射させるプランジャー、および、プランジャーを内包するインジェクター・ケーシングを有して成り、
インジェクターのランセットアッセンブリ保持機構が、
インジェクターの前端開口部に設けられ、ランセットアッセンブリのホルダーを収めることができるランセットアッセンブリ受容部材、および
ランセットアッセンブリ受容部材に取り付けられた金属製のホルダー挟持部材
を有して成り、
ランセットアッセンブリのホルダーがランセットアッセンブリ受容部材に収まるようにランセットアッセンブリがインジェクターに対して装填されるに際しては、ホルダー挟持部材がホルダーを挟持する、インジェクター。
第9態様:上記第8態様において、ホルダー挟持部材が呈する弾性力によってランセットアッセンブリのホルダーが該ホルダー挟持部材に挟持されることを特徴とするインジェクター。
第10態様:上記第8態様または第9態様において、ホルダー挟持部材の全体形態が、一部切欠きのリング形態を有していることを特徴とするインジェクター。
第11態様:上記第8態様〜第10態様のいずれかにおいて、ホルダー挟持部材が、サブ挟持部材Aとサブ挟持部材Bとから成る2パーツ構成を有しており、サブ挟持部材Aとサブ挟持部材Bとが対向配置されていることを特徴とするインジェクター。
第12態様:上記第8態様〜第11態様のいずれかにおいて、ホルダー挟持部材は、その一部が内側へと湾曲した又は折れ曲がった局所湾曲部(局所折曲部)を有しており、
ランセットアッセンブリのインジェクターへの装填に際しては局所湾曲部がランセットアッセンブリのホルダーの外面部(ホルダー外周面やそれに設けられた周状***部など)に接することを特徴とするインジェクター。
第13態様:上記第12態様において、ホルダー挟持部材がランセットアッセンブリ受容部材の外周面に密接するように取り付けられており、
ランセットアッセンブリ受容部材の内周面においてはホルダー挟持部材の局所湾曲部がランセットアッセンブリ受容部材の切欠き部から露出していることを特徴とするインジェクター。
第14態様:上記第8態様〜第13態様のいずれかにおいて、局所湾曲部の内側面の少なくとも一部がドーム形態(ドーム形状部)を有していることを特徴とするインジェクター。
第15態様:上記第11態様に従属する上記第12態様〜第14態様のいずれかにおいて、ランセットアッセンブリ受容部材が、インジェクターの前方側に位置付けられたサブ受容部材Aと、インジェクターの後方側に位置付けられたサブ受容部材Bとから成る2パーツ構成を有しており、サブ受容部材Aが全体としてリング形態を有していることを特徴とするインジェクター。
第16態様:上記第15態様において、サブ受容部材Aには後方側へと突出した一対の後方突出部が設けられており、一対の後方突出部がサブ挟持部材Aおよびサブ挟持部材B上に被さるように位置付けられていることを特徴とするインジェクター。
第17態様:ランセットアッセンブリのランセットを発射させて穿刺に供するインジェクターであって、
ランセットを穿刺方向に発射させるプランジャー、プランジャーを内包するインジェクター・ケーシング、および、インジェクターに装填されたランセットアッセンブリを排出するためのエジェクターを有して成り、
エジェクターに弾性部分が設けられる一方、インジェクター・ケーシングの内壁面に突起部が設けられており、ランセットとプランジャーとを互いに係合させるべくランセットアッセンブリがインジェクターに装填されるに際しては、エジェクターの弾性部分がインジェクターの突起部に一旦当接し、その後に該突起部を乗り越える、インジェクター。
第18態様:上記第17態様において、エジェクターの弾性部分がインジェクターの突起部を乗り越えた時点でランセットとプランジャーとが完全に係合することを特徴とするインジェクター。
第19態様:上記第17態様または第18態様において、エジェクターが長尺形状を有しており、該長尺形状のエジェクターの先端部に弾性部分が設けられていることを特徴とするインジェクター。
第20態様:上記第17態様〜第20態様のいずれかにおいて、弾性部分は、エジェクター・ボディから枝分かれするように後方へと延在する分岐形態を有することを特徴とするインジェクター。
第21態様:ランセットアッセンブリのランセットを発射させて穿刺に供するインジェクターであって、
ランセットを穿刺方向に発射させるプランジャー、プランジャーを内包するインジェクター・ケーシング、および、インジェクターに装填されたランセットアッセンブリを排出するためのエジェクターを有して成り、
エジェクターにプランジャー後退用当接部が設けられており、
穿刺後にてエジェクターを後方へと移動させると、エジェクターのプランジャー後退用当接部がプランジャーに当接し、それによって、エジェクターから受ける押圧力に起因してプランジャーが後退する、インジェクター。
第22態様:ランセットおよびそれを収納したホルダーから構成されるランセットアッセンブリであって、
ランセットは、ランセットボディ、ランセットキャップおよび穿刺針を有して成り、金属製の穿刺針が樹脂製のランセットボディおよびランセットキャップにまたがってこれらの中に存在し、ランセットキャップによって穿刺針の針先がカバーされており、
ランセットキャップが、
穿刺針を保護する針先保護部、
針先保護部に連結し、ランセットキャップにて最も前方に位置付けられたキャップヘッド部、および、キャップヘッド部に連結し、該キャップヘッド部から後方へと延在する一対の後方延在部
を有して成り、
ランセットキャップの後方延在部がホルダーの胴体の外側面上にて該外側面に沿って延在している、ランセットアッセンブリ。
第23態様:上記第22態様において、ランセットキャップの後方延在部の自由端が穿刺針の針先端の位置または針先保護部の設置位置(特に「針先保護部の後端」)よりも後方に位置付けられるように後方延在部が後方に延在していることを特徴とするランセットアッセンブリ。
第24態様:上記第22態様または第23態様において、ランセットキャップの後方延在部の内側面とホルダーの胴体の外側面とが相互に近接または密接していることを特徴とするランセットアッセンブリ。
第25態様:上記第22態様〜第24態様のいずれかにおいて、ランセットキャップの後方延在部の内側面の少なくとも一部とホルダーの胴体の外側面の少なくとも一部とが互いに相補的な形態を有していることを特徴とするランセットアッセンブリ。
第26態様:上記第22態様〜第25態様のいずれかにおいて、ランセットキャップがランセットから取り外されるに際してはランセットキャップの後方延在部がホルダーの胴体の外側面を摺動するように後方延在部を回転させることができる(即ち、ランセットキャップの取り外しに際しては、使用者によって把持された後方延在部がホルダーの胴体の外側面を摺動して回転する)ことを特徴とするランセットアッセンブリ。
第27態様:上記第22態様〜第26態様のいずれかにおいて、ランセットボディが屈曲形状可変位部を備えている一方、ホルダーが屈曲形状可変位部の係止のための被係止部を備えており、
屈曲形状可変位部の屈曲部分(即ち、屈曲形状可変位部の中間部分に位置する折れ曲がり部)がホルダーの被係止部に係止可能な状態で位置付けられていることを特徴とするランセットアッセンブリ。
第28態様:上記第1態様〜第21態様のいずれかのインジェクターおよび上記第22態様〜第27態様のいずれかのランセットアッセンブリとから構成される穿刺デバイス。
第29態様:上記第14態様に従属する上記第28態様において、
ランセットアッセンブリのホルダーの外周面には周状***部が設けられており、
ランセットアッセンブリをインジェクターに装填するに際しては、ホルダーの周状***部がホルダー挟持部材のドーム形状部に一旦当接し、その後に該ドーム形状部を乗り越えることを特徴とする穿刺デバイス。
第30態様:上記第27態様に従属する上記第28態様または第29態様において、屈曲形状可変位部の係止のための更なる被係止部をホルダーが備えており、
ランセットとプランジャーとが互いに係合してランセットアッセンブリがインジェクターに装填された後においてランセットのみが前方へと動かされると、ランセットボディの屈曲形状可変位部の屈曲部分(即ち、屈曲形状可変位部の中間部分に位置する折れ曲がり部)がホルダーの更なる被係止部へと係止することを特徴とする穿刺デバイス。
第31態様:上記第8態様に従属する上記第28態様〜第30態様いずれかにおいて、
インジェクターが、該インジェクターに装填されたランセットアッセンブリにおけるランセットの発射を引き起こすトリガーレバーを更に有して成り、
トリガーレバーには、インジェクターに装填されたランセットアッセンブリのランセットの先方への移動を一旦阻止するための後方突起部を有して成ると共に、該後方突起部の前方側の位置にて更なる付加突起部を有することを特徴とする穿刺デバイス。
第32態様:上記第31態様において、ランセットとプランジャーとが互いに係合することによってランセットアッセンブリがインジェクターに装填された後において、ランセットキャップの取外し前にトリガー部材の操作が行われ、かつ、ランセットアッセンブリがインジェクターから引き抜かれた場合、ランセットアッセンブリと連結しているプランジャーの前進がトリガーレバーの付加突起部によって阻止されることを特徴とする穿刺デバイス。
130 ランセットアッセンブリのランセット
140 ランセットボディ
142 ランセットボディの可撓性突出部
143 穿刺針
143a 穿刺針の針先端(針先部分)
144 ランセットボディの屈曲形状可変位部
144A 屈曲形状可変位部の屈曲部分
145 ランセットボディの後端部
146 ランセットボディの前端部
150 ランセットキャップ
152 ランセットキャップの針先保護部
152A ランセットキャップの針先保護部の後端
152’’ ランセットキャップの針先保護部(好適な変更形態例)
152a 針先保護部に設けられた局所的***部
152b’’ 針先保護部に設けられた中空部(好適な変更形態例)
154 ランセットキャップのキャップヘッド部
156 ランセットキャップの後方延在部
156M,156N 後方延在部の外側曲面
156A 後方延在部の内側面
156B 後方延在部の自由端
170 ランセットアッセンブリのホルダー
170A ホルダーの胴体の外側面
171 ホルダーの開口後端
172 ホルダーの穿刺開口端
173 ホルダー外面に設けられた***部
173’’ ホルダー外面に設けられた***部(好適な変更形態例)
174 ホルダー内壁に設けられた段差部
174A 段差部によって形成された面
175 ホルダー内壁に設けられた係止部
180 ホルダーの周状***部
190A 屈曲形状可変位部の係止のためのホルダー被係止部
190B 屈曲形状可変位部の係止のための更なるホルダー被係止部
200 インジェクター
201 インジェクターの前端開口部
202 ランセットアッセンブリ保持機構のランセットアッセンブリ受容部材
202A サブ受容部材A
202A1,202A2 サブ受容部材Aの一対の後方突出部
202B サブ受容部材B
202a ランセットアッセンブリ受容部材の胴体外面に設けられた周方向溝部
202b ランセットアッセンブリ受容部材の胴体に設けられた切欠き開口部
202c ランセットアッセンブリ受容部材のガイド***部
202c’’ ランセットアッセンブリ受容部材のガイド***部(好適な変更形態例)
202d ランセットアッセンブリ受容部材のガイド溝
202d’’ ランセットアッセンブリ受容部材のガイド溝(好適な変更形態例)
210 インジェクター・ケーシング
212 インジェクター・ケーシングの内壁面に設けられた突起部
215 インジェクター・ケーシングの内壁面に設けられた相補形状部
216 インジェクター・ケーシングに設けられた目盛り用開口窓
216a 目盛り用の第1開口窓
216b 目盛り用の第2開口窓
220 プランジャー
220a プランジャーのファイヤー・スプリング
220b プランジャーのトリガー用突起部
220c プランジャーのリターン・スプリング
221 プランジャーの胴体筒部
221A プランジャーの胴体筒部の前側エッジ
222 プランジャーの先端部(ランセットが取り付けられる筒状取付け部)
225 プランジャーの深さ調節用突出部
227 プランジャーの後端に設けられたインジケータ表示部
230 トリガーレバー(トリガー部材)
230a トリガーレバーの後方突起部
230b トリガーレバーの前端部
230c トリガーレバーの更なる突起部(針先露出防止用の突起部)
240 穿刺深さ調節機構の円筒部材
242 穿刺深さ調節機構の円筒部材に設けられた凹凸部
242a,242b,242c・・・凹凸部を成す面
246 穿刺深さ調節機構の円筒部材に設けられたステップ部
246a,246b,246c・・・高さの異なるステップ部
248 穿刺深さ調節機構の円筒部材に設けられた目盛り数値
248a 目盛り数値の第1数値列
248b 目盛り数値の第2数値列
250 穿刺深さ調節機構のバネ部材
260 ランセットアッセンブリ保持機構のホルダー挟持部材
260A サブ挟持部材A
260B サブ挟持部材B
265(265a,265b) ホルダー挟持部材の局所湾曲部
265’ 局所湾曲部のドーム形状部
265A サブ挟持部材Aの局所湾曲部
265A’ サブ挟持部材Aの局所湾曲部(内側面)に設けられたドーム形状部
265B サブ挟持部材Bの局所湾曲部
265B’ サブ挟持部材Bの局所湾曲部(内側面)に設けられたドーム形状部
270 エジェクター
272 エジェクターの先端部
275 エジェクターに設けられた弾性部分
276 エジェクターに設けられたインジケータ窓部
277 エジェクターのプランジャー後退用当接部
1000 穿刺デバイス
100’ ランセットアッセンブリ
101’ ランセット
102’ 保護カバー
104’ ランセットボディ
105’ 穿刺部材
106’ ランセットキャップ
108’ 弱化部材
200’ インジェクター
204’ プランジャー
214’ インジェクターの前端開口部
264’,266’ プランジャーの先端部
514’ トリガー部材
542’ トリガー部材のプレス部分
Claims (9)
- ランセットアッセンブリのランセットを発射させて穿刺に供するインジェクターであって、ランセットを穿刺方向に発射させるプランジャー、および、プランジャーを内包するインジェクター・ケーシングを有して成り、
インジェクターの穿刺深さ調節機構が、
プランジャーから、穿刺方向に対して垂直に横断する面において外側へと突出する突出部、
凹凸部およびステップ部を備えた円筒部材、ならびに
インジェクターの軸方向に沿って円筒部材と横並びに設けられたバネ部材
を有して成り、
凹凸部を成す面の法線がインジェクターの軸方向と略平行になるように凹凸部が円筒部材に設けられている一方、凹凸部の一部と相補的な形状を有する相補形状部がインジェクター・ケーシングに設けられ、バネ部材から供される押圧力によって円筒部材の凹凸部の一部とインジェクター・ケーシングの相補形状部との当接が保持されており、
穿刺に際してプランジャーが前方に移動した際、プランジャーの突出部が、円筒部材のステップ部に衝突することで、プランジャーがそれ以上の前方へと移動できないようになっており、また
穿刺深さの調節に際しては、円筒部材をその軸中心にて回転させることによって、プランジャーの突出部が衝突することになるステップ部を異なる高さのステップ部へと変更でき、それによって、プランジャーの前方移動距離が変更される、インジェクター。 - 円筒部材の凹凸部は、円筒部材の周方向に沿って周期的に連続した形態を有しており、
円筒部材を回転させて穿刺深さの調節を行うに際しては、インジェクター・ケーシングの相補形状部に当接する円筒部材の凹凸部の一部が該凹凸部の別の一部へと変わることを特徴とする、請求項1に記載のインジェクター。 - インジェクター・ケーシングの相補形状部に当接する円筒部材の凹凸部の一部が該凹凸部の別の一部へと変わるに際しては、バネ部材が一時的に収縮することを特徴とする、請求項2に記載のインジェクター。
- 円筒部材には周方向に沿って目盛り数値が付されている一方、インジェクター・ケーシングには円筒部材の目盛り数値を露出させるための目盛り用開口窓が設けられており、
円筒部材の目盛り数値が相互に隣接する第1数値列と第2数値列とから構成されていると共に、目盛り用開口窓がインジェクター・ケーシングの対向する側面に設けられた第1開口窓と第2開口窓とから構成されており、第1数値列の数字が第1開口窓から露出する一方、第2数値列の数字が第2開口窓から露出することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のインジェクター。 - 凹凸部が円筒部材の端部領域に設けられており、相補形状部がインジェクター・ケーシングの内壁面に設けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のインジェクター。
- ステップ部が円筒部材の内周面に設けられており、また
プランジャーの突出部が円筒部材の内側に位置付けられるようにプランジャーが円筒部材を貫いていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のインジェクター。 - インジェクターに装填されたランセットアッセンブリを排出するためのエジェクターを更に有して成り、
エジェクターに弾性部分が設けられる一方、インジェクター・ケーシングの内壁面に突起部が設けられており、ランセットとプランジャーとを互いに係合させるべくランセットアッセンブリがインジェクターに装填されるに際しては、エジェクターの弾性部分がインジェクターの突起部に一旦当接し、その後に該突起部を乗り越えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のインジェクター。 - エジェクターの弾性部分がインジェクターの突起部を乗り越えた時点でランセットとプランジャーとが完全に係合することを特徴とする、請求項7に記載のインジェクター。
- エジェクターにプランジャー後退用当接部が設けられており、
穿刺後にてエジェクターを後方へと移動させると、エジェクターのプランジャー後退用当接部がプランジャーに当接し、それによって、エジェクターから受ける押圧力に起因してプランジャーが後退することを特徴とする、請求項7または8に記載のインジェクター。
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