JP6631531B2 - 送信装置、送信方法、および通信システム - Google Patents

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Description

本開示は、信号を送信する送信装置および送信方法、ならびにそのような送信装置を備えた通信システムに関する。
近年の電子機器の高機能化および多機能化に伴い、電子機器には、半導体チップ、センサ、表示デバイスなどの様々なデバイスが搭載される。これらのデバイス間では、多くのデータのやり取りが行われ、そのデータ量は、電子機器の高機能化および多機能化に応じて多くなってきている。そこで、しばしば、例えば数Gbpsでデータを送受信可能な高速インタフェースを用いて、データのやりとりが行われる。
より伝送容量を高める方法について、様々な技術が開示されている。例えば、特許文献1,2には、3つの電圧レベルを利用してデータのやりとりを行う通信システムが開示されている。
特表2011−517159号公報 特表2010−520715号公報
このように、通信システムでは、伝送容量が高いことが望まれており、さらなる伝送容量の増加が期待されている。
したがって、伝送容量を高めることができる送信装置、送信方法、および通信システムを提供することが望ましい。
本開示の一実施の形態における送信装置は、送信シンボル生成部と、シリアライザ部と、ドライバ部とを備えている。送信シンボル生成部は、パラレル信号として供給され、それぞれが送信シンボルのシーケンスにおけるシンボル遷移を示す所定数の遷移信号と、送信シンボルの初期値とに基づいて、所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成するものである。シリアライザ部は、所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、送信シンボルのシーケンスを示すシリアル信号を生成するものである。ドライバ部は、シリアル信号に基づいて動作するものである。
本開示の一実施の形態における送信方法は、パラレル信号として供給され、それぞれが送信シンボルのシーケンスにおけるシンボル遷移を示す所定数の遷移信号と、送信シンボルの初期値とに基づいて、所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成し、所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、送信シンボルのシーケンスを示すシリアル信号を生成し、シリアル信号が示す送信シンボルに応じてドライバ部の動作を制御するものである。
本開示の一実施の形態における通信システムは、送信装置と、受信装置とを備えている。送信装置は、送信シンボル生成部と、シリアライザ部と、ドライバ部とを有している。送信シンボル生成部は、パラレル信号として供給され、それぞれが送信シンボルのシーケンスにおけるシンボル遷移を示す所定数の遷移信号と、送信シンボルの初期値とに基づいて、所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成するものである。シリアライザ部は、所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、送信シンボルのシーケンスを示すシリアル信号を生成するものである。ドライバ部は、シリアル信号に基づいて動作するものである。
本開示の一実施の形態における送信装置、送信方法、および通信システムでは、所定数の送信シンボル信号をシリアライズすることによりシリアル信号が生成され、そのシリアル信号に基づいてドライバ部が動作する。この所定数の送信シンボル信号は、所定数の遷移信号に基づいて生成される。
本開示の一実施の形態における送信装置、送信方法、および通信システムによれば、所定数の遷移信号に基づいて所定数の送信シンボル信号を生成し、その所定数の送信シンボル信号をシリアライズしてシリアル信号を生成したので、伝送容量を高めることができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれの効果があってもよい。
本開示の一実施の形態に係る通信システムの一構成例を表すブロック図である。 図1に示した通信システムが送受信する信号の電圧状態を表す説明図である。 図1に示した送信装置の一構成例を表すブロック図である。 図1に示した通信システムが送受信するシンボルの遷移を表す説明図である。 第1の実施の形態に係る送信シンボル生成部の一構成例を表すブロック図である。 図5に示した送信シンボル生成部の一動作例を表す表である。 図3に示したシリアライザの一動作例を表すタイミング波形図である。 図3に示した送信装置の一動作例を表す表である。 図1に示した受信装置の一構成例を表すブロック図である。 図9に示した受信装置の受信動作の一例を表す説明図である。 比較例に係る送信装置の一構成例を表すブロック図である。 第2の実施の形態に係る送信シンボル生成部の一構成例を表すブロック図である。 図12に示したシンボル生成部の一構成例を表すブロック図である。 変形例に係るシンボル生成部の一構成例を表すブロック図である。 一実施の形態に係る通信システムが適用されたスマートフォンの外観構成を表す斜視図である。 一実施の形態に係る通信システムが適用されたアプリケーションプロセッサの一構成例を表すブロック図である。 一実施の形態に係る通信システムが適用されたイメージセンサの一構成例を表すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.適用例
<1.第1の実施の形態>
[構成例]
図1は、第1の実施の形態に係る送信装置が適用された通信システム(通信システム1)の一構成例を表すものである。なお、本開示の実施の形態に係る送信方法は、本実施の形態により具現化されるので、併せて説明する。通信システム1は、3つの電圧レベルを有する信号を用いて通信を行うものである。
通信システム1は、送信装置10と、受信装置40とを備えている。この通信システム1では、送信装置10が、受信装置40に対して、伝送路9A,9B,9Cを介して信号SIGA,SIGB,SIGCをそれぞれ送信するようになっている。これらの信号を伝送する伝送路9A〜9Cの特性インピーダンスは、この例では50[Ω]である。信号SIGA,SIGB,SIGCは、それぞれ3つの電圧レベル(高レベル電圧VH、中レベル電圧VM、および低レベル電圧VL)の間で遷移するものである。
図2は、信号SIGA,SIGB,SIGCの電圧状態を表すものである。送信装置10は、3つの信号SIGA,SIGB,SIGCを用いて、6つのシンボル“+x”,“−x”,“+y”,“−y”,“+z”,“−z”を送信する。例えば、シンボル“+x”を送信する場合には、送信装置10は、信号SIGAを高レベル電圧VHにし、信号SIGBを低レベル電圧VLにし、信号SIGCを中レベル電圧VMにする。シンボル“−x”を送信する場合には、送信装置10は、信号SIGAを低レベル電圧VLにし、信号SIGBを高レベル電圧VHにし、信号SIGCを中レベル電圧VMにする。シンボル“+y”を送信する場合には、送信装置10は、信号SIGAを中レベル電圧VMにし、信号SIGBを高レベル電圧VHにし、信号SIGCを低レベル電圧VLにする。シンボル“−y”を送信する場合には、送信装置10は、信号SIGAを中レベル電圧VMにし、信号SIGBを低レベル電圧VLにし、信号SIGCを高レベル電圧VHにする。シンボル“+z”を送信する場合には、送信装置10は、信号SIGAを低レベル電圧VLにし、信号SIGBを中レベル電圧VMにし、信号SIGCを高レベル電圧VHにする。シンボル“−z”を送信する場合には、送信装置10は、信号SIGAを高レベル電圧VHにし、信号SIGBを中レベル電圧VMにし、信号SIGCを低レベル電圧VLにするようになっている。
図3は、送信装置10の一構成例を表すものである。送信装置10は、クロック生成部17と、分周回路18と、遷移信号生成部20と、送信シンボル生成部30と、シリアライザ11〜13と、出力制御部14と、プリドライバ部15A〜15Cと、ドライバ部16A〜16Cとを有している。
クロック生成部17は、クロックTxCKを生成するものである。クロックTxCKの周波数は、例えば2[GHz]である。クロック生成部17は、例えばPLL(Phase Locked Loop)により構成され、例えば送信装置10の外部から供給されるリファレンスクロック(図示せず)に基づいてクロックTxCKを生成する。そして、クロック生成部17は、このクロックTxCKを、分周回路18、シリアライザ11〜13、および出力制御部14に供給するようになっている。
分周回路18は、クロックTxCKに基づいて分周動作を行い、クロックCKを生成するものである。分周回路18は、この例では、7分周動作を行うものである。すなわち、クロックCKの周波数は、この例では、285[MHz](=2[GHz]/7)である。そして、分周回路18は、このクロックCKを、遷移信号生成部20および送信シンボル生成部30に供給するようになっている。
遷移信号生成部20は、入力された信号およびクロックCKに基づいて、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6を生成するものである。ここで、1組の遷移信号TxF0,TxR0,TxP0は、送信装置10が送信するシンボルのシーケンスにおけるシンボルの遷移を示すものである。同様に、1組の遷移信号TxF1,TxR1,TxP1はシンボルの遷移を示し、1組の遷移信号TxF2,TxR2,TxP2はシンボルの遷移を示し、1組の遷移信号TxF3,TxR3,TxP3はシンボルの遷移を示し、1組の遷移信号TxF4,TxR4,TxP4はシンボルの遷移を示し、1組の遷移信号TxF5,TxR5,TxP5はシンボルの遷移を示し、1組の遷移信号TxF6,TxR6,TxP6はシンボルの遷移を示すものである。すなわち、遷移信号生成部20は、7組の遷移信号を生成するものである。以下、遷移信号TxF0〜TxF6のうちの任意の一つを表すものとして遷移信号TxFを適宜用い、遷移信号TxR0〜TxR6のうちの任意の一つを表すものとして遷移信号TxRを適宜用い、遷移信号TxP0〜TxP6のうちの任意の一つを表すものとして遷移信号TxPを適宜用いる。
図4は、遷移信号TxF,TxR,TxPとシンボルの遷移との関係を表すものである。各遷移に付した3桁の数値は、遷移信号TxF,TxR,TxPの値をこの順で示したものである。
遷移信号TxF(Flip)は、“+x”と“−x”との間でシンボルを遷移させ、“+y”と“−y”との間でシンボルを遷移させ、“+z”と“−z”との間でシンボルを遷移させるものである。具体的には、遷移信号TxFが“1”である場合には、シンボルの極性を変更するように(例えば“+x”から“−x”へ)遷移し、遷移信号TxFが“0”である場合には、このような遷移を行わないようになっている。
遷移信号TxR(Rotation),TxP(Polarity)は、遷移信号TxFが“0”である場合において、“+x”と“−x”以外との間、“+y”と“−y”以外との間、“+z”と“−z”以外との間でシンボルを遷移させるものである。具体的には、遷移信号TxR,TxPが“1”,“0”である場合には、シンボルの極性を保ったまま、図4において右回りに(例えば“+x”から“+y”へ)遷移し、遷移信号TxR,TxPが“1”,“1”である場合には、シンボルの極性を変更するとともに、図4において右回りに(例えば“+x”から“−y”へ)遷移する。また、遷移信号TxR,TxPが“0”,“0”である場合には、シンボルの極性を保ったまま、図4において左回りに(例えば“+x”から“+z”へ)遷移し、遷移信号TxR,TxPが“0”,“1”である場合には、シンボルの極性を変更するとともに、図4において左回りに(例えば“+x”から“−z”へ)遷移する。
遷移信号生成部20は、このような遷移信号TxF,TxR,TxPを7組生成する。そして、遷移信号生成部20は、この7組の遷移信号TxF,TxR,TxP(遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6)を送信シンボル生成部30に供給するようになっている。
送信シンボル生成部30は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6およびクロックCKに基づいて、シンボル信号Tx10〜Tx16,Tx20〜Tx26,Tx30〜Tx36を生成するものである。ここで、1組のシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30は、6つのシンボル“+x”,“−x”,“+y”,“−y”,“+z”,“−z”のうちのいずれか一つを示すものである。同様に、1組のシンボル信号Tx11,Tx21,Tx31は6つのシンボルのうちのいずれか一つを示し、1組のシンボル信号Tx12,Tx22,Tx32は6つのシンボルのうちのいずれか一つを示し、1組のシンボル信号Tx13,Tx23,Tx33は6つのシンボルのうちのいずれか一つを示し、1組のシンボル信号Tx14,Tx24,Tx34は6つのシンボルのうちのいずれか一つを示し、1組のシンボル信号Tx15,Tx25,Tx35は6つのシンボルのうちのいずれか一つを示し、1組のシンボル信号Tx16,Tx26,Tx36は6つのシンボルのうちのいずれか一つを示すものである。すなわち、送信シンボル生成部30は、7組の遷移信号に基づいて、7組のシンボル信号を生成するものである。
図5は、送信シンボル生成部30の一構成例を表すものである。送信シンボル生成部30は、7つの信号生成部31〜37と、フリップフロップ(F/F)38とを有している。
信号生成部31は、1組の遷移信号TxF0,TxR0,TxP0および1組のシンボル信号D16,D26,D36に基づいて、1組のシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30を生成するものである。具体的には、信号生成部31は、1組のシンボル信号D16,D26,D36が示すシンボルNS7と、1組の遷移信号TxF0,TxR0,TxP0とに基づいて、図4に示したように、遷移後のシンボルNS0を求める。言い換えれば、1組の遷移信号TxF0,TxR0,TxP0は、シンボルNS7からシンボルNS0への遷移を示している。そして、信号生成部31は、生成したシンボルNS0を、1組のシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30として出力するようになっている。この例では、6つのシンボル“+x”,“−x”,“+y”,“−y”,“+z”,“−z”は、図6に示すように、3ビットのシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30と対応づけられている。
同様に、信号生成部32は、1組の遷移信号TxF1,TxR1,TxP1および1組のシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30(シンボルNS0)に基づいて、1組のシンボル信号Tx11,Tx21,Tx31(シンボルNS1)を生成するものである。信号生成部33は、1組の遷移信号TxF2,TxR2,TxP2および1組のシンボル信号Tx11,Tx21,Tx31(シンボルNS1)に基づいて、1組のシンボル信号Tx12,Tx22,Tx32(シンボルNS2)を生成するものである。信号生成部34は、1組の遷移信号TxF3,TxR3,TxP3および1組のシンボル信号Tx12,Tx22,Tx32(シンボルNS2)に基づいて、1組のシンボル信号Tx13,Tx23,Tx33(シンボルNS3)を生成するものである。信号生成部35は、1組の遷移信号TxF4,TxR4,TxP4および1組のシンボル信号Tx13,Tx23,Tx33(シンボルNS3)に基づいて、1組のシンボル信号Tx14,Tx24,Tx34(シンボルNS4)を生成するものである。信号生成部36は、1組の遷移信号TxF5,TxR5,TxP5および1組のシンボル信号Tx14,Tx24,Tx34(シンボルNS4)に基づいて、1組のシンボル信号Tx15,Tx25,Tx35(シンボルNS5)を生成するものである。信号生成部37は、1組の遷移信号TxF6,TxR6,TxP6および1組のシンボル信号Tx15,Tx25,Tx35(シンボルNS5)に基づいて、1組のシンボル信号Tx16,Tx26,Tx36(シンボルNS6)を生成するものである。このように、信号生成部31〜37は、順次接続されている。
フリップフロップ38は、クロックCKに基づいて1組のシンボル信号Tx16,Tx26,Tx36をサンプリングして、そのサンプリング結果を1組のシンボル信号D16,D26,D36としてそれぞれ出力するものである。すなわち、フリップフロップ38は、1組のシンボル信号Tx16,Tx26,Tx36が示すシンボルNS6を、クロックCKの1クロック分遅延させ、1組のシンボル信号D16,D26,D36(シンボルNS7)として出力するものである。
この構成により、送信シンボル生成部30では、クロックCKのあるサイクル期間において、信号生成部31〜37が、シンボルNS0〜NS6を順次生成する。そして、フリップフロップ38は、信号生成部37が生成したシンボルNS6を、次のサイクル期間において、シンボルNS7として信号生成部31に供給するようになっている。
シリアライザ11は、シンボル信号Tx10〜Tx16およびクロックTxCKに基づいて、シンボル信号Tx10〜Tx16をこの順にシリアライズして、シンボル信号Tx1を生成するものである。シリアライザ12は、シンボル信号Tx20〜Tx26およびクロックTxCKに基づいて、シンボル信号Tx20〜Tx26をこの順にシリアライズして、シンボル信号Tx2を生成するものである。シリアライザ13は、シンボル信号Tx30〜Tx36およびクロックTxCKに基づいて、シンボル信号Tx30〜Tx36をこの順にシリアライズして、シンボル信号Tx3を生成するものである。
図7は、シリアライザ11〜13の動作を表すものであり、(A)はシンボル信号Tx1の波形を示し、(B)はシンボル信号Tx2の波形を示し、(C)はシンボル信号Tx3の波形を示す。シリアライザ11は、シンボル信号Tx10〜Tx16をこの順に繰り返し出力し、シリアライザ12は、シンボル信号Tx20〜Tx26をこの順に繰り返し出力し、シリアライザ13は、シンボル信号Tx30〜Tx36をこの順に繰り返し出力する。これにより、シリアライザ11〜13は、シンボルNS0〜NS6を、この順に繰り返し出力するようになっている。
出力制御部14は、シンボル信号Tx1,Tx2,Tx3およびクロックTxCKに基づいて、6つの信号PUA,PDA,PUB,PDB,PUC,PDCを生成するものである。そして、出力制御部14は、信号PUA,PDAをプリドライバ部15Aに供給し、信号PUB,PDBをプリドライバ部15Bに供給し、信号PUC,PDCをプリドライバ部15Cに供給するようになっている。
プリドライバ部15Aは、信号PUA,PDAに基づいてドライバ部16Aを駆動するものであり、プリドライバ部15Bは、信号PUB,PDBに基づいてドライバ部16Bを駆動するものであり、プリドライバ部15Cは、信号PUC,PDCに基づいてドライバ部16Cを駆動するものである。
プリドライバ部15Aは、プリドライバ151,152を有している。プリドライバ151は、信号PUAに基づいてドライバ部16AのトランジスタMU(後述)を駆動するものであり、プリドライバ152は、信号PDAに基づいてドライバ部16AのトランジスタMD(後述)を駆動するものである。プリドライバ部15B,15Cについても同様である。
ドライバ部16Aは、信号SIGAを生成するものであり、ドライバ部16Bは、信号SIGBを生成するものであり、ドライバ部16Cは、信号SIGCを生成するものである。
ドライバ部16Aは、トランジスタMU,MDと、抵抗素子RU,RDとを有している。トランジスタMU,MDは、NチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)型のFET(Field Effect Transistor)である。トランジスタMUのドレインには電源電圧VDDが供給され、ゲートにはプリドライバ部15Aのプリドライバ151の出力信号が供給され、ソースは抵抗素子RUの一端に接続されている。トランジスタMDのドレインは抵抗素子RDの一端に接続され、ゲートにはプリドライバ部15Aのプリドライバ152の出力信号が供給され、ソースは接地されている。抵抗素子RU,RDは、終端抵抗として機能するものであり、この例ではそれぞれ50[Ω]である。抵抗素子RUの一端はトランジスタMUのソースに接続され、他端は抵抗素子RDの他端に接続されるとともに出力端子ToutAに接続されている。抵抗素子RDの一端はトランジスタMDのドレインに接続され、他端は抵抗素子RUの他端に接続されるとともに出力端子ToutAに接続されている。ドライバ部16B,16Cについても同様である。
この構成により、出力制御部14、プリドライバ部15A〜15C、およびドライバ部16A〜16Cは、シンボル信号Tx1〜Tx3に基づいて、出力端子ToutA〜ToutCの電圧を、図2に示したように、互いに異なる3つの電圧(高レベル電圧VH、中レベル電圧VM、および低レベル電圧VL)にそれぞれ設定するようになっている。
図8は、送信装置10の一動作例を表すものである。例えば、送信装置10がシンボル“+x”を送信する場合には、シンボル信号Tx1,Tx2,Tx3は、図6に示したシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30と同様に“100”になる。出力制御部14は、このシンボル信号Tx1,Tx2,Tx3に基づいて、信号PUA,PDA,PUB,PDB,PUC,PDCを“100100”にする。これにより、ドライバ部16Aでは、トランジスタMUがオン状態になるとともにトランジスタMDがオフ状態になるため、出力端子ToutAの電圧(信号SIGA)が高レベル電圧VHに設定される。また、ドライバ部16Bでは、トランジスタMUがオフ状態になるとともにトランジスタMDがオン状態になるため、出力端子ToutBの電圧(信号SIGB)が低レベル電圧VLに設定される。そして、ドライバ部16Cでは、トランジスタMU,MDともにオフ状態になるため、出力端子ToutCの電圧(信号SIGC)は、後述する受信装置40の抵抗素子41A〜41Cにより、中レベル電圧VMに設定されるようになっている。
図9は、受信装置40の一構成例を表すものである。受信装置40は、抵抗素子41A,41B,41Cと、アンプ42A,42B,42Cと、クロック生成部43と、フリップフロップ44,45と、信号生成部46とを有している。
抵抗素子41A,41B,41Cは、通信システム1における終端抵抗として機能するものである。抵抗素子41Aの一端は入力端子TinAに接続されるとともに信号SIGAが供給され、他端は抵抗素子41B,41Cの他端に接続されている。抵抗素子41Bの一端は入力端子TinBに接続されるとともに信号SIGBが供給され、他端は抵抗素子41A,41Cの他端に接続されている。抵抗素子41Cの一端は入力端子TinCに接続されるとともに信号SIGCが供給され、他端は抵抗素子41A,41Bの他端に接続されている。
アンプ42A,42B,42Cは、それぞれ、正入力端子における信号と負入力端子における信号の差分に応じた信号を出力するものである。アンプ42Aの正入力端子は、アンプ42Cの負入力端子および抵抗素子41Aの一端に接続されるとともに信号SIGAが供給され、負入力端子は、アンプ42Bの正入力端子および抵抗素子41Bの一端に接続されるとともに信号SIGBが供給される。アンプ42Bの正入力端子は、アンプ42Aの負入力端子および抵抗素子41Bの一端に接続されるとともに信号SIGBが供給され、負入力端子は、アンプ42Cの正入力端子および抵抗素子41Cの一端に接続されるとともに信号SIGCが供給される。アンプ42Cの正入力端子は、アンプ42Bの負入力端子および抵抗素子41Cの一端に接続されるとともに信号SIGCが供給され、負入力端子は、アンプ42Aの正入力端子および抵抗素子41Aの一端に接続されるとともに信号SIGAが供給される。
この構成により、アンプ42Aは、信号SIGAと信号SIGBとの差分(SIGA−SIGB)に応じた信号を出力し、アンプ42Bは、信号SIGBと信号SIGCとの差分(SIGB−SIGC)に応じた信号を出力し、アンプ42Cは、信号SIGCと信号SIGAとの差分(SIGC−SIGA)に応じた信号を出力するようになっている。
図10は、アンプ42A,42B,42Cの一動作例を表すものである。この例では、信号SIGAは高レベル電圧VHであり、信号SIGBは低レベル電圧VLである。このとき、信号SIGCの電圧は、抵抗素子41A〜41Cにより、中レベル電圧VMに設定される。この場合には、入力端子TinA、抵抗素子41A、抵抗素子41B、入力端子TinBの順に電流Iinが流れる。そして、アンプ42Aの正入力端子には高レベル電圧VHが供給されるとともに負入力端子には低レベル電圧VLが供給され、差分は正になるため、アンプ42Aは“1”を出力する。また、アンプ42Bの正入力端子には低レベル電圧VLが供給されるとともに負入力端子には中レベル電圧VMが供給され、差分は負になるため、アンプ42Bは“0”を出力する。また、アンプ42Cの正入力端子には中レベル電圧VMが供給されるとともに負入力端子には高レベル電圧VHが供給され、差分は負になるため、アンプ42Cは“0”を出力するようになっている。
クロック生成部43は、アンプ42A,42B,42Cの出力信号に基づいて、クロックRxCKを生成するものである。
フリップフロップ44は、アンプ42A,42B,42Cの出力信号を、クロックRxCKの1クロック分遅延させ、それぞれ出力するものである。このフリップフロップ44の出力信号は、シンボルRSを示すものである。ここで、シンボルRSは、シンボルNS0〜NS6と同様に、6つのシンボル“+x”,“−x”,“+y”,“−y”,“+z”,“−z”のうちのいずれか一つを示すものである。
フリップフロップ45は、フリップフロップ44の3つの出力信号を、クロックRxCKの1クロック分遅延させ、それぞれ出力するものである。すなわち、フリップフロップ45は、シンボルRSをクロックRxCKの1クロック分遅延させることにより、シンボルRS2を生成している。このシンボルRS2は、前に受信したシンボルであり、シンボルRSと同様に、6つのシンボル“+x”,“−x”,“+y”,“−y”,“+z”,“−z”のうちのいずれか一つを示すものである。
信号生成部46は、フリップフロップ44,45の出力信号、およびクロックRxCKに基づいて、遷移信号RxF,RxR,RxPを生成するものである。この遷移信号RxF,RxR,RxPは、送信装置10における遷移信号TxF,TxR,TxPにそれぞれ対応するものであり、シンボルの遷移を表すものである。信号生成部46は、フリップフロップ44の出力信号が示すシンボルRSと、フリップフロップ45の出力信号が示す前のシンボルRS2に基づいて、シンボルの遷移(図4)を特定し、遷移信号RxF,RxR,RxPを生成するようになっている。
ここで、1組の遷移信号TxF0,TxR0,TxP0は、本開示における「遷移信号」の一具体例に対応し、1組の遷移信号TxF1,TxR1,TxP1は、本開示における「遷移信号」の一具体例に対応し、1組の遷移信号TxF2,TxR2,TxP2は、本開示における「遷移信号」の一具体例に対応し、1組の遷移信号TxF3,TxR3,TxP3は、本開示における「遷移信号」の一具体例に対応し、1組の遷移信号TxF4,TxR4,TxP4は、本開示における「遷移信号」の一具体例に対応し、1組の遷移信号TxF5,TxR5,TxP5は、本開示における「遷移信号」の一具体例に対応し、1組の遷移信号TxF6,TxR6,TxP6は、本開示における「遷移信号」の一具体例に対応する。1組のシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30は、本開示における「送信シンボル信号」の一具体例に対応し、1組のシンボル信号Tx11,Tx21,Tx31は、本開示における「送信シンボル信号」の一具体例に対応し、1組のシンボル信号Tx12,Tx22,Tx32は、本開示における「送信シンボル信号」の一具体例に対応し、1組のシンボル信号Tx13,Tx23,Tx33は、本開示における「送信シンボル信号」の一具体例に対応し、1組のシンボル信号Tx14,Tx24,Tx34は、本開示における「送信シンボル信号」の一具体例に対応し、1組のシンボル信号Tx15,Tx25,Tx35は、本開示における「送信シンボル信号」の一具体例に対応し、1組のシンボル信号Tx16,Tx26,Tx36は、本開示における「送信シンボル信号」の一具体例に対応する。1組のシンボル信号Tx1,Tx2,Tx3は、本開示における「シリアル信号」の一具体例に対応する。フリップフロップ38は、本開示における「第1のフリップフロップ部」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の通信システム1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1などを参照して、通信システム1の全体動作概要を説明する。送信装置10において、クロック生成部17は、クロックTxCKを生成する。分周回路18は、クロックTxCKに基づいて分周動作を行い、クロックCKを生成する。遷移信号生成部20は、入力された信号およびクロックCKに基づいて、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6を生成する。送信シンボル生成部30は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6およびクロックCKに基づいて、シンボル信号Tx10〜Tx16,Tx20〜Tx26,Tx30〜Tx36を生成する。シリアライザ11は、シンボル信号Tx10〜Tx16およびクロックTxCKに基づいて、シンボル信号Tx10〜Tx16をこの順にシリアライズして、シンボル信号Tx1を生成する。シリアライザ12は、シンボル信号Tx20〜Tx26およびクロックTxCKに基づいて、シンボル信号Tx20〜Tx26をこの順にシリアライズして、シンボル信号Tx2を生成する。シリアライザ13は、シンボル信号Tx30〜Tx36およびクロックTxCKに基づいて、シンボル信号Tx30〜Tx36をこの順にシリアライズして、シンボル信号Tx3を生成する。出力制御部14は、シンボル信号Tx1,Tx2,Tx3およびクロックTxCKに基づいて、6つの信号PUA,PDA,PUB,PDB,PUC,PDCを生成する。プリドライバ部15Aは、信号PUA,PDAに基づいてドライバ部16Aを駆動し、ドライバ部16Aは、信号SIGAを生成する。プリドライバ部15Bは、信号PUB,PDBに基づいてドライバ部16Bを駆動し、ドライバ部16Bは、信号SIGBを生成する。プリドライバ部15Cは、信号PUC,PDCに基づいてドライバ部16Cを駆動し、ドライバ部16Cは、信号SIGCを生成する。
受信装置40(図10)において、アンプ42Aは、信号SIGAと信号SIGBとの差分に応じた信号を出力し、アンプ42Bは、信号SIGBと信号SIGCとの差分に応じた信号を出力し、アンプ42Cは、信号SIGCと信号SIGAとの差分に応じた信号を出力する。クロック生成部43は、アンプ42A,42B,42Cの出力信号に基づいて、クロックRxCKを生成する。フリップフロップ44は、アンプ42A,42B,42Cの出力信号を、クロックRxCKの1クロック分遅延させ、それぞれ出力する。フリップフロップ45は、フリップフロップ44の3つの出力信号を、クロックRxCKの1クロック分遅延させ、それぞれ出力する。信号生成部46は、フリップフロップ44,45の出力信号、およびクロックRxCKに基づいて、遷移信号RxF,RxR,RxPを生成する。
(送信シンボル生成部30の詳細動作)
送信シンボル生成部30(図5)は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6およびクロックCKに基づいて、シンボル信号Tx10〜Tx16,Tx20〜Tx26,Tx30〜Tx36を生成する。具体的には、信号生成部31は、1組の遷移信号TxF0,TxR0,TxP0および1組のシンボル信号D16,D26,D36(クロックCKの1つ前のサイクル期間におけるシンボルNS6)に基づいて、1組のシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30(シンボルNS0)を生成する。信号生成部32は、1組の遷移信号TxF1,TxR1,TxP1および1組のシンボル信号Tx10,Tx20,Tx30(シンボルNS0)に基づいて、1組のシンボル信号Tx11,Tx21,Tx31(シンボルNS1)を生成する。信号生成部33は、1組の遷移信号TxF2,TxR2,TxP2および1組のシンボル信号Tx11,Tx21,Tx31(シンボルNS1)に基づいて、1組のシンボル信号Tx12,Tx22,Tx32(シンボルNS2)を生成する。信号生成部34は、1組の遷移信号TxF3,TxR3,TxP3および1組のシンボル信号Tx12,Tx22,Tx32(シンボルNS2)に基づいて、1組のシンボル信号Tx13,Tx23,Tx33(シンボルNS3)を生成する。信号生成部35は、1組の遷移信号TxF4,TxR4,TxP4および1組のシンボル信号Tx13,Tx23,Tx33(シンボルNS3)に基づいて、1組のシンボル信号Tx14,Tx24,Tx34(シンボルNS4)を生成する。信号生成部36は、1組の遷移信号TxF5,TxR5,TxP5および1組のシンボル信号Tx14,Tx24,Tx34(シンボルNS4)に基づいて、1組のシンボル信号Tx15,Tx25,Tx35(シンボルNS5)を生成する。信号生成部37は、1組の遷移信号TxF6,TxR6,TxP6および1組のシンボル信号Tx15,Tx25,Tx35(シンボルNS5)に基づいて、1組のシンボル信号Tx16,Tx26,Tx36(シンボルNS6)を生成する。そして、フリップフロップ38は、1組のシンボル信号Tx16,Tx26,Tx36(シンボルNS6)を、クロックCKの1クロック分遅延させ、1組のシンボル信号D16,D26,D36として出力する。
このように、送信シンボル生成部30では、クロックCKのあるサイクル期間において、信号生成部31〜37が、シンボルNS0〜NS6を順次生成し、フリップフロップ38が、信号生成部37が生成したシンボルNS6を、次のサイクル期間において信号生成部31に供給する。すなわち、7つの信号生成部31〜37および1つのフリップフロップ38がループを構成しており、低い周波数のクロックCKの各サイクル期間において、これらの回路が動作する。これにより、以下に比較例と対比して説明するように、クロックCK(クロックTxCK)の周波数が高い場合でも、誤動作が生じるおそれを低減することができる。
(比較例)
次に、比較例に係る送信装置10Rと対比して、本実施の形態の作用を説明する。
図11は、比較例に係る送信装置10Rの一構成例を表すものである。送信装置10Rは、シリアライザ11R〜13Rと、送信シンボル生成部30Rとを有している。比較例に係る送信装置10Rでは、送信シンボル生成部30Rを、本実施の形態の場合と異なるところに設けている。すなわち、本実施の形態に係る送信装置10(図3)では、遷移信号生成部20とシリアライザ11〜13との間に送信シンボル生成部30を設けたが、比較例に係る送信装置10R(図11)では、シリアライザ11R〜13Rと出力制御部14との間に送信シンボル生成部30Rを設けている。
シリアライザ11Rは、遷移信号TxF0〜TxF6およびクロックTxCKに基づいて、遷移信号TxF0〜TxF6をこの順にシリアライズして、遷移信号TxF9を生成するものである。シリアライザ12Rは、遷移信号TxR0〜TxR6およびクロックTxCKに基づいて、遷移信号TxR0〜TxR6をこの順にシリアライズして、遷移信号TxR9を生成するものである。シリアライザ13Rは、遷移信号TxP0〜TxP6およびクロックTxCKに基づいて、遷移信号TxP0〜TxP6をこの順にシリアライズして、遷移信号TxP9を生成するものである。
送信シンボル生成部30Rは、遷移信号TxF9,TxR9,TxP9およびクロックCKに基づいて、シンボル信号Tx1,Tx2,Tx3を生成するものである。送信シンボル生成部30Rは、信号生成部31Rと、フリップフロップ38Rとを有している。信号生成部31Rは、本実施の形態に係る信号生成部31と同様に、遷移信号TxF9,TxR9,TxP9およびシンボル信号D1,D2,D3に基づいて、シンボル信号Tx1,Tx2,Tx3を生成するものである。具体的には、信号生成部31Rは、シンボル信号D1,D2,D3が示すシンボルと、遷移信号TxF9,TxR9,TxP9とに基づいて、図4に示したように遷移後のシンボルを求め、シンボル信号Tx1,Tx2,Tx3として出力するようになっている。フリップフロップ38Rは、クロックTxCKに基づいてシンボル信号Tx1,Tx2,Tx3をサンプリングして、そのサンプリング結果をシンボル信号D1,D2,D3としてそれぞれ出力するものである。
このように、比較例に係る送信装置10Rでは、シリアライザ11R〜13Rと出力制御部14との間に送信シンボル生成部30Rを設けている。よって、送信シンボル生成部30Rでは、高い周波数のクロックTxCKのあるサイクル期間において、信号生成部31Rがシンボルを生成し、フリップフロップ38Rが、そのシンボルを、次のサイクル期間において信号生成部31Rに供給する。すなわち、1つの信号生成部31Rおよび1つのフリップフロップ38Rがループを構成しており、高い周波数のクロックCKの各サイクル期間において、これらの回路が動作する。この場合には、このループにおける回路遅延により、クロックTxCKの各サイクル期間内でこれらの回路が動作しきれないおそれがある。
一方、本実施の形態に係る送信装置10では、遷移信号生成部20とシリアライザ11〜13との間に送信シンボル生成部30を設けている。よって、送信シンボル生成部30では、低い周波数のクロックCKの各サイクル期間において、7つの信号生成部31〜37と、1つのフリップフロップ38が動作する。この例では、クロックCKのサイクル期間の長さは、クロックTxCKのサイクル期間の長さの7倍である。よって、送信シンボル生成部30では、比較例の場合に比べて、フリップフロップのセットアップ時間、ホールド時間、および設計マージンの分が相対的に1/7に緩和される。その結果、送信シンボル生成部30では、各サイクル期間内でこれらの回路が動作しきれなくなるおそれを低減することができ、クロックCK(クロックTxCK)の周波数が高い場合でも、誤動作が生じるおそれを低減することができる。
[効果]
以上のように本実施の形態では、送信シンボル生成部を、シリアライザの前段に設けるようにしたので、クロックの周波数が高い場合でも、誤動作が生じるおそれを低減することができ、その結果、伝送容量を高めることができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態に係る通信システム2について説明する。本実施の形態は、送信シンボル生成部の構成が、第1の実施の形態の場合と異なるものである。なお、上記第1の実施の形態に係る通信システム1と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1,3に示したように、通信システム2は、送信シンボル生成部60を有する送信装置50を備えている。送信シンボル生成部60は、第1の実施の形態に係る送信シンボル生成部30と同様に、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6およびクロックCKに基づいて、シンボル信号Tx10〜Tx16,Tx20〜Tx26,Tx30〜Tx36を生成するものである。
図12は、送信シンボル生成部60の一構成例を表すものである。送信シンボル生成部60は、シンボル生成部61〜66と、セレクタ67と、フリップフロップ68とを有している。
シンボル生成部61は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6、およびシンボル“+x” を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS10〜NS16を示す7組のシンボル信号を生成するものである。同様に、シンボル生成部62は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6、およびシンボル“−x” を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS20〜NS26を示す7組のシンボル信号を生成するものである。シンボル生成部63は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6、およびシンボル“+y” を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS30〜NS36を示す7組のシンボル信号を生成するものである。シンボル生成部64は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6、およびシンボル“−y” を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS40〜NS46を示す7組のシンボル信号を生成するものである。シンボル生成部65は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6、およびシンボル“+z” を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS50〜NS56を示す7組のシンボル信号を生成するものである。シンボル生成部66は、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6、およびシンボル“−z” を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS60〜NS66を示す7組のシンボル信号を生成するものである。
図13は、シンボル生成部61の一構成例を表すものである。なお、ここではシンボル生成部61を例に説明するが、シンボル生成部62〜66についても同様である。シンボル生成部61は、信号生成部71〜77と、フリップフロップ81〜83とを有している。
信号生成部71は、第1の実施の形態に係る信号生成部31等と同様に、1組の遷移信号TxF0,TxR0,TxP0およびシンボル“+x” を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS10を示す1組のシンボル信号を生成するものである。同様に、信号生成部72は、1組の遷移信号TxF1,TxR1,TxP1およびシンボルNS10を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS11を示す1組のシンボル信号を生成するものである。フリップフロップ81は、クロックCKに基づいて、シンボルNS10,NS11を示す2組のシンボル信号、遷移信号TxF2〜TxF6,TxR2〜TxR6,TxP2〜TxP6をサンプリングして、そのサンプリング結果をそれぞれ出力するものである。
信号生成部73は、信号生成部71等と同様に、フリップフロップ81から供給された1組の遷移信号TxF2,TxR2,TxP2、およびフリップフロップ81から供給されたシンボルNS11を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS12を示す1組のシンボル信号を生成するものである。同様に、信号生成部74は、フリップフロップ81から供給された1組の遷移信号TxF3,TxR3,TxP3およびシンボルNS12を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS13を示す1組のシンボル信号を生成するものである。フリップフロップ82は、クロックCKに基づいて、シンボルNS12,NS13を示す2組のシンボル信号、フリップフロップ81から供給されたシンボルNS10,NS11を示す2組のシンボル信号、およびフリップフロップ81から供給された遷移信号TxF4〜TxF6,TxR4〜TxR6,TxP4〜TxP6をサンプリングして、そのサンプリング結果をそれぞれ出力するものである。
信号生成部75は、信号生成部71等と同様に、フリップフロップ82から供給された1組の遷移信号TxF4,TxR4,TxP4、およびフリップフロップ82から供給されたシンボルNS13を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS14を示す1組のシンボル信号を生成するものである。同様に、信号生成部76は、フリップフロップ82から供給された1組の遷移信号TxF5,TxR5,TxP5およびシンボルNS14を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS15を示す1組のシンボル信号を生成するものである。フリップフロップ83は、クロックCKに基づいて、シンボルNS14,NS15を示す2組のシンボル信号、フリップフロップ82から供給されたシンボルNS10〜NS13を示す4組のシンボル信号、およびフリップフロップ82から供給された1組の遷移信号TxF6,TxR6,TxP6をサンプリングして、そのサンプリング結果をそれぞれ出力するものである。
信号生成部77は、信号生成部71等と同様に、フリップフロップ83から供給された1組の遷移信号TxF6,TxR6,TxP6、およびフリップフロップ82から供給されたシンボルNS15を示す1組のシンボル信号に基づいて、シンボルNS16を示す1組のシンボル信号を生成するものである。
セレクタ67(図12)は、1組のシンボル信号D16,D26,D36が示すシンボルNS7に基づいて、シンボル生成部61から供給されたシンボルNS10〜NS16、シンボル生成部62から供給されたシンボルNS20〜NS26、シンボル生成部63から供給されたシンボルNS30〜NS36、シンボル生成部64から供給されたシンボルNS40〜NS46、シンボル生成部65から供給されたシンボルNS50〜NS56、およびシンボル生成部66から供給されたシンボルNS60〜NS66のうちの一つをシンボルNS1〜NS6として選択するものである。具体的には、セレクタ67は、シンボルNS7が“+x”である場合にはシンボルNS10〜NS16を選択し、シンボルNS7が“−x”である場合にはシンボルNS20〜NS26を選択し、シンボルNS7が“+y”である場合にはシンボルNS30〜NS36を選択し、シンボルNS7が“−y”である場合にはシンボルNS40〜NS46を選択し、シンボルNS7が“+z”である場合にはシンボルNS50〜NS56を選択し、シンボルNS7が“−z”である場合にはシンボルNS60〜NS66を選択する。そして、セレクタ67は、そのようにして選択したシンボルNS1〜NS6を、第1の実施の形態に係る送信シンボル生成部30と同様にシンボル信号Tx10〜Tx16,Tx20〜Tx26,Tx30〜Tx36を用いて出力するようになっている。
フリップフロップ68は、クロックCKに基づいて1組のシンボル信号Tx16,Tx26,Tx36(シンボルNS6)をサンプリングして、そのサンプリング結果を1組のシンボル信号D1,D2,D3(シンボルNS7)としてそれぞれ出力するものである。
ここで、シンボルNS10〜NS16を示す7組のシンボル信号は、本開示における「所定数のシンボル信号」の一具体例に対応し、シンボルNS20〜NS26を示す7組のシンボル信号は、本開示における「所定数のシンボル信号」の一具体例に対応し、シンボルNS30〜NS36を示す7組のシンボル信号は、本開示における「所定数のシンボル信号」の一具体例に対応し、シンボルNS40〜NS46を示す7組のシンボル信号は、本開示における「所定数のシンボル信号」の一具体例に対応し、シンボルNS50〜NS56を示す7組のシンボル信号は、本開示における「所定数のシンボル信号」の一具体例に対応し、シンボルNS60〜NS66を示す7組のシンボル信号は、本開示における「所定数のシンボル信号」の一具体例に対応する。フリップフロップ68は、本開示における「第2のフリップフロップ部」の一具体例に対応する。フリップフロップ81,82,83は、本開示における「第3のフリップフロップ部」の一具体例にそれぞれ対応する。
この構成により、送信シンボル生成部60では、シンボル生成部61〜66が、遷移信号TxF0〜TxF6,TxR0〜TxR6,TxP0〜TxP6に基づいて、シンボルNS10〜NS16、シンボルNS20〜NS26、シンボルNS30〜NS36、シンボルNS40〜NS46、シンボルNS50〜NS56、およびシンボルNS60〜NS66をそれぞれ生成する。その際、シンボル生成部61〜66には、それぞれ、シンボル“+x”,“−x”,“+y”,“−y”,“+z”,“−z”が供給されている。すなわち、シンボル生成部61は、シンボル信号D16,D26,D36がシンボル“+x”を示す場合を想定して、あらかじめシンボルNS10〜NS16を生成し、シンボル生成部62は、シンボル信号D16,D26,D36がシンボル“−x”を示す場合を想定して、あらかじめシンボルNS20〜NS26を生成し、シンボル生成部63は、シンボル信号D16,D26,D36がシンボル“+y”を示す場合を想定して、あらかじめシンボルNS30〜NS36を生成し、シンボル生成部64は、シンボル信号D16,D26,D36がシンボル“−y”を示す場合を想定して、あらかじめシンボルNS40〜NS46を生成し、シンボル生成部65は、シンボル信号D16,D26,D36がシンボル“+z”を示す場合を想定して、あらかじめシンボルNS50〜NS56を生成し、シンボル生成部66は、シンボル信号D16,D26,D36がシンボル“−z”を示す場合を想定して、あらかじめシンボルNS60〜NS66を生成する。そして、セレクタ67は、シンボル信号D16,D26,D36が示すシンボルNS7に基づいて、シンボルNS10〜NS16、シンボルNS20〜NS26、シンボルNS30〜NS36、シンボルNS40〜NS46、シンボルNS50〜NS56、およびシンボルNS60〜NS66のうちの一つをシンボルNS1〜NS6として選択する。
このように、送信シンボル生成部60では、シンボル生成部61〜66が、あらかじめ6つのシンボルセット(シンボルNS10〜NS16、シンボルNS20〜NS26、シンボルNS30〜NS36、シンボルNS40〜NS46、シンボルNS50〜NS56、およびシンボルNS60〜NS66)を生成しておく。そして、クロックCKのあるサイクル期間において、セレクタ67が、これらの6つのシンボルセットうちの1つをシンボルNS1〜NS6として選択し、フリップフロップ68が、シンボルNS6を、次のサイクル期間においてシンボルNS7としてセレクタ67に供給する。すなわち、1つのセレクタ67および1つのフリップフロップ68がループを構成しており、低い周波数のクロックCKの各サイクル期間において、これらの回路が動作する。よって、送信シンボル生成部60では、ループにおける回路遅延量を少なくすることができるため、各サイクル期間内でこれらの回路が動作しきれなくなるおそれを低減することができ、クロックCK(クロックTxCK)の周波数が高い場合でも、誤動作が生じるおそれを低減することができる。
また、送信シンボル生成部60では、シンボル生成部61〜66のそれぞれに、フリップフロップ81〜83を設けたので、いわゆるパイプライン処理が可能となるため、クロックCK(クロックTxCK)の周波数が高い場合でも、誤動作が生じるおそれを低減することができる。
以上のように本実施の形態では、シンボル生成部があらかじめ6組のシンボルを生成しておき、後にセレクタがこれらのうちの1組を選択したので、クロックの周波数が高い場合でも、誤動作が生じるおそれを低減することができ、その結果、伝送容量を高めることができる。
本実施の形態では、シンボル生成部にフリップフロップを設け、いわゆるパイプライン処理を行うようにしたので、クロックの周波数が高い場合でも、誤動作が生じるおそれを低減することができ、その結果、伝送容量を高めることができる。
[変形例2−1]
上記実施の形態では、シンボル生成部61〜66のそれぞれに3つのフリップフロップ81〜83を設けたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、2つのフリップフロップを設けてもよいし、4つ以上のフリップフロップを設けてもよい。また、フリップフロップを挿入する場所についても、図13の例に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
[変形例2−2]
上記実施の形態では、シンボル生成部61〜66のそれぞれにフリップフロップ81〜83を設けたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、図14に示すシンボル生成部61Aのように、フリップフロップを設けなくてもよい。
<3.適用例>
次に、上記実施の形態および変形例で説明した通信システムの適用例について説明する。
図15は、上記実施の形態等の通信システムが適用されるスマートフォン300(多機能携帯電話)の外観を表すものである。このスマートフォン300には、様々なデバイスが搭載されており、それらのデバイス間でデータのやり取りを行う通信システムにおいて、上記実施の形態等の通信システムが適用されている。
図16は、スマートフォン300に用いられるアプリケーションプロセッサ310の一構成例を表すものである。アプリケーションプロセッサ310は、CPU(Central Processing Unit)311と、メモリ制御部312と、電源制御部313と、外部インタフェース314と、GPU(Graphics Processing Unit)315と、メディア処理部316と、ディスプレイ制御部317と、MIPI(Mobile Industry Processor Interface)インタフェース318とを有している。CPU311、メモリ制御部312、電源制御部313、外部インタフェース314、GPU315、メディア処理部316、ディスプレイ制御部317は、この例では、システムバス319に接続され、このシステムバス319を介して、互いにデータのやり取りをすることができるようになっている。
CPU311は、プログラムに従って、スマートフォン300で扱われる様々な情報を処理するものである。メモリ制御部312は、CPU311が情報処理を行う際に使用するメモリ501を制御するものである。電源制御部313は、スマートフォン300の電源を制御するものである。
外部インタフェース314は、外部デバイスと通信するためのインタフェースであり、この例では、無線通信部502およびイメージセンサ410と接続されている。無線通信部502は、携帯電話の基地局と無線通信をするものであり、例えば、ベースバンド部や、RF(Radio Frequency)フロントエンド部などを含んで構成される。イメージセンサ410は、画像を取得するものであり、例えばCMOSセンサを含んで構成される。
GPU315は、画像処理を行うものである。メディア処理部316は、音声や、文字や、図形などの情報を処理するものである。ディスプレイ制御部317は、MIPIインタフェース318を介して、ディスプレイ504を制御するものである。MIPIインタフェース318は画像信号をディスプレイ504に送信するものである。画像信号としては、例えば、YUV形式やRGB形式などの信号を用いることができる。このMIPIインタフェース318とディスプレイ504との間の通信システムには、例えば、上記実施の形態等の通信システムが適用される。
図17は、イメージセンサ410の一構成例を表すものである。イメージセンサ410は、センサ部411と、ISP(Image Signal Processor)412と、JPEG(Joint Photographic Experts Group)エンコーダ413と、CPU414と、RAM(Random Access Memory)415と、ROM(Read Only Memory)416と、電源制御部417と、I2C(Inter-Integrated Circuit)インタフェース418と、MIPIインタフェース419とを有している。これらの各ブロックは、この例では、システムバス420に接続され、このシステムバス420を介して、互いにデータのやり取りをすることができるようになっている。
センサ部411は、画像を取得するものであり、例えばCMOSセンサにより構成されるものである。ISP412は、センサ部411が取得した画像に対して所定の処理を行うものである。JPEGエンコーダ413は、ISP412が処理した画像をエンコードしてJPEG形式の画像を生成するものである。CPU414は、プログラムに従ってイメージセンサ410の各ブロックを制御するものである。RAM415は、CPU414が情報処理を行う際に使用するメモリである。ROM416は、CPU414において実行されるプログラムを記憶するものである。電源制御部417は、イメージセンサ410の電源を制御するものである。I2Cインタフェース418は、アプリケーションプロセッサ310から制御信号を受け取るものである。また、図示していないが、イメージセンサ410は、アプリケーションプロセッサ310から、制御信号に加えてクロック信号をも受け取るようになっている。具体的には、イメージセンサ410は、様々な周波数のクロック信号に基づいて動作できるよう構成されている。MIPIインタフェース419は、画像信号をアプリケーションプロセッサ310に送信するものである。画像信号としては、例えば、YUV形式やRGB形式などの信号を用いることができる。このMIPIインタフェース419とアプリケーションプロセッサ310との間の通信システムには、例えば、上記実施の形態等の通信システムが適用される。
以上、いくつかの実施の形態および変形例、ならびに電子機器への適用例を挙げて本技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の各実施の形態等では、遷移信号生成部20は、7組の遷移信号TxF,TxR,TxPを生成したが、これに限定されるものではなく、例えば、6組以下の複数組の遷移信号を生成してもよいし、8組以上の遷移信号を生成してもよい。例えば、遷移信号生成部20が8組の遷移信号を生成した場合には、分周回路18は、8分周動作を行うことによりクロックCKを生成し、送信シンボル生成部30は、この8組の遷移信号に基づいて8組のシンボル信号を生成し、シリアライザ11〜13のそれぞれは、8つのシンボル信号をシリアライズするのが望ましい。

また、例えば、上記の各実施の形態等では、3つの信号SIGA,SIGB,SIGCを用いて通信を行ったが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば2つの信号を用いて通信を行ってもよいし、4つ以上の信号を用いて通信を行ってもよい。
また、例えば、上記の各実施の形態等では、例えば出力端子の電圧を中レベル電圧VMに設定する場合には、トランジスタMU,MDをともにオフ状態にしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、トランジスタMU,MDをともにオン状態にしてもよい。これにより、テブナン終端が実現され、出力端子の電圧を中レベル電圧VMに設定することができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成とすることができる。
(1)それぞれが送信シンボルのシーケンスにおける遷移を示す所定数の遷移信号に基づいて、前記所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成する送信シンボル生成部と、
前記所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、シリアル信号を生成するシリアライザ部と、
前記シリアル信号に基づいて動作するドライバ部と
を備えた送信装置。
(2)前記送信シンボル生成部は、前記所定数の遷移信号に対応して設けられ、それぞれが前記所定数の送信シンボル信号のうちの一つを生成する、前記所定数と同じ数の信号生成部を有し、
各信号生成部は、その信号生成部に対応する遷移信号と、他の一の信号生成部が生成した送信シンボル信号とに基づいて、送信シンボル信号を生成する
前記(1)に記載の送信装置。
(3)前記送信シンボル生成部は、前記所定数の信号生成部のうちの一の信号生成部が生成するシンボル信号をサンプリングして、その結果を他の一の信号生成部に供給する第1のフリップフロップ部をさらに有する
前記(2)に記載の送信装置。
(4)前記シリアライザ部は、第1の周波数を有する第1のクロック信号に基づいて動作し、
前記第1のフリップフロップ部は、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数を有する第2のクロック信号に基づいて動作する
前記(3)に記載の送信装置。
(5)前記送信シンボル生成部は、
それぞれが、前記所定数の遷移信号と、互いに異なる所定のシンボル信号とに基づいて、前記所定数と同じ数のシンボル信号を生成する、複数のシンボル生成部と、
前記複数のシンボル生成部が生成する、複数組の所定数のシンボル信号から、1組の所定数のシンボル信号を、前記所定数の送信シンボル信号として選択するセレクタと
を有する
前記(1)に記載の送信装置。
(6)前記送信シンボル生成部は、前記所定数の送信シンボル信号のうちの一の送信シンボル信号をサンプリングする第2のフリップフロップ部をさらに有し、
前記セレクタは、前記第2のフリップフロップ部におけるサンプリング結果に基づいて、前記複数組の所定数のシンボル信号から、前記1組の所定数のシンボル信号を選択する
前記(5)に記載の送信装置。
(7)前記シリアライザ部は、第1の周波数を有する第1のクロック信号に基づいて動作し、
前記第2のフリップフロップ部は、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数を有する第2のクロック信号に基づいて動作する
前記(6)に記載の送信装置。
(8)各シンボル生成部は、前記所定数の遷移信号に対応して設けられ、それぞれが前記所定数のシンボル信号のうちの一つを生成する、前記所定数と同じ数の信号生成部を有し、
前記所定数の信号生成部のうちの一の信号生成部は、その信号生成部に対応する遷移信号と、前記所定のシンボル信号とに基づいて、シンボル信号を生成し、
前記所定数の信号生成部のうちの他の信号生成部のそれぞれは、その信号生成部に対応する遷移信号と、他の一の信号生成部が生成したシンボル信号とに基づいて、シンボル信号を生成する
前記(5)から(7)のいずれかに記載の送信装置。
(9)各シンボル生成部は、パイプライン動作を行うための1または複数の第3のフリップフロップ部をさらに有する
前記(8)に記載の送信装置。
(10)前記所定数の遷移信号のそれぞれは、第1の遷移信号、第2の遷移信号、および第3の遷移信号を含み、
前記所定数の送信シンボル信号のそれぞれは、第1の送信シンボル信号、第2の送信シンボル信号、および第3の送信シンボル信号を含む
前記(1)から(9)のいずれかに記載の送信装置。
(11)前記シリアル信号は、第1のシリアル信号、第2のシリアル信号、および第3のシリアル信号を有し、
前記シリアライザ部は、
前記所定数の送信シンボル信号に含まれる前記所定数と同じ数の第1の送信シンボル信号をシリアライズして、前記第1のシリアル信号を生成し、
前記所定数の送信シンボル信号に含まれる前記所定数と同じ数の第2の送信シンボル信号をシリアライズして、前記第2のシリアル信号を生成し、
前記所定数の送信シンボル信号に含まれる前記所定数と同じ数の第3の送信シンボル信号をシリアライズして、前記第3のシリアル信号を生成する
前記(10)に記載の送信装置。
(12)前記シリアル信号が示す送信シンボルに応じて前記ドライバ部の動作を制御する制御部をさらに備えた
前記(1)から(11)のいずれかに記載の送信装置。
(13)前記制御部は、第1の制御信号、第2の制御信号、および第3の制御信号を生成し、
前記ドライバ部は、
前記第1の制御信号に基づいて動作する第1のドライバと、
前記第2の制御信号に基づいて動作する第2のドライバと、
前記第3の制御信号に基づいて動作する第3のドライバと
を有する
前記(12)に記載の送信装置。
(14)それぞれが送信シンボルのシーケンスにおける遷移を示す所定数の遷移信号に基づいて、前記所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成し、
前記所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、シリアル信号を生成し、
前記シリアル信号が示す送信シンボルに応じてドライバ部の動作を制御する
送信方法。
(15)送信装置と、
受信装置と
を備え、
前記送信装置は、
それぞれが送信シンボルのシーケンスにおける遷移を示す所定数の遷移信号に基づいて、前記所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成する送信シンボル生成部と、
前記所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、シリアル信号を生成するシリアライザ部と、
前記シリアル信号に基づいて動作するドライバ部と
を有する
通信システム。
(16)前記送信装置は、イメージセンサであり、
前記受信装置は、前記イメージセンサが取得した画像を処理するプロセッサである
前記(15)に記載の通信システム。
本出願は、日本国特許庁において2014年11月5日に出願された日本特許出願番号2014−224924号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (16)

  1. パラレル信号として供給され、それぞれが送信シンボルのシーケンスにおけるシンボル遷移を示す所定数の遷移信号と、前記送信シンボルの初期値とに基づいて、前記所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成する送信シンボル生成部と、
    前記所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、前記送信シンボルのシーケンスを示すシリアル信号を生成するシリアライザ部と、
    前記シリアル信号に基づいて動作するドライバ部と
    を備えた送信装置。
  2. 前記送信シンボル生成部は、前記所定数の遷移信号に対応して設けられ、それぞれが前記所定数の送信シンボル信号のうちの一つを生成する、前記所定数と同じ数の信号生成部を有し、
    各信号生成部は、その信号生成部に対応する遷移信号と、他の一の信号生成部が生成した送信シンボル信号とに基づいて、送信シンボル信号を生成する
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記送信シンボル生成部は、前記所定数の信号生成部のうちの一の信号生成部が生成する送信シンボル信号をサンプリングして、その結果を他の一の信号生成部に供給する第1のフリップフロップ部をさらに有する
    請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記シリアライザ部は、第1の周波数を有する第1のクロック信号に基づいて動作し、
    前記第1のフリップフロップ部は、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数を有する第2のクロック信号に基づいて動作する
    請求項3に記載の送信装置。
  5. 前記送信シンボル生成部は、
    それぞれが、前記所定数の遷移信号と、互いに異なる所定のシンボル信号とに基づいて、前記所定数と同じ数のシンボル信号を生成する、複数のシンボル生成部と、
    前記複数のシンボル生成部が生成する、複数組の所定数のシンボル信号から、1組の所定数のシンボル信号を、前記所定数の送信シンボル信号として選択するセレクタと
    を有する
    請求項1に記載の送信装置。
  6. 前記送信シンボル生成部は、前記所定数の送信シンボル信号のうちの一の送信シンボル信号をサンプリングする第2のフリップフロップ部をさらに有し、
    前記セレクタは、前記第2のフリップフロップ部におけるサンプリング結果に基づいて、前記複数組の所定数のシンボル信号から、前記1組の所定数のシンボル信号を選択する
    請求項5に記載の送信装置。
  7. 前記シリアライザ部は、第1の周波数を有する第1のクロック信号に基づいて動作し、
    前記第2のフリップフロップ部は、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数を有する第2のクロック信号に基づいて動作する
    請求項6に記載の送信装置。
  8. 各シンボル生成部は、前記所定数の遷移信号に対応して設けられ、それぞれが前記所定数のシンボル信号のうちの一つを生成する、前記所定数と同じ数の信号生成部を有し、
    前記所定数の信号生成部のうちの一の信号生成部は、その信号生成部に対応する遷移信号と、前記所定のシンボル信号とに基づいて、シンボル信号を生成し、
    前記所定数の信号生成部のうちの他の信号生成部のそれぞれは、その信号生成部に対応する遷移信号と、他の一の信号生成部が生成したシンボル信号とに基づいて、シンボル信号を生成する
    請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の送信装置。
  9. 各シンボル生成部は、パイプライン動作を行うための1または複数の第3のフリップフロップ部をさらに有する
    請求項8に記載の送信装置。
  10. 前記所定数の遷移信号のそれぞれは、第1の遷移信号、第2の遷移信号、および第3の遷移信号を含み、
    前記所定数の送信シンボル信号のそれぞれは、第1の送信シンボル信号、第2の送信シンボル信号、および第3の送信シンボル信号を含み、
    前記第1の遷移信号、前記第2の遷移信号、および前記第3の遷移信号は、1つの前記シンボル遷移を示し、
    前記第1の送信シンボル信号、前記第2の送信シンボル信号、および前記第3の送信シンボル信号は、1つの前記送信シンボルを示す
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の送信装置。
  11. 前記シリアル信号は、第1のシリアル信号、第2のシリアル信号、および第3のシリアル信号を有し、
    前記シリアライザ部は、
    前記所定数の送信シンボル信号に含まれる前記所定数と同じ数の第1の送信シンボル信号をシリアライズして、前記第1のシリアル信号を生成し、
    前記所定数の送信シンボル信号に含まれる前記所定数と同じ数の第2の送信シンボル信号をシリアライズして、前記第2のシリアル信号を生成し、
    前記所定数の送信シンボル信号に含まれる前記所定数と同じ数の第3の送信シンボル信号をシリアライズして、前記第3のシリアル信号を生成する
    請求項10に記載の送信装置。
  12. 前記シリアル信号が示す送信シンボルに応じて前記ドライバ部の動作を制御する制御部をさらに備えた
    請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の送信装置。
  13. 前記制御部は、前記シリアル信号に基づいて、第1の制御信号、第2の制御信号、および第3の制御信号を生成し、
    前記ドライバ部は、
    前記第1の制御信号に基づいて出力電圧を設定する第1のドライバと、
    前記第2の制御信号に基づいて出力電圧を設定する第2のドライバと、
    前記第3の制御信号に基づいて出力電圧を設定する第3のドライバと
    を有する
    請求項12に記載の送信装置。
  14. パラレル信号として供給され、それぞれが送信シンボルのシーケンスにおけるシンボル遷移を示す所定数の遷移信号と、前記送信シンボルの初期値とに基づいて、前記所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成し、
    前記所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、前記送信シンボルのシーケンスを示すシリアル信号を生成し、
    前記シリアル信号が示す送信シンボルに応じてドライバ部の動作を制御する
    送信方法。
  15. 送信装置と、
    受信装置と
    を備え、
    前記送信装置は、
    パラレル信号として供給され、それぞれが送信シンボルのシーケンスにおけるシンボル遷移を示す所定数の遷移信号と、前記送信シンボルの初期値とに基づいて、前記所定数と同じ数の送信シンボル信号を生成する送信シンボル生成部と、
    前記所定数の送信シンボル信号をシリアライズして、前記送信シンボルのシーケンスを示すシリアル信号を生成するシリアライザ部と、
    前記シリアル信号に基づいて動作するドライバ部と
    を有する
    通信システム。
  16. 前記送信装置は、イメージセンサであり、
    前記受信装置は、前記イメージセンサが取得した画像を処理するプロセッサである
    請求項15に記載の通信システム。
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