JP6625095B2 - 誤り検出装置および誤り検出方法 - Google Patents

誤り検出装置および誤り検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、振幅をシンボルごとに4種類に分けた4値パルス振幅変調方式(以下、PAM4方式)によるPAM4信号の誤り率を検出する誤り検出装置および誤り検出方法に関する。
各種のディジタル通信装置は、利用者数の増加やマルチメディア通信の普及に伴い、より大容量の伝送能力が求められている。また、これらのディジタル通信装置におけるディジタル信号の品質評価の指標の一つとしては、受信データのうち符号誤りが発生した数と受信データの総数との比較として定義されるビット誤り率が知られている。
そして、上述したディジタル通信装置において、試験対象となる光電変換部品等の被試験デバイスに対して固定データを含むテスト信号を送信し、被試験デバイスを介して入力される被測定信号と基準となる参照信号とをビット単位で比較して、被測定信号の誤り率を測定する誤り率測定装置として、例えば下記特許文献1に開示されるビット誤り測定装置が知られている。
下記特許文献1に開示されるビット誤り測定装置は、測定対象から受信した入力データと測定対象から受信されるべき既知のデータとを比較して誤りビットを測定するものである。この特許文献1のビット誤り測定装置は、誤りビットが発生する要因を容易に解析できるようにするため、複数のブロックを有する比較データ記憶部と、受信した入力データと既知のデータとを比較し、所定の検出条件で検出される1または複数の検出ビットを含むビット列の比較データを、検出されることに応じて複数のブロックへ順次格納する比較部と、複数のブロックそれぞれに格納された比較データから得られるそれぞれのビット列を、所定の配置条件に従った位置を基準にして並べて表示機器に表示する表示制御部とを備えて構成される。
ところで、情報信号の振幅をパルス信号の系列で符号化したパルス振幅変調信号として、「0(低レベル電圧)」と「1(高レベル電圧)」からなるビット列を、4つの電圧レベルのパルス信号として変調して伝送するPAM4方式が知られている。このPAM4方式によるPAM4信号は、振幅がシンボルごとに4種類に分けられ、図6に示すように、4つの異なる振幅の電圧レベルV1,V2,V3,V4を有し、全体の振幅電圧範囲Hが電圧レベルの高い方から高電圧範囲H1、中電圧範囲H2、低電圧範囲H3に分けられ、3つのアイパターン開口部による連続した範囲からなる。
そして、この種のPAM4信号を誤り率測定装置でリアルタイム誤り率測定を行うには、PAM4信号用のデコーダが必要となる。また、3つのアイパターン開口部からなるPAM4信号を正しくデコードするためには、アイパターン開口部毎にそれぞれ3つの電圧閾値を決定する必要がある。さらに、デコーダにてデコードされた信号の誤り率を測定するためには、誤り率測定装置の入力信号(デコード信号)の打ち抜きタイミング(位相、電圧閾値)の調整を行う必要があった。
特開2007−274474号公報
しかしながら、上述したパラメータの調整を行うには、誤り率測定装置で誤り率を確認しながら個々のパラメータを調整する必要があるが、すべてのパラメータが誤り率測定の結果に影響するため、適切な順番で調整を行う必要があった。
このため、上述した調整は一部の経験豊富な技術者によってのみ行われていた。しかも、誤り率測定装置とデコーダ以外に、オシロスコープを用いてデコーダから出力される波形を確認しながら調整を行っており、一般的なユーザーが上述した調整を行うことは難しかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、一般的なユーザが複雑な調整手順を意識することなく個々のパラメータを自動的に調整することができる誤り検出装置および誤り検出方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された誤り検出装置は、全体の振幅電圧範囲Hが電圧レベルの高い方から高電圧範囲H1、中電圧範囲H2、低電圧範囲H3に分けられ、3つのアイパターン開口部による連続した範囲からなり、パターン発生部が発生して被測定物を折り返して入力されるPAM4信号、または送信機能を有する被測定物から送信されるPAM4信号をデコーダ2にてNRZ信号にデコードし、該デコードされたデコード信号誤り率を検出する誤り検出装置1であって、
前記高電圧範囲の電圧閾値Vth1、前記中電圧範囲の電圧閾値Vth2、前記低電圧範囲の電圧閾値Vth3を変更したときの前記デコード信号の誤り率を測定する誤り率測定部12と、
前記中電圧範囲の電圧閾値を所定ステップで変更したときに前記誤り率測定部にて測定される前記デコード信号の誤り率が最も低くなる電圧を調整後の前記中電圧範囲の電圧閾値として算出し、前記高電圧範囲の電圧閾値と前記低電圧範囲の電圧閾値を所定電圧範囲内で粗調整のための粗いステップで変更しながら前記誤り率測定部にて誤り率の測定が可能な電圧を検出し、該検出した誤り率の測定が可能な電圧において、前記高電圧範囲の電圧閾値を前記粗いステップより細かいステップで変更したときに前記誤り率測定部にて測定される前記デコード信号の誤り率が最も低くなる電圧を調整後の前記高電圧範囲の電圧閾値として算出するとともに、前記低電圧範囲の電圧閾値を前記粗いステップより細かいステップで変更したときに前記誤り率測定部にて測定される前記デコード信号の誤り率が最も低くなる電圧を調整後の前記低電圧範囲の電圧閾値として算出する電圧閾値算出部13と、
自動調整前の電圧閾値、位相を前記デコーダに設定するとともに、前記電圧閾値算出部にて算出された前記高電圧範囲の電圧閾値、前記中電圧範囲の電圧閾値、前記低電圧範囲の電圧閾値を前記デコーダに設定して自動調整するデコーダ設定部11とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載された誤り検出装置は、請求項1の誤り検出装置において、
前記電圧閾値算出部13は、測定される誤り率BERを下記式(1)に代入して得られる値を逆誤差関数Erfc -1 とし、前記中電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対中電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記中電圧範囲の電圧閾値として算出し、
前記高電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対高電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記高電圧範囲の電圧閾値として算出し、
前記低電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対低電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記低電圧範囲の電圧閾値として算出することを特徴とする。
Figure 0006625095
請求項3に記載された誤り検出装置は、請求項2の誤り検出装置において、
前記電圧閾値算出部13は、エラーフリーとなる領域がある場合、誤り率が測定可能なタイミングでの測定結果から前記逆誤差関数平面での最小二乗法を用いた近似計算により前記中電圧範囲、前記高電圧範囲、前記低電圧範囲それぞれの電圧閾値を算出することを特徴とする。
請求項に記載された誤り検出装置は、請求項1〜3の何れかの誤り検出装置において、
位相および電圧を変更して最も誤り率が低くなる位置を前記誤り率測定部12に入力する信号の打ち抜きタイミングとして設定して自動調整するパラメータ設定部14を備えたことを特徴とする。
請求項に記載された誤り検出装置は、請求項1〜4の何れかの誤り検出装置において、
前記自動調整を開始ボタンの押下により行うことを特徴とする。
請求項に記載された誤り検出方法は、全体の振幅電圧範囲Hが電圧レベルの高い方から高電圧範囲H1、中電圧範囲H2、低電圧範囲H3に分けられ、3つのアイパターン開口部による連続した範囲からなり、パターン発生部が発生して被測定物を折り返して入力されるPAM4信号、または送信機能を有する被測定物から送信されるPAM4信号をデコーダ2にてNRZ信号にデコードし、該デコードされたデコード信号誤り率を検出する誤り検出方法であって、
自動調整前の電圧閾値、位相を前記デコーダに設定するステップと、
前記中電圧範囲の電圧閾値Vth2を所定ステップで変更しながら前記デコード信号の誤り率を測定し、最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記中電圧範囲の電圧閾値に設定して自動調整するステップと、
前記高電圧範囲の電圧閾値Vth1と前記低電圧範囲の電圧閾値Vth3を所定電圧範囲内で粗調整のための粗いステップで変更しながら前記デコード信号の誤り率を測定し、誤り率の測定が可能な電圧を検出するステップと、
前記誤り率の測定が可能な電圧において、前記高電圧範囲の電圧閾値を前記粗いステップより細かいステップで変更しながら前記デコード信号の誤り率を測定し、最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記高電圧範囲の電圧閾値に設定して自動調整するステップと、
前記誤り率の測定が可能な電圧において、前記低電圧範囲の電圧閾値を前記粗いステップより細かいステップで変更しながら前記デコード信号の誤り率を測定し、最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記低電圧範囲の電圧閾値に設定して自動調整するステップとを含むことを特徴とする。
請求項7に記載された誤り検出方法は、請求項6の誤り検出方法において、
測定される誤り率BERを下記式(1)に代入して得られる値を逆誤差関数Erfc -1 とし、前記中電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対中電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記中電圧範囲の電圧閾値として算出するステップと、
前記高電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対高電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記高電圧範囲の電圧閾値として算出するステップと、
前記低電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対低電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記低電圧範囲の電圧閾値として算出するステップとを含むことを特徴とする。
Figure 0006625095
請求項8に記載された誤り検出方法は、請求項7の誤り検出方法において、
エラーフリーとなる領域がある場合、誤り率が測定可能なタイミングでの測定結果から前記逆誤差関数平面での最小二乗法を用いた近似計算により前記中電圧範囲、前記高電圧範囲、前記低電圧範囲それぞれの電圧閾値を算出するステップを含むことを特徴とする。
請求項に記載された誤り検出方法は、請求項6〜8の何れかの誤り検出方法において、
位相および電圧を変更して最も誤り率が低くなる位置を入力信号の打ち抜きタイミングとして設定して自動調整するステップを含むことを特徴とする。
請求項10に記載された誤り検出方法は、請求項6〜9の何れかの誤り検出方法において、
前記自動調整を開始ボタンの押下により行うステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、PAM4信号の誤り率を検出するにあたって、一般的なユーザーが複雑な調整手順を意識することなく個々のパラメータを自動調整してデコーダを使用することができる。また、これまでの手動調整と比較しても調整時間を短縮することができ、誤り率の測定結果のみによって個々のパラメータの自動調整を行うので、オシロスコープなどの計測器を使用する必要がない。
本発明に係る誤り検出装置のブロック図である。 本発明において中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2を調整する場合の説明図である。 本発明において高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を粗調整する場合の説明図である。 本発明において入力信号の打ち抜きタイミングを調整する場合の説明図である。 本発明における各電圧範囲H1,H2,H3の電圧閾値Vth1,Vth2,Vth3の調整手順を含むフローチャートである。 PAM4信号の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
[誤り検出装置の構成について]
図1に示すように、本実施の形態の誤り検出装置1は、デコーダ2と誤り検出器3とを備えて概略構成される。誤り検出装置1は、図6に示すように、振幅がシンボルごとに4種類に分けられ、4つの異なる振幅の電圧レベルV1,V2,V3,V4を有し、全体の振幅電圧範囲Hが電圧レベルの高い方から高電圧範囲H1、中電圧範囲H2、低電圧範囲H3に分けられ、3つのアイパターン開口部による連続した範囲からなるPAM4信号の誤り率を検出する。
デコーダ2は、入力されるPAM4信号を例えばNRZ信号にデコードし、このデコードした信号(デコード信号)を誤り検出器3に出力する。なお、PAM4信号は、不図示のパターン発生部(誤り検出装置1に設けられるPAM信号発生部、又は別体に構成されるPAM信号発生部)が発生して被測定物(DUT)を折り返して入力されるか、送信機能を有する被測定物(DUT)自身からの送信によって入力される。
誤り検出器3は、デコーダ2から入力されるデコード信号の誤り率を検出するもので、デコーダ設定部11、誤り率測定部12、電圧閾値算出部13、パラメータ設定部14を含んで構成される。
デコーダ設定部11は、PAM4信号を正しくデコードするために必要なパラメータ(電圧閾値、位相)を設定するもので、電圧閾値可変部11a、電圧閾値設定部11bを備える。
電圧閾値可変部11aは、後述する自動調整方法により、PAM4信号の中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2を自動調整して設定するときに、中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2を所定ステップで変更してデコーダ2に設定する。
また、電圧閾値可変部11aは、後述する自動調整方法により、PAM4信号の高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1および低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を自動調整して設定するときに、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を誤り率BERの測定毎に所定ステップで変更してデコーダ2に設定する。
さらに、電圧閾値可変部11aは、後述する自動調整方法により、誤り測定部12の入力信号の打ち抜きタイミングとして電圧閾値を自動調整して設定するときに、振幅軸方向の所定ステップで変更してデコーダ2に設定する。
電圧閾値設定部11bは、後述する自動調整方法により、電圧閾値算出部12で算出されるPAM4信号の高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1、中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2、低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を、自動調整された電圧閾値としてデコーダ2に設定する。
誤り率測定部12は、後述する自動調整方法により、デコーダ設定部11にてPAM4信号の各電圧範囲H1,H2,H3の電圧閾値Vth1,Vth2,Vth3を自動調整してデコーダ2に設定する際に、デコーダ2から入力されるデコード信号の誤り率を測定する。
また、誤り率測定部12は、後述する自動調整方法を終えた後の実際の測定において、後述する自動調整方法によりパラメータ設定部14にて設定された打ち抜きタイミング(位相、電圧閾値)でデコーダ2から入力されるデコード信号の誤り率を測定する。
電圧閾値算出部13は、後述する自動調整方法により、誤り率測定部12が測定した誤り率の測定結果に基づいてPAM4信号の高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1、中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2、低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3をそれぞれ算出する。
パラメータ設定部14は、後述する自動調整方法にて自動調整された打ち抜きタイミング(位相、電圧閾値)を誤り率測定部12に設定する。
すなわち、パラメータ設定部14は、後述する自動調整方法により、誤り測定部12の入力信号の打ち抜きタイミングとして位相を自動調整して設定するときに、時間軸方向の位相を所定ステップ(例えば10mUI)で変更して誤り測定部12に設定する。また、パラメータ設定部14は、後述する自動調整方法により、誤り測定部12の入力信号の打ち抜きタイミングとして電圧閾値を自動調整して設定するときに、電圧閾値を所定ステップで変更して誤り測定部12に設定する。
[誤り検出装置の動作について]
次に、上記のように構成される誤り検出装置1の動作として、被測定物(DUT)から出力されたPAM信号をデコーダ2に入力して誤り率を測定し、この誤り率の測定結果に基づく各パラメータ(PAM4信号の各電圧範囲H1,H2,H3の電圧閾値Vth1,Vth2,Vth3、入力信号の打ち抜きタイミング)の自動調整方法について図2〜図5を参照しながら説明する。なお、自動調整前における各パラメータは、予め決められた初期値、又はユーザが任意に設定した値に設定されているものとする。
自動調整を行うための開始ボタンが押下されると、デコーダ2の中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2を0に設定し、中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2の自動調整を開始する(ST1)。
この電圧閾値Vth2の自動調整では、中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2を所定ステップ(例えば1mV)で変更しながら誤り率BERを測定する(ST2)。そして、図2に示すように、中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2対誤り率BER(10-5〜10-10 )から逆誤差関数Erfc-1対中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2のデータを計算する(ST3)。続いて、逆誤差関数Erfc-1平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出する(ST4)。そして、2直線の交点において最も誤り率が低くなる中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2を、自動調整後の中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2としてデコーダ2に設定する(ST5)。
なお、逆誤差関数Erfc-1は、下記式(1)に誤り率BERを代入して得られる値である。
Figure 0006625095
次に、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3の粗調整を開始する(ST6)。この粗調整では、最も誤り率BERが低い点を調整結果とする。
但し、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1および低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3の全ての電圧閾値を実際に設定して誤り率BERを測定し、最も誤り率BERが低い点を測定結果とするのが理想的である。
しかしながら、実際には測定にかかる時間が膨大であるため、現実的ではない。そのため、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3の自動調整では、始めの調整を粗調整、2回目の調整を本調整として、調整を2段階に分けて行っている。
ここで、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3の調整は誤り率の測定結果に影響を与えるため、両方の電圧閾値Vth1,Vth3を最適値に調整する必要がある。しかし、どちらか一方の電圧閾値が上下アイパターン開口部の中心電圧に対して大きな差がある場合、誤り率が非常に大きい値となり、もう一方の電圧閾値がアイパターン開口部の中心電圧に近づける調整が不可能になってしまう。このため、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を粗い間隔で設定してそれぞれの誤り率を測定し、電圧閾値Vth1,Vth3の調整が行える設定値を探す必要がある。
また、最下位ビットLSBは高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3の両方がアイパターン開口部の中心付近に設定されて始めて誤り率BERの測定が可能となる。
そこで、粗調整では、本調整のステップ(例えば1mV)よりも粗いステップ(例えば20mV)で高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を所定電圧範囲内で変更しながら誤り率BERを測定する(ST7)。そして、誤り率BERの測定結果から、誤り率BERの測定が可能な領域となる高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3の組合せを検出する(ST8)。
例えば図3に示すように、低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3をAmVに固定して高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1をAmVから所定電圧範囲内を例えば20mVステップで変更しながら誤り率BERを測定する。続いて、低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3をA+20mVに固定して高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1をAmVから所定電圧範囲内を20mVステップで変更しながら誤り率BERを測定するといったように、図3の0,1,2,…,n,n+1,…の順番で測定を行う。図3の例では、太線で囲まれる電圧閾値Vth1,Vth3の組合せが誤り率BERの測定が可能(エラーカウント可能)な電圧の領域となる。
次に、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3の本調整を開始する(ST9)。この本調整は、前述した中電圧範囲H2の電圧閾値Vth2の自動調整と同様の手法により行う。すなわち、電圧閾値Vth1の本調整では、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1を所定ステップ(例えば1mV)で変更しながら誤り率BERを測定する。そして、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1対誤り率BER(10-5〜10-10 )から逆誤差関数Erfc-1対高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1のデータを計算する。続いて、逆誤差関数Erfc-1平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出する。そして、2直線の交点において最も誤り率が低くなる高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1を、自動調整後の高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1としてデコーダ2に設定する。
また、電圧閾値Vth3の本調整では、低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を所定ステップ(例えば1mV)で変更しながら誤り率BERを測定する。そして、低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3対誤り率BER(10-5〜10-10 )から逆誤差関数Erfc-1対低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3のデータを計算する。続いて、逆誤差関数Erfc-1平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出する。そして、2直線の交点において最も誤り率が低くなる低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を、自動調整後の低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3としてデコーダ2に設定する。
このように、高電圧範囲H1の電圧閾値Vth1と低電圧範囲H3の電圧閾値Vth3を調整するにあたっては、粗調整で誤り率BERの測定が可能な領域を求め、続いて粗調整よりも細かいステップで電圧閾値を変更しながら誤り率BERの測定を行う。これにより、効率的に最も誤り率BERが低い点を探すことができる。
次に、従来より周知の方法にて誤り検出器3における入力信号の打ち抜きタイミング(位相、電圧閾値)を設定する(ST10)。この入力信号の打ち抜きタイミングは、位相および電圧を所定ステップで変更したときに、最も誤り率BERが低くなる位置に設定される。具体的には、図4の横軸(時間軸)方向において、位相を所定ステップ(例えば10mUI)で変更し、最も誤り率BERが低い点を最適点として検出する。また、この誤り率BERの最適点の振幅方向(図4の縦軸方向)において、電圧を所定ステップで変更し、最も誤り率BERが低い点を最適点として検出する。そして、検出した最適点の位置の位相および電圧を打ち抜きタイミング(位相、電圧閾値)として設定する。
なお、1秒測定でエラーフリーとなる領域がある場合、最適点が一意に決まらなくなってしまう。この場合は、誤り率BERが測定可能なタイミングでの測定結果から前述した逆誤差関数Erfc-1平面での最小二乗法を用いた近似計算を行って最適点を求める。
このように、本実施の形態によれば、PAM4信号の誤り率を検出するにあたって、一般的なユーザーが複雑な調整手順を意識することなく個々のパラメータ(各電圧範囲H1,H2,H3の電圧閾値Vth1,Vth2,Vth3、入力信号の打ち抜きタイミング)を自動調整してデコーダを使用することができる。また、これまでの手動調整と比較しても調整時間を短縮することができる。さらに、誤り率の測定結果のみによって個々のパラメータを自動調整することができ、オシロスコープなどの計測器を使用する必要がない。
ところで、上述した実施の形態(図1)では、デコーダ2と誤り検出器3とが別体に構成される場合を例にとって説明したが、デコーダ2を誤り検出器3の本体に組み込んで一体に構成される誤り検出装置1としてもよい。また、被測定物(DUT)にテスト信号として入力されるPAM4信号を発生するパターン発生部を誤り検出器3に実装した構成とすることもできる。
以上、本発明に係る誤り検出装置および誤り検出方法の最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 誤り検出装置
2 デコーダ
3 誤り検出器
11 デコーダ設定部
11a 電圧閾値可変部
11b 電圧閾値設定部
12 誤り率測定部
13 電圧閾値算出部
14 パラメータ設定部
H 振幅電圧範囲
H1 高電圧範囲
H2 中電圧範囲
H3 低電圧範囲
V1,V2,V3,V4 電圧レベル
Vth1,Vth2,Vth3 電圧閾値

Claims (10)

  1. 全体の振幅電圧範囲(H)が電圧レベルの高い方から高電圧範囲(H1)、中電圧範囲(H2)、低電圧範囲(H3)に分けられ、3つのアイパターン開口部による連続した範囲からなり、パターン発生部が発生して被測定物を折り返して入力されるPAM4信号、または送信機能を有する被測定物から送信されるPAM4信号をデコーダ(2)にてNRZ信号にデコードし、該デコードされたデコード信号誤り率を検出する誤り検出装置(1)であって、
    前記高電圧範囲の電圧閾値(Vth1)、前記中電圧範囲の電圧閾値(Vth2)、前記低電圧範囲の電圧閾値(Vth3)を変更したときの前記デコード信号の誤り率を測定する誤り率測定部(12)と、
    前記中電圧範囲の電圧閾値を所定ステップで変更したときに前記誤り率測定部にて測定される前記デコード信号の誤り率が最も低くなる電圧を調整後の前記中電圧範囲の電圧閾値として算出し、前記高電圧範囲の電圧閾値と前記低電圧範囲の電圧閾値を所定電圧範囲内で粗調整のための粗いステップで変更しながら前記誤り率測定部にて誤り率の測定が可能な電圧を検出し、該検出した誤り率の測定が可能な電圧において、前記高電圧範囲の電圧閾値を前記粗いステップより細かいステップで変更したときに前記誤り率測定部にて測定される前記デコード信号の誤り率が最も低くなる電圧を調整後の前記高電圧範囲の電圧閾値として算出するとともに、前記低電圧範囲の電圧閾値を前記粗いステップより細かいステップで変更したときに前記誤り率測定部にて測定される前記デコード信号の誤り率が最も低くなる電圧を調整後の前記低電圧範囲の電圧閾値として算出する電圧閾値算出部(13)と、
    自動調整前の電圧閾値、位相を前記デコーダに設定するとともに、前記電圧閾値算出部にて算出された前記高電圧範囲の電圧閾値、前記中電圧範囲の電圧閾値、前記低電圧範囲の電圧閾値を前記デコーダに設定して自動調整するデコーダ設定部(11)とを備えたことを特徴とする誤り検出装置。
  2. 前記電圧閾値算出部(13)は、測定される誤り率(BER)を下記式(1)に代入して得られる値を逆誤差関数(Erfc -1 )とし、前記中電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対中電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記中電圧範囲の電圧閾値として算出し、
    前記高電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対高電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記高電圧範囲の電圧閾値として算出し、
    前記低電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対低電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記低電圧範囲の電圧閾値として算出することを特徴とする請求項1に記載の誤り検出装置。
    Figure 0006625095
  3. 前記電圧閾値算出部(13)は、エラーフリーとなる領域がある場合、誤り率が測定可能なタイミングでの測定結果から前記逆誤差関数平面での最小二乗法を用いた近似計算により前記中電圧範囲、前記高電圧範囲、前記低電圧範囲それぞれの電圧閾値を算出することを特徴とする請求項2に記載の誤り検出装置。
  4. 位相および電圧を変更して最も誤り率が低くなる位置を前記誤り率測定部(12)に入力する信号の打ち抜きタイミングとして設定して自動調整するパラメータ設定部(14)を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の誤り検出装置。
  5. 前記自動調整を開始ボタンの押下により行うことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の誤り検出装置。
  6. 全体の振幅電圧範囲(H)が電圧レベルの高い方から高電圧範囲(H1)、中電圧範囲(H2)、低電圧範囲(H3)に分けられ、3つのアイパターン開口部による連続した範囲からなり、パターン発生部が発生して被測定物を折り返して入力されるPAM4信号、または送信機能を有する被測定物から送信されるPAM4信号をデコーダ(2)にてNRZ信号にデコードし、該デコードされたデコード信号誤り率を検出する誤り検出方法であって、
    自動調整前の電圧閾値、位相を前記デコーダに設定するステップと、
    前記中電圧範囲の電圧閾値(Vth2)を所定ステップで変更しながら前記デコード信号の誤り率を測定し、最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記中電圧範囲の電圧閾値に設定して自動調整するステップと、
    前記高電圧範囲の電圧閾値(Vth1)と前記低電圧範囲の電圧閾値(Vth3)を所定電圧範囲内で粗調整のための粗いステップで変更しながら前記デコード信号の誤り率を測定し、誤り率の測定が可能な電圧を検出するステップと、
    前記誤り率の測定が可能な電圧において、前記高電圧範囲の電圧閾値を前記粗いステップより細かいステップで変更しながら前記デコード信号の誤り率を測定し、最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記高電圧範囲の電圧閾値に設定して自動調整するステップと、
    前記誤り率の測定が可能な電圧において、前記低電圧範囲の電圧閾値を前記粗いステップより細かいステップで変更しながら前記デコード信号の誤り率を測定し、最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記低電圧範囲の電圧閾値に設定して自動調整するステップとを含むことを特徴とする誤り検出方法。
  7. 測定される誤り率(BER)を下記式(1)に代入して得られる値を逆誤差関数(Erfc -1 )とし、前記中電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対中電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記中電圧範囲の電圧閾値として算出するステップと、
    前記高電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対高電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記高電圧範囲の電圧閾値として算出するステップと、
    前記低電圧範囲の電圧閾値対誤り率から逆誤差関数対低電圧範囲の電圧閾値のデータを計算し、逆誤差関数平面に対して最小二乗法による直線近似を行って2直線の交点を算出し、算出した2直線の交点において最も誤り率が低くなる電圧を調整後の前記低電圧範囲の電圧閾値として算出するステップとを含むことを特徴とする請求項6に記載の誤り検出方法。
    Figure 0006625095
  8. エラーフリーとなる領域がある場合、誤り率が測定可能なタイミングでの測定結果から前記逆誤差関数平面での最小二乗法を用いた近似計算により前記中電圧範囲、前記高電圧範囲、前記低電圧範囲それぞれの電圧閾値を算出するステップを含むことを特徴とする請求項7に記載の誤り検出方法。
  9. 位相および電圧を変更して最も誤り率が低くなる位置を入力信号の打ち抜きタイミングとして設定して自動調整するステップを含むことを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載の誤り検出方法。
  10. 前記自動調整を開始ボタンの押下により行うステップを含むことを特徴とする請求項6〜9の何れかに記載の誤り検出方法。
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