JP6624528B2 - 表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラムに関する。
近年では情報通信の高度化に伴って、1つのディスプレイに複数の情報を表示する技術が実用化されている。また、これに伴って、ディスプレイに表示する情報の種類も多様化している。
例えば、特許第4827992号公報(特許文献1)では、映像をディスプレイ内に縮小して表示し、縮小によって生じた余白スペースに情報をスクロールさせながら表示する技術が開示されている。特許文献1によれば、情報をスクロールさせながら表示させることで、表示する情報の量を大きくでき、かつ情報の視認性が向上できる。
しかしながら特許文献1では、システムの構成が複雑であり、また、表示する情報のテキストをそのまま表示するものであるため、スムーズに表示することが難しく、表示の効率化の観点で充分なものではなかった。そこで、情報をさらに効率的に表示する技術が求められていた。
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、情報を効率的に表示する表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、表示手段でテロップの表示を制御する表示制御装置であって、前記テロップとして表示すべきテキストデータを一文字ずつラスタ形式のイメージデータに変換した後、前記変換したイメージデータを並び替えて1つのイメージファイルに変換する手段と、前記変換されたイメージファイルを、前記表示手段に表示させる範囲として前記一文字の高さ分読み出し、読み出し範囲を拡大しながら表示制御信号として出力する手段と、を備え、前記テキストデータを1つのイメージファイルに変換する手段は、前記テキストデータが一文字ずつ変換されたイメージデータを、前記テキストデータの文字数に応じてフレームバッファの行列サイズに合わせて並べ替えて配置し、前記変換されたイメージファイルは、前記一文字の前記イメージデータの行列サイズが前記フレームバッファの行列サイズの整数分の1となるサイズとして生成される、表示制御装置
が提供される。
上述したように、本発明によれば、情報を効率的に表示する表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラムが提供される。
本発明の実施形態における表示制御システム全体のハードウェアの概略構成を示す図。 本実施形態の表示制御装置に含まれるハードウェア構成を示す図。 ディスプレイに表示される種々の情報の例を示す図。 本実施形態の表示制御装置を構成する機能ブロック図。 テロップのテキストをイメージ化する例を示す図。 テロップをディスプレイに表示する例を示す図。 本実施形態における表示制御装置が実行する処理を示すフローチャート。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜その説明を省略するものとする。
図1は、本発明の実施形態における表示制御システム1全体のハードウェアの概略構成を示す図である。本実施形態の表示制御システム1は、表示制御装置10と、ディスプレイ20とを含む。表示制御装置10と、ディスプレイ20とは、有線通信または無線通信にて接続され、一例として、ケーブルを介して各装置の端子間が接続される。また、表示制御システム1は、アンテナを備えるテレビチューナ30や、パソコン端末40、スマートホン端末50、サーバ装置60などと接続されるネットワーク70などを含んで構成されてもよい。
テレビチューナ30は、既存のボックスタイプのチューナとして実装することもできるし、USBといったインタフェースを介して表示制御装置10に接続される所謂、USBドングルとして構成することができる。これによって、システム構成を簡略化できる。サーバ装置60は、パソコン端末40やスマートホン端末50などから、テロップとして表示するための文字列を受信し、表示するべきタイミングに応じて表示制御装置10にテロップとして表示させるべきデータを送付する。
表示制御装置10は、表示制御システム1に含まれるテレビチューナ30、パソコン端末40、スマートホン端末50などの各種装置と、ディスプレイ20との通信を中継する装置である。表示制御装置10は、各種装置が出力する映像、静止画、サーバ装置60から送付されるテロップとして表示させるべきテキストなどの各種情報を表示制御信号として出力することでディスプレイ20の表示を制御する。
ディスプレイ20は、表示制御装置10からの出力信号に基づき、画面表示を行う装置である。なお、図1では、例として、表示制御システム1に1台のディスプレイ20が含まれている場合を図示しているが、ディスプレイ20の台数に制限はなく、複数のディスプレイ20を含んで構成されてもよい。
ここまで、本実施形態のシステム構成について説明した。上記構成によれば、表示制御装置10と、表示する情報を提供する各種装置とを同時に制御できることから、システム構成を簡略化できる。また、表示制御装置10は、サーバ装置60にアクセスして、テロップテキストを取得することもでき、これをディスプレイ20に表示することもできる。
次に、表示制御装置10のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態の表示制御装置10に含まれるハードウェア構成を示す図である。表示制御装置10は、CPU201、メモリ202、GPU203、入出力I/F204、操作部205を含んで構成され、各ハードウェアはバスを介して接続されている。
CPU201は、表示制御装置10の動作を制御するプログラムを実行し、所定の処理を行う装置である。メモリ202は、種々の情報を一時的または永続的に記憶するための記憶装置である。メモリ202は、例えば、RAMのような、CPU201が実行するプログラムの実行空間を提供するための揮発性の記憶装置であってもよく、この場合、プログラムやデータの格納用、展開用として使用される。また、メモリ202は、ROMのような、CPU201が実行するプログラムやファームウェアなどを記憶するための不揮発性の書き換え可能な記憶装置であってもよい。さらに、メモリ202は、表示制御装置10の外部に接続される記憶装置によって構成されてもよい。
GPU(Graphics Processing Unit)203は、グラフィック演算を実行する処理装置である。GPU203は、典型的には、OpenGLなどのAPI(Application Programming Interface)に対応した演算機能を有し、高速な画像処理演算を実現可能としている。表示制御装置10が実行するオペレーティング・システム(OS)には制限はないが、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、OPENBSD、Raspbian、WINDOWS(登録商標)などを使用することができ、特に限定されるものではない。なお、所望する機能を限定してOSを起動することができるという点では、Raspbianが利用しやすく、また、グラフィック処理に要するハードウェア資源やソフトウェア資源の削減が可能となり、その結果、テロップ表示制御の際のOS割込みによる動きのギクシャク化を効率的に改善することができる。
入出力I/F204は、表示制御装置10と、他の各種装置とを接続し、映像、静止画、テキストなどの情報をやり取りするための装置である。入出力I/F204は、一例として、NIC(Network Interface Card)を挙げることができ、ネットワーク70を介して、他の装置との通信を可能にする。なお、ネットワーク70を介した通信は、有線通信または無線通信のいずれであってもよく、TCP/IPなどの所定の通信プロトコルを使用し、各種データを送受信できる。また、入出力I/F204は、USBなどのインタフェースであってもよく、例えば、USBドングルとして構成されるテレビチューナ30が出力する映像情報の入力を受け付けることもできる。さらに、入出力I/F204は、ディスプレイ20に対応した形式に変換された信号を出力するインタフェースであってもよく、一例としてHDMI(High-Definition Multimedia Interface、登録商標)が挙げられる。
操作部205は、表示制御装置10を操作するための装置であり、例えば、各種ボタンやスイッチ、タッチパネルディスプレイなどが挙げられる。また、表示制御装置10の操作は、操作部205によるものに限られず、ネットワーク70を介して各種端末から遠隔的に操作されてもよいし、リモコンなどの装置による赤外線通信によって操作されてもよい。また、さらに他の実施形態では、スマートホン端末50にアプリといったプログラムをインストールし、アプリ上から表示制御装置10、ディスプレイ20などの制御を行うこともできる。さらに他の実施形態では、サーバ装置60に対してスマートホン端末50からテロップ文字を入力し、表示させることもできる。
以上、本実施形態の表示制御装置10に含まれるハードウェア構成について説明した。ここで、本実施形態のディスプレイ20の表示について、図3を以て説明する。図3は、ディスプレイ20に表示される種々の情報の例を示す図である。
図3(a)は、ディスプレイ20に映像が表示されている例を示しており、例えば、テレビで放送されている映像を表示することができる。ところで、ディスプレイ20は、個人的に設置して利用されるだけでなく、例えば、病院や銀行などの待合スペースに設置される場合がある。このような場合、ディスプレイ20に待ち時間や呼出番号などの情報を表示することで、利用者は、映像を視聴しながら自分が呼び出される時間や順番などを把握することができるので、利便性を向上できる。
このような情報を表示する場合には、情報の視認性を向上するために、ディスプレイ20内の映像とは別の領域で情報を表示することが好ましい。一方で、映像と異なる領域を設けると、映像はディスプレイ20の全表示領域から縮小して表示することとなり、図3(b)に示すように、情報を表示する領域以外にもスペースが生じることとなる。そこで、生じたスペースを有効に活用することが好ましい。この活用方法の一例としては、広告を表示することなどが挙げられる。
以下では、ディスプレイ20の全表示領域を図3(b)のように分割する場合を例に説明する。図3(b)の各領域は、それぞれ映像表示領域、情報表示領域、テロップ表示領域として参照するが、実施形態を限定するものではない。なお、ディスプレイ20を分割する態様は、図3(b)に示すものに限らず、任意の領域に分割することができる。
映像表示領域は、テレビチューナ30が出力した映像の画像を表示する領域である。なお、映像表示領域に表示する画像は、テレビチューナ30が出力するものに限らず、パソコン端末40、スマートホン端末50、サーバ装置60から提供される画像を表示してもよい。
情報表示領域は、上述した例のように、待ち時間や呼出番号などの種々の情報の画像を表示する領域である。情報表示領域に表示する情報は、例えば動的な情報であって、パソコン端末40、スマートホン端末50、サーバ装置60などから、ネットワーク70を介して提供されてもよい。
テロップ表示領域は、例えばテキスト広告のような静的な情報を表示する領域であって、パソコン端末40、スマートホン端末50、サーバ装置60などから、ネットワーク70を介して提供される情報を表示する。本実施形態では、後述するように、ラスタ形式に変換した画像を表示することで、GPU203による処理が容易にできるため、テロップがギクシャクすることなくスムーズに表示できる。
以下の説明では、図3(b)に示すように、映像表示領域にはテレビ放送の映像を表示し、情報表示領域には呼出番号情報を表示し、テロップ表示領域には広告情報の画像を表示する場合を例に説明する。このような各種情報を表示したディスプレイ20の例を図3(c)に示す。図3(c)に示す例では、各領域に種々の情報が表示されている。また、テロップ表示領域に表示される広告情報は、内容や文字数などに応じて、スクロール表示されてもよい。
次に、本実施形態における各ハードウェアによって実行される機能手段について、図4を以て説明する。図4は、本実施形態の表示制御装置10を構成する機能ブロック図である。
表示制御装置10は、チューナ接続ポート11から、テレビチューナ30が出力した映像信号の入力を受け付け、デコーダ12で映像信号を処理する。また、チューナ接続ポート11は、コントローラ16によって制御可能に構成されてもよい。デコーダ12は、映像信号を、音声信号、テキスト信号、画像信号などに変換し手出力する。また、CHANNELブロックでは、映像信号のチャンネルを選択できる。この場合、入出力I/F204は、表示制御装置10が使用するOSに適合するように、受信した映像情報を変換する。
表示制御装置10は、NIC15を介してネットワーク70に接続される。ネットワーク70には、パソコン端末40、スマートホン端末50、サーバ装置60などが接続されており、各種装置は、ディスプレイ20に表示する種々の情報を管理し、表示制御装置10に提供する。また、テロップとして表示させるべきテキストデータは、サーバ装置60からネットワーク70を経てNIC15、コントローラ16に入力され、映像情報の領域確保、テロップ領域の領域確保の他、テロップを表示させるべきタイミングを制御する。
テロップイメージ化ブロック17は、表示制御装置10に入力された信号のうち、テロップ表示領域に表示する情報をイメージ化する機能を備えた変換手段である。ここで、テロップのイメージ化は、単にテキストデータをラスタ形式に変換するのみならず、生成したイメージデータをフレームバッファに適応したサイズやフォーマットに変換する。これによって、テロップを表示する処理をGPU203が実行しやすくでき、表示制御処理が効率化できる。イメージデータは、フレームバッファとしての記憶領域18に一時的に格納され、表示を行うタイミングで読み出される。
イメージデータは、出力処理部19において、映像情報と合成された出力信号として、ディスプレイ接続ポート14からディスプレイ20に出力される。このとき、信号には、情報表示領域に表示する情報、例えば、ネットワーク70を介してパソコン端末40から提供される呼出番号情報などを含んでもよい。出力処理部19では、ディスプレイ20の各表示領域に対応した位置に各種情報を表示するように、出力信号を合成し、出力する。
なお、上述した各機能ブロックは、CPU201やGPU203などが本実施形態のプログラムを実行することで、各ハードウェアを機能させることにより、実現される機能手段に相当する。また、各実施形態に示した機能手段は、全部がソフトウェア的に実現されても良いし、その一部または全部を同等の機能を提供するハードウェアとして実装することもできる。
次に、テロップイメージ化ブロック17で行う処理について説明する。図5は、テロップのテキストをイメージ化する例を示す図である。ここでは、一例として、テロップ表示領域に「今なら半額キャンペーン実施中!」というテキストを表示させる場合について考える。
まず、テロップイメージ化ブロック17は、図5(a)のように、テキストデータを一文字ずつラスタ形式のイメージデータに変換する。その後、テロップイメージ化ブロック17は、イメージ化した各文字を、テキストの文字数やフレームバッファのサイズに合わせて並べ替えて、1つのイメージファイルに変換する。変換されたイメージファイルの例としては、図5(b)〜(d)に示す形式が挙げられる。なお、図5(b)〜(d)に示す破線は、文字の区切りを明確にするためのものであり、実際のイメージファイルには含まれない。
例えば、正方形のイメージファイルを生成するような場合には、図5(d)のようにして正方形内に文字を配置して記憶する。図5(d)の正方形のサイズが1024×1024ピクセルである場合には、文字数が15文字であることから、1文字のサイズを256×256ピクセルにして、4文字ごとに改行して配置する。
また、イメージファイルのサイズは、上記のものに限らず、図5(c)、(d)に示すような形状の中に文字を配置してもよい。さらに、文字の配置は、テロップ表示領域のサイズ、解像度、方向などに応じて適宜選択することができる。文字を配置したイメージファイルは、記憶領域18に一時的に格納され、映像などの出力と併せてテロップを表示する際に読み出される。
そこで次に、イメージファイルを読み出してテロップ表示領域に表示する処理について説明する。図6は、テロップをディスプレイ20に表示する例を示す図である。ここでは、図5(b)に示すイメージファイルを読み出して表示する場合を例に説明する。なお、図6に示す破線は、図5(b)〜(d)のものと同様に、文字の区切りを明確にするためのものであり、実際のイメージファイルに含まれるものではない。
出力処理部19は、記憶領域18からイメージファイルを読み出し、テロップ表示領域に表示させる。ここでは、テロップ表示領域には、イメージ化された文字の10文字分を1列に表示できるものとし、さらに、テロップの内容をスクロールさせながら表示するものとする。
図6(a)〜(e)は、ディスプレイ20のテロップ表示領域に表示されるイメージの時間経過を示している。また、図6(a)〜(e)の左側の図は、イメージファイルのうち読み出される範囲を示しており、図6(a)〜(e)の右側の図は、読み出されたイメージファイルの範囲をテロップ表示領域に表示した例を示している。なお、図6の濃い色で示される範囲は、イメージファイル内の読み出された範囲を示すものであり、当該範囲のイメージをテロップ表示領域に表示する例を示す。
まず、テロップの表示開始当初は、図6(a)に示すように、イメージファイルの左上から1文字の高さ分だけ読み出し、順次、読み出し範囲を右方向へ拡大する。なお、読み出し開始位置や読み出し範囲の高さなどは、イメージファイルを生成する際に定義し、当該イメージファイルと対応付けて記憶しておくことが好ましい。
イメージファイルの読み出し範囲は、時間の経過とともに拡大していき、これに併せてテロップはスクロールして表示される。図6(b)の時点は、イメージファイルのうち、上から1文字分の高さの領域が読み出され、さらに上から2文字分の高さの領域が読み出される様子を示している。このように、複数の行をまたがって読み出す場合には、テロップ表示領域に対応するように、読み出したイメージを1列に並べて表示する。
その後、図6(c)の時点では、テロップ表示領域に表示できる上限である10文字相当の範囲が読み出され、スクロールしたテロップがテロップ表示領域のスクロール終了端まで達する。そして、以降は、図6(d)に示すように、イメージファイルの読み出し範囲のうち、先に読み出した範囲を順次読み出さなくするように処理する。
さらにその後、イメージファイルの読み出しを行い、図6(e)に示すように、読み出し範囲がイメージファイルの読み出し終了位置に到達すると、再度読み出し開始位置を読み出し範囲に含めてもよい。このように、読み出し範囲を循環させることで、イメージファイルの内容を繰り返しながらスクロール表示することができる。
なお、好ましい実施形態では、読み出し終了位置から読み出し開始位置に移行する際に、テロップの見やすさを向上させるために、一定時間ブランク(空白)を表示させてもよい。また、必ずしも同じイメージファイルを循環させてテロップ表示させなくてもよく、1つのイメージファイルの読み出し終了位置に到達した後、他のイメージファイルの読み出しを開始してもよい。このように異なるイメージファイルを読み出すことで、複数のテロップを連続して表示することができる。
次に、表示制御装置10が実行する処理について説明する。図7は、本実施形態における表示制御装置10が実行する処理を示すフローチャートである。
表示制御装置10は、ステップS1000から処理を開始し、ステップS1001で、映像やテロップなど、ディスプレイ20に表示させる各種データの入力を入出力I/F204によって受け付ける。
その後、ステップS1002では、テロップイメージ化ブロック17は、入力されたテロップのテキストデータをイメージ化し、イメージファイルとして記憶領域18に格納する。続くステップS1003では、イメージファイルのうち、テロップ表示領域に表示する範囲を読み出して、出力処理部19に出力する。
ステップS1004で、出力処理部19は、映像のサイズを縮小する。なお、ステップS1004の処理は、これ以外のタイミングで実行されてもよく、例えば、ステップS1003などの処理と並行して実行されてもよい。
その後、ステップS1005で、出力処理部19は、映像やテロップを合成し、合成した表示制御信号をディスプレイ接続ポート14から出力する。以降は、ステップS1003の処理に戻り、イメージファイルの読み出し、映像などとの合成、出力の各処理を繰り返す。
上述した処理によって、イメージ化したテロップをディスプレイ20に表示することができる。特に、テロップのテキストをイメージ化することによって、GPU203での表示制御処理が容易となることから、テロップの文字がギクシャクすることなく、滑らかに、かつシステム構成を簡略化して、最小限のコンピュータ資源の利用で効率的に情報を表示することが可能となる。
以上、説明した本発明の実施形態によれば、情報を効率的に表示する表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラムを提供することができる。
上述した本発明の実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)等で記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROM等の装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1…表示制御システム、
10…表示制御装置、
11…チューナ接続ポート、
12…デコーダ、
13…CHANNEL、
14…ディスプレイ接続ポート、
15…NIC、
16…コントローラ、
17…テロップイメージ化ブロック
18…記憶領域、
19…出力処理部、
20…ディスプレイ、
30…テレビチューナ、
40…パソコン端末、
50…スマートホン端末、
60…サーバ装置、
70…ネットワーク、
201…CPU、
202…メモリ、
203…GPU、
204…入出力I/F、
205…操作部
特許第4827992号公報

Claims (6)

  1. 表示手段でテロップの表示を制御する表示制御装置であって、
    前記テロップとして表示すべきテキストデータを一文字ずつラスタ形式のイメージデータに変換した後、前記変換したイメージデータを並び替えて1つのイメージファイルに変換する手段と、
    前記変換されたイメージファイルを、前記表示手段に表示させる範囲として前記一文字の高さ分読み出し、読み出し範囲を拡大しながら表示制御信号として出力する手段と、を備え、
    前記テキストデータを1つのイメージファイルに変換する手段は、
    前記テキストデータが一文字ずつ変換されたイメージデータを、前記テキストデータの文字数に応じてフレームバッファの行列サイズに合わせて並べ替えて配置し、
    前記変換されたイメージファイルは、前記一文字の前記イメージデータの行列サイズが前記フレームバッファの行列サイズの整数分の1となるサイズとして生成される、表示制御装置。
  2. 前記範囲は、前記表示手段の表示領域に対応する範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御装置は、パソコン端末、スマートホン端末、サーバ装置を含む端末からネットワークを介して表示画像の入力を受け付ける手段をさらに含み、
    前記表示制御信号は、前記表示画像を含んで出力される、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 表示制御信号に基づいてテロップを表示する表示手段と、
    前記テロップとして表示すべきテキストデータを一文字ずつラスタ形式のイメージデータに変換した後、前記変換したイメージデータを並び替えて1つのイメージファイルに変換する手段と、
    前記変換されたイメージファイルを、前記表示手段に表示させる範囲として前記一文字の高さ分読み出し、読み出し範囲を拡大しながら表示制御信号として出力する手段と、を備え、
    前記テキストデータを1つのイメージファイルに変換する手段は、
    前記テキストデータが一文字ずつ変換されたイメージデータを、前記テキストデータの文字数に応じてフレームバッファの行列サイズに合わせて並べ替えて配置し、
    前記変換されたイメージファイルは、前記一文字の前記イメージデータの行列サイズが前記フレームバッファの行列サイズの整数分の1となるサイズとして生成される、表示制御システム。
  5. 表示手段のテロップ表示を制御する表示制御装置が実行する方法であって、
    ロップとして表示すべきテキストデータを一文字ずつラスタ形式のイメージデータに変換した後、前記変換したイメージデータを並び替えて1つのイメージファイルに変換すること、
    前記変換されたイメージファイルを、前記表示手段に表示させる範囲として前記一文字の高さ分読み出し、読み出し範囲を拡大しながら表示制御信号として出力すること、
    を含み、
    前記テキストデータを1つのイメージファイルに変換することは、
    前記テキストデータが一文字ずつ変換されたイメージデータを、前記テキストデータの文字数に応じてフレームバッファの行列サイズに合わせて並べ替えて配置することおよび
    前記変換されたイメージファイルは、前記一文字の前記イメージデータの行列サイズが前記フレームバッファの行列サイズの整数分の1となるサイズとして生成すること、を含む方法。
  6. 表示手段のテロップ表示を制御する表示制御装置が実行するプログラムであって、前記表示制御装置に、
    ロップとして表示すべきテキストデータを一文字ずつラスタ形式のイメージデータに変換した後、前記変換したイメージデータを並び替えて1つのイメージファイルに変換すること、
    前記変換されたイメージファイルを、前記表示手段に表示させる範囲として前記一文字の高さ分読み出し、読み出し範囲を拡大しながら表示制御信号として出力すること、
    を実行させ、
    前記テキストデータを1つのイメージファイルに変換することが、
    前記テキストデータが一文字ずつ変換されたイメージデータを、前記テキストデータの文字数に応じてフレームバッファの行列サイズに合わせて並べ替えて配置することおよび
    前記変換されたイメージファイルは、前記一文字の前記イメージデータの行列サイズが前記フレームバッファの行列サイズの整数分の1となるサイズとして生成することを含む、装置実行可能なプログラム。
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